16. 2020年4月04日 13:40:21 : KK7qVNHPaM : QU1DQXRMMkpwb3M=[1]
国立教育政策研究所「平成30年度 全国学力・学習状況調査の調査問題」
によると、算数「割合」の成績は
平成30年度
【H21A7】200人のうち80人が女子のとき,女子の人数の割合は全体の何%か
→→ 正答率:57.1%
平成29年度
【H20 A9(2)】620冊の本の40%の冊数を求める式と答えを書く
→→ 正答率:55.1%
https://www.nier.go.jp/09chousa/09kaisetsu_shou_sansuu.pdf
平成29、30年ともに、他の問題に比べると極めて正答率が低いですが、
平成30年度の問題では、
80 ÷ 200 × 100 = 40(%)のところを、
80 ÷ 200 = 0.4(%) とやったり
200 ÷ 80 = 2.5(%) とやったり
という間違いが多かったようです。
「割合」は、小学校5年生の2学期頃で学ぶ単元ですが、学力調査は6年生4月です。
日常的に使わない計算や言葉の定義などは忘れてしまう人が多いのではないでしょうか。
この問題は、平成21年(2009年)から同じ問題(たぶん隔年で)が出題されて
今も昔も子どもたちは苦手なのだと思います。
中学、高校、大学(?)で必要なら、忘れても復習するしかないのでしょう。
(定義を忘れて、それを確かめて計算することが問題だとは思いません)
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/617.html#c16