14. 2019年6月23日 20:10:54 : dJtYM4zpwA : SDJPak9XZFR0QS4=[1]
>>3さん
確かに雇用が確保できるなら企業の新陳代謝はむしろ歓迎すべきことかと思います。
最大の障壁は今の日本が、戦時体制の名残かつ高度成長期に成果を残しつつもすでにバブル崩壊で、30年ほど前のとうの昔に賞味期限が切れた企業別労働組合体制を捨てきれないことでしょうね。
日本の組合体制だと、企業の経営危機=雇用の危機に直結しますので、結局経営側の意見に異を唱えきれず、御用組合や第二人事部と揶揄されるような体たらくにならざるをえないです。
日本の企業別労働組合など、経営側と労働者側の立場が対等でない以上、本来の労働組合とはいえません。
加えて元来弱い日本のセーフティーネットが小泉政権以降さらに貧弱化していること。この現状は「自己責任」で片付くレベルではありません。
小泉竹中安倍麻生など自分たちは安全な場所で甘い汁を吸い続ける傍ら、いわゆる99%の国民を筋違いの「自己責任」論で切り捨て、「痛み」だけを強いてきたわけです。
20年ほど前、まだ小泉時代の初期にはその「痛み」の先によりより日本がきっと実現すると思い描いた国民も多かったでしょうが、安倍政権のトリクルダウン詐欺と同じく、国民に「痛み」だけを押し付けて既得権益層だけがより肥え太るための猿芝居でした。
既得権益にメスを入れるような規制緩和や構造改革はせずに、派遣法改悪や消費増税などはせっせとやってきたわけです。
残念ながらこのような系譜の政権が続く限り、労働者の待遇改善、雇用の保護・維持への期待は持てなさそうです。
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/650.html#c14