★阿修羅♪ > S3FPbENyS1BiVy4= > 100000
 
g検索 S3FPbENyS1BiVy4=  
 
S3FPbENyS1BiVy4= コメント履歴 No: 100000
http://www.asyura2.com/acat/s/s3/s3f/S3FPbENyS1BiVy4=/100000.html
[近代史7] 伊藤貫 アメリカの正体 中川隆
4. 2021年12月31日 08:30:23 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[1]
【令和3年 年末特別対談】伊藤貫氏に聞く[桜R3/12/30]


http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/543.html#c4
[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
27. 2021年12月31日 09:39:55 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[3]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
サンスイ SP-LE8Tは5〜6セット使いました
2021年12月31日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/133b2f203c3e392b8f431497eb9ec439


38cmクラスのウーハーを使った3ウェイの、大掛かりなマルチアンプシステムのメインシステムを聴いた後で、20cmクラスのシングルコーンシステムを聴くと、ホッとする事が有ります。サンスイSP-LE8Tは5〜6セット購入しましたが、皆嫁に出して今は所有していません。代わりにD208システムを使っています。

仕様に際しては、必ず専用台を準備して使います。以前お店で鳴らしていた時は、後ろのRCAフロントロードホーンシステムが鳴っているかの如き豪快な低音を出していました。来訪された方々が、こんな小さなSPから豪快なサウンドが出るのか?と不思議がられていました。

小さな音量でもこのシングルコーン1発で、表情豊かなサウンドが出ます。内部配線は当然当方指定の配線に交換して使っています。LE8Tは8Ω品と16Ω品が有りますが、音質は16Ω品の方が上ですね。8Ω品は「コストダウン」されています。フェライトマグネットを使ったものも有りますが、(さらにコストダウンされている)アルニコ磁石品が良いですね。

現在でも専用箱は所有しています。機会が有ればユニットを手に入れたいと考えています。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/133b2f203c3e392b8f431497eb9ec439
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c27

[近代史5] コロナ軽症でも残る後遺症 中川隆
7. 2021年12月31日 10:50:37 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[4]
コロナ罹患者6割以上が後遺症 脱毛、記憶障害は長期間 茨城県調査
毎日新聞 2021/12/31


 茨城県は、新型コロナウイルス罹患(りかん)者へのアンケート調査の結果、男性の59%、女性の71%で後遺症があったと回答したと発表した。軽症や無症状の場合でも、6割以上で後遺症が見られたという。【小林杏花】

「倦怠感」が最も多く

 アンケートは、療養期間終了後の症状などを把握する目的で実施。8月末までに県内で新型コロナの感染が判明し、11月10日時点で療養を終えている9234人を対象とし、16%にあたる1482人から回答を得た。

 県感染症対策課のまとめによると、後遺症があったと回答したのは全体の65%にあたる963人。男性は59%、女性は71%で後遺症があったと回答し、30〜50代の女性では約8割に上ったという。

 最も多かった症状は倦怠(けんたい)感で、男性は45%、女性は57%に上った。男性では咳(43%)、女性では嗅覚障害(54%)が次いで多く確認されたという。

 脱毛や記憶障害、嗅覚障害などの症状は、長期間継続する傾向があり、脱毛の症状があった人の67%、記憶障害の54%、嗅覚障害の47%が2カ月以上症状が継続したと回答した。一方、ワクチン接種者は非接種者に比べ、全ての症状があらわれにくかったといい、脱毛や嗅覚障害などは継続期間も短かったという。

 また、後遺症があったと回答した人のうち、その治療のために医療機関を受診したのは約2割。8割弱は、「症状の回復」や「受診先が不明」などの理由で受診をしていなかった。

 県は、アンケートの結果を基に、医師会などと連携し、後遺症の相談体制などについて検討を進める方針。アンケート結果は県のホームページからも確認できる。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%BD%B9%E6%82%A3%E8%80%856%E5%89%B2%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%8C%E5%BE%8C%E9%81%BA%E7%97%87-%E8%84%B1%E6%AF%9B-%E8%A8%98%E6%86%B6%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AF%E9%95%B7%E6%9C%9F%E9%96%93-%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E8%AA%BF%E6%9F%BB/ar-AASiabj
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/672.html#c7

[近代史5] 「ワクチン後遺症」知って 23歳女性、長引く体調不良訴える 中川隆
1. 中川隆[-14369] koaQ7Jey 2021年12月31日 10:51:11 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[5]
コロナ罹患者6割以上が後遺症 脱毛、記憶障害は長期間 茨城県調査
毎日新聞 2021/12/31


 茨城県は、新型コロナウイルス罹患(りかん)者へのアンケート調査の結果、男性の59%、女性の71%で後遺症があったと回答したと発表した。軽症や無症状の場合でも、6割以上で後遺症が見られたという。【小林杏花】

「倦怠感」が最も多く

 アンケートは、療養期間終了後の症状などを把握する目的で実施。8月末までに県内で新型コロナの感染が判明し、11月10日時点で療養を終えている9234人を対象とし、16%にあたる1482人から回答を得た。

 県感染症対策課のまとめによると、後遺症があったと回答したのは全体の65%にあたる963人。男性は59%、女性は71%で後遺症があったと回答し、30〜50代の女性では約8割に上ったという。

 最も多かった症状は倦怠(けんたい)感で、男性は45%、女性は57%に上った。男性では咳(43%)、女性では嗅覚障害(54%)が次いで多く確認されたという。

 脱毛や記憶障害、嗅覚障害などの症状は、長期間継続する傾向があり、脱毛の症状があった人の67%、記憶障害の54%、嗅覚障害の47%が2カ月以上症状が継続したと回答した。一方、ワクチン接種者は非接種者に比べ、全ての症状があらわれにくかったといい、脱毛や嗅覚障害などは継続期間も短かったという。

 また、後遺症があったと回答した人のうち、その治療のために医療機関を受診したのは約2割。8割弱は、「症状の回復」や「受診先が不明」などの理由で受診をしていなかった。

 県は、アンケートの結果を基に、医師会などと連携し、後遺症の相談体制などについて検討を進める方針。アンケート結果は県のホームページからも確認できる。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%BD%B9%E6%82%A3%E8%80%856%E5%89%B2%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%8C%E5%BE%8C%E9%81%BA%E7%97%87-%E8%84%B1%E6%AF%9B-%E8%A8%98%E6%86%B6%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AF%E9%95%B7%E6%9C%9F%E9%96%93-%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E8%AA%BF%E6%9F%BB/ar-AASiabj
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1292.html#c1

[近代史4] 野島 伸司(1963年3月4日 - ) 中川隆
13. 中川隆[-14368] koaQ7Jey 2021年12月31日 13:20:35 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[6]
野島伸司の名作「ひとつ屋根の下」をゆっくり解説 - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/830.html

昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 江口洋介 福山雅治 酒井法子『ひとつ屋根の下』 (フジテレビ 1993年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1065.html
 
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/998.html#c13

[近代史5] 野島伸司脚本のテレビドラマ作品集 中川隆
2. 中川隆[-14367] koaQ7Jey 2021年12月31日 13:22:21 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[7]
昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 江口洋介 福山雅治 酒井法子『ひとつ屋根の下』 (フジテレビ 1993年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1065.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/824.html#c2
[近代史5] プーチンの正体 _ プーチンはユダヤ人でユダヤ人の利害しか考えていなかった 中川隆
2. 中川隆[-14366] koaQ7Jey 2021年12月31日 13:48:54 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[8]

2021年12月31日
ロシア皇帝プーチンの本性
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68883463.html


大国主義の大統領
Putin 7731Putin 9990

  悪人というのは、一種類じゃなく何種類かある。兇暴なだけの単細胞もいれば、臆病なのに狡賢い奴もいる。ロシア大統領にまで上り詰めたウラジミール・プーチンは、根暗で何を考えているのか分からぬが、紛れもなく頭脳明晰な独裁者だ。このロシア皇帝は狐のように用心深く、豹と同じように鋭い。そして、鷹のような大局観を有し、熊と間違うような豪腕を持つ。

  深い闇に包まれたプーチンではあるが、その経歴は少しだけ明らかとなっている。少年時代にサンボや柔道を習っていたことは有名だ。レニングラード大学に入ると法律を専攻し、そこを卒業するや直ぐさまKGBへ就職。一年間だけモスクワにあるKGBの赤旗大学で学び、1985年に東ドイツのドレスデンに配属される。ソ連が崩壊間際だった頃、レニングラードへ呼び戻され、「現役予備役」になると、レニングラード大学で学長補佐官になる。その後、恩師だったアナトリー・サプチャークがレニングラード市のソビエト議長に就任したので、プーチンは彼の顧問となった。さらに、サプチャークがサンクトペテルスブルクの市長に当選すると、懐刀のプーチンは副市長と対外関係委員会の議長になったという。

  しかし、1997年、サプチャーク市長が再選に失敗。プーチンは大統領の資産を管理するクレムリンの部署で働くため、モスクワへと異動になった。1998年7月には、ロシア連邦保安庁(FSB)の長官職に就く。一年後の1998年、プーチンはエリツィン大統領によって第一副首相になった。そして、ついに彼の運命を変える1999年になると、辞職したエリツィンの後釜として大統領代行に就任した。2000年には選挙の洗礼を経て正式なロシア大統領となる。元KGBのケース・オフイサー(工作員)が、動乱の時代を乗り越えてツァーリのような大統領になった訳だから、異例の大出世としか言い様がない。

  これは筆者の単なる推測だけど、プーチンの背後には誰かいるんじゃないか? ユダヤ資本にロシアを売り渡したエリツィンに腹を立てた有力者が、有能なプーチンを抜擢したとも考えられる。つまり、ユダヤ人の"国家乗っ取り"を阻む、ナショナリストのロシア人がプーチンの後ろ楯になっても不思議じゃない。ただし、プーチンは絶対に自分の過去を明かさないだろう。

  ところで、専制君主なみの権力を恣(ほしいまま)にするプーチンは、一体どんな支配者を目指しているのか? 先ず言えることは、この男は机上の空論を口にする左翼ではない、ということだ。確かに、プーチンは共産党の下で諜報員を務めたが、その根底には共産主義の理想は無い。むしろ、伝統的なロシア思想が流れている。プーチンが欲したのは、ロシアを混沌から救い出し、社会秩序を取り戻すことだった。それゆえ、彼は綺麗事の「リベラル思想」なんかは足蹴りだ。プーチンはロシア第一主義を掲げていた。

  国民の団結を尊ぶプーチンでも、"生粋"の民族主義者には警戒心を持つ。なぜならば、ロシア帝國が多民族社会であるからだ。もし、タタール人とかチェチェン人、ウクライナ人、カルムイク人などに民族主義を許してしまうと、ロシア共和国に亀裂が生じ、バラバラになってしまうだろう。だから、プーチンにとっての政敵は、ヤブロコ党首のグリゴリー・ヤブリンスキーみたいなリベラル派ではなく、むしろアレクサンドル・レベデフ将軍のような民族主義の政治家、あるいは共産党のゲンナジー・ジュガーノフ党首みたいな政治家の方であった。

  ロシア帝國の復活を望んだプーチンは、民衆を束ねるため明確な国家のアイデンティティーを求めていた。しかし、それは自由主義に基づくデモクラシーではなく、モスクワのクレムリンがしっかりと管理できる国家体制であった。プーチンには甘っちょろい理想はない。彼の精神にはリアリズムが貫かれている。この大統領が優先したのは、中央集権化した国家機構の再興だ。「強いロシアの復活」こそが、国家主義者のプーチンが追求する目標であった。氷のように冷静で、残酷なまでに権力を求めるプーチンは、ソ連崩壊でバラバラになったロシア国民を纏め、人々を結び附ける固有の価値観を掲げている。共産主義の崩壊によってロシア国民は個人の自由や権利、表現・言論の自由を手にしたが、これはロシアの"伝統的な価値観"とは異質なものであった。

  では、その価値観とは何か? ブルッキングス研究所のフィオナ・ヒル(Fiona Hill)とクリフォード・ガディ(Clifford G. Gaddy)によれば、愛国心、集団主義、結束、大国性(deezhavnost / デルジャヴノスチ)、そして翻訳不能な"gosudarstvennichestvo"(ゴルダルストヴェンニチュストヴォ)であった。(フィオナ・ヒル / クリフォード・G・ガディ『プーチンの世界「皇帝」になった工作員』濱野大道 / 千葉敏生 訳、新潮社、2016年、p.62.)

  強力な国家は社会秩序を保障する源であり、あらゆる変革を開始する主な原動力である。プーチンは自分自身を国家の建設者(gosudarstvennik / ゴスダルストヴェンニク)、すなわち国家の公僕であると称した。ゴスダルストヴェンニクは国家そのものだけを信じ、自薦か他薦かを問わずに永久に国家に仕える約束をした人間なのである。(上掲書、p.62.)

Putin as Emperor 002( 左 / 皇帝に描かれたプーチン )
  歐米諸国のマスコミは、ロシア支配を目論むグローバリストに隷属するから、プーチンの国家運営を否定的に報道するが、個別の政策を調べてみると、意外にも保守的な一面があったりする。それは何故か? 答え。プーチンがロシア共和国を自分の「縄張り」と見なしているからだ。つまり、プーチンはマフィアのボスと同じである。「俺が手にした領土(シマ)だから、世界一の国家にするんだ ! 誰もが羨む素晴らしい国家にしてこそ、俺様に相応しい。だから、俺のシマに手を出す奴、ロシアを荒らす"よそ者"は容赦しないぞ。アメリカ人だろうがユダヤ人だろうが、全力で叩きのめしてやる !」とプーチンは思っているんじゃないか。

  これはアドルフ・ヒトラーにも通じる行動様式で、ある種の独裁者は民衆から選ばれる国会議員よりも立派である。なぜ、ヒトラーは歐米の知識人から全否定されるのに、一部の「右翼」からは称讃されるのか? なるほど、ヒトラーは残忍な独裁者なのかも知れない。だが、ドイツ第三帝國は彼の"所有物"になったから、ドイツを世界に冠たる超一流国にしようとしたのだ。それには、国家を支える民衆を豊かにし、藝術が栄える文明国にしなければならない。藝術家を目指したヒトラーが、永遠のローマに憧れ、ドイツの都市を壮大にしよう、美しく光り輝く祖国にしよう、と考えたのも当然だ。

Germans 4435Hitler & Germans 88


( 上写真 / ヒトラーとナチス時代のドイツ人 )

  また、国家は国民で構成されるから、国民の"質"を考えることも重要である。ユダヤ人のような浮浪民族は、素晴らしいドイツにとって目障りだから排除せねばならない。ドイツにはゲルマン系ドイツ人、ないし北方種族のヨーロッパ人が住むべきで、穢らわしいユダヤ人はパレスチナへ追放するに限る。日本人はワイマール共和国を理想のデモクラシーと考えるが、実際は貧困と腐敗の巣窟だった。以前、当ブログで紹介したように、ユダヤ人が経営する風俗店やナイト・クラブでは同性愛、SM、頽廃藝術がはびこり、不健康な文化が至る所に満ちていた。(記事A参照) 高校や大学で西洋史を担当する先生で、ゲオルグ・グロスを紹介し、彼の卑猥な絵を見せてくれる教師は何人いたのか?

Germany 662Germany 332


(上写真 / ワイマール時代の頽廃したドイツ人 )

  左翼の知識人はナチス時代のドイツを徹底的に糾弾するが、本当にナチスは悪事ばかりを働いていたのか? 具体的に考えてみれば、日本人やイギリス人だってドイツ人と同じ行動を取るんじゃないか? 例えば、学校や会社の清掃は気が進まないから、校庭の草むしりなんて苦痛だし、便所掃除や倉庫の床磨きなんて真っ平御免だ。しかし、自分の部屋とか自宅になると話は別になる。普通の庶民が書斎やリビングをエドワード朝の家具で豪華にするのは無理だけど、ちょっと奮発して、クリ木製の書斎机(chestnut executive desk)を置いたり、スウェーデン製のストーブを購入することくらいは可能だ。

  巷(ちまた)の女子高生だって似たり寄ったりだろう。ポケモンやトトロの縫いぐるみを並べることもあれば、アンティークのランプを買ってきて、御洒落な勉強部屋にすることもある。中高年になると草木に目が向くようで、マーサ・スチュアートの番組などを観て、生活のクォリティーを考えたりする。ちょいと気取った奥様は、庭の一角に紫陽花(アジサイ)とか薔薇(バラ)を植えたりして御満悦。定年間近の亭主は、長年連れ添った女房よりもペットを大切にするから、庭にドッグ・ランを拵えたり、部屋にキャット・タワーを設置したりと大忙し。

  自分の所有物なら素晴らしくしたいと思うのは人情だ。もちろん、世の中には自分の家を「ゴミ屋敷」にする人は居るけど、そんなのは極僅かで、大抵の日本人は家を綺麗にし、娘や息子の結婚相手にも気を配る。自宅の隣に浮浪者が住み着けば追い払うし、在日朝鮮人の居候なんて寒気がする。もし、娘が黒人兵の恋人を連れてきたら両親は激怒するし、息子が支那人かフィリピン人と結婚すると言い出せば「絶対だめ!」と許さない。こうした日本人はネオナチの右翼みたいだけど、昭和時代には普通だった。

  アメリカ人同様、日本人もユダヤ勢力によって精神を改造され、ドイツの主人であるドイツ人を非難し、居候のユダヤ人を支援する。フランス人やイギリス人だってジプシーとユダヤ人は嫌いなのに、ジプシーだけ追い払うというのは、どういった了簡なのか? ジプシーをルーマニアやユーゴスラビアに突き返すのであれば、ユダヤ人を叩き出し、パレスチナに送ってしまえばいいじゃないか? 居候がぶん殴られて、国外追放になるのは仕方ない。「追い出した方が悪い」という反論は馬鹿げている。

  第21世紀のロシア皇帝となったプーチンは、ロシア特有の価値観に基づく「強い国家(シリノエ・ゴスダルストヴォ / sil'noye gosudarstvo)」を目指した。独裁者のヒトラーはドイツ国民の健康や道徳に配慮したが、プーチンもロシア国民の精神衛生に敏感だった。なぜなら、国民精神の退廃は国家の弱体化を招くと解っていたからだ。それもそのはず。対外工作を専門とするKGBは、歐米諸国を弱体化させるため、現地の若者を根底から腐敗させたし、倫理道徳を蔑ろにするよう仕向けていた。ソ連の工作員は過激思想を広めたり、反戦運動や学生運動を金銭的に支援した。その他にも様々な悪事を企てたから、アメリカや西ヨーロッパの社会は今でも滅茶苦茶だ。KGBの協力者になった知識人は、フェミニズムを使って家庭崩壊を目論んだし、赤いユダヤ人は人種対立を煽って西歐社会の破壊を楽しんでいた。

  敵を倒すにはミサイルや刃物は要らない。相手が自滅するよう仕向ければいい。これに気づかない馬鹿を利用するのが工作員の秘訣である。東大医学部の赤色学生なんて、所詮は世間知らずの受験秀才で、自分達が社会革命の先駆者だと思っていた。1968年のパリに憧れて、ゲバ棒を振り回していた学生なんか、卒業間近になると急に就職先が心配になり、床屋に行って髪を切っていた。東工大で「全学改革推進会議」を創った菅直人や、信州大で全共闘議長だった猪瀬直樹に訊けば、コッソリ転向した者を紹介してくれるかも知れないぞ。ちなみに、新宿騒乱事件が起きた1968年、猪瀬は裏通りのパチンコ屋を覗いたそうだ。その時、彼は店内で「普通の生活」、すなわち現実の日常を目にしたという。作家になった猪瀬は昔の自分を回想し、斜めに構えて呟く。「学生運動で世界が変わる」とは思わなかった、と。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』 朝日新聞出版社、2010年、p.145.) しかし、猪瀬は東京都知事になっても世界を変えられなかったじゃないか !

  脱線したので話を戻す。プーチンはKGBの対外工作を実際に知っていたから、不道徳な思想の浸透には殊のほか厳しかった。無神論やニヒリズム、同性愛などは以てのほか。ロシア社会を腐敗させるだけだ。宗教を敵視する共産党に属していたのに、プーチンは意外と信仰深く、ロシア社会にはロシア正教が必要だと解っていた。もちろん、敬虔な信仰心は政治的なポーズで本心じゃない。だが、プーチンはロシア国民の精神的空白を懸念していた。なぜなら、民衆には心の支えとなる思想が必要で、共産主義は国民の士気を高める思想じゃない。確固たる信念を持たない人間は、利用されるばかりか、国家にとって有害な人物となる。金銭や報償で容易に外国の手先となるし、健全な家庭を築くこともない。プーチンは勇猛果敢なロシア兵や愛国心に満ちた国民を求めていた。彼は立派な人間を育成するロシア正教を支援する。

  ロシアの民衆を一つに束ねる組織があるとすれば、それはロシア正教に他ならなかった。KGBは宗教家の活動が政治活動に変化するのではと恐れていたので、反体制派の司祭達は迫害されていたという。しかし、ロシアの大地に根づく伝統的宗教は強い。現実派(リアリスト)のヨシフ・スターリンは、共産主義というユダヤ思想ではロシア人は動かないと解っていた。それゆえ、この大元帥はロシア人の愛国心に訴えた。対独戦争は祖国防衛戦争である、と。ロシアの民衆は愚鈍だけど、信仰心と愛国心は非常に強かった。となれば、ロシアの為政者は宗教心で国民を鼓舞しなければならない。ロシア正教は多くの人々に訴えかける力を持つ統一的な思想であり、奥深い思想と影響力を提供してくれるものだった。

Pussy Riot 002Pussy Riot 00332


( 左 : プッシー・ライオットのメンバー / 右 : ロシア正教の聖堂を侮辱するプッシー・ライオット )

  宗教の重要性を認識するプーチンだからこそ、西歐風のリベラリズムや世俗主義には大反対。彼が人気藝人の「プッシー・ライオット」を目の敵(かたき)にしたのも当然だ。プッシー・ライオットのメンバーは「フーリガン」であり、彼女らの楽曲「パンク・プレイヤー」が侮辱したのは、プーチンではなくロシア正教会であった。彼女達のパフォーマンスはロシア正教の神聖な場所である「至聖所」を穢したのだ。(『プーチンの世界「皇帝」になった工作員』、p.307.) プッシー・ライオットのメンバーは無政府主義者だったが、それよりも性質(たち)が悪かったのは、信仰を持たない無神論者であったことだ。彼女たちのような人々--- ロシアのインテリゲンチャ(知識階級)やその理念の支持者 ---- は「よそ者」であり、ロシアの一員ではなかった。(上掲書、p.308.)

  以前、AP通信のインタヴューに応じたプーチンは、ジョン・ダニゼウスキからの質問を受けて、次のように答えていた。

  世の中には、常に国家や社会的有機体を蝕む、ある種の病原菌が潜んでいる。しかし、その病原菌が活性化するのは、免疫力が低下し、問題が現れ、一般民衆が苦しみ始めた時である。これら何百万もの人々は、それ以上事態は悪くならないと信じる。どんな対価を払ってでも変革を成し遂げよう、そこにあるもの全てをぶち壊そう、我々は新たな世界を創るんだと思い、中身の無い者が全てになる。

 エリートの忠誠心不忠についてだが、おそらく、こうした特殊問題は存在する。そう言えば、確かプーシキンが述べていたけど、「誰も彼を国家の総督あるいは皇帝の太守(satrap)とは思わず、反対に彼は自由を愛する者、デカブリストの友、そして誰もそれを疑わない。さらに、プーシキンは言った。「政府じゃなく、ロシアに反対する者が実に多い」と。残念ながら、我が国のインテリゲンチャにもこうした伝統がある。しかし、これは人々が常に文明人としての躾の良さ、つまり、いかに自分が深い教養をもっているかを強調したいからだ。人々はいつも最良の模範に従うことを欲する。たぶん、それは一定の発展段階まで来れば避けられないことなんだろう。

  だが、このように国家との一体感を失ったことが、ロシア帝國の崩壊、およびソ連の瓦解に甚大な影響を与えたことは否めない。我々は前もってそれを理解せねばならないし、第一次世界大戦の末期やソ連の晩年と同じような状況に陥ることは、何としても防がねばならない。(Interv'yu Pervomu kanalu i agentstvu Assoshieyted Press , Vladimir Putin's Channel One and Associated Press interview) 4 September 2013.)

  このインタヴューを聞くと奇妙なことに、あのプーチンが"まともな"常識人に見えてくる。権謀術数に長けたプーチンとくれば、暴力団の組長みたいな頭目なのに、国家運営に関しては妙に道徳的だ。しかし、この独裁者は岸田文雄みたいな"お坊ちゃん"じゃない。本音どころか、素顔さえも隠す古狸。口にする発言だって紛らわしく、幾つもの解釈ができるように予め計算したりする。プーチンの真意を摑めない相手は、額面通り受け取っていいのか判らず、ただ困惑するばかり。偽情報を流したり、心理戦を用いて相手を操るのは、プーチンにとって朝飯前だ。

Putin & Russian priest 2566Putin & Russian priest 11


(上写真 / ロシア正教の司教とプーチン大統領)

  このプーチンは根っからの策士だから、ロシア正教会を大切にするといっても、それは彼の管理下での宗教組織に過ぎない。つまり、プーチンはビザンツ帝國の皇帝みたいなものである。東ローマ帝國に君臨する皇帝は、キリスト教徒になっても、ヨーロッパの国王みたいに教皇の臣下にはならない。むしろ、コンスタンティノポリスの総大司教を従える帝王だ。ロシアにおいて聖職者が政治活動に参加するのは御法度。教会の司祭は魂の救済にだけ専念しろ、という訳だ。

  ウクライナ問題で歐米諸国と対峙するプーチンだが、この豪腕大統領は米国の圧力に屈服して負け犬の道を歩むことはないだろう。彼は常に「国父のような皇帝」を演じる。ロシア人は暴君でもいいから、力強い指導者を求めてしまう。今でも、一部のロシア国民がスターリンを懐かしむのは、第二次世界大戦でロシアを勝利に導いた英雄であるからだ。

  翻って、我が国を見渡せば、どの政治家もクズばかり。外務大臣を経験した河野太郎や茂木敏充は支那人の下僕だし、ウォール街へ参拝した菅義偉は、お代官様に怯える村役場の事務員みたいだった。岸田文雄は財務省の親戚に囲まれた操り人形。小泉内閣からずっと政権にタカっている竹中平蔵は売国奴の典型だ。吉村洋文知事が率いる日本維新の会も売国奴の集まりで、大阪を賭博屋のMGM(ユダヤ人のリゾート開発業者)に売り渡そうとしている。未来の総理大臣たる小泉進次郎は、これまた情けなく、米国のCSISに養われる人質だった。日本にプーチンのような首相がいれば、ちょっとはマシなんだけどねぇ〜。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68883463.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1184.html#c2

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
186. 中川隆[-14365] koaQ7Jey 2021年12月31日 13:49:26 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[9]

2021年12月31日
ロシア皇帝プーチンの本性
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68883463.html


大国主義の大統領
Putin 7731Putin 9990

  悪人というのは、一種類じゃなく何種類かある。兇暴なだけの単細胞もいれば、臆病なのに狡賢い奴もいる。ロシア大統領にまで上り詰めたウラジミール・プーチンは、根暗で何を考えているのか分からぬが、紛れもなく頭脳明晰な独裁者だ。このロシア皇帝は狐のように用心深く、豹と同じように鋭い。そして、鷹のような大局観を有し、熊と間違うような豪腕を持つ。

  深い闇に包まれたプーチンではあるが、その経歴は少しだけ明らかとなっている。少年時代にサンボや柔道を習っていたことは有名だ。レニングラード大学に入ると法律を専攻し、そこを卒業するや直ぐさまKGBへ就職。一年間だけモスクワにあるKGBの赤旗大学で学び、1985年に東ドイツのドレスデンに配属される。ソ連が崩壊間際だった頃、レニングラードへ呼び戻され、「現役予備役」になると、レニングラード大学で学長補佐官になる。その後、恩師だったアナトリー・サプチャークがレニングラード市のソビエト議長に就任したので、プーチンは彼の顧問となった。さらに、サプチャークがサンクトペテルスブルクの市長に当選すると、懐刀のプーチンは副市長と対外関係委員会の議長になったという。

  しかし、1997年、サプチャーク市長が再選に失敗。プーチンは大統領の資産を管理するクレムリンの部署で働くため、モスクワへと異動になった。1998年7月には、ロシア連邦保安庁(FSB)の長官職に就く。一年後の1998年、プーチンはエリツィン大統領によって第一副首相になった。そして、ついに彼の運命を変える1999年になると、辞職したエリツィンの後釜として大統領代行に就任した。2000年には選挙の洗礼を経て正式なロシア大統領となる。元KGBのケース・オフイサー(工作員)が、動乱の時代を乗り越えてツァーリのような大統領になった訳だから、異例の大出世としか言い様がない。

  これは筆者の単なる推測だけど、プーチンの背後には誰かいるんじゃないか? ユダヤ資本にロシアを売り渡したエリツィンに腹を立てた有力者が、有能なプーチンを抜擢したとも考えられる。つまり、ユダヤ人の"国家乗っ取り"を阻む、ナショナリストのロシア人がプーチンの後ろ楯になっても不思議じゃない。ただし、プーチンは絶対に自分の過去を明かさないだろう。

  ところで、専制君主なみの権力を恣(ほしいまま)にするプーチンは、一体どんな支配者を目指しているのか? 先ず言えることは、この男は机上の空論を口にする左翼ではない、ということだ。確かに、プーチンは共産党の下で諜報員を務めたが、その根底には共産主義の理想は無い。むしろ、伝統的なロシア思想が流れている。プーチンが欲したのは、ロシアを混沌から救い出し、社会秩序を取り戻すことだった。それゆえ、彼は綺麗事の「リベラル思想」なんかは足蹴りだ。プーチンはロシア第一主義を掲げていた。

  国民の団結を尊ぶプーチンでも、"生粋"の民族主義者には警戒心を持つ。なぜならば、ロシア帝國が多民族社会であるからだ。もし、タタール人とかチェチェン人、ウクライナ人、カルムイク人などに民族主義を許してしまうと、ロシア共和国に亀裂が生じ、バラバラになってしまうだろう。だから、プーチンにとっての政敵は、ヤブロコ党首のグリゴリー・ヤブリンスキーみたいなリベラル派ではなく、むしろアレクサンドル・レベデフ将軍のような民族主義の政治家、あるいは共産党のゲンナジー・ジュガーノフ党首みたいな政治家の方であった。

  ロシア帝國の復活を望んだプーチンは、民衆を束ねるため明確な国家のアイデンティティーを求めていた。しかし、それは自由主義に基づくデモクラシーではなく、モスクワのクレムリンがしっかりと管理できる国家体制であった。プーチンには甘っちょろい理想はない。彼の精神にはリアリズムが貫かれている。この大統領が優先したのは、中央集権化した国家機構の再興だ。「強いロシアの復活」こそが、国家主義者のプーチンが追求する目標であった。氷のように冷静で、残酷なまでに権力を求めるプーチンは、ソ連崩壊でバラバラになったロシア国民を纏め、人々を結び附ける固有の価値観を掲げている。共産主義の崩壊によってロシア国民は個人の自由や権利、表現・言論の自由を手にしたが、これはロシアの"伝統的な価値観"とは異質なものであった。

  では、その価値観とは何か? ブルッキングス研究所のフィオナ・ヒル(Fiona Hill)とクリフォード・ガディ(Clifford G. Gaddy)によれば、愛国心、集団主義、結束、大国性(deezhavnost / デルジャヴノスチ)、そして翻訳不能な"gosudarstvennichestvo"(ゴルダルストヴェンニチュストヴォ)であった。(フィオナ・ヒル / クリフォード・G・ガディ『プーチンの世界「皇帝」になった工作員』濱野大道 / 千葉敏生 訳、新潮社、2016年、p.62.)

  強力な国家は社会秩序を保障する源であり、あらゆる変革を開始する主な原動力である。プーチンは自分自身を国家の建設者(gosudarstvennik / ゴスダルストヴェンニク)、すなわち国家の公僕であると称した。ゴスダルストヴェンニクは国家そのものだけを信じ、自薦か他薦かを問わずに永久に国家に仕える約束をした人間なのである。(上掲書、p.62.)

Putin as Emperor 002( 左 / 皇帝に描かれたプーチン )
  歐米諸国のマスコミは、ロシア支配を目論むグローバリストに隷属するから、プーチンの国家運営を否定的に報道するが、個別の政策を調べてみると、意外にも保守的な一面があったりする。それは何故か? 答え。プーチンがロシア共和国を自分の「縄張り」と見なしているからだ。つまり、プーチンはマフィアのボスと同じである。「俺が手にした領土(シマ)だから、世界一の国家にするんだ ! 誰もが羨む素晴らしい国家にしてこそ、俺様に相応しい。だから、俺のシマに手を出す奴、ロシアを荒らす"よそ者"は容赦しないぞ。アメリカ人だろうがユダヤ人だろうが、全力で叩きのめしてやる !」とプーチンは思っているんじゃないか。

  これはアドルフ・ヒトラーにも通じる行動様式で、ある種の独裁者は民衆から選ばれる国会議員よりも立派である。なぜ、ヒトラーは歐米の知識人から全否定されるのに、一部の「右翼」からは称讃されるのか? なるほど、ヒトラーは残忍な独裁者なのかも知れない。だが、ドイツ第三帝國は彼の"所有物"になったから、ドイツを世界に冠たる超一流国にしようとしたのだ。それには、国家を支える民衆を豊かにし、藝術が栄える文明国にしなければならない。藝術家を目指したヒトラーが、永遠のローマに憧れ、ドイツの都市を壮大にしよう、美しく光り輝く祖国にしよう、と考えたのも当然だ。

Germans 4435Hitler & Germans 88


( 上写真 / ヒトラーとナチス時代のドイツ人 )

  また、国家は国民で構成されるから、国民の"質"を考えることも重要である。ユダヤ人のような浮浪民族は、素晴らしいドイツにとって目障りだから排除せねばならない。ドイツにはゲルマン系ドイツ人、ないし北方種族のヨーロッパ人が住むべきで、穢らわしいユダヤ人はパレスチナへ追放するに限る。日本人はワイマール共和国を理想のデモクラシーと考えるが、実際は貧困と腐敗の巣窟だった。以前、当ブログで紹介したように、ユダヤ人が経営する風俗店やナイト・クラブでは同性愛、SM、頽廃藝術がはびこり、不健康な文化が至る所に満ちていた。(記事A参照) 高校や大学で西洋史を担当する先生で、ゲオルグ・グロスを紹介し、彼の卑猥な絵を見せてくれる教師は何人いたのか?

Germany 662Germany 332


(上写真 / ワイマール時代の頽廃したドイツ人 )

  左翼の知識人はナチス時代のドイツを徹底的に糾弾するが、本当にナチスは悪事ばかりを働いていたのか? 具体的に考えてみれば、日本人やイギリス人だってドイツ人と同じ行動を取るんじゃないか? 例えば、学校や会社の清掃は気が進まないから、校庭の草むしりなんて苦痛だし、便所掃除や倉庫の床磨きなんて真っ平御免だ。しかし、自分の部屋とか自宅になると話は別になる。普通の庶民が書斎やリビングをエドワード朝の家具で豪華にするのは無理だけど、ちょっと奮発して、クリ木製の書斎机(chestnut executive desk)を置いたり、スウェーデン製のストーブを購入することくらいは可能だ。

  巷(ちまた)の女子高生だって似たり寄ったりだろう。ポケモンやトトロの縫いぐるみを並べることもあれば、アンティークのランプを買ってきて、御洒落な勉強部屋にすることもある。中高年になると草木に目が向くようで、マーサ・スチュアートの番組などを観て、生活のクォリティーを考えたりする。ちょいと気取った奥様は、庭の一角に紫陽花(アジサイ)とか薔薇(バラ)を植えたりして御満悦。定年間近の亭主は、長年連れ添った女房よりもペットを大切にするから、庭にドッグ・ランを拵えたり、部屋にキャット・タワーを設置したりと大忙し。

  自分の所有物なら素晴らしくしたいと思うのは人情だ。もちろん、世の中には自分の家を「ゴミ屋敷」にする人は居るけど、そんなのは極僅かで、大抵の日本人は家を綺麗にし、娘や息子の結婚相手にも気を配る。自宅の隣に浮浪者が住み着けば追い払うし、在日朝鮮人の居候なんて寒気がする。もし、娘が黒人兵の恋人を連れてきたら両親は激怒するし、息子が支那人かフィリピン人と結婚すると言い出せば「絶対だめ!」と許さない。こうした日本人はネオナチの右翼みたいだけど、昭和時代には普通だった。

  アメリカ人同様、日本人もユダヤ勢力によって精神を改造され、ドイツの主人であるドイツ人を非難し、居候のユダヤ人を支援する。フランス人やイギリス人だってジプシーとユダヤ人は嫌いなのに、ジプシーだけ追い払うというのは、どういった了簡なのか? ジプシーをルーマニアやユーゴスラビアに突き返すのであれば、ユダヤ人を叩き出し、パレスチナに送ってしまえばいいじゃないか? 居候がぶん殴られて、国外追放になるのは仕方ない。「追い出した方が悪い」という反論は馬鹿げている。

  第21世紀のロシア皇帝となったプーチンは、ロシア特有の価値観に基づく「強い国家(シリノエ・ゴスダルストヴォ / sil'noye gosudarstvo)」を目指した。独裁者のヒトラーはドイツ国民の健康や道徳に配慮したが、プーチンもロシア国民の精神衛生に敏感だった。なぜなら、国民精神の退廃は国家の弱体化を招くと解っていたからだ。それもそのはず。対外工作を専門とするKGBは、歐米諸国を弱体化させるため、現地の若者を根底から腐敗させたし、倫理道徳を蔑ろにするよう仕向けていた。ソ連の工作員は過激思想を広めたり、反戦運動や学生運動を金銭的に支援した。その他にも様々な悪事を企てたから、アメリカや西ヨーロッパの社会は今でも滅茶苦茶だ。KGBの協力者になった知識人は、フェミニズムを使って家庭崩壊を目論んだし、赤いユダヤ人は人種対立を煽って西歐社会の破壊を楽しんでいた。

  敵を倒すにはミサイルや刃物は要らない。相手が自滅するよう仕向ければいい。これに気づかない馬鹿を利用するのが工作員の秘訣である。東大医学部の赤色学生なんて、所詮は世間知らずの受験秀才で、自分達が社会革命の先駆者だと思っていた。1968年のパリに憧れて、ゲバ棒を振り回していた学生なんか、卒業間近になると急に就職先が心配になり、床屋に行って髪を切っていた。東工大で「全学改革推進会議」を創った菅直人や、信州大で全共闘議長だった猪瀬直樹に訊けば、コッソリ転向した者を紹介してくれるかも知れないぞ。ちなみに、新宿騒乱事件が起きた1968年、猪瀬は裏通りのパチンコ屋を覗いたそうだ。その時、彼は店内で「普通の生活」、すなわち現実の日常を目にしたという。作家になった猪瀬は昔の自分を回想し、斜めに構えて呟く。「学生運動で世界が変わる」とは思わなかった、と。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』 朝日新聞出版社、2010年、p.145.) しかし、猪瀬は東京都知事になっても世界を変えられなかったじゃないか !

  脱線したので話を戻す。プーチンはKGBの対外工作を実際に知っていたから、不道徳な思想の浸透には殊のほか厳しかった。無神論やニヒリズム、同性愛などは以てのほか。ロシア社会を腐敗させるだけだ。宗教を敵視する共産党に属していたのに、プーチンは意外と信仰深く、ロシア社会にはロシア正教が必要だと解っていた。もちろん、敬虔な信仰心は政治的なポーズで本心じゃない。だが、プーチンはロシア国民の精神的空白を懸念していた。なぜなら、民衆には心の支えとなる思想が必要で、共産主義は国民の士気を高める思想じゃない。確固たる信念を持たない人間は、利用されるばかりか、国家にとって有害な人物となる。金銭や報償で容易に外国の手先となるし、健全な家庭を築くこともない。プーチンは勇猛果敢なロシア兵や愛国心に満ちた国民を求めていた。彼は立派な人間を育成するロシア正教を支援する。

  ロシアの民衆を一つに束ねる組織があるとすれば、それはロシア正教に他ならなかった。KGBは宗教家の活動が政治活動に変化するのではと恐れていたので、反体制派の司祭達は迫害されていたという。しかし、ロシアの大地に根づく伝統的宗教は強い。現実派(リアリスト)のヨシフ・スターリンは、共産主義というユダヤ思想ではロシア人は動かないと解っていた。それゆえ、この大元帥はロシア人の愛国心に訴えた。対独戦争は祖国防衛戦争である、と。ロシアの民衆は愚鈍だけど、信仰心と愛国心は非常に強かった。となれば、ロシアの為政者は宗教心で国民を鼓舞しなければならない。ロシア正教は多くの人々に訴えかける力を持つ統一的な思想であり、奥深い思想と影響力を提供してくれるものだった。

Pussy Riot 002Pussy Riot 00332


( 左 : プッシー・ライオットのメンバー / 右 : ロシア正教の聖堂を侮辱するプッシー・ライオット )

  宗教の重要性を認識するプーチンだからこそ、西歐風のリベラリズムや世俗主義には大反対。彼が人気藝人の「プッシー・ライオット」を目の敵(かたき)にしたのも当然だ。プッシー・ライオットのメンバーは「フーリガン」であり、彼女らの楽曲「パンク・プレイヤー」が侮辱したのは、プーチンではなくロシア正教会であった。彼女達のパフォーマンスはロシア正教の神聖な場所である「至聖所」を穢したのだ。(『プーチンの世界「皇帝」になった工作員』、p.307.) プッシー・ライオットのメンバーは無政府主義者だったが、それよりも性質(たち)が悪かったのは、信仰を持たない無神論者であったことだ。彼女たちのような人々--- ロシアのインテリゲンチャ(知識階級)やその理念の支持者 ---- は「よそ者」であり、ロシアの一員ではなかった。(上掲書、p.308.)

  以前、AP通信のインタヴューに応じたプーチンは、ジョン・ダニゼウスキからの質問を受けて、次のように答えていた。

  世の中には、常に国家や社会的有機体を蝕む、ある種の病原菌が潜んでいる。しかし、その病原菌が活性化するのは、免疫力が低下し、問題が現れ、一般民衆が苦しみ始めた時である。これら何百万もの人々は、それ以上事態は悪くならないと信じる。どんな対価を払ってでも変革を成し遂げよう、そこにあるもの全てをぶち壊そう、我々は新たな世界を創るんだと思い、中身の無い者が全てになる。

 エリートの忠誠心不忠についてだが、おそらく、こうした特殊問題は存在する。そう言えば、確かプーシキンが述べていたけど、「誰も彼を国家の総督あるいは皇帝の太守(satrap)とは思わず、反対に彼は自由を愛する者、デカブリストの友、そして誰もそれを疑わない。さらに、プーシキンは言った。「政府じゃなく、ロシアに反対する者が実に多い」と。残念ながら、我が国のインテリゲンチャにもこうした伝統がある。しかし、これは人々が常に文明人としての躾の良さ、つまり、いかに自分が深い教養をもっているかを強調したいからだ。人々はいつも最良の模範に従うことを欲する。たぶん、それは一定の発展段階まで来れば避けられないことなんだろう。

  だが、このように国家との一体感を失ったことが、ロシア帝國の崩壊、およびソ連の瓦解に甚大な影響を与えたことは否めない。我々は前もってそれを理解せねばならないし、第一次世界大戦の末期やソ連の晩年と同じような状況に陥ることは、何としても防がねばならない。(Interv'yu Pervomu kanalu i agentstvu Assoshieyted Press , Vladimir Putin's Channel One and Associated Press interview) 4 September 2013.)

  このインタヴューを聞くと奇妙なことに、あのプーチンが"まともな"常識人に見えてくる。権謀術数に長けたプーチンとくれば、暴力団の組長みたいな頭目なのに、国家運営に関しては妙に道徳的だ。しかし、この独裁者は岸田文雄みたいな"お坊ちゃん"じゃない。本音どころか、素顔さえも隠す古狸。口にする発言だって紛らわしく、幾つもの解釈ができるように予め計算したりする。プーチンの真意を摑めない相手は、額面通り受け取っていいのか判らず、ただ困惑するばかり。偽情報を流したり、心理戦を用いて相手を操るのは、プーチンにとって朝飯前だ。

Putin & Russian priest 2566Putin & Russian priest 11


(上写真 / ロシア正教の司教とプーチン大統領)

  このプーチンは根っからの策士だから、ロシア正教会を大切にするといっても、それは彼の管理下での宗教組織に過ぎない。つまり、プーチンはビザンツ帝國の皇帝みたいなものである。東ローマ帝國に君臨する皇帝は、キリスト教徒になっても、ヨーロッパの国王みたいに教皇の臣下にはならない。むしろ、コンスタンティノポリスの総大司教を従える帝王だ。ロシアにおいて聖職者が政治活動に参加するのは御法度。教会の司祭は魂の救済にだけ専念しろ、という訳だ。

  ウクライナ問題で歐米諸国と対峙するプーチンだが、この豪腕大統領は米国の圧力に屈服して負け犬の道を歩むことはないだろう。彼は常に「国父のような皇帝」を演じる。ロシア人は暴君でもいいから、力強い指導者を求めてしまう。今でも、一部のロシア国民がスターリンを懐かしむのは、第二次世界大戦でロシアを勝利に導いた英雄であるからだ。

  翻って、我が国を見渡せば、どの政治家もクズばかり。外務大臣を経験した河野太郎や茂木敏充は支那人の下僕だし、ウォール街へ参拝した菅義偉は、お代官様に怯える村役場の事務員みたいだった。岸田文雄は財務省の親戚に囲まれた操り人形。小泉内閣からずっと政権にタカっている竹中平蔵は売国奴の典型だ。吉村洋文知事が率いる日本維新の会も売国奴の集まりで、大阪を賭博屋のMGM(ユダヤ人のリゾート開発業者)に売り渡そうとしている。未来の総理大臣たる小泉進次郎は、これまた情けなく、米国のCSISに養われる人質だった。日本にプーチンのような首相がいれば、ちょっとはマシなんだけどねぇ〜。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68883463.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c186

[近代史4] プーチン大統領 中川隆
20. 中川隆[-14364] koaQ7Jey 2021年12月31日 13:49:48 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[10]

2021年12月31日
ロシア皇帝プーチンの本性
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68883463.html


大国主義の大統領
Putin 7731Putin 9990

  悪人というのは、一種類じゃなく何種類かある。兇暴なだけの単細胞もいれば、臆病なのに狡賢い奴もいる。ロシア大統領にまで上り詰めたウラジミール・プーチンは、根暗で何を考えているのか分からぬが、紛れもなく頭脳明晰な独裁者だ。このロシア皇帝は狐のように用心深く、豹と同じように鋭い。そして、鷹のような大局観を有し、熊と間違うような豪腕を持つ。

  深い闇に包まれたプーチンではあるが、その経歴は少しだけ明らかとなっている。少年時代にサンボや柔道を習っていたことは有名だ。レニングラード大学に入ると法律を専攻し、そこを卒業するや直ぐさまKGBへ就職。一年間だけモスクワにあるKGBの赤旗大学で学び、1985年に東ドイツのドレスデンに配属される。ソ連が崩壊間際だった頃、レニングラードへ呼び戻され、「現役予備役」になると、レニングラード大学で学長補佐官になる。その後、恩師だったアナトリー・サプチャークがレニングラード市のソビエト議長に就任したので、プーチンは彼の顧問となった。さらに、サプチャークがサンクトペテルスブルクの市長に当選すると、懐刀のプーチンは副市長と対外関係委員会の議長になったという。

  しかし、1997年、サプチャーク市長が再選に失敗。プーチンは大統領の資産を管理するクレムリンの部署で働くため、モスクワへと異動になった。1998年7月には、ロシア連邦保安庁(FSB)の長官職に就く。一年後の1998年、プーチンはエリツィン大統領によって第一副首相になった。そして、ついに彼の運命を変える1999年になると、辞職したエリツィンの後釜として大統領代行に就任した。2000年には選挙の洗礼を経て正式なロシア大統領となる。元KGBのケース・オフイサー(工作員)が、動乱の時代を乗り越えてツァーリのような大統領になった訳だから、異例の大出世としか言い様がない。

  これは筆者の単なる推測だけど、プーチンの背後には誰かいるんじゃないか? ユダヤ資本にロシアを売り渡したエリツィンに腹を立てた有力者が、有能なプーチンを抜擢したとも考えられる。つまり、ユダヤ人の"国家乗っ取り"を阻む、ナショナリストのロシア人がプーチンの後ろ楯になっても不思議じゃない。ただし、プーチンは絶対に自分の過去を明かさないだろう。

  ところで、専制君主なみの権力を恣(ほしいまま)にするプーチンは、一体どんな支配者を目指しているのか? 先ず言えることは、この男は机上の空論を口にする左翼ではない、ということだ。確かに、プーチンは共産党の下で諜報員を務めたが、その根底には共産主義の理想は無い。むしろ、伝統的なロシア思想が流れている。プーチンが欲したのは、ロシアを混沌から救い出し、社会秩序を取り戻すことだった。それゆえ、彼は綺麗事の「リベラル思想」なんかは足蹴りだ。プーチンはロシア第一主義を掲げていた。

  国民の団結を尊ぶプーチンでも、"生粋"の民族主義者には警戒心を持つ。なぜならば、ロシア帝國が多民族社会であるからだ。もし、タタール人とかチェチェン人、ウクライナ人、カルムイク人などに民族主義を許してしまうと、ロシア共和国に亀裂が生じ、バラバラになってしまうだろう。だから、プーチンにとっての政敵は、ヤブロコ党首のグリゴリー・ヤブリンスキーみたいなリベラル派ではなく、むしろアレクサンドル・レベデフ将軍のような民族主義の政治家、あるいは共産党のゲンナジー・ジュガーノフ党首みたいな政治家の方であった。

  ロシア帝國の復活を望んだプーチンは、民衆を束ねるため明確な国家のアイデンティティーを求めていた。しかし、それは自由主義に基づくデモクラシーではなく、モスクワのクレムリンがしっかりと管理できる国家体制であった。プーチンには甘っちょろい理想はない。彼の精神にはリアリズムが貫かれている。この大統領が優先したのは、中央集権化した国家機構の再興だ。「強いロシアの復活」こそが、国家主義者のプーチンが追求する目標であった。氷のように冷静で、残酷なまでに権力を求めるプーチンは、ソ連崩壊でバラバラになったロシア国民を纏め、人々を結び附ける固有の価値観を掲げている。共産主義の崩壊によってロシア国民は個人の自由や権利、表現・言論の自由を手にしたが、これはロシアの"伝統的な価値観"とは異質なものであった。

  では、その価値観とは何か? ブルッキングス研究所のフィオナ・ヒル(Fiona Hill)とクリフォード・ガディ(Clifford G. Gaddy)によれば、愛国心、集団主義、結束、大国性(deezhavnost / デルジャヴノスチ)、そして翻訳不能な"gosudarstvennichestvo"(ゴルダルストヴェンニチュストヴォ)であった。(フィオナ・ヒル / クリフォード・G・ガディ『プーチンの世界「皇帝」になった工作員』濱野大道 / 千葉敏生 訳、新潮社、2016年、p.62.)

  強力な国家は社会秩序を保障する源であり、あらゆる変革を開始する主な原動力である。プーチンは自分自身を国家の建設者(gosudarstvennik / ゴスダルストヴェンニク)、すなわち国家の公僕であると称した。ゴスダルストヴェンニクは国家そのものだけを信じ、自薦か他薦かを問わずに永久に国家に仕える約束をした人間なのである。(上掲書、p.62.)

Putin as Emperor 002( 左 / 皇帝に描かれたプーチン )
  歐米諸国のマスコミは、ロシア支配を目論むグローバリストに隷属するから、プーチンの国家運営を否定的に報道するが、個別の政策を調べてみると、意外にも保守的な一面があったりする。それは何故か? 答え。プーチンがロシア共和国を自分の「縄張り」と見なしているからだ。つまり、プーチンはマフィアのボスと同じである。「俺が手にした領土(シマ)だから、世界一の国家にするんだ ! 誰もが羨む素晴らしい国家にしてこそ、俺様に相応しい。だから、俺のシマに手を出す奴、ロシアを荒らす"よそ者"は容赦しないぞ。アメリカ人だろうがユダヤ人だろうが、全力で叩きのめしてやる !」とプーチンは思っているんじゃないか。

  これはアドルフ・ヒトラーにも通じる行動様式で、ある種の独裁者は民衆から選ばれる国会議員よりも立派である。なぜ、ヒトラーは歐米の知識人から全否定されるのに、一部の「右翼」からは称讃されるのか? なるほど、ヒトラーは残忍な独裁者なのかも知れない。だが、ドイツ第三帝國は彼の"所有物"になったから、ドイツを世界に冠たる超一流国にしようとしたのだ。それには、国家を支える民衆を豊かにし、藝術が栄える文明国にしなければならない。藝術家を目指したヒトラーが、永遠のローマに憧れ、ドイツの都市を壮大にしよう、美しく光り輝く祖国にしよう、と考えたのも当然だ。

Germans 4435Hitler & Germans 88


( 上写真 / ヒトラーとナチス時代のドイツ人 )

  また、国家は国民で構成されるから、国民の"質"を考えることも重要である。ユダヤ人のような浮浪民族は、素晴らしいドイツにとって目障りだから排除せねばならない。ドイツにはゲルマン系ドイツ人、ないし北方種族のヨーロッパ人が住むべきで、穢らわしいユダヤ人はパレスチナへ追放するに限る。日本人はワイマール共和国を理想のデモクラシーと考えるが、実際は貧困と腐敗の巣窟だった。以前、当ブログで紹介したように、ユダヤ人が経営する風俗店やナイト・クラブでは同性愛、SM、頽廃藝術がはびこり、不健康な文化が至る所に満ちていた。(記事A参照) 高校や大学で西洋史を担当する先生で、ゲオルグ・グロスを紹介し、彼の卑猥な絵を見せてくれる教師は何人いたのか?

Germany 662Germany 332


(上写真 / ワイマール時代の頽廃したドイツ人 )

  左翼の知識人はナチス時代のドイツを徹底的に糾弾するが、本当にナチスは悪事ばかりを働いていたのか? 具体的に考えてみれば、日本人やイギリス人だってドイツ人と同じ行動を取るんじゃないか? 例えば、学校や会社の清掃は気が進まないから、校庭の草むしりなんて苦痛だし、便所掃除や倉庫の床磨きなんて真っ平御免だ。しかし、自分の部屋とか自宅になると話は別になる。普通の庶民が書斎やリビングをエドワード朝の家具で豪華にするのは無理だけど、ちょっと奮発して、クリ木製の書斎机(chestnut executive desk)を置いたり、スウェーデン製のストーブを購入することくらいは可能だ。

  巷(ちまた)の女子高生だって似たり寄ったりだろう。ポケモンやトトロの縫いぐるみを並べることもあれば、アンティークのランプを買ってきて、御洒落な勉強部屋にすることもある。中高年になると草木に目が向くようで、マーサ・スチュアートの番組などを観て、生活のクォリティーを考えたりする。ちょいと気取った奥様は、庭の一角に紫陽花(アジサイ)とか薔薇(バラ)を植えたりして御満悦。定年間近の亭主は、長年連れ添った女房よりもペットを大切にするから、庭にドッグ・ランを拵えたり、部屋にキャット・タワーを設置したりと大忙し。

  自分の所有物なら素晴らしくしたいと思うのは人情だ。もちろん、世の中には自分の家を「ゴミ屋敷」にする人は居るけど、そんなのは極僅かで、大抵の日本人は家を綺麗にし、娘や息子の結婚相手にも気を配る。自宅の隣に浮浪者が住み着けば追い払うし、在日朝鮮人の居候なんて寒気がする。もし、娘が黒人兵の恋人を連れてきたら両親は激怒するし、息子が支那人かフィリピン人と結婚すると言い出せば「絶対だめ!」と許さない。こうした日本人はネオナチの右翼みたいだけど、昭和時代には普通だった。

  アメリカ人同様、日本人もユダヤ勢力によって精神を改造され、ドイツの主人であるドイツ人を非難し、居候のユダヤ人を支援する。フランス人やイギリス人だってジプシーとユダヤ人は嫌いなのに、ジプシーだけ追い払うというのは、どういった了簡なのか? ジプシーをルーマニアやユーゴスラビアに突き返すのであれば、ユダヤ人を叩き出し、パレスチナに送ってしまえばいいじゃないか? 居候がぶん殴られて、国外追放になるのは仕方ない。「追い出した方が悪い」という反論は馬鹿げている。

  第21世紀のロシア皇帝となったプーチンは、ロシア特有の価値観に基づく「強い国家(シリノエ・ゴスダルストヴォ / sil'noye gosudarstvo)」を目指した。独裁者のヒトラーはドイツ国民の健康や道徳に配慮したが、プーチンもロシア国民の精神衛生に敏感だった。なぜなら、国民精神の退廃は国家の弱体化を招くと解っていたからだ。それもそのはず。対外工作を専門とするKGBは、歐米諸国を弱体化させるため、現地の若者を根底から腐敗させたし、倫理道徳を蔑ろにするよう仕向けていた。ソ連の工作員は過激思想を広めたり、反戦運動や学生運動を金銭的に支援した。その他にも様々な悪事を企てたから、アメリカや西ヨーロッパの社会は今でも滅茶苦茶だ。KGBの協力者になった知識人は、フェミニズムを使って家庭崩壊を目論んだし、赤いユダヤ人は人種対立を煽って西歐社会の破壊を楽しんでいた。

  敵を倒すにはミサイルや刃物は要らない。相手が自滅するよう仕向ければいい。これに気づかない馬鹿を利用するのが工作員の秘訣である。東大医学部の赤色学生なんて、所詮は世間知らずの受験秀才で、自分達が社会革命の先駆者だと思っていた。1968年のパリに憧れて、ゲバ棒を振り回していた学生なんか、卒業間近になると急に就職先が心配になり、床屋に行って髪を切っていた。東工大で「全学改革推進会議」を創った菅直人や、信州大で全共闘議長だった猪瀬直樹に訊けば、コッソリ転向した者を紹介してくれるかも知れないぞ。ちなみに、新宿騒乱事件が起きた1968年、猪瀬は裏通りのパチンコ屋を覗いたそうだ。その時、彼は店内で「普通の生活」、すなわち現実の日常を目にしたという。作家になった猪瀬は昔の自分を回想し、斜めに構えて呟く。「学生運動で世界が変わる」とは思わなかった、と。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』 朝日新聞出版社、2010年、p.145.) しかし、猪瀬は東京都知事になっても世界を変えられなかったじゃないか !

  脱線したので話を戻す。プーチンはKGBの対外工作を実際に知っていたから、不道徳な思想の浸透には殊のほか厳しかった。無神論やニヒリズム、同性愛などは以てのほか。ロシア社会を腐敗させるだけだ。宗教を敵視する共産党に属していたのに、プーチンは意外と信仰深く、ロシア社会にはロシア正教が必要だと解っていた。もちろん、敬虔な信仰心は政治的なポーズで本心じゃない。だが、プーチンはロシア国民の精神的空白を懸念していた。なぜなら、民衆には心の支えとなる思想が必要で、共産主義は国民の士気を高める思想じゃない。確固たる信念を持たない人間は、利用されるばかりか、国家にとって有害な人物となる。金銭や報償で容易に外国の手先となるし、健全な家庭を築くこともない。プーチンは勇猛果敢なロシア兵や愛国心に満ちた国民を求めていた。彼は立派な人間を育成するロシア正教を支援する。

  ロシアの民衆を一つに束ねる組織があるとすれば、それはロシア正教に他ならなかった。KGBは宗教家の活動が政治活動に変化するのではと恐れていたので、反体制派の司祭達は迫害されていたという。しかし、ロシアの大地に根づく伝統的宗教は強い。現実派(リアリスト)のヨシフ・スターリンは、共産主義というユダヤ思想ではロシア人は動かないと解っていた。それゆえ、この大元帥はロシア人の愛国心に訴えた。対独戦争は祖国防衛戦争である、と。ロシアの民衆は愚鈍だけど、信仰心と愛国心は非常に強かった。となれば、ロシアの為政者は宗教心で国民を鼓舞しなければならない。ロシア正教は多くの人々に訴えかける力を持つ統一的な思想であり、奥深い思想と影響力を提供してくれるものだった。

Pussy Riot 002Pussy Riot 00332


( 左 : プッシー・ライオットのメンバー / 右 : ロシア正教の聖堂を侮辱するプッシー・ライオット )

  宗教の重要性を認識するプーチンだからこそ、西歐風のリベラリズムや世俗主義には大反対。彼が人気藝人の「プッシー・ライオット」を目の敵(かたき)にしたのも当然だ。プッシー・ライオットのメンバーは「フーリガン」であり、彼女らの楽曲「パンク・プレイヤー」が侮辱したのは、プーチンではなくロシア正教会であった。彼女達のパフォーマンスはロシア正教の神聖な場所である「至聖所」を穢したのだ。(『プーチンの世界「皇帝」になった工作員』、p.307.) プッシー・ライオットのメンバーは無政府主義者だったが、それよりも性質(たち)が悪かったのは、信仰を持たない無神論者であったことだ。彼女たちのような人々--- ロシアのインテリゲンチャ(知識階級)やその理念の支持者 ---- は「よそ者」であり、ロシアの一員ではなかった。(上掲書、p.308.)

  以前、AP通信のインタヴューに応じたプーチンは、ジョン・ダニゼウスキからの質問を受けて、次のように答えていた。

  世の中には、常に国家や社会的有機体を蝕む、ある種の病原菌が潜んでいる。しかし、その病原菌が活性化するのは、免疫力が低下し、問題が現れ、一般民衆が苦しみ始めた時である。これら何百万もの人々は、それ以上事態は悪くならないと信じる。どんな対価を払ってでも変革を成し遂げよう、そこにあるもの全てをぶち壊そう、我々は新たな世界を創るんだと思い、中身の無い者が全てになる。

 エリートの忠誠心不忠についてだが、おそらく、こうした特殊問題は存在する。そう言えば、確かプーシキンが述べていたけど、「誰も彼を国家の総督あるいは皇帝の太守(satrap)とは思わず、反対に彼は自由を愛する者、デカブリストの友、そして誰もそれを疑わない。さらに、プーシキンは言った。「政府じゃなく、ロシアに反対する者が実に多い」と。残念ながら、我が国のインテリゲンチャにもこうした伝統がある。しかし、これは人々が常に文明人としての躾の良さ、つまり、いかに自分が深い教養をもっているかを強調したいからだ。人々はいつも最良の模範に従うことを欲する。たぶん、それは一定の発展段階まで来れば避けられないことなんだろう。

  だが、このように国家との一体感を失ったことが、ロシア帝國の崩壊、およびソ連の瓦解に甚大な影響を与えたことは否めない。我々は前もってそれを理解せねばならないし、第一次世界大戦の末期やソ連の晩年と同じような状況に陥ることは、何としても防がねばならない。(Interv'yu Pervomu kanalu i agentstvu Assoshieyted Press , Vladimir Putin's Channel One and Associated Press interview) 4 September 2013.)

  このインタヴューを聞くと奇妙なことに、あのプーチンが"まともな"常識人に見えてくる。権謀術数に長けたプーチンとくれば、暴力団の組長みたいな頭目なのに、国家運営に関しては妙に道徳的だ。しかし、この独裁者は岸田文雄みたいな"お坊ちゃん"じゃない。本音どころか、素顔さえも隠す古狸。口にする発言だって紛らわしく、幾つもの解釈ができるように予め計算したりする。プーチンの真意を摑めない相手は、額面通り受け取っていいのか判らず、ただ困惑するばかり。偽情報を流したり、心理戦を用いて相手を操るのは、プーチンにとって朝飯前だ。

Putin & Russian priest 2566Putin & Russian priest 11


(上写真 / ロシア正教の司教とプーチン大統領)

  このプーチンは根っからの策士だから、ロシア正教会を大切にするといっても、それは彼の管理下での宗教組織に過ぎない。つまり、プーチンはビザンツ帝國の皇帝みたいなものである。東ローマ帝國に君臨する皇帝は、キリスト教徒になっても、ヨーロッパの国王みたいに教皇の臣下にはならない。むしろ、コンスタンティノポリスの総大司教を従える帝王だ。ロシアにおいて聖職者が政治活動に参加するのは御法度。教会の司祭は魂の救済にだけ専念しろ、という訳だ。

  ウクライナ問題で歐米諸国と対峙するプーチンだが、この豪腕大統領は米国の圧力に屈服して負け犬の道を歩むことはないだろう。彼は常に「国父のような皇帝」を演じる。ロシア人は暴君でもいいから、力強い指導者を求めてしまう。今でも、一部のロシア国民がスターリンを懐かしむのは、第二次世界大戦でロシアを勝利に導いた英雄であるからだ。

  翻って、我が国を見渡せば、どの政治家もクズばかり。外務大臣を経験した河野太郎や茂木敏充は支那人の下僕だし、ウォール街へ参拝した菅義偉は、お代官様に怯える村役場の事務員みたいだった。岸田文雄は財務省の親戚に囲まれた操り人形。小泉内閣からずっと政権にタカっている竹中平蔵は売国奴の典型だ。吉村洋文知事が率いる日本維新の会も売国奴の集まりで、大阪を賭博屋のMGM(ユダヤ人のリゾート開発業者)に売り渡そうとしている。未来の総理大臣たる小泉進次郎は、これまた情けなく、米国のCSISに養われる人質だった。日本にプーチンのような首相がいれば、ちょっとはマシなんだけどねぇ〜。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68883463.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/809.html#c20

[近代史4] 売国政治家列伝 _ 安倍晋三 中川隆
72. 中川隆[-14363] koaQ7Jey 2021年12月31日 17:13:15 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[11]
最悪の成果残したアベノミクス
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-5fa5f1.html
2021年12月30日 植草一秀の『知られざる真実』


2021年の経済を回顧する。

日本経済の停滞はいまに始まったことではない。

日本経済の実質GDP成長率は、バブルが崩壊した1990年以降30年以上にわたって停滞し続けている。

実質GDP成長率の推移は以下の通り。

1960年代:10.5%

1970年代:5.2%

1980年代:4.9%

1990年代:1.5%

2000年代:0.6%

民主党政権時代の2009年10−12月期から2012年10−12月期の成長率平均値が1.7%。

第2次安倍内閣発足後の2013年1−3月期から2021年7−9月期案での成長率平均値が0.6%。

1990年代以降、ゼロに近い状況が30年以上も継続している。

2012年に発足した第2次安倍内閣は「アベノミクス」を掲げて日本経済を浮上させることを公約に掲げたが失敗した。

戦後最低の経済成長率を記録したのが第2次安倍内閣発足後の日本である。

1990年以降は消費税導入と消費税大増税の30年間だった。

日本経済の停滞は世界のなかでも突出している。

2012年12月に発足した安倍内閣は「アベノミクス」を提唱した。

内容は財政政策、金融政策、構造政策を発動するというもの。

経済政策の主要な三手法を並べたもので目新しさはまったくなかった。

1.財政政策を発動したのは2013年だけ。

2014年には消費税増税を強行。

「アベコベノミクス」に転落した。

2.金融政策は量的金融緩和でインフレ率を2%に引き上げるというものだったがインフレ率引き上げに失敗した。

そもそもインフレ率の引き上げは生活者のための施策でない。

企業がインフレ分だけ実質賃金を引き下げることができるからインフレ率上昇が求められたという経緯がある。

インフレ率引き上げに失敗したことは国民にとって不幸中の幸いだった。

3.「アベノミクス」の核心は「構造政策」=「成長戦略」にあった。

「成長戦略」の言葉は響きが良いが「誰の」「何の」成長であるのかが重要。

「成長戦略」の「成長」は「大資本の利益の成長」を目指すものだった。

「成長戦略」の中身は「農業自由化」、「医療自由化」、「労働規制撤廃」、「法人税減税」、「公的事業払い下げ」だった。

「働き方改革」という名の「働かせ方改悪」が強行されて企業収益は2012年から1017年までの5年間に2.3倍に激増した。

経済が低迷するなかで大企業利益が激増したことは労働者の賃金が減少したことを意味する。

一人当たり実質賃金は2012年から2020年の8年間に6%も減少した。

日本は世界最悪の賃金減少国になった。

最悪の経済成長率のなかで大企業利益だけが激増して労働者の賃金が激減するのは当然のこと。

同時に、「改革」の名の下に一次産業と公的事業の権益がグローバル巨大資本に供与された。

そのために跋扈したのが現代版の「政商」。

えせ経済学者勢力だ。

2021年の自民党党首選で岸田文雄氏が勝利したことの意味は小さくない。

ハゲタカ勢力は新自由主義経済政策を推進する河野太郎氏の当選を期待したはずだ。

岸田文雄氏は曲がりなりにも「新しい資本主義」を掲げて「新自由主義経済政策」を批判する主張を展開した。

日本の経済政策を「弱肉強食推進」から「共生社会確立」に転換できるのかどうか。

2022年以降の経済政策論議が重要性を帯びる。

自民党内部では「新自由主義経済政策推進勢力」と「反自由主義経済政策勢力」との間の抗争が激化することになる。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/789.html#c72

[近代史3] 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 江口洋介 福山雅治 酒井法子『ひとつ屋根の下』 (フジテレビ 1993年) 中川隆
1. 中川隆[-14362] koaQ7Jey 2021年12月31日 17:44:17 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[12]
ひとつ屋根の下(1993)第2話「弟を捨てるのか!」
https://www.youtube.com/watch?v=SuoFaVic6yw

ひとつ屋根の下(1993)第3話「兄チャンと妹の涙」
https://www.youtube.com/watch?v=wMc0b7BRBcA

ひとつ屋根の下(1993)第4話「チィ兄ちゃん帰る」
https://www.youtube.com/watch?v=ztDFWF8o6yw

ひとつ屋根の下(1993)第5話「車椅子の弟へ」
https://www.youtube.com/watch?v=nwMT9lR0AmA

ひとつ屋根の下(1993)第6話「結婚宣言」
https://www.youtube.com/watch?v=8LYs7pZkBf4

ひとつ屋根の下(1993)第7話「裏切られた純情」
https://www.youtube.com/watch?v=voLb5TpKp3o

ひとつ屋根の下(1993)第8話「長女の悲しい家出」
https://www.youtube.com/watch?v=XMiQUVkb9PI

ひとつ屋根の下(1993)第9話「そこには愛がある」
https://www.youtube.com/watch?v=AKx7ohrh_4M

ひとつ屋根の下(1993)第10話「弟よ、夢を抱け!」
https://www.youtube.com/watch?v=C-rk6JidqEg

ひとつ屋根の下(1993)第11話「引き裂かれた絆」
https://www.youtube.com/watch?v=PMX-pswNw68

ひとつ屋根の下(1993)第12話「上を向いて歩こう」
https://www.youtube.com/watch?v=rtH2XnaBzss

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1065.html#c1
[近代史5] 1959年以来、キューバの体制転覆を試みてきた米国が11月にカラー革命を目論む 中川隆
1. 2021年12月31日 19:23:12 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[13]
2021.12.31
アメリカとの軍事同盟を強化しようとしている蔡英文政権の悲喜劇(1/3)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112310000/


 ​台湾がアメリカとの軍事同盟を強めようとしている​という。蔡英文が総統に就任にした2016年以降、台湾は中国との関係を悪化させる一方でアメリカとの関係を強化してきた流れをさらに推し進めるということだろう。ロシアや中国を屈服させるために恫喝を続けているアメリカにとっては願ってもないことだ。

 中国にとって台湾がどのような位置にあるかは、アメリカがキューバに対してどのような行動を取ったかを思い起こせば理解しやすい。中国と台湾との距離はアメリカとキューバとの距離に比べて近い。そこへ敵と見なしている国の軍隊が入り、ミサイルが配備されることをアメリカは軍事的に解決しようとした。自分たちの行動に対して中国やロシアどのように反応するかをアメリカ側は理解しているはずだ。

 アメリカの偵察機U2がキューバで地対空ミサイルSA2の発射施設を発見したのは1962年8月のこと。ハバナの埠頭に停泊していたソ連の貨物船オムスクが中距離ミサイルを下ろし始め、別の船ボルタワがSS4を運び込んでいることも判明している。(Martin Walker, "The Cold War," Fourth Estate, 1993)

 当時、アメリカの軍や情報機関にはソ連や中国を先制核攻撃するべきだと考えるグループが存在していた。カーチス・ルメイ空軍参謀長もそうしたグループの一員で、彼らはジョン・F・ケネディ大統領に対して10月19日に空爆を主張する。キューバを空爆してもソ連は手も足も出せないはずだと主張したが、ケネディは強硬派の作戦に同意せず、10月22日にミサイルがキューバに存在することを公表、海上封鎖を宣言した。

 10月27日にキューバ上空でU2が撃墜され、シベリア上空でもU2が迎撃されている。この直後にマクナマラ国防長官はU2の飛行停止を命令したが、その後も別のU2がシベリア上空を飛行している。アメリカの好戦派は政府の命令を無視して挑発を繰り返したわけだ。

 同じ日にアメリカ海軍の空母ランドルフを中心とする艦隊の駆逐艦ビールがソ連の潜水艦をカリブ海で発見、対潜爆雷を投下している。攻撃を受けて潜水艦の副長は参謀へ連絡しようとするが失敗、アメリカとソ連の戦争が始まったと判断した艦長は核魚雷の発射準備に同意するようにふたりの将校に求めた。

 この核魚雷の威力は広島に落とされた原子爆弾と同程度で、もし発射されていたならカリブ海にいたアメリカの艦隊は全滅、米ソは全面核戦争へ突入した可能性が高かったが、核魚雷は発射されなかった。ソ連の潜水艦にたまたま乗り合わせていた旅団参謀が発射の同意を拒否したからだ。(Daniel Ellsberg, “The Doomsday Machine,” Bloomsbury USA, 2017)

 ルメイたちは大統領に対し、ソ連を攻撃するべきだと詰め寄っていたが、拒否されている。この時に好戦派はクーデターでケネディ大統領を排除してソ連に核戦争を仕掛けるつもりだったとも言われているが、10月28日にソ連のニキータ・フルシチョフ首相はミサイルの撤去を約束、海上封鎖は解除されて核戦争は避けられた。

 ケネディ大統領の親友で最も信頼されていた側近だったケネス・P・オドンネルによると、ケネディと個人的に親しかったマリー・ピンチョット・メイヤーは危機の最中、ソ連と罵り合いに陥ってはならないと強く大統領に主張していたという。(Peter Janney, “Mary’s Mosaic,” Skyhorse, 2013)

 そして1963年11月22日にケネディ大統領はテキサス州ダラスで暗殺され、その暗殺に関するウォーレン委員会の報告書がリンドン・ジョンソン大統領に提出された3週間後の64年10月12日、マリー・ピンチョット・メイヤーは散歩中に射殺された。

 ソ連がキューバへミサイルを運び込んだ背景にはアメリカやイギリスの軍事強硬派の計画が存在していた。例えば1945年8月末にローリス・ノースタッド少将はグルーブス少将に対してソ連の中枢15都市と主要25都市への核攻撃に関する文書を提出、9月15日付けの文書ではソ連の主要66地域を核攻撃で消滅させるには204発の原爆が必要だと推計、ソ連全体を破壊するためにアメリカが必要とする原爆の数は446発、最低でも123発だと算出されていた。(Lauris Norstad, “Memorandum For Major General L. R. Groves,” 15 September 1945)

 1949年に出されたJCS(統合参謀本部)の研究報告にはソ連の70都市へ133発の原爆を落とすと書かれている。1952年11月には初の水爆実験を成功させ、1954年にSAC(戦略空軍総司令部)は600から750発の核爆弾をソ連に投下、118都市に住む住民の80%、つまり約6000万人を殺すという計画を立てていた。

 実行を想定していたと考えられる1957年作成の「ドロップショット作戦」では300発の核爆弾をソ連の100都市で使い、工業生産能力の85%を破壊する予定になっていた。(Oliver Stone & Peter Kuznick, “The Untold History of the United States,” Gallery Books, 2012)

 これが1950年代に沖縄の軍事基地化が進められた背景であり、そうして建設された基地は中国やソ連を攻撃する拠点。核兵器が持ち込まれるのは必然だった。勿論、「核の傘」ではなく「核の槍」だ。沖縄にアメリカの海兵隊が駐留しているのも必然。屁理屈をこねる必要はない。

 テキサス大学のジェームズ・ガルブレイス教授によると、​アメリカの先制核攻撃は1963年後半に実行されることになっていた​が、大きな障害が出現していた。ソ連との平和共存を訴えていたジョン・F・ケネディが大統領に選ばれたのだ。そのケネディは暗殺され、その責任をキューバやソ連に押しつけ、ソ連との戦争を始めようという動きがあったが、これは挫折した。(つづく)

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112310000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1249.html#c1

[リバイバル3] 甘酒・酒粕は肝臓を強化し、髪をふさふさにして肌まで美しくする、飲む”若返り薬” 中川隆
9. 中川隆[-14361] koaQ7Jey 2022年1月01日 00:18:06 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[14]
酒かす成分に肥満抑制や血糖値改善作用 帯畜大・宮下特任教授が確認
2021/12/31
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/629187


酒かす成分に肥満抑制や血糖値改善作用 帯畜大・宮下特任教授が確認

 帯広畜産大産学連携センターの宮下和夫特任教授が、清酒の酒かすに多く含まれる「スフィンゴイド塩基」という化学物質に、高い抗肥満作用や血糖値改善作用があることを実験で突き止めた。今年夏以降に国際科学誌で発表する。酒かすを利用した健康食品開発などへの応用が期待されるという。

 同塩基は脂の一種で、保湿作用がある脂質成分「セラミド」の構成要素として知られる。セラミドは化粧品などにも配合され、研究が進んでいる。帯畜大の別の研究チームによって、同塩基が酒かすに多く含まれることまでは特定されていたが、具体的な効用は分かっていなかった。

 宮下特任教授が2018〜19年に行った実験では、マウスに《1》普通食《2》高脂肪食《3》同塩基を加えた高脂肪食―の3種類を与えて4週間飼育。その結果、当初約24グラムだったマウスの体重は普通食で5グラム、高脂肪食では8グラム増加したが、同塩基を加えた餌では1グラム増にとどまった。また血糖値は高脂肪食で17%上昇したのに対し、同塩基を加えると逆に18%下がった。これらの性質を応用すれば、「生活習慣病の改善が期待できるサプリメントの開発などが見込める」という。

 宮下特任教授の別の研究によると、酒かすと比べれば量は150分の1以下だが、同塩基はバターやみそなどの発酵食品にも含まれているため、発酵の過程で生じた可能性がある。今後は他大学の研究者や酒造会社とも協力し、酒造の過程で同塩基が多く発生する理由を解明する計画だ。同塩基を効率的に大量生産する方法も探る。

 清酒の消費減により全国各地で酒造会社の経営が厳しさを増しているだけに、酒かすを活用した新事業を創出できれば、経営の支援につながる意義がある。帯畜大構内にも20年春、上川大雪酒造(上川管内上川町)の「碧雲(へきうん)蔵」が開設しており、宮下特任教授は「帯広でも酒かすを利用した地域限定商品を作るなどの活用が考えられる」と話している。(田口友博)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/629187
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/871.html#c9

[近代史3] 酒粕をもっと食べよう 中川隆
9. 中川隆[-14360] koaQ7Jey 2022年1月01日 00:19:17 : cCpxunnU4w : S3FPbENyS1BiVy4=[15]
酒かす成分に肥満抑制や血糖値改善作用 帯畜大・宮下特任教授が確認
2021/12/31

酒かす成分に肥満抑制や血糖値改善作用 帯畜大・宮下特任教授が確認
 帯広畜産大産学連携センターの宮下和夫特任教授が、清酒の酒かすに多く含まれる「スフィンゴイド塩基」という化学物質に、高い抗肥満作用や血糖値改善作用があることを実験で突き止めた。今年夏以降に国際科学誌で発表する。酒かすを利用した健康食品開発などへの応用が期待されるという。

 同塩基は脂の一種で、保湿作用がある脂質成分「セラミド」の構成要素として知られる。セラミドは化粧品などにも配合され、研究が進んでいる。帯畜大の別の研究チームによって、同塩基が酒かすに多く含まれることまでは特定されていたが、具体的な効用は分かっていなかった。

 宮下特任教授が2018〜19年に行った実験では、マウスに《1》普通食《2》高脂肪食《3》同塩基を加えた高脂肪食―の3種類を与えて4週間飼育。その結果、当初約24グラムだったマウスの体重は普通食で5グラム、高脂肪食では8グラム増加したが、同塩基を加えた餌では1グラム増にとどまった。また血糖値は高脂肪食で17%上昇したのに対し、同塩基を加えると逆に18%下がった。これらの性質を応用すれば、「生活習慣病の改善が期待できるサプリメントの開発などが見込める」という。

 宮下特任教授の別の研究によると、酒かすと比べれば量は150分の1以下だが、同塩基はバターやみそなどの発酵食品にも含まれているため、発酵の過程で生じた可能性がある。今後は他大学の研究者や酒造会社とも協力し、酒造の過程で同塩基が多く発生する理由を解明する計画だ。同塩基を効率的に大量生産する方法も探る。

 清酒の消費減により全国各地で酒造会社の経営が厳しさを増しているだけに、酒かすを活用した新事業を創出できれば、経営の支援につながる意義がある。帯畜大構内にも20年春、上川大雪酒造(上川管内上川町)の「碧雲(へきうん)蔵」が開設しており、宮下特任教授は「帯広でも酒かすを利用した地域限定商品を作るなどの活用が考えられる」と話している。(田口友博)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/629187
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/334.html#c9

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > S3FPbENyS1BiVy4= > 100000  g検索 S3FPbENyS1BiVy4=

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。