33. 未来のTOW[608] lqKXiILMVE9X 2022年4月01日 21:29:36 : EJaBfQ7nfU : QURQQ1FvMmMxQUk=[1]
87兆円はさすがに言い過ぎだと思う。
例えば湾岸戦争では、多国籍軍の一ヶ月半の戦闘での戦費が6兆円だったそうな。
まあ、湾岸戦争は多国籍軍の一方的な勝利だったので、グタグタしてるウクライナ侵攻はもっとかかってそうだが。
もっとも、ロシアの国家予算は年間31兆円で、うち軍事関係が6兆円程なので、
戦費6兆円〜10兆円だと考えても手痛いのに変わりはない。
一年の軍事予算が全て戦費に消えた訳だ。
また、戦争では多額の費用がかかる。
例えば、兵士の食糧や衣服、車両の燃料、点検整備費用などから、
ミサイル、銃弾、レーダーの調達費用、
戦場の前線基地建設費用などなど。
戦争の終わりが見えない現在では、消耗した食糧衣服燃料も調達し直す必要があるだろう。
ロシア軍の敵はウクライナだけではないのだから。
予備資源ゼロで放置するほど、ロシア軍はバカではないはずだ。
他にも、アメリカ軍だと戦地に派遣される兵士には「特別手当」が支給されていたり、戦死者戦傷者には本人家族への別途補償もあった。
今も、アメリカには傷痍軍人向けの病院がある。
まあ、「ロシア軍なんだから特別手当なんてあるわけ無いだろ!戦死者の補償もロシア軍は全然出さんぞ!」
と言われても、あながち否定出来ないのがロシア軍の悪いトコロだが…。(笑)
>>13が、「戦争は公共事業のようなもの」という、どっかの軍需産業が言ってそうなセリフを言ってるが…。
彼にとっては戦争にも「良い側面はある」とか考えてるのかねえ?
ヘイワヘイワのこの国でなかなか奇抜な考え方だな(笑)
イラク戦争開戦では、アメリカ議会で600億ドル(6兆円)の補正予算が組まれたそうな。
その後も、平和維持と復興支援でイラクで年間3〜4兆円が消えてた。
ロシアは、ウクライナ東部の支配を進めるつもりらしいが、流石に放置では親露派住民も離れるだろう。
治安維持とか市街地再建はロシアが金を出してすることになる…。
ソビエト連邦崩壊では、西側諸国との経済格差、技術格差がソ連民衆の不満を高めたそうな。
戦争かかりきりで軍事予算偏重、結果社会保障がおざなりに…なんて事があると悲しいね。
http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/560.html#c33