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馬鹿が世界を支配する時代 2020年07月07日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1178.html
まだ私が若かった時代、日本の政界の頂辺にいたのは戦争に行った世代で、例えば田中角栄・大平正芳・中曽根康弘・後藤田正治・野中広務らで、戦場の残酷・悲惨を自分の五感で体験してきた連中だから、決して人情の欠落した馬鹿ではなかった。
アメリカでも同じだ。ケネディにジョンソンにパパブッシュらは、みな戦場帰りだった。欧州の多くの国家指導者も、みな戦争の悲惨を思い知らされた世代だった。だから冷酷にはなりきらず、一片の人情を残していた。
ただサッチャーのように戦場を経験してないトップは、ずいぶん非情なことを実行した。ドゴールのような特権に培養された連中も、残酷な戦争を行った。
日本で戦場を経験していないトップといえば、海部俊樹あたりからだと思うが、それでも幼い頃から空襲を逃げ惑った世代は、戦場に連れ出された世代に準じて、食料も乏しく、辛い経験を重ねている。
本当に戦争を何一つ知らない、辛酸を嘗めたことのないトップ世代としては、おそらく安倍晋三が最初ではなかったか?
安倍晋三は、岸信介や佐藤栄作、安倍晋太郎など田布施組の血縁系譜にいて、何一つ不自由のないお坊ちゃんとして育ち、裏口入学、裏口卒業の経歴で、弱者と触れあった経験もなく、世間の苛酷さを知らされた体験も持たないまま、社会の底辺をほとんど何も知らずに育った最初の世代である。
首相になれたのだって、本人の実力ではありえない。それは安倍を利用しようとして周囲にいる有象無象の反共勢力の力であり、不正と謀略によって政権を維持してきたのだ。
昨日の、都知事選だって、私にはムサシ(安倍が最大株主のはずだ)を使った不正選挙であることが、ありありと見えている。安倍を支えてきたのは、CIAによる不正選挙に他ならない。
安倍晋三の目に入るのは政治家としての利権だけだった。安倍が底辺の生活をどれくらい知らないかというと、「パートの収入は月25万円」と絶望的な非庶民感覚の持ち主であることを自ら暴露したことで知られている。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47547
安倍に続く、自民党の若手右翼組は、さらに残酷で悲惨だ。彼らの選挙資金は、経団連、日本会議や統一教会などから出ていて、最初から政治的・宗教的な反共洗脳にどっぷり浸かっていて、「古き良き自民党時代」のように、「地域住民に成り代わって利益の代弁者として仕事する」という発想ではなく、自民党という組織を利用して、「憲法改悪」を実現し、核兵器開発と武器輸出でボロ儲けする利権に参加したいという陳腐下劣な野望しか存在しない。
安倍を取り巻く政治家たちの多くが統一教会関係者であることは、かなり以前(中曽根政権時代から)たびたび指摘されてきた。
なぜ、統一教会と関係が深いのかというと、岸信介と文鮮明が、戦前の昭和通商時代からの反共の盟友であり、統一教会日本支部が岸信介の南平台の敷地内に建設されたことでも親密さが分かる。安倍の住居も、その至近距離にある。
安倍晋三・岸信夫・北村経夫らが統一教会から資金と人的(選挙運動員の)援助を受けて当選してきた事実は広く知られているし、今回逮捕された河合克行夫妻が、統一教会日本支部の最高幹部であることを副島隆彦が暴露している。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1167.html
おそらく、安倍政権幹部クラスの相当部分が統一教会メンバーである疑いがある。副島は黒川弘務も原理研出身であることを指摘しているし、安倍政権の黒幕中の黒幕、北村滋も、おそらく統一教会だろう。この疑惑は、小池百合子のカイロ大卒業どころではない。
麻生太郎も、戦前からの麻生財閥(炭坑とセメント原料採取)で、田布施組と深い血縁関係がある。
安倍と同じで、小学生漢字もまともに書けないほど無教養な人物で、いつも「お国のために役立たない老人は安楽死させろ」との発言を繰り返している。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2101P_R20C13A1PP8000/
麻生自身が「役に立たない筆頭」であり、真っ先に死んでもらいたい人物なのだが、毎日ホテルで酒を飲むだけの、お飾り財務相を続けている。
私の若い頃の記憶では、安倍や麻生ほど無教養で弱者に思いやりのない馬鹿が国家のトップにいることは想像もできなかった。
例え、右翼的傾向があっても、後藤田や野中は、弱者に対する優しさを感じることができた。
桁違いにひどいのが竹中平蔵だ。竹中は小泉政権とともに表舞台に登場したが、その残忍で独善的、徹底した利己主義の体質は、さすがに戦争世代の重鎮からも嫌われて、戦後世代の代表格である小泉政権になって、はじめて政治の表舞台に登場することができた。
安倍晋三や麻生太郎が政権のトップに就任して、弱者に対する思いやりのカケラもない政策(消費税や労働者非正規化政策など)を連発して、弱体化した日本社会を、ますます地獄に落としてゆくことを嘆いていて、こんな政権は、世界でも希なほど悪質だと思っていたのだが、その世界も同時に悪魔の顔に変貌しはじめた。
まさに、世界中で安倍・麻生クラスの馬鹿がトップに踊り出てきた。
代表をいえば、もちろんドナルド・トランプだ。およそ知性の対極にある、えげつない利己主義を前面に打ち出して、「アメリカの利権のためだけに働く」と宣言したのだ。
そこには、人情や社会的正義、国際協調などの理念は皆無であり、ただ自分に転がってくる利権にしか関心のない、超低俗な人間性を平然とさらけ出している。
トランプだけかと思いきや、ブラジルのボルサリーノは、さらにひどかった。この男はCIAとマフィアに担がれて登場してきたとしか思えない。
地球環境の浄化装置であるアマゾンの熱帯雨林を無制限に伐採させ、次々に人工農地に変えさせた。そして先住民の生活領域に土足で踏み込み、マフィアを使って秘密裏に皆殺しにさせているのだ。
ボルサリーノは、奴隷農場を経営してきたブラジル特権階級を代表するポルトガル人ファミリーであり、本当の狙いは奴隷制を復活させることではないかとさえ思える。
ポルトガル人子孫は、まるでコロンブスやピサロの時代と同じ発想であり、人権などには何一つ興味がない。興味があるのは、人々を暴力で痛めつけるサディズムと、預金通帳の額面だけなのだ。
さらに、世界中を見渡すと、とんでもない人間性の崩壊した独裁政権が目白押しだ。
人類の命運を暗黒に貶めている代表は、中国共産党政権で、この愚かな連中の価値観は、金儲けと利権、権力版図拡大だけである。
世界中を中国共産党で支配する野望が、あまりにも鮮明に見えていて、「他者と協調して平和な世界をつくってゆく」という理念はカケラもない。ただ、野望を実現して、利権を手中にすることしか興味がない。
いったい、中国人に、人間社会の未来図、社会に必要な人間性というポジティブな世界観・人生観を示す哲学が存在しているのだろうか?
彼らを見ていると、大航海時代のコロンブスやピサロと何一つ変わらない侵略へのあくなき欲求が見えるだけだ。
すでにインカを滅ぼしたときのような大虐殺をウイグルやチベットで行っているし、三峡ダム決壊では自国民の半数近くが被災死亡する可能性があるのだが、その命を守ることにも興味がなく、共産党の利権に影響が出ることだけを恐れている。
ネット上では、民主主義や暖かい人間性の対極にある、権力に刃向かう人間を片っ端から殺してしまう独裁政権として、以下のような国がリストアップされている。
https://world-note.com/countries-with-dictatorship/
欧州では、旧ソ連圏で、ソ連時代の独裁権力を引き継ぐ旧共産党人脈による政権の独裁性が問題にされている。
ベラルーシ・ルーマニア・ポーランドなどもそうだ。
トルコでは、ISILの黒幕でもあるエルドアン政権の独裁に対する巨大な不信感が成立している。
https://globe.asahi.com/article/12134680
北朝鮮は、絵に描いたような独裁で、まるで残酷な滅亡実験を行っているかのようだ。
フィリピンのドテルテもとんでもない暴力政権だ。
https://globe.asahi.com/article/11989512
正直なところ、半世紀前、私の若い頃、地球の未来が、これほどの馬鹿阿呆国家ばかりで占められるとは、まったく想像もしていなかった。
本当に救いがない。知性は、いったいどこに消えたのだ?
結局、戦争を体験し、その残酷・悲惨を思い知った指導者がこの世から消えてゆくと、変わって登場したのが、金儲けと利権にしか興味のない世代だった。
彼らは、子供たちの未来に何一つ関心を持たない。ただ、自分がうまい汁を吸えることにしか興味がない。
強欲と利己主義だけの世代だ。自然を大切にして後世に伝えることにも興味がなく、自然破壊、古い伝統景観の破壊にも関心を示さない。
自民党の失政によって苦しめられたロストジェネレーション世代、人の苦しみを知る山本太郎らが登場してくれていることだけが唯一の希望なのだ。
さんざん辛酸を嘗めさせられた山本太郎世代は、心の痛みを知る世代であり、日本社会の未来にとって何が必要なのか、自分の体験から想像できる世代である。
我々の世代、アフター団塊世代は、安倍晋三という馬鹿野郎に政権を渡すという超愚策しかできなかったことを心に恥入りたい。
底辺に生活する人々の痛みや苦しみの代弁者を政権に送り込むことができなかったまま、もうこの世を去ってゆかねばならない時期に来ている。
直接テロに走って問題解決することも片隅には浮かぶのだが、そんなことをしたって、自分の未来にカルマを持ち越すだけだ。
哲学的な視点でいえば、我々が直接対峙している、この世界は、リアリティに彩られて唯一の真実であるかのように錯覚するのだが、本当はそうではない。
我々が幼い頃から体験してきた人生経験のなかで、自分のカルマの反映として生み出されている幻想=茶番劇にすぎないのだ。
我々が見ている光景は、実は幻である。本当の実体は、我々のカルマにあり、我々が他人に対して優しさを示せれば、因果応報の法則から、対象世界も優しい世界が現れてくる。
対象世界が、これほど残酷で馬鹿阿呆に満ちているのは、実は自分の心が同じように馬鹿阿呆だからというのが、釈迦が説いてきた「因果応報世界」の帰結なのだ。
こんなことを書いても、理解できるのは千人に一人もいないだろう。
しかし、これからの人類は、自分の心の内側に社会矛盾の理由を求めるポジティブな人々と、心の外側に矛盾の理由を求めるネガティブな人々に、真っ二つに分離し、互いに交流しないで、それぞれが自分たちの世界に埋没してゆくと予言されている。
心の内側に、対象世界の矛盾があることに気づくのは、深い洞察と優しさがなければ無理なのだ。
まあ、こんな絵空事を書いても、理解し、共感してくれる人は、ごくごく少数にすぎないだろうと消沈しながら切り上げる。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1178.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/789.html#c16