55. 2019年11月08日 12:02:34 : hM0nK2JEDY : SFc0NkJWYlozZ0E=[1]
そもそも仏教とは、
隋によって国教化される以前、
バラモン教を構成する哲学の1つであって、
ヴァイシャという第3階級(庶民)当てに、
バラモン(第1階級)クシャトリア(第2階級)に生まれてこなかった不幸を呪わず、
シュードラ(第4・最下層)に生まれなかったことを幸せと考えて、
第1第2階級への反逆など志さず、平穏に暮らすことこそ幸福であることを表した「人間、諦めが肝心じゃ」という、反乱防止のため庶民(市民階級)に広められた哲学である。
バラモン教とは、
アーリア人がインドに入植した際、
アーリア人を封建制の最上位において、
すなわち僧侶・バラモン、軍人(公務員)・クシャトリアがアーリア人、
インド人は、高級労働者がヴァイシャ(第3階級)、隷属労働者がシュードラ(第4階級)として、
決してインド人がアーリア人に歯向かわないよう、インド人によってインド人を支配させる目的で編制された哲学なので、
少数のエリートが多数ポピュラーを支配する上で、
非常に都合の良い概念として組み上げられたものである。
バラモンを代表する神様とは、宇宙の根本原理と定義される「ブラフマン」で、
バラモンとはブラフマンを語源とする訛りである。
自然界の全てを定義するブラフマンだが、この対抗神となるのが「太陽神」1神教で、
アーリア人の支配・インド人民被支配体制のインド国家に敵対する、ペルシャにおいて台頭するゾロアスター教の信仰スタンスである。
ゾロアスター教(太陽神信仰)建国国家は、アーリア人の宗教国家をインド圏とヨーロッパ圏とに分断したので、現在の英語圏とは「インド・ヨーロッパ語族」という文化圏の形成となっている。
ゾロアスター教国家に敗れ、バラモン教からヒンズー教に進化する際、インドの主神はブラフマンからシヴァに交代する。
シヴァとは黒雲の神であると共に、人間の記憶や感情を司る電気の神とも言われ、キリスト教におけるゼウスの役割を担っている。
当然、ゾロアスター教における太陽神とは、ルシファー、日本においてはアマテラスである。