1. 中川隆[-8358] koaQ7Jey 2021年1月12日 07:22:26 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[1]
三橋貴明さんは完全に誤解していますが、金貨や銀貨も信用通貨であるのは変わりません。
政府が発行する金貨や銀貨の量を10倍にしたら金貨や銀貨の貨幣価値は1/10になります。
流通している金貨や銀貨の量が10倍になったら 金や銀の相場価格が1/10になるんですね。
デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません:
三橋さんは需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
MMTは政府に金を出させてボロ儲けしようとしている国際金融資本やアメリカ民主党が推進しています。
政府がいくら財政出動しても、その金は最終的にはすべて資本家の所に行ってしまい、労働者には残りません。
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話です。中央銀行には貨幣発行権があるので当たり前の事です。 MMTは理論といえる様なものではありません。
三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです、正しい貨幣論は
古典派経済学の貨幣の中立説
貨幣の中立説は貨幣量の増減は物価にだけ影響を与え、生産活動や雇用の増減などには影響を与えないとする説。古典派経済学の中心的な命題のひとつであり、中立説によれば、貨幣は社会的な分業や効率性をもたらす以上の役割はない。経済活動の本質は物々交換であり貨幣はその仲介を行っているにすぎず、貨幣量の増減は貨幣錯覚による混乱をもたらすが国富・国民経済の観点では中立的であり、国富の増大には貨幣量の拡大ではなく生産・供給能力の増強によるべきとした。
貨幣数量説は貨幣の中立性を前提にしており、物価の乱高下は流通貨幣量の管理によって押さえ込むことができるとする。
長期的には貨幣の中立性は成立し、金融政策は実体経済に影響を与えず、ただ名目変数を動かすだけであるという点では、新古典派経済学、マネタリスト、ニュー・ケインジアンの見解は一致している。
政府が国債を発行して貨幣を増やせば貨幣価値が下がって物価が上がるだけです。
同じ1万円でも国債発行する前の1万円の方が国債発行した後の1万円より実質価値が高いのです。
つまり、政府は国債発行する前の1万円の商品を国債発行した後の価値が下がった1万円札で買うという詐欺をしているのです。
貨幣発行で需要が増えるというのはこういう政府の詐欺に市場が気が付くまでに時間が掛かるからですね:
MMTは政府に金を出させて稼ごうとしている金融資本が推進しているんだよ
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話さ
中央銀行は貨幣発行権があるんだから当たり前だろ
MMTは理論といえるものじゃない
貨幣はいくらでも発行できるけど、貨幣発行量によって貨幣価値が変わるだけだからね
実際、日銀の異次元金融緩和で 1ドル70円から120円まで円の価値が暴落しただろ
貨幣量を増やせば貨幣価値が暴落するのが証明されてるんだ
そもそも金融緩和は江戸時代に金貨に含まれる純金を減らしたのと同じだろ
貨幣価値が下がるに決まってるんだよ
MMTとかは関係ない、単に貨幣を増やしてるだけだ
MMTというのは要するに、貨幣を大量発行して貨幣価値を下げ、政府負債を目減りさせるのが目的なのさ。
貨幣が完全に紙屑になって、政府負債もゼロになった所で新通貨を発行して金融をリセットするんだ
GHQが戦時国債を返したくないからやった意図的インフレ策と同じさ
日銀の異次元緩和で円は紙屑化している:
東京金(ゴールド)の上場以来の約38年間のロングチャート
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commodity/lineup/gold/long_chart.html
【日本のマネタリーベース、マネーストック(左軸、兆円)、貨幣乗数(右軸、倍)】
http://mtdata.jp/data_71.html#MBMS
以下は金価格。
このように実は昨年の7月頃からずーっと上がりっぱなし。
https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000786.jpg
で、以下が金価格に換算した日経平均です。
実は、昨年9月から下がりっぱなし。
https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000788.jpg
と言う訳で、庶民が気づかないうちに通貨は紙屑化しつつある。
たった今、ステルス紙屑化が進行中なのでした。
江戸時代の一両金貨に含まれる純金の量を半分に減らせば、一両で買える製品の量が半分になるのと同じさ。
円紙幣を倍に増やせば1万円で買えるゴールドや穀物やマクドナルドの量が半分になるに決まってるだろ。
三橋さんは消費者物価の事を誤解しているんだ。
旧来の消費者物価の計算では買うものの価値は考慮していないんだよ
100円ショップで売っている傘はすぐに壊れるけど、既に淘汰されて手に入らなくなった日本製の傘と同じ傘としてカウントされている。
野菜の値段が昔と同じだとしても、今買える野菜は水銀・鉛入り、農薬まみれの中国産だけだ。
中国の年収10万円の農民とおなじ物を食べさせられているんだ。
海外から安物の粗悪品が沢山入ってきて日本製の高品質のものと入れ替わったから、旧来の消費者物価の計算法が見当外れになっているんだよ。
昔と値段が同じでも買っているものの価値が下がっているんだ
中国からの安物粗悪品を使えない分野ではハイパーインフレになっているよ:
マイホームとマイカーと子供2人を維持するには20年間で1億円かかる
日本では昭和期にはちょっとした会社に就職すれば(もちろん正社員)、車や一戸建ての家を購入できました。
それが今新車と新築の家を持ち、結婚して子供2人を大学まで入れるには20年間で1億円が必要です。
内訳は高級車が年100万、新築住宅が4000万円、子供を1人大学まで入れるのに2000万円です。
これだけで最低年収手取り500万円が必要で、生活費も必要なので手取り700万円が必要になります。
サザエさん的な生活をするには年収税込み900万円は必要だが、これは一部上場の勝ち組社員の年収です。
要するにバブル崩壊以降は労働者が搾取されているから子供を作れなくなったんですね。
どうやって搾取しているかというと、国債の利子でマネーストックを増やして貨幣価値を下げるという手口です。貨幣価値が下がっても中国から安物製品が大量に入ってくればインフレだというのが認識できなくなる。
それで物価が上がっていないという事にされ賃金も30年間上げない。しかし実質賃金だけは下がって子供を大学に行かせる金が労働者には出せなくなっている。
これが少子化とデフレの原因です。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/753.html#c1