11. 中川隆[-7762] koaQ7Jey 2021年2月03日 08:47:54 : HOrFCQMYeE : QzVQOWd1WExGdnM=[1]
「音楽&オーディオ」の小部屋
雪辱を果たした執念のプリアンプ 2021年02月01日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/fef61cfdd15a1dc930f899f7f2d0212f
あれは2か月ほど前のことだったろうか。
「新たにラックスのプリアンプを手に入れたのですが、ぜひAXIOM80でテストしたいので持参してよろしいでしょうか」と近くにお住いのオーディオ仲間「Y」さんから打診があった。
SPユニットの「AXIOM80」は「アンプの良し悪しを洗いざらいさらけ出しますね」と、Yさんが日頃から仰っているほどの溺愛ぶりだからいかにもあり得る話。
もちろん拒否する理由は何もないので「ハイいいですよ、どうぞ〜」。
実物を拝見すると、市中にかなり出回っている「CL35」(ラックス)だった。
さっそく我が家の「マランツ7もどき」(知人の手づくり)と比較試聴すると「解像力が悪いし、ベールが2枚も3枚も被ったようなお粗末な音ですね」で、両者の認識が一致した。
ラックスに何の恨みもないが「CL35やSQ38FDなどは使っている部品がとてもお粗末」という話は、手練れの真空管アンプ製作者、それも「お二人」さんから直に耳にしている。
ガッカリして自宅に戻られた「Y」さんはケースだけ保存し、中身の方は腹立ちまぎれにそっくり廃品回収に出されたとのことだった。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/fef61cfdd15a1dc930f899f7f2d0212f
LUXMAN CL35 ¥75,000(1970年6月発売)
真空管最後のプリアンプとして発表したPL45型を、もう一度徹底的に検討し直して作り上げられたプリアンプ。
海外の著名な製品を解析した成果が盛込まれ、一段と完成度を高めた仕上がりとなっています。
イコライザ回路は3段構成のK-KNF型(カソードからカソードへNFをかける方式)となっています。
この構成はマランツ7型にも使われており、CL35ではとくに耐入力特性を向上させています。
トーンコントロールには、LUX方式のNF型を採用しており、湾曲点が高低3箇所ずつ切換えられます。
またトーンコントロールは、ディフィート・スイッチで飛ばす事ができます。
フィルターはハイカット2段、ローカット2段となっています。
出力段はカソードフォロア回路を採用しており、出力インピーダンスが低く、電源電圧の変動による影響を受けにくい安定な回路となっています。
昇圧トランス用のソケットを備えており、MCカートリッジにも対応しています。
内部で使用されているCR類は全てプリント基板に取付けられており、チャンネル別に独立した基板が対称になったレイアウトとなっています。
また、真空管は背面の保護ボードをはずすだけで簡単に抜き差しが出来ます。
機種の定格
型式 管球式コントロールアンプ
入力インピーダンス
Phono1:100kΩ、50kΩ、30kΩ
Phono2:50kΩ
AUX1、3、Monitor:110kΩ
AUX2:200kΩ
MIC:33kΩ
Center MIC:75kΩ
トーンコントロール LUX方式NF型湾曲点切換付
使用半導体等
真空管(7個)
12AX7:5個
12AU7:2個
ダイオード(8個) DS16A:4個
DS16C:4個
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 30W
外形寸法 幅476x高さ190x奥行275mm
重量 12kg
https://audio-heritage.jp/LUXMAN/amp/cl35.html
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/108.html#c11