73. TondaMonda[123] gnOCj4KOgoSCgYJsgo@CjoKEgoE 2022年12月08日 14:34:28 : UUhS1nFbpM : RUNkeWhsamdFWGM=[1]
キリストは「右の頬を打たれたら左の頬を出せ」とおっしゃられた。その精神がない日本の防衛論。ウジ虫のようにわんさ、わんさと毎日涌いている。捨て場所は官邸か。
コスタリカは警察官と沿岸警備隊以外,武器を所持せず。憲法は軍隊を持たないことを国是としている。米国CIAの手先と思われるが,『デモクラシータイムス』の山田厚史はトンでも発奮。「ウクライナは外交で失敗した」という。これこそ無知。無知の権化。外国のこともよく知らないくせに外交」を語るなかれ。初めからウクライナには外交がなかった。ネオ・ナチとCIAに脅されてロシア語話者を殺しまくった。ネオ・ナチの虐殺を見てロシア領に難民となって逃げた。しかしプーチンは動かなかった。昨日の報道で彼は「ウクライナ(東)を助けに行くのが遅すぎた」と述懐している。平和外交の失敗である。軍事力を使わなかった失敗の見本である。
しかし日本は「国際紛争を武力で解決しない」ことを憲法で唄った国である。専守防衛とか積極的防衛なんて言葉は憲法に書いてない。「武力で解決しない」の第九条をもつ日本国憲法は世界的に稀である。これをもつ日本人は紛争解決を武力や敵基地反撃能力などを持ってはいけない。なぜなら交戦すれば憲法九条に反するからである。もう一つの理由はすでに述べたように,専守防衛とか敵基地反撃能力などという言葉ないからである。
2018年3月1日。プーチン大統領は極超音速ミサイルを開発したと言った。マッハ20から28。マッハ2というのはワタチの憶測だが,プーチンの発言に嘘はない。しかも極超音速ミサイルは原子力推進である。升味佐江子なる元NHKの関係者は現在『デモクラシータイムス』で司会者をやっているが不合格。弁護士よろしく世界のニュースをかき集めているが,全てをかき集めても全世界を再構成できない。再構成するためには作業仮説が必要である。
例えば山田は防衛費対GDP比2%がどこから出て来たか分からないという。広く意見を求めるのは結構だが,BBCやCNNからはでてこない。トランプ大統領の発言(2017年)で彼は2%を欧州各国に要求した。ここに2%説の発症,発祥があるのだが,それさえ拾っていない。しかしサンケイの2%記事と結びつけるのは作業仮説である。ここまでは古い新聞を全て読み返せば確認できる。しかし、トランプの2%要求がNATO各国になされたが,サンケイ2%説は「日本のNATO入り」を念頭に置いて書かれたものと推論(作業仮説)できれば納得がいく。日本の自衛隊がNATO入りしたい。日本政府がNATOに加盟したい。そのために2%説を出したのである。これはどこにも書いていない。しかし屑新聞サンケイはこのことを予言していたのである。
もちろん軍事費2%(対GDP比)を達成したとしてもスウェーデンやフィンランドがまだNATO入りを認定されていないように,日本も現状ではNATO入りを認められない。なぜなら日本には「死刑制度」が厳然としてあるからである。
どこにも書かれていない,誰も論じていない言説と言説とを結びつけるのが「作業仮説」である。弁護士升味佐江子氏のようにきめ細かく情報を集めても全体とはならない。山田氏の場合は、ウクライナの歴史を知らなすぎる。すなわち、片方に歴史があり、一方に自衛隊・防衛論がある。その二つを結びつけるのは「作業仮説」である。しかし作業仮説はどこにも書いていない。したがって書いていないことを強調するだけでは十分でない。われわれは必要十分な条件を論じる必要がある。
軍事ジャーナリスト半田滋はアメリカ国防省の数字を基に論を組み立てるが,米国防省の数字がおよそ正確かどうかは確認されていない。情報戦の一種であったとすれば丸呑みして論を展開する半田の説は受け入れられない。また半田は「ゼレンスキーがユダヤ人だからネオ・ナチを認めるはずがない」と豪語した。しかし多くの反論がありその後の番組で修正した。要するに彼は歴史を知らない。武器の性能はよく知っているが歴史を知らない。
ワタチは間違ってもいいと考える。もちろん程度があるが,間違っていたと思ったとき誤りを認めた点で半田の態度は評価できるが,国防省発表の数字を今度は隠して論拠とした。これは一種のごまかしである。しかし山田・升味のロシア悪者論の見方は批判されてもその見方を変えない。半田より始末が悪い。
インパール脳vsスキタイ戦法
ミャンマーに白骨街道を造ったのは優秀な陸軍参謀のおごりである。過去の成功体験が日本軍の屍を増やした。太平洋戦争もノモハン大敗も優秀な陸軍官僚の思考(インパール脳)に原因がある。過ちを認められない。軌道修正は自分の全否定になるので認められない。かくしてロシア同盟軍の退却(=スキタイ戦法)は納得がいかない。誤った戦法である。
キリスト教の中でも異端はある。福音派である。ワタチは専門家でないので良く分からないが教義のある一部を変えて「味方でないものは敵である」を教義とした。中立という概念がない。ゆえに福音派つまり新自由主義が強くなるにつれて北欧は中立主義から離れた。プーチンはウクライナ解放をためらっていた。P.C.ロバーツはロシアはウクライナを一気にやっつけるべきだと主張していた。しかしプーチンはロバーツの意見を取り入れなかった。かれはレーガン大統領の財務次官補であった。ロシア通であった。裏を返せばプーチンは平和主義者であり戦争によって問題を解決するのは後回しにしていたが先週のロシア軍兵士の母親たちの前で「介入が遅かった」と反省した。
しかし憲法九条をもつ日本人はプーチンの方法を選んではいけない。武力を放棄して外交の力で問題を解決すべきである。もちろん武器を持ってしても外交で最善を尽くしても戦争を避けることはできない。しかし日本人は平和外交路線を取るべきである。ロシアと事を構えれば超音速ミサイルを覚悟しなければならない。バイカル湖から飛んでくるミサイルをどうやって防ぐのか。射程をもっと伸ばすのであろうか。それならばカスピ海からとんで来るミサイルを迎撃できるのか。マッハ28は精度が悪い。マッハ20なら精度は向上する。マッハ15なら迎撃できるので煽るか。その為には防衛予算を43兆円では済まないだろう。故にプーチンは「戦争をするならロシア国境の外でする」と言ったのである。日本はミサイル開発に金をかけるべきでない。いくらあっても足りないばかりでなく,優れた半導体を造る能力が日本にはない。また教育もゆとり教育で「世界に冠たる日本の初等中等教育」を破壊した。このような教育体制では超ナノ半導体は造れない。世界に冠たる超ナノ半導体は造れない。
日本には世界に冠たる数の原発がある。ここを狙われれば日本社会は石器時代にもどる。あるいは地球誕生の,放射線だらけの島国になる。それでもいいのか。子供に訊いてみよう。原発に原子炉推進のミサイルが当たっても日本は大丈夫ですかと。