2. ディレッタントK[57] g2aDQoOMg2KDXoOTg2eCag 2019年5月25日 17:09:05 : KAl8pPunNI : R0NuUkhXZGw4ZEE=[1]
民間の情報操作の総元締めが電通です。
日本の支配層の直属機関とも言うべき存在です。日本の立法機関,行政機関とのつながりは言うまでもありません。
司法機関に関しては,最高裁が裁判員制度を実現するために,電通に「やらせタウンミーティング」を依頼したことが発覚しました。この事件では、最高裁と電通の契約書にも疑惑が持たれました。
電通の成り立ちについては,「天皇財閥 皇室による経済支配の構造」(吉田祐二著,2011年)に,次のように書かれています。
以下引用
日本の植民地会社のなかで代表的な存在である南満州鉄道(満鉄)もまた敗戦時に解散して消滅したが、その人的資産を受け継いだ会社がある。それが「株式会社電通」である。
日本の戦後国家構造を研究したカレル・ヴァン・ウオルフレンの『日本/権力構造の謎』によると、日本の支配構造は政治家と官僚、財界の三者によって統治されており、それを大衆に伝達するためのメディア機関の代表が電通である。電通は日本の広告業界の三割を占めるガリバ−企業であり、とくにテレビ業界はほぼ電通の独占状態にある。日本のテレビが権力批判もなく面白くないのは、すべて電通が情報統制をしているためである。テレビ業界では視聴率の数字に一喜一憂し、スポンサーである企業はその数字に巨額の金額を払う。しかし、その視聴率はビデオリサーチ社という調査会社一社が発表する数字であり、客観性がまったくない。このビデオリサーチ社は、電通の子会社である。
そうした電通の中興の祖といえるのが、戦後に社長となった吉田秀雄(1903−1963)である。吉田は戦時中の統制会に参画し、上海の特務機関とつながる元憲兵大佐、塚本誠や、満州政府の宣伝機関の指導者のひとり森崎実を取締役や関連会社の社長として遇している。
以上,引用終わり
このように,戦前の国策会社の伝統を引き継ぐ会社ですから,日本に本当の民主主義が実現しない限り,消滅させることはできません。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/568.html#c2