75. 2022年4月14日 10:55:03 : VXPNmA8FWM : R2loLzRoUE5CLnc=[1]
マスコミに登場する、ロシアの専門家と称する人々には、えてして、その学識や見識が疑われる場合が多い。
> ロシアの地域格差は何と62倍! 極端な貧富の差が生じるからくりとは
服部倫卓一般社団法人ロシアNIS貿易会・ロシアNIS経済研究所 所長
https://globe.asahi.com/article/13192653
これ、自分で種明かしをしているが、「地域総生産」その地域の人口で割った数字で、「辺境に位置し、人口が希薄で、天然資源(主に石油・天然ガス)を産出する」ので、「1人当たりの額を計算すれば、当然これらの地域が上位に来るわけです。」
この人が言う「人口希薄な資源地域がもたらすひずみ」とは、具体的に、どのように表れているかについては、一言もない。
とんでもない嘘も書いている。
> 下位5地域のうち4つまで(残りはサハリン州)もが、北カフカスのムスリム系民族共和国となっている。
すべて、この地域には、いわゆるシベリアの少数民族が住んでて、地域の名称は、それに由来する。
ムスリム系民族共和国でない証拠に、一意のネネツ自治管区を取り上げる。
人口における民族割合の構成は、以下のとおり。(出典はすべてウィキペディア。)
> 人口の66%がロシア人、13%がコミ人、12%がサモイェード系のネネツ人。
この地域に住む、ロシア人は、すべてイスラム教に改宗したのか?
中には例外はあるかもしれないが、ロシア人は、昔からロシア正教を信仰している。
石油ブ−ムが起きる、かなり前に、この地域に移住したロシア人の中には、古いロシア正教が保存されている場合が多い。
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/230.html#c75