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[近代史4] 山菜を食べよう _ 赤ミズ(ウワバミソウ)・青ミズ(ヤマトキホコリ) 中川隆
5. 中川隆[-13008] koaQ7Jey 2022年7月16日 13:04:41 : dmIoV88x7k : QW1JV0k3eUZTQ1k=[1]

雪日記
山菜も美味しいマチガ沢。
http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4368.html


10日前まで雪上であったエリアは沢になっておりました。

岩場にデポした板は植物に浸食されかけておりました(笑)

融雪に伴う景色の変化が凄まじいマチガ沢。
でもそのおかげで山菜の旬が雪の無いエリアより遅く訪れます。

食べ頃で美味しそうなホンナが群生しておりました。
本名はヨブスマソウ?ボウナとかウドフキとか様々な呼ばれ方をしており、
イヌドウナという亜種もあるそうで山菜の名称はややこしい。

景色に癒され山菜に癒され、
そんなこんなでマチガ沢の下山は結構時間がかかっちゃいます(笑)

さぁ下処理からの実食。
マチガ沢は帰宅後も結構時間がかかっちゃいます(笑)

ホンナのおひたし。

このホンナも葉は捨てて茎だけ食べるなんて地方もあるみたいですが、
なんてモッタイナイ事を…。
ミズの葉も、ウルイの葉も、
一般的に捨ててしまうと言われている葉も調理次第で美味しくいただける。
採取するからには残さず全ていただくべきだと思います。

もちろん茎は美味しい。
酢味噌和えは鉄板です。

ミズの葉は刻んで味付けしてカツオのたたきの薬味にしてみました。

ミズの茎は蕎麦の薬味というか具材に。

さいこ〜!!

今週のNぐちの特売はカツオと豚肉でした(笑)

ミズと豚肉の甜麺醤炒め。

甜麵醬で炒めたミズを豆腐に乗せても美味しい。

さいこ〜!!

Nぐちの安売り食材と、
自家製ぬか漬けと、
採りたて山菜、
幸せな夕食です。
http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4368.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1770.html#c5

[近代史4] 売国政治家列伝 _ 安倍晋三 中川隆
73. 中川隆[-13007] koaQ7Jey 2022年7月16日 13:30:33 : dmIoV88x7k : QW1JV0k3eUZTQ1k=[2]
安倍晋三を知る上で岸信介が作った「昭和通商」を知ることが欠かせない だが私の岸信介関連ブログは、事実上、グーグルなどが検索排除してしまっている
2022年07月16日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1925.html

 2000編近い私のブログから目的の表題を見つけることは、私でさえ困難だ。ネット上の、すべての検索エンジンから「岸信介の闇」に関連した項目が排除されている。
 おそらく安倍晋三と背後にいる警察公安関係の黒子たちが権力で検索各社に介入し、検索されないようにしたのだろう。

 一番必要なのは岸信介の闇の核心部分である「昭和通商」を知ることだ。だが、検索しても発見できないし、ウィキの項目でも、本当に必要な情報が、すべて削除されてしまっている。
 それは昭和通商が、岸信介の指令で、莫大なヘロインを世界中に売りさばいていた事実であり、昭和通商のメンバーに、統一教会文鮮明が含まれていた事実だ。

 そして、昭和通商がイランに依頼して生産させたアヘンは、実際にはアフガニスタンで生産され、戦後、その権益をめぐってCIAとKGBが争うことで、アフガン戦争が始まった。アフガンの悲劇は、岸信介の遺産といってもいい。
 アフガン麻薬は、やがてCIAによってメキシコマフィアに供給され、空前の残虐さで世界を凍り付かせる恐怖のメキシコ麻薬カルテルが成立した。
 https://oyakochoco.jp/blog-entry-2066.html

 岸の指令によって、二反長音蔵が満州奥地で開拓したケシ畑は、戦後、中国共産党や北朝鮮に引き継がれ、彼らの主要な資金源となり、世界中に輸出された。
 岸信介・里見甫の作った麻薬ルートは、まさに世界中を汚染し、人々の人権を破壊し、恐怖を与え続けている。

  戦前、日本の代表的輸出品は生糸ではない。アヘンだった。(メディアが絶対に書かない裏話)2020年11月10日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1306.html

 私は、昭和通商関連情報を、再び掲載することにした。
 それは、文鮮明が天国浄土の統一王国である「大韓帝国」の再建を計画し、李朝(李垠×梨本宮方子)の血を引いていると思われる安倍晋太郎・晋三親子を再建国王に降臨させるつもりで、北朝鮮や日本自民党と接触し、大韓海底トンネルを通じて、日本・韓国・北朝鮮の交流を図り、合併を目論んでいたと考えている。
 このトンネルは、すでに一部の工事が行われている。
https://nikkan-tunnel.site/whatsnt.html

 三国を合併させ、なおかつ韓国が主体となるためには、日本で民衆の支持を受けているとともに、李朝の血を引いている人物が王とならなければならないわけで、それは安倍晋太郎・晋三親子しかいなかった。
 https://japanese.joins.com/JArticle/80386

 安倍は文鮮明の地上天国=浄土国家構想に組み込まれていたので、統一教会は、全力で安倍晋三と取り巻き議員を支援してきた。
 だから安倍晋三は、韓国統一教会の事実上の盟友だった。
 http://tokaiama.minim.ne.jp/touitu/123touitu.htm

 すべては、岸信介が陸軍・関東軍の司令によって作った「昭和通商」から始まっている。

  昭和通商とは何か? 2018年04月20日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-320.html

 日韓両国の間には、慰安婦問題や強制徴用の問題が、民族の存亡にも関わるがごとくセンセーショナルに取り上げられているが、実は、そんな問題など、これから書く問題に比べれば、あまりにも矮小で些細であって、今はメディアに隠されている、この問題が公に取り上げられ、韓国民の知るところとなったなら、自民党政権、とりわけ岸信介の人脈を継ぐ、安倍晋三らは、東電の勝俣同様に、地球の果てまで逃げ出して二度と日本に帰って来られないほどの、とんでもない重大問題なのだ。

 もし昭和通商の真実が韓国民に知られたなら?
 どれほど恐ろしい結果を招くか、おそらく慰安婦問題など消し飛んでしまい、その百万倍のインパクトで自民党政権に対する全朝鮮人民あげての糾弾が始まるにちがいない。

 私が、統一教会や岸信介を調べていて、昭和通商という存在を知ったのは、まだ20年ほど前のことで、最初は、単なる、植民地朝鮮における日本人経営の商社と思い、気にもとめなかった。

 しかし、岸信介の悪行を知る過程で、必ず登場する昭和通商の本当の正体が、実は電通と一体化した日本陸軍による巨大な武器・麻薬密売組織であることを知り、この人脈、(韓国側では文鮮明と朴正熙が関わっていて、金日成の関与さえ出てくる)こそが、戦後、日本権力とCIAを深く結びつける根幹であることが理解できてから、いつか、昭和通商のことを本気で調べねばならないと思っていた。

 本気でやるからには、国会図書館あたりに半月ほど通って、あらゆる資料をコピーし、情報を整理して論文にまとめあげるのに数ヶ月はかかる大仕事となるのは分かりきっていて、それを自費出版など何らかの形に公開しても、私のバリューでは、読んでくれる人も少ないだろうし、電通の正体にかかわる内容のためメディアが意図的に排除することも分かりきっていて、積極的な取り組み意欲も起きなかった。

 昭和通商が陸軍による麻薬密売特務機関であることは、10年前のウィキペディアには明瞭に書かれていて、ネットで調べれば山ほど情報があった。
 そこには、日本軍が朝鮮国を植民地として経営するなかで、朝鮮人民に阿片麻薬を普及させ、法外な価格で売りつけ、朝鮮の富を吸い上げるとともに、朝鮮人民を無気力倦怠化させることで独立意欲を削ぐための植民地統治機関であると書かれていた。

 ところが安倍政権になって、官邸が安倍に都合の悪い情報をネットから排除する大規模で組織的な隠蔽工作を開始し、安倍の血縁ルーツである岸信介の情報から、彼らの非合法の暗黒に包まれた悪行が改竄隠蔽されてしまっている。

 [改竄されてしまったウィキから引用]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E9%80%9A%E5%95%86

 昭和通商の前身である泰平組合は、明治41年6月に三井物産、大倉商事、高田商会の3社が共同出資して設立され、主に余剰となった軍の旧式小銃・火砲の払い下げを受けて中国・タイ等に輸出する事を目的とした。

 泰平組合設立の経緯については、明治40年12月、陸軍の南部麒次郎中将が、「三井、大倉、高田の三会社が兵器売り込みの競争を廃して、三社合同の泰平組合が組織せられ、将来の協力発展が期待されることになった」ことを自伝に残している。
 第一次大戦ではイギリス・ロシアにも100万挺を越える小銃を輸出した。昭和14年4月には高田商会が抜け、三菱商事が新たに加入して昭和通商が設立された。

 昭和通商は、1939年に陸軍省軍事課長の岩畔豪雄大佐の主導で設立され、人事権を陸軍省が一手に握り、ニューヨーク、ペルーのリマとボリビア、ヨーロッパではベルリン、ローマをはじめ満州、中国各地、南方諸地域にわたって支店や出張所をもち、正社員三千人、現地臨時雇用を含めると六千人にも及んだ巨大組織であった。

 設立目的は「兵器工業の維持と健全な発達、陸軍所要の海外軍需資源の一部輸入、国産兵器の積極的海外輸出と、陸軍所要の外国製兵器の輸入など」とされ、表向きは民間の商社として活動を開始したが、その実態は駐在員が現地で情報収集など諜報を行ったり、朝鮮・満洲・蒙疆で生産された阿片を中国市場に持ち込み、里見甫らの宏済善堂(阿片の分配のための阿片問屋。里見はその副理事長(理事長空席))を通じて換金し、戦争遂行に必要な戦略物資の調達にあたるなどの活動を行っていた。

 引用以上

 ここには、わずかに里見甫の記述が出てくるが、この男こそ、上海麻薬王と呼ばれた阿片販売のスペシャリストであり、岸信介の生涯最大の盟友であった。
 里見は、昭和通商の経営に関与するとともに、同時期に、電通の主幹も務めていて、陸軍中野学校による植民地経営の秘密工作の核心人物と言ってもよい。

 [里見甫のウィキからの引用=上海麻薬王・電通の事実上の創始者]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8C%E8%A6%8B%E7%94%AB

 1923年6月、北京新聞が創刊されるとその主幹兼編集長に就任する。ここでの新聞記者活動を通じて、関東軍の参謀であった板垣征四郎や石原莞爾と知己となり、国民党の郭沫若と親交を結び、蒋介石との会見を行うなどして、国民党との人脈も形成された。
 1931年9月に満州事変が勃発すると奉天に移り、奉天特務機関長土肥原賢二大佐の指揮下で、甘粕正彦と共に諜報・宣伝・宣撫活動を担当する

 1932年12月、満州における聯合と電通の通信網を統合した国策会社である満州国通信社(電通の前身会社)が設立され、初代主幹(事実上の社長)兼主筆に就任する。
 1937年11月、上海に移り、陸軍特務部の楠本実隆大佐を通じて特務資金調達のための阿片売買を依頼される。
 1938年3月、阿片売買のために三井物産および興亜院主導で設置された宏済善堂の副董事長(事実上の社長)に就任する。ここで、実態は陸軍の特務機関であった昭和通商や、中国の地下組織青幇や紅幇などとも連携し、1939年、上海でのアヘン密売を取り仕切る里見機関を設立。

 ペルシャ産や蒙古産の阿片の売買によって得た莫大な利益を関東軍の戦費に充て、一部は日本の傀儡であった汪兆銘政権に回した。
 里見機関は、関東軍が極秘に生産していた満州産阿片(現在、中国政府が管理している世界最大の秘密阿片基地)や、日本軍が生産していた海南島産阿片も取り扱っている。この活動を通じて、青幇の杜月笙・盛文頤や、笹川良一、児玉誉士夫、吉田裕彦、岩田幸雄、許斐氏利、阪田誠盛、清水行之助らとの地下人脈が形成された。

 1943年12月、宏済善堂を辞し、満鉄と中華航空の顧問となる。1945年9月に帰国し京都や東京に潜伏するが、1946年3月に民間人第一号のA級戦犯容疑者としてGHQにより逮捕され、巣鴨プリズンに入所する。
 1946年9月、極東国際軍事裁判に出廷して証言を行い、同月不起訴となり無条件で釈放される。その後、日本商事を構え代表に就任する。

 1965年3月21日、千葉県市川市国府台の總寧寺にある里見の墓の墓碑銘「里見家之墓」は、岸信介元首相の揮毫による。
 里見は「電通が今のような広告会社になったきっかけを作った一人である」とした佐野眞一の一文がある。
 月間の広告取扱高は150万円、日本の新聞広告の7割を掌握し、株主配当7分という優良企業に成長した電通は銀座の顔となった8階建ての自社ビルを建てる (『電通史』)。

 引用以上

 昭和通商・電通・麻薬王 というのが、里見甫に与えられたキーワードである。
 ここには出てこない(削除された?)が、里見と岸信介は思想的にも深い絆で結ばれた盟友であり、石原莞爾らの大東亜共栄圏構想にも深く関与している。

 岸信介も里見と同様にA級戦犯で逮捕され、死刑にされるはずだったが、里見と同様に、不可解に釈放された。
 この理由について、敗戦後、昭和通商の莫大な資金から米軍を買収したとの記述がネット上に複数あったが、安倍官邸による情報封鎖で削除されたのか見つからない。グーグルが官邸の要請によって検索から排除した可能性がある。
 発見できたなら別の機会に掲示しよう。

 岸の真実を暴露する情報のなかには、岸が里見とともに、戦後、現在の価値に換算して1兆円程度の昭和通商資金を日本に持ち帰り、一部は自分たちのA級戦犯指定を解除させるため米軍を買収する資金にあて、他の金を、戦後、自民党の前身にあたる旧帝国日本国復活を願う勢力の政治党派を作る資金にあてたと記述されていた。

 戦後、自民党勢力は、A級戦犯でありながら不可解に釈放された岸信介と朝鮮人を麻薬漬けにして吸収した昭和通商資金によって作り出されたのである。 
 また昭和通商資金が、戦後、詐欺師たちのあいだで飛び交ったM資金と関係あるとの情報もあった。

 当時、日本陸軍中尉、高木正雄だった後の韓国二代目大統領、朴正熙と極右カルト、統一教会の山本朋成(なりすまし)こと文鮮明も、岸や里見のグループの一員であり、戦後まで、莫大な資金供与などを通じて、一種の同盟関係を結んでいたことが知られている。

 当然のことながら、戦後、文鮮明や笹川良一とともに、岸信介が設立した反共組織、国際勝共連合も、里見が主幹を務めていた電通と深く関係していて、我々が目撃した311後の放射能報道にまつわる驚くべき大規模な情報捏造=安全デマと被曝隠蔽も、この人脈と関係があることが明らかである。

 そもそも昭和通商の陸軍における設立動機は、1894年の日清戦争で勝利した日本の、内務省衛生局長、後藤新平が、「満州経営の資金調達のため、アヘンを国策として売買すべし」と主張したことである。

 当時から阿片の耽溺性が知られ、強烈な依存性から、ひとたび販売ルートが確立されたなら、中毒者による購買が死ぬまで強力に続けられ、その地域の富を根こそぎ奪い取ることが可能であると考えられていた。
 これを日本陸軍が朝鮮植民地における統治手段として行ったのが昭和通商である。

 昭和通商の経営は、岸と里見の支配下にあったが、経営に関与したメンバーのなかには、戦後の日本政権を代表するような人物が目白押しに並んでいる。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/294397057.html

 吉田茂(麻生太郎の祖父)・福田赳夫・佐藤栄作(岸の実弟)・池田勇人、彼らは全員、後に日本国首相に就任し、その資金(自民党総裁選挙は金ばらまき戦争である)が昭和通商に関係していることを示唆している。

 陸軍特務機関員として、里見甫以下、児玉誉士夫、笹川良一らが関与している。事務員として、小泉純也(純一郎の実父)もいた。
 朝鮮側では、文鮮明も朴正熙も深い関係があった。

 昭和通商は戦後、自民党政権の根幹にかかわる要素であり、これを解明することで、戦後日本の権力がCIAの思い通りに作り出されてゆく経緯も容易に理解できるようになる。
 昭和通商の解明なくして、日本現代史の解明は不可能である。
 全容を解明するためには、おそらく数十冊の出版が必要になるだろう。今回は、その一端を紹介し、全容解明に参加していただける方を求めるにとどめたい。

[通州事件のこと]

 1937年7月29日、北京市通州にあった日本施設を 冀東防共自治政府武装部隊が急襲し、日本民間人に多数の犠牲者が出た。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 日本の右翼勢力が、この事件について、中国側の一方的な虐殺と宣伝しているが、事実は違う。
 通州は居留民保護のための駐留施設ということになっているが、実は、麻薬王と呼ばれた里見甫の、陸軍の指令による阿片(モルヒネ・ヘロイン)の精製拠点であった。

 里見は古い中国のヤクザによる麻薬販売組織である 青幇・紅幇とも深い関係を持ち、争いを避けていたが、阿片利権をめぐって、上海を活動拠点としていた里見の掌握できない多数の事件が重なり、青幇に支配されていた冀東防共自治政府側が激怒して、通州基地を急襲し、そこで阿片精製に従事していた日本人婦女子たちを残酷な方法で虐殺したのである。
 これも詳細な解説サイトが消えてしまっていて紹介できないので、発見次第、掲示することにしよう。

 中国における古い阿片売買の利権を日本陸軍が、日清戦争以降、激しく侵していったことで、中国の歴史的な秘密結社、青幇・紅幇が、阿片利権を奪われた恨みから地方政府や軍閥と組んで日本軍への散発的な復讐を繰り返したが、この通州事件をもって日本軍を決定的に怒らせ、以降の戦闘は、三光作戦と呼ばれる、焼き尽くし、殺し尽くし、。奪い尽くすというような桁違いに残虐な大虐殺に変化していった。

 中国というのは、実は、清朝政府が本当の支配権を持っていたわけではなく、いわば軍閥を統括する親玉軍閥にすぎなかった。
 中国民衆は政府など信用せず、土地の実力者が加盟する結社だけに従っていたのである。これは今でも変わらないので、中国の本当の支配者は中国共産党政権ではなく、旧軍閥を引き継いだ地方政府なのである。
 このシステムが中国から官僚腐敗が消えない理由になっている。

 通州事件の場合も、里見らは中央政府を手なずければ地方も従うと思い込んでいたようだが、実は、中央と地方は一体ではなかった。
 北京の清朝政府は騎馬民族であって、上海の中国人たちとは人種も思想も違っていたのだ。本当に中国を支配していたのはヤクザと軍閥だったのである。

 そもそも、居留地防衛基地のなかに、数百名という大量の日本人婦女子がいたことの意味を右翼は理解できていない。彼女らは、現地中国人が信用できないため、農業移民から選抜された。
 阿片を巡る暗闘は、世界中で法外に残酷な結末になることが多い。
 通州事件の半年後に起きた南京事件でも、通州の残酷な殺戮がなければ、日本軍によるあれほどの凄まじい大虐殺も起きなかったかもしれない。
*************************************************************************
 引用以上

 昭和通商に関する文献は、これが大変な重大問題であることに気づいた十数年前に比べて、数分の一しか残っていない。大半が削除されてしまったので、今記録に残しておくことが求められている。
 安倍晋三射殺によって、ますますこの問題は人々の関心を失って風化することが目に見えている。だが、これを理解しておかないと、昭和通商にいた文鮮明の野望も分からない。
 統一教会と安倍晋三の闇に垣間見えるのは、岸信介が残した「麻薬遺産」である。

  https://www.shokabo.co.jp/column/matsu-27.html

 幻の国際商社「陸軍昭和通商」
 http://www.jca.apc.org/~altmedka/ahen-6.html

 電通と麻薬密売 2021年04月25日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1474.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1925.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/789.html#c73

[近代史4] 売国政治家列伝 _ 岸田文雄 中川隆
12. 中川隆[-13006] koaQ7Jey 2022年7月16日 13:34:34 : dmIoV88x7k : QW1JV0k3eUZTQ1k=[3]
安倍晋三を知る上で岸信介が作った「昭和通商」を知ることが欠かせない だが私の岸信介関連ブログは、事実上、グーグルなどが検索排除してしまっている
2022年07月16日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1925.html

 2000編近い私のブログから目的の表題を見つけることは、私でさえ困難だ。ネット上の、すべての検索エンジンから「岸信介の闇」に関連した項目が排除されている。
 おそらく安倍晋三と背後にいる警察公安関係の黒子たちが権力で検索各社に介入し、検索されないようにしたのだろう。

 一番必要なのは岸信介の闇の核心部分である「昭和通商」を知ることだ。だが、検索しても発見できないし、ウィキの項目でも、本当に必要な情報が、すべて削除されてしまっている。
 それは昭和通商が、岸信介の指令で、莫大なヘロインを世界中に売りさばいていた事実であり、昭和通商のメンバーに、統一教会文鮮明が含まれていた事実だ。

 そして、昭和通商がイランに依頼して生産させたアヘンは、実際にはアフガニスタンで生産され、戦後、その権益をめぐってCIAとKGBが争うことで、アフガン戦争が始まった。アフガンの悲劇は、岸信介の遺産といってもいい。
 アフガン麻薬は、やがてCIAによってメキシコマフィアに供給され、空前の残虐さで世界を凍り付かせる恐怖のメキシコ麻薬カルテルが成立した。
 https://oyakochoco.jp/blog-entry-2066.html

 岸の指令によって、二反長音蔵が満州奥地で開拓したケシ畑は、戦後、中国共産党や北朝鮮に引き継がれ、彼らの主要な資金源となり、世界中に輸出された。
 岸信介・里見甫の作った麻薬ルートは、まさに世界中を汚染し、人々の人権を破壊し、恐怖を与え続けている。

  戦前、日本の代表的輸出品は生糸ではない。アヘンだった。(メディアが絶対に書かない裏話)2020年11月10日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1306.html

 私は、昭和通商関連情報を、再び掲載することにした。
 それは、文鮮明が天国浄土の統一王国である「大韓帝国」の再建を計画し、李朝(李垠×梨本宮方子)の血を引いていると思われる安倍晋太郎・晋三親子を再建国王に降臨させるつもりで、北朝鮮や日本自民党と接触し、大韓海底トンネルを通じて、日本・韓国・北朝鮮の交流を図り、合併を目論んでいたと考えている。
 このトンネルは、すでに一部の工事が行われている。
https://nikkan-tunnel.site/whatsnt.html

 三国を合併させ、なおかつ韓国が主体となるためには、日本で民衆の支持を受けているとともに、李朝の血を引いている人物が王とならなければならないわけで、それは安倍晋太郎・晋三親子しかいなかった。
 https://japanese.joins.com/JArticle/80386

 安倍は文鮮明の地上天国=浄土国家構想に組み込まれていたので、統一教会は、全力で安倍晋三と取り巻き議員を支援してきた。
 だから安倍晋三は、韓国統一教会の事実上の盟友だった。
 http://tokaiama.minim.ne.jp/touitu/123touitu.htm

 すべては、岸信介が陸軍・関東軍の司令によって作った「昭和通商」から始まっている。

  昭和通商とは何か? 2018年04月20日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-320.html

 日韓両国の間には、慰安婦問題や強制徴用の問題が、民族の存亡にも関わるがごとくセンセーショナルに取り上げられているが、実は、そんな問題など、これから書く問題に比べれば、あまりにも矮小で些細であって、今はメディアに隠されている、この問題が公に取り上げられ、韓国民の知るところとなったなら、自民党政権、とりわけ岸信介の人脈を継ぐ、安倍晋三らは、東電の勝俣同様に、地球の果てまで逃げ出して二度と日本に帰って来られないほどの、とんでもない重大問題なのだ。

 もし昭和通商の真実が韓国民に知られたなら?
 どれほど恐ろしい結果を招くか、おそらく慰安婦問題など消し飛んでしまい、その百万倍のインパクトで自民党政権に対する全朝鮮人民あげての糾弾が始まるにちがいない。

 私が、統一教会や岸信介を調べていて、昭和通商という存在を知ったのは、まだ20年ほど前のことで、最初は、単なる、植民地朝鮮における日本人経営の商社と思い、気にもとめなかった。

 しかし、岸信介の悪行を知る過程で、必ず登場する昭和通商の本当の正体が、実は電通と一体化した日本陸軍による巨大な武器・麻薬密売組織であることを知り、この人脈、(韓国側では文鮮明と朴正熙が関わっていて、金日成の関与さえ出てくる)こそが、戦後、日本権力とCIAを深く結びつける根幹であることが理解できてから、いつか、昭和通商のことを本気で調べねばならないと思っていた。

 本気でやるからには、国会図書館あたりに半月ほど通って、あらゆる資料をコピーし、情報を整理して論文にまとめあげるのに数ヶ月はかかる大仕事となるのは分かりきっていて、それを自費出版など何らかの形に公開しても、私のバリューでは、読んでくれる人も少ないだろうし、電通の正体にかかわる内容のためメディアが意図的に排除することも分かりきっていて、積極的な取り組み意欲も起きなかった。

 昭和通商が陸軍による麻薬密売特務機関であることは、10年前のウィキペディアには明瞭に書かれていて、ネットで調べれば山ほど情報があった。
 そこには、日本軍が朝鮮国を植民地として経営するなかで、朝鮮人民に阿片麻薬を普及させ、法外な価格で売りつけ、朝鮮の富を吸い上げるとともに、朝鮮人民を無気力倦怠化させることで独立意欲を削ぐための植民地統治機関であると書かれていた。

 ところが安倍政権になって、官邸が安倍に都合の悪い情報をネットから排除する大規模で組織的な隠蔽工作を開始し、安倍の血縁ルーツである岸信介の情報から、彼らの非合法の暗黒に包まれた悪行が改竄隠蔽されてしまっている。

 [改竄されてしまったウィキから引用]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E9%80%9A%E5%95%86

 昭和通商の前身である泰平組合は、明治41年6月に三井物産、大倉商事、高田商会の3社が共同出資して設立され、主に余剰となった軍の旧式小銃・火砲の払い下げを受けて中国・タイ等に輸出する事を目的とした。

 泰平組合設立の経緯については、明治40年12月、陸軍の南部麒次郎中将が、「三井、大倉、高田の三会社が兵器売り込みの競争を廃して、三社合同の泰平組合が組織せられ、将来の協力発展が期待されることになった」ことを自伝に残している。
 第一次大戦ではイギリス・ロシアにも100万挺を越える小銃を輸出した。昭和14年4月には高田商会が抜け、三菱商事が新たに加入して昭和通商が設立された。

 昭和通商は、1939年に陸軍省軍事課長の岩畔豪雄大佐の主導で設立され、人事権を陸軍省が一手に握り、ニューヨーク、ペルーのリマとボリビア、ヨーロッパではベルリン、ローマをはじめ満州、中国各地、南方諸地域にわたって支店や出張所をもち、正社員三千人、現地臨時雇用を含めると六千人にも及んだ巨大組織であった。

 設立目的は「兵器工業の維持と健全な発達、陸軍所要の海外軍需資源の一部輸入、国産兵器の積極的海外輸出と、陸軍所要の外国製兵器の輸入など」とされ、表向きは民間の商社として活動を開始したが、その実態は駐在員が現地で情報収集など諜報を行ったり、朝鮮・満洲・蒙疆で生産された阿片を中国市場に持ち込み、里見甫らの宏済善堂(阿片の分配のための阿片問屋。里見はその副理事長(理事長空席))を通じて換金し、戦争遂行に必要な戦略物資の調達にあたるなどの活動を行っていた。

 引用以上

 ここには、わずかに里見甫の記述が出てくるが、この男こそ、上海麻薬王と呼ばれた阿片販売のスペシャリストであり、岸信介の生涯最大の盟友であった。
 里見は、昭和通商の経営に関与するとともに、同時期に、電通の主幹も務めていて、陸軍中野学校による植民地経営の秘密工作の核心人物と言ってもよい。

 [里見甫のウィキからの引用=上海麻薬王・電通の事実上の創始者]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8C%E8%A6%8B%E7%94%AB

 1923年6月、北京新聞が創刊されるとその主幹兼編集長に就任する。ここでの新聞記者活動を通じて、関東軍の参謀であった板垣征四郎や石原莞爾と知己となり、国民党の郭沫若と親交を結び、蒋介石との会見を行うなどして、国民党との人脈も形成された。
 1931年9月に満州事変が勃発すると奉天に移り、奉天特務機関長土肥原賢二大佐の指揮下で、甘粕正彦と共に諜報・宣伝・宣撫活動を担当する

 1932年12月、満州における聯合と電通の通信網を統合した国策会社である満州国通信社(電通の前身会社)が設立され、初代主幹(事実上の社長)兼主筆に就任する。
 1937年11月、上海に移り、陸軍特務部の楠本実隆大佐を通じて特務資金調達のための阿片売買を依頼される。
 1938年3月、阿片売買のために三井物産および興亜院主導で設置された宏済善堂の副董事長(事実上の社長)に就任する。ここで、実態は陸軍の特務機関であった昭和通商や、中国の地下組織青幇や紅幇などとも連携し、1939年、上海でのアヘン密売を取り仕切る里見機関を設立。

 ペルシャ産や蒙古産の阿片の売買によって得た莫大な利益を関東軍の戦費に充て、一部は日本の傀儡であった汪兆銘政権に回した。
 里見機関は、関東軍が極秘に生産していた満州産阿片(現在、中国政府が管理している世界最大の秘密阿片基地)や、日本軍が生産していた海南島産阿片も取り扱っている。この活動を通じて、青幇の杜月笙・盛文頤や、笹川良一、児玉誉士夫、吉田裕彦、岩田幸雄、許斐氏利、阪田誠盛、清水行之助らとの地下人脈が形成された。

 1943年12月、宏済善堂を辞し、満鉄と中華航空の顧問となる。1945年9月に帰国し京都や東京に潜伏するが、1946年3月に民間人第一号のA級戦犯容疑者としてGHQにより逮捕され、巣鴨プリズンに入所する。
 1946年9月、極東国際軍事裁判に出廷して証言を行い、同月不起訴となり無条件で釈放される。その後、日本商事を構え代表に就任する。

 1965年3月21日、千葉県市川市国府台の總寧寺にある里見の墓の墓碑銘「里見家之墓」は、岸信介元首相の揮毫による。
 里見は「電通が今のような広告会社になったきっかけを作った一人である」とした佐野眞一の一文がある。
 月間の広告取扱高は150万円、日本の新聞広告の7割を掌握し、株主配当7分という優良企業に成長した電通は銀座の顔となった8階建ての自社ビルを建てる (『電通史』)。

 引用以上

 昭和通商・電通・麻薬王 というのが、里見甫に与えられたキーワードである。
 ここには出てこない(削除された?)が、里見と岸信介は思想的にも深い絆で結ばれた盟友であり、石原莞爾らの大東亜共栄圏構想にも深く関与している。

 岸信介も里見と同様にA級戦犯で逮捕され、死刑にされるはずだったが、里見と同様に、不可解に釈放された。
 この理由について、敗戦後、昭和通商の莫大な資金から米軍を買収したとの記述がネット上に複数あったが、安倍官邸による情報封鎖で削除されたのか見つからない。グーグルが官邸の要請によって検索から排除した可能性がある。
 発見できたなら別の機会に掲示しよう。

 岸の真実を暴露する情報のなかには、岸が里見とともに、戦後、現在の価値に換算して1兆円程度の昭和通商資金を日本に持ち帰り、一部は自分たちのA級戦犯指定を解除させるため米軍を買収する資金にあて、他の金を、戦後、自民党の前身にあたる旧帝国日本国復活を願う勢力の政治党派を作る資金にあてたと記述されていた。

 戦後、自民党勢力は、A級戦犯でありながら不可解に釈放された岸信介と朝鮮人を麻薬漬けにして吸収した昭和通商資金によって作り出されたのである。 
 また昭和通商資金が、戦後、詐欺師たちのあいだで飛び交ったM資金と関係あるとの情報もあった。

 当時、日本陸軍中尉、高木正雄だった後の韓国二代目大統領、朴正熙と極右カルト、統一教会の山本朋成(なりすまし)こと文鮮明も、岸や里見のグループの一員であり、戦後まで、莫大な資金供与などを通じて、一種の同盟関係を結んでいたことが知られている。

 当然のことながら、戦後、文鮮明や笹川良一とともに、岸信介が設立した反共組織、国際勝共連合も、里見が主幹を務めていた電通と深く関係していて、我々が目撃した311後の放射能報道にまつわる驚くべき大規模な情報捏造=安全デマと被曝隠蔽も、この人脈と関係があることが明らかである。

 そもそも昭和通商の陸軍における設立動機は、1894年の日清戦争で勝利した日本の、内務省衛生局長、後藤新平が、「満州経営の資金調達のため、アヘンを国策として売買すべし」と主張したことである。

 当時から阿片の耽溺性が知られ、強烈な依存性から、ひとたび販売ルートが確立されたなら、中毒者による購買が死ぬまで強力に続けられ、その地域の富を根こそぎ奪い取ることが可能であると考えられていた。
 これを日本陸軍が朝鮮植民地における統治手段として行ったのが昭和通商である。

 昭和通商の経営は、岸と里見の支配下にあったが、経営に関与したメンバーのなかには、戦後の日本政権を代表するような人物が目白押しに並んでいる。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/294397057.html

 吉田茂(麻生太郎の祖父)・福田赳夫・佐藤栄作(岸の実弟)・池田勇人、彼らは全員、後に日本国首相に就任し、その資金(自民党総裁選挙は金ばらまき戦争である)が昭和通商に関係していることを示唆している。

 陸軍特務機関員として、里見甫以下、児玉誉士夫、笹川良一らが関与している。事務員として、小泉純也(純一郎の実父)もいた。
 朝鮮側では、文鮮明も朴正熙も深い関係があった。

 昭和通商は戦後、自民党政権の根幹にかかわる要素であり、これを解明することで、戦後日本の権力がCIAの思い通りに作り出されてゆく経緯も容易に理解できるようになる。
 昭和通商の解明なくして、日本現代史の解明は不可能である。
 全容を解明するためには、おそらく数十冊の出版が必要になるだろう。今回は、その一端を紹介し、全容解明に参加していただける方を求めるにとどめたい。

[通州事件のこと]

 1937年7月29日、北京市通州にあった日本施設を 冀東防共自治政府武装部隊が急襲し、日本民間人に多数の犠牲者が出た。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 日本の右翼勢力が、この事件について、中国側の一方的な虐殺と宣伝しているが、事実は違う。
 通州は居留民保護のための駐留施設ということになっているが、実は、麻薬王と呼ばれた里見甫の、陸軍の指令による阿片(モルヒネ・ヘロイン)の精製拠点であった。

 里見は古い中国のヤクザによる麻薬販売組織である 青幇・紅幇とも深い関係を持ち、争いを避けていたが、阿片利権をめぐって、上海を活動拠点としていた里見の掌握できない多数の事件が重なり、青幇に支配されていた冀東防共自治政府側が激怒して、通州基地を急襲し、そこで阿片精製に従事していた日本人婦女子たちを残酷な方法で虐殺したのである。
 これも詳細な解説サイトが消えてしまっていて紹介できないので、発見次第、掲示することにしよう。

 中国における古い阿片売買の利権を日本陸軍が、日清戦争以降、激しく侵していったことで、中国の歴史的な秘密結社、青幇・紅幇が、阿片利権を奪われた恨みから地方政府や軍閥と組んで日本軍への散発的な復讐を繰り返したが、この通州事件をもって日本軍を決定的に怒らせ、以降の戦闘は、三光作戦と呼ばれる、焼き尽くし、殺し尽くし、。奪い尽くすというような桁違いに残虐な大虐殺に変化していった。

 中国というのは、実は、清朝政府が本当の支配権を持っていたわけではなく、いわば軍閥を統括する親玉軍閥にすぎなかった。
 中国民衆は政府など信用せず、土地の実力者が加盟する結社だけに従っていたのである。これは今でも変わらないので、中国の本当の支配者は中国共産党政権ではなく、旧軍閥を引き継いだ地方政府なのである。
 このシステムが中国から官僚腐敗が消えない理由になっている。

 通州事件の場合も、里見らは中央政府を手なずければ地方も従うと思い込んでいたようだが、実は、中央と地方は一体ではなかった。
 北京の清朝政府は騎馬民族であって、上海の中国人たちとは人種も思想も違っていたのだ。本当に中国を支配していたのはヤクザと軍閥だったのである。

 そもそも、居留地防衛基地のなかに、数百名という大量の日本人婦女子がいたことの意味を右翼は理解できていない。彼女らは、現地中国人が信用できないため、農業移民から選抜された。
 阿片を巡る暗闘は、世界中で法外に残酷な結末になることが多い。
 通州事件の半年後に起きた南京事件でも、通州の残酷な殺戮がなければ、日本軍によるあれほどの凄まじい大虐殺も起きなかったかもしれない。
*************************************************************************
 引用以上

 昭和通商に関する文献は、これが大変な重大問題であることに気づいた十数年前に比べて、数分の一しか残っていない。大半が削除されてしまったので、今記録に残しておくことが求められている。
 安倍晋三射殺によって、ますますこの問題は人々の関心を失って風化することが目に見えている。だが、これを理解しておかないと、昭和通商にいた文鮮明の野望も分からない。
 統一教会と安倍晋三の闇に垣間見えるのは、岸信介が残した「麻薬遺産」である。

  https://www.shokabo.co.jp/column/matsu-27.html

 幻の国際商社「陸軍昭和通商」
 http://www.jca.apc.org/~altmedka/ahen-6.html

 電通と麻薬密売 2021年04月25日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1474.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1925.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1709.html#c12

[番外地10] 安倍晋三と統一教会の関係 中川隆
1. 中川隆[-13005] koaQ7Jey 2022年7月16日 14:32:03 : dmIoV88x7k : QW1JV0k3eUZTQ1k=[4]
安倍晋三と統一教会の関係
日本の報道では「山上徹也の逆恨み」になっているが、欧米メディアは「安倍晋三は金を受け取ってカルト教団の広告塔になっていた」とはっきり言っている。安倍元首相と統一教会の関係は2006年の第一次安倍政権時代から再三指摘されていて、最近も統一教会にビデオメッセージで出演していた。

 2022年7月8日昼前、奈良市内で射殺された安倍晋三について、犯人の殺害動機が報道されている。
 「特定の宗教団体に恨み。近い安倍元首相を狙った」 容疑者が供述 2022年7月8日
 安倍晋三元首相が街頭演説中の奈良市で銃撃され死亡した事件で、現場で逮捕された山上徹也容疑者(41)が「特定の宗教団体に恨む気持ちがあった。安倍元首相が(その団体に)近いので狙った」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。

 山上容疑者は8日午前、演説中の安倍元首相の背後から手製とみられる銃を発砲して殺害しようとした疑いで現行犯逮捕された。
 捜査関係者によると、逮捕後の調べに対し、特定の宗教団体の名称を挙げて「恨む気持ちがあった」と説明。そのうえで「安倍元首相が(その団体と)近いので狙った」という趣旨の供述をしているという。
 一方で、「(安倍元首相の)政治信条に恨みはない」などとも話しているという。
***************************************************************
 引用以上
 「当初の狙い」は、その宗教団体幹部だったとも書かれている。
 
 安倍晋三と関係のある宗教団体はどこ?統一教会である可能性を調査!2022 7/09

 7月8日、奈良市で演説をしていた安倍晋三元首相が、山上徹也容疑者に銃撃され亡くなりました。
 山上徹也容疑者は「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍晋三元首相と宗教団体がつながっていると思い込んで犯行に及んだ」と供述していますが、その宗教団体とはどこなのでしょうか?

 調べたところ、安倍晋三元首相とつながりがあるのは統一教会である可能性が浮かび上がってきました!

 安倍晋三と統一教会のつながり@:イベントでリモート演説(動画あり)
https://www.youtube.com/watch?v=U6X7s8MykuA&t=132s

 安倍晋三前首相が12日(2021年9月)に行われた統一教会(家庭連合/現名称・天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)主催の大規模イベントでリモート演説を行った。
 安倍氏が統一教会の公の場に出てきてのは初めてとみられる。また、イベントではドナルド・トランプ前米大統領もリモートで演説した。 引用元:MAG2NEWS

 統一教会は旧略称で、現在は世界平和統一家庭連合(せかいへいわとういつかていれんごう)という名称です。
 英語の略称は「FFWPU」であり、朝鮮半島のキリスト教の土壌から発生した宗教法人です。
 安倍晋三元首相は約5分間に渡ってしっかりと演説されています。

 安倍氏は統一教会実質トップの韓鶴子総裁を持ち上げるとともに、天宙平和連合(統一教会系のNGO)の活動を称賛。安倍氏の演説は約5分間ほど行われた。
 安倍氏は「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁を始め皆様に敬意を表します」と語ったという。 引用元:MAG2NEWS

 このイベントにはトランプ大統領も9分間に渡ってリモート演説を行っています。
 トランプ大統領来日時には、「シンゾー」「ドナルド」と呼び合う仲の良い様子が報じられていましたが、統一教会の韓鶴子総裁を通じて仲を深めていったという見方もあります。

 安倍晋三と統一教会のつながりA:祖父・岸信介が統一教会と深い関わり
 安倍晋三元首相と統一教会のつながりは、祖父の岸信介元首相の時代に遡ります。
 安倍晋三元首相の祖父・岸信介元首相のお住まいと『統一教会』本部の所在地は東京渋谷区で、ご近所だったそうです。引用元:twitter

 そして、岸信介元首相が統一教会に協力して反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本に設立させたと言われています。

 そもそも安倍氏と統一教会は切っても切れない深い関係。
 安倍氏の祖父である岸信介元首相が統一教会に協力して反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本に設立させたのは有名な話。  引用元:MAG2NEWS

 安倍晋三と統一教会のつながりB:合同結婚式を兼ねた集会に祝電を送った
 安倍晋三元首相がまだ首相になる前の2006年、旧統一教会(UPF)の合同結婚式を兼ねた集会に祝電を送ったと報じられたことがあります。引用元:twitter

 これらの報道から、安倍晋三元首相と関係のある宗教団体は統一教会が濃厚と言えるのではないでしょうか。
 山上徹也容疑者は動機を「特定の宗教団体に恨み」と供述していますが、果たしてどのような恨みがあったのでしょうか…?
*******************************************************************
引用以上

安倍晋三と統一教会の関わりは、母方祖父である岸信介が、戦前、関東軍との蜜月関係を背景に朝鮮総督府と満州国を牛耳っていた(満州国総務庁次長)時代、麻薬武器の国際的密売組織である「昭和通商」を立ち上げたとき、統一教会創始者である文鮮明がメンバーに含まれていたことが分かっていて、以来、岸は文鮮明と義兄弟の誓いを立てるほどの関係にあった。

 岸信介は、渋谷区南平台にある自宅敷地に、最初の統一教会日本支部を建設させた。
 その後、統一教会が詐欺教団の悪名をとどろかせるとともに、岸邸から離れた。

 岸の死後は、孫の安倍晋三、岸信夫、北村経夫らに関係が引き継がれ、彼らの衆院議席は、統一教会によって強力にサポートされててきた。
 選挙資金も運動員も、統一教会・原理研によって多くが担われてきたことが明らかにされている。原理研は、岸信介の創設した「国際勝共連合」の中核部隊として自民党議員の選挙運動の多くを担ってきた。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1918.html
http://www.asyura2.com/21/ban10/msg/550.html#c1

[近代史4] 統一教会 中川隆
17. 中川隆[-13004] koaQ7Jey 2022年7月16日 14:36:34 : dmIoV88x7k : QW1JV0k3eUZTQ1k=[5]
記者座談会 統一教会と自民の関係にメスを 反共右派として育てた為政者の罪
2022年7月15日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24165

 参院議員選挙は、投開票直前に安倍晋三元首相が街頭演説中に射殺されるという衝撃的な出来事を経て、結果としては予想された通り野党自滅の選挙構造を反映して自公圧勝に終わった。この選挙戦の特徴や結果をどう見るのか、また元首相射殺という前代未聞の事件と関わって、戦後からこの方の自民党と宗教団体の関係とはいかなるものだったのか、そのルーツでもある保守王国といわれる山口県の政治は安倍晋三亡き後にどうなろうとしているのか、慌ただしい情勢も踏まえて記者たちで論議し、状況を整理してみた。

 A 統一教会に恨みを持つ信者2世が怨念を募らせて元首相を射殺するという誰も想像していなかった衝撃的事件が起きた。選挙もあるが、まずそっちの衝撃の方がでかすぎて、なにがなんだかわからないうちに選挙が終わったという印象だ。この事件で世間はおおいに震撼したし、改めて「統一教会って何?」「恨まれているのは統一教会(宗教団体)なのに、なぜ安倍晋三が狙われたの?」と誰もが不思議に感じている。とりわけ統一教会を知らない若い人たちはなにがなんだか…な感じだ。

 B 報道その他から浮き彫りになっているのは、母親が熱心な統一教会の信者で多額の寄付をしたために自己破産して家庭が崩壊し、その恨みを募らせての犯行だったようだ。息子だった犯人の山上某は母親の自己破産もあってか進学も叶わず海上自衛隊に入り、その後は派遣の仕事などで食いつないでいたという。高校は奈良随一の進学校で、本人は一生懸命に勉強もして思い描いていた未来もあったかも知れない。

 何が動機かは今から裁判その他で浮き彫りになっていくのだろうが、家庭を崩壊に誘った「特定の宗教団体」こと統一教会に恨みを募らせての犯行だったことが明らかになっている。当初は教団幹部を狙っていたがいなかったため、それなら教団と関わりの深い安倍晋三を撃ってしまえとなったようだ。前日の岡山での安倍晋三の演説会にも出向いていたとかで、付け狙っていたことがわかる。「政治的主張が動機ではない」と供述しているように、明らかに宗教的怨念が根にある。父の自殺、兄の自殺等等、その後明らかになってきた伯父の証言などを見ても、過酷な人生だったことがわかる。

 C 統一教会の存在がこれほどクローズアップされるのも久々だが、当初メディアのなかには忖度して「特定の宗教団体」表記をしていたところが多かった。タブーというかこの宗教団体にビビッて遠慮している風にも見えたが、さすがに隠しきれず報道するに至った。昔の人は壺売りとか当時社会問題になった霊感商法についての認知がある。戦後最大の詐欺事件ともいえるが、信者たちが家庭を訪問して家族にまつわる因縁などを聞き出したりしつつ、高い壺や印鑑、血を清めるためといって高額な高麗人参を売りつけていたのだ。40代以上の世代でいえば、90年代にメディアが扱っていた合同結婚式とかの記憶がかすかにあるくらいだろうか。タレントの桜田淳子が入信して、たいへんなことになっているのをワイドショーが面白おかしく連日のように扱っていたのを子どもながらに覚えている。初対面の相手同士が教祖が決めた相手と結婚させられるとかで、気持ち悪い新興宗教としてきわもの扱いだった。


昔は雑誌や新聞も統一教会について取り上げていた

 D その統一教会に恨みを募らせていた男がなぜ安倍晋三を暗殺するのか? が問題なのだ。安倍晋三が同教会の集会に称賛のメッセージを送ったり、機関雑誌の表紙を何度も飾っていたのは事実だが、岸信介が統一教会を日本国内に招いた張本人でもあり、その孫に至るも深い関係であると「思い込んで」ターゲットにしたという報道のされ方をしている。岸信介から連なる安倍晋三すなわち自民党清和会と統一教会の関係とはいかなるものだったのかが問われている。その解明なくして、「思い込み」によって射殺されたでは誰も納得などしない。

 A 政教分離などといってきたが、戦後からこの方の自民党と宗教団体の関係性について解明しないことには、今回の事件の背景には迫れないのではないか。ある意味、戦後政治の裏面史を表に引きずり出してきたような事件に思えてならない。第二次安倍政権発足からの8年間でいわゆる右傾化なるものも際立ってきたが、例えば神道政治連盟や日本会議が強力なバックボーンとして安倍晋三を支えてきたことは知られているが、その一角に強烈な反共思想を備えた統一教会が存在していたとしても何も驚かない。むしろさもありなんと思ってしまう。誰がどう見ても、この何年来かの異様なる右派運動の台頭は自然発生的なものではないし、カネと動員力を備えた集団が存在して組織的な動きをしていたと見るのが自然だ。

 統一教会が自民党政治家に秘書をたくさん送り込んでいる(給料は宗教団体持ち)ことなどは以前から政界では公然の秘密として囁かれてきたわけで、国会でとりあげられた際には、9人も秘書を世話してもらっていた代議士もいたというから驚く。そうした実態解明も必要だろう。両者の関係がズブズブだと「思い込んだ」のではなくて、ズブズブだったから狙われたのではないか? と率直に思う。

 B 数年前に高村正彦(第二次安倍政権発足時の自民党副総裁)と統一教会の関係について突っ込んで取材していた東京の年配記者と話したことがあるが、統一教会そのものは1954年に韓国で文鮮明が反共産主義を掲げて「世界キリスト教統一教会」として設立。その5年後の1959年10月2日に日本統一教会が設立されたのだという。当初は岸信介の東京の自宅の隣に事務所を構えていたそうで、立ち上げから関わっている。「日本国内に招き入れた人物」というのは山上某の「思い込み」などではない。


統一教会の教祖・文鮮明と握手する岸信介(右)

政治と宗教の深い関係 政教分離はどこへ


岸信介

 B 日本統一教会の原点は戦後に反共産主義を掲げて岸信介を中心とした右翼連中でつくっていた「防共挺身隊」といわれ、岸信介の出身地である熊毛地方には一定の集団がいたことが知られている。山口県は戦後の共産党トップだった野坂参三、宮本顕治、志賀義雄などもいて、それこそ彼らは田布施の隣である光出身だったりもする。政治的には右も左も激しかったわけだが、その防共挺身隊と岸信介がパイプを持っていた韓国の反共宗教団体である文鮮明の統一教会がドッキングして、日本統一教会が誕生したという。1964年に宗教法人法によって宗教法人・日本統一教会となる。宗教法人になると税金も払う必要がなく金銭の出入りも自由なのだ。

 A 高村正彦といえば山口県の古い保守の人たちのなかには「安倍・岸家の執事」という表現をする人もいるが、中央大学法学部を卒業した後にこの男が統一教会の関連組織として知られる「国際勝共連合」(しょうきょうれんごう・初代会長は統一教会の久保木修己会長が就き、名誉会長には笹川良一)や統一教会の訴訟代理人をしていたことは有名だ。布教活動が凄まじく、入信者には従来の生活を捨てて他の信者との共同生活を強いることが社会問題となり、家族からの苦情が高まって訴訟問題まで発展する。この訴訟問題処理を担当したのが高村で、資産家の家族が娘を教団施設から精神病院に避難させたのを教会に連れ戻したり、辣腕を振るったそうだ。高村自身は父親が逝去した後に代議士になるわけだが、統一教会の関連会社で霊感商法を業務にしていた「ハッピーワールド社」から政治資金をもらっていたことも公然の事実で、1989年の政治資金収支報告書には高級車の提供を受けたことも記載されている。

 B 高村正彦と統一教会会長だった徳野英治(2016年には安倍晋三が首相官邸に招待している)の関係とか、掘れば様々あるのだろうが、「高村が第二次安倍政権で副総裁でいられるのは徳野英治とのパイプが強いから」で、その後は安倍晋三の代理として萩生田が担当しているという指摘もあるくらいだ。統一教会といっても先のハッピーワールド社のほかに友好団体の「CARP」であるとか、「世界戦略総合研究所」、一般財団法人「国際ハイウェイ財団」(日韓トンネル財団)とか、原理研(大学での信者獲得を担当)とか、育児セミナーを語る団体であったり、他の衣がいくつもあって複雑極まりない。系列企業としてビジネスを展開している企業も山ほどあるようだ。霊感商法をやっていた昔から「どこの団体かわからない」ようなやり方で近づいてきて、実は統一教会だったみたいなのが多いことでも有名だ。

 C 山口県の政治家でいえば、参議院議員の北村経夫(産経新聞出身)が田布施出身で、これも踊る宗教で有名な岸信介の熱烈な支援者・北村教の子息だが、この選挙事務所を支えていたのが統一教会関係者だと初当選の選挙時には随分と話題になっていた。北村経夫の参議院擁立は安倍晋三の意向で、自民党関係者のなかには「安倍さんが応援を頼んだんだよ」とあけすけに話すのもいた。政教分離などあってないようなもので、自民党支持母体の一角なのだ。ここでわかることは、選挙運動に精通しているとは、すなわち選挙の主力として采配ができるほどの経験を積んでいることと、プロ集団であることだ。一般人にはとてもではないができない。北村経夫からすると統一教会に足を向けて寝られない関係なのだ。

 自民党政治家の秘書としてこの宗教団体がどれだけ浸透しているのか、金銭的なつながりはどうなっているのか等等、実態解明が必要なのではないか。公明党はどうなるんだ? といわれればそれもそうなんだが、宗教団体が政治に介入するというのは建前としては政教分離の原則にも反するわけで、おおいに問題なのだ。安倍晋三が「美しい国」と叫んでいたが、もともと「美しい国」を説いていた元祖は統一教会初代会長の久保木修己でもある。

 D 戦後は戦犯だったところから反共産主義の要員としてCIAのエージェントにとり立てられたのが岸信介や笹川良一、右翼暴力団でいえば児玉誉士夫だ。彼らがその右派運動の一翼として育てたのがまさに統一教会であったことは、年配の人たちのなかでは常識として知られているが、90年代に霊感商法や合同結婚式がバッシングを受けて存在感が薄くなり、近年はあまり目立つ存在ではなくなった。しかし、引き続き隠然と存在し、2015年には安倍政権のもとで「世界平和統一家庭連合」へと名称変更することを文化庁が認証している。歴史的な経緯とともにその存在がいかなるものだったのか、役割は何だったのか捉えないわけにはいかない。政治と宗教の裏面史として闇に埋没させるのではなく、むしろ表に引きずり出すことこそ大切なのではないか。「何が政教分離だよ!」の実態解明こそがメディアの仕事でもある。

 メディアが及び腰なのも、まさに政治とこの宗教の密接な関係について熟知しているからで、地雷原を避けるかのように「特定の宗教団体」「平和を求める宗教団体」などと温い表現に止めている。結果的にそれほど恐ろしい宗教団体なのだという印象だけが強まる効果となっている。安倍政権8年の右傾化なるものの背後に何が存在していたのか、黒々とした世界と合わせて事件の真相解明をしなければ、犯人の「思い込み」で「殺されました」「終わり」とはならないのだ。

 B というか、「民主主義への挑戦だ」「言論封殺だ」に問題をすり替えて、死後に民主主義の英雄であったかの如く神格化するようなキャンペーンが張られていることも異様だ。それこそ宗教的ではないか? と思うほど気味悪いものがある。北の将軍様に「万歳!(マンセー)」といって涙を流す光景を嘲笑してきたくせに、まるでそっくりではないかと思うほど似ている。メディアのなかも犯されて朝鮮カルトの仕込みでもあるのか? と疑うレベルだと思う。

 元首相暗殺という衝撃的出来事ではあるが、事件の原因となった統一教会の存在に迫るでもなく、スルーしながらお涙頂戴ばかりをメディアが煽り上げている。他の意見は許さないという同調圧力みたいなものを作り出している。しかし民主主義に挑戦し、冒涜し、否定してきたのは安倍晋三であって、公文書書き換えとか三権分立の否定であるとか、それぞれの問題を一つずつ見てみてもひどいものがある。これをまるで何もなかったかのようにチャラにして、国家の英雄みたく神格化するのはどうかしている。こんなことをしていたら、メディアにも統一教会のカネが流れているのか? と思われても仕方がないのではないか。暴力に屈する以前にゼニに屈するのがメディアで、言論封殺を叫ぶ以前に権力や金力に屈して自己規制して久しい。笑わせるなと思う。

野党解体、自滅の結果 参院選の自公圧勝

 A すっかり選挙結果の総括から話題が外れたが、少しは触れないとみな持って行かれる。今回の参院選は端から自公圧勝構図であることは明確だった。野党が引き続き解体と自滅の路線を進んでいるなかで、選挙区でも立憲民主が出るわ国民民主も出るわ共産も出るわ乱立して反自民票は分散し、そこに参政党とかNHK党とかの小規模政党がどこからカネが出ているのだろう?と不思議になるくらい候補者を擁立して、“散らし”効果はてきめんだった。自民党としての得票としては従来の選挙からもさほど伸びていないが、分散効果によって抜け出すことはできたのだ。

 C 野党共闘が素晴らしいとも思わないが、旧民主党の分裂と解体が進むなかで、一方では労働組合の連合が自民党ににじり寄ったり、民主党右派で構成する国民民主に至っては改憲勢力として衣替えをして、むしろ役割としては立憲民主と対決しているような有り様だった。諸派の候補者が乱立したところが選挙区では多かったが、そのことによって一人区では自民党有利の選挙構図となり、野党共倒れとなった。わかりきった結末だ。

 旧民主党の分裂と裏切り、解体の流れがそのまま選挙構造に反映し、いわば野党自滅ともいえる選挙戦でもあった。ここ数年来の選挙では「野党解体」と裏切りが露骨に仕掛けられてきたなかで、本気でたたかう野党の台頭と勢力再編が迫られていることもあらわした。自民・公明が改選過半数をこえ、改憲に積極的な維新や国民民主も含めた4党で参議院の3分の2の議席を占める結果となった。

 B 沖縄では9月の知事選の前哨戦ともいえるたたかいとなった。オール沖縄や玉城デニー知事が支援した現職の伊波洋一が自民党候補の追い上げを受けながら、かつがつ議席を死守した。この数年来で金力、権力をフル動員した締め上げによってオール沖縄に綻びが生じているなかで、天王山の知事選に向けては決して楽観視できない結果だ。

 D 投票率は相変わらず50%そこら。依然として政治不信の強さは払拭できず、およそ5割の有権者が政治にそっぽを向いている状態には変わりなかった。野党のなかではれいわ新選組が改選前から議席を3つ伸ばして、結党から3年で8人の国会議員を誕生させた。次の国政選挙までの「黄金の3年間」などといっているが、本物のたたかう政党として存在感を発揮することが求められている。2議席から5議席となり、8議席まで到達したことはあっぱれで、常に限界突破していくしかない。当選後も万歳! 万歳! と浮かれるのではなく、茨の道の始まりであると引き締めているのは正しいと思う。

 A 「黄金の3年間」で消費税の19%までの増税であるとか、改憲発議なども動き出す気配を見せているが、それこそ清和会のボスが暗殺されるなどして、自民党本体もザワついている。政治的にはかなり流動化が進むのだろう。維新の松井一郎が何かから逃げるように代表を辞任したり、いったい何が起こっているんだろう? とも思う。

代議士亡きあとの地元 ボス失った安倍派の動揺

 B ところで、突然安倍晋三が射殺されたことで、地元はどうなっているのか? という問い合わせが週刊誌記者とか在京の知り合いの記者たちからも寄せられる。8年の在任中にモリカケ桜をはじめとして数々の疑惑を抱え、おかげで財務省職員の赤木さんのように犠牲になったり苦しんできた人間もいるだけに、随分と恨みを買っているのだろう…とは生前から話題になっていたが、あまりにもあっけない最後だったことに皆が唖然としている。ただ、全般としてみんなが悲観に暮れているというような空気はどこにもない。選挙区ではあるが、元々が東京生まれの東京育ちで幼馴染みがいるとかでもないのだ。「恨みを買っていただろうし、いつかこんな事件が起きるのではないかと思っていた」とか「大きい声ではいえないが、在任期間中にあまりにもやりすぎたんだよ…」といった声が多いのも特徴だ。


下関市役所に設置された記帳台


安倍事務所前

 A 支持者のなかでは大和町の安倍事務所に花を持って弔問に行く人々がひっきりなしで、「下関中の花が安倍事務所に集まっている」と話題になっている。一方で、切り替えが早いのか現金なのが多いのか、関心は次の山口4区の補欠選挙(来年4月実施か)に誰が出るのだろうか? という点に移っていて、各方面がざわついている。いきなり街の政治のトップに君臨していたボスが射殺されたわけで、ボスを失った組織が統制を失って大騒ぎになるのも無理はない。市議会も県議会もたいへんな変化をよぎなくされるのは疑いないし、山口県の自民党政治のパワーバランスが大きく動くきっかけが突然訪れている。

 下克上もありうる戦乱の時代が到来している。だから安倍晋三から冷や飯を食らわされた面々は嬉々としているし、重しがなくなったことで野心を燃やす議員や企業関係者だっている。安倍事務所解体ともなれば、大和町のご機嫌伺いばかりしてきた下っ端たちは後ろ盾を失うわけで、さあ、次は誰に投機しようか…と動揺するのも当たり前だ。目下、一番動揺しているのが下関市長の前田晋太郎だともっぱらだ。「次の市長選でまともな候補を擁立すれば吹っ飛ぶのではないか」といわれている。安倍晋三と昭恵のお気に入りとして市長ポストをゲットしたものの、本人自身が特に絶大な人気を誇っているわけでもないからだ。2期目になってだいぶ横着になってきたとか、生意気に感じている人々も多いわけで、次の市長選は見所だろう。中尾と同じく2期で終わるのかと思うと、若いだけにつぶしが効くのだろうかとも思う。まぁ、下関市長を2期やれば退職金だけで6000万円はつくから当面食いっぱぐれることはないが、50歳手前から何をして飯を食うのだろうか? とは思う。


安倍晋三の全力支援で市長になった前田晋太郎(右)

 B 皆が注目している一つは安倍事務所がどうなっていくのかだ。「誰も出る者がいなくて昭恵を擁立するのではないか」「岸家か兄貴の子息に継がせるのでは」という話も飛び交っているが、今のところ跡目を誰が継ぐのかはまだそこまでの具体性は何もない。安倍派の幹部衆もそれどころでなくて、代議士死去の対応に追われている。この度の葬儀に筆頭秘書だった配川博之(安倍事務所顧問に就任)や後援会の伊藤会長、岡村幹事長らが上京しているので、東京でゴッドマザーの意向も踏まえた話にはなるのかも知れないが、場合によっては安倍事務所解体に追い込まれても何ら不思議ではないのだ。地元でのパワーバランスもおおいに動くなかで、安倍家の意向だからといって「へいへい」とみなが従うとも限らない。晋太郎亡き後に古賀敬章の乱が起こったように、何かが起こると誰もが感じている。

 C 補欠選挙が山口4区としては最後の選挙となり、次の衆院選からは萩、美祢、山陽小野田と下関、長門がくっついた新3区へと再編される。宇部や山口、防府がくっつく新1区に林芳正が移り、高村正大を比例に押し出すという見方が自民党県連のなかでは支配的だったが、ここにきて安倍晋三が亡くなったのだから新3区に林芳正を戻せば収まりが良いではないかという意見もある。それがもっとも順当だと。ただ、林芳正も「安倍が死んだから新3区で」となると格好悪すぎて、それをやったときには意気地なしを自己暴露するようなものだ。宇部でも散々後援会作りに精を出してきたわけで、傘下の支持者や企業を今になって放り投げるという振る舞いが許されるのかどうかだ。本当に間が悪い男だと思う。

 A いずれにしても跡目争いと勢力再編は避けられないのだ。中央政界でも清和会の跡目争いが激化するだろうが、下関や山口県にも大きな変化の波が襲来している。このビック・ウェーブ(大波)に乗らない手はないといった調子で、色んな人間が野心を持ちつつザワザワしているのが実態だろう。とくにわたしたちから見て自民党関係者が一番ザワザワしているわけで、表面的には「安倍先生は偉大だった」「お国のために尽くされた立派な政治リーダーだった」とかいいながら、なんだかオマエ嬉々としてないか? 嘘泣きするなよと思うようなのもいて、本当に政治って汚いな…と思う。週刊誌の記者が「中央では岸田派が大喜びですよ」といっていたが、綺麗事を並べながらそれが実態なのだろう。

 B とりあえず下関や山口県は政治的再編が激しく動き始めるので、その動向はしっかり取材しながらチェックしていくことが必要だろう。杉田水脈(なぜか自民党山口県連所属)も次の選挙は安倍晋三の後ろ盾がないからはじき出されるのではないか? とか話題になっているし、諸々の変化がともなうのだろう。県政だって、安倍一強に不満を持ちながら辛抱してきた勢力もいるわけで、安倍がバックアップしてきた村岡知事と県議会の関係などもどうなっていくのか見物だ。自民党のなかでこそボス猿がいなくなった猿山みたくバトルが勃発するのだ。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24165

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/229.html#c17

[近代史4] 統一教会 中川隆
18. 中川隆[-13003] koaQ7Jey 2022年7月17日 00:11:09 : dmIoV88x7k : QW1JV0k3eUZTQ1k=[6]
統一教会と自民党“ドス黒い歴史”の背後であの組織が暗躍! 誰も触れない日本政治「本当の裏」をジェームズ斉藤が暴露!
2022.07.16
https://tocana.jp/2022/07/post_238376_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  安倍さん暗殺事件から1週間ほど経って、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との癒着ぶりがニュースを賑わせていますが、一つ気になる点があるんですよ。それは統一教会の歴史を解説する中で、どのメディアもKCIAや安倍さんの祖父である岸信介との関わりについては語る一方で、CIAの関与についてはほぼ言及がないということです。

──統一教会はCIAとも関係しているんですか?

ジェームズ  統一教会の教祖の文鮮明は朝鮮戦争で北に捕まっています。彼を解放したのは米軍のマッカーサー元帥で、この時、マッカーサーの側近の一人だったGHQのG2部門(米国陸軍諜報部門)のトップ、チャールズ・ウィロビーが文鮮明に目をつけたのです。アメリカ側は小さなカルト宗教の教祖だった彼のカリスマ性に注目し、配下の米国陸軍防諜部隊(CIC)と韓国軍防諜部隊(KCIC)を通じて密かにバックアップを始めます。そりゃそうでしょう。20代の頃から血分け教義に基づいて、信者にセックスリレーまでやらせるほどマインドコントロールの天才で、諜報機関にとっては喉から手が出るほど欲しかった人材だったはずです。

──まずそこを理解しないといけないんですね。ただのCIAの操り人形ではなかったと。

ジェームズ  文鮮明は諜報員として超優秀だったのです。1954年にソウルで統一教会を立ち上げると、韓国国内で問題を起こしながらも(罪状は)徴兵拒否のみで釈放されるというのを繰り返し、59年には日本に進出します。なお、ウィロビーはCIAの黎明期の関係者でもあるので、統一教会の運営はCIAが後に受け継いだ形になります。

 この時、安倍さんの祖父の岸信介首相(当時)と文鮮明が懇意になるわけで、いま盛んに言われている「渋谷区南平台の岸信介の邸宅の隣、というか敷地内に統一教会の日本の本部があった」「そこで岸信介は何度も講演した」といったズブズブの仲になるわけです。しかし、岸信介と文鮮明をつないだのが誰かをどこのマスコミも言いません。一部ではKCIA(韓国中央情報部)がつないだかのように言っているメディアもありますが、朴正煕が軍事クーデターを起こしたのは1961年です。KCIAは朴政権下で発足したわけですから、59年の岸信介と文鮮明をつなげることはKCIAにはできません。

 この時に動いたのはCIAなのです。ご存知のように岸信介はCIAのエージェントで、CIAに協力することで絞首刑を逃れ、巣鴨プリズンから出られたわけです。文鮮明もずっとCIAが世話してきたエージェントですから、岸信介と文鮮明をつないだのは究極的にはCIAでした。そして、朴政権発足後は韓国を反共の砦とするため、KCIAと文鮮明をつないだのです。アメリカ議会の報告書では「金鍾泌KCIA部長が1961年に統一教会を政治工作の目的のために設立した」とありますが、これはCIAの関与の痕跡を消すと同時に韓国人の「ウリナリ」(愛国心)をくすぐる高等なディスインフォメーションです。

──ということは、統一教会の本当のバックはCIAなんですか?

ジェームズ  いいえ、統一教会はアメリカと韓国の合作という言い方のほうが正しいでしょう。もちろん力関係では、圧倒的にアメリカの方が上ですが、双方に反共主義という共通点があったので合作に至ったわけです。つまり、暫定的な同盟関係です。基本的に諜報機関は外部者を信用しません。これは同盟国間の諜報機関の関係においてもいえます。これはあとでお話ししますが、統一教会とKCIAは数年後にアメリカを乗っ取ろうとしますから(笑)。

──どういうことですか!? アメリカを裏切ったのですか?

ジェームズ  裏切るというか調子に乗ってしまったというのが正解でしょう。ここがある意味、韓国人の凄いところで一度の成功体験で何でもできると思ってしまうんです。そして、その成功体験というのが日本での活動です。岸信介という政界のトップに食い込んだ彼らは、霊感商法で年間数十億円の収入を日本人から吸い上げ、その金を使ってさらに政財界に献金して日本を裏から乗っ取っていったのです。

──たしかに岸さんだけでなく安倍晋太郎さん、中曽根康弘さん、金丸信さん、福田赳夫さんといった派閥の領袖が根こそぎ、統一教会の金に目がくらんで転んでますよね。でも、なぜですか? これくらいの大物であれば、ほかにも献金してくれる人はいくらでもいたでしょうに。

ジェームズ  ですから、そこにCIAが絡んだ意味があるのです。CIAの対日工作は朝鮮系国会議員を非常に重要視していました。メルマガでも書きましたが、岸信介も李氏朝鮮系ですので。

 アメリカは占領時代後半から憲法改正と再軍備を日本に強く要請していました。しかし、吉田茂首相が「陸軍が暴走するかもしれない」と言ってずっと拒否してきたのです。吉田茂は普通の日本人でしたので、彼の態度は当時の日本ではごく正論でありましたが、業を煮やしたアメリカは反吉田派の筆頭であった鳩山一郎(のちに吉田民主党から離脱し、日本自由党を結党)や岸信介に肩入れし、吉田派から政権を奪います。ところが、鳩山一郎は首相になった途端親ソとなり、怒ったアメリカは「天の声解散」をさせます。

──天の声(苦笑)。

ジェームズ  鳩山一郎は「天の声を聞いたので解散した」と言っていますからね(笑)。その後、アメリカが推す岸信介と、鳩山同様に中国、ソ連とも国交を回復を目指す石橋湛山が一騎打ちとなり、石橋が勝利します。しかし、1カ月後に突如脳梗塞で倒れて首相を辞任し、岸信介が晴れて首相になるわけです。

──キナ臭い話ですね。

ジェームズ  CIAが動いていたとしか考えられませんよね。なんとしてでも岸を首相にし、日本を改憲及び再軍備に誘導しようとしていたのです。

 ですから、反吉田派は伝統的に改憲及び再軍備を主張する派閥を形成し、これが安倍さんが率いていた清和会になっていくのです。一方、吉田派は現在、岸田首相がトップの宏池会へとつながっていきます。いまや派閥はもう関係ないという人がいますが、吉田派=宏池会、反吉田派=清和会という大まかな流れぐらいは頭に入れておいてください。

──日本の政治には2つの大きな流れがあったんですね。

ジェームズ  そうです。アメリカは伝統的に反吉田派を推していました。ただし、日本の主流派は吉田派です。メルマガでも書きましたが、吉田派の宏池会は天皇家がバックについていました。天皇家がバックにつくということは天皇家が管理していた豊富な“天皇のゴールド”を使うことが可能だったのです。“天皇のゴールド”についてはTOCANAでも書いていますが、核心についてはTOCANAで語るのは危険すぎるので今後メルマガで書いていきます。一方、資金不足に悩む反吉田派にCIAは統一教会を紹介します。ここから反吉田派は統一教会の資金力に注目するようになるわけです。

──つまり、統一教会は金づるだったんですね。でも、岸さんの周りには児玉誉士夫がいたじゃないですか。確か児玉誉士夫も戦時中は天皇ゴールドの回収をしていませんでしたか?

ジェームズ  はい。回収していました。その総額は447億1476万円、現在ですと兆を超える資金を持っていたと言われます。ただし、その金は着服したわけではなく、戦後、児玉の上司であった米内光政海軍大将(元首相)に戻そうとしたのです。ところが、米内大将は「もう海軍は存在しない。国のために使ってくれ」と言われたので、国のために使ったと児玉本人は言っています。実際にその金は鳩山一郎が目指した自由党の設立資金になっています。しかし、そういう金はいつまでも保つわけではありません。やはり集金マシンというものが必要なのです。

──それが統一教会だったと。

ジェームズ  そうです。そもそも岸信介は前述したように李氏朝鮮系の人ですから韓国の統一教会とは同族意識もあって親和性は高かったんですよ。でなければ、自宅の敷地内の土地を提供するなどといったことはしないでしょう。

 岸と統一教会の仲を決定的にしたのは安保闘争です。最終的には国会前に30万人の市民や左翼が集まって安保改定に反対した運動で、岸は笹川良一や児玉に頼んで右翼、ヤクザ、旧軍人ら4万人を集めます。この時、岸は彼らの活動資金として8億円を用意したと言われています。この8億円は当初、創価学会の池田大作に資金提供を頼みましたが、池田は断っているんですね。では、どこからその金は出たのでしょうか?

──統一教会。

ジェームズ  しかないんですよ。こういうのもあって岸と統一教会は蜜月の仲となっていくのですが、反面、日本の右翼、ヤクザは韓国系に侵食されていくのです。その浸透はKCIAが統一教会のバックにつくとさらに加速していきます。そして67年7月、山梨県の本栖湖にあるモーターボート連合会の研修所で文鮮明と笹川良一、児玉誉士夫らが会合し、国際的反共連合を設立することを約束します。これがのちの国際勝共連合となるのです。ちなみに初代の会長は統一教会の日本支部長の久保木修己、初代名誉会長は笹川良一です。

──完全に韓国の新興宗教と日本の右翼の合作ですね。

ジェームズ  この辺は完全にKCIAのオペレーションで、ここに乗っかってしまった日本の右翼は次第に親韓国、親米、反共になって染まっていくのです。

──日本の右翼になぜ、朝鮮系の匂いがするのかと思ったらそういうことだったんですね。

ジェームズ  コリアンが右翼になってしまったんです。もっと昔の右翼は頭山満、内田良平など西南戦争で没落した九州の武士階級が始めたことなんです。自由民権運動などに反対して武士の名誉を明治の日本でどうやって守り抜くかで発展していったのが玄洋社と黒龍会です。彼らが目指した道というのが玄洋社は国内で活動し、黒竜会は海外で大陸浪人になって日本の諜報活動をしながら御国に尽くすというものでした。

──その流れは断ち切れてしまったんですか?

ジェームズ  いえ、児玉誉士夫も玄洋社、黒龍会の流れを汲んでいます。ただし、児玉誉士夫はCIAとKCIAの双方のオペレーションに乗せられてしまったんです。いや、米内光政に資金を返却されても私物化せず御国のために使った児玉の純粋な愛国心を考えると、「自らエージェントになった」というのが正しいかもしれません。児玉は黒幕やフィクサーの悪評が付き纏い、ヤクザなイメージがありますが、中身は国士そのものでした。これが日本の裏社会の歴史であり、政治の裏の歴史です。

──いまの政治家たちがなぜ、こんなに韓国・中国の言いなりなのかの理由が見えてくるようです。

ジェームズ  日本の政治の裏側には戦後の早い段階でKCIAが統一教会を隠れ蓑に浸透してしまったということです。これはかなり深刻な問題で、日本会議等の似非右翼が台頭する原因になりました。では、次回はここから現代までどう繋がっていったのかを解説しましょう。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/229.html#c18

[近代史4] 麻薬王 岸信介 中川隆
16. 中川隆[-13002] koaQ7Jey 2022年7月17日 00:44:32 : dmIoV88x7k : QW1JV0k3eUZTQ1k=[7]
統一教会と自民党“ドス黒い歴史”の背後であの組織が暗躍! 誰も触れない日本政治「本当の裏」をジェームズ斉藤が暴露!
2022.07.16
https://tocana.jp/2022/07/post_238376_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  安倍さん暗殺事件から1週間ほど経って、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との癒着ぶりがニュースを賑わせていますが、一つ気になる点があるんですよ。それは統一教会の歴史を解説する中で、どのメディアもKCIAや安倍さんの祖父である岸信介との関わりについては語る一方で、CIAの関与についてはほぼ言及がないということです。

──統一教会はCIAとも関係しているんですか?

ジェームズ  統一教会の教祖の文鮮明は朝鮮戦争で北に捕まっています。彼を解放したのは米軍のマッカーサー元帥で、この時、マッカーサーの側近の一人だったGHQのG2部門(米国陸軍諜報部門)のトップ、チャールズ・ウィロビーが文鮮明に目をつけたのです。アメリカ側は小さなカルト宗教の教祖だった彼のカリスマ性に注目し、配下の米国陸軍防諜部隊(CIC)と韓国軍防諜部隊(KCIC)を通じて密かにバックアップを始めます。そりゃそうでしょう。20代の頃から血分け教義に基づいて、信者にセックスリレーまでやらせるほどマインドコントロールの天才で、諜報機関にとっては喉から手が出るほど欲しかった人材だったはずです。

──まずそこを理解しないといけないんですね。ただのCIAの操り人形ではなかったと。

ジェームズ  文鮮明は諜報員として超優秀だったのです。1954年にソウルで統一教会を立ち上げると、韓国国内で問題を起こしながらも(罪状は)徴兵拒否のみで釈放されるというのを繰り返し、59年には日本に進出します。なお、ウィロビーはCIAの黎明期の関係者でもあるので、統一教会の運営はCIAが後に受け継いだ形になります。

 この時、安倍さんの祖父の岸信介首相(当時)と文鮮明が懇意になるわけで、いま盛んに言われている「渋谷区南平台の岸信介の邸宅の隣、というか敷地内に統一教会の日本の本部があった」「そこで岸信介は何度も講演した」といったズブズブの仲になるわけです。しかし、岸信介と文鮮明をつないだのが誰かをどこのマスコミも言いません。一部ではKCIA(韓国中央情報部)がつないだかのように言っているメディアもありますが、朴正煕が軍事クーデターを起こしたのは1961年です。KCIAは朴政権下で発足したわけですから、59年の岸信介と文鮮明をつなげることはKCIAにはできません。

 この時に動いたのはCIAなのです。ご存知のように岸信介はCIAのエージェントで、CIAに協力することで絞首刑を逃れ、巣鴨プリズンから出られたわけです。文鮮明もずっとCIAが世話してきたエージェントですから、岸信介と文鮮明をつないだのは究極的にはCIAでした。そして、朴政権発足後は韓国を反共の砦とするため、KCIAと文鮮明をつないだのです。アメリカ議会の報告書では「金鍾泌KCIA部長が1961年に統一教会を政治工作の目的のために設立した」とありますが、これはCIAの関与の痕跡を消すと同時に韓国人の「ウリナリ」(愛国心)をくすぐる高等なディスインフォメーションです。

──ということは、統一教会の本当のバックはCIAなんですか?

ジェームズ  いいえ、統一教会はアメリカと韓国の合作という言い方のほうが正しいでしょう。もちろん力関係では、圧倒的にアメリカの方が上ですが、双方に反共主義という共通点があったので合作に至ったわけです。つまり、暫定的な同盟関係です。基本的に諜報機関は外部者を信用しません。これは同盟国間の諜報機関の関係においてもいえます。これはあとでお話ししますが、統一教会とKCIAは数年後にアメリカを乗っ取ろうとしますから(笑)。

──どういうことですか!? アメリカを裏切ったのですか?

ジェームズ  裏切るというか調子に乗ってしまったというのが正解でしょう。ここがある意味、韓国人の凄いところで一度の成功体験で何でもできると思ってしまうんです。そして、その成功体験というのが日本での活動です。岸信介という政界のトップに食い込んだ彼らは、霊感商法で年間数十億円の収入を日本人から吸い上げ、その金を使ってさらに政財界に献金して日本を裏から乗っ取っていったのです。

──たしかに岸さんだけでなく安倍晋太郎さん、中曽根康弘さん、金丸信さん、福田赳夫さんといった派閥の領袖が根こそぎ、統一教会の金に目がくらんで転んでますよね。でも、なぜですか? これくらいの大物であれば、ほかにも献金してくれる人はいくらでもいたでしょうに。

ジェームズ  ですから、そこにCIAが絡んだ意味があるのです。CIAの対日工作は朝鮮系国会議員を非常に重要視していました。メルマガでも書きましたが、岸信介も李氏朝鮮系ですので。

 アメリカは占領時代後半から憲法改正と再軍備を日本に強く要請していました。しかし、吉田茂首相が「陸軍が暴走するかもしれない」と言ってずっと拒否してきたのです。吉田茂は普通の日本人でしたので、彼の態度は当時の日本ではごく正論でありましたが、業を煮やしたアメリカは反吉田派の筆頭であった鳩山一郎(のちに吉田民主党から離脱し、日本自由党を結党)や岸信介に肩入れし、吉田派から政権を奪います。ところが、鳩山一郎は首相になった途端親ソとなり、怒ったアメリカは「天の声解散」をさせます。

──天の声(苦笑)。

ジェームズ  鳩山一郎は「天の声を聞いたので解散した」と言っていますからね(笑)。その後、アメリカが推す岸信介と、鳩山同様に中国、ソ連とも国交を回復を目指す石橋湛山が一騎打ちとなり、石橋が勝利します。しかし、1カ月後に突如脳梗塞で倒れて首相を辞任し、岸信介が晴れて首相になるわけです。

──キナ臭い話ですね。

ジェームズ  CIAが動いていたとしか考えられませんよね。なんとしてでも岸を首相にし、日本を改憲及び再軍備に誘導しようとしていたのです。

 ですから、反吉田派は伝統的に改憲及び再軍備を主張する派閥を形成し、これが安倍さんが率いていた清和会になっていくのです。一方、吉田派は現在、岸田首相がトップの宏池会へとつながっていきます。いまや派閥はもう関係ないという人がいますが、吉田派=宏池会、反吉田派=清和会という大まかな流れぐらいは頭に入れておいてください。

──日本の政治には2つの大きな流れがあったんですね。

ジェームズ  そうです。アメリカは伝統的に反吉田派を推していました。ただし、日本の主流派は吉田派です。メルマガでも書きましたが、吉田派の宏池会は天皇家がバックについていました。天皇家がバックにつくということは天皇家が管理していた豊富な“天皇のゴールド”を使うことが可能だったのです。“天皇のゴールド”についてはTOCANAでも書いていますが、核心についてはTOCANAで語るのは危険すぎるので今後メルマガで書いていきます。一方、資金不足に悩む反吉田派にCIAは統一教会を紹介します。ここから反吉田派は統一教会の資金力に注目するようになるわけです。

──つまり、統一教会は金づるだったんですね。でも、岸さんの周りには児玉誉士夫がいたじゃないですか。確か児玉誉士夫も戦時中は天皇ゴールドの回収をしていませんでしたか?

ジェームズ  はい。回収していました。その総額は447億1476万円、現在ですと兆を超える資金を持っていたと言われます。ただし、その金は着服したわけではなく、戦後、児玉の上司であった米内光政海軍大将(元首相)に戻そうとしたのです。ところが、米内大将は「もう海軍は存在しない。国のために使ってくれ」と言われたので、国のために使ったと児玉本人は言っています。実際にその金は鳩山一郎が目指した自由党の設立資金になっています。しかし、そういう金はいつまでも保つわけではありません。やはり集金マシンというものが必要なのです。

──それが統一教会だったと。

ジェームズ  そうです。そもそも岸信介は前述したように李氏朝鮮系の人ですから韓国の統一教会とは同族意識もあって親和性は高かったんですよ。でなければ、自宅の敷地内の土地を提供するなどといったことはしないでしょう。

 岸と統一教会の仲を決定的にしたのは安保闘争です。最終的には国会前に30万人の市民や左翼が集まって安保改定に反対した運動で、岸は笹川良一や児玉に頼んで右翼、ヤクザ、旧軍人ら4万人を集めます。この時、岸は彼らの活動資金として8億円を用意したと言われています。この8億円は当初、創価学会の池田大作に資金提供を頼みましたが、池田は断っているんですね。では、どこからその金は出たのでしょうか?

──統一教会。

ジェームズ  しかないんですよ。こういうのもあって岸と統一教会は蜜月の仲となっていくのですが、反面、日本の右翼、ヤクザは韓国系に侵食されていくのです。その浸透はKCIAが統一教会のバックにつくとさらに加速していきます。そして67年7月、山梨県の本栖湖にあるモーターボート連合会の研修所で文鮮明と笹川良一、児玉誉士夫らが会合し、国際的反共連合を設立することを約束します。これがのちの国際勝共連合となるのです。ちなみに初代の会長は統一教会の日本支部長の久保木修己、初代名誉会長は笹川良一です。

──完全に韓国の新興宗教と日本の右翼の合作ですね。

ジェームズ  この辺は完全にKCIAのオペレーションで、ここに乗っかってしまった日本の右翼は次第に親韓国、親米、反共になって染まっていくのです。

──日本の右翼になぜ、朝鮮系の匂いがするのかと思ったらそういうことだったんですね。

ジェームズ  コリアンが右翼になってしまったんです。もっと昔の右翼は頭山満、内田良平など西南戦争で没落した九州の武士階級が始めたことなんです。自由民権運動などに反対して武士の名誉を明治の日本でどうやって守り抜くかで発展していったのが玄洋社と黒龍会です。彼らが目指した道というのが玄洋社は国内で活動し、黒竜会は海外で大陸浪人になって日本の諜報活動をしながら御国に尽くすというものでした。

──その流れは断ち切れてしまったんですか?

ジェームズ  いえ、児玉誉士夫も玄洋社、黒龍会の流れを汲んでいます。ただし、児玉誉士夫はCIAとKCIAの双方のオペレーションに乗せられてしまったんです。いや、米内光政に資金を返却されても私物化せず御国のために使った児玉の純粋な愛国心を考えると、「自らエージェントになった」というのが正しいかもしれません。児玉は黒幕やフィクサーの悪評が付き纏い、ヤクザなイメージがありますが、中身は国士そのものでした。これが日本の裏社会の歴史であり、政治の裏の歴史です。

──いまの政治家たちがなぜ、こんなに韓国・中国の言いなりなのかの理由が見えてくるようです。

ジェームズ  日本の政治の裏側には戦後の早い段階でKCIAが統一教会を隠れ蓑に浸透してしまったということです。これはかなり深刻な問題で、日本会議等の似非右翼が台頭する原因になりました。では、次回はここから現代までどう繋がっていったのかを解説しましょう。
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