13. 保守や右翼には馬鹿し[195] lduO54LiiUWXg4LJgs2Ubo6tgrU 2023年5月27日 03:16:52 : e9zRGY83K6 : SEJuczVtUWJoY1E=[1]
2023年5月26日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37076
ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを創業したことで有名なジム・ロジャーズ氏が、World Scholars Academyのインタビューで、特に学生たちに向けてアドバイスをしている。しかし誰にでも価値のある言葉だと思うので、この記事で紹介したい。
この世で一番大切な言葉
先ずロジャーズ氏はこう始めている。
特に学生たちと話す時には、これを言うことにしている。失敗は必ずしも悪いものではない。失敗から学ぶ気さえあれば、失敗はあなたに多くのことを教えてくれる。
これは世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がよく言っていることに似ている。「痛み+反省=進歩」である。失敗が苦しかったとしても、何が原因で失敗したのかを考えれば進歩に繋がる。逆に失敗に痛みが伴わなければ、人は反省することがなく、したがって進歩することもないだろう。
スタンレー・ドラッケンミラー氏は、アメリカ経済にとって致命的なのは、ドルが基軸通貨であるお陰で無茶な財政をやっても自国通貨がなかなか下がらず、痛みが来ないことだと言っていた。それで自滅的な政策を止めることができない。
ドラッケンミラー氏: アメリカは基軸通貨ドルのお陰で致命傷を食らうまで緩和を続けられる
国でも人でも同じ話らしい。
普段はここでは著名投資家の話に筆者の解説を付けている。しかし今回はロジャーズ氏の後の発言をそのまま掲載したい。解説は蛇足だと思うからである。
ロジャーズ氏は次のように言っている。
人生や歴史における偉大な成功では、大体一度か二度かそれ以上失敗している。
上手く行く人とは、諦めない人のことだ。頭の良い人でも、成功しないこともある。美しい人でも、成功しないこともある。才能ある人でも、成功しないこともある。
成功する人とは、決して諦めない人のことだ。子供にもよくこう教える。この世で一番大切な言葉は粘り強さだ。決して諦めるな。そうすればきっと最後には上手く行く。仮にとんでもなく成功することはできなかったとしても、あなたは間違いなく幸福にはなれるだろう。
だから、あなたが何をしたいとしても、粘り強さは本当に大切な言葉だ。決して諦めるな。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37076
ジム・ロジャーズ氏: お金持ちになるために職業をどう選ぶべきか
2023年5月25日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37056
ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを創業したことで有名なジム・ロジャーズ氏が、World Scholars Academyのインタビューで、お金を稼ぐための最良の方法について語っているので紹介したい。
仕事を見つけるために
これはこれから仕事を探そうとしている若者に対するロジャーズ氏のアドバイスである。彼はまず次のように言っている。
仕事を探すとき、給料をいくら払ってくれるかを最初に気にする人がいる。だがそれは仕事を探す上で最初に気にするべきことではない。
若者は大抵、とは言っても若者も今と10年前と20年前ではかなり違うだろうが、それでも多くの場合若者が仕事を選ぶ時には、大抵は年収が高いかどうかと、あとは会社のネームバリューで選ぶだろう。本人たちが意識しているかどうかは分からないが、仕事内容などはその次にしか来ていない。
「でも仕事を選ぶ上で給料を気にするのは当たり前ではないか」と言われるかもしれない。収入を気にするのが悪いことだとは言っていない。だが、筆者がロジャーズ氏に同意して言うならば、お金を儲けたければ年収で仕事を選ばないことである。
金持ちになる方法 vs 年収の高い仕事を探すこと
どういうことか。まずはロジャーズ氏に語ってもらおう。彼は次のように続けている。
もし自分にとって天職といえる仕事を見つけることができ、仕事を好きでいられるならば、その人は必ず成功する。そしてお金は後から来る。
どういうことか? 年収の高い仕事を見つけてしまえば、お金は後からでなくとも今得られるのではないか。
しかし考えてもらいたいのは、世界中の成功者の大半は、いわゆる「年収の高い仕事」に就いて金持ちになったわけではないということである。
彼らは自分の選んだ仕事で成功したから金持ちになった。そしてその業種は必ずしも年収の高い業種ではない。飲食でも、土木でも、小売でも、何でも良いのだが、どんな分野であれ成功した人はしっかり高収入を得ているはずだ。
彼らの多くは自分の好きな仕事を自分のビジネスにしたか、優れた技術を磨き上げて優良企業に重宝されるようになったか、あるいは大学で研究職でもやっているだろう。
だが大学を出て、自分に合わない「年収の高い仕事」に年収に惹かれて就いてしまった人には、この道は開かれない。単に業界相応の年収を得るだけで、例えば日本ではそこから社会保険料と所得税と消費税で50%以上抜かれたものが手に残る。その人生は本当に楽しいだろうか。
好きな仕事を選ぶこと
だからロジャーズ氏は自分が好きな仕事に就くことを奨めている。彼は次のように続けている。
世界中の経営者は、賢くて真面目で勤勉な人材を見つけることの難しさを知っている。誰かを雇用する人は誰もが、熱心でやる気があり信念を持っていて考え方が普通と違う若者を見つけたいと思っている。
だからそういう人を見つけたなら、誰もがその人に多くのお金を払いたいと思うだろう。仕事さえ好きならば、お金は後から来る。お金があなたを見つけてくれる。もしあなたが勤勉でやる気のある労働者であれば。
だから最初は年収が200万円でも300万円でも良いのだ。本当に金持ちになりたければ、業界の平均年収など気にせず好きな業界に入るべきだ。本当にあなたが熱心で、仕事をしながら学ぶ気があるのなら、いずれ自分のビジネスを立ち上げて成功することができるだろう。そうすれば業界の平均年収など関係がない。
逆に、好きでもない業界に入ってしまった人は、その業界で勝てないだろう。それは投資でも同じである。
ロジャーズ氏と同じくクォンタムファンド出身のスタンレー・ドラッケンミラー氏がそれについて語っているので、そちらも参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏: 金目当ての投資家が勝てない理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37056
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/633.html#c13