32. 2021年8月15日 10:20:22 : gweAbugzLl : RVRIQld3eE1QSlk=[1]
斉藤幸平の登場はまさに世界の希望であった。
世界には何万という賞があるが、その中で誰もが認める最高の賞はドイッチャー記念賞 (Isaac and Tamara Deutscher Memorial Prize)である。
デヴィッド・ハーヴェイやエリック・ホブズボーム、テリー・イーグルトンなど必読の学者が受賞したこの賞を斉藤幸平は31歳最年少で受賞した。
安倍晋三改憲一派が凶悪な姿を加速させながら第4次内閣として悪事の限りを尽くしはじめた1987年、斉藤幸平は生まれた。
日本では国労・動労などたたかう若き労働者が壊滅させられ、中国では欧米資本によって共産党政府転覆の策謀が破裂し、行き詰ったG7がインチキルーブル合意をでっち上げながらNY大暴落が起きた年である。
1987、まさに斉藤幸平は日本だけではない世界の希望として誕生したのだ。
http://esashib.com/kenpo05.htm
利潤による生産は、あらゆる悲惨の原因である。
戦争に反対だと、みんなが声高に叫んでも、利潤生産というものがあるかぎり、戦争は儲かるものだという事実があるかぎり、戦争で儲けたい奴はいるのである。
戦争をなくするには、だから、本当は、利潤による生産の関係をなくする以外にはない。
今、アメリカだけではなく、全世界でもって、その資本主義の最後の段階でやっていることは、やはり軍需生産という利潤追求なのだ。
普段何気なく観ているTVの中に、子供たちが観るアニメの中に、友達とかわす他愛のない会話のなかに…そしてそれらはいつのまにか僕らの心のなかに入り込んでくる。
そしてしっかりと根をおろす。
それに僕らは気付かない。
戦争は誰かが起こすものではない、君が起こすのだ。