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[近代史4] ムスリムとは関わらない方がいい理由 中川隆
2. 中川隆[-10498] koaQ7Jey 2020年10月29日 07:01:26 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[1]

2020.10.29
シャルリー・エブド紙とフランスにおけるテロ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010290000/

 フランスのコンフラン-サントリーヌの中学校でサミュエル・パティという歴史と地理を教えていた教師が10月16日、18歳になるチェチェンからの難民、アブドラ・アンゾロフに刃渡り30センチメートルのナイフで殺され、首を切られたと伝えられている。授業中、イスラムの予言者マホメットを裸にした漫画を生徒に見せたという話が広まった結果だという。

 チェチェンから少なからぬ人がフランスへ移り住んでいるようだが、この地域にはアメリカがロシアを揺さぶるために戦闘員を送り込んできた。そうした戦闘員を訓練するための拠点として使ってきたのがジョージアのパンキシ渓谷だ。

 ここで訓練を受けた戦闘員はシリアなどへも派遣されている。その数は200名から1000名と言われ、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)に合流したという。2015年9月末にロシア軍がシリア政府の要請で介入、ダーイッシュは敗走。主要な戦闘員はアメリカの軍や情報機関などが救出、雑兵は放り出され、戦闘が続いているのはイドリブなど一部にすぎない。

 エマニュエル・マクロン仏大統領は事件が引き起こされた後、イスラム原理主義者は「我々の未来が欲しいのだ」と主張、「漫画を諦めることはない」と語った。この発言をイスラム国ではイスラム教徒全てに向けられたものだと考えたようで、イラン、サウジアラビア、パキスタンなどから激しい反発の声が揚がり、フランス製品をボイコットするという動きに発展しそうだ。

 アンゾロフが見せた漫画の中にはフランスの週刊紙、シャルリー・エブドが掲載したイスラム教徒を嘲笑するものも含まれていた。このメディアには興味深い過去がある。風刺画家のシネは2008年に同紙のコラムでニコラ・サルコジ大統領の息子、ジャン・サルコジの結婚を取り上げた。当時、ジャンはユダヤ系富豪の娘と結婚しようとしていたのだが、そのためにユダヤ教へ改宗するという噂があったのだ。

 この話を書いたことが「反セム主義」だと批判され、謝罪を断ったシネは解雇された。その際、JDL(ユダヤ防衛同盟)が運営するサイトで殺害の脅迫が書き込まれたという。

 ユダヤ問題には神経質なシャルリー・エブドだが、襲撃されてもイスラムに対する嘲笑は続けた。そして2015年1月7日、サイド・クアシとシェリフ・クアシの兄弟とハミド・ムラドの3人が容疑者だとされている。

 クアシ兄弟はフランスやアメリカの当局から要注意人物としてマークされていたのだが、ムラドはパリから北東へ約230キロメートルの場所で警察に出頭、無関係だと訴えた。確かなアリバイがあり、無関係だと見られている。

 編集部を襲撃したのはふたりで、AK-47、ショットガン、RPG(対戦車ロケット弾発射器)で武装、マスクをしていたという。11名がビルの中、また1名が外で殺された。負傷者は11名だったという。

 この3人が容疑者にされたのは、サイドが自動車の中に身分証明書を残していたため。クアシ兄弟はフランスやアメリカの当局から要注意人物としてマークされていたので情報はあったのだろう。サイドはイエメンにあるアル・カイダのキャンプで数ヶ月にわたって訓練を受け、弟のシェリフは2008年に懲役3年の判決を受けていたと言われ、兄弟はアメリカの搭乗禁止リストに載っているという。この兄弟はシリアで政府軍と戦った後、2014年8月にフランスへ戻ったともされている。

 実は、この襲撃事件には謎や疑問点が少なくない。例えば容疑者の特定が素早すぎないか、プロフェッショナル的な戦闘技術をどのようにして身につけ、襲撃に使った装備をどこで調達したのか、スキー帽で顔を隠している人間が身分証明書を自動車に置き忘れているのは不自然ではないのか、襲撃しながら自分たちがイエメンのアル・カイダだと叫んでいるのもおかしくないか、襲撃後、どのように非常線を突破したのか、事件の捜査を担当した警察署長のエルリク・フレドゥが執務室で拳銃自殺したのはなぜなのか、容疑者のひとりで射殺されたアメディ・クリバリが2009年にエリゼ宮でニコラ・サルコジを面談できたのはなぜかなどだ。

 編集部が襲撃された後、負傷して歩道に横たわっていた警察官の頭部を襲撃犯のひとりがAK-47で撃ち、殺害したことになっているのだが、頭部に命中していれば頭蓋骨や脳は飛び散り、地面に当たって破片が致命傷を負わせたとしても大量の出血があるはずだが、そうしたことは起こっていない。

 また、編集部を襲撃したとされる人物の友人、アメディ・クリバリがパリの東部にあるイベルカシェル(ユダヤ教徒向けのスーパーマーケット・チェーン)の店舗に立てこもり、そこで射殺されている。この出来事も公式発表を信じていない人がいる。その時の様子を撮影した映像によると、警官隊が突入してからクリバリと思われる人物が中から外へ飛び出そうとするのだが、そこで銃撃されて倒れ込んでいるのだ。そのときに撃たれた人物は手錠をかけられているのか、手の自由を奪われているようで、武器を持っているようには見えない。

 この襲撃後、「私はシャルリー・エブド」というスローガンが流行、各国でデモが行われた。フランス全土で約400万人が参加したという。

 本ブログでは繰り返し書いてきたように、2015年にバラク・オバマ大統領は閣僚を好戦派に入れ替えている。オバマ政権がムスリム同胞団やサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)を主力とするジハード傭兵に軍事物資を供給していたが、​フランス政府も兵器/武器を渡していた​。

 オバマ政権は2015年にシリアへNATO軍かアメリカ主導軍を投入、バシャール・アル・アサド政権を倒そうとしていたと見られている。そうした状況の中、ロシア軍が介入し、その強さを見せつけたのだ。ロシア軍が出てこなければ、シャルリー・エブドの事件はイスラム国の悪霊化に利用されただろう。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010290000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/561.html#c2

[番外地8] 日本の経済発展は日本語のお蔭なんだよ 中川隆
1. 中川隆[-10497] koaQ7Jey 2020年10月29日 07:08:20 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[2]

日本の経済発展は日本語のお蔭なんだよ
日本語は世界の言葉の中で断然 No.1 の奇跡の言語だ。
中国人には何故同じ漢字を使っているのに、これだけ日本と差が付いたか わからないだろうね。
それは日本語と中国語の差なんだ。

中国人が中国語を使っている限り、中国は永遠に発達途上国だ。
中国人が中国語を捨てて英語を公用語にしても、結果は大して変わらない。
英語を公用語にしているインドやフィリピンは何時まで経っても先進国になれないだろ。
英語では映画の字幕すら書けない、アメリカ人は進化論を理解できない。

中国語や英語は文章を書くのに向かない原始人の言葉なのさ。
中国語や英語は原始時代から全く進歩していない原始人の言葉という事で間違いない。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/561.html#c1

[番外地8] 「右翼」の定義 中川隆
2. 中川隆[-10496] koaQ7Jey 2020年10月29日 07:22:34 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[3]
田中先生の学説と日本礼賛は「地球平面説」と同じ類
アメリカの共和党というグループは、トランプ自身がそうであるように、実は、いわゆる「科学的方法論」を拒絶し、徹底的に自身の思い込み妄想を信奉する人々が多い。

 「地球平面説」を信じる人が急増している その要因は......
  https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/post-11751.php

 この地球平面説というのは、一種の科学的真理に敵対するカルトグループで、レーガンやブッシュ、トランプも一定の支持を表明しているほどだが、実は本質的な意味では日本人も負けていないのだ。

 それは、幸福の科学とか創価学会とか、統一教会とか、日本会議とかの妄想系宗教団体が、今の自民党政権を支えているという意味では、アメリカも日本もどっこいどっこいだろう。

 そこには検証に支えられた科学的真理という価値観が存在せず、「こうあって欲しい」という妄想・虚構を共有するカルト価値観がある。

 大半の右翼知識人が信奉する「天皇万世一系統治説=皇国史観」など、その典型で、「だから日本は凄い」という優越感を共有するナルシズムを目的にしている集団である。

 かつて、太平洋戦争敗戦後、日本人が渡航して開拓民となった南米などでは、「勝ち組」という固陋な妄想集団がいて、「戦争に負けた」と事実を受け入れようとした人々を虐殺して回った。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E3%81%A1%E7%B5%84

 これなど、1960年代ですら、日本人開拓民仲間での殺し合いが頻繁に報道されていたほどだ。それどころか、太平洋戦争に「敗戦」という言葉を使うのは売国奴であり、「終戦」にせよ、とメディアが強要された結果、本当に日本のメディアの大半が1980年代以降、敗戦という言葉を使わなくなってしまったことは、「勝ち組」が日本社会の核心部にまで浸透している現実を示している。
 「敗戦」という言葉を追放したのは、谷口雅春や笹川良一率いた日本会議だといわれている。  
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/496.html#c2

[番外地8] 大西つねき 老人治療と介護は若い人の時間と金の無駄遣いという思い込み 中川隆
2. 中川隆[-10495] koaQ7Jey 2020年10月29日 07:54:32 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[4]
思想家や評論家が働けなくなった下級国民は安楽死させろと説くのは全く問題無いよ。
大西さんみたいな政治家が、働けなくなった下級国民を安楽死させる法案を通す、というのを公約にしたから問題になったんだ。

大西さんの安楽死法案が通ったら、

下級国民は定年で働けなくなったら、国民健康保険で腎臓の透析を受けられなくなって死ぬんだ
上級国民は年間何百万円もの民間の超高額医療保険に入って透析を受けるから死なないんだ。

大西さんの老人治療と介護は若い人の時間と金の無駄遣いという思い込み

そもそもノーベル賞学者や大芸術家なら100歳になっても殺さないんだろ。
ロックフェラーやジョージ・ソロスも100歳になっても殺さないんだろ。
大西つねき氏はそういう命の選別の不平等を許容するんだね。
上級国民は70歳を過ぎても臓器移植を受けさせて貰い、
若い下級国民は年取った上級国民の為に臓器を提供させられる。
まさにマルクスが預言した階級社会だね。
大西つねき氏はそういう階級社会を目指している事になる。


そもそも大西つねきさんは
現代では技術の進歩・効率化で生産効率が上がって、労働者は1日2, 3時間も働けば食べて行けると言ってたよね。だったら若い人には老人の介護をするくらいの時間的な余裕は十分ある筈だよね。

失業者は常に沢山居るんだから、十分な給料さえ出せば介護職に就きたい若者は幾らでも出て来るしね。

大西つねきさんは何時も

貨幣は幾らでも発行できる、
技術の進歩・効率化で労働者は1日2, 3時間も働けば十分だ

と言っているのに、下級国民の年寄りの医療・介護に使うお金と時間だけは無駄だという主張だね。

人の大切な親も、「政治で決まったんで死んでもらいます」と言って引き剥がして殺処分するんだ

それができれば若い人ももっと奴隷労働に打ち込めるとお考えなんでしょうねえ。
親を殺され自分も殺処分されると知りながらお国のために生きるのはさぞかし充実した生き方になると
笑いが止まらんわ全く


大西さんは形のある物を作るのが価値有る仕事だという考え方ですね。

パチンコ屋とかギャンブルは何も生み出さないから、穴を掘ってまた埋めるのと同じ類の後に何も残らない無駄な仕事
スポーツも後に何も残さないから無駄な仕事。

日本語より英語を学ぶ方が世界中で使えるから価値が有る
日本で勉強するよりアメリカに留学した方が世界中で活躍できるから価値が有る

すぐに死ぬ人間の治療や介護も後に何も残さないから無駄な仕事。

要するに新自由主義的合理主義ですね。  
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/519.html#c2

[番外地8] 思想家や評論家が働けなくなった下級国民は安楽死させろと説くのは全く問題無いよ。 中川隆
1. 中川隆[-10494] koaQ7Jey 2020年10月29日 07:54:51 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[5]
思想家や評論家が働けなくなった下級国民は安楽死させろと説くのは全く問題無いよ。
大西さんみたいな政治家が、働けなくなった下級国民を安楽死させる法案を通す、というのを公約にしたから問題になったんだ。

大西さんの安楽死法案が通ったら、

下級国民は定年で働けなくなったら、国民健康保険で腎臓の透析を受けられなくなって死ぬんだ
上級国民は年間何百万円もの民間の超高額医療保険に入って透析を受けるから死なないんだ。

大西さんの老人治療と介護は若い人の時間と金の無駄遣いという思い込み

そもそもノーベル賞学者や大芸術家なら100歳になっても殺さないんだろ。
ロックフェラーやジョージ・ソロスも100歳になっても殺さないんだろ。
大西つねき氏はそういう命の選別の不平等を許容するんだね。
上級国民は70歳を過ぎても臓器移植を受けさせて貰い、
若い下級国民は年取った上級国民の為に臓器を提供させられる。
まさにマルクスが預言した階級社会だね。
大西つねき氏はそういう階級社会を目指している事になる。


そもそも大西つねきさんは
現代では技術の進歩・効率化で生産効率が上がって、労働者は1日2, 3時間も働けば食べて行けると言ってたよね。だったら若い人には老人の介護をするくらいの時間的な余裕は十分ある筈だよね。

失業者は常に沢山居るんだから、十分な給料さえ出せば介護職に就きたい若者は幾らでも出て来るしね。

大西つねきさんは何時も

貨幣は幾らでも発行できる、
技術の進歩・効率化で労働者は1日2, 3時間も働けば十分だ

と言っているのに、下級国民の年寄りの医療・介護に使うお金と時間だけは無駄だという主張だね。

人の大切な親も、「政治で決まったんで死んでもらいます」と言って引き剥がして殺処分するんだ

それができれば若い人ももっと奴隷労働に打ち込めるとお考えなんでしょうねえ。
親を殺され自分も殺処分されると知りながらお国のために生きるのはさぞかし充実した生き方になると
笑いが止まらんわ全く


大西さんは形のある物を作るのが価値有る仕事だという考え方ですね。

パチンコ屋とかギャンブルは何も生み出さないから、穴を掘ってまた埋めるのと同じ類の後に何も残らない無駄な仕事
スポーツも後に何も残さないから無駄な仕事。

日本語より英語を学ぶ方が世界中で使えるから価値が有る
日本で勉強するよりアメリカに留学した方が世界中で活躍できるから価値が有る

すぐに死ぬ人間の治療や介護も後に何も残さないから無駄な仕事。

要するに新自由主義的合理主義ですね。  
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/565.html#c1

[近代史3] 飯島愛が殺された理由 _ ジャニーズ・プチエンジェル事件との関係 中川隆
34. 2020年10月29日 08:04:56 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[6]
ハンター・バイデンも中国のロリータ ハニートラップに引っ掛かった _ 2

10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29






http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/720.html#c34
[近代史3] 天皇家では何時から知恵遅れや発達障害の子供しか生まれなくなったのか? 中川隆
179. 中川隆[-10493] koaQ7Jey 2020年10月29日 08:07:37 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[7]
ハンター・バイデンも中国のロリータ ハニートラップに引っ掛かった _ 2


10-28 画像の提供者多数もバラすカオスっぷりがイイ
2020/10/28





10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/110.html#c179
[近代史3] プチエンジェル事件の顧客と噂されている秋篠宮・高円宮はロリコンなのか? 中川隆
69. 中川隆[-10492] koaQ7Jey 2020年10月29日 08:08:28 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[8]
ハンター・バイデンも中国のロリータ ハニートラップに引っ掛かった _ 2


10-28 画像の提供者多数もバラすカオスっぷりがイイ
2020/10/28





10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/362.html#c69
[近代史3] 柏原芳恵のバイブレーター騒動 _ 宮内庁が皇太子妃候補 No.1 を引き摺り降ろした手口 中川隆
73. 中川隆[-10491] koaQ7Jey 2020年10月29日 08:09:16 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[9]
ハンター・バイデンも中国のロリータ ハニートラップに引っ掛かった _ 2


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2020/10/28





10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/117.html#c73
[近代史3] プチエンジェル事件の深すぎる闇 中川隆
84. 中川隆[-10490] koaQ7Jey 2020年10月29日 08:09:58 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[10]
ハンター・バイデンも中国のロリータ ハニートラップに引っ掛かった _ 2


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2020/10/28





10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/358.html#c84
[近代史3] 雅子という女は凄い女 _ 気に入った相手とは手当たり次第という感じ _ 男性経験は20人は超えている 中川隆
170. 中川隆[-10489] koaQ7Jey 2020年10月29日 08:10:30 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[11]
ハンター・バイデンも中国のロリータ ハニートラップに引っ掛かった _ 2


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2020/10/28





10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/265.html#c170
[近代史5] バイデン スキャンダルを必死で隠すマスコミ 中川隆
6. 中川隆[-10488] koaQ7Jey 2020年10月29日 08:11:27 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[12]



10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29



http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/335.html#c6
[近代史3] 今上天皇が同性愛だというのは本当なのか? 中川隆
6. 中川隆[-10487] koaQ7Jey 2020年10月29日 08:16:54 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[13]
ハンター・バイデンも中国のロリータ ハニートラップに引っ掛かった _ 2


10-28 画像の提供者多数もバラすカオスっぷりがイイ
2020/10/28





10-29 証拠メールの中に出てくる本人が顔出し証言で窮地
2020/10/29



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/642.html#c6
[近代史5] トランプはユダヤのエージェントでキリスト教原理主義のネオコンだった 中川隆
35. 中川隆[-10486] koaQ7Jey 2020年10月29日 09:32:19 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[14]
2020/10/29
グレートリセットって何?!・・・妄想が止まらない  
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2657.html
 

■ 陰謀論者に人気のトランプ ■

米大統領選が近づいていまうが、私はどちらが勝つかには、あまり興味が有りません。米大統領選はガチ対決では無く、シナリオの有る「民主主義のお祭り」だと妄想しているからです。

陰謀論者の一部には、「トランプはアメリカのディープステイトの抵抗している」などと妙に持ち上げる人達が居ますが、そんな人物がアメリカの大統領になれるハズは有りません。叩いて埃の出ない人物など居ませんから、選挙戦の最中に悪いニュースが広がって、しっかりと候補者の中から消えているハズです。或いは、間違って大統領になってしまったとしても、アメリカの伝家の宝刀によって消されている。

田中宇氏の陰謀論に私も一時期影響を受けました。「イギリスの資本家達は、アメリカの隠れ多極主義者となって、ネオコンなどを使いアメリカの覇権を壊そうとしている」「イギリスの帝国主義者はアメリカの軍産複合体を操り、世界支配を続け様としている」世界はこの二つの勢力の相克の上に成り立っている。」「トランプは隠れ多極主義者で中国がアメリカの影響から自立して多極化が進む事を推し進めている」

「隠れ多極主義=ロックフェラー」「軍産複合体=ロスチャイルド」などと考える人達も居ます。

彼の「多極主義」は日本人のルサンチマンをクスグリます。戦後、アメリカの属国と化した日本ですが、「多極主義者は日本や韓国の自立を促している」という説は、私達のねじ曲がった自尊心をクスグリます。「多極主義」による日本のアメリカからの独立を夢見る人達にはトランプは英雄に見える。

■ 世界はもっとズブズブの関係だと妄想する人力流陰謀論 ■

人力でGOの陰謀論は「誰得の陰謀論」です。権力やお金を有する人達は、対立より結託を選んだ方が利益が拡大します、ゲーム理論の一種です。個々も利害の衝突は有りますが、大勢では協調した方が利益が拡大する。

仮に、トランプがアメリカの力をワザワザ削いだとしても、それは世界の経営者の総意であって、トランプがディープステイトや世界の経営者に逆らっている訳では有りません。

アメリカにおいてトランプが大統領になったとしても、バイデンが大統領になったとしても、世界の経営者のアジェンダには変更は有りません。ダボス会議が指摘する通り、戦後資本主義システや通貨システムは既に成長の限界に有り、それら自身が世界の発展の妨げになっています。だから大統領が誰になろうとも、「グレートリセット」への準備は着々と進められています。

■ トランプは分断の装置 ■

トランプを世界の経営者が大統領にした理由は、「アメリカの分断」です。

アメリカには元々多くの「対立」が有りましたが、移民国家アメリカの歴史は「対立の克服」の歴史でした。南北戦争の結果の統一。黒人の人権獲得。女性の権利の獲得。移民の社会への受け入れ。アメリカは多くの対立を抱えながらも、それを克服する努力を惜しまない。

ところが、トランプは「対立」を強調する事で「分断」を作り出してしまった。一般的には「支持者拡大の為の政治手法」と捉えられていますが、その結果、露わになった「分断」はアメリカに致命的な影響を与えるハズです。元々、バラバラだったアメリカを人々の意思がかろうじて繋いでいたのに、その意思を無効化するウィルスがバラ撒かれた。それがトランプ。

今回の選挙でどちらが勝利したとしても、アメリカ国内では選挙結果を不服とする人々が大規模なデモを起こし、対向する勢力と衝突する。銃撃が発生すれば、この衝突はエスカレートしアメリカは内戦状態になるかも知れません。

■ 資本主義の限界とグレートリセット ■

グローバリゼーションによって世界は一つになると人々は考えた。中国やロシアの民主化が達成され、新興国や途上国はキャッチアップされ、市場は一体化される。

資本主義にとっては理想の世界が出来上がる様に見えましたが、その結果は大きな歪しか生まなかった。マルクスの予言の通り、発展し過ぎた資本主義は貧富の差を修復不可能にまで拡大した。

資本主義は資本効率を最大化する事を目的としていますから、効率の高い所にお金はどんどん集まってしまいます。政府が税金でこれを集めて再分配する事で社会は成り立っていましたが、企業に政府が隷属する現代においては、再分配はまともに機能しません。

タックスヘブンに売り上げを隠す企業を政府は本気で取り締まる事が出来ません。何故なら、政治家は献金によって企業の奴隷となっているからです。

タックスヘブンはヨーロッパの一部の国や、イギリスの周辺の島々に存在しましたが、今ではアメリカが最大のタックスヘブンとなりつつ有ります。州によって法人税が異常に低い州がそれに相当します。ある地域のタックスヘブンの顧客情報がリームされれば、他の地域に資金が写るだけです。「リーク」は正義では無く、資金移動の道具に過ぎません。

この様な「資本の最大化」を続けた結果、1割と9割の世界が出来上がってしまった。富は1割が独占し、結果的に中間層が貧困化して消費にブレーキが掛かり、資本の拡大を阻害する。これが成長の限界の正体です。

金融によって庶民も金利利益を得ている幻想に囚われていますが、それはお金が水膨れしているに過ぎません。実体経済の拡大が原則すれば、人々は徐々に貧しくなります。

■ AI化や自動化が分断を加速する ■

さらに高齢化やAIの普及が限界を早めます。

先進各国の少子高齢化は解決の出来ない問題です。将来的な高齢者の数は既に確定しており、将来的な労働者の減少も既に確定している。移民による労働力の導入は、分断を助長し、将来的な社会コストの増大を国家に押し付けますが、企業はこれを法人税という形では負担したがりません。

労働力の不足をAIや自動化で補えば人々は労働から解放されると夢見る人も居ますが、単純な頭脳労働から仕事は奪われ、次第に高度な判断を必要とす高給な仕事までAI化する。人々は一部のエリート以外では、「AI化で採算の合わない仕事=安い給料の仕事」に追いやられます。

AIに「人頭税」を掛ける事は難しいでしょうから、AIの導入は人件費を削減し、仕事の効率を高める事で資本の拡大を加速します。自動機械も同様です。

こうして、AI化も自動化も資本の偏在を加速する事で、資本主義経済自体は衰退して行く。これは一種の合成の誤謬であり、資本主義が抱えるジレンマとも言えます。


■ 通貨システム・金融システムの閉塞 ■

中央銀行制度も、金融システムも行き詰っています。

1980年代以降、アメリカを始めとする先進国は、労働と生産による成長拡大の時代が終わりを迎えます。近代化や戦後復興が一段落すると生産拡大による経済成長が不可能になります。さらに、資本家を効率を高める為に、日本やドイツを世界の工場にし、さらに韓国や中国へとそれは動いて行った。

そこで、イギリスやアメリカでは「お金でお金を稼ぐシステム」が急激に発展します。債権化や証券化といた「金融」です。

「金融」は絶えず資金が流入拡大していないと維持出来ないシステムですが、一方で制御が難しく直ぐに暴走を起こします。いわゆるバブルです。金融システムが暴走してシステムが崩壊しそうになる度に、中央銀行が金利を下げたり、量的緩和を実施して崩壊を食い止めて来ましたが、これも限界を迎えています。

ピーキーな金融システムの悪影響が実体経済に及ぶ様になったからです。始めの頃は「金融」に投資した一部のお金持ちが資金を失いましたが、現在では庶民の預金までもが「金融」によって運用されています。バブル崩壊の被害は庶民にまで及び、銀行システムの存続性が疑われる状況が生まれつつ有ります。

既に、リーマンショックでアメリカの投資銀行の多くは事実上破綻しました。次に起こる金融危機では、商業銀行を含む全ての銀行の存続が危険に晒されるでしょう。「銀行の信用喪失=お金の信用喪失」となります。人々が銀行に殺到して、預金を下そうとした瞬間、現在の「信用創造システム」は終焉を迎えます。同時に中央銀行は大量の通貨を刷りまくるので、通貨の信用が失われます。

■ 通貨のグレートリセットとしての電子マネー ■

金融システムの崩壊を元にした「通貨のグレートリセット」がどの程度の期間で進行するかは予想が難しい。長ければ10年〜15年掛かるでしょう。

しかし、仮に、大統領選の結果、アメリカが内戦状態になれば、ドルの信用は一瞬にして失われ、同時にドルを基軸とした現在の世界の通貨制度も一瞬で崩壊します。そして、ドルで構築された金融システムも破壊される。

主だった中央銀行は「電子通貨の実験」に来年から着手すると発表しましたが、これは追加のグレートリセットを念頭に置いていると思われます。

「電子通貨」は単なる紙幣の代わりでは無く、国民のNOと結び付ける事で、年金の給付や、税金の徴収を直接行えるシステムの構築が可能です。お金の流れがガラス張りとなる事から、税金を逃れる事も難しくなります。結果的に税の公平が保たれる。

一方で様々な給付も楽になります。その最たる例が「ベーシックインカム」でしょう。年金や生活保護もこれに一本化が可能です。電子マネーならば給付金にマイナス金利を掛ける事も可能です。


■ グレートリセット後の世界 ■

グレートリセット後の世界がどうなるか、非常に不透明ですが、私は「新な冷戦構造」になると妄想しています。

大きな社会変革の中で国民を統率する為には「敵」が必要です。かつて共産主義国家は自由主義国家を敵とする事で、革命後の社会を維持し、国民の不満を強権的に抑え込みました。

私はグレートリセット後の世界は、かなり強権的に様々なシステムの再構築が行われるので、国民を従わせる為に「戦時経済」の様な非常事態が演出されると妄想しています。

これが第二次世界大戦の様な直接的な戦争である必要は有りません。中東や東アジアで紛争が起こり、小規模な米中や米露の直接戦闘が起きれば、世界は再び鉄のカーテンが降ろされれます。

尤も、大統領選の後に、アメリカが今の形を保っているかは定かでは有りません。3つか4つの国家群に分断している可能性だって十分に有ります。


陰謀論的には妄想の暴走が泊まらない「グレートリセット」ですが、SFの描くバットな未来が実現しない事を願って止みません。

https://green.ap.teacup.com/pekepon/2657.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/133.html#c35

[近代史3] 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 安達祐実 ・内藤剛志 家なき子 (日本テレビ 1994年) 中川隆
14. 中川隆[-10485] koaQ7Jey 2020年10月29日 10:26:06 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[15]
絶対貧困が増え、膨大なストリート・チルドレンが街を覆い尽くす国も出てくる
2020.10.29
https://blackasia.net/?p=21085


日本人のほとんどは、ストリート・チルドレンに揉まれた経験がない。そのため、彼らを無視できない心境になる。無視したくても、それを上回る執拗さと粘り強さであなたの施しを求めてくる。あなたが誰かひとりに施すと、それ以上の子供たちがあなたを取り囲む……。(鈴木傾城)

絶対貧困に落ちた子供たち

日本ではほとんど見かけないが、一歩でも日本を出ると普通に見かけるもの。それは、物乞いをする子供たちの姿である。あるいはホームレス状態で生きているストリート・チルドレンである。

2020年。コロナ禍で世界の貧困は絶望的に悪化した。今年1年で絶望的なまでの絶対貧困に落ちる子供たちは15%増加し、数にすると最大8600万人もの子供たちが「新たに」絶対貧困に落ちたとユニセフは述べている。

募金を募るアグネス・チャンは豪勢な家に住んでいて、清潔な室内で何か歌でも歌いながら暮らしていられるが、絶対貧困に落ちた子供たちはほとんどが支援など届かない状態の中で、それこそ地を這いつくばって生きている。

知らなかっただろうか。いや、私たちは世界の貧困層の人々が恐ろしいほど困難な生活に落ちているのを知っている。そして、育ち盛りの子供たちが空腹に身悶えしていることを知っている。

そして、彼らの一部が物乞いで暮らしていることも知っている。

日本も貧困が広がっているのだが、まだ行政が対応できる国力があるので絶対貧困に落ちている人たちの姿はほとんど見かけない。しかし、極貧の子供たちは途上国にはどこにでもいて、路上で人々に施しを求めている。

アフリカでも、ブラジルでも、インドでも、ヨーロッパでもそうだ。ヨーロッパではロマの子供たちは流浪の生活の中で学校も行かないで過ごしているので、子供の頃から物乞いや窃盗や万引きや置き引きなどの犯罪に巻き込まれている。

こういった子供たちのひとりに施しを上げたら、どっとやって来て無限に金を要求する。だから、冷たいようだが、心を鬼にしてやり過ごさなければ、持っている金は一瞬にしてなくなる。

私たちの持っている金は無限ではない。かわいそうだが仕方がないと思う。私も長らく東南アジアの貧困地区にいて、そういった規律はずっと持っている。心は痛むが、子供たちに施しはほとんどしない。あなたもそのはずだ。


「お腹がすいた、何か食べたいの」
たまたまストリート・チルドレンがいる国に訪れた旅人は、街を散策しようとして歩くと、必ず小さな子供たちにまとわりつかれる。とても寂しそうで、愛くるしくて、しっかりと抱きしめて守って上げたいような、あどけない表情をしている。

着ているものはボロで、薄汚れていて、髪も長く梳かしていないのかボサボサだ。そんな子供が、「お腹がすいているの」「食べ物がないの」「お金がないの」と切実なまなざしで訴えてくる。

子供たちは外国人には言葉を話しても通じないのを知っているので、言葉を話すことはない。ただ、全身で訴えるのだ。

「お腹がすいた、何か食べたいの。お金ちょうだい」

このような子供たちに、何十分もつきまとわれる。どんなに無視しても無駄だ。早足に歩いて「もう引き離した」と思って振り返ると、子供たちがまだ追いかけていて、今にも泣きそうな切ない表情でこちらを見つめている。目が合うと再びゼスチャーで必死で訴えるのだ。

「お腹がすいた、何か食べたいの。お金ちょうだい」

その子供を振り切って逃げても、また違う子供がやってくる。どこかで食事をしていても、タクシーに乗っていても、考えごとをしていても、ストリート・チルドレンはあなたに押し寄せてくる。あなたはやり過ごすことができるだろうか……。

ある人は、放っておけないと感じて持っている小銭を子供たちに渡す。あるいは、屋台で何かを買ってあげて子供たちに渡す。子供たちは感謝する。しかし今度は、大勢の仲間を連れてくることになる。

その迫りくる貧しい子供たちの数に「とても全員を救うことはできない」と気づく。しかも、その日だけ何とか対処できても、子供たちの苦境は一日だけではない。

そこにいると朝から晩まで毎日毎日毎日毎日、子供たちに「お金ちょうだい」「お金ちょうだい」「お金ちょうだい」とずっと懇願されるのだ。

そして、遅かれ早かれ悟ることになる。個人が小遣い程度の金を与えて子供たちを救うことなど、決してできないという現実を……。

職業だと知っていても動揺する
ストリート・チルドレンは世界中に大勢いる。そうした子供たちを抱えている国では、母親もまた絶望的な貧困にある。障害を持った子供を抱えた、本当に切羽詰まってどうしようもない表情の母親もやってきて、必死になって金をねだる。

どの母親も、その表情は尋常ではない。あなたが金を上げないと、その一時間後には死んでしまうのではないかというような、一刻の猶予も許さないような表情なのである。

子供も一緒になって、本当に心からあなたに「助けてほしい」と懇願してくる。彼らはどこから見ても困窮者であり、とても捨てておけない。あなたは、もちろん旅をしているくらいだから、小銭くらいはいくらでも持っている。

かわいそうな子供、そして子供を何とか食べさせてやりたいと必死になって、今にも泣きそうな母親を前にして、あなたは冷酷に無視できるだろうか?

「困った人は助けなければならない」と真っ当な教育を受けてきた私たちは、動揺しないで目の前の困窮者を見て、平然と無視することができるだろうか。

「物乞いにひとり施していても、次々とたかられて全員を助けることはできない。彼らもプロなのだから最初から上げないのが正解です」

そのような基本は誰もが知っている。しかし、現実を目の前にしたとき、その貧困の有様に衝撃を受けて、気がつけば金を与えている人もいる。

ところで、厄介な現実もある。彼らは本当に困窮者なのだが、同時に彼らにとって物乞いは職業である。物乞いそのものが、ビジネスとしての側面を持っている。

だから、切羽詰まった表情やしぐさや暗い目は「演技」も入っている。どのような表情をすれば効果的に金を恵んでもらえるのかを毎日ストリートで実践している。すると、効率性を求める子供たちほど演技が過剰に入る。

しかし、ほとんどの場合、たまに途上国を訪れる旅行者には、それが気づかない。圧倒されるのだ。彼らの必死な表情は、24時間あなたから離れることはない。仮に職業だと気づいても動揺する。

きれい事ではやっていけない世界
日本人のほとんどは、ストリート・チルドレンに絡まれた経験がない。そのため、「無視すればいい」と聞いていても、無視できない心境になる。いや、無視したくても、それを上回る執拗さと粘り強さで彼らは小銭を求めてくる。

どんなに振り切っても、次から次へと、無尽蔵に彼らはやってくる。あなたが疲れ果て「金がない」と説明しても聞いてくれない。なぜなら、金がなければ、旅に来られるはずがないのはストリート・チルドレンでも知っているからだ。

だから、「お腹がすいた。お金をちょうだい」と懇願してくるのである。

私自身はたまに小銭を渡すこともあるのだが、ほとんどは無視する。基本的に目の前で子供が涙を流しても助けることはない。このように書くと、私は冷酷無情で血も涙もない人間に思われるかもしれないが、そうではない。

最初は私も「目の前にいる困った子供たちを助けないでいいのか?」と葛藤があった。今でも東南アジアやインドに旅すると、目の前の子供たちに心が揺らぐこともある。

しかし、極貧の子供たちはあまりにも膨大で、一個人はあまりにも無力だ。結局、私は「助けない」ことを基本にした。かなり早い段階で私はそれを身に付けた。徹底して傍観者であることを選択した。

そうでもしないと一日で私自身の所持金がなくなってしまうからである。

困り果てている時、ほんの少しでも助けてくれることはどんなに嬉しいことか、私も理解している。できれば、困っている人を助けて上げたいという気持ちもある。しかし、きりがない。

数千人のストリート・チルドレンを、たまたま旅のためにやってきた私が助けることはできない。彼らを救済するのは「私の仕事」ではなく、「現地の政府の仕事」なのである。それを私は自分自身に叩き込んだ。

しかし、現実には目の前に次から次へと「本物の困窮者」が助けを求めてやってくる。感受性の強い人ほど、どうしていいのか分からなくなって、自分自身が現状に苦しんでボロボロになってしまうのは分かる。

心理的苦痛が積み重なるのである。

2020年代は貧困が広がっていき、途上国の状況は特に悪化するだろう。膨大なストリート・チルドレンが街を覆い尽くす国も出てくるはずだ。きれい事ではやっていけない世界を前にして、あなたは何を思うだろう……。

https://blackasia.net/?p=21085
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1004.html#c14

[近代史3] 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 安達祐実 ・内藤剛志 家なき子 (日本テレビ 1994年) 中川隆
15. 中川隆[-10484] koaQ7Jey 2020年10月29日 10:32:33 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[16]
日本を蝕む「なりすまし弱者」我々はいつまで血税で寄生者を養うのか=鈴木傾城
2020年10月27日
https://www.mag2.com/p/money/978718


最近は弱者に「なりすまし」した人間が「自分は弱者だ、面倒を見ろ、金を出せ、ちやほやしろ」と叫んで、それを咎めると「差別だ、被害を受けた、謝罪と賠償しろ」と恫喝する手口があちこちで明るみに出ている。思い当たることもあるはずだ。日本は「自称・弱者」があまりに多過ぎる。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)

【関連】日本の貧困層は飢えずに太る。糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満の衝撃=鈴木傾城
https://www.mag2.com/p/money/770836


「パラサイト」という言葉
「パラサイト」という言葉がある。これは寄生生物を指す言葉だったのだが、最近では他人に寄生して生きる人間も「パラサイト」と呼ぶようになっている。薄気味悪く、不気味な言葉だ。

世の中は、真っ当に生きようとする人たちが大半なのだが、一部のパラサイトのような人間はそのような生き方が面倒に感じ、楽して生きることを考える。楽して生きるというのは、基本的に「他人に寄生して生きる」ということである。

本当は、他人に寄生するというのもそれほど楽なことではないのだが、自立して生きるより苦労はいらない。自立して生きれば何かあればすべて自分のせいだが、他人に寄生していれば他人のせいにできる。

だから、基本的に誰かに寄生して生きる寄生虫タイプの人間は、いったん寄生する対象を見つけると、ダニやシラミのように食らいついて離れない。

こうした寄生虫のような人間に取り付かれると、延々と生き血を吸われ続けることになる。

寄生虫の駆除が難しいのと同様に、こうした人間の駆除もまた難しい。なぜなら、駆除されたくないために、必死で食らいついてくるからである。寄生している宿主を離さない。

「自分は弱者だ」と叫び続けて主張する人間たち
現在、先進国各国では、社会福祉に寄生して、本来は働けるはずなのに働こうとしない寄生虫のような人間たちの存在に頭を悩ませている。

社会福祉というのは、いろいろな障害や病気や社会環境で本当に収入を得ることが難しい人たちに対する社会からの救済であり、こうした制度は困窮者を孤立死させないために必須の制度である。

これは「働きたくても働けない人」を対象にしている。

しかし、寄生虫タイプの人間はそこに目を付ける。彼らは「働きたくないから働かない」だけなのだが、もし役所が「働きたくても働けない人」だと認定すれば、その社会福祉をせしめることができると考える。

だから、こうした寄生虫タイプの人間は「自分は弱者である」ということを強調し、大声で訴え、徹底的に弱者という立場にこだわるようになる。

弱者であることを認めてもらうために、ニセモノは年中「自分は弱者だ」と叫んで暮らすようになる。社会の犠牲になった被害者になりすます。

本当の弱者は、実は自分が弱者であることをいちいち叫ぶことも訴えることもない。むしろ、それを隠そうとする人も多い。自立して生きたいと考えるので、「自分は弱者ではない」と言う人さえもいる。

自立して生きることにプライドを持っているので、本来であれば受けられるはずの社会福祉を辞退することもある。障害を持っていても真っ当に働いて生きている人というのは、本当の意味で人間らしい素晴らしく人である。

しかし、本当は働けるのに働きたくないために弱者を装う人は、1日24時間、365日、朝から晩まで「自分は弱者だ」と叫び続けて、うるさくパフォーマンスする。

本当は弱者ではないので、常にそれを叫び続けないと生きていけないのである。こうした人間は「なりすましの弱者」であり、社会で最も有害なタイプであると言える。


弱者パフォーマンスをして、金に結びつける
弱者になりすました寄生虫たちの戦略はそれほど難しいことではない。

(1)自分たちは弱者だ
(2)自分たちが弱者なのは社会が悪いからだ
(3)社会は謝罪しろ、賠償しろ、特権を与えよ

寄生虫タイプの「弱者なりすまし」の人間たちの基本戦略は、すべてこのシナリオに沿って行われる。

まずは弱者であることが認められないと始まらないので、「自分たちは弱者である」と、大げさに泣いて、大げさに喚いて、とても弱者とは思えないほどのバイタリティで叫び続けてまわりに認めさせようとする。

つまり、「弱者パフォーマンス」を繰り広げる。

そして、自分たちを弱者と認めないのは「差別があるから」と曲解し、それに反論したら「ヘイトスピーチだ」と断定して集団で恫喝する。

そうやって「社会が悪い」とあっちこっちに言ってまわり、自分に謝罪しろ、賠償しろ、特権を与えよと本来の目的につなげていく。

重要なのは、「謝罪しろ、賠償しろ、特権を与えよ」の部分である。これらは、すべて「金を出せ」に帰結する。決して「自立できるように何とかしろ」ではない。

社会福祉の目的は、弱者を社会福祉にすがらせることではない。最終的には自立をさせることだ。本当の弱者も最終的には自立して生きていけるようになることを求めている。

しかし、「弱者なりすまし」は自立したくないから社会福祉に寄生している。ずっと寄生し続けることが目的なので、自立など鼻から求めない。そんなものは、寄生虫にはどうでもいいのである。

根本的な問題解決は求めていない
「なりすましの弱者」の特徴は、大声と恫喝だ。

自分たちは絶対に弱者の立場でないとまずいので、「本当にお前は弱者なのか」と追及する人間を激しい大声と罵倒で圧倒しようとする。

弱者でないことを否定されたら、寄生ができないので、そこだけは絶対に否定されたくない。だから、大声で相手を恫喝して口を封じる。

自分を疑う人間を徹底的に糾弾し、人の話はまったく聞かず、「それを認めないのは差別主義者だからだ、レイシストだからだ」と叫び狂う。とにかく、自分たちを疑うことだけは絶対に許さない。

逆に言えば、大声と罵倒で圧倒するような人間が「自分は弱者だ」と訴えていれば、「なりすましの弱者」である可能性が高いということでもある。

こうした寄生虫たちのもうひとつの特徴は、根本的な問題解決はまったく求めていないことだ。

永遠に甘い汁を吸うことを求めるので、問題が解決される話には絶対にならない。むしろ、解決されない方がいいとさえ考えている。

だから、いかに自分たちが弱者であるかを、ありとあらゆる詭弁を労して主張する。「差別されている」という部分だけを100回も200回も繰り返し、謝罪と賠償を求め続けるのだ。


糾弾すべきは、弱者でないのに弱者を主張する人間だ
現在、失業手当や生活保護のような社会福祉が整った国の多くに、このような「なりすましの弱者」が大量に湧いて行政を苦しめている。

欧米でも移民や難民が押し寄せ、本当に救済が必要な真面目な人々に紛れて、一部の「なりすましの弱者」が、ただ社会福祉に寄生するためにやってきている現状もある。

こうした人間たちが排除できない限り、社会福祉というものは食い物にされ続けて、いずれは破綻することになる。そうすると、本物の弱者が孤立死してしまうことになる。

日本でも、ニセモノの弱者に食い物にされるだけの生活保護など止めてしまえと主張する人々もいるが、それは間違っている。本当に困っている人々にとって、それは生きていくために非常に重要なものである。

糾弾すべきは、弱者でないのに弱者を主張するニセモノたちの集団だ。本当の弱者の救済手段を奪う可能性もあるのだから、「なりすましの弱者」のやっていることは言語道断の犯罪であると言える。
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1004.html#c15

[近代史3] 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 安達祐実 ・内藤剛志 家なき子 (日本テレビ 1994年) 中川隆
16. 中川隆[-10483] koaQ7Jey 2020年10月29日 10:35:05 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[17]
日本で急増する「住所を喪失」した人たち〜車上生活、漂流女子、8050問題が行き着く地獄=鈴木傾城
2019年8月29日
https://www.mag2.com/p/money/750924


いま日本で住所を喪失する人が増えている。車上生活者・ネットカフェ難民が溢れている。いったん住所を失うと、不安定な生活から抜け出せない蟻地獄にハマる。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)

決して他人事ではない住所喪失、社会的に「存在しないも同然」に
住所を失って途方に暮れる人たち
2019年8月20日。群馬県でひとつの事件が起きていた。

58歳の女性から「92歳の母親が車の中で死亡している」という110番通報があったのだが、警察が調べると確かに後部座席には座ったまま死んでいた92歳の母親の遺体があった。すでに死後4日が経っている状態だった。

実はこの58歳の女性は住む家がなく、92歳の母親と27歳の長男と3人で車上生活をしていたのだった。この三世代の一家は住むべき家を失っていた。その車上生活の最中で92歳の母親は寿命が尽きた。

事件が起きた時は、すでに1年近く車上生活をしていた。車上生活と言っても、キャンピングカーのようなものではなく、ごく普通の軽自動車である。

92歳の母親が死んでもすぐに届け出することも病院に駆け込むことがなかったことも衝撃だが、それよりも狭い軽自動車で三世代が1年近くも生活していたということに驚く。

住所を失っても行政の支援や救済を求めない。問題解決の方法が分からず、どうしていいのか分からないまま車で1年暮らす。今の日本で家を失って途方に暮れている人たちが確かに存在する。

車上生活と『死にゆく妻との旅路』
家を失って籠もるように車上生活をする。あるいは、家を捨てて逃げるように車上生活に入る。今、日本の社会の底辺で「誰にも助けを求めずに気が付いたら車上生活に入ってしまった」という人たちが少しずつ増えているというのが分かっている。

道の駅や、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアでは、キャンプ気分で車上泊する人たちとは別に、ひっそりと車上生活をしているのではないかと思われる人や家族がいることを係員が報告している。

あるいは目立たない道路の側道で車を停めて、隠れるように車上生活し続けている人たちもいる。

彼らは様々な事情を抱えて車上生活をしているのだが、その多くは「借金から逃れるための車上生活」だったり、「家賃が払えなくなって家を失って車上生活」だったりする。

通常、そうなった場合は然るべき機関に相談に行って最適な処理をするのが普通なのだが、途方に暮れたまま何もしないで流されるように車上生活に追い込まれる人も存在するのだ。

借金から逃げ、車上生活のあげく癌だった妻を車内で死なせ、保護責任者遺棄致死で逮捕された哀しい事件が1999年にあった。清水久典氏が起こした事件だった。

彼は知人の保証人になって4,000万円の借金を背負い、さらにバブル崩壊で工場の経営も悪化して人生を投げた。彼は自分を慕って離れようとしない11歳年下の妻と共にワゴン車でひたすら日本を回り、9ヶ月に渡って車上生活をしていた。

清水久典氏は車上生活と大腸癌によって急激に弱っていく妻と片時も離れようとせず、最後に車の中で妻を看取る。その経緯と旅路は『死にゆく妻との旅路』という書籍で私たちは読むことができる。

カネもなく未来も失った一組の夫婦が、すぐにやってくる死を予感しながら車上生活を続ける姿は心が張り裂けそうな哀しみに満ちていた。この清水久典氏の哀しい手記は、2011年には映画化もされている。

私たちはこれを「稀少な出来事」のように思っていたのだが、今の日本では必ずしも「稀」とは言えなくなりつつある。経済的に追い込まれ、住所を失い、日本の底辺を這い回っている人たちがいる。


漂流女子〜住所を持たず、大都会を漂流する
2018年5月。新宿歌舞伎町のコインロッカーで赤ん坊が捨てられているのが発覚し、防犯カメラの映像からひとりの女性が逮捕されたことがあった。25歳の女性だったが、彼女はネットカフェに寝泊まりする25歳の「漂流女子」だった。

父親は誰だか分からない子供で、彼女はネットカフェの中で赤ん坊を産み落としていた。その赤ん坊を歌舞伎町の中にあるコインロッカーに捨てた。

すでにネットカフェ難民が忘れられて久しい。しかし、彼らは消えたわけではない。東京を代表する歓楽街である歌舞伎町には十数件ものネットカフェが林立しているのだが、どのネットカフェにも、そこに「住み着いている人たち」が大勢いる。

男性だけでなく女性も多い。そのため、女性専用のフロアを用意しているネットカフェも普通になった。

早朝、歌舞伎町をぼんやりと佇んでいると、ネットカフェから出てきてキャリーバッグを2つほど引きずって疲れた足取りで人気のない雑居ビルの入口に座り込み、暗い顔でスマートフォンの画面をのぞき込んでいる若い女性を見ることもある。

彼女たちも住所がない。仕事は日雇いの派遣などが多いのだが、いつも仕事があるわけでもないので資金が乏しくなる。そのためネットカフェに24時間いることもできず、寝る時だけ入って目が覚めたらチェックアウトしている。そしてキャリーバッグを2つほどを転がして、どうしたらいいのか思案しているのである。

帰るべき家も助けてくれる家族もない
こうした女性たちの一部は性風俗の店で働いているのだが、容姿や精神的な理由で性風俗からも弾かれる女性もいる。そんな女性がラブホテルが林立する区域にある大久保公園の周囲に座り込んでいる。

そこまで経済的に追い込まれているのであれば、実家に戻ればいいという人もいるのだが、彼女たちの多くは実家と折り合いが悪くて家を捨てており、帰るべき家も助けてくれる家族もない。

住所を持たず、大都会のどん底を這い回っている。こうした女性を支援する行政の相談窓口もあれば、NPO団体も存在するが、彼女たちがそこに助けを求めることはない。彼女たちは自ら孤立してさまようだけだ。

今の日本ではネットカフェに泊まり込む人たちは1日約4,000人いるとも言われている。決して少ない数ではない。

8050問題〜増え続ける中年「引きこもり」
2019年5月28日。神奈川県の川崎市登戸でひとりの男が小学生の児童や保護者らを次々と刺すという通り魔事件が起きた。この事件の犯人は中年の「引きこもり」だったのだが、日本には推定200万人近い引きこもりがいることが報道された。

この200万人近い引きこもりは親の家や資産で生きているのだが、貧困と格差が広がっていく今の日本では親もまた困窮し始めている。

そこで起きているのが「8050問題」である。80代の親が50代の引きこもりの子供を抱えてどちらも共倒れする。親が子供を殺したり、子供が親を殺したり、親が死んだまま子供が数ヶ月も何もしないで過ごしたり、8050問題から派生する悲惨な事件が次々と起きている。

社会的には「存在しないも同然」の人間と化す
ところで、この8050問題の行く末に待つものは何か。

引きこもりの子供が親の貯金を食い潰したら、最後に起きるのは「住所の喪失」なのである。親が持ち家でなければ貯金が底をついて年金だけではどうしようもなくなった時、親も子も住所を失う。

行政とうまく連携して生活支援や生活保護が受けられる人もいるのだが、こうした問題を「人に相談するようなものではない」「自業自得」「不徳の致すところ」として一身に抱えて自滅していく。

このように俯瞰して見ると、今の日本で起きている「車上生活」「漂流女子」「8050問題」はそれぞれタイプは違うのだが、その根っこの部分ではつながっている、あるいはつながっていくことが見て取れるはずだ。

日本の貧困と格差の問題は、いよいよ「住所喪失」の問題になっていくのである。

住所喪失が深刻なのは、現代社会のすべての行政サービスや社会システムは住所に紐付いているからだ。住所がなければ行政サービスを受けることができない。住所がなければ企業のサービスを受けることもできない。住所がなければ就職することすらもできない。

住所を失えば、社会的には「存在しないも同然」の人間と化す。貧困の統計からも、その存在が消える。


当たり前さえ維持できないほど不安定な状況に
皮肉なことに、いったん住所を失うと新しい住所を手に入れることが困難になる。なぜなら、新しい住所を手に入れるためには不動産の手続きの中で今の住所を記載する必要があったり、家賃保証会社の契約が必要だからだ。

家賃保証会社はボランティアでやっているわけではないので、きちんと家賃を支払ってくれそうにない人の保証をすることはない。現時点で住所を持たない人は、言うまでもなく信用が著しく欠如しているので契約が難しい。

そう考えると、この時代に生きる私たちはどんな困難に落ちても何が何でも守らなければならないのは、どんなに小さくてみすぼらしい場所でもいいから、「自分の住所を持ち続ける」ことを死守することだと分かる。

住所を持つことによって、行政サービスが受けられ、きちんとした仕事を得ることができ、プライバシーと安心と安眠が得ることができるようになる。

住所がなくなると、そのすべてが吹き飛んでいく。

住所がなければ通常の仕事を得るのは難しい。せいぜい日雇い労働くらいしか得られなくなる。その必要最小限の賃金では、そこから這い上がることすらも難しくなってしまう。

日雇いは不安定な仕事だ。どんな長期契約でも2ヶ月がせいぜいだ。それ以上雇い続けると社会保険を支払う義務が発生するからだ。実態は2ヶ月も雇ってくれることはなく、せいぜい2週間である。

だから、いったん日雇いにまで落ちると、いくら長期で働きたいと思っても向こうから切り捨てられて、不安定な生活から抜け出せない蟻地獄となる。

決まった住所を持つというのは、社会生活を送る人間として当たり前以前のことであると普通は考える。

しかし、「車上生活」や「漂流女子」や「8050問題」の存在を見ても分かる通り、その当たり前さえ維持できないほど不安定な状況に追い込まれている人が増えているのが今の社会の現状である。
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1004.html#c16

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
6. 中川隆[-10482] koaQ7Jey 2020年10月29日 11:03:52 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[18]

97:アナログをあきらめた男 2010/04/25(日)

はるか昔に、LE-8T をサンスイの箱に入れて使っていました、

最近オーディオを再開して、まずはフルレンジと思い、パークオーディオのウッドコーンからはじめました、同軸は別にしてシングルコーンは低音は出なくて当たり前なのですが、高域がどうしても無理がありますね、いろいろと。

仕方なくツイターを付けるのですが繋がりとかバランスとかイマイチ

予算もありますが、80年〜90年の2ウエイを狙って集めました、

しかし JBL、LE8T=アルニコの音が忘れられません。

12:Exilim 2007/08/29(水) 10:56:28HOST:241.net059085079.t-com.ne.jp

山水のエンクロージャーにJBLのユニット、LE8T

私も30年ほど前に使用してました。フルレンジの音って長時間聞いていても疲れません。

584 :世直し奉行:2009/10/05(月) 00:59:05 HOST:p1156-

JBLのフルレンジSPでは、LE-8T & D-130が有名ですね?

拙者も四半世紀昔々、サンスイSP−LE8TをBGM用に(AMPはマランツ#1250)愛用していました。

ミニゴン入手を潮時に手放しました。往時から世評(皆さん気づいていました)も高く、手軽なサイズと価格で人気がありました。

当時も現在も入手困難な SP はD-130だったと感じます。

D−130はともかく、LE−8Tは名品と思いますがヴィンテージの範疇に???が正直な感想です。

“格”や稀少価値からして・・・・古本VS古書?中古VSヴィンテージ?
悪い虫が拙者にも??いかんいかん!

567 :ジークフリート:2009/08/23(日) 11:46:32 HOST:wb56proxy08.ezweb.ne.jp

個人的には、これから高価になるのはLE8Tだと思います。

タマ数があるのでまだそんなに高騰していませんが、中国人がヴィンテージものを買い占めていたり、状態の良いものも減少する一方ですから・・・ ブツが無くなってから

「あんなに洗練されたフルレンジは他に無かった!」

と気づく。

585 :SATIN派:2009/10/05(月) 01:57:39 HOST:br1031.jig.jp

昔現行の頃は、オーディオ店にて大音量で聞きました LE-8T。

2〜3Wayと比べたらハイが少々足りない(当時の若い耳に)ように感じましたが、口径8吋と思えないバイタリティー溢れる中低域は他を圧倒するもので、当時の同口径国産フルレンジとは一味も二味も違いました。
今の自分ならレンジに不満は感じないと思います。

28:パルジファル 2007/10/19(金) 08:19:00HOST:wacc1s1.ezweb.ne.jp

馴染みの店員が「SP-LE8Tの極上品入りましたけど?」って言うので、もう買ったつもりで聴きに行ってみた。 聴いたのが失敗。「な〜んか物足りんね〜」って感じで、早々に引き上げてまいりました。

聴き馴染んだ WE755A とか アルテック755C なんかじゃ密度の濃〜い感じが好きなんですが、LE-8T が洗練され過ぎなんかね〜?


29:ビックリマスダ 2007/10/19(金) 11:21:21HOST:p2185-

ボーカル聴くには良いのでは? その箱は何ですか?

30:こうメイ 2007/10/21(日)

SP-LE8Tは、アンプに因っては、膨らんだ中低音と詰まった高域に聴こえますよ。
100Lクラスの箱だと低音の癖が、率直に鳴ってくれると思います。
自分は、仕舞う前には、150L内容積の箱に入れてましたが、これは、でか過ぎました。

622 :ジークフリート:2009/10/08(木) 22:12:20 HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp

LE15はJBL社の元祖低感度ウーハーですから、反応の速さよりバランスの良さ?が売りなんでしょうね。なのでフツーのS8Rじゃ375との繋がり具合もより気になりますしね。

201:こうメイパパ 2008/06/27(金)

LE-8Tは、どちらかと言えば バランスの悪い方ですね・・・^^;

32:SX3NW 2007/10/22(月) 05:08:32HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

LE8Tは高域の伸びたウーファーですからね(笑)

サンスイ箱は容量が小さい。80Lのバスレフが良かった。ポート開口は大きく、長く。相当の迫力で鳴って、ボーカルも中々イケます。

器楽曲中心ならやはりツイターがあったほうが宜しい。

2405がデザイン的に一番合いますが、そのへんに転がってる日立のH−54Hあたりで十分効果上がります。ただ長岡さんのようにコンデンサー1個でつなげないように(汗)

33:EXCLSIVE 2007/10/22(月) 16:33:49HOST:r-124-18-0-

いや私はコンデンサー1個がいいです。

34:パルジファル 2007/10/22(月) 20:42:39HOST:wacc3s1.ezweb.ne.jp

せっかくシングルコーン使うのなら、足りない部分があっても潔く諦めたいですナ〜。
かえって、ちょっと無理してるなぁ〜って感じの方が可愛いかも。
それに、若干の紙臭さ?が上手い具合に乗って欲しいね〜。
(ナカナカ難しいですが)

35:こうメイ 2007/10/22(月)

自分もコンデンサー1個で繋いでました・・・
フォステクスFT-90H、ヤマハJA0506・・最終的には、定番の2405・・・

パルジファル さんの言われるように潔く諦められなかった・・・
LE8T-Hを購入したのが、友人の4301の音を聴いたのが 発端・・
あの小さい箱から切れ味のいい音が出てくるのを金の無い自分は、LE8T-Hで出したかった。

結局は、出せませんでしたが、ヤマハのアンプからアキュフェーズのアンプに変えた時の音の劇変に驚きました。アンプで こんなにもSPの音が 変るのだと・・
アンプ選びにも目を覚まさせてくれたSPです・・


JBL 4301BWX
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4301bwx.html

36:パルジファル 2007/10/24(水) 12:43:17HOST:wacc2s2.ezweb.ne.jp

潔く諦められるのは、他にも広範囲に使えるSPがあってこそのハナシでして、LE-8Tのみでなんでも聴く状況ならば、当方もツィーターを追加すると思いますよ。
そうしますと、次はサブウーハー追加で・・・

そうこうするうちにLE-8T選んだワケが分からなくなっちゃったりして?


37:SX3NW 2007/10/25(木) 15:10:13HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

>>そうこうするうちにLE-8T選んだワケが分からなくなっちゃったりして・・

うん。やっぱり中域のスピード感が落ちるし紙臭いからホーンに替えようって
結局はホーンシステムさ(笑)

38:こうメイ 2007/10/26(金)

>そうしますと、次はサブウーハー追加で・・・そうこうするうちにLE-8T選んだワケが分からなくなっちゃったりして?

自分の場合は、低い方は、そこそこ出てくれればいいという感じだったので サブウーファーまでは、要らなかったです。
途中からメインの1000Mもそんなに低音が 出るタイプでもなかったし・・

80:もみじ饅頭@広島 2008/01/12(土)

 フルレンジでも帯域が100〜10000Hz程度で中域の情報伝達が優れているものでしたら どんなジャンルの音楽でもそつ無く再生できます

ボイスコイル径は1インチ(25ミリ)のものが濃厚な音が出て真空管アンプと合いますが、耐入力が小さいので大きい音は出せません

SIEMENS 6W はボイスコイル径は22ミリのため、許容入力は僅か6Wしか有りませんが大変濃厚な音がします
 
 つまり、JBLのLE−8T などVCの大きいユニットの場合、耐入力は大きいものの、ツイーターが必須となりフルレンジとしての魅力に欠けますね

81:SX3NW 2008/01/19(土) 14:11:19HOST:100.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

ボイスコイルが1インチのものはシンバルでもシャリ〜ンと華麗に音が拡散します

JBLのLE−8TやD208系は2インチコイルですので、最高域端のレベルは落ちますが、ジャシャ〜ンというような重心の低い音になります。

繊細な音はイマイチですが音が太くパワー感があります。

このへんはホーンドライバーの1インチと2インチの違いと似ていますね。


126:愚か者 2008/03/16(日) 01:00:47HOST:wacc2s2.ezweb.ne.jp

LE8Tが現役の頃、どこかの先生が

「最も洗練されたユニットだ!」

てなことを言っていましたが、あれなんかは、かなり素材の鳴きを抑えてあるようですね。

コーン紙にランサ(アクア)プラスの塗布だけじゃなく、センタードームも裏側に制振材が貼り付けてあります。

ま、そのことが「洗練」なのかはわかりませんが・・・ それにしても、デザインなんかは類似品がかなり出回っても未だにダントツなんじゃないでしょうか?

しかし、8Tと同じデザインのパッシブラジエーターが付いた60年代のSPシステム聴いてみたいナ〜。

127:RW-2 2008/03/16(日) 03:21:01HOST:100.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

JBLのLE番を冠したユニットはみな逸品ですねェ。

LE−8Tは高域の伸びたウーファーですからね。

低音もドスンとくるし、中域も腹の据わった良い音ですよ。

高域はまァ・・・2405を足して・・・(笑)

白コーンにメタルキャップのデザイン類似品は日本の独壇場でフォステクスのUP203やコーラルの8A60がありましたけど足元にも及びませんでしたね。

唯一対抗できたのはヤマハのJA2070ですけど、LE−8Tの2倍の値段ですからね。そんでもってエッジが5〜6年で朽ちるときている。

逆言うとエッジが朽ちないようなユニットは音が悪い(笑)


128:一発屋 2008/03/18(火)

LE8Tをはじめてみた時、あのフレームの斬新性とくに取り付け部の形状も印象的でしたね。こんなのもありかと。

とにかくすべてに抜きん出ていました。

149:HD-P2 2008/04/15(火) 02:21:59HOST:softbank219186200005.bbtec.net

LE8Tは山水の箱に入ったものが以前にも自宅に有った時期があって
小学校の高学年の時にその音を聞いていました。
子供ながらにカーペンターズのボーカルがつやっぽく聴こえたのを覚えています。

当時はAU-9500で鳴らしていたと思いますが、今回はエレキットのTU-873(300B)とDENONのPMA-2000IVです。

155:RW-2 2008/04/20(日) 13:07:47HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

LE−8Tは90リッターくらいのバスレフが良いでしょうね。
山水箱のサイズは多少小さいと思います。

フィックスドエッジやクロスエッジでフレームが柔なユニットは箱自体の響きを利用した方が合います。フリーエッジで頑丈なフレームのユニットは剛性の高い箱の方が宜しいでしょう。8Tは後者の方が良いと思います。

130リットルの箱があるのであれば、密閉型にして(内部補強必要)グライコで40Hzと16KHzあたりを6〜8dB上げてやれば素晴らしい音になると思います。下手にツイターなど付けない方が宜しいです。

156:愚か者 2008/04/20(日) 16:29:16HOST:wacc3s3.ezweb.ne.jp

JBLのLE(低感度)シリーズは、前者とも後者とも言えない面を持って(ハイコンプライアンスでありながら能率は結構高い)いますから、その辺りのサビワケはビミョーですね。

実際、LEシリーズが活躍した60年代のJBLでは、かなり柔らかいパーチクルボードの箱に入っていて、ある帯域で適度な?響きが乗り、またある帯域では振動(反動)を吸収してしまうようになっていましたし・・・
(ウチのJBLなんかは手で叩くとカホンみたく、ポッタンポッタンと安っぽい箱鳴りが・・・)

157:こうメイパパ 2008/04/22(火)

箱鳴り、響きの善い箱は、素人には作れませんね。

内容積130Lでも外寸は、有に300L近く有るので 重いし大きいので物置に入れてしまいました(壊すのも大変なので)

今は、取り合えずの平面バッフルです。
低音は、出てませんが聞きやすい音です。

158:愚か者 2008/04/26(土) 17:09:57HOST:wacc1s3.ezweb.ne.jp

当方の古レンジは、元々高域寄りの特性になるように作られているようですから、とりあえずギスギスした音にならぬように、豊かな響きが得られそうな箱(約80リッターのバックキャビ+リアローディングホーン)に入れましたが、ユニットの素の音も楽しみたいナ〜と考えることもあります。

LE−8Tでしたら、厚手のアピトン合板なんかを使った剛性の高い箱が作れれば、エネルギー感とキレのよさが発揮できるかも。

箱鳴り無しの純粋さを追求すると、RW−2さんが自作された、内部支持構造の・・・「羊の皮を被った狼」みたいな箱でしょうか?


159:RW-2 2008/04/27(日) 00:55:51HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

LE−8TのようにQoが比較的小さいユニットを平面バッフルに取り付けると低音が出ないんですよね。

P−610系やPE−20のようなユニットは平面バッフルと相性が良いのです。古色蒼然のローコンプラ軽振動板ユニット達ですが。

もっとも低音が薄ければグライコで持ち上げれば事足ります。
LE−8Tはタフなユニットですから。

194:こうメイパパ 2008/06/22(日)

当方のLE-8THも 何とか幻音再生してます。

箱作りは面倒だし、押入れから旧箱を出すのも重たい、面倒と言う事でトールボーイ型平面バッフルで 裏には、防音室用のグラスウール材やら普通のグラスウール、床用防音材と3種類の防音材で包み込みました。

パワーアンプも手持ちの中から聞き比べて一番聴き易い音を出してくれるクレルのアンプに決定しました。

LE-8THは、レンジが狭いくせにアンプを選ぶ奴です。

60〜70Hz以下でサブウーファーで味付けしてます。

高域は勿論出てませんがツィーターを足すとフルレンジでなくワイドスコーカーになっちまうので足してません。

196:RW-2 2008/06/23(月) 23:33:23HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

拙者もツイター足さない主義でっせ〜。割り切りの良さに男気が(笑)
ツイターくっ付けるくらいなら最初からちゃんとユニット選んで2ウェイ作りゃイイんだ。

ま、2115なら+2405も良いと思うけど8Tはまんまの方が絶対シブいですよ。

199:愚か者 2008/06/27(金) 06:07:18HOST:wacc3s2.ezweb.ne.jp

ま、高域側は潔く諦められるにしても、低域側が貧相なのはガマンできんね。
特に高能率ユニットなんかじゃよけい下が出にくいから、下手するとカネはかかってるけど結果はただのラヂオみたいな音になっちゃったとかね。

203:RW-2 2008/06/28(土) 00:09:12HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

LE−8Tは90Lくらいのガッチリした箱に入れて、直径12cm奥ゆき15cmくらいのポートを付けるとfdが40Hzくらいになる。凄い低音叩き出すからね。

下手な30cm3ウェイなんて逃げ出しまっせ。ボーカルもピアノも宜しい。
ま、管とシンバルは脳内で補正して(笑)

420:RW-2 2009/01/22(木) 01:09:51HOST:34.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

LE−8TのほうがD208より高かったんだけど、今じゃD208の方が
高値で取引されてますね。球アンプにゃ能率。エッジ張替えの手間もないし。

アルニコのゴールデン8Tは今じゃ探せんでしょ。

ニューゴールデン8Tは昔は秋葉で@8000円〜9000円でごろごろ売ってたんだけどまったく見なくなりましたね。ありゃ安っぽく見えるけど鋳造フレームなんでっせ。マグネットカバーまで付いて全面塗装も綺麗だし。

フェルトガスケットは緑や赤、エッジは茶色や黒がありましたね。
拙者が買った物は赤ガスケット黒エッジでデザイン秀逸。
さすがバーバリーのお国。

分解能の悪い生硬い音でエージングに10年経ります(たははは)
見かけより地味というかいぶし銀のようななかなか渋い音色です。
にしても安価で卸してくれていたバルコムさんは偉かったっす。

421:ジークフリート 2009/01/22(木) 23:16:06HOST:wb56proxy04.ezweb.ne.jp

D208の場合、フレームが全く異なる(アンペックス製とか)ものがあったりしてナカナカ興味深いんですよ。

LE85やウーハーにも、JBL製でないJBL?があるようで、そんなものも試してみたい気がしますね〜。

ま、しかし同じJBL製であっても、時期によってフレームが異なる場合もありますんで、現物見てもよく解らんてぇのが正直なとこでしょうか。(フェンダーのOEM用なんてのもありますしね)

4) LE-8T のエッジ交換


48:こうメイ 2007/11/05(月)

少々癖のあるLE-8Tを使ってました・・・^^;

過去形になったのは、先日エッジに亀裂が入ってしまった為です。
今回は、10年持ちませんでした。

エッジ交換どうしようかと思案中。前回、前々回は、ハーマンで張替え頼んだのですが、10年持つか持たないかのエッジには、参りますし、
色々な交換エッジが有るみたいなのでどれが 善いのかな??
どなたか 善いものを御教授・・お願い致します・・m(_ _)m


49:ソフィアザール 2007/11/05(月) 10:15:12HOST:east1-p79.eaccess.hi-ho.ne.jp
>>48
ゴムエッジが今回は、10年持ちませんでしたか。

相当な大音量で聴いておられるのか、鳴らされている部屋が台所と共用で温度、湿度の変化が多いのでしょうか?。

結露もあるような部屋ですと、ユニット全体の劣化が早く進みますね。

人間の体と同じで、年齢差というより、個体差がおおきくなりますからゴムエッジがそのような状態では強度的には他の素材は天然素材以外に見当たりませんね、セーム皮や和紙等の天然素材でのエッジ交換はご自分でするのが一番ですが経験が必要ですから二の足を踏みますね。

何度もエッジ交換をしていてはコーン紙の養生も大変です

聴感上で音に異常が無ければ、音に現れるまでそのまま使い続けてはいかがですか、あまり大きな音を出さなければ小さな亀裂程度でしたら、問題ないのでは、見栄えを気にされる方や几帳面な方は例えユニットがサランネットで見えなくても我慢がならないのでしたらこまりますが。

タンノイのHPDでウレタンエッジが蝿取り紙の様にべとつき、縦に亀裂がいくつも出来た経験が2セットで経験しました、べたべたへなへな頃が低域の出方が具合良く、ゴム系非硬化型の接着剤で養生しながら足掛け30年近く使用してきました。
ボソッと最後は抜け落ちてしまい、同じ様なウレタンエッジに自力で張り替えました。

JBLの2231Hも20年は使い続けてウレタンエッジが最近抜けてしまい、同じ様なウレタンで交換しましたが、調子が出るまで大分時間がかかります。
JBLは交換後半年たち、最近張替えを意識しないようになりましたが。

エージングが進みなじみの出てきたお使いのLE8Tに愛着がどのくらいあるかでしょうか。

LE8Tのエッジでは殆どの多くの方が同じ悩みを持ちながら使い続けておられる様ですから、他の方の対処法をネットを利用したり、ビンテージを扱いなれているオーディオショップに打診されて、修理のノウハウ材料を集めて自己判断するのが愛着あるものに最善と思われます。

アドバイスになっていない気もしますが急がば回れで、じっくり取り組んではいかがですか
腐るモノではありませんし、賞味期限はご自分の人生そのものです。

アンプは劣化を心配しますが、SPユニットは使い続けて良くなりますから劣化の心配はしたくないですね。
エッジは自然素材を使用していた時代が良いですね、SPは進歩していませんね。


50:SX3NW 2007/11/05(月) 11:40:36HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

ゴムエッジはダメなんですよね。

JBLのみならず手持ちのスペンドールやワーフェデールは硬化に粉吹き。
オンキョーはボロボロです。

8Tはウレタンエッジにするのが良いと思いますよ。

また5〜10年で落ちますが仕方が無い。音はウレタンの方が良いようです。エッジのみ交換してください。

メーカーに頼むとコーンごとアッセンブリー交換にて2本で10万円吹っ飛びます。

コーンもキャップもオリジナルと違う物が装着されてきて泣きを見ます(経験談w)

自分でエッジ張り替えが可能であれば革も良いです。極薄のなめし革を使用して、裏側をワイヤーブラシでさらに漉いて毛羽立たせます。これをしないとfoが低くなりませんので必須です。革なら耐久性は抜群です。

55:パルジファル 2007/11/05(月) 23:32:00HOST:wacc1s2.ezweb.ne.jp

JBLにウレタンエッジを納入していると思われるメーカーのウレタンエッジが接着剤とセットで米国から輸入されているので、私はそれを使っています。

接着剤に製造時期の表示があり、ウレタンエッジも同じ頃の製造ならばさほど古くはないかも?という若干の安心感もあります。

ま、それにしても、どっちみち新品オリジナルと同じ音に戻るワケは無いので、また別のスピーカーだと割り切って使っておりますよ。


77:こうメイパパ 2008/01/03(木)

LE-8Tのエッジは、触っただけで崩れ落ちました・・・^^;

補修は、不可能と判断して オークションで取り合えずエッジを落とし、ボチボチと古いエッジを落とし張替えの準備してました。今日は、フレームに残ってるボンドを擦り落としてたのですが、手が滑ってコーンに指が当ってコーンが破けてしまいました・・・結局ハーマンに依頼する事にします。

問題は、ハーマンが今でも張替えをしてるかどうかです。これからショップに行ってきます・・・(T_T)


_______

142:HD-P2 2008/04/14(月) 00:42:35HOST:softbank219186200005.bbtec.net

知人からエッジがボロボロになったLE8Tを譲っていただきました。
修理が必要なのですが材質を何にするか迷っています。

せっかくのLE8Tなので、なるべく音がオリジナルに近く、かつ耐久性のあるものにしたいと思っています。
詳しい方、アドバイスをいただけますでしょうか。
差し支えない範囲でお勧めの修理業者も教えていただけると助かります。

143:秋田五郎八 2008/04/14(月) 02:08:10HOST:i220-220-149-

元の音にするにはコーン紙のアセンブル交換しかないです。
メーカー工賃はペアー約12万円です。

144:RW-2 2008/04/14(月) 04:01:58HOST:100.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

ウレタン以外のエッジを使ったらもはやLE−8Tではなくなるっしょ。

初期物はゴムですけど。

別物になっても良いのなら皮エッジでもクロスエッジでも自由でしょうけど。

コーン、センターキャップが綺麗でしたらエッジだけでもウレタン素材にするのが吉でしょうね。

145:愚か者 2008/04/14(月) 08:16:04HOST:wacc1s3.ezweb.ne.jp

同じユニットでも時代によって音が違っていますから・・・

LE−8Tなんかは次第に大人しくなっていったとか・・・。

8インチものは、エッジの選択肢が多いから迷われることでしょう。

当方のLE−14Aは、当時の音をなるべく保ちたいと思いまして、コーン紙は変えず、JBLに納入されているらしきウレタンエッジにしています。

しかし、中古で買ったので、オリジナルの音知らないんダヨね〜

146:HD-P2 2008/04/14(月) 19:22:35HOST:softbank219186200005.bbtec.net

初期はランサロイというゴム状の材質が使われていたようですね
その後ウレタンに材質変更になったとも。
とりあえずはウレタンを選択するのが安全パイっぽいですね


147:秋田五郎八 2008/04/14(月)

ランサロイはエッジでありません。もっと勉強してください。

148:くろねき 2008/04/14(月) 23:27:31HOST:KHP059134088159.ppp-

☆HD-P2さん☆
エッジにはランサロイ(懐古録の資料であるサンスイのカタログには「特殊ゴム製エッジ」とあるようですね)使用、
コーンにもランサプラスなるダンプ材を塗ってあったようですね。

ランサロイもランサプラスも、おそらくJBLが名づけた名称なんでしょうが、ゴム系で独自の配合の材質なのかもしれませんね。

オリジナルに可能な限り近い修理といえば

オーディオラボ・オガワ
http://www.audiolab.co.jp/ogw/

が挙げられると思います。


_______

322:AC15 2010/09/11(土) 18:38:06HOST:softbank219186200007.bbtec.net

お詳しい方にLE8Tのエッジのことでお尋ねします。

今回、エッジが朽ちた状態のSP-LE8Tを入手したのですが、これをエッジ張り替え修理に出そうと思っています。

最近、超耐久性とエージングがほとんど要らないことをうたうエッジ素材があるようですが、これらをお試しになった方がいらっしゃいましたら、その感想をいただければと思います。

また、私の入手したものはマグネット裏のマークが金色のものではなく、白にオレンジロゴのものです。型番にHはついていないのでアルニコのようですが、再着磁というのは必要なのでしょうか

アンプはとりあえずAU-999を用意しています。よろしくお願いいたします。


323:たそがれ 2010/09/11(土) 19:21:45HOST:FLA1Aae056.myg.mesh.ad.jp

LE8Tはまず後ろの部分に大きなゴムで磁石がカバーしてあるのはLE8THです。
アルニコLE8Tは中に磁石があるのでゴムはありません。

エッジ素材ですが、純正に近い音をお望みでしたら、ウレタンエッジをお薦めいたします。耐久性を求めるなら違う素材でも良いと思いますが明らかに違う音になります。特に布系はお薦め出来ません。

再着磁については、音が小さくなるくらい磁力が弱っていたら考えてください。
磁力測定して明らかに減磁しているようならですが、そうでなければ、後でも着磁は可能ですから、耐久エッジ交換と再着磁セットで考えているようでは、広島の業者さんを考えていますと言っているようなものです。

修理前に現状でコーンを押して摺らないか確認してください。エッジなしで箱にマウントしたまま長期間放置したものはダンパー変形で大変なことになってしまっている事もあります。


324:RW-2 2010/09/11(土) 20:49:26HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

たかだか8インチのLE8Tを爆音で鳴らし続ける方はいやせんから減磁は心配ないでしょう。
エッジはウレタンでなければフルレンジとしての8Tの音は出ないでしょね。

それよりも40年前のAU−999なるアンプがまともに8Tを鳴らせるかが心配でやんす。
TRやケミコン交換、電流調整等されてあれば宜しいでしょう。
LE8Tは良いユニットだすよ。

325:前期高齢者 2010/09/11(土) 21:15:05HOST:h219-110-201-

拙宅の居間でLancer 44がいまだに健在です。
LE8Tは古連地の傑作のひとつでしょうね。ちゃんとJBLの音がしてます。

326:AC15 2010/09/11(土) 22:08:23HOST:softbank219186200007.bbtec.net
>>323
>>324
ありがとうございます。やはりウレタンのほうが良さそうですね。
ちなみに業者さんは広島ではないです。
AU-999は役不足のようですね。
あとはデンオンのPMA2000とエレキットの300Bアンプがあります。

330:ジークフリート 2010/09/14(火) 22:03:36HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp

AC15さん。かなりベテランの方と拝察いたします。
それにしても・・・LE8Tも、やはり箱で勝負ですかね?


331:こうメイパパ 2010/09/15(水)

ハーマンで張り替えをしてくれますが 結構高価です。
コーン紙ごとの張り替えに為ります。
一応ウレタンエッジの寿命は、10年程度です。

小生は、エッジの交換に挑戦して最終段階のウレタンカスを拭き取ってる際にコーン紙を破ってしまい 結局家電店からハーマン送りにしました。

LE-8T(LE-8TH)は、箱で随分音が変わりますね。
小生は、100L以上の箱に入れて鳴らした音が好きですが、如何せん箱が大き過ぎます。

347:トーシロー 2010/10/28(木) 14:58:12HOST:p13219-

L−101お蔭様で良い音を奏でております、
今は床から10センチほど上げており駄耳な私ですが、なかなか良いでないですかと自問自答しております。

LE8Tですが、これもハワイでの調達物でして懸念されるゴムエッジもひび割れなど無く(表・裏)しかもオリジナルの箱に入っておりました。

シリアルも箱共々連番でアルミドームもくすみはあるもののエクボなど無く、なかなかの箱入り娘です。

以前より、程度の良いフルレンンジが欲しく定位良さなどを実感したくしたためていたところゲット出来た次第です。

ボックスですが、RW−2様のおっしるように80L〜100Lは大きすぎですので他に良い方法は無いものかと・・・宜しくお願いいたします。

355:トーシロー 2010/10/29(金) 10:24:12HOST:p13219-

D−150様、デッグ409BあこがれのSPでしたね、中島さんの本は私も(CDなんとか?)と言う本をもってましたが難しく頭に入らなかった事を思い出されます。
ジークフリート様、昔FMファンか週間FMに載ってました、U字こうを(側溝)使った後面開放型がありましたが、

LE8Tて後面開放また平面バッフルて合わないのでしょうか?

RW−2様の平面バッフルを見て綺麗で、これもありだなて考えてます。
問題はあれだけの板が手に入るか?

356:ジークフリート 2010/10/29(金) 12:44:49HOST:wb56proxy04.ezweb.ne.jp

トーシローさん、前回書かせて頂いたのはあくまでも基本部分でして、後面開放箱等も当然アリですョ。(その方がL101とは違う楽しみも!)

その場合、逆相の音が背後の壁に反射して聞こえてきますから、独特の音場感が味わえます。
(試しに、ダンボール平面バッフルを作って、味見されるのも良いかもしれません)

それにしても、自作されるんですかね?

当方の後面開放箱は、近所の箱メーカーに頼んでペア2万円でしたが、見栄えが・・・
(もしデザインにもこだわられるようでしたら、有名箱メーカーが作っているC36ヴァイカウントをお薦めしようかナと考えておりました。)


412:ジークフリート 2010/11/22(月) 12:51:19HOST:wb56proxy11.ezweb.ne.jp

トーシローさん、早速デメリットにもお気づきですか。流石ですね!

後面開放箱では低音域は爽やかで開放的な鳴り方にはなりますが、制動が効かないと言いましょうか、「張り」が減退するんですね。

紙エッヂ等のローコンプライアンスタイプでしたら、振動系自体元々制動が効いてますから、後面開放も結構イケますが、ハイコンプライアンスタイプではより制動が効き難いのでしょうね。

バスドラのキレ具合もですが、ジャズではスネアがパッカーンと弾けないと、致命的かもしれません。

JBL社製のLE8T入りシステムでは、箱の奥行きが浅くなっていますが、それはキレ味を稼ぐための対策だと思いますョ。(この場合のデメリットは低音の深みが出難い)

420:トーシロー 2010/11/23(火) 10:02:33HOST:p13219-

RW−2様 ジークフリート様
昨日、ただ壊すのは偲びないのでP−610A取り付けたところ、こちらの方が合っていると感じましたよ!

610の良さが素直に出て、こちらが本当かなと思います。
やはり、LE8Tですと、これがJBL??と何方も感じてしまうと思います。
さて、LE8Tはバスレフでしょうかね、それともBH??


421:ジークフリート 2010/11/23(火) 11:18:29HOST:wb56proxy04.ezweb.ne.jp
トーシローさん。
バックロードホーンは低音を補う必要があるローコンプライアンスタイプ向きだと思いますョ。
独特の箱鳴りを活かせるようでしたら、それも面白いとは思います。

しかし、私ならばJBLにこだわって・・・C53リブラかL99アテナの箱に入れたいですね〜。


981:浩一 2012/08/11(土) 15:13:40HOST:softbank126010245095.bbtec.net

LE8Tについて教えていただけますか。

手元に、同じ業者に依頼してエッジを張り替えた、2セットのLE8Tがあります。
まったく同じ仕様のエッジを、同時期に交換しました。

1つのセットは、マグネットのマークが金色のもの(70年代前半の8オーム)
もう1つのセットは、マークが白地にオレンジ色のJBLロゴのもの(最後期の8オーム)

一般的には、最後期まで仕様が変わらない、と言われていますが、
この2つがかなり出音が違っていまして、再後期のものは音が若干暗めで元気がありません。

これは、この個体に何か問題があるのか、あるいは同じ8オームのアルニコ・マグネットの仕様にも、製造時期によって変遷があるのか、そのあたりが知りたく投稿しました。ご存じの方いらっしゃいますか?

983:RW-2 2012/08/11(土) 16:25:11HOST:126.114.150.220.ap.yournet.ne.jp
浩一様
後期のモノはアンプがTR時代になってますから、ダンパーを強化しながら効率が落ちないようにボイスコイルのギャップを若干狭めた可能性があります。耐入力を上げてデカい音を出した時に真価が発揮出来るようになったような気がしていますが。

センターキャップを張り替えると音が暗くなります。

オリジナルはボイスコイルボビンにセンターキャップが直結されております。
それでメカニカルツイーターとして働くわけです。

張り替えるとコーン紙の方にまで依存して弾性接着剤で接着されますからウーハーの一部として働くようになります。この辺はクリティカルなところでしょね。

984:ジークフリート 2012/08/11(土)

LE8Tは、70年代に発売された#2215と共存するために大人しくなったなんてぇのはよく聞く話しですが、最後期のLE8T-H辺りになると、ホーレー社のコーン紙じゃないんじゃないですかね?

JBLもアルテックも、ホーレー社無き後は、日本製コーンですよね。

985:RW-2 2012/08/11(土) 17:56:01HOST:126.114.150.220.ap.yournet.ne.jp

拙者の同軸もホーレー社のコーン紙ですが、国産にもけっこう使われていて、ビクター以外にもオットー、オプトニカやマクソニック、ジムテック、エルタスなどもおそらくホーレーでしょね。

しかし"78〜"80年が最後か。以降の動向は不明ですからLE8T-Hになるとホーレーではないのかもしれませんね〜。

986:前期高齢者 2012/08/11(土) 18:39:29HOST:h116-0-192-

最初に買った44についていたLE8Tは16Ω、

買い換えた新型は8Ωでしたが旧型のほうが圧倒的に音が良かった。

新型は耐入力を大きくしたのかもしれませんがJBLらしからぬ鈍い音で落胆
しました。
スピーカも人間同様ドジョウみたいにニブイのが増えました。


993:名無しの権兵衛 2012/08/14(火) 16:52:01HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp
>>986
>スピーカも人間みたいにドジョウみたいに鈍いのが増えました。

わかります。蓄膿症も患っているみたいだす。


987:浩一 2012/08/11(土) 19:34:11HOST:softbank126010245095.bbtec.net

なるほど、コーン紙の違いですか。

磁気関係を疑っていたので考えが及びませんでした。
たしかに、コーン紙もキャップも風合いが違います。
16オームのほうが音がいい、という噂はききますね。

元気が無く新しい方は、入手時にランサロイではない傷んだ黒灰色のウレタンエッジでしたが、LE8Tは、ランサロイではないものもあるのですかね?

もし、-Hに代わるまでランサロイだとしたら、私はリコーンされたものを購入たのかもしれません


988:ジークフリート 2012/08/11(土)

JBLは72年前後にランサロイをウレタンエッヂに切り替えましたよ。

JBLの純正ウレタンエッヂでしたら日本での寿命が5〜10年くらいでしたから、複数回貼り替えられた可能性もありますね。

それにしても、輸入元に貼り替えに出すと、振動系まるごと交換で・・
#2231なんかは新品ユニットの振動系と貼り替え用のアッセンブリーは別物だったりしましたけど、果たしてLE8Tは・・・


989:RW-2 2012/08/11(土) 21:41:19HOST:126.114.150.220.ap.yournet.ne.jp

昔#4401コンソールモニターのエッジが朽ちたのでJBLにリコーンをペアで頼んだら7万円掛かったうえコルゲーションの無いコーンが張られてきて激怒しました。

D130 のコーンをお祭りで破かれたのでリコーンを頼んだらE130のコーンが張られてきました。文句タレたら聴いて違いがありますか?だと。
まァ判らなかった(略)

もっともオリジナルのコーン紙が今時あるわけもなし。趣味が高じた副業でPA屋やってましたがヘルニア手術したので廃業。TADのTD4001ともども売ってしまいました〜。


990:浩一 2012/08/12(日) 00:08:45HOST:softbank126010245095.bbtec.net

本家のリペアも大雑把なのですね。

はたして新旧2つのLE8T、どちらがオリジナルに近いのはは分かりませんが、私としては元気が良く中域の厚い旧いスピーカーをリファレンスに位置付けて、新しく元気の無い方はリペア業者と相談して対処したく思います。

991:こうメイパパ 2012/08/12(日)

LE8T-Hのウレタンエッジは、大体10年程度持ちますね。

明るい部屋の場合は早く朽ちます。

同じ部屋でも光が当たる方のSPの方が朽ちるのが早い。
ハーマンでエッジ交換するとコーン紙共に張り替えです。
たしかエッジとコーン紙のみの交換と聴いた記憶はあります。

張り替え費用は、毎回高く為ってまして3年程前で9万弱だった。
20年程前の時は、4万弱だったように記憶してます。


992:たそがれ 2012/08/12(日) 22:19:14HOST:FL1-118-110-104-

JBLで正規リコーンすると代替機種で交換されてしまいます。

特に130系は指でコーンをはじくと音が違うのでそれだけでオリジナルかリコーンか解る位です。LE8Tは物によってコーン紙の厚さや、ざらざらの表面が違い、音の違いはかなりあります。

音の出ないユニットの多くにボイスコイル引き出し部の断線も多いのでリコーン前にその辺をチェックしてください。

エッジのみの貼り替えは比較的簡単に出来ますが多少のノウハウがあります。
ポイントは劣化エッジの除去と芯出しです。

ハーマンではエッジ交換ではなくエッジとコーンとボイスコイルとダンパーの組み立て品を実装して芯出し後接着して、最後にセンターキャップを貼りつけます。ですから市販されているアンダーマーケット物のエッジ交換とは異なるので費用を比較しても方法と部材が違うので高い安いの比較にはなりません。


994:エッジ 2012/08/14(火) 21:58:30HOST:i220-220-58-

通販やオークションで販売しているエッジを買って張り替えたけど、ひどい音になってしまった。

固いエッジはダメ、水ゴムと伸びる肌着で自作してふわふわに柔らかくしたら、大成功でした。

これに気をよくして4セットのスピーカーも交換しました。
エッジですごく音が変わります。


996:たそがれ 2012/08/15(水) 07:53:16HOST:FL1-118-110-104-
>994
アンダーマーケット物のウレタンエッジは酷い物ではないですよ。
劣化して腰の無くなった朽ちる寸前の音と比較して交換後の音が酷いといわれてもその方が酷い話です。

f0(エフゼロ)測定してもメーカー公称値に近いです。


998:SAT-IN 2012/08/15(水)

交換用エッジってなんであんなに高いんだろね?
100均で出してくれると助かるのだが。


999:RW-2 2012/08/16(木) 00:22:20HOST:126.114.150.220.ap.yournet.ne.jp

>>100均で出してくれると助かるのだが

継続的に売れるのなら出すんでしょうけどね。某国で作れば100円で可能。
どうみても原価は数10円でしょ。似たよな原料の両面テープだって100円。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1186306900/
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1267522956/

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LE8T用純正以外の箱を考える会


1 :JBL:01/11/11 17:00

オークションでLE8Tを購入しました。
そこで箱を別途準備しなくてはなりません。
サンスイの組格子も良いけど状態の良い物も少なくまた状態の割に高価です。
それに組格子自体も音のためには決して良い物ではありません。

今のところ横30cm奥行き45cm高さ70cm位のバスレフ箱で補強ガチガチなんていうのを思案中なのです。

最終的には専門業者に発注しようと思ってますが皆さんのご意見お聞かせ下さい。
サンスイ箱は候補外としてそれ以上のクオリティの物が欲しいです。
また良い業者の紹介も大歓迎です。


6 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/11 20:26

今更、LE-8Tを引っ張り出して、何を求めてるのかな?

今風のサウンドなら箱の工夫では駄目だな。

ビンテージの音を求めるのならおとなしく昔の箱にいれるこった。

JBLのスピーカを甘く見たら駄目。

特に昔のJBLのスピーカは、箱も鳴らしてなんぼの設計をしないと。本領を発揮しまへん。
ま、とにかくやってみればいい。あなたの苦労が見事に裏切られること間違い無し。

8 :冷やし中華始めました。650円:01/11/17 00:33
>>6
6番さんの言う通りだと思います。
良いユニットですがやはり今風の音は出ません。
まるっきり御要望に合わないかも分らないけどサブロクサイズのバッフルで聴いてみたら・・・

30年近く前(学生時代)バイトして何とかユニットだけ買えたけど箱まで懐が回らず、サブロク合板に2発取り付けて聴きました。

後にオリジナルの箱を購入して付替えましたがバッフルに付けていた時の音に一番、近かった記憶が有ります。
ジムランのビンテージサウンドを望まれるならやはりオリジナルBOXだと思います。 

33 :23:01/11/26 13:41

昔のLE-8Tの箱はチップボードの箱でした。

JBLの工場でも外部の人間には見せ無かったらしいです。

チップの配合や接着材などシークレットにしていたようで箱もよく鳴っていました。

箱の鳴らし方がポイントじゃ無いでしょうか
私としては企業の力を感じて、とてもかなわないと思いました。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/19 23:33

今風のカチカチの箱に入れると、鳴りません。

昔のユニットはある程度、というか相当分箱なりを前提に設計されているものが多いです。

1970年代以前のアルテックとかJBLのオリジナル箱って、もうめちゃくちゃペナペナだったの知ってるでしょ、ここのみんななら。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/20 00:01
>17さん
あれは箱鳴りを前提と言うよりも、シアター時代(PA)の名残だと言う。
米松は安い上に軽いから移動が楽だったからと聞いた。

しかし小型カチカチではやはりツマラナイ音だろうな。
だからDFが小さい管球アンプのほうが低音感がでるので採用となるわけだ。


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/20 00:18

私は本当のオールードオリジナル箱を聞いたことが有るが、本当に良かった!

普通のオリジナル箱とは別物でしたよ

8Tの嫌な癖が嫌いな私でしたが8Tを見直しました!

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/26 13:24

Lancer 44でしょう.

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/20 00:37
>21
だから、どういう風に良いのかをみんな知りたいのさ。
で、普通のものがどんなに悪いのかを知りたいのさ。


23 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/20 00:44
>>22
8Tの高域の荒っぽさが全くしない事とフルレンジとしてバランスの良さが前面にでて素直に音楽を聴ける!


24 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/20 00:51
>23
なるほど、あのセンター部分の分割振動が、気にならないというわけですねえ。
それは、一度経験したかったです。


25 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/20 00:53

23さん、たしかに8Tは、箱に対策をすればするほど、 高音域の癖が目立ちましたからね。
最後のころは、あの銀色センターキャップにブチル塗布してました。


26 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/20 23:17

私が最期にLE8−Tを使っていたのはもう10年前です。
その時はサンスイの組格子箱でした。
ほんとうに最期まで気になっていたのは

1.センターキャップの高域が耳に付く。>>25
2.スピード感が無い。
3.箱鳴りが気になる(かなり大音量でした)

もしユニットがまた手に入ったら私ならガチガチ箱を選びそうな気がします。
米松の箱はもっと振動系の軽いユニットに合うように思えてなりません。
8Tはスタジオモニターと同系の対策が必要なユニットじゃあ無いでしょうか?
まさか4343のユニットを米松の箱で鳴らす人はいないでしょう。


27 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/25 18:01

JBLのバイラジアルホーン(2360A)のスロートとの連結部分を外し、バッフルを取りつけ、LE-8T 取りつけて鳴らしてみたい。


29 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/25 21:13
>27
LE15を4560に入れると、結構良く合う音がするので、案外良いかもしれない
でも置き場所がないな。


30 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/26 05:25

オークションで見たことあるけどLE15をバックロードなんかで本当に良いの?

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/29 01:01
>30
4560はフロントロードですが、バックロードでも結構いけます。
沈み込みの良い低音になり、LE15の重いねばった感じの低音より、良いと思います。


35 :オーディオクラフトのAC−5もいいよ:01/12/07 12:03

やっぱり平面バッフルだろうね。
サブ六に一発ずつ入れてバッフルを補強出来たら最高じゃないかしらん?
それと今風の音は出ないけど、SQ−38あたりで聞くと最高です。
SPLE−8Tで聞いてたけど、女性ボーカルなんて勃起ものデス。 藁


36 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/16 16:03

075合うかな?


37 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/16 23:22
>36
合いません、能率が違いすぎます。
LE−20あたりが妥当ですが、どうしてもと言えば2405であれば使えると思います。


38 :ao:01/12/17 18:00

ミニゴンの箱(国産箱メーカ数社から以前発売されていた)に入れるのは?
昔SS誌に掲載されていたミニゴンの制作記事では、8Tをドロンコーン付きで使った例が出てたが。


40 :ao:01/12/18 09:56

パラゴン、メトロゴン、ミニゴンのゴンちゃん3兄弟の末弟。
スピーカの音を一旦反射板に反射させてステレオの中抜けを防止しようとしたステレオ初期の製品。
ミニゴンのオリジナルユニットは、LE10とLE20の2way。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/18 11:45

みなさんがイメージしている、昔の8Tの音を再生するなら、平面バッフルが、一番のような気がします。スピード感も出て、いいのではないでしょうか。


43 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/18 11:52

中域が薄くなるんじゃない?


44 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/22 19:45

平面バッフルってまさか2mx2mとかじゃ!!
置くとこないよ


45 :38:01/12/26 12:25
>>44
サブロク(3×6尺=約90×180cm)といってるだろボケ


48 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/31 01:40

でもねえ、以前サブロクの平面バッフル使用してました。
パイオニアの20cmの同軸。そうです、アルテックを縮小したような奴。
非常に邪魔くさかった覚えがあります。
平面バッフルとはいえ、侮ってはいけない。対策をすればするほど、スピード感が出ましたが、やりすぎるとやはり腰高の音になる。
傾向は違うものの、箱と同じ結果に。


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/31 01:42

小口径ユニットの平面バッフルってのは、あまり上手くいかない。
もともと低音がないので、 箱で補強しなくちゃ足りないのよ。
せめて、30cmユニットだったら、平面バッフルでもまとめられるんだけどね。


51 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/31 16:18

平面バッフルだったら、30cm×4発くらい思い切ると、意外にいい。
が、補強が大変だがねえ。


52 :名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/31 16:39
>>51
そこまでやるなら、LE8Tじゃなくても(藁
やっぱり、20cmなんだから、そこそこコンパクトにまとめたいだろ。
ところで、LE8って見たことある人いるかな?
そういうのが、あったらしいのだが。


53 :LE-8T欲しい:02/01/01 02:11
>>52
LE8は写真でなら見ることができる。(別冊ステサン JBLのすべて 1993発行)
ダブルコーン型でコーン紙は白くない。1960年開発(LE-8Tはこれの改造型で62年に発表)。

LE-8Tは山水のSP-LE-8Tだけが1発入りでUSA製はドロンコーン付きしか無いみたい。
最近まで秋葉原ガード下の店で新品を売っていたが今も新品って売っているのか?
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1005465647/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c6

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
7. 中川隆[-10481] koaQ7Jey 2020年10月29日 11:05:21 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[19]

●オーディオ好きなら一度は憧れた、JBL LE8T。

1962年に発売されたらしい。 今手元にあるものが何年製かは解らないが、70年代には1台約3万円で売られていた。 当時ペアで7万という値段は、相当高い事だっただろう。

エッジが×なので、さっそく補修にとりかかりましょう。


JBL LE8T 1962年〜 
使用ユニット 20cm フルレンジユニット
インピーダンス 8Ω
出力音圧 90dB/W/m
重量 4kg


●エッジはウレタンで崩れてる。もう少し原型を留めていてくれれば、このまま補修できたんですけどね。

●さてこのエッジ、依頼者様がヤフオクで購入し、制作主より直送されたもの。
笑っちゃいけません、牛乳パックで送ってくるなど、今時のエコになるのでは・・・

それはいいとして。

なんかカップラーメンの容器(輪っか)が見えるでしょ。エッジが潰れないよう入れたようだが、 袋やら何やら「 油付いてて 」べとーとしてました。

どうでもいいけど「 ちゃんと洗えよな 」気持ち悪ー

この時点でテンション下がりっぱなし。こういうの人間性の問題でしょうね。

右は真横から写したもの。

なんかΩ型が宣伝文句のようだが、そんな風になってないし・・・極薄なのが解るでしょ。


●で、これですよ。

↑ぺこっぺこっと音を出しながら、こんな具合。パキパキ感が伝わるでしょうか。

↑右は私が作ったエッジ。

で、この制作者、何かにつれ木工用ボンドを使えと、自作説明書に書いてある。
接着はもちろん、ダンパー強化まで木工用ボンドでやれとは・・・・

このエッジも木工用ボンドか?と思い、水に濡らしてみたのが右写真。

もうペコペコパキパキ。ほんのちょっとなんですよ、水の量は。

で右のまま固まった。木工用ボンドは水に付けると白くなりますからね、すぐに解ります。

湿気の多い日本、しかもエッジにこれとは、100歩譲ってもありえませんね。

まァそういう図太い神経だからこそ、商売をやっていられる、というのも事実でしょうね。

知らぬが仏じゃないが、これ使ってる人もいるようですね。

一言、雑巾で水ぶきすると簡単に変形しますよ。

●さて文句はほどほどにして、補修に取りかかりましょう。

まずはエッジ外周に付けられてる、ゴムリングを外します。

その後エッジを取り除く。ウレタンなんで、コーン部分に付いたエッジは、落とすのが面倒。

そうそう、↑のエッジ作った人、6000円でエッジの張り替えやります、とか書いてあったけどその場合、エッジは奇麗に落としてから送ってくださいだって・・・

それが一番面倒だから、わざわざ銭払って依頼するんでしょ!
ある意味見習いたいわ(笑

●エッジを取り除くと、端子のネジが見えます。

ここはネジ留めなので、外して磨く。

コーンは白なんで写りずらいが、所々しみ汚れが。これも軽く補修する。

右写真、左は私が作ったエッジに張り替えたもの。右は元のウレタンエッジを、そのまま補修したもの。

ウレタンの原型が残っているようだったら、ダンプ剤で補強できる。(多少の欠けやヒビがあっても大丈夫)

ここでお互い、十分に音質チェックしたが、補強エッジでも機能性は問題なし。
耐久性も十分にあるでしょう。


●だが左右びっこなのもあれなんで、張り替えました。

●さて箱が無いので登場した自作スピーカー(WV-00)

JBLに似せて作っただけに、JBLユニットはもちろん、白いコーンはバッフルの青と合いますよね。

これはもう4年近く経ってる。久々だと以外に大きいと感じ、E757と同じくらいかな。

色が少し濃くなってる気もしたが、この造形、よく作ったと我ながら感心。

今ならとてもじゃないが、作る気すらおきないほど、しっかり作り込まれている。
さっそくユニットを交換してみると、あれれ?同じ20cmだが、サイズが合いません。

しかたないので、左写真の状態で視聴。ユニットの隙間はスポンジで埋めました。

エージングもままならない状態だし、完全に能力が発揮できるか微妙だが、とりあえずインプレ。

まずは一言

「 うわっ、いいねっこれ 」

高域は適度に柔らかいが、繊細で分解能力がある為、透明感を感じやすい。

中域はやや凸、フラット感のあるいい塩梅。

低域はとにかく力強い。

この自作箱は響きを控え目にした、ニュートラル的に作ったもの。

それでも箱鳴りがかなりのもので、ユニットがいかに強力なのが伺える。

音は箱鳴りが強いため、キレ具合はは微妙だが量感たっぷり。

大箱にすると、さらに量感増えそうだが、箱鳴りを極力抑えるような構造が、いいんじゃないでしょうか。

20cmに対してこの箱はかなり小さく、大箱でフロントポートだったら、もっとニュアンスも変わるんでしょうね。

最終的にはやはり低域がポイントで、だいぶ箱に左右される事でしょう。

裸で鳴らした時から、いい雰囲気を醸し出したLE8T。

F・・・・・とは雲泥の差ですね。

目隠しして音聴いたら、聞いた人全てがこっちがいい!って言うんじゃないかな?
と思えるくらい実力の持ち主。

最後に。
完全に箱に納められなかったのが残念だが、それでも十分満足いく音質を奏でてくれた。

このLE8T、持ち主は解ると思うがダンパーがかなり硬め。

それでもコーンが、鋭く上下にストロークするさまは、見ただけでも力強さが伝わってくる。

だから軽めのウレタンエッジが採用されてる事もうなずけた。

ONKYOのモニター500もそうだが、極端に言うと、エッジがなくても、そこそこまともな音が出るユニット。

だからあんなクソエッジが成り立つんでしょうね。

まァあのエッジじゃ音質はもちろん、1年でダメになるでしょうけど。

とにかくこのLE8T、箱も気合入れて作りたくなるような、素晴しいユニットでした。

私だったら15Lくらいの中型・密閉にするかな。

容量が欲しければ、現代風トールボーイなど、いいかもしれませんね。
いずれにせよ こういうのが一個あると、オーディオライフも充実しそうです。
http://sakumo.kir.jp/V_kraft/AUDIO-3menteSP4-80_JBL_LE8T.html

renonnopapaさん

40年前山水SP-LE8tを使用していました。当時メチャクチャ高価でした。

さて、最近になって再度手に入れ聞いています。
エッジはクロスエッジに交換済のものです。

重低音が出ないような書き込みがありましたが見事にシッカリ出ます。
重低音はフローリング間にブロックで置いて聞くと音程のハッキリした、地を這うような音で聞こえます。(アンプは山水AU-α907DR 120W×2)

20cmにしてはとても20cmとは思え無い不思議と素晴らしい音質です。

驚かれます。特にJAZZボォーカルやトリオなんかリアルに再現してくれます。

ネットの資料(確かステレオ産業史)では、

「この径では、今後これを超えるユニットはまず出ないでしよう。」

と記載されていましたが、私も頷けます。

ドでかいアルニコマグネツト、アルミ平コイルのボォイスコイル、5cmと大きなボォイスコイル径には度肝を抜かれます。日本のメーカーが真似しても利益重視主義では8Tを超えるのは無理と思います。

まだ聞いたことのない年齢層には、是非聞いてほしいものです。

本当に驚かれます。

レスポンスが良く見事に音が前に出ます。

(国産メーカーとは逆の音質です。ただし有名なダイヤトーンスタジオモニター等一部のメーカとは比較はできません。本質的に音質のジャンルが違いますので)
なお、私は以前放送局勤務でした。

2013/08/14 18:23 [16469192]
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=15820737/

▲△▽▼

Audiolab 中古レストアJBL LE8T


2008年1月、いわずと知れたJBLの名器『LE8T』のご予約をいただきました。

今回は中古のコーン紙を使用し、エッジの貼り替え、磁気回路内部のオーバーホールを実施します。

中古といってもダンパーもコーン紙もまだまだ現役の商品です。
磁気回路内部のオーバーホールを行い、かつての音色を取り戻したいと思います。

『LE8T』 レストア作業


1.今回使用するコーン紙はランサロイエッジが使われていたころのコーン紙です。すでに30年以上経過しているものですが、若干の変色がある以外はまったく問題なく使用可能です。


2.このころのコーン紙と現在のコーン紙の違いは、モール線の引き出し部分が白くコーティングされているところでしょうか。あたらしいタイプのコーン紙はここが黒い材料でコーティングされています。


3.コーン紙をはずしたところです。ギャップに異物が入り込まないよう塞いでいます。


4.磁気回路とフランジをはずしたところです。磁気回路の色は防錆剤ですが、表面は効力を失い酸化が進んでいます。

5.ただこの年代のユニットとしてはかなり状態はよいですね。

6.今後のことを考え、古い防錆剤は除去しギャップ内部もオーバーホールを行いました。その後新たに防錆加工をほどこします。


7.防錆加工完了後ですずいぶんきれいになりました。


8.もっとも酸化の進んでいた磁気回路の外周もご覧のとおりきれいにクリーニングを行いました。これでしばらくは安心してご使用いただけます。


9.フランジはアルミでできており、酸化、汚れがありました。見た目も大切な部分になりますのできる限りきれいにしたいと思います。

10.クリーニング完了後です。軽く酸化防止のコーティングも施します。

11.音質に与える影響が大きく、以外に見落としがちな部分としてターミナルがあります。アンプから送られる信号をボイスコイルへと伝える役割を果たす重要な部品です。


12.右が交換前。左が交換する新品の部品です。
ねじ山の中の黒ずんだ部分が酸化部分です。


13.ターミナルとラグもできる限りクリーニングします。
特にターミナルはすでに入手できないので大変です。


14.エッジを貼り替えたところです。この段階で音の調整を行います。ここが山場ですね。


15.あと一息です。


16.最後の仕上げにセンターキャップを交換します。
これが交換する新品のキャップです。もちろんJBLの純正パーツを使用します。


17.裏側をみることはなかなか無いと思いますが、裏はこのようにウレタンが貼ってあります。エッジのウレタンよりももっときめ細かで、やわらかな感触です。


18.センターキャップを貼り替えました。とても引き締まりますね!エッジ外周にパッキンをはめ、すべての工程が完了です。


19.フランジの汚れ、酸化もとり、見た目も見違えるようになりました。


20.横から見ても磁気回路も輝いていますね。


21.片一方のパッキン(白いゴム)が欠落していましたので、当社の中古の在庫を付けました。


22.最近のJBLユニットは黒のゴムパッキンを使っていますが、この時代は白色が多いです。4343なんかはピンクだったりもしますね。


すべての作業が完了しました。 あとは新しいオーナー様の手によりエンクロージャーにおさめられるべく、本日旅立っていきました。すばらしい音楽を奏でるものと思います。 かわいがってもらえるとうれしいですね。
http://www.audiolab.co.jp/used_restore/UNIT/LE8T/LE8T_full_restore.htm

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ケンリックサウンド(KENRICK SOUND) - JBLスピーカーシステム

JBL LE8T-H 新品リコーン&再着磁 ピアノブラック

ケンリック・チューニング

型番 le8t-4
販売価格 380,000円(税込)


JBL LE8T-Hをベースにとことん、こだわり抜いた究極のフルレンジスピーカーがケンリックサウンドから登場です。

今回のスペシャルエディション、LE8T-Hはポテンシャルを引き出すために再着磁を施しており、新品リコーンも同時に行っていますから、音の張りがまるで違います。内部配線材にはテフロン外皮銀メッキワイヤーを使用。スピーカー端子はバナナプラグ・Yラグ対応の大型ロジウムメッキ端子に交換しております。

ケンリックサウンドでのメンテナンス技術向上により、ここまで内外共に磨き上げられたスピーカーのレストアが可能となりました。とにかく下記の特大画像にてその状態の良さを確認して驚いてください。他店では追随できない作業ノウハウで実現したヴィンテージスピーカーレストア工程によって状態が復元されます。

そしてまずはじっくりと、上記動画をパソコンにヘッドホンを挿してお聴き下さい。直径20cmフルレンジユニット1発のみで、ここまでの再現性と何より感動を導くごく自然な響き。知らずのうちに涙が溢れてくるまでに素晴らしい音のスピーカーに仕上がりました。

本来、低域が不足しがちな口径のユニットですが、フェライトの特質である厚みある中低域の魅力を、再着磁によって最大限引き出すことが実現できています。

アルニコよりもフェライトが有利なのは、特にサイズが小さなユニットから豊かな量感を引き出す場合に非常に適していることです。

また、振動系がリコーンによりすべて新品になっていることで、入力信号を取りこぼすことなく「音」に変換されます。また、リコーン時に特別にチューニングした、ダンバー、コーン、エッジの調整度合いと、正しくセンターに収まったボイスコイルが、ストレスなく駆動するのが特徴です。

一般的なLE8T、およびLE8T-Hは、センターずれがほとんどの確率で起こっており、上記動画で鳴らしている音量まで上げると、たちまち擦れが起こりますので自ずとボリュームを下げる、つまり低音のストロークが小さくなるレベルまで控えるしかなくなります。ウェルバランスで鳴っているこの動画の音は、アンプ側での補正など一切行わず、フラットな状態であります。この音こそがケンリックサウンドでのチューニングの賜です。


キャビネットはSANSUI SP-LE8Tに近い社外箱をピアノブラック塗装・新品ポリッシュ仕上げにしております。背面も含む6面すべてが最高の仕上がりとなっています。


ネットワークを介さない、アンプとダイレクト接続になるフルレンジシステムは、持ち味を存分に生かすことが出来れば、これ以上に自然で飽きが来ないスピーカーはありません。次々といろいろな音楽を鳴らしてみたくなる、大人のスピーカーです。


方式 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型

ユニット 全帯域用:20cmフルレンジコーン型(LE8T-H)

インピーダンス 8Ω

最大許容入力 50W

出力音圧レベル 89dB(新JIS)

仕上げ ピアノブラック塗装・新品ポリッシュ仕上げ
外形寸法 幅358×高さ596×奥行300mm 重量 20kg
http://jbl43.com/?pid=59465475
http://jbl43.com/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c7

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
8. 中川隆[-10480] koaQ7Jey 2020年10月29日 11:10:34 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[20]
スピーカー エッジ,クランプなどの通販サイトノースウエスト トレーディング
https://www.hobbies-n-things.com/news#whatnew_data456


JBL LE8T用リコーンキット 好評販売中!
2020年10月21日
しばらく在庫切れしていたLE8T用アルミボイスコイルが再入荷し、JBL LE8T用ホワイトコーン リコーンキットの販売を再開致しました。

LE8T用ボイスコイルが入荷致しました。
2020年09月25日
たいへんお待たせ致しましたが、LE8T用のボイスコイルが入荷致しました。

その為、単品のボイスコイルに加えて、 LE8T用リコーンキット、2215用リコーンキットも再出品しています。


https://www.hobbies-n-things.com/product/424  LE8T用アルミボイスコイル

https://www.hobbies-n-things.com/product/259  LE8T用・2115用リコーンキット



Tannoy HPD385 、JBL LE15 用エッジが入荷致しました。
2020年08月24日

JBL 2235 LE15用エッジ

TANNOY HPD385用エッジ 

上記のエッジが入荷致しました。

https://www.hobbies-n-things.com/news#whatnew_data456
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c8

[リバイバル3] JBL Project K2/S9500 中川隆
8. 中川隆[-10479] koaQ7Jey 2020年10月29日 11:23:30 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[21]

JBL の S9800S 以降は失敗作 5


310:ビックリマスダ 2006/12/12(火) 11:36:04HOST:p6233-

最近JBLとTANNOYが良く売れているそうです、団塊の世代がオーディオを買う時に最近のスピーカーは知らないので、頭に浮かぶ憧れのスピーカーなんだと思います。


311:パルジファル 2006/12/12(火) 13:01:12HOST:bc01.pref.okayama.jp
 現行品では「憧れのスピーカー」って言えるようなものがほとんど無いですしね。


195:うさぎ小屋の住人
今は、皆が分相応になって、i−Podなんかで音楽聞くような時代になったんです。いずれ、ピュアーオーディオ業界は、庶民を相手にしなくなり、金持ちだけで商売するようになります。もうなってますけれど。そう、格差社会の出現です。
貧しき者は、リサイクルショップのジャンク(ゴミ)をあさり、PSE法とやらで、ささやかな楽しみも潰されました。
金持ちは、捨てサンを読んで、庶民の手の届かないハイエンド機器を買いあさり、すぐに飽きて捨てる。貧乏人は、ステサンも買えないので本屋で立ち読みするそんな時代なんです。
タンノイとJBLは、貧しき者の憧れなんですね。 タンノイとJBLのオーナーは、音はともかくとして、この製品を大いに賛歌しなければなりません。 伝説を後世に語り継がなければなりません。いざ進め・・・・!


14:ひまじん
いまだに、JBLとTANNOYの迷信が語り継がれている。
JBLがジャズ向きと言うのは、古きジャズ喫茶で好んでオールドJBLのスピーカーを使ったイメージが今日まで語り継がれている。
TANNOYがクラシック向きと言うのは、五味康祐さんがオートグラフを好んで使ったことから語り継がれている。
オーディオマニアという方々は、実に保守的でなかなか考えを変えようとしない。


40:パルジファル
名器を作れるようなメーカーには、その叡智と技術を駆使した「夢を持てるような」物作りに励んでもらいたいですね。大衆に媚びを売るようなことはして欲しくない。 JBLなどは、会社が大きくなりすぎて、利益優先の大衆受けする安物が主力製品になってしまいました。残念です。  かつての、ハーツフィールド(今聴いても素晴らしい!)に匹敵するようなものも作ってくれませんかねー。


41:
>>40
JBLは残っているのはブランド名だけで、会社自体は消滅しています。
それにユニットは、ほとんど中華製。(他、タンノイや有名海外メーカーも同じ)
現在の老舗オーディオメーカーに期待する物は何ひとつありません。明日にでも、貴重で残り少ないヴィンテージ物を探しに行くことをお勧めします。


13:ビックリマスダ
タイノイファンですが、JBLとTANNOYが、そんなに人気が有るとは思っていません、結構マイナーでは?
とくにタンノイは日本でしか売れないとか聞いていますが・・・


2:ばん
JBLのコントロール1を車で使ってます。音は正直大したことありません。
自分の世代ではJBLって異常な人気がありましたが・・・。今はどうなんでしょうか。
USAでは元々、日本ほど人気のあるブランドではないと聞いたこともありますが。
タンノイも神格化されてましたねぇ、昔は。今は随分と安いシリーズもあるからそうでもないでしょうけど。英会話の先生がイギリス人だったんで聞いたけど全然知りませんでした。


5:Fox
30年ほど前にJBL L-26というスピーカーを聴いていました。あの頃のJBLは確かにエネルギッシュな音を出していました。JAZZ喫茶はどこに行ってもJBL、自分では買うことが出来ない大型システムの音を聴きたくて新宿や吉祥寺によく通いました。


261:ひまじん
タンノイ伝説、JBL伝説で商売出来るのは、悪徳業者ぐらいでしょう。タンノイもJBLもすでに伝説で飯が食えないから、製品も随分変わってきてますよ。 伝説をいまだに信じているのは、骨董品マニアであって、オーディオマニアとは違う人種なのでしょう。
でも聞いた話では、機器はもの凄く高価な物を集めているが、ソフトは少ししか持っていなかったそうです。 女性のブランドバックの収集と同じ心理なのかもしれません。ルイビトンとかエルメスとか言うのと同じ話なのかもしれません。 でも、偽物を本物といつわるのは、詐欺ということでしょう。


262:パルジファル
 JBLが近年多用している安物のホーン&ドライバーを聴くと全く哀しい限りだ。
 質を落としてまでそれを使用するのは、AV向けの単なるファッションか。
 その点、かつてのホーンドライバーは、今聴いても十分楽しめる。 小生が使用しているのは、JBL創業の翌年、1947年に発表されたモデルだが、恐らく死ぬまで使えるのではないかと思う。


263:JBL ツール
私もジムランと言われた頃の「オールドJBL」の大ファンです。
D130,LE15Aや#375+HL88、LE85、#075等を現在メインで使用しています。
JBLのウーハーもドライバー、ネットワークも古いS/No程「音の品位・密度」が良いんですよ。

現在のJBLの製品にも良い物が有ります。メーカーが力を入れて作った物は良い出来です。ただ惜しむらくは、SPも過去50年間で普及していますので、往時程の需要がなく、また時代の移り変わりでニーズも変化していますので、企業である限り「存続」を意識せざるを得ない事だと思います。

自分の機器も古いものが多いですが、最新の機器に「サウンド」「音楽性」「再生レンジ」「ダイナミックレンジ」で負けているとは思いません。オーディオショーで最新の機器の片鱗を聴きますが、「古きよき時代」の商品は今では考えられない「コスト」をかけて作られています。良い筈です。

インフレの為往時の価格は現在たいした額では有りませんが、それこそ「往時」ではSP1セットで家1軒が替えてしまったのですから・・・。 これからもオールドJBLと付き合っていくと思います。これを越える物はす有りません。

783:あらい
最近のJBLは自社開発でユニットを作るのをひかえてるのか商売にならないのだと思いますが。なんか魅力ある商品なくなった感ありますね。 パラゴンに絶頂な魅力と個性あるスピーカは、その後K2ではあまり魅力感じなくなりました。デジタルに変遷した頃。あれだったら、B&Wのノーチラスだと自分はおもいました。

マイナーな意見ですが、JBLタンノイのビンテージ品のよさを受け継ぐような個性的商品が出せなくなったのですかね。

787:薬漬け
2代目Kingdomは是非聴いてみたいですが、それ以外の現代品で、タンノイ、JBLともに惹かれる製品があるかというと…難しいですね。私の場合、JBLは4333Aという、4343等と比べちとマイナーなモニターで普段聴いているのであまり多くは語れませんが、確かに最新鋭の機器とオーラを比べても、何とも言えないところに悩ましさを感じます。愛用機ということを差し引いても。

タンノイもご同様、プレステージ・シリーズの先駆のウェストミンスターを使っているものの、後継機のロイヤルに色気がでるかというと、そういう訳でもない。むしろ棲み分けではないですが、VLZ(モニターゴールド)に、個性と好感を感じてます。

喩えが変ですが、一戸建てがメーカーハウスが増えてそれぞれは綺麗になったものの、どちらかというと田舎の古民家の佇まいに惹かれるというか…。ちょっとひねくれてますかね。

872:前期高齢者
それにしても最近のJBLはまともとは言いがたいユニットも沢山作っていますね。
あそこも商売上手になったような・・・・

874:ジークフリート
>>872
現代JBLも洗練されて行ってるのでしょうけど、80年代にJBLを諦めた身としては、なんだかどんどん疎遠になって行くように思えます。

しかし、元祖JBL?を鳴らすようになって、メインシステムには無い楽しみ方も出来て、JBLも捨てたもんじゃないナ?と思えるようになってまいりましたョ〜。

875:世直し奉行
80年以降のJBLが洗練???

拙者は80年以前のJBLが好きだす。 JBL捨てません!!!ビバJBL!
同軸2WAYタンノイも同様だす・・・

876:前期高齢者
↑同感ですね。独断と偏見で言うと4343で「不毛のワイドレンジ」に走ったのがイケナカッタ?

最近また2way(+super tweeter)のコンセプトに戻りつつあるようですね。
オデオ・システムなんてものは上手くいかないワイドレンジレンジよりナロウレンジでその中の振幅歪を極小にする、

というのがAltecやJBL,Tannoyのもともとの思想じゃなかったでしょうかね?
どうしてもワイドレンジを狙うなら先般レポしたMgico "Q5"みたいなことをやらないと無理じゃないかと・・・・

878:ジークフリート
>>876
4ウェイの43シリーズというのは、広帯域化を図ったというよりも、プレイバックモニターとして必要な耐入力を確保するための4ウェイだと思いますョ。 JBLの歴史上で後世に大きな影響を及ぼした広帯域化は、LE(低感度)シリーズを作ったことでしょう。

880:前期高齢者
必用な耐入力の確保なら4wayではなくDouble Wooferにしないといけません。
Westlakeが先鞭をつけましたね。NHKでさえジャズ採りスタジオのモニタとして設置されている写真をみたことがありますので、そういうことかと。

ただまあ全体に最早JBLはモニタとしての使用からは遠ざかりつつあるようです。現実問題として録音スタジオや放送局でJBLをPlay back standardにしているところはないのではありませんか?


884:たそがれ
JBLスタジオモニターシリーズは、スタジオでのモニター使用と言うよりはホームユースでスタジオの音をといった感覚で流行したのかも知れません。あの時代のプレイバックモニターは天井近くにWウーハーでビルドインされていました。代表格はウエストレイク製アルテックユニット604+ウーハーです。

確かに昔は43シリーズは、スタジオでは持っていましたが主に某スタジオでは検聴室にありました。

ミッドバス2121系の受け持ち再生帯域は狭いので、出しゃばると違和感が出るので、ご遠慮がちに調整が良いです。

886:世直し奉行
4343Aと4343B、AとBの違いは大きい。 Bからオーディオの衰退が始まりました!?。

CD出現が追い討ち・・・・多分???

呼応するかの如く、懐古のSP(アルテック、JBL、タンノイ)が人気モノにS○誌が斜陽に・・・

887:ジークフリート
>>884 確かに昔は43シリーズは、スタジオで持っていました・・・
#43シリーズは80年頃に#44シリーズが発売されるとともに、本国の業務用カタログから外れました。

その時発売された#4344からは、日本のマニア向け企画商品ということなのでしょうねぇ。

しかし、#4343〜#4344〜#4344U〜#4348という流れのなかで、#4343の弱点(ミッドバスユニット、ユニットの工作精度、箱の剛性、ネットワーク等)がちゃんと改善されて行った辺りは、「流石JBL!解ってるねぇ」てなカンジですね。(ま、#4344てのは、#4343の後継機ではなく#4345のジュニア機として発売されたものですがね)

25:ひまじん
ビックリマスダさんは、名指揮者としても有名ですが、音楽における20Hzの必要性があるとお考えでしょうか。私は、楽譜は良く分かりませんが、超低音や超高音といわれる音符が書かれているのでしょうか。

私は、最近メインの38cmウファー3ウェイをほとんど聴かず、16cm2ウェイのスピーカーで聴いていますが、オーケストラを聴いても低音不足と思わないのです。 むしろ、超低音をカットしたいと思うのです。フジ子・へミング(p)のライブ録音のCDを掛けると、ペダルを踏む音が床を伝わる音が超低音として入っているのです。そして、少し聴いていると気持ち悪くなるんです。

ジャズにおけるドラムスの音やベースの音も超低音とは違うと思うのです。ベースの音階がハッキリ聴こえれば良いのではないのでしょうか。


26:ビックリマスダ
ひまじんさん
私は低域は必要と思います、聴こえないスーパーツイーターとは違います20Hz以下は聴こえないと言っても その帯域以下は身体で感じますからね。ベースの最低音は40Hz位ですが太鼓やピアノの振動は有りますしパイプオルガンも20Hzは有りますから。

そんなに低音は無くても音楽は楽しめると思います、楽音の音域はどのスピーカーでも押さえていると思いますから、とくにオーケストラだと低域はチェロとベースでオクターブ違いで厚いですから不足は感じないと思います。

低音好きってのが居るのですよね、先日来られまして色々話しました、これも面白いです。

29:am_fan
楽器をを忠実に再生する場合、パイプオルガン、大太鼓、コントラバス・・・
これらの楽器には必要な再生周波数(20hzh前後)として含まれています。
人間の感じられる音は耳だけではなく、皮膚や身体全体を含めた器官で音圧として感知され、耳からは電気信号として変換され大脳に伝わりで音像として認識されます。

つまり音は主感的で人に寄って感じ方が異なること。低域の音は音量を絞ると聴きづらくなり、歳ともに高域の信号が聞き取りにくくなります。低域音が人によっては不快と感ずる場合がありますが、楽器ではない音と認識される場合だと思います。

弦楽器のバイオリンは24Khz付近まで、再生されます。

しかし聴覚として認識できる周波数は17Khz前後で、20Kh以上の再生は不要かと問われても心理的な効果を問われると必要とも不要とも言いきれません。視覚に比較して音の脳で処理される情報量がすくないことです。また人間の聴覚程、曖昧で繊細なものもないと思います。

最近では余り見られませんがアンプのボリュームは対数表示されてるものがあります。つまり人間が感じる音の1倍、2倍、3倍はアンプ側では10倍、100倍、1000倍・・を意味しています。

sp選び(調整等)も人それぞれ自分自信が納得したものにすれば良いのではないでしょうか?

30:ビックリマスダ
うんうんなかなか共感いたします。大きな音を望むとアンプは大変なんですね・・・

59:パルジファル
 近くの専門店の常連は、JBLの音は「ワラジの裏」のようだと言います。その気持ち、解らなくもない。 しかし、その人たちは恐らく状態の良いJBLを聴いた事がないのでしょう。

 自称オーディオマニアのお金持ちが、名器といわれるようなスピーカーを買って

「名器と言えども、こんな酷い音か!」

と、次々と買い換える。 いい音は、カネのチカラだけでは手に入らない。雑誌やインターネットでその方法を教えてもらえるワケでもない。

 タンノイの高級機を買った人が、透明感のある自然な音が鳴らないと言って、オーディオを悟ったつもりでいる。 自分が求める音がどんなものかも解らないまま、その「名器」を選んだのは自分なのに。

 名器収集家に、「あなたは、どのスピーカーが一番好きですか?」と尋ねると、「どれもがそれぞれ魅力的で決められない。」と言う。 いろんなものの魅力を理解できるのも素晴らしいことではありますが、結局、自分の音を確立できていないのではないか思う。

 「お買い物の楽しさ」を「オーディオの楽しさ」と勘違いしているのではないかと思えるような人を少なからず見かける。 買い揃えた時点でもう終わり。それとも際限なくお買い物を続けるのでしょうか。

60:声
金が有れば、際限なく買い物を続けるね。
金が無いから、悟りを開くように努力する。
宗教も、人生がままならないからこそ、生まれたもの。
祈。

61:感謝
>>。ヨお買い物の楽しさ」を「オーディオの楽しさ」と勘違いしているのではないかと
>>思えるような人を少なからず見かける


そう云う人がいなければ、業界の利益が上がらないはず。皆が無駄なく賢い買い物をする様であれば、オーディオ業界は衰退しオーディオなんて趣味は、とっくの昔に廃れていることでしょう。
その人々に我々は感謝しなければ、いけないのかもしれません。

62:名器好き
オーディオは音楽の手段が、目的化した趣味とも言いえますね。
だから、色々な楽しみ方が存在すると思います。

「良い音がわからない」といって次々買い換える人。でもそれも立派な趣味かも知れません。音楽と違い、いつも同じ”音”ではアキますから。

でも好みがはっきりしていて、装置を換えない人が、趣味的にレベルが高い人とは限りません。とんこつラーメンが世界一といわれても、異論のある人のほうが多いでしょう。

一度、名器というものを疑ってみることが大事です。名器の根拠は?たぶん、オーディオ雑誌で書かれているから、ベテランのオーディオマニアがそう言っているから、ということが多いでしょう。

JBLやタンノイの名器は、世界的に見て、日本や日本に影響された極東の一部の国だけに通用する不思議な現象です。(一部のコレクターは別として)

だから、粗大ゴミ化したそれらの「名器」を、独自のルートで欧米から仕入れ日本に持ち込み、かなりの差額で、かせぐブローカーもいます。もちろん、欧米のオーディオマニアにそれらの良さがわからないともいえますが、それならば、現地では有名で、それにより利益が上がらず日本に入ってきてない他のメーカーにも、たくさん「名器」が存在します。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1110765266/


9: マロン 2011/11/09(Wed) 08:21

いよいよ中古のアキュフェーズ SACDプレーヤーDP800・DC801が大量に出回っています。あんな音の悪い改悪のDP900・DC901に買い換えた人が多いのかと思うと、何やら複雑な気持ちになりますが。

でもきんどーさんは

「オートグラフにDP800・DC801は合わないのではないか」

と言われていました。私もオートグラフというスピーカーの性格を考えるとそのような気がします。

父のオーディオ仲間のなかで、よくフラグシップの機器を使えば音が良くなる、と勘違いしているアホな人がいました。そういう人はコンポーネントの何たるかを全く解っていない。

コンポーネントとは組合せ。適材適所に失敗すれば、メーカーのフラグシップ機器を使っても音は悪くなります。
改めて「オーディオって奥が深いな」と思います。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/page/35

7: きんどーちゃん 2011/09/13(Tue) 16:34

帰宅途中、本屋に入ったら「ステサン」が発売されており10日発売だった模様です。この本屋さんに「ステサン」は5冊しか入荷しないのですが、今日までの3日間、5冊があり、

「誰もステサン買わなくなったんだな〜」

と思いました。私もここ暫く買っていませんでした。

ところが、マッキントッシュの新製品紹介があったので買おうとしました。
横を見ると「オーディオ・ベーシック」も山になって残っていました。
もう、オーディオは斜陽産業であることを実感。

9: きんどーちゃん 2011/09/13(Tue) 16:36
フリーランスでありながら、バブリーな和田某、転落した石原某と小林某。
そう言えば石原某と小林某は「ステサン」からリストラされたような・・・・。
「ステサン」で仕事をしていると、たんまりお金が入るんでしょうね、和田某さん。。。

そして「ステサン」を捲って飛び上がったのが、マッキントッシュ新製品の広告!
(株)マッキントッシュ・ジャパンではなく、(株)ディーアンドエムホールディング・マッキントッシュ営業部、に変わっていた!!
どうしたの、マッキン・ジャパン。いや、あんなゴミ会社、無くなった方がいいのだが・・・・。

新しいマッキンのアンプ、印象記事を眺めたら怖くなりました。何か駄作のC2300の様な音を想起してしまいます。不安だ。

あと、某社の新SACDプレーヤーの音が何故酷いのかが解りました。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/mode/all/34/0

49.オーディオ/音楽・ネタ / 蔵 2011/10/25(Tue) 09:05

しかし昔のアルテックやJBL、エレボイの技術力は高かったですよね。
局長曰く

「JBLとアルテックはWEの直系、子どもだから」

だそうです。それに比べるとウィルソンやB&W、アヴァロンなどはゴミに等しいとも言われましたが、同感ですね。

と、嘗て一時期JBLを離れ、B&Wの800シグネイチュアーに走った私は語ります。いえ、それを使ったが為、逆にJBLやアルテックの素晴らしさを再認識した次第です。

1: テツオ 2011/10/25(Tue) 09:16
>蔵さん
ダメですよ、800シグネイチュアーに走っては。(笑)
きんどーさんが「アンプ依存症のスピーカーなんて欠陥商品だ」と明言しましたが、その通りだと思います。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/mode/all/49/0

6: 蔵 2011/11/15(Tue) 08:45

友人宅へ。何でも94年に690万円で発売されていたクレルのKASを導入した為です。その友人は私が譲ったB&W800シグネイチュアーを使っていますが、そのKASで真価を発揮。

しかしA級動作、8Ωで350Wのモンスター・アンプでやっと真価を発揮するスピーカーって何か解せません。


7: テツオ 2011/11/15(Tue) 09:23

B&Wの800シグネイチュアーですか。
記憶違いでなければ、ノーチラス801が出た頃、アビーロード・スタジオでノーチラス801を鳴らすアンプとして、クラッセのオミクロンが大量にあったのを覚えています。
ああいう超弩級のアンプでしか鳴らないものなのか、とびっくりしたものです。
こういうスピーカーは果たして本当に正しいスピーカーなのか疑問ですね。ウィルソンもですが。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/page/35


54.音楽&オーディオ・ネタ / きんどーちゃん 2011/11/15(Tue) 21:33
>蔵さん
蔵さんはいつも800シグネイチュアーの話になると話題を変えようとしますよね(笑)。何かトラウマでも?

蔵さんは800にパスのX600やクラッセのオミクロンMKUを使用なさったそうですが、それでもご不満だったようですね。

クレルのKASで鳴ったのですか。これは、そういうスピーカーは欠陥商品としか言いようがないですね。

2: 蔵 2011/11/16(Wed) 09:18

いえ、何と言ったら良いのか。やはりトラウマでしょうか。800シグネイチュアー。(苦笑)

800シグネイチュアーを鳴らしきる為に、クラッセのオミクロンMK2まで導入しました。

それでなる鳴るようになったのですが、クラッセ、私の嫌いな音でした。(笑)
それで完全に鳴らなくともいいや、と思いレビンソンの336Lに換え、数年後、こちらに来た次第です。

それまではアルテックの自作スピーカー、JBLの4435のマルチと来て、何故、B&Wに走ったのか、自分でもよく解りません。

多分、新鮮な音に聞こえたんでしょうね。

でも紆余曲折を経て、今のJBLとオートグラフに出会え、嬉しく思っています。

3: マロン 2011/11/17(Thu) 07:57
>蔵さん
クラッセのオミクロンMK2って、評論家の三浦某が使っていた重量100キロ以上のアンプですよね。
すごいですね。


5: 蔵 2011/11/18(Fri) 09:42
>マロンさん
そうです。ただ三浦某氏がウィルソンを鳴らしていたのはMK2化される前のモデルですが。

800シグネイチュアーか・・・・・。私のオーディオ・ライフにおける最大の汚点だな。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/page/30

40.オーディオ&音楽・ネタ / 蔵 2011/09/18(Sun) 09:10

昨日のことです。友人がJBLを新調したから「来い」と。
ともかく行きました。

すると!4508ウーファーBOXを横置きにし、堅牢な架台の上に乗せてありました。
ホーンは2395でドライバーは2440。そこに075。
あ、ウーファーは2220Bでした。

これをマルチ・アンプ駆動なのですが、まだまだ音は今ひとつ練れていない。これは仕方がない、として・・・・・・。
私は自分のJBLが大完敗したのを感じました。夜分遅くに申し訳なかったのですが、局長にお電話。

「蔵さん、まだ気がつかないんですかー」

と局長。考え込む私。

「ダ×ヤ×ー×やエ×ス×ル×シ×の音を思い出してください」

と局長。すると「あ!」となった私。

タテマツのウーファーBOXのせいか!
箱をガチガチに固めている為、箱鳴りがせず、それが475Ndにはね返ってまずは高域がダメになる!

タテマツにも山本音響にも多額のお金を払ったのに、どうしてこう日本人は固めた箱やホーンにするのか。


1: きんどーちゃん 2011/09/18(Sun) 21:23

昔、福島市方面でユニットを用い自作スピーカーを用いる方が多かったものです。
一番流行ったのはアルテックの515BをWで低域に、TADの4001やTADのツイーターという組合せで、タテマツの箱や山本音響のウッド・ホーンを用いました。

マルチ・アンプに成功された方は、「オーディオ的に良い音」を出していました。
しかし、私の場合、「オーディオ的に良い音」は好きではありません。
私はその対極に位置しています。

私が「ベイシー」に30回近く行ったのは、「ベイシー」のJBLの音が好きなのではなく、店主の菅原さんが大好きだからです。男が男に惚れる、という意味で。

もっとも菅原さんの信者ではありませんが、菅原さんのJBLに求めるものと、私がJBLに求めるもののベクトルが同じだと思うからです。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/mode/all/40/0

7: マロン 2011/10/19(Wed) 08:12

私は以前、ミ×ス×ーという愚かな人物に難癖をつけられたことがありますが、その人物のように独りよがりのオーディオは確かにダメだと思います。
オーディオに詳しい人物に自分の音を聴いてもらい、適切な批評をしてもらうことが大切です。

私の経験値から言っても本当に優れた音を出している方は、自分の音を多くの人に聴かせています。

しかし、日本人は箱を鳴かせない物作りをしますよね。

エクスクルーシブ然り、レイオーディオ然り、GTサウンド然り。几帳面な音しかしなくてつまらないです。

8: 蔵 2011/10/19(Wed) 09:06
レイ・オーディオは昔、世界中の多数のスタジオに導入されましたが、TADのユニットもありますが几帳面な故、研聴用(漢字、これでいいんでしたっけ)のモニター・スピーカーとして奏功したのでしょうね。

JBLの4350、4343がスタジオ・モニターとして何故広まらなかったかを局長が本に書くと面白いかも知れませんね。


9: マロン 2011/10/20(Thu) 08:10
>蔵さん
4350と4343が何故モニター・スピーカーとして市場参入に失敗したか、以前きんどーさんに教えてもらいました。

でも、それを書いてしまうと4350、4343ユーザーが気を悪くすると思いますので、書かない方が良いと思います。

ただ21世紀JBLを辛辣に書いてほしく思ったりして。(笑)

10: テツオ 2011/10/20(Thu) 08:49
>4350と4343が何故モニター・スピーカーとして
>市場参入に失敗したか

これはきんどーさんから話を聞きました。4343ユーザーであった私は「なるほど」と納得しましたよ。

21世紀JBLはねー。最悪としか言えませんね。
折角買ったS9800SEもすぐに飽きてオリンパス改に走りましたし。

きんどーさんには

「マーク・レビンソンがマドリガルに移行してから何故ダメになったのか」

を書いてほしいですね。

プリはML-6AL、ML-7AL、NO26L、
パワーがNO20L

からおかしくなりました。長らくマーク・レビンソン信者だった私が言うのですから間違いありません。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/mode/all/46/0


47.オーディオ/音楽・ネタ / 蔵 2011/10/20(Thu) 09:06

私もせっかく買ったS9800SEを手放し自作JBLに走った口です。

S9800SEを使ったら当初は良かったのですが、S9500、M9500と比べると音のスケールが小さいんですよね。

これでは売れなくて当然かと思います。

またJBLのフラグシップであれば、DD55000エベレストというものもありましたが、コンプレッション・ドライバーは2インチ・スロートでないと。


マーク・レビンソンは ML-7AL はまだしも、NO26LとNO20Lから躍動感が無くなりました。ましてや38SL、380SLと言ったら。326S、320Sも最悪。
やはりマーク・レビンソンは MLAS で終わったのかと思います。


S9800SE
http://www.diyloudspeakers.jp/5000html/jbl/s9800.html
http://www.google.co.jp/search?q=S9800SE&hl=ja&tbo=u&tbm=isch&source=univ&sa=X&ei=XAsSUc2BM7HwmAX70oDwAw&ved=0CCsQsAQ&biw=1004&bih=859

1: 有 2011/10/20(Thu) 18:08

昨夜2時間近くハーツフィールドでジャズを聴きました。

私もS9800SEを3年前に購入しましたが、手放しました。
失礼ながら蔵さんとテツオさんもでしたか?

本当にカオリさんのM9500を聴いた後に自分のS9800SEを聴くと、音のスケール感が小さく感じられたものです。

昔、友の会でDD55000・エベレストを聴いたことがありますが1インチのドライバーなのに、ボディが大きいせいかスケール感が大きかったのを覚えています。

3: マロン 2011/10/21(Fri) 08:16

一応真面目に作られたS9800SEでさえ有さん、テツオさん、蔵さん、全員が手放したということで(あ、うさぎさんがまだ所有中?)、所詮S9500、M9500は当然、ビンテージJBLには敵わないということが証明されたと思うのですが。

ましてやDD66000など正規のダブル・ウーファーではなく片側がサブ・ウーファーでfoが20HZ、もう片側が35HZ(だっけ?)という、ちぐはぐなダブル・ウーファー。

ここまで書くと誰もが分かる通り、聴感の帯域外であっても高域に悪影響を与え、音がまとまりません。DD66000は絶対に鳴らない、そして純粋な音楽観賞用スピーカーではありません。

S9900、4365なんて、もう情けなくなります。

きんどーさんが

「DD66000からJBLは日本市場を相手にしなくなり、中国、韓国、東南アジアの富族層にシフト変えした」

と言い、

「中国や韓国人なんて音なんて分からねーから適当に作って高値でボッタくろうぜ、と言うのが今のJBLの本音だ」

と言いましたよね。何か悔しいですよ。

4: 有 2011/10/21(Fri) 17:58

私がS9800SEを放り出したのは、S教授のJBLを聴いて、その音の凄さに驚嘆したからね。その後、まりちゃんのJBLを聴いて、やはり驚いて。

そこに昨年初頭から故渡邉さんの形見分けのお話を頂いて、「いいのかな」と思いつつ今のJBLに走り、S9800SEをS教授のご友人に売った訳で。

5: きんどーちゃん 2011/10/21(Fri) 22:54

S9800SEの致命的な欠点、それはホーンが軽い、ということに尽きます。

S9800が01年に登場した時に、ホーンが宇宙開発・軍事用に開発された高比重樹脂のSonoGlass製ということを謳い文句にして現れたのですが、これが軽いんです。
軽いが故にドライバーからの音が浮くし、また、ドライバーの音にホーンの音が入ってしまう。これです。

有さんがお持ちの2395の初期型、また、ハーツのゴールドウィングは重いし、更に上手に振動し、375の音を殺さずに、むしろ活かす方向に作用しています。こっちのホーンが正解。アンジェさんのWEの改造ホーンがその極みです。

因みに、そのSonoGlass製ホーン、DD66000にも使われています。だからDD66000のドライバーの音は浮いてしまい、尚かつ、ホーンの音が入ってくるんですよ。

昔の人は偉かった。。。

7: マロン 2011/10/23(Sun) 08:26

思うに21世紀JBLの社長、ポール・ベンテ氏は93年頃の社長であったブルース・スクローガン氏のように、「真に音楽文化を守る」という信念をもっていないのでしょう。

93年以降のJBL、いくら本国アメリカではプロ用機で頑張っているとは言え、エレボイ他多数のライバルがひしめいている為、経営困難な状態にあり、社長に「ただの経営者」であるポール・ベンテ氏をハーマンは据えたのでしょう。

某掲示板で散々JBLに悪態をつく貧乏な負け組の若者たち(ガキどもと言いたい)が多数いますが、そいつらはビンテージJBLはおろか、S9500やM9500も聴いたことがないのでしょうね。そいつらは「ステサン」に対し罵詈雑言を吐くくせに、技術進化盲信に洗脳されています。

でも21世紀JBLやその前のMKUでごまかしていた頃のJBLしか聴いたことがないのであれば、JBLを否定されても仕方がありませんね。


8: 蔵 2011/10/23(Sun) 08:48

同感です。でも局長と同意見なのですが、確かにS9800(SE)は予め決まった予算のなかで作られたスピーカーで、ホーンが軽すぎるという致命的な欠点はあるものの、まだ良かったんですよ。

その直後の新製品ラッシュ、これが悪かった。

4348、S5800、S4800と全てが駄作ばかり。とにかく音が悪かった。

極めつけに登場したのがDD66000でしたが、もう何も言えません。

S9900、4365と言ったら、ねえ。(苦笑)


もう韓国、中国、東南アジア諸国の富裕層にたくさん売ってください、という状態です。

あとMKUシリーズですが、何故かMKUになったモデルは皆、音が軽くなりましたよね。でもS3100MKUだけは成功したと思います。

275Nd はS5500ではなくS3100MKUで花開いたユニットだと思うからです。
きっとS3100のホーンと相性が良かったのでしょう。


9: マロン 2011/10/24(Mon) 08:02
>蔵さん
21世紀JBL、仰るとおりだと思います。

あとMKUシリーズ、私もS3100MKUは唯一の成功作だと思います。
tina先生のS3100MKUの音を聴いたときに本当に良く275Ndが歌っていました。

きんどーさんが最近よく「音の支点」という言葉を使われることはご存じですか?

S9500、M9500までは明確にあった音の支点が21世紀JBLでは完全に失われましたね。残念です。

http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/mode/all/47/0

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1096.html#c8

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
8. 中川隆[-10478] koaQ7Jey 2020年10月29日 11:28:59 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[22]
ハーツ フィールドが聴ける店

福岡市 ジャズバー _ ハーツ フィールド
http://www.youtube.com/watch?v=zKE_jghSj6o






HEARTS FIELD (ハーツ フィールド)
http://www.hotpepper.jp/strJ000698774/
https://plus.google.com/104017840474285668115/photos?hl=ja#104017840474285668115/photos?hl=ja
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40006356/


福岡市中央区天神2-3-5 ジャンティグリB1F (福新楼の隣B1)

TEL 092-712-4369



博多一の繁華街、天神でジャズバーといったらここ!
特注の本皮張りのソファーに座って、店名由来のJBLハーツフィールドスピーカーから­流れるジャズレコードに耳を傾けて、タリスカーソーダを飲む幸せを是非!



【営業時間】18:00〜翌2:00

【定休日】日曜/第1月曜/年末年始


樽入りスコッチ タプローズ 945円/45cc
ボトル売りを一切せず、60Lの樽でのみ販売されている当店のハウスウィスキーです。お好みの飲み方でどうぞ!

ブラウンハイボール 840円
サントリー山崎10年を使ったハイボールです。樽由来のほんのりとした甘さが口に残ります。

スパイシーハイボール 840円
「タリスカー」を使ったハイボールです。ピリッと効いたブラックペッパーとスモーキーフレーバーの相性が抜群です。

ハートランドビール 700円

ハウスウイスキー 900円

チャージ料金 630円
予算の目安 2,000円以上〜3,000円未満
http://www.hotpepper.jp/strJ000698774/


スピーカーは店名由来のJBLハーツフィールド、アンプは真空管です。
音楽はジャズが中心、もちろんレコードです。

JBLのスピーカー、「ハーツフィールド」から流れるジャズを聴きながら ウイスキーを楽しむ、そんな大人のバーです。 樽入りウイスキーがメインで、カクテルはありません。


アクセス
西鉄大牟田線福岡(天神)駅南口から0.1km、徒歩5分
天神南駅(駅から0.2km)
天神駅(駅から0.4km)
駐車場: なし

地図
https://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&cid=18136738097762300137&q=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&iwloc=A&gl=JP&hl=ja
http://www.mapion.co.jp/m/33.58368389_130.40098389_8/v=m2:%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/


グルメぱんだ さんの口コミ( 20代後半・男性・愛知県 ) '08/08 訪問
JBLの名機「ハーツフィールド」と樽ウイスキー。

少々きつい階段を下ったビルの地下一階にあるため、少々見つけづらいかもしれません。
しかし隣にエレベーターがあるのでご安心を。

一旦中に入ると、丁度良い暗さ、しかしどこか落ち着く空間が広がっています。
その中で店名を飾るJBLの名機「ハーツフィールド」でジャズを聴きながら、ウイスキーを傾ける・・・
そんなお店です。
マスターも気さくで、非常に親しみやすい方です。

メニューは基本的にウイスキーのみ。
その中でも、「タプローズ」が特にオススメです。
飲み方はロックかソーダ割りしかありませんが、
ソーダ割りならウイスキーに慣れていない方でも美味しくいただけると思います。
一人でも二人でも。またグループでも楽しめるお店です。
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40006356/dtlrvwlst/731597/


バカラッチさんの口コミ( 40代前半・男性・福岡県 ) '12/02 訪問

開業20年を超える老舗のバーということで、期待して行ってきました。 店内はレトロな雰囲気でさすが...
開業20年を超える老舗のバーということで、期待して行ってきました。

店内はレトロな雰囲気でさすがに歴史あるバーです。
レコードのジャズがかけられていて、とても高級そうなスピーカーから心地よい音が流れていました。
私と友人は樽入りウイスキーを注文し、車で来ていた友人はコーラを。

樽入りウイスキー(¥945)を飲むのは初めてだったのでかなり期待していましたが、味は・・・・特にすばらしいということもなく・・・・。
嗜好の問題なので仕方ないと思いますが、期待外れでした。

キスチョコも小さなお皿に少し盛られただけで¥525は高いのでは?
そこにちょっとしたナッツが付いてチャージ¥600。
まあ場所代なのでしょうが、コーラだけ飲んだ友人は¥1200。
なんだか微妙でした。

忙しい中マスター一人でお店を回されていたのでお話もできず。
次回は一人で開店直後とかに行ってみようと思います。
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40006356/dtlrvwlst/3815649/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c8
[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
16. 中川隆[-10477] koaQ7Jey 2020年10月29日 11:41:21 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[23]
パラゴンが聴けるジャズ喫茶


札幌 ジャズ喫茶 JAMAICA _ JBL パラゴン
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/416.html

岩手県 奥州市 ハーフノート _ JBL パラゴン
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/408.html

軽井沢 自家焙煎珈琲とジャズの店 だぁーちゃ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/519.html

愛知県 岡崎市 昭和モダン珈琲 茶楽音 (ちゃらね) JBL パラゴン + Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/790.html

日本一の音楽喫茶 阿蘇 オーディオ道場
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/713.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c16

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
17. 中川隆[-10476] koaQ7Jey 2020年10月29日 11:53:01 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[24]

パラゴンがまともに鳴っているジャズ喫茶は一つも有りません。
その理由はこのサイトを読めば明らかです:

JBL paragon-パラゴン&オーディオ-fukuroo3.com
http://fukuroo3.com/


要するに、パラゴンは QUAD ESL57 や ESL63pro と同じで、スピーカーのすぐ前にしゃがんで齧り付きで見る様に作られているのですね。

耳の位置と合う様にパラゴンをステージの様な台に載せるともうそれだけで付帯音が付いてアウトです。

耳とSPの距離を限りなくゼロに近付けてヘッドフォン的に聴くのが正しい聴き方。

音場感もフツーのスピーカーとは全く違って、ヘッドフォンに近いのです。

従って、部屋も大きな部屋ではなく四畳半か六畳位でないとうまく鳴らないですね。


それからアンプも大出力のトランジスタ型ではダメで、8W 程度の三極管シングルアンプが最適でしょう。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c17

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
18. 中川隆[-10475] koaQ7Jey 2020年10月29日 12:03:35 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[25]
JBLは遂に初期の傑作 ハーツフィールドとパラゴンを乗り越えられなかった

そして、ハーツフィールドとパラゴンもデッカ デコラや電蓄の音は乗り越えられなかった

もともと

ハーツフィールドは蓄音機の音を再現するスピーカー
パラゴンはセンターチャンネル用スピーカー

として作られたんですね:


 三〇年代までのアコースティック録音の演奏は、ホーン・スピーカー・システムで聴くと思わぬすばらしい音で鳴ってくれるものだ。ホーン・システムなどといわず、アコースティック蓄音器といい直してもよい。

 五〇年代の中頃までは高級スピーカーというと例外なしにフロア型のオールホーン・システムであった。もっともそれは高級レベルのスピーカーとして、というよりも、アコースティック方式の高級大型蓄音器の後継者として、ホーンは前提条件だったのかもしれない。

 先日、マイクロ精機の作った朝顔型ラッパのついたアコースティック蓄音器を聴いたが、SPレコード専用の一切のエレクトロニクスを省いたこの再生システム、なんとリアルな生命感だったこと。むろん音量調節なんかついてないから音は出っぱなしで、SPレコードからの音量の大きいのにびっくりするが、何より一音一音の躍動感が、ブックシェルフ型のスピーカーの音とは次元の違う迫力を感じさせる。(一九七六年)
http://www.audiosharing.com/people/iwasaki/houkou/hou_20_1.htm

蓄音機については

北関東蓄音機倶楽部 Sogaphon _ SP録音の CD復刻盤 は Sogaphon を取り付けた蓄音機で聴こう
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/473.html  

ブリティッシュサウンドとは HMV蓄音機とロンドンウェスタンの音の事
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/477.html

驚異の音質を誇ったエジソン式蓄音器が滅びた理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/495.html

ウェスタンエレクトリック伝説
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208

伝説のデッカ デコラ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/683.html

電蓄の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1073.html


パラゴンはハーツフィールドタイプのコーナースピーカーの間に置かれるセンターチャンネルスピーカーとして考案されたものだった。つまり、現代のAVホームシアター用センターSPに相当する訳だが、この考えの技術的なコンセプトは1930年代ベル研究所によって行われた研究調査に基づいており、最も安定したステレオイメージはセンターチャンネルスピーカーの設置によってもたらされるという考えに基づいている。

AV用センタースピーカーとして家庭でパラゴンを使うのは費用からもスペースも大それたものだったから、結局は独立型スピーカーシステムとして世に出る事になった。

フクロウさんはホームシアター用としてパラゴンを使っているが、自ずとセンタースピーカーとなっている。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c18

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
9. 中川隆[-10474] koaQ7Jey 2020年10月29日 12:18:58 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[26]

デッカ デコラ vs. ハーツフィールド


モアさんに「隠れ家」繋がりでお邪魔した。ただ置いてあるだけとはいうものの、6セットのスピーカーはいつでも音が出せるようにスタンバっていた。

中でもひときわ異彩を放って目を惹かれたのがデッカ デコラ。
数ある機器の中でも孤高の存在感がある。

いろいろとオーディオ遍歴を重ねて来られたモアさんが、

「クラッシック音楽を聴くにはもうこれ一台あれば何もいらない」

と思わしめたしろもの。かつて五味康祐氏が、その著書の中で

「デコラの上にオーケストラが展開している」

とその驚きを書き記した。日本には当時3台しか輸入されなかったという幻のコンソール。

正に拝聴という言葉が似合うが如く、鎮座して耳を傾けた。品位がある音とはこういう音のことを言うのだろう。そこはかとなく味わい深い飴色の響が綺麗に漂っている。コンソールの廻りを中心に波紋のように音が広がっていく。完結したシステムから流れ出る音楽は確かな一つの世界を構築している。モアさんが「上がり」を宣言したお気持ちが理解できる。

もともとは広いホールに置いてゆったりと音楽を楽しむために作られたものと思われるが、様々な設置環境でもその美しいホールトーンを満喫できると思った。少し高めの椅子に座って聴くと、コンサートホールの2階席最前列に座った様にフルオーケストラが展開する。座して聴くとコンソール中央の箱の中に人が立って演奏している様なリアリティがある。

部屋のどこで聴いても音の広がりを体感でき、その音色が変わらない。不思議に思っていると、モアさんがスピーカーのサランネットを外して中を見せてくれた。おお!まるでボーズではないか。モアさん曰く「BOSEのスピーカーの原型ですよ、これは」  仰る通り’60年代前半ステレオ黎明期に既に音の反射を計算して臨場感と広がりを出す技術が確立していたとは驚きである。

デコラとは違う意味で、古くて新しい音に耳が反応した。JBLのハーツフィールド。

実力の半分も出し切っていないとのこと。以前自宅ではぶ厚い土壁でできた部屋のコーナーにぴったりとくっつけて置いていたそうだ。その時の目の覚めるような鮮烈な音はここでは聴くことができないと仰る。

確かにここは倉庫代わりに使っているので、ハーツフィールドの実力は出し切れていないのかもしれない。しかし私の耳には亡くなる直前のチェット・ベイカーの奏でる憂いに満ちた深く柔らかな音色が耳から離れなかった。音楽の表現力は今もって一流である。ハーツフィールドの実力の片鱗を垣間見た。
http://www.shu-ks.com/nikki/2005/nikki8-1.html


オーディオ雑記帳 _ 「モアさんの隠れ家」

今、僕の朝はNHKの朝のバロックから始まる。そして夜、時間があればNHKのクラシック・ライブをなるべく聴くようにしているというか楽しみでもある。

マランツ10b → マランツ#7 → マランツ#9 → ハーツフィールド

から流れるクラシックが、また非常に良い。(いつの時代からJBLはジャズ向きだと言われるようになったのだろう?)

marantz#7, #9, Hartsfild のラインは基本的にケーブルも含めて長い間変わらない。良い悪いという不安感も無く、ここがこうなったらという不満感も無い。
音質で欲しい物が何も無く、そういう意味では完成されたアンプだと思う。しかし40年以上の前のアンプがそんな音がするとは信じられない人も多いはずだ
http://more.main.jp/zakkichou01.html


ハーツフィールドはプレーヤーにガラードとフィアチャイルドのカートを持ってきて以来、気持ちよく「歌う」ようになった。借り部屋なのでハーツにパワーを入れられないが、小〜中音量でこれほど「歌う」ハーツは経験がない。

コンクリートに囲まれて部屋的には条件が悪いと思うが、それでも「歌う」「奏でる」ヴィンテージ機器は面白い。音質的には最新機器の方が圧倒的に凄いのだが表現での何かが欠けている?と思うのはヴィンテージ機器を使っている誰でもが感じていることかもしれない(8/18)
http://more.main.jp/zakkichou04.html

もう一つのハーツフィールド

Shuksさんがハーツフィールドを入れた!という噂を耳にした。他人の音に殆ど興味がない僕が、初めて聞いてみたいと言う衝動に駆られShuksさんの友人であるA氏から連絡を取ってもらい、多忙のShuksさんに時間を空けてもらった。

非常に良い個体であり、前の4348とは存在感がまるで違う。そして出てきた音は375を中心としたハーツの音で僕にとっては聞き慣れた音・・・全くと言っていいほど違和感がない・・・少し前まで低音が出ないと悩んでいたみたいだが、わずかの期間で解決したみたいで全く問題が無い。

以前、Shuksさん宅で聞かせていただいた4348はどうしても好きになれなかったが、4348の低音などはハーツに比べて偽物?のような感じがする。

設置してから2ヶ月という間で良くここまで・・・僕でも数年かかったのに・・・Shuksさんのオーディオに対する情熱は凄い!!

しかし気になる点も。Shuksさんも仰っていたが確かに部屋の影響が大きく感じる。中域が少し膨らむと言うか被ると言うか、どうも壁が鳴っているようだ。この点を解決すれば素晴らしい音になること間違いがないと思う。しかもLNPにMC240という組み合わせにも驚いたがもう少し吟味すれば恐ろしい世界に入ることとなる。完全に調整(バランス)がとれるまでShuksさんだったら1年もかからないだろう。

もしも調整が終わり満足した音になったらShuksさんとハーツフィールド同好会でも作ろうかな?と二人で笑っていた。きっと、このスピーカーの前では音質がどうのこうの音源がどうのこうの・・・と言うようなオーディオマニアのような話は出ず、音楽を楽しんだり、酒や女?の話で盛り上がる同好会になるだろうな(11/15)

PROJECT K2 S9500

S9500はすごいスピーカーで古いレコードから最近のCDまで不満なく再生してくれ、その潜在力は計り知れない。9500にはLNPの1番を繋いでいるが相性の良さはピカイチで友人も驚いたと同時に大変に気に入ってくれたみたいだ。

友人が帰った後これだけ鳴るのだったら本格的に鳴らそうとCelloのオーディオ・パレットを追加して微妙なニュアンスを付加してみた。これは期待以上の効果で、メインである

Marantz#7、#2+Hartsfield

に迫る迫力。やはりオーディオは愛情を注がないと上手く鳴らないらしい。(2008/11/21)
http://more.main.jp/zakkichou06.html


僕が一番好きなオーディオ・・・

スピーカーではL-300(フロアー型)、LS-5/9(ブックシェルフ)、
アンプではマランツ#7(プリ)、EAR681(パワー)

となるけど、これらを組み合わせても好きな音にはならないのはSS誌のベストバイと同じ、不思議なモノである。

さて、PROJECT K2のその後であるが、このスピーカー僕の好きな

JBL L-300
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/l300.html


と並ぶことの出来る唯一のスピーカーかも知れない。それほど魅力的なスピーカーは久々で、ほぼ毎日12時間以上事務所で歌い続けている。

もちろんハーツなどのヴィンテージなどは時として軽くこれらのスピーカーを追い抜くが、安定度が違う。こちらの体調にかかわらず、いつも同じように歌ってくれる。音質安定度でいうとD-66000が一番かも知れないが、まるで日の丸写真で面白みに欠ける。そう言う意味ではJBL的な最後の魅力あるスピーカーであろう。

さて、最初はなかなか歌ってくれなく苦労したが、まず周りに吸収板を並べ低音の調整につづき、調子を見るためにLNPの前にML-6Lと2Lで・・・非常に音が堅くEAR681で駆動すると、まるで別世界の色気が出てきて、しばらくプリは6Lでと決めたは良いが、さらに欲が出てきて、どうしてもパワーアンプをラックに収めたい・・・と言うことでCELLOのパワーを持ってきた次第。ところが色気が無くなり困っているがCELLOの高域の細かな滑らかさは独特の魅力でもあり、本気で聞くときには681につなぎ換えて、ということになりそう。(2008/3/17)
http://more.main.jp/zakkichou05.html

事務所に設置してあるオーディオ機器をレビンソンに戻した。Celloは約2年間頑張ってきたつもりだけれども、

LNP ~ Cello encore power ~ JBL S9500

で鳴るジャズは

EMT927 ~ marantz ~ ハーツフィールド

で鳴らすジャズとは別物だけど高い次元で別世界を魅せてくれる。

1年以上前から初期型LNPを聴きたいと人に頼まれていて、ようやくCelloを片付けLNPを聞きなおすと素晴らしい。聞いた人しかわからないが、今の機器では絶対に表現できないジャズの音がある。この音質が聴ける限り、何も触りたくない、というかケーブルさえも替えたくなくなるが、毎週のようにケーブルを交換しているオーディオマニアの人たちは一体どんな音で満足するのか?(ほとんどの人が、もっと良い音になるに違いないと思って交換するのだろうけど、自分では気づかないうちに今の音に不満があるからだと僕は思っている)僕には理解できない。(2010/12/15)
http://more.main.jp/zakkichou07.html

2005/1/24
活躍の場がなかなか無いメトロゴン。どうにか音だししてやろうと、

STUDER A730 → JBL SG520 → SE460

で気軽にCDを聞けるように組んでみた。ねらい通りBGM的な?音が出来上がったがメトロゴンのためと言うよりもアンプを壊さないために組んだのかもしれない
しかし、SG520のデザインは今見ても古さは感じさせない。なぜこんなにJBLのスピーカーにマッチするのだろう?
http://more.main.jp/zakkichou03.html

2005/1/15
僕の隠れ家にはこれ以上オーディオ機器が入らないのに「モアさん、聞いてみます?」との誘惑に負け、浅はかにもその人物の思惑通り、購入を決めてしまった(幻の機器)DECCA デコラ。

そして、今日、デコラが運ばれてきた。ポンと置いただけなのに、僕はこのデコラの音を文章に書けない・・・いや、表現する能力がない・・・

まるで色とりどりの宝石のような音としか表現できないし、デコラ自体まるで(音を聞いた後には)宝石箱のように感じる


デコラをハーツのような表現で言うと「奏でる」で、この言葉がデコラの全てを表現している。最新の機器は綺麗な音、美しい音、凄い音で鳴るのは認めているが「歌う」や「奏でる」という表現はうまく出せない気がする


デコラが来て以来、僕のオーディオ感が全く変わってしまった・・・
長年付き合ってきたオーディオたちの音が全てモノトーンに感じられる。オーディオでこんな衝撃的な経験は今まで無いので戸惑っている

デコラを聞いた後レビンソンもマランツもBBCもJBLも困ったことにモノトーンになってしまった
使いこなしとかケーブルとか今までの努力は???自分がバカに思えて笑いがこみ上げてくる
もう少し早く会えば音楽だけを楽しめたのに・・・でも、出会えたことに感謝しなければ
今はデコラにあった書斎が欲しい


デコラは僕に言う

僕と付き合うのなら、音楽は僕が聞かせてあげるから、僕の側でもっと知性を付けなさいと

2005/1/18
デコラについてもう少し・・・

オーディオ雑誌のようにオーディオ評論は聞いてもいないのに誰か有名な人が絶賛すると如何にもよい音が出ていると感じてしまうものだ。デコラも例外ではなく古い雑誌での評価は高い。しかし他のオーディオ機器でも同じだが、所有者のみなさんが(全ての音楽を)最高の音で聞けるわけではない。

それには電蓄といえどもノウハウが必要で、長年にわたっての経験がありデッカ・カートリッジの性格やこれに合うレコードを一瞬でチョイスできる事が出来なければ簡単にはこの音質を手に入れられない。アナログレコードを表面でしか知らない人やデッカ・カートリッジの激しい性格を熟知していない人がポンと置いても(そよ風のような、空気のような)空間に漂う音楽を得ることは難しいと思う。

僕のデコラがデッカのアームではなくデコラの高級仕様のガラードのターンテーブル・アームが付いていたならば購入したかどうか分からない。音楽を鳴らす自信がないからだ。

デコラのネットにはグリーンとブラウンがあり発売当時チョイスできたのか分からないがグリーンネットは初期型に使用されたものではないか?と言う人もいる。シリアルは101×で1001からの製造番号だと1×番目となるが詳しくは分からない。この他AUX 端子もあるのでCDも聞けるが何か場違いな感じがして繋ぐ気にならない。

またツィーター用の外部補助端子も付いているが高音に関しては全く不満を感じないし、使用するとかえって音質を悪くするような気がしてならない。チューナーの音質は音楽観賞用としては多少不満がのこるが立派なもの。電源はこの頃のイギリス仕様らしく世界で使用可能な100〜240V


「生きている!」

そう、デコラは生きている! と書いて殆どの人が笑うであろう。しかし、そのように書く以外書きようがないのだ。

まるでこちらの気持ちを知っているようにデコラは音楽を奏でてくれる。オーディオ機器がその日の気分、天気、湿度によって音質の感じ方が違う経験を持っている人も多いと思うが、デコラにはそれがないのだ。こちらの気持ちに合わせて最良の音質を聞かせてくれる。

面白いことに同じ感じ方をしている人が同じようなことをSS誌別冊「サウンド・コニサー」に書いている。・・・まさか「生きている」とはさすがに書けなかっただろうが、僕が著者と同じ感覚を持ったことはほぼ間違えがないと思う。ここに書いてあることはデコラを所有した今、頷くこと以外僕には出来ない。デコラを知らなかったら笑いながら読むだけだっただろう。

デコラを言葉でなにか慎重に選ぶとすると、「風景」という言葉を使いたいですね。ぼくは聴いていて「風景」が見えるような感じがするんですよ。

---中略 ---

冬に聴いていますと、夜など、雪がしんしんと降り積もっている様子が頭にうかびます。夏に聴けば、風がすーっと川面をわたっていくような感じ、春に聴けば春うららっていうような感じ。自分の気持ちのもちようとか四季のうつりかわりに、わりに反応するような気がする。池田圭氏も夏に聴きにこられて「庭をあけてたら景色とよく合う、こんなのはめずらしい」といわれてましたんで、ぼくだけがそう感じるというのじゃないと思います。レコードを聴きながら、いつも風景を見させてもらっている。逆にいうと音から季節感のようなものが感じとれる、それがデコラのよさでしょうね。

---中略 ---

「風景がみえる」というのが、やはりぼくは最もふさわしい表現だと思います。

最後にSS誌別冊「サウンド・コニサー」写真の説明文がデコラの全てを語っている

これぞ幻の名器、デッカ・デコラ。伝統的な英国家具調の仕上げは優美そのものである。ずば抜けて深みのある再生音は、英国の叡智の結晶とも称すべきもの
http://more.main.jp/zakkichou03.html

自宅では1日中デコラを鳴らしている。蓄音機と言っている僕の母がデコラの音を非常に気に入っていて、Macに繋げてエンドレスで流している。

最近驚いたことだが、耳が少し遠い母が音の善し悪しを判断出来るのだ。一度デコラではなくロジャースで鳴らしていると台所にいた母が、いつもの音で聞かせてと言ってきたのだ。人間は可聴範囲が狭くなってきても音質の判断は出来るらしいことが分かった。これなら、あと30年は音楽が楽しめそうだ。

SG520の下の段がPCオーディオ心臓部で、Macminiから無線でデコラと繋いでいる。

Mac → AirExpres s→ CELLO DAC → DECOLA・・・

この音は麻薬的な音である
(2008/10/21)

再びデコラ

ムラードの真空管EL34が逝ってしまった。2、3日前から電源を入れるとバキバキといやな音。そう、真空管が駄目になるときの特有の音。

購入してから2年間もの間、逆に言うとよく持ったものである。購入したときに確認したが、このムラード後どのくらい使えるのだろう?と思いつつも2年間過酷な使用によく耐えた。しかし現在では良質のムラードを4本集めるのは至難の業。きっとそれだけで数年費やしてしまうだろう。

EL34はある時期の東欧テレフンケンの音が気に入って同ロットを一気に70本購入し在庫してあるが、ムラードのような音はでない。きりっと締まったデコラから優しい音のデコラに変わってしまった。残念であるが、これはこれで母も気に入ってくれているので今後デコラを所有する限り、この音で聞くこととなる。

まぁゆっくりと探して良質のムラードが手に入ったならばもう一度デコラを蘇らせることも出来るので、それまではオーディオは引退できないかもしれない。(2008/11/19)
http://more.main.jp/zakkichou06.html

自宅にいる時には8割くらいはデコラが鳴っている。しかもデコラから流れるのはバロック音楽。

Macmini ~ USB ~ NU FORCE Icon uDAC~ 同軸 ~ Cello DAC

に流していて、これらをiPadで遠隔操作している。デコラできくレコードのように100%満足するわけではないけれど、かなり心地よい音が常時部屋を充満するあたり、便利な世の中になったものだ。(2010/12/15)
http://more.main.jp/zakkichou07.html


僕が考える理想のオーディオ部屋

ステレオサウンド誌がいつ頃かは分からないが『音楽が聞こえない部屋の写真』が載るようになった。マニア紹介でも訪問でも、皆揃ったように誇らしげに高価な機器を並べ立てた部屋で、まるでオーディオショップのようなリビング。最近ではよく恥ずかしくもなく、いい親父が自慢げに載るよとあきれ顔。

オーディオ評論家が音を伝えられない文章を書き始めたのも同時期のような気がする。評論の総括は決まって曖昧な和製英語で語られ、結局何を読者に伝いたいのか?

しばらくして、一流のオーディオ専門誌が二流のオーディオ広告雑誌にみごとに変貌を遂げた。それからというものオーディオ評論家と名刺でも出されると大笑いしてしまう自分がいる

僕は一枚の写真・・・暖炉のそばにデコラが他の家具と一緒に、最初からそこにあったような自然な感じで置かれていた・・・

それは多分イギリスの貴族の部屋だと思うが、こんな部屋で音楽を楽しみたいと長年思っていた。時の流れを忘れさせてくれる部屋、それが僕の理想となった。

再開発の話が出たときにチャンスだと思った。そしてまだまだ家具などは揃わないが、時間を忘れられるような部屋が出来つつある。先日、母といっても84歳だが友人を連れてきて部屋を貸してくれというので、デコラから小さな音で音楽を流して部屋を出たら、普段30分もしない間に帰るのに、その日は2時間部屋にいたらしい。

そしてまた遊びにきていい?と友人にとっては非常に心地の良い部屋であったらしい。すこしは記憶の写真に近づいたかな?と理想の部屋作りは始まったばかりだ。(2012/12/10)
http://more.main.jp/zakkichou08.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c9

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
10. 中川隆[-10473] koaQ7Jey 2020年10月29日 12:22:21 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[27]
モノーラル時代の1954年に発売されたハーツフィールド。パラゴンが発売される僅か4年前のことだった。型式番号はD30085。命名は設計者のロバート・ハーツフィールドによる。

375ドライバーホーン&レンズは537-509だった。搭載ウーファは150-4Cで、この写真は極めて保存状態が良く、希に見るほど美品のハーツフィールド。

パラゴンに比べると作りやすいので、レプリカ物が多く作られており、JBLオリジナルは少ない。

裏側から見た写真で、コーナー型なのが良く解る。モノラル時代では、このコーナー置き形式が多くてクリプシュホーン形式も同様でした。これを部屋の角隅に一台置き、家の壁からの低音反射を利用する形式。

中の写真はゴールド仕上げの509レンズを外してみたところ。右は375の表示で16Ω仕様の時代であることが解る。

ハーツフィールドは、元々は一台ずつ販売されたモノラル用なので、現代ではステレオ用として捜すのは至難。左右の音が揃っていないことが多いので、同じ状態のハーツフィールドを二台揃えるのは、ほとんど無い物ねだりと思われる。

よって、ヴィンティージJBLを楽しむならば、ステレオの時代になってから発売されたスピーカーシステムを選んだ方が良い。
http://fukuroo3.com/jbl9.html


ハーツフィールドについて 2007/3/11(日)

60年代オリジナル盤用のハーツフィールドを使ったシステム
http://home.t05.itscom.net/30085/Audio&Disk06.html

JBL ハーツフィールド システム ブロック図 http://home.t05.itscom.net/30085/Audio&Disk08.html

JBL D30085 Hartsfield earliest model's system
http://home.t05.itscom.net/30085/Audio&Disk07.html

ハーツフィールドの床面補強
http://home.t05.itscom.net/30085/Audio&Disk22.html

ハーツフィールドのアナログ再生について 
http://home.t05.itscom.net/30085/Audio&Disk23.html

拙宅で使っているJBLのハーツフィールドについて述べてみたいと思います。

ハーツフィールドは、D30085なる型番号をもったスピーカーで、1954年にデビューしました。フロントロード・ホーンを持ったスピーカーで、図にあるように背面に斜めにウーファーをしょっていました。

ウーファーは、ホーンロードを掛かり易くするために、絞り角度を深くした150−4C型を使っています。この150−4Cなるウーファーは、130A型ウーファーのフレームを継ぎ足して厚くしたものです。

この初期のハーツフィールドのホーンは、150−4Cのバックキャビティが小さくローエンドが出難いので、1959年に背面に垂直にウーファーを付けてバックキャビティを増やしたタイプになりました。そして更に1964年にトィーターの075を付けて、中域の375もそれまでのグレイのタイプよりブラックのタイプになりました。

ステレオ化とワイドレンジ化に対応したものと思われます。しかし程なく生産中止となり、1957年生れのステレオペアのパラゴンにバトンタッチされたようです。

拙宅で使っている初期型は、特にローエンドが出にくくハイエンドも10kまでというナローレンジのスピーカーです。

またこの当時は、ほとんどモノラル仕様しかないため、ステレオ・ペアにする為には木目のツキ板の模様が近いものを探さなければなりません。ですから、初期型でステレオのツキ板の模様が完璧にそろったものは、オリジナルではないといってよいでしょう。拙宅のものも左右でツキ板の色調は似ていますが模様は微妙に違います。

さてその音質の特徴ですが、グレイの375シグネーチャのナローレンジながら分厚い中音が特徴です。

さらにハーツフィールドの低音は脇の音道からだけ出ている訳ではありません。フロントのパネルからも低音が出ていて、豊かな響きでホールトーンを聴かせてくれます。

また、中域の音響レンズの波型の羽根も響かせて高音に特徴をつけています。

こういった考え方は、蓄音機の考え方に近いとも言えます。そういう意味で、音は相当にデフォルメされていますが、一旦この魅力にとりつかれると他に代えがたいと思います。

拙宅のハーツフィールドは、この響きを活かすためにイルンゴ・オーディオに特注のアピトンのボードに載せています。ハーツフィールドの写真と音道の図、1954年出願のパテント図を添付しました。パテントにはD30208型という20センチフルレンジのD208を使ったタイプも載っています。

コメント
ナルホド、こういう構造だったのですね、いろんなバージョンがあったようですが、勉強になります。ユニットも後から継ぎ足せるようにできていて、当時の夢のSPだったのですね。
2007/3/12(月) 午前 1:36 [ ごんた ]

しかし、D30208などというバージョンは見たことがありません。アイデア倒れだったのではないでしょうか?
一方でJBLではメトレゴンやオリンパスなどのように、幾つかのバージョンが実在していました。最近ではK2のS9500とS7500などもありました。今で言うVr.UPなのでしょう。
2007/3/12(月) 午後 0:36


小生のHartsfieldも初期型ですが、もっか075をEnclosureのうえにおいて、3Way,3Wiringで鳴らしています。
人によってはもともと2Wayで作ったのだから、3Wayではバランスが悪いと言います。私の耳では分りません。出来たらご意見をください。
2007/8/2(木) 午後 2:47 [ yes*erd*ys8*o* ]

音の問題は好みですから気に入れば良いとは思います。ただ、理屈より一言申し上げれば、ハーツフィールドの特に初期型はその構造より低音の量は望めません。ですから3WAY化して上を伸ばせば当然下が欲しくなる場合もあります。

拙宅では初期型ハーツフィールドは、60年代のオリジナル盤の再生に使っていますから、上は10kHzまで出ていれば十分なので、バランスの良い2WAYで使っています。

ハーツフィールドの後期型であれば、ウーファーのバックキャビティを大きくなって、低音の量感が増えていますから、3WAYでもバランスは取れると思います。使っている環境で音も変化しますから、3WAYでもバランスが良ければそれで良いと思います。
2007/8/2(木) 午後 3:01
http://blogs.yahoo.co.jp/shugat/6834226.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c10

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
19. 中川隆[-10472] koaQ7Jey 2020年10月29日 12:32:52 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[28]

パラゴンは手回し蓄音機と同じ感覚で聴くべきスピーカー

パラゴンに特性が一番近い再生装置は

ビクトローラ・クレデンザ
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/495.html

デッカ デコラ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/683.html

Quad ESL57
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html

ワーフェデール 後方開放・無指向性フロア型スピーカー SFB/3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1091.html

ジョーダンワッツ ステレオラ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html


でしょうか。 パラゴンは楽器型再生器ですから、上の四つの中でも特に手回し蓄音機のビクトローラ・クレデンザに近縁です。 そして、クレデンザでジャズを聴く人が居ない様に、パラゴンもジャズを鳴らすのには向かないんですね。

パラゴンが上手く鳴らないのは、パラゴンをフツーのダイナミック型スピーカーと同じ様に使っているからなのです。 パラゴンはスピーカーではなく弦楽器だと思った方がいいです。

725 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/16

パラゴンの開発は半世紀前であり、極論すれば当時の真空管式アンサンブルステレオ電蓄からレコードプレヤー部分とアンプ部分を取っ払ったスピーカー部分だけの物と言えよう。
http://www.logsoku.com/r/pav/1193510170/#711

空中にフワリとJBLパラゴンを浮かしてやるのが、最も理想型です。

通常の箱形スピーカーを使う人は堅い床にキッチリ置くのが常識なんです。 彼等は、柔らかい畳の上では低音が出ないとか、既成のオーディオ理論を持ち出して、見当違いなことを言う。

しかし、低音ホーンそれ自体がエンクロージュアであるパラゴンは違います。私は畳の上にパラゴンを置いています。でも、低音は出過ぎるほどに出ているし、締まりのない音とも無縁だ。既成のオーディオ知識に侵された人には、私の音は不思議だらけに見えよう。
http://www.logsoku.com/r/pav/1201524526/

私はタンノイは和室に、JBLのモニター型はライブな洋室に似合うと思っています。

それは、反響の少ない和室はSPの箱鳴りで、箱鳴りの少ないモニター型には部屋の反響で味気なさを補うというコンセプトからです。
http://www.logsoku.com/r/pav/1193510170/#711

パラゴンは反響の多い大きな空間で大音量で鳴らすのに一番向かないスピーカーです。 パラゴンは吸音性が高い四畳半か六畳の和室に入れて、畳の上に直置きするのがベストな使い方でしょう。 勿論、洋椅子でなく座椅子を使います。

プリアンプはレプリカのマランツ7C、パワーアンプは最高級出力トランスと年代物のウェスタン・エレクトリック WE300B を使ったシングルアンプ。例えば

新藤ラボのWE300Bアンプ(モノ×2台)
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Power-Amp/300B-limited.html

597 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/08/28

パラゴンは何を聞いてもモノラル臭く聞こえる

703 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/11

湾曲させた大けなベニヤ板の切れ端に両チャンネルの音波をぶつけるんだもの、当たり前。
むしろ何鳴らしてもモノラル的演奏になっちゃうのが短所ですな。
こんな音響家具もどきよりも普通のスピーカーを二本用意して鳴らす方がはるかにステレオ効果を満喫できますよ。


892 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/21

ステレオ効果を上げる為には左右のチャンネルを分離・独立させるべきだが、どうしたことかパラゴンはドッキングさせてしまっている。
これはマズイ。

この状態では、左にベース、右にドラムが入っているソースを鳴らすと、
左チャンネルはドラムの音で揺すられ、右チャンネルはベースの音で揺すられてしまう。

リズムを刻む低音域が濁りまくる訳だ。
製品の骨董価値はあるとしても音楽鑑賞用途としては不向きで、花瓶台に向く。


897 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/22
>>892
パラゴンは左右ドッキングなんかしていない。
左右独立で、金具で軽くつないでいるだけだ。
エンクロージャーの振動は床から隣に伝わるのさ。
だから、低音が濁るのは床が悪い

それから、ステレオ効果を減殺するのがパラゴン開発の目的だから モノラルに聞こえるのが正しい

中央にぴったりと音像が立つ。
そもそも、ステレオ効果を期待しているリスナーなんか、いまだにいるのかあ
信じられないぜ


705 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/11

>むしろ何鳴らしてもモノラル的演奏になっちゃうのが短所ですな

短所ではなく、製品開発の狙いがモノラルの様に聞こえることなんだよ
初期のステレオ録音は、右と左に分けすぎていておかしなLPが多かった
もっと、中央に音を集めようとしたのがパラゴン
家庭で音を聴くときにどういうものが快適かを考えたようだ


917 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/23

なぜ、パラゴンの再生で奥行きがでないのか。
それは位相が揃っていないから。

録音時にワンポイントマイクを使い、位相をいじることなく録音されたソースでも本来、前後の関係は出てきます。
人工的に前後を出すことなど本来はする必要がないのです。
しかしパラゴンではそれはでない。

そもそもそういう狙いではないのです。
当時流行った無理やり左右に割り振られた録音の音を中心に集めるために作られたスピーカーがパラゴン。
そういうソースはそもそも位相など考えられてなく前後、上下など発想の範囲外。


正しく再生された時、サウンドイメージは二台のスピーカーの中心から奥に広がります。

位相を整合させればサウンドステージは左右だけはなく、前後にも広がる。
それもスピーカーを結んだ軸から後方


983 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/24

パラゴンはそもそも悪い意味でのモノラルっぽい音はしません。
中央に音像が立つことですね。
音場を求めたものではないです。 ただ、向き不向きはあります。
1980-90年辺りまでの素直に録音されたソースはどうしても音場が出ない。
最近の質の低い録音なら逆によく鳴らせもする。

ただ、それらのソースは二つの独立したスピーカーで鳴らしても再生は出来ます。
簡単かどうかだけ。
http://www.logsoku.com/r/pav/1132401522/


711 : お嬢師匠の本弟子一番[sage] : 投稿日:2008/04/25

D44000って、ある意味初の音場型スピーカー?。


713 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2008/04/25
>>711
そう言ってもよろしいかと思います。

ただ、オートグラフのように後ろの壁を利用したものも、個人的にはそういう範疇に入るように思っています。 オートグラフの後のかべ壁をラウンドさせてスピーカーに合体させるとパラゴンに近いものになるように思っています。
そして側壁の一部も切りとってスピーカーに合体させるとパラゴンの出来上がり。

以前、パラゴンはそういう空間的な環境をも含んだものであり、それゆえ小さな部屋でも大きな部屋でもあまり環境に左右されないといような書き込みがあって、なるほどと思ったものでした。


730 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2008/04/27
>>713
オートグラフやハーツフィールドは元々モノラルとして開発されていて壁面を考慮している事はしているがそれは壁面をコーナーホーンとして利用する事で物理的に十分な長さ(大きさ)を確保する事ができない低域ホーンを補う為に行った設計。

パラゴンの発案者パラゴン大佐はオーディオ技術者ではなくトップクラスの録音技術者でステレオ時代になり理想的なステレオ再生をミキシングルームで確実に行うには如何したら良いかを突き詰めて考えていた。

ミキシングルームでは壁にSPを埋め込み壁とトータルで調節を行って実現していたがその派生として壁に埋め込む事など出来ない一般家庭でも同様な効果を得る為に発案したのがパラゴン。

そういう点で初の音場型ともいえるし積極的に一次反射をコントロールしているという点ではいまだにほとんど類例がない存在だと思う。

722 : セクハラ課長[sage] : 投稿日:2008/04/26 18:36:24ID:pNFseQR9 [1/1回]

D44000はウハハの長いフロントローデイングホ〜ンを横に配置した点が最大のフイ〜チヤですな。


723 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2008/04/26
>>722
おっしゃる通りかと。 これがすべて、なぜか申し合わせたようにうまく統合がとれて、ファーニチャ型SPとしての造形美を醸し出している。

横長ボディの前面に湾曲したパネルをつけ、音波を効果的に拡散させている。
そして、そのボディ内にホーンを横に配置させて、空間を無駄なく使っている。

パネルの湾曲具合も、見かけは勿論のこと音響的にも丁度良い。
すべてが計算しつくされた結果なのか、たまたまうまく行っただけなのか。


734 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2008/04/27

ここは、>>723、および、>>730さんをご参照して頂くとご理解して頂きやすいかと思いますが、パラゴンは音場型あるいは言葉を代えるとSPである程度の環境を含んでいるので、他のSPよりは部屋の大きさ等の影響を受けにくいと思います。


728 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2008/04/26

昔JBLモニターで、測定器を使いフラットの音にした
つまらない音に成ったので、SPアッテネータで色付けをした。
スタジオでCD録音している人と話をしたが
スタジオで数時間聴くと、疲れる 自宅では、あの音は聞きたくな。
音を聞くのと、音楽を聴く 差?


733 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2008/04/27
>>728
> スタジオでCD録音している人と話をしたが
> スタジオで数時間聴くと、疲れる 自宅では、あの音は聞きたくな。

スタジオも、設計者というか所有者による目指す音作りが違ってくるかとは思いますが、素人的にはあまり反響のない中学校の放送室のような感じを想像してしまいます。 確かに、長いこと聞きたくはない音ですね。

ちなみに世間的な常識とは反しますが、私はタンノイは和室に、JBLのモニター型はライブな洋室に似合うと思っています。
それは、反響の少ない和室はSPの箱鳴りで、箱鳴りの少ないモニター型には部屋の反響で味気なさを補うというコンセプトからです。
http://www.logsoku.com/r/pav/1193510170/#711


20 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2008/02/23

歴としたオーディオ経験者ほど、JBLパラゴンを理解していないです。

「私と同様に床はやわらかい畳のようなものだと思って、重みのある台座をいったんかました方が低音の締まり感や迫力がでて」
と書かれていますが、そこらへんが、おおかたのパラゴン使いと、シロフクロウとの考え方の相違です。 私は全く違う方向を見ており、異質の音響調整をしています。いわゆる、弓術ですね。

パラゴンは普通の箱形スピーカーではないので、普通のオーディオが剣術なら、パラゴンは弓術だという話しを、以前に書きましたけれど、しっかりした床にスピーカーを据えて低音を出す、という考え方はまさしく剣術です。

シロフクロウ流の理想的なパラゴン設置とは、空中にフワリとJBLパラゴンを浮かしてやるのが、最も理想型です。
だから、弓を射る弓術と言った訳です。異論を唱える人は、そんな馬鹿な!というだろう。 通常の箱形スピーカーを使う人は多数派で剣術派ですから、堅い床にキッチリ置くのが常識なんです。 彼等は、柔らかい畳の上では低音が出ないとか、既成のオーディオ理論を持ち出して、見当違いなことを言う。

でもね、低音ホーンそれ自体がエンクロージュアであるパラゴンは違います。パラゴン使いには、別の山の頂上も有る。

フクロウの巣穴オーディオルームは畳の上にパラゴンを置いています。でも、低音は出過ぎるほどに出ているし、締まりのない音とも無縁だ。既成のオーディオ知識に侵された人には、私の音は不思議だらけに見えよう。
http://www.logsoku.com/r/pav/1201524526/

795 : rrr[] : 投稿日:2005/10/09 18:01:28ID:XC+TVgz/ [1/1回]

40年前の機械に精密な定位など、構造的にも期待はできないが、音の透明で生き生きした音場とかは現在のスピーカに欠けているところかな?
マランツ2のアンプで、オペラのちっちゃい音場が広がっていたのを某中古ショップで聞きましたが、よかったです。
喫茶店でもクラッシックが楚々と奏でていました。

あまり大きな音は苦手なスピーカでしょう。。。
このスピーカーは少ない音量で夜中にゆったり気にせず聞くのが似合いそう。


798 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/10/09

パラゴン、でかい音でもいいけどね、限度はあるけどさ
それよりなにより、パラゴンは家庭用なんで、セッティングに苦労しなくても、ちゃんと鳴るはず
ここで、悩んでいるやつは、パラゴンそのものがどこかおかしいかもね
ネットワークのコンデンサ抜けやら、結線の位相間違いとかさ
http://www.logsoku.com/r/pav/1193510170/#711

799 : 765[sage] : 投稿日:2005/10/09 19:43:31ID:wSI/kY+u [3/3回]
>>798
> それよりなにより、パラゴンは家庭用なんで、セッティングに苦労しなくても、
> ちゃんと鳴るはず


基本的に私も同意見。
たまたま私のパラゴンが良いのに当たったのかも知れませんが、そもそも高さや
角度等はJBLでも色々試して最終的に出来上がった形だと思っている面もあるかも。
あの細く伸びた足もそれなりの理由でそうなったと思ったりとか。

足についても足カセが必要なら最初からつけていたのではと思ったりします。
細く降りた足の先に靴みたいについていたらデザイン的に面白いし、必要なら
そうしていただろうと。

877 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/10/22

ジャズ喫茶でグアングアン鳴らされたパラゴンでなく、普通の家庭で大事に鳴らされたパラゴンを聞いたことのある人はいったいどれだけいるんだろうか。
こんな良い音のスピーカーはないと思うのだが。
確かにジャズ喫茶なんかでガンガン鳴らされたのはへたってるのもあるかも知らんが。

677 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/08/16

パラゴンの基礎概念を作ったパラゴン大佐は、JBLの技術者ではなく大物レコーディングエンジニアでアカデミーかグラミーかどちらか忘れたがレコーディング技術の発展に多大なる寄与をしたとして受賞もしている。

技術の中核はオールホーンではなく正面の湾曲したリフレクターパネルで定位に重要な左右の音波の合成と一次反射をコントロール下においてる。
現在のレコーディングスタジオでも概念自体は有効で、パラゴン式のスピーカーが現在ないのはスタジオの設計技術が進歩してスピーカーと部屋を一体として設計しているからスピーカー独自での配慮の必要性が減った為。

本物!のモニタースピーカーは、壁に埋め込む事も考慮されているのは部屋との一体設計の為

広大な音場という点では現代のスピーカーに分が有るが、音場や定位、実体感という点で、パラゴン式は現在も凄い。
私はクラシックも多く聞くのでメトロゴンを使っているがメインの座は、かなり長い間動いていない。
現代のスピーカーも併用しているがこちらは、しばしば替わる(現在はKEFのREF)
パラゴン式のモニターは、昔は、個別の施工ではあったがパラゴン自体は、モニターには(たぶん)使われていない。 当時としも高価なのでこれを使うくらいなら部屋自体を改装した方が安価だった様だ。

JBLとしてもスタジオのクオリティを家庭でというスタンスだったと思う。

682 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] : 投稿日:2005/08/17
>>680
> 音響機器としてなら苦労が絶えないな。

苦労するパラゴンはハズレものだと思う。
まともなパラゴンなら何の苦労もなく、ぽっと置くだけで凄い音が出る。


>>677
> 定位に重要な左右の音波の合成と一次反射をコントロール下においてる。
> 現在のレコーディングスタジオでも概念自体は有効で、パラゴン式のスピーカーが現在ないのは
> スタジオの設計技術が進歩してスピーカーと部屋を一体として設計しているからスピーカー独自での配慮の必> 要性が減った為。

はまさにパラゴン自体をそれ単体でどんな部屋に置いても理想的な音響特性の部屋に置いたと同等の音響が得られるということ。
6畳の部屋でも30畳の部屋でも凄い音だというのはこれによる。


713 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/08/24
>>682
> はまさにパラゴン自体をそれ単体でどんな部屋に置いても理想的な
> 音響特性の部屋に置いたと同等の音響が得られるということ。

その通り。ユニットと箱と理想的な音響特性を持った部屋の3つを合わせたのがパラゴンと言える。
余程ひどい部屋でもパラゴンなら心配ない。


194 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/03/28

パラゴンはMJのあの山口某が使ってるんだろ。
パラゴンの前であぐらだか座禅して聴いてるそうだ。
昔はおもろいスピーカーだな、とは思っていたが萎えた。


195 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/03/28
>>194
そうやって聞くものではないだろう。
ゆったり雑誌を読みながらあるいはコーヒー飲みながら、さもなきゃ
ソファにごろんと寝転びながらまったり聞くものだろう。


829 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/10/14 15:30:13ID:

パラゴンと言えば山口孝さんなわけだが


830 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/10/14

ジャズの真髄を求めて、おでこがパラゴンに付いちゃった人ですね。
その気持ちが、ウレシイ。(=^・^=)


831 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/10/14

山口みたく床にあぐらかいて聴いたんじゃ
 金 輪 際
まともな音は聞こえないと思われw


225 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/03/30

> おでこをくってけて聞くのが良いと思う。

ウソか本当か雑誌にそんな聞き方をする人がいるみたいに書かれていたことがあるが、ホーンは直撃音を聞くものではなくふるわせた音を聞くもの。

軸線上で聞いても良いが有る程度離れないとせっかくのふるえが調和しない。
確かにパラゴンは隣接しても良い音だという意見をよく聞くが、それはホーンの音を前板で反射させて直撃を回避させているからだろう。


445 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/04/10

セッティングを考えてみた。

セパレートならリスニングポイントの正面にテーブルとソファーでも置いて、部屋を応接間的にも利用できるんだがパラゴンの場合、反射板からの反響音が重要なため本体とリスニングポイントの間には何も置けない。

これでは遠く離れれば離れるほど部屋をほとんど音楽観賞用にしか使えない。
奥さんや友達とコーヒー飲みながらとするにはL字型に座るしかない。
それにしてもパラゴンとの間のスペースは勿体ないような気がする。
と言う訳で、2〜3メートルぐらいの近距離にしてリスニングポイントの後ろ側を有効利用するというのも手かもしれない。

448 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/04/13 00:12:42ID:/zGUeJaf [1/1回]
>>445
出来れば4メートル、無理なら1mぐらいまででも良いかと。
しかし、せめてツィーターの音が届く角度内がよい。
近くになると位置による変化が大きい。
おでこがつくぐらいでは近過ぎる。

おでこを付けて離れていくに従い、25cm、50cm、1mぐらいのところで音のターニングポイントがある。で、1mぐらいからはどこまで離れても、音場感や周波数による減衰の仕方は変わるが、音質的にはほとんど同質。

25cm以内ではツイーターの音が聞こえにくく、25〜50cmではスコ−カーが目立ち過ぎ、50〜1mではまだ影響を受け、1mを超えたところで各パートのバランスが良くなってくる。


569 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/05/28

この人のパラゴンは凄そう :

厚木繁伸氏(ダイナミックオーディオ勤務)のリスニングルームに入って驚いたのは、パラゴンの前に置いてあるソファの近さだ。

こんな近くで大音量だったら、僕のか弱い鼓膜は一体どうなるのだろう。不安がつのる。

ケーキと紅茶をご馳走になり、一曲目はチェンバロは、なかなか実体感のある音で「おお!」と思う。G・グールド、トン・コープマンのオルガン演奏はバッハ「我おん身を呼ぶ」、デュ・プレのボッケリーニ、イダ・ヘンデルとすすむ。「限りなく演奏者に近づきたい」と厚木さんが言う通り、確かに近く、熱く、興奮させられるるサウンドだ。

僕のオーディオは演奏者との距離感で言えばかなり遠い。富田さんもまあ遠い。柳澤さんはそれに比べればグッと近い。岡崎さんもサウンドステージ派の割には近い。それぞれの好きな距離はあるが、仮に眼前で演奏が展開されたとしても、みんな演奏を客席できいている感じがある。

だが、厚木さんの音にそういう客観性はない。客席よりさらに近い=舞台に上がったような感じだ。バイオリンが地球で、伴奏も観客もその周りを回っている。僕はこれを地動説オーディオと呼ぶことにした。

JAZZはものすごかった。一曲目のソニー・ロリンズをきいただけで僕の耳は「キーン」となって、脳が痺れてしまった。ものすごいスピード感で、刺すような高音と共に分厚い中域が主張する。

「このぐらいの感じできくのでなければきかない方がマシ」

だと厚木さんが言う。僕には「激辛のカレーじゃないと食べた気がしない」ときこえた。僕は激辛に弱いから、「これを拷問の手段にされたら3時間ほどで仲間の名前ぐらい吐いてしまう」かも知れない。

厚木さんが心から「すごい」と思うサウンドは二カ所あって、一つが「ベーシー」でもう一つは「山口孝 氏」(STEREO SOUNDレコード演奏家訪問を見て下さい)のお宅だそうだ。僕の

「すると厚木さんは山口組若頭なんでしょうか?」

の問いに厚木さんは

「わはは、そうです」

と答える。

「山口サウンドも同様に近距離大音量だが、同時に静寂が存在する」が、

「自分は未熟なのでまだ音がちょっと強い」

とも言う。僕は単純に(なら、弱くすりゃいいじゃん)と思うのだが、これは多分そういう問題ではなくて、やむにやまれぬ強さなのだろう。 

「私が1950年代のJAZZ&CLASSICをきくために、諦めるものもすてるものも一切ない」究極のシステムです。


スピーカー  :JBL Paragon
ADプレーヤー :EMT 930ST+930・900
カートリッジ :EMT OFD25(mono) TSD15(stereo)
CDプレーヤー:LINN CD12
プリアンプ  :JBL SG520
パワーアンプ :Marantz #9p
http://home.j08.itscom.net/studio-k/tcn-catv/second/atugi.html

570 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/05/28

パラゴン使いの「音の殺し屋」で有名なダイナの店長ですね
一度お会いしたことがありますがとても良い人でその人が求めている音以外の機器は絶対に薦めない信念の持ち主。ダイナの中では異質な存在でオーディオ関係のHPで有名な人との繋がりが多い
http://www.logsoku.com/r/pav/1111838675/

474 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/12/18

パラゴンも良いけれど、最近はハーツフィールドが欲しくなってきた...


475 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/12/18

わしは逆だな。
今回 DD66000 はパラゴン復活にしておけば良かったのにと思う。


451 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/05

ハーツフィールドのスレ、無いな。


452 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/05
>>451
誰も持ってない


476 : T[sage] : 投稿日:2006/12/19 00:29:16ID:wBa1k34T [1/1回]

歴史的な順序として、ハーツフィールドの次がパラゴン・・
と、期待したい所ではありますが、元々製造を中止した理由が、木工のできる職人さんが居なくなるってのが理由でしたので、難しいのでは?


477 : AC[sage] : 投稿日:2006/12/20 00:09:03ID:7UJ3FN2j [1/1回]

木工の職人さんで日本人がいたような気がするけど。


478 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/12/26 12:34:00ID:+RJjm6u9 [1/1回]
>>477
日系2世(お父さんが指物師)の方が最後までパラゴンを作り続けていたが
その方の引退でパラゴンの生産は終了。


490 : 名無しさん@お腹いっぱい。:[] : 投稿日:2007/01/09

パラゴンは昔聞いたことがあるけどひどい音だった。ドでかいラジオ。


491 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/01/09

根性の曲がった板に反射させたヘンな音。


635 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/01

乾いたパサパサの音がするパラゴン、クラシック再生は不可能。


636 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/02

モノラルにしか聞こえん
低音はこもる
高音はスカスカ

粗大ごみ
タダでもいらんわい


492 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/01/09

世の中の大半の人は、そういうイメージでしょ。

505 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/02/07

パラゴンは置いてあるというだけで、みんな糞音ばっかり。
鳴らし方は無知だし、そもそもイミテも多い。

493 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/01/09

やっぱりユニットの設計が古いんでしょうね。まあ当時としては良かったんでしょうが。あの大きさでハイもローもでないし、歪っぽくてにごった音です。
ただそれらが一つの個性的な音色を作っているとはいえるかもしれませんが。

589 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/08/24

低音がブーブーボーボー篭ってるパラゴン


592 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/08/27

低音がこもっているのは、いかれているからメンテしな


593 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/08/27

そうだったのか。メンテは怠れないなぁ。
俺のは篭らないから、何だろうとは思っていたんだが。

メインアンプを替えただけでも音が別物に変わるから、
かなり鋭敏なスピーカーだと思う。


595 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/08/27
>>593
それは 375 が鋭敏なんだよ


662 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/03

パラゴンは最初から音はいい。それをもっとよくなると勘違いした無能オーナーが
あれこれやって音を悪くする
最初から音が悪い場合には、ウーファのLE15 のエッジがいかれているからだろ
150-4Cの初期型にしたらいいのにね


524 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/05/01

小樽のジャズ喫茶Groovyでパラゴン聴いたときには、正直ビビった。
あまりにも想像してた音と違ってたんで。なにしろパラゴンはビンテージでしょ。
大昔のステレオが世に出始めた頃のスピーカーでしょ。
だから、低域はゆったり、 中高域も輪郭の甘い表現だと思っていた訳。

ところが、出てきた音は解像度が高く鮮度感も高く、全く現代のハイエンドスピーカーと遜色ない音がでてくるの。
マスターに聴いたら再生装置がマークレビンソンの最新CDP PRE POMERなの。
スピーカーって昔から大して進化してないんだなぁーというのが、パラゴンを
聴いた僕の感想。


525 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/05/02
>>524
鳴らし方で

>>低域はゆったり、 中高域も輪郭の甘い表現
にもなるし

>>解像度が高く鮮度感も高く、全く現代のハイエンドスピーカーと遜色ない音
にもなる。使い手の好みとセンスだね。


556 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/11

パラゴン使ってひどい音を出すほうが難しいと思うのだけど


557 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/07/14

そう思う。 取り合えず、良い音。
それをもっと良くすることはできると思うが、ひどい音にするのは難しい。
もし、ひどい音だとすると、当たりが悪かったか、部屋が悪いか、さもなきゃ他の機器が悪いかと。


55 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/12/06

ポン置きで良い音なんて言ってる人は、程度が低い。
どんなSPでも、それなりの努力が要るのは御存知の通りです。
パラゴンの難しさは、一体型だと言う事に尽きるでしょう。
内振りも外振りも出来ません。おまけにユニットが強力で部屋の影響をマトモに受けるのです。


56 : 39[] : 投稿日:2005/12/06 20:23:26ID:CPok8ecm [1/3回]
>>55
> ポン置きで良い音なんて言ってる人は、程度が低い。

私も、ポン置きで良い音なんて言ってる人なんですが、程度が低いんですね(W


> パラゴンの難しさは、一体型だと言う事に尽きるでしょう。
> 内振りも外振りも出来ません。おまけにユニットが強力で
> 部屋の影響をマトモに受けるのです。

それが良いから私は気に入っています(W
というか、一体型、ユニットが強力なところこそがパラゴンの良いところと思います。 それが気に入らないなら無理にパラゴンを使う必要はないでしょうね。 自分に向いた機器を自分の好きなように使うのが良いと思いますよ。

インシュをかましたり、数ミリずつ動かしたり、角度を変えたり、スピーカー間の距離を変えたりしたい人には、それができるスピーカー、他にたくさんというかパラゴン以外のスピーカーはほとんど全てがそうですから、その中からお好きなスピーカーを捜すのが幸せと思います。

というか、そのように色々やるのが面倒な人に、ポン置きで済むスピーカーとして私はパラゴンを位置付けています。

65 : 53[] : 投稿日:2005/12/08 18:36:58ID:hH2m1zVu [1/1回]

俺もポン置きでいい音した方がいいな〜
パラゴンで努力するって具体的には何するんでしょう?
一体式って事は、足元弄ったりアンプ変えたり??


66 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/12/08

ひどい音に我慢する努力


78 : 39[sage] : 投稿日:2005/12/09 20:24:19ID:gU8N86Hl [3/3回]
>>65
> パラゴンで努力するって具体的には何するんでしょう?
> 一体式って事は、足元弄ったりアンプ変えたり??

何もする必要はないと思います。
ただ、床はしっかりしている必要はあるでしょう。 そもそも、あの高さは丁度良い高さに調整されているものですから、普通にしっかりしてさえいればそのまま置くべきだと思います。
また、アンプについても、能率が非常に良いので、普通にオーディオ用に作られたものなら何だって大丈夫。


118 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/12/17

私が使っているのは、メトロゴンだがこのタイプはポン置きで結構良いバランスで鳴る。 通常のタイプで置き方をミリ単位で調整する必要は理解するし実際私も別システムではそれを行っているがメトロゴンに関しては、別で神経質にならなくてもかなりのレベルにもっていける。

これを購入してから2回転居して現在は、3軒目の家にくらしているが最初の2軒がマンション、今の一戸建てともに問題なくポン置きに近い状態で鳴っているのでSP固有の特性だと思う。 あくまで想像だが
まずSPユニットから出た左右チャンネルの音が最初に合成される部分をリフレクターパネルでコントロールしているところがポイントになるのではないか?

言わば通常のSP+SP周りの環境を有る程度だが最初から一体化して設計している。

もう一つは左右チャンネルが一体化していることも意外に重要だと思う。

メトロゴンに関しては置き方は簡単で背後の壁にできるだけ近づけるただ一点でバランスが取れると感じている。

120 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/12/17
>>118
メトロゴンはバスレフ・ポートの位置が、ウーファー・キャビティーの下でしたね。
壁側に近づけるとこで、最適な低音の量を得られるのでしょうか?


132 : 118[sage] : 投稿日:2005/12/19 22:32:41ID:w/j/v5tG [1/1回]
>>120
メトロゴンのバスレフポートは底板に有ります。
メトロゴンは、途中で幾度かエンクロジャー構造に変更を受けていて私が使用しているのは最初期型ですがこれの場合は、バスレフポートが裏板ぎりぎりのところに設けられていて背面の壁からの反射を完全に意識していると推測しています。
(エンクロジャーは、設計変更で途中でバスレフポートが底面中央付近に斜めの位置に変更され、最終バージョンでは、さらにプラスティック系の素材の輪が取り付けられポートが延長されています。
余談ながら仕上げのつき板の状態などを見ると後期にいたるほど材質が少々悪くなっていく様に思っています)
メトロゴンのウーファは、一応バスレフですが取り付け位置が表面に見えるルーバーから一段奥にありミニゴンと違いややコーナーホーン的でかつショートホーンになりかけ?と不思議な構造で両者とも完全な構造ではないものの無関係かと言われるとそうとも言い切れない理論面では、明確に言えない設計になっています。
プロト1号機の写真を見た事が有るのですがこれが巨大な足つきミニゴンといえる構造で変わったウーファの取り付け位置は、その後試行錯誤しながら経験的に作り上げたのではないかと推測しています。

134 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/12/20
>>132 さん。
壁からの距離とかには敏感なんでは?
また、左右の壁からの反射にも充分影響されるのでは?
あなたのメトロゴンに内蔵されているユニットは、何ですか?


135 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/12/20
>>134
後ろの壁との距離はぎりぎりまで詰めるようにしていますが左右の壁の状態には全くとは言いませんがあまり影響を受けないと思います。
別の最近のSPではそれこそ下手をすると額一枚でバランスが微妙にずれたりする事を経験していますからセッティングについては、経験上いままでで一番楽なSPです。

ユニット構成ですが
(本来メトロゴンはJBL史上もっともマルチユースなエンクロジァー)
購入時についていたのは、
オリジナル(当時は、出荷時内臓ユニットは青く塗られているので判る)で

LE-15A(最初期モデル16Ω)+LE75(175ではない!)
+LX5(これも最初期で16Ω ケースはハーツフィールドのN500用が使用されている)

でしたが現在は

130A(フィクスドエッジ)+275+N600

に変えて使用しています。(両者とも開発時のメインの標準構成)
LE-15Aはエッジが硬化してあまり状態が良くないのでエッジ交換の後もう一度最初の構成で試して見ようと考えていますのでしっかり保存しております。

154 : 118[sage] : 投稿日:2005/12/22 13:24:16ID:bDk1R1YC [1/1回]

私もJBLについて、まったく思い入れが有りませんでした。今でもJBL全般では思い入れは有りません。 JBLが神格化されていたジャズ喫茶全盛時代とは世代が少々違いますしクラシックがメインである事もあり結構批判的に聞いていました。
(タンノイにも思い入れは有りません。クラシック用として知人に勧めるとしたら小音量ではハーベス、スペースに余裕があり比較的音量をあげる事ができる場合は、KEFを勧めると思います。)

ジャズも聞くようになってから昔の録音用のサブとして色々検討していくうちに大容量のエンクロジャーと大口径軽量コーンウファーが面白そうだと思いつきましたが設計思想として古いタイプのSPしか存在しませんのでオールドも聞いて回るうちに現在のメトロゴンに行き当たりました。

色々理論面で話が展開していますが最近のシステムも平行して使用していますのでご両者の意見とも良く判ります。

私の経験上ですがパラゴン系は、通常のSPと反応の仕方が異なる為に話がうまくかみ合わないのだと推測いたします。 さすがに真横に衝立でも立てれば別ですが左右の壁の状態については、あまり影響を受けないSPです。

自分の場合やパラゴン系に興味を持ち出してから何箇所かで聞く機会を得たのですが一番影響があるとしたら床の状態です。
別に床がコンクリートやレンガである必要はないと思いますが最近のマンションに良く見られる薄い床材の場合は(階下に振動を伝えない為の構造の一環ですので無条件に悪いわけではないのですが)
音に精彩が無くなり凸凹した音になる場合が有ります。床の振動というよりふんばりが利かない感じです。

購入後クラシックでも良い表現力を持っているのに気づきました。
クラシック系を演奏する場合、PPP(ピアニシモ)は、ただ音が小さいのではなく全神経を集中して緊張して演奏します。mf(メゾフォルテ)になるに従い音は大きくなるのですが体の方は、徐々に力を逆に抜いていきます。さらにfffにかけて開放感を持って演奏しますがこの緊張 → 開放の表現力が抜群に上手くこの点に関しては最新SPではめったに味わえません。

163 : 118[sage] : 投稿日:2005/12/23 09:23:47ID:l1JVLrtG [1/1回]

>パラゴンの場合、前面パネルにより実際にまん中から音が出ている。それにより、確かな実体感としてまん中からの音として聞こえる。

私も同じ様に聞こえます。
レコーディングスタジオでは、SPを壁に埋め込んでSP間の壁もコントロールしています。

本物のレコーディングモニターとコンシューマ用SPで音の実態感に対する要求が違う場合が多いと思うのですがパラゴンの原案を考えたパラゴン大佐は大物レコーディングエンジニアですしそれをベースにパラゴン系を作り上げ

JBLの当時の開発者、バート・ロカンシーとエド・メイの黄金コンビもモニター志向の極めて強いエンジニアです。

余談ですが

バート・ロカンシーは、米国を代表するオーディオエンジニアで本来初期のコンピュータ技術者でした。

アナログコンピュータの時代でしたから物理現象や複雑な数式を精密な等化回路に仕上げる事が出来る能力を強く必要とする時代でロカンシーも極めて理論的な思考をする方だったようです。

趣味の音楽好きが高じてJBLに出入りするうちに何時のまにか社員になったそうで後に技術部門トップで副社長までになりながらJBLでも正式な入社日が不明だと聞きました(笑)

代表作がLE−15系を筆頭とするLE系や075、加えてJBLの一連のアンプ群が有ります。
(つまり現在のトランジスタアンプの元祖)

JBLが大きくなり普通のオーディオメーカーになりかかったのでJBLをエド・メイとともに離れて以後米国の新興モニタースピーカーの開発やレコーディングスタジオにかかわり続けた方です。

ちなみに最後の弟子が現レイ・オーディオの木下氏です。
インダストリアルデザイナーのアーノルド・ウォルフの天才的とも言えるデザインの為に優美な家具的なイメージが強いのですがパラゴン系は音を本気で追求したSPだと思います。

558 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/07/19

部屋の中の設置位置さえ間違わなきゃ、とりあえずの音は出るんだが...

アンプに悩む。

KT88は気に入らん。
EL34も同じく。
6L6でも、いまいち。


559 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/20

ケーブルやCDP換えてみてはどうでしょうか。


560 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/07/21 09:35:12ID
>>559
犯人は、床かもしれない。


561 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/07/21

それを言うなら電源ケーブルも考えなくてはいけない。


562 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/21

一番激変するのは電源とラインケーブルですからね。


563 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/

でも最後に残るのが中高域のヒリヒリ感。
僅かだが、気がついたらおしまい。

564 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/21

アンプは何を使ってますか?


12 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/11/29

オーディオショウ等でセッティング等を担当している人が家に来た。
パラゴンを8.5W ×2 の真空管アンプで鳴らして聞かせてみた。

こんな小さいアンプでこのような音を出せるなんて、しかも(ボリュームの位置が)9時にも行ってないと驚いていた。

能率が高いので小さなアンプで十分なんですよと言ったら、それはそうでしょうけど、それにしても、こんなアンプでねえ、、、と、いつも高級スピーカーをすごいアンプで鳴らしていているためか、頭では理解できていても、実際に聞いてみるまでは(というより実際に聞いていても)信じられない様子だった。 何かトリックでもあるのかと捜すかのようにしげしげとアンプ、配線回りを見ていた。

数字よりも実際に耳で聞いてみると実感すると思う。
(実際に見て聞いても信じられないかも知れませんが、少なくとも音のすばらしさは納得がいくと思います)

551 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/09
>>12
パワーのないアンプの方が良い音 ということですか?


552 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/07/11
>>551
ある意味、当たってますね。
パワーのあるアンプは、増幅段が多い。
段が増えるたびに歪が増加する。

もし、段ごとの歪率が同じとすれば、聴音量まで増幅できれば段が少ない方が歪は小さくなります。 その意味で、段数が少ない方が音が良いと言えます。
ただ、大パワーが必要な場合、段数が少なければ各段ごとに過大な増幅を強いることになり、歪率が大きくなってしまいます。

そういう場合は何段もあって大パワーが出るアンプの方が良いことになりますが、劇場等で使うのではないならエレキットぐらいで十分と思っています。

それと、同じアンプでも小さい音でならす時の方が、最大出力近辺でならす時より歪率が大きい場合が多いそうですが 、マッキンのような大出力でも小出力でも歪が小さく(カタログデータ上)なるように作られているアンプでは問題ないかもしれませんが、そういうアンプではない場合、余裕がある方が良いと思って大出力アンプで音量絞り気味に聞くことは、かえって歪を大きくしてしまっているのかもしれません。


469 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/12/16

139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2006/12/08(金)
パラゴンは何もしなくても良く鳴るけど、オーナーが自分のおかげで音がよくなったと言いたいがために、最初は酷い音だったと自ら言う場合が多い。

140 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2006/12/08(金)

セッテイングにつきあったことあるけど、パラゴンはアンプしょぼいとならないね。 アキュ、ラックス、ダメホで結局マッキン。


142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2006/12/14(木)
>>140
>>逆だと思う。
能率が良いから余程ショボいアンプでもよく鳴る。
歪んでるアンプは別だけどね。

144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/12/14(木) 15:26:12
能率のいいスピーカはね
アンプのあらも、よおく表現してくれるんだよ


だってさ。本当?

565 : 558・560[sage] : 投稿日:2007/07/21 19:24:39ID:+wfd0Iaw [2/2回]

>>561さんは、何を使っているんでしょうね?

ちなみに、現在はQUAD22+Uです。 知人の薦めで、使ってみました。
別の装置にJBL-SG520SE+SE402を使っているから、試験してみようと思っています。

SE408も有りますが、ツマラナイ音かも知れません。
以前、別の装置にSA660を使ってみましたが、いまいちの印象でしたから。

今日、オーディオ・音楽の達人と一緒に、WE300bアンプを聴いてきました。
どこで聴いても、どんな装置の組み合わせでも、素晴らしい印象でした。
欲しいけど、中々に決心が付きません。

私の場合は、聴き比べての選択ですから、同時に両方を必要としますから。

566 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/22

WE300bアンプはピンキリだな
シングルはろくな音しないよ

まず、WE300Aを聴いてみよう
次に、WE205、WE211を聴いてみよう
それから45も聴いてみよう


573 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/27

まず、シングルアンプは音がつまって箱庭的
PPアンプのほうが豊かな音がでる

真空管では、WE300Bは製造年代で音がちがう。新しくなると音も明るくなる
300AはBよりかっちりした音、フィラメントのハムも小さい

さらに古いWE205Dは音に力強さや透明感が増す。パワーは小さいのに不思議だな
205Bや205Aはさらにいいと言われるが、聴いたことがない

211Eは205にパワーと独特のコクが加わる。このコクは賛否分かれる

45はウェスタンではなく、RCAやその他多くのメーカから出ている
これは、ラジオ、電蓄などに使われた球

これが、300Bほど力はないが、淡い、けなげな音をだす
沢山作られたから価格は安いし、ナス管からST管まで、コレクションしても楽しい

575 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/27

WE300Bシングルアンプのお薦めスピーカーは?
LUXMAN MB-300を入手したのだが、鳴らすスピーカがありません。


576 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/07/27

能率のいいスピーカでしょう

577 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/08/09

俺のパラゴン、LE15Aの所為か能率が良くない。これじゃ、300Bでは鳴らないな。
アンプを検討しよう思ったけど、ウーファーを換えるのも一手か。150-4C...

578 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/08/09

WEにしてみなはれ

580 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/08/11

845はパラゴンと相性良いでしょうか


581 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/08/11

いいです
でも845をどの様に使ったアンプなのかな


582 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/08/11

212が一番相性よいですね。次が845,211.
それ意外だと、苦しいですネ


583 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/08/11

212 なんていう球はでかすぎで、私には痛い


681 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/08

今夜も、アンプの比較テストで終わってしまった。
マランツ7cも、色々有るから難しい。 今回は、新しいシリアルナンバーの物だった。
比較対照は、カウンターポイントSA5000。
パワーアンプは、MOS-FETと6550シングルで比較。

すでに、マッキンC22とJBL-SG520SEは諦めた。
中期型パラゴンには、合わないようだ。
実際、別のシステムには、これ以上は無いくらいに合っているのに。残念。


683 : 最強スピーカ作る1[age] : 投稿日:2007/09/08 10:00:20ID:
>>681
名品ばっかりじゃねーか。なんでKT88シングルなの?
300Bじゃなくて?


684 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/08
>>683
KT66・300Bシングルとプッシュ・2A3・JBL408と402を試用済


688 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/08

300Bシングルはロシア管とオリジナルでも比較。印象はスッキリせず、もう一つ。

300Bプッシュは初段を替えても比較。一つは煌びやか過ぎ。他は沈み込む。もう一つ。

2A3シングルは丁度良い感じでは有ったが、甘い(スィート)な音色。ロシア球とRCAで比較。 決定出来ませんでした。

一概に球だけではアンプを語れませんね。回路やトランスやコンデンサーとか...。

上記パワーアンプとマランツ7cは借り物です。
マランツ7cは、これで2台目です。1万番代の物ともっと後の物。今回は後期型でした。

気が付いた意外な事

今まで2A3は、色気の無いツマラナイ音と思い込んでいたけど、ユッタリとした感じが悪く無い。

JBL-SG520と408は、意外にもベストマッチでは無かった。専用イコライザーボードが欲しい。

マッキンC22はアルテックにとてもよく合う感じ。A7・A5・612/604・9844A等。パワーアンプは松下球です。
ここまででお気づきとは思いますが、私は色付けの無い感じの音が好きです。


690 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/08 15:13:48ID:QsLCD+ht [2/2回]
>私は色付けの無い感じの音が好きです。

それでは、マッキンC22はお奨めできない
マランツ7のほうが合うはずだけどね

692 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/09/08 17:03:36ID:G/7mPyOh [4/4回]
>>690
現在、繋がっているのはSA5000と他作MOS-FETパワーアンプです。
変な癖が無くて、安心して聴けるような感じですが、弾けるような音が弾まない。
パワー不足でしょうね。
先日、自分の6L6アンプが不調になったので修理依頼中。戻って来たら再挑戦です。
ロウソクの消える寸前のような、良い音が出ていました。

マッキンC22は、アルテックのシステムに戻しました。
でも、パワーアンプをMC30とかでは、マッキンの香り充満。松下球アンプ使用中です。

マランツ7cは、未だ判断が付きかねています。別のシステムに以前も試用しましたが、良い結果が得られませんでした。その時は、#9を組み合わせました。
可能なら、マランツ製の球アンプを再度試したいですね。#5とか。


693 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/09

たぶん 試聴したマランツ7がおかしなものだったんだよ
おかしなやつより、レプリカのマランツ7ほうがいいおとだと思うよ


916 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/23

なぜ、パラゴンの再生で奥行きがでないのか。
それは位相が揃っていないから。

録音時にワンポイントマイクを使い、位相をいじることなく録音されたソースでも本来、前後の関係は出てきます。
人工的に前後を出すことなど本来はする必要がないのです。
しかしパラゴンではそれはでない。

そもそもそういう狙いではないのです。

当時流行った無理やり左右に割り振られた録音の音を中心に集めるために作られたスピーカーがパラゴン。

そういうソースはそもそも位相など考えられてなく前後、上下など発想の範囲外。

正しく再生された時、サウンドイメージは二台のスピーカーの中心から奥に広がります。

そのような経験を正しくしたあとに、パラゴンを聞けば新たな発見はあるでしょう。


968 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/09/24

位相を整合させればサウンドステージは左右だけはなく、前後にも広がる。
それもスピーカーを結んだ軸から後方。
位相の不整合のタイムスケールと反射による遅れのタイムスケールは周波数にもよりますが一桁から二桁違います。

二台のスピーカーでモノラルを再生した場合も左右の音を完全に揃えれば全く真ん中に音像が立ちます。

ろくに左右も揃えない現代のスピーカーとやらとパラゴンを比べればパラゴンの方がポンおきでもましでしょう。 当たり前ですね。
http://www.logsoku.com/r/pav/1201524526/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c19

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
20. 中川隆[-10471] koaQ7Jey 2020年10月29日 12:36:55 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[29]
7 :555:2010/03/13(土) 10:38:15 HOST:220-152-19-177.rev.home.ne.jp

私の思った事はパラゴンを上手く鳴らすのは難しいと思います

後壁からの距離・床材・足の台で変わります
まず第一の問題はウーファーに問題が有るかと思います
LE15の場合、エッジの山部分がキャビネットに接触している可能性があります
我家の場合もぶつかっていました
これでは、スムーズに動いてくれませんね?
殆どのパラゴンは接触しているとか聞きました
フェライトの場合は分りませんが

それ以前にLE-15は問題が有ると思いますが
150-4Cは、素晴らしいと思います?・・・多分


8 :世直し奉行:2010/03/13(土) 10:46:59 HOST:p2147-ipbfp1601kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp

拙者の知人のパラゴン使いは皆様、それぞれ美味く鳴らされております。
床の強度・材質で、8割、AMPの選定で1割、キャリア1割で、ハイボール!?


13 :世直し奉行:2010/03/13(土) 23:48:14 HOST:p2147-ipbfp1601kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp

555さま
繊細なだけ?の音なら、クォードESLがBESTでしょう。
パラゴン本来の目的、用途が違います。何せ約半世紀昔のスピーカーシステムです。
パラゴンは民生用(ネットワークも同様)です。

一世風靡したメーカーの名機をいじくりまわすのは結構ですが、拙者小心者故、まともに鳴るアンプで愉しんでおります。

インピーダンスを測るより、アンプと音源の「質の確認」をおすすめします。
評判を気にするより、自分の好みを気にします。
パラゴンは、時には鋭く過激にまた有る時にはおおらかに、奥の深い銘器です。


18 :555:2010/03/14(日) 00:57:56 HOST:220-152-19-177.rev.home.ne.jp

奥様はモデルみたいな綺麗な人でお金持ちのようです
ネットワーク交換後、満足しているようです

昔、マッキン22・275を使いましたが私には合いませんでした
マランツも同じ

当時は部屋が10畳だったので、部屋の影響も有ったかもしれません?
私にはダイオードの音が合わないようです


23 :551:2010/03/14(日) 19:02:35 HOST:pc21006.amigo2.ne.jp

555様、すみません。JBLはよくわからないです。
でも、パラゴン買うんなら、ウエスタンにします!


26 :551:2010/03/16(火) 01:05:55 HOST:pc21006.amigo2.ne.jp
555様、
ウエスタン555なら2個買えます。15Aホーンは買えませんが、22Aホーンの優れたレプリカなら2個つけられます。

パラゴン代からこれらを引くと「おつり」が来ますので、おつりはウーファーにまわします。
とりあえずはAltecの515で100Hz以下を受け持たせ、3D方式というのはどうでしょう? トィーターも欲しくなりますが、とりあえずは3000Hまたは802とか806からホーンを取ってトィーターとして使いましょう。

そうするとトータルでパラゴンよりずっと安く上がります!
恐るべし パラゴン!


31 :555:2010/03/17(水) 23:14:32 HOST:220-152-24-153.rev.home.ne.jp

551様 昔WE555+22A(カンノ)で鳴らしてしました

当時は予算も続かず、完成まで行きませんでした
確か電源はリーズナブルなダイオード整流だったかな?
555にはJBLのツィーターは合いませんね?

砂嵐の様でした
次は15Aを使いたいと思ってます
恐るべし 15A


41 :551:2010/03/19(金) 10:44:45 HOST:ntmiex120024.miex.nt.ftth2.ppp.infoweb.ne.jp

オーディオはつらいよ!奮闘編

イタリア製の15Aレプリカは1本100万円以上だと思います。運送料は2本で30万円前後でしょう。22Aじゃダメですか? これだと愛知県産が1本32万ちょいです。実績もあります。人によってはオリジナル(金属製)よりこちらのレプリカ(木製)がいいと言っているほどです。

また、555はレプリカを買うより、オリジナルがまだたくさん眠っております。6万本以上作られたのですから… あるところにはあるのです! 

価格は? ピンからキリまでありますよ。眠っているやつの仕入れ値が10万台後半と聞いております(まとめて10〜30本買う場合)。

ステレオペアを取ろうとするなら、これぐらい必要かもしれません。ペア取り後要らなくなったヤツでも、555は555ですから、いくらでもつぶしがききます。

パラゴンの箱は何でもアメリカ在住の日本人がコツコツ作っていたとか… あれをこさえる技術があれば、15Aホーンのレプリカなんてちょろいのでは?
やはり、恐るべし パラゴンの箱!


42 :ビックリマスダ:2010/03/19(金) 12:08:57 HOST:p4188-ipad03niho.hiroshima.ocn.ne.jp

昔の箱は良いですよねー、エージングも出来てるし。


43 :世直し奉行:2010/03/19(金) 12:21:23 HOST:p2147-ipbfp1601kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp
551さま
あれをこさえる技術は、ありません。残念!


44 :RW-2:2010/03/19(金) 12:26:48 HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

>>あれをこさえる技術があれば

パラゴンの箱なんて神社仏閣造りの大工にとっちゃたいした技術ぢゃないでしょ。
朝飯以前のお茶の子さいさい。注文/需要が無いから造らないだけで。

パラゴンは最高のデザインですが残念ながら全面チップボードでやんす。ヒバや
栗の木なんぞふんだんに使って造ったら、工芸品芸術品に昇華しやんすね。こう
なりゃ音の良し悪しなんぞ関係御座いません。いや、悪いわきゃ無い(がはは)


45 :世直し奉行:2010/03/19(金) 12:39:13 HOST:p2147-ipbfp1601kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp

↑日本の宮大工や指物師ならOK!ですが、手間賃・輸送経費etc高コストで企画倒れに。
多分!?

初期のパラゴンプロトタイプ?(2WAY 150−4C入り)は米松合板も使っておりました。


46 :RW-2:2010/03/19(金) 13:26:09 HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

>>手間賃・輸送経費etc高コストで企画倒れに・・・
みんなが買うんぢゃありやせんよ。金に糸目をつけないお金持ちが発注。
案外オリジナルのパラゴンより安く出来るんぢゃなかろか。無理か(だはは)


47 :551:2010/03/19(金) 15:44:19 HOST:ntmiex120024.miex.nt.ftth2.ppp.infoweb.ne.jp

企画倒れになったのは アメリカ版ゴジラ!
パラゴンの箱を無垢のウォールナットで作って、594を入れて、ウーファーを励磁型にしてくれたら、買います!


48 :ビックリマスダ:2010/03/19(金) 16:02:10 HOST:p4188-ipad03niho.hiroshima.ocn.ne.jp

箱は難しいですよー、

良い材料で綺麗に作っても音が良いとは限らないってーのが
タンノイの国産箱の安さが物語っています・・・

オリジナル600万――1000万 国産箱60万――100万って感じ?

51 :555:2010/03/19(金) 18:02:30 HOST:220-152-22-74.rev.home.ne.jp
>41
551様 22Aのレプリカは近くに数本転がっています
イタリア製15Aは現地価格で2本 100万円と聞きましたが?

今は555オリジナルは高くて買えません

国産パラゴンも有りますよね!
箱だけで、200万円以上とか?

86 :cross:2010/07/09(金) 10:19:38 HOST:p03c9e5.tokynt01.ap.so-net.ne.jp

私のパラゴンも家具としてFMラヂオとして鎮座しておりましたが、ネットワークを自作して、プロのPAにいろいろ測定してもらい定在波問題を解消したら見違えるように鳴り出しました。

WE555Wは14Aホーンに付けてフルレンジで聴いています。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1268405832/

まあ、30畳以上の部屋があったらパラゴンより ウェスタン・エレクトリック 555 のレプリカを買った方が絶対にいいですね。

パラゴンは四畳半の和室にぴったり合うというのが良い所かな:


ウェスタンエレクトリック伝説
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208

G.I.P Laboratory _ Western Electric スピーカーシステムのレプリカ製造・販売
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/964.html

G.I.P Laboratory _ Western Electric 20cm フィックスドエッジ・フィールド型フルレンジスピーカーユニット TA-4189
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/971.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c20

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
21. 中川隆[-10470] koaQ7Jey 2020年10月29日 13:07:01 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[30]
>>2 の パラゴンのレプリカを出しているケンリックサウンドの評価は


322 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 18:41:11  

考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

粗大ゴミスピーカーを安く買い叩いて適当にレストアして高値で売りつける

元が音の悪いスピーカーだから音が悪くても

「これがJBLサウンドなんですよ!」

ですべて誤魔化せるw

326 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 19:07:45

>考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

騙す方も騙される方も悪いんだろうね、多分。

なんかの映画でチャイナハゲタカが言ってたよ「日本は生温い地獄」だと。
団塊が作りそして崩壊した日本の経済にはお似合いのセリフかもね。


327 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/19 21:12:23

ケンリックサウンドの社長78年生まれ、32か

若いのにこんな上手い親父転がしの手法どこで覚えたのかね

アラフォー団塊jrの俺は今職場で、団塊ジジイと世代間抗争中
俺も転がすくらいの器量が欲しい、コツが知りたい

914 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:05:21

JBLの音はパサパサガサガサした水気のまったくない喉にへばりつくような乾パンかふ菓子のような音だ
とてもじゃないが5分と聴いてられない


985 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 23:06:05

モデル云々に関わらずJBLのスピーカーの音自体がすべてガサガサパサパサで聴くに堪えない

915 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/16 22:10:33
>914
うっ、それを言われると痛いw
まぁ機種にもよるけど4320とかL101とかはマジでパッサパサw
好きな人にはたまらないらしいが俺も苦手(´Д`;)

919 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:43:45

特にMcIntosh+JBLで聴いてる人凄いわ
5分どころか音出た瞬間に頭痛くなる
なんかの我慢大会ですか?


976 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 17:17:41

JBLのスピーカーの音は


SRスピーカー → 20年前のラジカセレベル

ペア100万クラスのモニターSP → 総額5万のミニコンポレベル

300万超えのハイエンドクラス → ペア20万のブックシェルフレベル

 
ってとこですねw


921 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/17 00:05:02

でもねJBL聴いた後にB&Wとか聴くと頭抑えられたような圧迫感を感じるんだよな。
伸びやかでキラキラしてて自然なのはやっぱJBLだと思う。

75 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 10:45:29

今じゃ本国じゃビンテージもの以外は、相手にしてないメーカーだしな、

オンボロカー捨てメーカに堕落してしまった。

日本のブランド馬鹿はこのメーカにとってはドル箱

205 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/13 00:24:07

http://www.jbl.com/Pages/LocaleSelector.aspx

これ見比べるとJBLは日本以外で売る気ゼロなのがよく分かる

日本以外のラインアップ何じゃこれ?なんちゅうデザインだ
JBLは死ぬ気か、ホーム部門無くなってもプロ用あれば会社は大丈夫と思ってるのかも

これはハーマンジャパンが親会社のケツ引っ叩かないとマジでやばい、終わる
日本のJBLファンは中古市場さえしっかりしてればいい、新製品には期待してないって感じか?

215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15
>205
JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。

216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30

でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www

389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05

むかしは6畳和室に馬鹿でかいSP入れて格闘するマニアの姿を評論家は

美しい、これぞオーディオ道だ、

と持ち上げ


金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる


と推奨してた

売れまくったJBLの43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね


83 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 16:47:22

中国でさほど売れないのが痛い、日本でしか民生品売れてない

本社ではコンシューマー部門はお荷物扱いらしいし
EVみたくプロ用に特化してスリム化する日も近いかも

138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54

今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。

そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。

高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?

953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41

スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。

スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。

そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。

282 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/15 22:21:15

何はともあれ独特の音だからモニタースピーカーとして耐えないような気がするんだが

スピーカーは、JBL、タンノイ、B&W、その他日本製といろいろ使ってみたけど
JBLは音が独特だよなぁ

特に高音が汚い

こんなのでモニターなんか出来ないと思う

悪いとは言わないけど
自分も10年くらい使ってたし

155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。

156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。


188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。

耳ツンボだし、しかもバカ

157 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/08 19:12:41

いまどき居ないよ。
JBLがプロモニターで使われてないのは周知だし。
そういうことわかった上で買ってるんだよ。JBLは。


173 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/09 16:50:33

アメリカ本国のJBLのサイト見ると、製品ラインナップが日本とまったくちがう。
アメリカではブルーバッフルのモニタシリーズなんて売ってないぜ。

日本で売ってるのは日本向けに企画されたもんでしょ?
で中国あたりで作ってるんでしょ?
そんなもんをありがたがって買うほどバカじゃねーよ。


328 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 22:20:53

次は中国にターゲットを合わせれる模様。インド・ベトナムも射程内。
売れれば勝ちなんでしょうね、ハゲタカと同じで。


142 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/05 00:56:27


JBLの変なところ

 1 ショートホーン+音響レンズという変なものを長年使ってたこと

 2 ホーン+大口径ウーハーなのに能率が高くない

 3 ホーンスピーカーなのに生き生きとした音がしない

 4 ウーハーに対して箱が小さい、その割に超重い

 5 超高級機の音だけは普通

 6 安いモデルの音が悲惨

318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?

304 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/18 03:02:03

あとなあの音響レンズは本来チェックする帯域に合わせてつけたりはずしたりしながら使うもんなんだ

それをだなお前ら日本人がなにを勘違いしたのかわからないけど

ホームオーディオ用のスピーカーに最高!

とかわけわかんないこと言って買っていったんだ
それを後からごちゃごちゃ的外れな文句言われたってなそもそもお前らが使う用途が間違ってるんだから知るかってんだ


375 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/23 19:28:24

レンズの金属くさい付帯音は箱鳴りと同じで逆に生かしちゃえって人がいる。

有名なBのSさんはシンバルが生々しい、ガツンとくるみたいにいうし。

付帯音は全て悪と考える人の理想とは真逆のスピーカーがJBLタンノイ(現行製品は知らん)。
最初からその辺理解した上でみんな買ってるんじゃないの?

308 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/18 09:37:25

音響レンズは1954年のハーツフィールドにはもう付いているようですね
http://www.audiolab.co.jp/used/speaker/JBL/Hartsfield_081116/hartsfield...

2000年頃の4344MARKUにも付いているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/speaker/4344mkii.html


ウーファーユニットに対して小さめの箱を作るのがJBLの伝統ですが
そのせいで奥行きのあるフルサイズのホーンを使わずショートホーン+音響レンズを使い続けたようですね

あとPA用では1971年には大型ホーン2350が出ているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/unit/2350.html


http://desktop2ch.info/pav/1271554664/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c21

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
11. 中川隆[-10469] koaQ7Jey 2020年10月29日 13:07:49 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[31]
>>2 の パラゴンのレプリカを出しているケンリックサウンドの評価は


322 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 18:41:11  

考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

粗大ゴミスピーカーを安く買い叩いて適当にレストアして高値で売りつける

元が音の悪いスピーカーだから音が悪くても

「これがJBLサウンドなんですよ!」

ですべて誤魔化せるw

326 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 19:07:45

>考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

騙す方も騙される方も悪いんだろうね、多分。

なんかの映画でチャイナハゲタカが言ってたよ「日本は生温い地獄」だと。
団塊が作りそして崩壊した日本の経済にはお似合いのセリフかもね。


327 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/19 21:12:23

ケンリックサウンドの社長78年生まれ、32か

若いのにこんな上手い親父転がしの手法どこで覚えたのかね

アラフォー団塊jrの俺は今職場で、団塊ジジイと世代間抗争中
俺も転がすくらいの器量が欲しい、コツが知りたい

914 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:05:21

JBLの音はパサパサガサガサした水気のまったくない喉にへばりつくような乾パンかふ菓子のような音だ
とてもじゃないが5分と聴いてられない


985 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 23:06:05

モデル云々に関わらずJBLのスピーカーの音自体がすべてガサガサパサパサで聴くに堪えない

915 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/16 22:10:33
>914
うっ、それを言われると痛いw
まぁ機種にもよるけど4320とかL101とかはマジでパッサパサw
好きな人にはたまらないらしいが俺も苦手(´Д`;)

919 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:43:45

特にMcIntosh+JBLで聴いてる人凄いわ
5分どころか音出た瞬間に頭痛くなる
なんかの我慢大会ですか?


976 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 17:17:41

JBLのスピーカーの音は


SRスピーカー → 20年前のラジカセレベル

ペア100万クラスのモニターSP → 総額5万のミニコンポレベル

300万超えのハイエンドクラス → ペア20万のブックシェルフレベル

 
ってとこですねw


921 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/17 00:05:02

でもねJBL聴いた後にB&Wとか聴くと頭抑えられたような圧迫感を感じるんだよな。
伸びやかでキラキラしてて自然なのはやっぱJBLだと思う。

75 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 10:45:29

今じゃ本国じゃビンテージもの以外は、相手にしてないメーカーだしな、

オンボロカー捨てメーカに堕落してしまった。

日本のブランド馬鹿はこのメーカにとってはドル箱

205 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/13 00:24:07

http://www.jbl.com/Pages/LocaleSelector.aspx

これ見比べるとJBLは日本以外で売る気ゼロなのがよく分かる

日本以外のラインアップ何じゃこれ?なんちゅうデザインだ
JBLは死ぬ気か、ホーム部門無くなってもプロ用あれば会社は大丈夫と思ってるのかも

これはハーマンジャパンが親会社のケツ引っ叩かないとマジでやばい、終わる
日本のJBLファンは中古市場さえしっかりしてればいい、新製品には期待してないって感じか?

215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15
>205
JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。

216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30

でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www

389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05

むかしは6畳和室に馬鹿でかいSP入れて格闘するマニアの姿を評論家は

美しい、これぞオーディオ道だ、

と持ち上げ


金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる


と推奨してた

売れまくったJBLの43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね


83 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 16:47:22

中国でさほど売れないのが痛い、日本でしか民生品売れてない

本社ではコンシューマー部門はお荷物扱いらしいし
EVみたくプロ用に特化してスリム化する日も近いかも

138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54

今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。

そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。

高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?

953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41

スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。

スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。

そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。

282 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/15 22:21:15

何はともあれ独特の音だからモニタースピーカーとして耐えないような気がするんだが

スピーカーは、JBL、タンノイ、B&W、その他日本製といろいろ使ってみたけど
JBLは音が独特だよなぁ

特に高音が汚い

こんなのでモニターなんか出来ないと思う

悪いとは言わないけど
自分も10年くらい使ってたし

155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。

156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。


188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。

耳ツンボだし、しかもバカ

157 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/08 19:12:41

いまどき居ないよ。
JBLがプロモニターで使われてないのは周知だし。
そういうことわかった上で買ってるんだよ。JBLは。


173 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/09 16:50:33

アメリカ本国のJBLのサイト見ると、製品ラインナップが日本とまったくちがう。
アメリカではブルーバッフルのモニタシリーズなんて売ってないぜ。

日本で売ってるのは日本向けに企画されたもんでしょ?
で中国あたりで作ってるんでしょ?
そんなもんをありがたがって買うほどバカじゃねーよ。


328 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 22:20:53

次は中国にターゲットを合わせれる模様。インド・ベトナムも射程内。
売れれば勝ちなんでしょうね、ハゲタカと同じで。


142 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/05 00:56:27


JBLの変なところ

 1 ショートホーン+音響レンズという変なものを長年使ってたこと

 2 ホーン+大口径ウーハーなのに能率が高くない

 3 ホーンスピーカーなのに生き生きとした音がしない

 4 ウーハーに対して箱が小さい、その割に超重い

 5 超高級機の音だけは普通

 6 安いモデルの音が悲惨

318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?

304 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/18 03:02:03

あとなあの音響レンズは本来チェックする帯域に合わせてつけたりはずしたりしながら使うもんなんだ

それをだなお前ら日本人がなにを勘違いしたのかわからないけど

ホームオーディオ用のスピーカーに最高!

とかわけわかんないこと言って買っていったんだ
それを後からごちゃごちゃ的外れな文句言われたってなそもそもお前らが使う用途が間違ってるんだから知るかってんだ


375 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/23 19:28:24

レンズの金属くさい付帯音は箱鳴りと同じで逆に生かしちゃえって人がいる。

有名なBのSさんはシンバルが生々しい、ガツンとくるみたいにいうし。

付帯音は全て悪と考える人の理想とは真逆のスピーカーがJBLタンノイ(現行製品は知らん)。
最初からその辺理解した上でみんな買ってるんじゃないの?

308 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/18 09:37:25

音響レンズは1954年のハーツフィールドにはもう付いているようですね
http://www.audiolab.co.jp/used/speaker/JBL/Hartsfield_081116/hartsfield...

2000年頃の4344MARKUにも付いているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/speaker/4344mkii.html


ウーファーユニットに対して小さめの箱を作るのがJBLの伝統ですが
そのせいで奥行きのあるフルサイズのホーンを使わずショートホーン+音響レンズを使い続けたようですね

あとPA用では1971年には大型ホーン2350が出ているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/unit/2350.html


http://desktop2ch.info/pav/1271554664/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c11

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
9. 中川隆[-10468] koaQ7Jey 2020年10月29日 13:11:09 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[32]
>>7 の JBL LE8T-H 新品リコーン&再着磁をしているケンリックサウンドの評価は


322 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 18:41:11  

考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

粗大ゴミスピーカーを安く買い叩いて適当にレストアして高値で売りつける

元が音の悪いスピーカーだから音が悪くても

「これがJBLサウンドなんですよ!」

ですべて誤魔化せるw

326 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 19:07:45

>考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

騙す方も騙される方も悪いんだろうね、多分。

なんかの映画でチャイナハゲタカが言ってたよ「日本は生温い地獄」だと。
団塊が作りそして崩壊した日本の経済にはお似合いのセリフかもね。


327 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/19 21:12:23

ケンリックサウンドの社長78年生まれ、32か

若いのにこんな上手い親父転がしの手法どこで覚えたのかね

アラフォー団塊jrの俺は今職場で、団塊ジジイと世代間抗争中
俺も転がすくらいの器量が欲しい、コツが知りたい

914 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:05:21

JBLの音はパサパサガサガサした水気のまったくない喉にへばりつくような乾パンかふ菓子のような音だ
とてもじゃないが5分と聴いてられない


985 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 23:06:05

モデル云々に関わらずJBLのスピーカーの音自体がすべてガサガサパサパサで聴くに堪えない

915 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/16 22:10:33
>914
うっ、それを言われると痛いw
まぁ機種にもよるけど4320とかL101とかはマジでパッサパサw
好きな人にはたまらないらしいが俺も苦手(´Д`;)

919 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:43:45

特にMcIntosh+JBLで聴いてる人凄いわ
5分どころか音出た瞬間に頭痛くなる
なんかの我慢大会ですか?


976 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 17:17:41

JBLのスピーカーの音は


SRスピーカー → 20年前のラジカセレベル

ペア100万クラスのモニターSP → 総額5万のミニコンポレベル

300万超えのハイエンドクラス → ペア20万のブックシェルフレベル

 
ってとこですねw


921 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/17 00:05:02

でもねJBL聴いた後にB&Wとか聴くと頭抑えられたような圧迫感を感じるんだよな。
伸びやかでキラキラしてて自然なのはやっぱJBLだと思う。

75 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 10:45:29

今じゃ本国じゃビンテージもの以外は、相手にしてないメーカーだしな、

オンボロカー捨てメーカに堕落してしまった。

日本のブランド馬鹿はこのメーカにとってはドル箱

205 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/13 00:24:07

http://www.jbl.com/Pages/LocaleSelector.aspx

これ見比べるとJBLは日本以外で売る気ゼロなのがよく分かる

日本以外のラインアップ何じゃこれ?なんちゅうデザインだ
JBLは死ぬ気か、ホーム部門無くなってもプロ用あれば会社は大丈夫と思ってるのかも

これはハーマンジャパンが親会社のケツ引っ叩かないとマジでやばい、終わる
日本のJBLファンは中古市場さえしっかりしてればいい、新製品には期待してないって感じか?

215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15
>205
JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。

216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30

でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www

389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05

むかしは6畳和室に馬鹿でかいSP入れて格闘するマニアの姿を評論家は

美しい、これぞオーディオ道だ、

と持ち上げ


金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる


と推奨してた

売れまくったJBLの43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね


83 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 16:47:22

中国でさほど売れないのが痛い、日本でしか民生品売れてない

本社ではコンシューマー部門はお荷物扱いらしいし
EVみたくプロ用に特化してスリム化する日も近いかも

138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54

今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。

そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。

高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?

953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41

スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。

スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。

そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。

282 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/15 22:21:15

何はともあれ独特の音だからモニタースピーカーとして耐えないような気がするんだが

スピーカーは、JBL、タンノイ、B&W、その他日本製といろいろ使ってみたけど
JBLは音が独特だよなぁ

特に高音が汚い

こんなのでモニターなんか出来ないと思う

悪いとは言わないけど
自分も10年くらい使ってたし

155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。

156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。


188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。

耳ツンボだし、しかもバカ

157 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/08 19:12:41

いまどき居ないよ。
JBLがプロモニターで使われてないのは周知だし。
そういうことわかった上で買ってるんだよ。JBLは。


173 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/09 16:50:33

アメリカ本国のJBLのサイト見ると、製品ラインナップが日本とまったくちがう。
アメリカではブルーバッフルのモニタシリーズなんて売ってないぜ。

日本で売ってるのは日本向けに企画されたもんでしょ?
で中国あたりで作ってるんでしょ?
そんなもんをありがたがって買うほどバカじゃねーよ。


328 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 22:20:53

次は中国にターゲットを合わせれる模様。インド・ベトナムも射程内。
売れれば勝ちなんでしょうね、ハゲタカと同じで。


142 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/05 00:56:27


JBLの変なところ

 1 ショートホーン+音響レンズという変なものを長年使ってたこと

 2 ホーン+大口径ウーハーなのに能率が高くない

 3 ホーンスピーカーなのに生き生きとした音がしない

 4 ウーハーに対して箱が小さい、その割に超重い

 5 超高級機の音だけは普通

 6 安いモデルの音が悲惨

318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?

304 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/18 03:02:03

あとなあの音響レンズは本来チェックする帯域に合わせてつけたりはずしたりしながら使うもんなんだ

それをだなお前ら日本人がなにを勘違いしたのかわからないけど

ホームオーディオ用のスピーカーに最高!

とかわけわかんないこと言って買っていったんだ
それを後からごちゃごちゃ的外れな文句言われたってなそもそもお前らが使う用途が間違ってるんだから知るかってんだ


375 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/23 19:28:24

レンズの金属くさい付帯音は箱鳴りと同じで逆に生かしちゃえって人がいる。

有名なBのSさんはシンバルが生々しい、ガツンとくるみたいにいうし。

付帯音は全て悪と考える人の理想とは真逆のスピーカーがJBLタンノイ(現行製品は知らん)。
最初からその辺理解した上でみんな買ってるんじゃないの?

308 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/18 09:37:25

音響レンズは1954年のハーツフィールドにはもう付いているようですね
http://www.audiolab.co.jp/used/speaker/JBL/Hartsfield_081116/hartsfield...

2000年頃の4344MARKUにも付いているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/speaker/4344mkii.html


ウーファーユニットに対して小さめの箱を作るのがJBLの伝統ですが
そのせいで奥行きのあるフルサイズのホーンを使わずショートホーン+音響レンズを使い続けたようですね

あとPA用では1971年には大型ホーン2350が出ているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/unit/2350.html


http://desktop2ch.info/pav/1271554664/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c9

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
22. 中川隆[-10467] koaQ7Jey 2020年10月29日 13:13:04 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[33]

まあ、こういうアホが沢山いる間は JBL も安泰ですねwww :


岩手県、一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」店主の菅原正二さんが執筆者で、キレのある、スパッと思い切りのいい内容と文章に、いつも感心させられる。

写真にある重大事件とはJBLの幹部(社長含む4名)が、はるばる「ベイシー」にやってきて、夜を徹してレコードを聴きまくったことを指している。

ご一行が音を聴きながら「興奮」したり「ニコニコ」しているのは、「ベイシー」のJBLが満足のいく音を発していたからだろう。


ダンディな菅原さんはけっしてハシャいだりしないが、それでも行間に喜びがあふれていて、読んでいるこちらも何だか嬉しくなる。伝説的な「ベイシー」の音を、一度は聴いておきたいものだ。


その文中に、オーディオマニアでもあるタモリがアポなしで、菅原さん不在の「ベイシー」を訪ねてきたというエピソードが紹介されている。

前出の「JBL DD66000エベレスト」を買うべきか否かの相談に来たのだとか。こういうスピーカーを買う人の一端が見えたように思った。


後に東京でタモリに会った菅原さんは、DD66000の音を聴いていないのに「買う」ことを薦めたそうである。タモリが

「音も聴いていないのに」

と抗議すると、


「あのネ、ぼく“試聴”して買ったもの、いままで何ひとつないの。全部“勘”」


と答えたそうである。この一言も楽しかった。

私も、ひと様には「試聴」を薦めるが、このところの買い物は、レビューは読んでいるものの、実際の音はおよそ聴いていない。“顔つき”だけで決めている。その矛盾をご常連さんに指摘されたこともあるが、

「自分の部屋で鳴らさないと本当の音はわからない」

と考えていることもあり、店頭でツマミの感触は確認しても、音はほとんど聴かない。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/61111795.html


ベイシーの様な巨大な蔵の中で鳴らせば、10万円のスピーカーでも凄い音で鳴ります。 600万円の DD66000 も 10万円のスピーカーも結果は大して変わらないんですね。

機種による音の差が一番出るのは吸音性の高い家庭の四畳半の和室でしょう。


結論はこういう事かな:


久しぶりにジャズ喫茶ベイシーへ行きました。


 今回は中列に座りました。スピーカーに近いためか、片側のスピーカーから強烈な、アートペッパーのアルトサックスが降り注ぎました。最後列以外の椅子に座ったのは久しぶりです。最初のレコードはまだ大丈夫でしたが、最後のビッグバンドになると、さすがに耳が痛くなりました。

 スピーカーに近い分、音が鮮烈で音量が大きいのは当然として、音が四方八方に飛び散り反射していた。それに囲まれ臨場感とはまた違った感覚があり、レコードがモノラルかステレオなのかも、聴いていて分からなくなりました。

 オーディオは音量であると思いました。つまり、音量を求めると機材よりも部屋となり、部屋というもっとも手に入れがたい現実を再確認しました。
http://exp.bakufu.org/exp087_basie09.htm

家庭で使うスピーカーを買うなら四畳半の和室でいい音のするものを買いましょう。
JBL ならパラゴンが唯一の可能な選択ですね。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c22

[リバイバル3] JBL Project K2/S9500 中川隆
9. 中川隆[-10466] koaQ7Jey 2020年10月29日 13:16:36 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[34]
JBL の S9800S 以降は失敗作 6

まあ、こういうアホが居る間は JBL も安泰ですねwww :

岩手県、一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」店主の菅原正二さんが執筆者で、キレのある、スパッと思い切りのいい内容と文章に、いつも感心させられる。

写真にある重大事件とはJBLの幹部(社長含む4名)が、はるばる「ベイシー」にやってきて、夜を徹してレコードを聴きまくったことを指している。

ご一行が音を聴きながら「興奮」したり「ニコニコ」しているのは、「ベイシー」のJBLが満足のいく音を発していたからだろう。


ダンディな菅原さんはけっしてハシャいだりしないが、それでも行間に喜びがあふれていて、読んでいるこちらも何だか嬉しくなる。伝説的な「ベイシー」の音を、一度は聴いておきたいものだ。


その文中に、オーディオマニアでもあるタモリがアポなしで、菅原さん不在の「ベイシー」を訪ねてきたというエピソードが紹介されている。

前出の「JBL DD66000エベレスト」を買うべきか否かの相談に来たのだとか。こういうスピーカーを買う人の一端が見えたように思った。


後に東京でタモリに会った菅原さんは、DD66000の音を聴いていないのに「買う」ことを薦めたそうである。タモリが

「音も聴いていないのに」

と抗議すると、


「あのネ、ぼく“試聴”して買ったもの、いままで何ひとつないの。全部“勘”」


と答えたそうである。この一言も楽しかった。

私も、ひと様には「試聴」を薦めるが、このところの買い物は、レビューは読んでいるものの、実際の音はおよそ聴いていない。“顔つき”だけで決めている。その矛盾をご常連さんに指摘されたこともあるが、

「自分の部屋で鳴らさないと本当の音はわからない」

と考えていることもあり、店頭でツマミの感触は確認しても、音はほとんど聴かない。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/61111795.html


ベイシーの様な巨大な蔵の中で鳴らせば、10万円のスピーカーでも凄い音で鳴ります。 600万円の DD66000 も 10万円のスピーカーも結果は大して変わらないんですね。

機種による音の差が一番出るのは吸音性の高い家庭の四畳半の和室でしょう。


結論はこういう事かな:


久しぶりにジャズ喫茶ベイシーへ行きました。


 今回は中列に座りました。スピーカーに近いためか、片側のスピーカーから強烈な、アートペッパーのアルトサックスが降り注ぎました。最後列以外の椅子に座ったのは久しぶりです。最初のレコードはまだ大丈夫でしたが、最後のビッグバンドになると、さすがに耳が痛くなりました。

 スピーカーに近い分、音が鮮烈で音量が大きいのは当然として、音が四方八方に飛び散り反射していた。それに囲まれ臨場感とはまた違った感覚があり、レコードがモノラルかステレオなのかも、聴いていて分からなくなりました。

 オーディオは音量であると思いました。つまり、音量を求めると機材よりも部屋となり、部屋というもっとも手に入れがたい現実を再確認しました。
http://exp.bakufu.org/exp087_basie09.htm

家庭で使うスピーカーを買うなら四畳半の和室でいい音のするものを買いましょう。
JBL ならパラゴンが唯一の可能な選択ですね。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1096.html#c9

[リバイバル3] JBL Project K2/S9500 中川隆
10. 中川隆[-10465] koaQ7Jey 2020年10月29日 13:18:07 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[35]
JBL の S9800S 以降は失敗作 7

JBL 製品の修理やパラゴンのレプリカを出しているケンリックサウンドの評価は


322 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 18:41:11  

考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

粗大ゴミスピーカーを安く買い叩いて適当にレストアして高値で売りつける

元が音の悪いスピーカーだから音が悪くても

「これがJBLサウンドなんですよ!」

ですべて誤魔化せるw

326 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 19:07:45

>考えてみたらケンリックサウンドってボロい商売してるよね

騙す方も騙される方も悪いんだろうね、多分。

なんかの映画でチャイナハゲタカが言ってたよ「日本は生温い地獄」だと。
団塊が作りそして崩壊した日本の経済にはお似合いのセリフかもね。


327 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/19 21:12:23

ケンリックサウンドの社長78年生まれ、32か

若いのにこんな上手い親父転がしの手法どこで覚えたのかね

アラフォー団塊jrの俺は今職場で、団塊ジジイと世代間抗争中
俺も転がすくらいの器量が欲しい、コツが知りたい

914 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:05:21

JBLの音はパサパサガサガサした水気のまったくない喉にへばりつくような乾パンかふ菓子のような音だ
とてもじゃないが5分と聴いてられない


985 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 23:06:05

モデル云々に関わらずJBLのスピーカーの音自体がすべてガサガサパサパサで聴くに堪えない

915 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/16 22:10:33
>914
うっ、それを言われると痛いw
まぁ機種にもよるけど4320とかL101とかはマジでパッサパサw
好きな人にはたまらないらしいが俺も苦手(´Д`;)

919 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/16 22:43:45

特にMcIntosh+JBLで聴いてる人凄いわ
5分どころか音出た瞬間に頭痛くなる
なんかの我慢大会ですか?


976 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/19 17:17:41

JBLのスピーカーの音は


SRスピーカー → 20年前のラジカセレベル

ペア100万クラスのモニターSP → 総額5万のミニコンポレベル

300万超えのハイエンドクラス → ペア20万のブックシェルフレベル

 
ってとこですねw


921 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/17 00:05:02

でもねJBL聴いた後にB&Wとか聴くと頭抑えられたような圧迫感を感じるんだよな。
伸びやかでキラキラしてて自然なのはやっぱJBLだと思う。

75 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 10:45:29

今じゃ本国じゃビンテージもの以外は、相手にしてないメーカーだしな、

オンボロカー捨てメーカに堕落してしまった。

日本のブランド馬鹿はこのメーカにとってはドル箱

205 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/13 00:24:07

http://www.jbl.com/Pages/LocaleSelector.aspx

これ見比べるとJBLは日本以外で売る気ゼロなのがよく分かる

日本以外のラインアップ何じゃこれ?なんちゅうデザインだ
JBLは死ぬ気か、ホーム部門無くなってもプロ用あれば会社は大丈夫と思ってるのかも

これはハーマンジャパンが親会社のケツ引っ叩かないとマジでやばい、終わる
日本のJBLファンは中古市場さえしっかりしてればいい、新製品には期待してないって感じか?

215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15
>205
JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。

216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30

でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www

389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05

むかしは6畳和室に馬鹿でかいSP入れて格闘するマニアの姿を評論家は

美しい、これぞオーディオ道だ、

と持ち上げ


金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる


と推奨してた

売れまくったJBLの43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね


83 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/04/25 16:47:22

中国でさほど売れないのが痛い、日本でしか民生品売れてない

本社ではコンシューマー部門はお荷物扱いらしいし
EVみたくプロ用に特化してスリム化する日も近いかも

138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54

今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。

そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。

高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?

953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41

スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。

スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。

そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。

282 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/15 22:21:15

何はともあれ独特の音だからモニタースピーカーとして耐えないような気がするんだが

スピーカーは、JBL、タンノイ、B&W、その他日本製といろいろ使ってみたけど
JBLは音が独特だよなぁ

特に高音が汚い

こんなのでモニターなんか出来ないと思う

悪いとは言わないけど
自分も10年くらい使ってたし

155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。

156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。


188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。

耳ツンボだし、しかもバカ

157 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/08 19:12:41

いまどき居ないよ。
JBLがプロモニターで使われてないのは周知だし。
そういうことわかった上で買ってるんだよ。JBLは。


173 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/09 16:50:33

アメリカ本国のJBLのサイト見ると、製品ラインナップが日本とまったくちがう。
アメリカではブルーバッフルのモニタシリーズなんて売ってないぜ。

日本で売ってるのは日本向けに企画されたもんでしょ?
で中国あたりで作ってるんでしょ?
そんなもんをありがたがって買うほどバカじゃねーよ。


328 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 22:20:53

次は中国にターゲットを合わせれる模様。インド・ベトナムも射程内。
売れれば勝ちなんでしょうね、ハゲタカと同じで。


142 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/05 00:56:27


JBLの変なところ

 1 ショートホーン+音響レンズという変なものを長年使ってたこと

 2 ホーン+大口径ウーハーなのに能率が高くない

 3 ホーンスピーカーなのに生き生きとした音がしない

 4 ウーハーに対して箱が小さい、その割に超重い

 5 超高級機の音だけは普通

 6 安いモデルの音が悲惨

318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?

304 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/18 03:02:03

あとなあの音響レンズは本来チェックする帯域に合わせてつけたりはずしたりしながら使うもんなんだ

それをだなお前ら日本人がなにを勘違いしたのかわからないけど

ホームオーディオ用のスピーカーに最高!

とかわけわかんないこと言って買っていったんだ
それを後からごちゃごちゃ的外れな文句言われたってなそもそもお前らが使う用途が間違ってるんだから知るかってんだ


375 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/23 19:28:24

レンズの金属くさい付帯音は箱鳴りと同じで逆に生かしちゃえって人がいる。

有名なBのSさんはシンバルが生々しい、ガツンとくるみたいにいうし。

付帯音は全て悪と考える人の理想とは真逆のスピーカーがJBLタンノイ(現行製品は知らん)。
最初からその辺理解した上でみんな買ってるんじゃないの?

308 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/05/18 09:37:25

音響レンズは1954年のハーツフィールドにはもう付いているようですね
http://www.audiolab.co.jp/used/speaker/JBL/Hartsfield_081116/hartsfield...

2000年頃の4344MARKUにも付いているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/speaker/4344mkii.html


ウーファーユニットに対して小さめの箱を作るのがJBLの伝統ですが
そのせいで奥行きのあるフルサイズのホーンを使わずショートホーン+音響レンズを使い続けたようですね

あとPA用では1971年には大型ホーン2350が出ているようです
http://www.audio-heritage.jp/JBL/unit/2350.html


http://desktop2ch.info/pav/1271554664/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1096.html#c10

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
23. 中川隆[-10464] koaQ7Jey 2020年10月29日 14:01:02 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[36]
ご近所さんのパラゴンを聴く 2007.04.10

T氏は三鷹に

「カルミナ・ストリングス」
http://www1.m-net.ne.jp/y-konomr/ksbg.html
http://sports800.exblog.jp/4479092


というヴァイオリン・メーカーを運営されている方だった。「カルミナ・ストリングス」ではT氏とお弟子さんのおふたりでオリジナルのヴァイオリンを製作・修理などをされている。工房も拝見させていただいたが、僕には到底出来ない様な、気の遠くなる行程を経て製作される、とても精密で綺麗なヴァイオリンは素晴らしい輝きの作品だった。

現にT氏に弾いて頂いたヴァイオリンの音をまじかでお聴かせ頂くと、オーディオでは到底到達出来ない繊細な、その喩えようも無いジュエルの様な輝きの音色が、脳味噌の中味を気持ち良くシェイクしてくれてしばし呆然となってしまった。やはり本物の楽器の音色は心地よく素晴らしい。

そんなヴァイオリンの音色に負けない位、凄かったのがパラゴンの音だった。ダイナミックな中にも繊細な楽器の響きが実在感の重さを持って本物のオーケストラの雰囲気を苦もなく描いている様を見ると、おもわず「ウ〜ン」と心のなかで唸ってしまった。

お部屋も視聴位置の方の天井は吹き抜けで3m以上あるコンクリートのスペースなので、特上の響きが出ていて、身震いする位羨ましかった。やはりここでお客様に完成したヴァイオリンをお聴かせしたりするので、この響きはとても重要な事だと仰っていた。

コメント
ヴァイオリンを製作・修理されている方がパラゴンを鳴らされているというのはとても説得力があります! 
ストリングスと一緒のパラゴンは居心地良さそうで、楽器のように見えます。
羨ましいですが私のような音痴には扱う資格は無いですネ!
| ひぃ〜 | 2007/04/10 1:29 PM |


そうなんですよね。パラゴンはあの太鼓の処の造りなど楽器ですよね。
そんなところがT氏も惹かれるところなのかもしれません。
普通はパラゴンといえばJazzと思うのですが、全然そんなのは既成概念だと気が付かされますね。
| ジロー | 2007/04/10 2:57 PM |
http://jirou.jugem.cc/?eid=895

三鷹 パラゴンのあるご近所のT邸再訪問 2008.06.26

三鷹のヴァイオリン・メーカー「カルミナ・ストリングス」を運営されておられるTさんのところに昨日お邪魔した。 1年振りである。(^^;) 
それもTさんからお電話を頂いてだ。お電話で

「アナログを止めますのでプレーヤーを引き取りませんか?」

というおはなし。 夜の6時半ごろが良いと云う事で次の日に早々にお邪魔して拝見させて頂いた。

到着するとパラゴンから以前にお邪魔した時と違う音色が聞こえていた。こころの中で「いい感じの音だな〜」と思っていたら案の定、かなりの機器のグレードアップをされていた。

ウーハーにLuxmanのパワーアンプを左右2台でモノ使いにされていたり。ドライバーとツイーターもそれぞれ左右をモノラルパワーアンプで駆動されていた。

またベリンジャーの真空管式のイコライザーも導入されていて入念に調整されておられるご様子。

音はとても自然でスムースな響きが出る様に成っていて、楽器の質感が以前にも増してリアルだ。やはり此の辺は楽器製作をされるマイスターだけあって耳が良いのだな〜と感じ入る。

「これ、すさまじく音がいいんですよ!」と聴かせて頂いたのはオーディオアクセサリーの付録のCDで紹介されていたイタリアの「ヴェネツィア、いとすさまじ」というCDで、古楽器を使った16世紀の舞曲、カンツォーナ、マドリガル集を、センペ+カプリッチョ・ストラヴァガンテが演奏したものだ。

う〜んこれは僕好みの楽器の音色と質感!演奏もイキイキとしていてグーッと引き込まれる魔術にあふれている。これは買いだな!!

聴いているうちに昔に買ったLPを思い出していた。やはりイタリアで創られた古楽器での演奏のレコード「古楽療法 タランテラ」だ。

家に帰って早々に鳴らしたのは当然だ。しかし まずい!ここで気が付いた。

大変な音を聴いて来てしまった。パラゴンの音が耳から離れない。
やばい!
自分のいままでの苦労した音がかなり惨めに聞こえる。
パラゴンから聞こえたあの楽器の音は本物の音の表情が有ったのに自分のこの装置から出る楽器の音のなんと薄ら事のような偽物然としていることか。う〜んやばいモノを聞かされてしまった。


かなり古い年代の壊れていたヴァイオリンを再生して、時代を感じさせる渋い見事な音が出るところをお聞かせ頂いた。
片や右の写真は工房「カルミナ・ストリングス」製のオリジナルのヴァイオリン。こちらはぐ〜んと現代的で、オーディオでいえばHiFiで豊かな音。ジーンと来ます。
http://jirou.jugem.cc/?eid=1011

ストラディヴァリウス物語  2010.01.18
(COLKIDさんと訪れたカルミナ・ストリングスにて)

昨日はCOLKIDさんと三鷹に有る「カルミナ・ストリングス」を訪問しました。僕は3回目になります。 前回、

横山 進一氏(著)「ストラディヴァリウス」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404867417X/asyuracom-22/ref=nosim/

をこのブログで紹介しましたら、「カルミナ・ストリングス」の高橋さんから
「先日紹介されていた写真家の横山さんとは知り合いです。彼のヴァイオリンの写真集はすべて持っていますのでよろしければご覧ください。」
とご連絡を頂いたのです。

早々に駅から5分の「カルミナ・ストリングス」へと向かう。玄関のベルを鳴らすとマエストロ高橋さんがにこやかに出迎えてくれた。

COLKIDさんを紹介して半地下へ向かう階段を下りてパラゴンが置いてあるフロアーへ。

すでにそこには横山氏の写真集[The Decorated Instruments of Antonio Stradivari]などがテーブルに用意されていた。 高橋さんの丁寧な説明を頂きながら、写真集のページを捲るとそこにはいにしえのストラディヴァリウスが静かに、しかし力強くこちらに荘厳な黄金の光を放って永いストーリーが語られていた。

膨大な量の写真、時間を超えた価値、さまざまな人間がこのストラディヴァリウスを巡って繰り広げたドラマ、それらがこの写真集から香り立つように感じられた。

ストラディヴァリウスの事について、色々多義に渡りお話を頂いた。

パラゴンと対峙するCOLKIDさん
前回訪問した時と音の印象はだいぶ違う。雄大なスケールの演奏は同じだが、楽器の弦やティンパニーや太鼓などのニュアンスが良くこちらに伝わり、陰影も深い。
ナマの演奏をステージ上で聞いている時に感じる振動が好きだと仰る高橋さん独自の表現で、なるほどそんなのか〜!と納得の音でした。


メジャグランの音乃翔−U
http://www.ac.auone-net.jp/~mejogran/index.html

などの機器類。
http://jirou.jugem.cc/?eid=1120

ヴァイオリン 2010年01月18日

今日はジローさんにヴァイオリン・メーカーのTさんの工房に連れて行っていただいた。 Tさんは自らオーケストラで演奏もされるヴァイオリン製作者で、半地下になった仕事場兼リスニングルームには、JBLのパラゴンが鎮座している。

天井の高いこの部屋で、大音量でオケを鳴らすとともに、ご自分のヴァイオリンの音のチェックも行うのだ。 さらには木工工具や工作機械の並ぶ工房が隣接しており、そこの壁には趣味で組み上げた自転車が吊るされている。

大変うらやましい環境である。 座って音楽を鑑賞するだけのAVルームより、好きな時に好きなことのできるこういう部屋の方がずっと素敵である。

写真家の横山進一氏による、ストラディヴァリウスの高価な写真集をすべてお持ちで、それらを見せていただいた。 この本の大きさと印刷のクオリティで、はじめて氏の意図したものが伝わってきたように感じられた。 Tさんは横山氏ともお知り合いで、いろいろ興味深いお話をお聞きできた。

Tさんは何とマーラーが大好きということで、趣味が一致したことにも驚いた。
こちらは若輩者ではあるが、同じ「ものづくり」をする者として共通する話題も多く、話が非常に楽しくて時間の過ぎるのが早かった。

弦楽器を作る工程を拝見し、高価なヴァイオリンの原材料を見せていただき、ストラディヴァリウスなど名器の構造について、実際に自分の手で作り上げていくプロにしかわからない貴重なお話をお聞きした。

パラゴンでクラシックというのは初めてである。
それもフルオーケストラである。

大きなスピーカーなので、マッキンのXRT20などと同じように、オーケストラが壁一面に巨大なスケールで展開される。

反響板のあるスピーカーにしては、各楽器のパートが異例に明瞭に再現される。
ティンパニが聞いたことの無いような直接的な鳴り方をしたので、驚いてお聞きしたら、Dレンジを拡大する特殊な機器が挿入されていることがわかった。

なるほど普通に機器をつないだだけでは、こういう音にはならないだろう。
Tさんは演奏を客席ではなく舞台の上で聞く立場におられ、その音を再現するのに必要な秘薬のようである。

それにしても、スーパーツィーター、スーパーウーファーと、上下をしっかりと付加して、名機パラゴンのfレンジを躊躇せずに拡大されている。

こういうことをやるのは僕だけかと思っていたが、一流のプロの方がやられているのを見て嬉しくなった。
オケはやっぱりこれでなくては・・(笑)

コメント

Unknown (やまだ)2010-01-18 21:06:34
究極の音のプロの方ですね。
そういう人がオーディオをどのように考えておられるかとても興味があります。
度々お訪ねになってお話を伺って下さい。
それにしてもきれいな仕事場です。我が家とは大違いです。


Unknown (COLKID@自分の部屋)2010-01-18 21:37:10
オーディオ自体にはマニア的な興味は持たれていないようでした。
僕も気になっていろいろお聞きしたのですが、一歩下がって全体像を聞く一般のクラシック向きのオーディオとは違った、かなり直接的な音を重視されているようです。
ご自分で演奏される方は、音楽のジャンルに関係なく、そういうことが多いように思います。舞台上で楽器から近い距離で聞く音を欲されていて、コントラバスが舞台の床を共振させて鳴らすような音が好きだと言われていました。
ティンパニが目の前で叩くようなバキッという強い音で鳴ったので驚きました。

また多少演出を加えてでも、楽しめる音にしていると言われていました。
基本はオーケストラの爆音再生です(笑)
パラゴン自体が定位より質感やスケールを重視したスピーカーで、箱庭的な感じは微塵もありません。

アンプ類は別室にあり見えないようになっていますが、ベリンガーのチャンデバとグライコで、ご自分の耳でかなり追い込まれていますね。
アンプはラックスなどを使い、スーパーツィーターまでマルチアンプで駆動されていました。

かなめはDレンジを復元させる機器で、それを導入してから、あのティンパニの音が出るようになったと言われていました。(ジローさんのブログに写真あり)
http://blog.goo.ne.jp/colkid/e/614f185b1369c6c82010d4eec9cd1857

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c23

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
24. 中川隆[-10463] koaQ7Jey 2020年10月29日 14:13:45 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[37]
Corner Pocket(2012年9月3日閉店)

マスターのPARAGON物語  Corner Pocket 店主 鈴木喜一 


  001  不思議な形 その1


 「薄暗い地下への階段を降り切った右手に,それはあった。

小音量だがよく通る強い音が、人々の談笑する声の間から聞こえてきた。雑誌の小さな白黒写真では以前に見ており、少しの予備知識は持っていたはずなのだが、それはあまりに違って、想像よりもずっーと大きくどっしりとしていた。美しい木目の緩やかなカーブを描いた、優雅なシュルエットに引き込まれた。

「なんと不思議な形なんだろう」。


 パラゴンと筆者とのファーストコンタクトを少し上品に書いてみるとそんな感じだった。今から約32〜3年前のことだ。えらーく昔の出来事のようだけれど、今もパラゴンを初めて見て、頭の中で???印が回っている人の様子は、現在のコーナーポケットの内でもよく見かけられる光景ではある。「どこから音がでてるのですか?」。予備知識が無ければ、とても1958年に描かれた音響機器の姿とは、誰しもが思いつかないことであろう。

 JBLパラゴンの、なにより優れているのは、そのデザイン。音響変換装置で世紀を超え、「なお人を引きつける魅力ある存在は、パラゴンにおいて他はない」とするのは、オーディオ界の常識である。ただし、この「ただし」が曲者なのだが、「音さえ出さなければ・・・」と口には出さず心にヒシと思っている人は、大勢いる。


 うまく鳴らない。「公共の場にあるパラゴンは・・・、・・・良い音とはほど遠いのがが通例である」(岩崎千明)


 公共の場以外でも姿に惚れてオーナーになったはいいが、

調整しきれなくて、結果、応接室の超豪華な物置台にしたり、

薄暗い部屋で隠すように粗大ゴミ扱いし、

果ては中古市場への高額な下取り材料にし、投げ出すように決着をつけた人もある。

鳴らすのに25年もかかったバカなオヤジもいたりする・・・。


難しいのだ。

「不思議な形」、それもステレオの左右がくっついた一体型ゆえに、他の一般的な箱形スピーカーの「フツー」の音響理論とは一線を画していて、「あちらをたてれば、こちらがたたず」、実にやっかいなスピーカーではある。


 グチめいた話はさておき、それでは「不思議な形」の音響箱の理論を、少し教科書的に学んでおこう。


 1958年といえば、音の世界ではRIAAカーブというLPレコードの規格が統一され、いよいよ本格的な「ステレオ」世界への突入前夜という、興奮の時だっただろう。「不思議な形」をしたパラゴンは、米JBLが社運を賭け企画製造した、今でもあまり知られてはいないのだが、輝かしきステレオスピーカーの第一号機、なのだ。「夢のステレオサウンド」。実際JBL社にも、驚異的な売れ行きで、「夢」をもたらした。

 デザインはレンジャー・パラゴンという映画音響技術に卓越した陸軍大佐と工業デザイナー・アーノルド・ウルフによる。モノラル時代1本のスピーカーがステレオ2本となり、間の音の中抜けを危惧したこともあるだろうが、それよりももっと積極的に意図的にステレオの豊かな音場を作り上げよう、と企画されたのだ。中域をわざと内向けに置き、お腹の出っ張りに反射させることで、「どこから聴いてもステレオ音像を創出させる」という音響理論と、箱設計=機械工学とを巧みに融合した結果、生み出されたフォルム(図面参照)がパラゴンなのだ。


ここが公式的で重要な「原点」理論であることを憶えておいてほしい。パラゴンはスタイル先行の、少しだけ音のでる、「不思議な形」をした置物、として設計されてはいないのだ。JBLは本気だったに違いない。筆者もこの原点には全く異論を持っていない。
http://www.cp-paragon.com/masterparagon.html

002  不思議な形 その2

当店にいらっしゃるお客様から寄せられる多くの質問中で、輝くベスト1は

「あの狭い入口からどうやってあんな大きなスピーカー入れられたんですか?」

というもの。なるほど、全長2・6m、最大幅1mもあるパラゴンが、当オンボロ富永ビルの急な階段を上がるわけはなく、また狭い廊下で横に振ることもできないのは誰しもがわかること。クレーン使って、「壁をブチ破ってですね・・・」と答えても納得されるだろうし、また、「すごい」ってな伝説ができてウワサを呼ぶのかもしれないが、残念ながら、ここには音の過激派は居ても、浅間山荘のように本物の過激派赤軍は存在しない。

JBLの技術チームもうまく考えている。いくらアメリカが最も裕福な時代の設計とはいうものの、完成した姿のままでは運送費もバカにならないだろう。

ファイナル・アンサーは、「フツーに入口から」だ。


 完成した姿のパラゴンは大まかに3つの部位に分解できる(イラスト参照・山水制作「取扱説明書」から)。

中域を反射させるお腹の出っ張り部分の大きく分厚いリフレクター・パネルは、上方にスライドすることで取り外せる。

本体部は、前後3ヶ所ずつのクサビ・ブラケットを外すことによって、左右のエンクロージャーに分けられる。

片側のエンクロージャーには足が3本。三角点指示、これはデザインからきたものだろうが、今はやりのスピーカー設置の考え方と重なるところ。

寸法は90高×263幅×74奥行各cm、全重量316kgなり。やっぱり大きくて、重たい。これだけで音の調整には物理的に困難な障害があることがわかってもらえるだろう。


 さて、外見上パラゴンが今日見られる箱形のスピーカーと異なる不思議な姿となっているのはウーハーが見えないこと。それはパラゴンが低域も含めたオール・ホーン・システムという、今では特異なスピーカー形式だからだ。

 ホーンというのは、パラゴンの中域375(構造図黒色部)ホーン部を見てもらえばわかるが、簡単に言ってしまえば、メガホンだ。そんな形をしているでしょう。二つには別れてはいないが、阪神応援グッズ中必須のあれ。小さな声を大きくしますね。人間の声帯にあたる部分が、スピーカーユニットではダイアフラム(写真・銀色ドーム部)と呼ばれる振動板なのだ。中高域用ホーンは最近の高級スピーカーでも使用されているのだが、38cmもあるウーハーユニットをホーンの振動板にしているスピーカーは今ではもう一般向けとしてカタログに存在しない。


 パラゴンの低域ホーン形式は細かく分けるとフロントロード・ホーンといい、ウーハー後部は密閉され、前部に向かって出る音のみをロードをかけ使用している(肌色部)。構造図にある(緑色の)三角形部分が密閉部分。ウーハーを取りつけるバッフル板、最大面積のウラブタ、ホーンロード部との共有面に囲まれる。容積は約80リットルばかりで、一切の吸音材は入っていない。実験的に吸音材や容量の大きいビン等を入れ、様々に容積を変えてみた経験があるのだが、うまく鳴らなくなってしまう。

 ここに関しての解説などは、公式非公式を問わず、今も昔も一行たりとも存在しておらず、パラゴンの低域をキチンと鳴らすのに、決定的に理解し難い個所になっている。低域のユニットも内向きにセットされ、多分ホーン部も最大効率・最小容積になるように計算されているには違いないと思うのだが、一般的な理解を大きく越える構造ではある。

 パラゴンの「不思議な形」は中域の音場創成と、低域ホーンロードの展開とが巧みに融合されて出来上がったすぐれた形である。「不思議な形」には、不思議な構造が何重にも組み合わさっている。
http://www.cp-paragon.com/masterparagon058.html

003  裏蓋の怪

 パラゴンの初期の設計では、裏蓋に「エナジャイザー」といって、パワーアンプの組み込みが予定されていた。それを単体で売られたものが一関Basieで使用され有名になっている400Sである。

だけれど、パワーアンプ組み込みのパラゴンは商品化されなかったようで、「存在してる」とのウワサは私は聞いたことがない。そんなことで、58年発売から早いうちの製品には予定されていた組み込み用の穴が空けられたままで、そこには内側から蓋が施された状態で売られている。1975年製の当店のものには取り付け穴は存在しない。

裏蓋にも様々な種類がある。


  裏蓋の内側、ウーハーが治められているバックキャビティーについては前回書いた。ここの容量は、たかだか80L。その閉じ込められた空気がウーハー・コーン紙に背圧を付加し、ウーハー前面のホーンの空気との相対的な均衡を保ち、フロントロード・ホーンとしての機能を果たす重要なところだ。

 実験的に裏蓋を外してウーハーを動かしてみると、前面のぽっかり開いたホーン部からはちょっぴりとしか音も音圧も出てこない。これは前部のホーンがかかえる空気量に負けて、音は裏側に逃げてしまうからなのだ。バックキャビティー、並びに裏蓋が重要なのは分っていただける思う。


 さて、ここからが本稿の主題。そんなに重要な個所であるにも関わらず、裏蓋の種類によってバックキャビティーの容積が変化していても、なぜ、JBLは鷹揚にかまえ「容積の一定化」に手を下さなかったのだろうか。

  加えてウーハー・ユニット変更、それによる物理的に取り付け不可能になる補強桟形状変更に伴う容量変化。

まだある、容積とは関係ないが、裏蓋材質の違い。パーチクル、米松。

 現実に、ユニット、裏蓋、材質の組み合わせは、幾つもの種類があり、同一エンクロージャーとしての「パラゴン」といえど、結果としての音には影響が有ることは、少しスピーカーに興味のある方ならお判りだと思う。他の会社、他の機種ならなんらかの対策は施しているはず。


 パラゴンが「鳴らない」といわれる最大の課題は低域。

「ホーン臭い」
「遅れてでてくる」
「姿の美しさと音が一致していない」
「あんなものやると言われても貰わない」


などと"罵詈雑言"を浴びせられて久しい。その対策がユーザー側のひとつの答えとして結実しにくいのは、裏蓋のそんな「バラバラな、隠された秘密」があるのかもしれない。

私は、それが「パラゴンの低域作りはおしなべて話ができない」一因になっている、と思っている。

 今回、本稿の主眼を「裏蓋」側から書いてみたが、ひっくり返せば「ユニット毎のバックキャビティーの最適容量」というのが、存在しないのだろうか?ということ。

 鷹揚なJBL社には,資料はありません。
 だからカット &トライ!?  うちの裏蓋には「企業秘密てんこ盛り」です。

 えっ、「シナ合板製?」
 ・・・、むむ、ばれてたか。(笑)
http://www.cp-paragon.com/masterparagon060.html


004  パラゴンは皆、同じ?

パラゴンは、デザインと音響学が一体化した極めてすぐれた設計思想をもっている、と既に書いた。ハーツフィールドもそうだが、ただ単に音のなる箱ではなく、「人間の生活のなかでの活用を意識された」音響変換器なのである。初期の製品では、箱形ではあっても、フッと気を引かれる優れたデザインの製品が多くある。最近はやりの「デザイン家電」のルーツといえるかも。

さて,パラゴンの中身のユニットはというと、これらは専用に開発されたものではない。既にあるものの流用、といってしまえば語弊はあるだろうが、当時のJBLの考え方は強力な主要ユニット群と様々な形式のエンクロージャの組み合わせで、魅力的な商品を数々造ってきていた。その姿勢は1970年代初頭、スタジオモニターが本格的に開発されるまで続いていた。


パラゴンは1958年から約25年に渡って造られてきた。総数は約1000台と言われている。詳しく分けるとパラゴンの歴史はきりがないので、使用ウーハーの変更で大まかに分けられることが多い。


最初期型 150ー4C パラゴン誕生後、すぐに生産中止になったので数は少ない。

中期型  LE-!5A 大多数がこのウーハー入り。最も鳴らしにくい。

後期型  LE-!5H 最初期型より多い。フェライト磁石のウーハー入り。

ちなみに高域用の075は16オーム型→8オーム型と変遷し、中域用の375は振動板エッジがダイアモンド形式となった376が付いたものがある。

ウーハーのLE15Aにしても16オーム型や8オーム型、またエッジがゴムからウレタンに変更、最終型では型番も変わりフェライト磁石になっている。

いつ?どの?製造番号から?、というのはもう今となっては明確には解らない。

とにかく個々のユニットだけでもこれだけの変遷があり、加えてエンクロージャーも様々に手を加えられているので、一口に「パラゴン」と言っても、同じ土俵で語れないことが多いのである。

見かけだけでは解らないのだ。
http://www.cp-paragon.com/masterparagon061.html


005  見かけだけでは解らないパラゴンの素性 1

25年に渡って作られてきたパラゴンは、オーディオを志す人達の「憧れ」のスピーカーであると雑誌等の書き物によく書いてある。それはある一面では事実として受け止めなくてはいけないと思うのだけれど、もう一方では

「こんなもの、やるといっても、もらわない」

と述べた故五味こうすけ氏のような過激な発言も無視できない。五味氏以降のオーディオ評論家のパラゴンに関する著述を読んでも、

「鳴らない」

「低域が遅れて出て来る」

「カンカンとピアノ音がしてうるさい」

と散々な評価がならんでいる。21世紀になってもそれは繰り返され、パラゴン・オーナーは落ち着かない日々を過ごさなければならない。わがことで言えば、30年の繰り返し、なのである。結果は「自らの出す音」で決着をつけるしかないのである。


パラゴンを買うという動機は、けっこう不純だと思う。

本当に良く鳴っているパラゴンを聴いたがために、これしかないと買いに走ったオーナーは少ないだろう。大概、先ず姿に魅せられ、音は自分ならもっとうまく鳴らしてやるといった、ファイトマン・タイプが多かったのではなかろうか。

かくゆう私自身も結果的にはそうなってしまったのだろうが、姿に魅せられ、本や文献を読みあさり、購入までは数年の時が過ぎていた。その間、実物をよく聴く機会も余りなかったのだが、最終的な決断は大阪・中津のあるマンションの一一室だった。

そこは、店の開店からオーディオ機材をお願いしていた大阪心斎橋のYという有名な音楽総合会社で働くIという販売員の、サイドビジネスの倉庫のようなところだった。あのころのジャズ、オーディオ界にはこうした"怪しい人"が多くいた。会社も今のように管理が厳しくなく、暗躍させていたように思う。「良い時代」の、秘密の部屋だった。

パラゴンは、普通に生活している部屋で言うなら台所に置かれていた。流しを背にし、聴くのはふすまを取り払った和室6畳だった。まだその頃はフローリングなんて洒落たものはなく、台所の床はビニタイル。ここが一番響きがいいんだと謎の販売員はいった。今でこそ日本中にパラゴン多しといえど、多分「台所」に設置されていた歴史的事実はこれをおいて外にははないだろう。羨望のスピーカーとそこで会ったのは驚きだった。鳴り物いりでホワイトハウスに納められたパラゴンとの圧倒的な身分の差・・・。

駆動するパワーアンプは自作1Wアンプ。音量は少し控え目だったが、音圧を伴った楽器音がきれいに分離しつつ、中央のパネルに定位する爽やかな音だった。なによりびっくりしたのは、たった1Wアンプで軽々と鳴ったことだ。高い能率。

「これならごっついアンプいらんやん」。

今から思えば、環境の特異さに圧倒され、まんまとI販売員の罠にはまったというところなのか。だが、とんでもない価格のアンプなんていらんやん、と思わせてくれたことに、I販売員に感謝している。

その後一貫して最高級には手を出さず、そこそこの価格のアンプ類が、C.P.のアンプ棚に並ぶことになる。

近年、店内で世間の風潮「ハイエンド・オーディオ」に抗して、半ば冗談半ば本気の、「ローエンド・クラブ」を名乗るグループができた。1Wアンプが手づくりアンプ、メーター¥45のスピーカーコードにオーディオ思想がつながっている。設計者を信じ、基本設計を信じる。己の購入したものを愛し信じて調整する姿勢を持つところからオーディオは始まる、と
http://www.cp-paragon.com/masterparagon062.html


006  衝撃の「Paragonウーハー・エッジくっつき」事件

技術者を信じる、設計思想を信じると書いた。Paragonのことも。

ところがところが、である。私はParagon購入1年6ヶ月後、大変な「JBLのミス」を発見するのである。これが27年前の1977年、JBLの輸入元山水を激震させ、Paragon界を揺るがした「Paragonウーハー・エッジくっつき」事件なのである。(笑)

さて事件の真相に迫る前に、ウーハー、特にエッジのお話をしておかないといけない。

一般的にウーハーのコーン紙はダンパーとエッジによってフレームに支持されており、ボイスコイルで発生された振動をピストン運動として空気を動かし音にする。もちろんその音・直接の質はコーン紙にあろうが、コーン紙を支えるエッジも音を作る要素として、大きな責務を担っている。特にコーン紙には逃れられない固有の分割振動があり、それを支えるエッジも含め、最近では高度な計算と解析がなされ、形状や素材の吟味の上に成り立ち、再生周波数特性を保証した製品化がなされている。

たかがエッジ、ではないのだ。


大震災後の休業時、当店のParagonに入っているLE15Aもウレタンがやられた。
休み中も時折私的に音を出していたのだが、大入力時強く歪んだ音がするので、「必殺ホーンもぐり」で手で確認したら一部にウレタンの弾力が無いところあり、強く押すとパラッと砕け落ちた。

「ついに来たか・・」とおもったが、まだあの震災から余り時間が過ぎていなかったので、「型あるものは必ず崩れる」と冷や汗も出ず、ここはいたって冷静だった。

思いついたのが、エッジ全体を無くしてみたらどんな音がするのか?、と。

さっそく全てはぎ取り、ボリュームアップ。ホーンの奥で何かがバリバリ(笑)。音圧もクソもなく、歪んだ「雑音」だけが店内を支配した。オススメはしません。コーン紙そのもの、またボイスコイルを痛めます。

エッジの存在は偉大だ、と「再」確認させられた瞬間だった。


エッジにまつわる実際の余談・悲惨な笑い話を2つする。


とあるジャズファン。

バスレフ箱に入ったタンノイ系同軸ウーハーで、音にはセーム皮が良いとして交換してあるのはこの際とりたてて言うことは無いが、均一な張りではなく、素人細工で一部は突っ張った状態にしている人がいた。大きな低音が入ったとき片寄し、きれいにピストンモーションしないので、低音が伸びず詰まった音がしていた。

別のマニア、「低音が出てこなくて・・・」とこぼし、「JBL系のサブ・ウーハーのエッジが一部やられて簡単に修理してだましだまし鳴らしてるんですよ」。

見せてもらうと、エッジのウレタン部分は既に取り去り、コーン紙の外周とフレームをなんとガムテープで繋いである。それも引っ張った状態で張ってある。これではコーン紙は動かず、まともな音で鳴るハズはない。

いかにエッジを軽く見、オーディオそのものを甘くみていたか、である。

バスレフ箱では、大入力時ウーハーは大きく動く。動きそのものを止める外力を加えられては、とりあえずの音は出るが、高性能なユニットが持っている性能そのものはけっして出てきはしない。


「Paragonウーハー・エッジくっつき」事件に、そのエッジの音への細やかさを学んだ。

Paragon最初期に入れられていた150-4Cというウーハーはフィックスド・エッジといい、コーン紙そのものを成形し、エッジにしていた。そもそもの設計年代は古く、あるものの流用として、Paragonに組み込まれた。

1960年前後、世界の音楽事情も変化し、電気楽器の使用も多くなり、レコードに刻み込まれた、伸ばされた低音のより低い帯域を忠実に再生する必要にJBLはせまられた。そこで設計されたのがLE15Aだった。

LE15Aはそれまでのウーハーから、より磁気回路を強力にし、ボイスコイルの巻数を大きくし、厚味のあるコーン紙で低域拡大をもねらった構成だった。コーン紙のピストンモーションを自由に大きく取れるようにと、ゴム素材のロール・エッジが採用され、それは後年ウレタン素材に変更され、磁気回路がフェライト変わったLE15Hにも受け継がれた。

さあ、ここからが「くっつき事件」の本題だ。

パラゴンの音調整に悩み、初めてParagonからLE15Aウーハーを外した時、エッジに円形の、少し凹んだ線が付いていた。その時は線の意味が分からなかった。
確認しようにもParagonはフロントホーンという特異なエンクロージャー形式のため、外側前面からウーハーのバッフル板に取り付けられた様子は直接見ることができないからだ。

想像を逞しくして考えてみた。

「LE15Aを磁気回路を下にして横から見てみると、ガスケットよりロールエッジの頂点は僅かに沈み込んでいる。しかしそれを起こしガスケット面を垂直にしてみるとエッジ部分の下方が少し迫り出してくるものがある。

LE15Aのガスケットは固いコルクで作られてはいるが、バッフル板後方から取りつけられた場合ネジの力で圧縮されるので、エッジは前方に押し出される形になる。
バッフル板の口径はφ350mm。

ちょうどこの大きさはロールエッジの頂点のやや外側になり、結果的にエッジとバッフル板の内径角が接触する事になる」

そう想像できた。
「エッジが押さえられてて良いのだろうか?」

それを疑問に思い、他のParagonはどうなっているかを、懇意にしていたウチより早くParagonを導入していた東京の著名なJazz喫茶2店で確かめさせてもらった。この中野と吉祥寺の2店はLE15A白ゴムのエッジであったためその様はより明らかだった。外してみるとバッフル板と接触している内側はタバコのヤニでまっ黄色に染まり、線の付いた外側=バックキャビティー側は白いままだった。空気が遮断されている、とパラゴン・オーナーであるJazz喫茶店主3人は頷きあった。

「明らかにエッジとバッフル板は物理的にくっついている !!」と。

検証を元に、当時のJBL日本代理店の山水電気に疑問をぶつけてみた。

当初応対した営業のエライさんには「別に問題ないですよ」と軽くあしらわれたが、次に応対してくれた技術の方からは

「それはえらいことです。パラゴンのような後ろに空気を密閉で背負うホーン構造では、バスレフなどに比べコーン紙自体の振動は小さいのですが、振動部分は非常に繊細微妙であり大きな圧がかかっているので、外部的な圧迫がエッジに加わっているなど、音にとっては全くの問題外。悪影響の何物でもありません。それ本当ですか?」

と聞き返された。

かくて「エッジの"くっつき"は悪」と確定した。


その後当店と山水技術陣は解決への実験を何度も行った。しかし、Paragonのホーンエンクロージャーの特異な形状、バックキャビティーの狭さに制約され、なかなか的中策はあみだせなかった。

結果的に×の実験だったけれど面白かったのは、ガスケットを指定より少し分厚いものに変更し、くっつきを無くすという案。適度な締めつけをし取りつけてみると、低域はボワボワ。音にならず。それならばとかなり強く締めつけると、今度はフレーム自体が曲がってきて、低域そのものが出てこなくなった。
このエッジ周りについては本当にいろいろ勉強させられました。(笑)

営業しながらその対策だけのため、いちいちParagonを引き出し、裏蓋を外し、対策されたユニットの交換に少々疲れ果て、その件は山水〜JBL最終結論待ちとした。山水は輸入代理店だったので、仕様関係までには口は出せず決定はできななかっただろう。この話がどこまで伝わったかは知らないままだ。

待っている間、もっと積極的にParagonというスピーカーを知ることが面白くなり、システムをマルチアンプ方式に替え、他のウーハーを試してみたりした。いや実際、フロントロード・ホーンの何たるかがやればやるほど理解でき、本当に楽しかったですね。でも、このあたりの詳細はいずれまた。

何かの会報誌に「コーナーポケットがマルチアンプ方式でパラゴンを鳴らすのはCDをうまく鳴らしたいがため」と書かれたことがあるが、真相はここなのよ。

様々なノウハウが積み重なり、突然ある「対策」を全くの自己責任で行った。少々結論に待ちくたびれていた。対策自体が本当に良かったのか悪かったのかは判らないけれど、今ウチのLE15Aは他では聴けない鳴りっぷりだと評価されてはいる。

「くっつき」が全帯域の音に影響していることは明白だ。ただどんな音の大きさで聴いているかにその影響はよるだろう。家庭で0.1W程度の入力で鳴らしているなら、関係ないのかもしれない。あるのかもしれないが、日常的にやったことがないので私には判らない。ただ、ウチのように毎日3Wがかなりの頻度で入っていれば悪影響は大と言わざるを得ないだろう。

さて、それから25年ほど経って、いま日本中に何台Paragonがあるのかは知らないが、JBLが過去にバッフル板の穴の大きさを大きくしたとかエッジの形状を替えたとか聞かないので(笑)、LE15AないしはLE15Hが入っているParagonは「必ずエッジとバッフル板角がくっついています」。
事実です。

これが当時の山水技術陣公認の「Paragonウーハー・エッジくっつき」事件なのである。(笑) 昔話ではなく、まだ続いていますよね。

パラゴンオーナーの皆さん、「どうされます?」
http://www.cp-paragon.com/masterparagon063.html

007  レポート、その後

「エッジくっつき事件」以降、、私とParagonの本格的なお付き合いははじまった。

前項で「技術者を信じる、設計思想を信じる。Paragonのことも」と最初にかいたが、「このくっつき事件と矛盾しているじゃないか」とある人から言われた。確かにある点から見ればそうなのだろう。

しかしこの事件以降、世の中に完全なものは無い、と思うことにしている。信じているのは個々の精緻なユニットを作成した人、パラゴンというエンクロージャーを考えた個々の人々なのだ。

それ以後、実際に手を動かした人まで信頼できるかというのは、それは別問題なのではないか。

事件で確信したのは、「Paragonは手作りスピーカー」だということ。それは故長岡鉄男さんが言われる「手作り」とお値段的には違うのだけれど、その根本は同じ、だと思う。Paragonだから、JBLだから、高価だから、評論家が褒めているからだとか、は「手作り」の前には意味を持たないのだと思った。

この事件でいろんな方々からParagonについてのアドバイスをいただいたが、ほとんどどれもが具体性が無かった。それはその方々が実際にParagonを触っている訳ではなく、また持っていたとしても「神聖な」ものに手を付けることに躊躇していた、からだろう。C.P.の場合は、そこに「事件」があり、解決のためには実際に手を下さざるを得ず、結果の音を聞く中でしか先には進めなかった。

C.P.ではアンプやコードの選定ではなく、パラゴンというエンクロージャーそのものが"関心の的"になっていった。カートリッジ、アンプをいくら替えても、パラゴンの欠陥とされる固有の音は変化はなく、パラゴン・エンクロージャーを「素材」として、「音の出る道具」を自分の「手の内で納得し、再構成」していく気持ちを持ち、今に至った。

そこのところは他の多くのパラゴン・オーナーにみられるアンプ等物量からの追求と違う点になると思う。

ただ、けっして間違って欲しくないのは、私は改造マニヤでは無いことだ。


・マルチにしているのは、「事件」からの流れ。

・裏蓋の一部形状変更は誤って落とし、やもうえずの選択。


他にパラゴン個体差による微細な調整はあるが、金額の張るものの追加やよくある振動取りなどのこざかしい小物類には一切興味が無い。設計思想を尊重し、できる限りオリジナルのまま、「きれいに」使いたいと考えてきた。


さて、「事件」をここにレポートしてから何軒かのメールや直接の言葉があった。その内のひとつに別図の様に「テーパーを付ければというイイ」という解決策の提案があった。昔にも同じ声があったけど。

まあ、簡単だし、誰でもが真っ先に考えることだろうが、切り取った後の保証はあるのだろうか。

前回も書いた通り、このエッジ周りは音には非常に微妙な部分、ましてコーン紙に対して反射する面を作ってしまうなどは、オーディオのセオリーから言ってもやってはいけないことのひとつとして「手作りオーディオいろは本」には必ずあり、常識だと思う。スロートの位置が動いてしまうことはいかにお考えなのだろう。また物理的に鬼目ナットがかましてあるバッフル板が弱くなるのは必定。絶対大丈夫と言う保証はあるのだろうか。

「工作」が簡単・微小だからといって、音に与える影響はけっして侮ってはいけない。パラゴンはネジ1本締めつけるか否かで、音は良くなったり悪くなったり大きく変化するところがある。音は目に見えず、正確な記憶はできず、持ち運び比較できないから、私が時間をかけあらゆることを想定し、元に戻せる方策をとるのはこういった部分からなのだ。

自分がやってもいないことを簡単に口にし、結論付ける風潮は今のオーディオ界にはじまったことではないが(笑)、もっとよく考えてからモノは言った方が良い。

分ってしまった気持ち悪いところから、「気分良い波は来ない」。
http://www.cp-paragon.com/masterparagon064.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c24

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
25. 中川隆[-10462] koaQ7Jey 2020年10月29日 14:22:10 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[38]

JBLパラゴンというスピーカーが、私の手元にやって来たのは、5年前である。パラゴンは、雑誌には常にBESTのスピーカーの一つに数えられていたが、世評では姿の美しさの方に、力点が、強く置かれていた。

店で第一音をパラゴンが発した時、私は「感動した」。音のひどさにである。

中域はカンカン、低域はドボーン、ドボーン。

口では「いいねえ〜」なんて言ってたけど、私が「あかん!」なんて言った日にゃ一、明日からどうやって店を続けていきゃーいいのだ。

これはまるで、煙こそ吐きださないが、怪獣である。2つある金色のロは「ギャー、ギャー」わめき、今にも歩き出さんばかりに六本の足で床を踏み鳴らしている。
http://www.cp-paragon.com/paragonextra.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c25

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
26. 中川隆[-10461] koaQ7Jey 2020年10月29日 14:26:05 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[39]
モニター系ならケーブルや電源に凝るとか、マルチアンプにチャレンジするとか、それならではの使いこなしもあろう。しかし楽器型の使いこなしというのは、それらの事も念頭に置かなくてはならないが、それ以前に良く箱を鳴らす事だ。

良く箱を鳴らす、というのは、私のように年中エアコンをかけて徹底的に箱を乾燥させるというような、およそオーディオ誌では取り上げられない類の「使いこなし」であったりする訳だ。

そしてまた、楽器型のスピーカーでは、マルチアンプ駆動を必要としない、と、私は思っている。


パラゴンを使っている方の中にも、ネジ止めを手回しドライバーで締めた程度で鳴らしている方も多いと思います。手締めではしっかりとやったつもりでも、一週間も経てば緩んでしまい、ドローンとした締まりのない低音になる原因になるのです。

自分の使い方が悪いのに、パラゴンは音が悪いと言ったりする人も居るのを知っています。情けないことだ。こういう方にかぎって、パラゴンをマルチアンプで駆動して、ユニットの限界性能を引き出すのだ!などと標榜しているのを見かけます。高価なパワーアンプを三台も買って取り付けているヒマがあるなら、ウーファのネジを電動インパクトドライパーで締めたまえ!

そのほうが、遙かに効果があります。

フクロウさんは、沢山のマッキントッシュパワーアンプを所有しているけれど、今まで一度もマルチアンプ駆動をする必要性は感じていません。試してもいません。スピーカーで音の良し悪しの7割は決定するというのに、基本的な事が解っていないオーディオマニアというのは結構多いのです。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html

パラゴンこそ近接聴が可能なスピーカーの代表

パラゴンに関する記事を検索したら、以下の記事が眼に付いた。曰く、

「そういや、四畳半にパラゴンいれて聴いているアホが居ったなあ〜」

というこの人は、基本は部屋だという持論の人です。勿論、アホなのはこの人で、己の未熟さを知らず、己がモノを知らなさすぎることを知らないのです。

部屋の影響を少なくするにはニアフィールドで聞く事で、有る程度解決できます。多くの日本人がウサギ小屋的な狭い小部屋でパラゴンを使う理由は近接位置で聴けるからです。どんな小型スピーカーよりも近接して聴けるのがパラゴンなのは、このSPを使った人ならば誰でも発見することです。

広い部屋で聴くとすれば、50畳ほどの石造りのお城のようなところがふさわしいと思う。たかだか20畳程度の部屋で聞く場合を想定すると、やはり狭い部屋と同様に近接位置がベストリスニングポイントになってしまうだろうと推測します。

私がパラゴンを買う時に店員に聞いた話では、日本人が好んでパラゴンを買うので、JBLは製造中止したいのを取りやめて作り続けているのだ、ということであった。つまり、パラゴンこそはニアフィールドリスニングにもっとも適したSPのひとつなのだ。言い換えれば日本のウサギ小屋住宅御用達スピーカーとも言える。

長年オーディオ誌を読んでパラゴンを使っている人の記事を読むと、私だけではなくて狭い部屋で使っている人が多かった。

ニアフィールドというのなら、古今東西パラゴンを最右翼にあげなくてはならない。なにせスピーカーとの距離がゼロセンチでも聴けるスピーカーなんてパラゴンを置いて他にはなかなか見あたらない。

パラゴンの使い方は様々な使い方があるけれど、前面の音響パネルにピタリと額を付けて聴くという人もいるのだ。故瀬川氏の報告によれば、その方のパラゴンには前面音響放射パネルに額の油染みが出来ているという。 これを読んだフクロウさんは、なにやら魑魅魍魎が跋扈する不気味なパラゴンの世界を覗き見た思いがしたものだ。

それにしても強力な375(376)ドライバーによる中音ホーンでダイレクトに鼓膜を振動させるのであるから、なんと過激な聴き方であろうか。でも、麻薬みたいなもので、これは病み付きになるのかも知れない


「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングをパラゴンで」・・

ウ、これは危ないな。


憑かれたようにSPに額を密着させて聞くという人には及ばないけれど、私は8畳間前方壁からの距離が140センチほどの場所で聞く。私も、かなりのニアフィールドリスニングだと思います。これは部屋の四隅に置かれたサラウンドSPとの兼ね合いのせいですから、通常の2チャンネルステレオとしてパラゴンを聴くのなら、さらに近接位置になるでしょう。

また、SPの50センチ前であぐらをかいて座って聴くボーカルもまた麻薬的効能があります。

従って店ではなくて個人所有のパラゴン使いの方々の大多数は、近接位置で聴いていると思います。こうすることで最新のモニターSPに負けない解像度の高い音が聴ける。パラゴンから一メートル以内に近づいて、その悪魔的魅力の美音をじっくりと聞いたことがない人は、パラゴンを聴いたことにはなりません。

パラゴンというスピーカーは巨大な外観と裏腹に、ニアフィールドリスニングにより威力を発揮する類希なSPなのです。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html

要するに、四畳半や六畳でもパラゴンは聴けるけれど、36畳の部屋で聴く場合と同じ装置だと悲惨な結果になるという事ですね。

四畳半や六畳で鳴らすなら、パワーアンプは低出力で周波数帯域が極端に狭いウェスタンの WE91B でないとまともな音にならないでしょう:


Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40〜10000 Hz ; 出力20W 
WE91 : 50〜 8000 Hz ; 出力10W 

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c26

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
303. 2020年10月29日 15:07:08 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[40]

2020年10月29日
日本の住宅ローン高齢化 返済完了は平均73歳

平均的な人は70歳まで年100万円以上を住宅ローンに支払っている


住宅ローンのシステムが限界

コロナによって日本の住宅ローン制度が破綻しかねない事態が進行している。

日本の住宅ローンは政府系の住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した「フラット35」が多く利用されている。

住宅金融支援機構は国土交通省と財務省が胴元で、住宅を建てさせてGDPを底上げする経済対策のひとつです。

金利や返済条件が非常に有利で、1%以下で最長35年払いの事もあるので、最も人気がある。

コロナによって住宅ローン返済が不可能になった人にも、返済期間の繰り延べや支払い猶予などを行っている。

ところが日本の晩婚化や出産年齢の高齢化から、住宅を建てる年齢が上がり返済年齢も高齢化している。


ほとんどの人はまず結婚し次いで子供ができ、部屋数が足りなくなると一戸建て住宅を建てます。

すると晩婚化と高齢出産は購入年齢の遅れを意味し、必然的に返済年齢も高齢化するのです。

仮に29歳で30年以上ローンを組むと返済は60歳から65歳、だが39歳だと返済年齢は70歳前後になる。

住宅ローンだけのために生きる人たち

2020年度のローン返済平均予定年齢は73歳で、20年間で5歳高齢化しました。

フラット35は申し込み可能年齢が70歳まで、返済予定年齢は80歳までとしている。

そこに襲い掛かってきたのがコロナ不況で、失業や収入減少でローンを払えない人が続出している。


フラット35では収入減少などで支払えない場合、最長15年支払い期限を延長できるが、80歳までの上限はそのままです。

ここには2つの問題があり、最初から70代や80歳で返済完了予定の人は80歳を超えて支払いを延長できない。

80歳と言うと日本人の平均寿命よりは短いが、平均的な労働可能年齢65歳を15年も超えている。


収入が年金ぐらいしかないのに住宅ローン返済が終わらず、住宅ローン破産する例が増えているという。

晩婚化、高齢出産、中年以降に住宅を建ててローンを組み、返済完了は平均70代が現在の日本の住宅ローンです。

システム自体が持続不可能だし、一生涯住宅ローンを払うためだけに働いて生きるようなものです。


これでは「家を建てないほうが良い」と言うしかありません
http://www.thutmosev.com/archives/84249061.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c303

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
27. 中川隆[-10460] koaQ7Jey 2020年10月29日 16:27:49 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[41]

パラゴンはどんな狭い部屋でも前面の音響パネルから至近距離で聴けばいい音になります。 ヴァイオリンを狭い部屋で弾くのと同じですね。
パラゴンは元々センタースピーカーとして設計されたので、ステレオ感とか位相とか定位とか周波数特性は完全に無視しているのですね。

Whistle Stop Cafe U パラゴン 5 2018-02-25
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html

前回 「理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントで、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた」と記したが、

パラゴンは友人宅で聴いた際、聴取場所を変えて座ったり、立ってみたり、寝転んでみたり、行儀の悪い格好で試し聴きしてみた。

左右のスピーカー2本の時よりは、首を動かしても音像が移動しない、しかし、リフレクターから遠く離れたり、極度に左右どちらかへ移動した場合はやはり、バランスのとれたステレオ再生にはほど遠い事が分かった。

故・岩崎千明氏が生前直接語ってくれたパラゴンの聴き方の中で、パラゴンはなるべくスピーカーに近づいてあの湾曲した反射板と「にらめっこ」して聴くのが最良であると。

それを確かめる為に、やはり友人宅のパラゴンで持参したジャズのレコードで
リフレクターから2m位の位置から徐々に近づいていき、目の前は木目しか見えない状態になった時こそ、ステレオ再生のバランスと生のような臨場感を体感できる事への確証をもったのだ。

メトロゴンも同じだが、ステレオ音像のバランスやリアルなジャズ再生となれば
あのリフレクターにどんどん近づいていってしまう。結果、岩崎氏の言うように、
パラゴンの真ん前で正座し「にらめっこ」して聴くのが私もベストと思う。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c27

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
28. 中川隆[-10459] koaQ7Jey 2020年10月29日 16:40:07 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[42]
岩崎千明とパラゴン

JBLパラゴンが 歩き出す! 2011/11/22(火)

ジャズ喫茶ベイシーのマスター、菅原氏と、尊敬するオーデイオ評論家、 岩崎千明氏の出会いは菅原氏の著書に出ている。 その豪快な岩崎氏の人間性が出ているので面白い。  

その後何年かして武蔵野の岩崎さんのお宅へお邪魔した事があるが、木立に囲まれた古いほうの家から、新しい家へ半分引越しの最中であった。 足の踏み場も無いほどのオーデイオ機材や、レコードが散らばっていたが、片っ端から聞かせていただいた。    ハークネス、パラゴン、*******、 

パラゴンは余りのボリュームに、両手をついてはって歩き出すのではないかと思った。

新しい家の方には、ハーツフィールドと、エレクトロボイスのパトリシアン600がすでに運び込まれていたが、結線は、レコードをかけながらしてくれた。
マッキントッシュのレシーバーに線がつながれたとき、ショック・ノイズだが、ものすごい足の速い低音が、ドッとハーツフィールドから吐き出された。 

一瞬であったが、やはりハーツフィールドというスピーカーは、すごい!

と僕はその時即座に断定した。 ハーツフィールドのウーファーは、超高能率型の150−4C である。  

下の階に降りて最後にパトリシアン 600を聞かせてもらった。岩崎さんは、アルバート・アイラーのレコードをこれまた大音量で鳴らしてくれたが、やがて  (  ド・ドド***** )という地震のような振動が、床を伝わってきたので、何事かと振り向くと、岩崎さんは、演奏中のレコードプレーヤーを持ち上げて、移動しょうとしていた?

”オーディオマニア ” にありがちな、チマチマしたところが、この人にはまったくなく、 「 繊細 」を 「 豪快 」でくるんでから揚げにしたようなタイプで、唯一無二のキャラクターの持ち主であった。    

帰りは親切にも吉祥寺まで、ジープのような物で、送っていただいたが、中央線の踏み切りで、列車が見えているのに、減速する気配が、全く見られない。もちろん遮断機は下がり始めている。
   
まさか! と思ったが、まさかであった。     
車の屋根に何かゴツン! とあたったようであった。
    
僕は亀のように首を引っ込めたが、ハンドルを握る岩崎さんは、ピクリともしないで、前方を見ている。  このとき僕は、岩崎さんを、 ”  テキサス・スタイルの オーデイオマニア  ”であると決め付けたのだ。 

やがてジープのような物は、無事?吉祥寺駅にたどり着き、岩崎さんは、後ろも見ないで、バックで歩道に半分車を乗り上げ、何かにゴツン!とあたったところで停止した。    

さわやかな挨拶をして、僕達はそこで別れた。 それが岩崎さんとの、最後で 岩崎さんが亡くなったのは、それからまもなくのことであった。 
http://blogs.yahoo.co.jp/good3shood/7295048.html

岩崎千明氏のこと

ステレオサウンド 38号の取材で、井上先生は、
岩崎千明、瀬川冬樹、菅野沖彦、柳沢巧力、上杉佳郎、長島達夫、山中敬三(掲載順)、
以上7氏のリスニングルームを訪ねられ、それぞれのお宅の「再生装置について」、囲み記事を書かれている。

タイトル通り、オーディオ機器の説明を、井上先生の視点でなされている。
音については、全体的にさらっと触れられている程度なのだが、 岩崎先生のところだけは、違う。
     ※
この部屋で聴くパラゴンは、聴き慣れたパラゴンとはまったく異なる音である。エネルギーが強烈であるだけに、使いこなしには苦労する375や075が、まろやかで艶めいて鳴り、洞窟のなかで轟くようにも思われる低音が、質感を明瞭に表現することに驚かされる。

2、3種のカートリッジのなかでは、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」のレコードのときの、ノイマンDST62は、感銘の深い緻密な響きであった。

パラゴン独得なステレオのエフェクトが、聴取位置が近いために効果的であったことも考えられるが、アンプの選択もかなり重要なファクターと思われる。やはり、このパラゴンの本質的な資質をいち早く感じとり、かつて本誌上でパラゴンを買う、と公表された岩崎氏ならではの見事な使いっぷりである。
http://audiosharing.com/blog/?cat=10&paged=7


岩崎先生は、パラゴンをどう捉えられていたのか。
ステレオサウンド 41号が参考になる。 パラゴンの使い手としての文章でもある。

 家の中に持ち込んでみてわかったのは、この「パラゴン」ひとつで部屋の中の雰囲気が、まるで変ってしまうということだった。

なにせ「幅2m強、高さ1m弱」という大きさからいっても、家具としてこれだけの大きさのものは、少なくとも日本の家具店の中には見当らない見事な仕上げの木製であるとて、この異様とも受けとめられる風貌だ。日本人の感覚の正直さから予備知識がなかったら、それが音を出すための物であると果してどれだけの人が見破るだろうか。何の用途か不明な巨大物体が、でんと室内正面にそなえられていては、雰囲気もすっかり変ってしまうに違いなかろう。

「異様」と形容した、この外観のかもし出す雰囲気はしかし、それまでにこの部屋でまったく知るはずもなかった「豪華さ」があふれていて、未知の世界を創り出し新鮮な高級感そのものであることにやがて気づくに違いない。パラゴンのもつもっとも大きな満足感はこうして本番の音に対する期待を、聴く前に胸の破裂するぎりぎりいっばいまでふくらませてくれる点にある。そして音の出たときのスリリングな緊張感。この張りつめた、一触即発の昂ぶりにも、十分応えてくれるだけの充実した音をパラゴンが秘めているのは、ホーンシステムだからだろう。

ホーン型システムを手掛けることからスタートした、ジェイムズ・B・ランシングの、その名をいただくシステムにおいて、正式の完全なオールホーンを探すと、現在入手できるのはこのパラゴンのみだ。

だから単純に「JBLホーンシステム」ということだけで、もはや他には絶対に得られるべくもない、これ限りのオリジナルシステムたる価値を高らかに謳うことができる。このシステムの外観的特徴ともいえる、左右にぽっかりとあく大きな開口が見るからにホーンシステム然たる見栄えとなっている。むろんその堂々たる低音の響きの豊かさが、ホーン型以外何ものでもないものを示しているが、ただ低音ホーン型システムを使ったことのない平均的ユーザーのブックシェルフ型と大差ない使い方では、その真価を発揮してくれそうもない。

パラゴンが、その響きがふてぶてしいとか、ホーン臭くて低い音で鳴らないとかいわれたり、そう思われたりするのも、その鳴らし方の難しさのためであり、また若い音楽ファン達の集る公共の場にあるパラゴンの多くは、確かに良い音とはほど遠いのが通例である。しかしこれは、決して本来のパラゴンの音ではないことを、この場を借り弁解しておこう。優れたスピーカーほどその音を出すのが難しいのはよく言われるところで、パラゴンはその意味で、今日存在するもっとも難しいシステムといっておこう。パラゴンの真価は、オールホーン型のみのもつべき高い水準にある。
 パラゴンは、米国高級スピーカーとしておそらく他に例のないステレオ用である。正面のゆるく湾曲した反射板に、左右の中音ホーンから音楽の主要中音域すべてをぶつけて反射拡散することによりきわめて積極的に優れたステレオ音場を創成する。この技術は、これだけでもう未来指向の、いや理想ともいえるステレオテクニックであろう。常に眼前中央にステージをほうふつとさせるひとつの方法をはっきり示している。
http://audiosharing.com/blog/?p=662

岩崎先生は、またパラゴンのことを、「プライベートなスピーカー」とも語られている(ステレオサウンド 38号)。

パラゴンは使いこなしが難しいスピーカーだと思われている方には、意外だろうが、 「大きな音はもちろん、キュートな小さい音」も鳴らせるパラゴンは融通性があり、アンプによる音の変化も他のスピーカーよりも小さく「たいへん使いやすいスピーカー」であるとまで言われている。

ただ「レコードの音の違いを細密に聴き比べたいといった使い方には、やや不向き」だと思われていたためだろう、39号のカートリッジ123機種の聴き比べでは、アルテックの620Aを試聴用のメインスピーカーとして使われている。
http://audiosharing.com/blog/?p=663

オーディオ彷徨 岩崎千明(一九七五年)

この一ヵ月来、私は自分の部屋で、JBLのもっとも古くからのスピーカー・システムとして存在している「パラゴン」を聴いている。

 パラゴンは、今日的スピーカー技術から、まったく反対の極に在るといえるステレオ音響変換器だ。

例えば、周波数特性といったもっとも基本的な特性を測ろうとしたときでさえ、どこにマイクロフォンを置いて、いかに測るか判断にとまどい思案しあぐねてしまうような非今日的、非現代技術的システムである。だからあまり大きな声でいいたくないことになる。今日のスピーカー・メーカーが基盤とし、かつしかるべき条件からパラゴンの良さが論じられるわけがないし、それのみを信じてきた今日の若いファンの頭に理解されることが到底無理というものだ。

 そうしたことを承知でなおパラゴンは私にとって大へん興味のある音響変換器であること自体、少しも変らない。何よりもスピーカーの左右二つの距離というものが一定であるから、そこに得られる音像は音量だけで決定づけられることになる。しかもその音像が聴いている位置をどこにしようが変化の差がなくて自然な感じということが最大の驚きであった。

特に、最近のマルチマイク録音の、かなりステレオ・セパレーションを土台とした意識的な音像群がこのパラゴンによって再生されると、自然な音場をかもし出して、ジャズのように音像の定位のはっきりしているものも、それが損われることなく、しかも自然な拡がりを得られ演奏者の配列が自然な奥行きをもって得られる。

何から何まで、f特にしてもパラゴンが良いとは決していわない。今日的、現代スピーカー・システムに明らかに劣る点も見出せるが、この自然なステージ感というか、演奏の現場の生の感じの再生ぶりはパラゴンにおいて、他に比類なくきわめてナチュラルであるといい切れる。

 こういうと、今までのはそんなに悪かったか、と反問されそうなので断わっておくが、今までのハークネスを低音ユニットとし、2397+2440つまり、ラジアル・ホーンに375ユニットのプロ仕様を加えた2ウェイ・システムで聴いたステレオ感も決して悪いものではないどころか最上の質だ。

スティープルチェイスのケニー・ドリュー・トリオの「ダーク・ビューティ」を喫茶店でちょい聴きをして、すっかりマイッてやっと輸入盤を探し求めて聴いた。その時のドラムの素晴らしいアタックは、ハークネス独特の、バックロードホーンの冴え切って引きしまったアタックをもって迫った。その迫力の源は低音域の響きと共にその立上り成分を構成するべき高音域を受け持つ高音用ユニットの良さで、それがはっきりと感じられた。それは、また2397のストレートなホーンからの高域のすなおな輻射が音像の確かさの根底を作っているという気がしたものだ。

だから音響レンズつきの2395や2390では多分、これほどのくっきりした音像を、得ることができないだろうと想像できたし、パラゴンの間近かなサウンドを自身で確かめなかった四月の時点では、もっとも優れたステレオ再生音像であると信じた。


 しかし、同じ「ダーク・ビューティ」をパラゴンで再生したときには、同じバスドラムも、スケールがひとまわり大きくなった。つまりより間近かに体に伝って眼前三米ほどにきた。しかもこう間近かになると、トリオの各々のメンバーの音像の大きさとか間隔とかがアンバランスに感じられてくるものだが、それがパラゴンでは、より自然にかつリアルな感じで再現されたのだった。

 試みに、同じスティープルチェイスのもっと前のアルバム、「フライト・トゥ・デンマーク」では、パラゴンで再現されるのはかなり距離をとったステージとしてである。それ以上に音量を上げると音像はかえって不自然になって、肝心のデューク・ジョーダンのピアノが少々引こみすぎる。つまり、リアルで間近かな演奏者達の再現は、パラゴンではかえって不自然な形となってしまう。

 こうして、ハークネス+2397ラジアルホーンの2ウェイとパラゴンとは、明らかに違う長所を持っていて、ハークネスの楽器のリアルな再現性に対してパラゴンの場合、ステレオ音像の確かさ、自然な現実感が何よりもはっきり感じられた。

 そんなわけでパラゴンによって、私自身のジャズの好みがまた、また間口を拡げてくることが、自分にも予想できるのである。つまり、ステージ演奏、あるいはスタジオにしろ、小人数のセッションが中心だったのが、編成の大きなものも抵抗なく聴くようになったし、マルチマイク独特の歴然たる左右セパレーションの極端な録音でさえも抵抗なく聴くことができそうだ。 
http://www.audiosharing.com/people/iwasaki/houkou/hou_16_1.htm

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c28

[近代史4] 中川隆 _ キリスト教関係投稿リンク 中川隆
7. 中川隆[-10458] koaQ7Jey 2020年10月29日 17:05:02 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[43]
2020年10月28日
米国「保守派」クリスチャンたちの素顔
もう一つのアメリカ、筆者の見た保守派の南部の高校生活
田村明子 (ジャーナリスト)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21189


 いよいよ大統領選を迎えようとしている現在、アメリカは保守派の共和党と、リベラルの民主党の真っ二つに分裂している。

 筆者がアメリカに移住したのは、1977年の春、カーター大統領政権が誕生して間もなくのことだった。あれから43年この国に住んでいるが、現在のアメリカほど分裂したアメリカを見たことがない。

 40年間住んでいるこのニューヨークは、国際色豊かで文化の懐の深い街である。でもここにいると、アメリカ合衆国全体の、保守的、閉鎖的で、自分たちと異質なものには徹底的に排他的な側面を見失いそうになってしまう。

 実は筆者が初めて暮らしたアメリカの地は、ノースカロライナ州だった。南部でもディープサウスと言われるほどの僻地ではないものの、現在でも共和党が多数派の土地である。


ノースカロライナ州シャーロットの歴史的建造物(/gettyimages)
 当時はまだ高校生で英語力も限られ、社会に対する理解力にも限界があった。それでもアメリカの保守派とされる社会を生の体験できたことは貴重な体験だったし、今振り返るとトンでもないこと、面白いこともたくさんあった。

「ロックは悪魔の音楽なのよ」
 筆者が10年生(日本の高校1年)として入学した先は、プロテスタント、サザンバプティスト派(南部バプティスト派)の高校だった。

 留学を許してくれた両親は、ミッション系の学校なら治安も良く、留学生活も安全だろうという思いを持っていたと思う。ところが実際に行ってみると、それがものすごく日本的な勘違いだったことに間もなく気が付いた。

 サザンバプティスト派は、トランプ再選の鍵を握ると言われている福音派の最大の一派で、信者は1500万人いると言われている。筆者が直に触れた彼らの信仰、思想は、日本人がイメージする「クリスチャン」とはかけ離れたものだった。そんなこともわからずに留学した筆者は、誤解を恐れずに言うなら、白人カルト集団にアジア人のティーネージャーの娘が一人でノコノコ乗り込んで行ったようなものだった。


ノースカロライナ州シャーロット(klenger/gettyimages) 写真を拡大
 最初にたどり着いたのはノースカロライナ州シャーロット郊外にある、大学付属の英語学校だった。東京のクリスチャン系の留学コンサルタントを通して、全国から集まった同年代の女の子が筆者もいれて5人(ちなみに男の子たちは、年頃の男女を数カ月一緒にしておくと風紀上問題ありという理由から、フロリダの英語学校に送られていた)夏の間ここで英語を学び、9月からそれぞれの高校に振り分けられる予定になっていた。

 英語学校の編入試験が終わった頃、筆者は留学コンサルタントの田中氏の車で、候補の高校のキャンパス見学に連れていってもらった。

 行った先は、サウスカロライナ州グリーンビルにあるボブ・ジョーンズ大学高等部。アメリカ人なら、名前を聞けばすぐにぴんとくる有名校である。だがそれは、良い意味ではない。

 「大学も付属している南部一の名門校だよ。ぼくが紹介できる学校の中では、ここがぴか一なんだ」と、田中氏は嬉しそうに強調した。校門前に大きな噴水があって、まるでリゾートのようだった。

 田中氏と旧知の仲だという校長に挨拶すると、彼は日本人とアメリカ人のハーフの女の子を連れてきた。ジェニーというその学生が、まだ英語もつたない筆者のために日本語でキャンパス案内をかって出てくれたのだ。ここなら楽しい高校生活が送れるかも。そう思っていた矢先、筆者にとってはカルチャーショックともいえる出来事が起きた。

 「ねえ、あなたはどんな音楽を聴くの? クイーンとか好き?」

 もともと筆者が高校留学を希望したのは、小学生の頃から聞き始めたロック音楽がきっかけだった。英語文化にめざめ、海外留学をして将来は通訳になりたいと憧れていた。

 でも筆者にそう聞かれたジェニーは、さっと蒼ざめた。目を大きく見開いて、顔をこわばらせている。返ってきたのは、こういう返事だった。

 「ロックは、ここでは禁止されているのよ。だってあれは、悪魔の音楽ですもの!!」

 悪魔の音楽…。今度は筆者の顔が思い切りこわばった。

 筆者は当時も現在も、クリスチャンではない。でも小学生の頃は友人たちと誘い合わせてプロテスタント系の教会の日曜学校に通い、中学はカソリック系の女子校に行った。聖書もたっぷり読んだし、お祈りも讃美歌も覚えた。カソリック系女子中学は、服装などの規則はものすごくうるさかったものの、さすがにロックが悪魔の音楽だなどと極端なことを言われたことは一度もない。

 これがサザンバプティストとの、初めての出会いだった。


異人種間の交際は禁止
 ジェニーに何と答えたのか覚えていない。記憶にあるのは、彼女が最後に恍惚とした表情を浮かべて、両手でぐるりと円を描いてこう言ったことである。

 「この学校にいるとね、神様がすぐここにいらっしゃるのがわかるの!!」

 ジェニーの薄茶色の瞳が何もない空間を見つめているのが、とても怖かった。

 こりゃまずい。そもそもクリスチャンではない私には、とても歯が立たない場所だと子供なりに理解した。この高校だけは無理です。そう伝えると、田中氏はもんのすごく不機嫌になったが、他の高校を紹介することに同意してくれた。

 後に調べるとこのボブ・ジョーンズ大学は、人種差別で悪名高いところだった。

 創立以来、黒人の生徒の入学を許可していなかったため、連邦国税庁から教育機関としての税金優遇対象からはずすと脅され、しぶしぶ黒人の受け入れを始めたのが1971年。だがそれから5年間は、黒人は既婚者のカップルのみ入学許可してきた。奇妙な校則だがその理由は、学校内で異人種間の交際を禁じていたためである。この異人種間の交際禁止という校則はなんと2004年まで続いた。当時の筆者がここに入学していたら、当然白人のボーイフレンドなどできなかっただろうし、万が一アジア人以外の彼氏を作ったら退学になっていたわけである。

 これがアパルトヘイト制度下の南アフリカ共和国でもなく、ナチ政権当時のドイツのことでもなく、近代のアメリカ南部の現実だった(ついでに言うと、キャンパス内でのロック音楽禁止は現在もまだ続いているらしい)。

 考えてみれば白人と日本人の混血だったジェニー自身、学校のポリシーに反する罪の象徴の存在だったはずである。もう一度彼女に会うことができるのなら、それをどう受け止めていたのか聞いてみたかった。信仰と人種偏見が、どう両立するのかも校長に聞いてみたかった。

 そもそもこんなところに日本人留学生を紹介しようとした田中氏も、どのくらい南部の保守的な校風を理解していたのだろうか。

 さて危ういところでボブ・ジョーンズを抜け出し、筆者はそこまで過激ではないノースカロライナの田舎の小さなサザンバプティスト派の高校に入学した。一番近くにある都市は車で30分ほどのウィンストン・セーラムで、市の名前からもわかるように周辺はタバコ畑だらけ。あとは目に付くのは教会がやたらと多いことだった。

 ここでも、びっくりすることの連続だった。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/218.html#c7

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
29. 中川隆[-10457] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:14:27 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[44]
Whistle Stop Cafe U

JBL パラゴンの事 1 2018-02-19
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257057.html

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JBL D-44000 レンジャー・パラゴン これがパラゴンの正式な名称である。
JBL史上、最も大きく高価(当時)で、独創的な音響理論とそれらをリアルに具現化した美しいデザインは音の出る家具以上の存在感を示してくれた、
究極のスピーカーシステムでもある。

自分もパラゴンには随分関り、いくつものパラゴンの音を聴いてきた。
一般的にパラゴンという大型のスピーカーを聴きたくとも、
普段中々パラゴンにお目にかかる機会はそう多くないが、
幸いな事に自分の周囲にパラゴン使いの友人、知人がいる。(今は消息不明の者もいるが)パラゴンが置いてあるジャズ喫茶のオーナーにも、閉店後のパラゴンでオーディオの蘊蓄を聞かせていただいたりもした。
究極の話しとしては随分前の事にはなるが、友人経由の照会でパラゴンを引き取って欲しいといった話しまで、舞い込んで来た事があった。自分がオーナーになる。夢のような話しである。

その当時、80万円で(大金だがパラゴンならお値打ちなのだ)、程度の良い中古のパラゴンを手にすることが出来ると、俄に喜んだものである。
結論から言えば、喜びいさんだものの、冷静になって良く考えた結果、
パラゴンの話は断る事になった。
横幅が2.6mある。リビングへなら入れて入らない事はない。
しかし、専用のリスニングルームもないし、家族も出入りする共有スペースで
この巨大なスピーカー家具を常時置いておけるものか。
それに大音量を出したら家族全員からバッシングを受けそうである。
せいぜいBGMとしてしか使えない可能性が高い、それどころかテレビ台やもの置きになりそうだ。

家内の実家の倉庫付き駐車場に保管する事や、別に倉庫を借りる事も考えたが
それではいつになったらパラゴンを本来の性能を発揮できる状態で聴けるのだ。
パラゴン用のリスニングルームのある家を建て替えるか。
そんな金も物理的な余裕などあるわけはない。
最後の決め手となったのが、仮に倉庫で保管しておき、いつかその日にめでたく
パラゴンが鳴りだしたとしてもだ、”いつか”の後々は、老齢化が進み、いずれ右も左も分からなくなる日も来る。
更に死後だ、そうなった時に、この巨大なスピーカーがでんと家に鎮座していた場合、このパラゴンの運命は一体どうなるのだ・・。
そう考えていくと、お互い不幸になってしまう結末が見えて来る。

結局、パラゴンは我が家にやって来なかったし、又今後も永久にない事は確実である。それからは(それからも)、パラゴンは写真で見たり、友人の家や公共の場で聴かせてもらうスピーカーとなったわけだ。

余談としては、その友人達、実は当時の私の懸念に耳を貸さなかった連中だが、今頃になって将来的な処遇を、うすうす気にかけ始めているのだが、他人の道楽なので、そら見た事かともいえない。
と思ったが、「それみろ。」と冷たく言う事にしている。
特別養護老人施設にパラゴンを持参する気かもしれない。

それでもそこそこ皆、郊外の大きな家なので、戒名と一緒にメモリアル品で仏壇置き場にすればと言っておいた。
遺影と花を飾り法要を営むにはちょうど良いステージとなるわけだ。

そんな憎まれ口を叩き、お互い笑い合っても、現実には終末はやって来るわけで
本邦で盛んに言わせてもらっている、終活に向けて、元気な内に出来る事はやっておいたほうが良い。
提唱しているのは、『一人で持てない、オーディオ機械は買わない、置かない。』という事だ。
終活オーディオである。

これについての話しは別のところで書いて来たので割愛するが、
そのメモリアル遺品候補の代表選手のパラゴンについて、後日あらためて書いてみたい。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257057.html

パラゴン 2 2018-02-20
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257071.html?frm=theme

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JBL レンジャー・パラゴンは、レンジャーシリーズという名称で販売されたものは3人兄弟である。

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メトロゴン

長男がパラゴン、次男はメトロゴン、三男がミニゴンである。
設計者はレンジャー・パラゴン氏、よって名前を冠して、”#D-44000 レンジャー・パラゴン”が正式呼称になる。

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レンジャー氏の設計したパラゴンの商品化にあたり、ディテイルのインダストリアルなプロデュース及び、デザイン・ワークはかのA・ウルフ氏だ。
精緻な木工作業は、日系のフレッド・カトウ氏で、故岩崎千明氏ご本人より直接聞いた話しではパラゴンはカトウ氏が一人でこつこつと作っているようなものであって、
このカトウ氏がこれから先にリタイアすれば、パラゴンは生産できない。製品の存続は難しくこのスピーカーは貴重なものになるだろう。(岩崎氏がパラゴンを所有された頃の話しだ)

その言葉通りに、それからご高齢だったカトウ氏が一線を退き、それを以てパラゴンは生産を中止したのである。
もちろん、かような大型機種は木工技術者不在で、生産管理、在庫管理、物流コストに木材及び人件費の高騰、他にも、磁石がそれまでのアルニコからフェライトタイプのSFGモデルに代わった事などもあり、
その歴史を閉じるわけだが、とても残念だが、時代が必要としなくなった以上、これは致し方ない事でもあった。
何となく日本海軍の大型戦艦とアメリカの空母〜航空機の時代への変遷のようだ。

パラゴンは低域にホーンロードをかけた、フロント方式オールホーンのシステムである。低域用ドライバに、最強と言われるあの、150-4C ウーハー、中域用に375、
高域用に075(ただし初期のものは2ウェイで、075は途中より追加される)
さらに、途中で低域用はLE15Aへと変更される。又、中域も最後の頃には、
中域が376に変更。
次男のメトロゴンで使用されるドライバは低域にD130A、中高域が275の2ウェイだが、他にD-131と075だったりと、そのバリエーションはいくつか存在する。ミニゴンは最も小さなもので、この機種だけ右左のスピーカーが左右に分離できるものである。
ドライバーには低域がLE-10A、高域がLE-20、他にLE-8TとPR-8のフルレンジのタイプのものまであった。
ミニゴンが真っ先に姿を消して、次にメトロゴンも生産中止を余儀なくされ、パラゴンだけが、JBLの威信をかけ最後までカタログに残っていたというわけだ。
手のかかる木工製品と何よりも家庭用としては巨大なサイズ、新しい録音技術にそぐわない古くなってしまった設計理念、
現代録音の低域スピードと立ち上がりについていけない、低域用フロントホーン。
パラゴンの終焉はモノラル〜ステレオ化への時代の要求で生まれ、再び、高度で進化し複雑化する現代ステレオ録音にはそぐわない時点でその役割を終えたのだ。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257071.html?frm=theme


パラゴン 3 2018-02-21
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257081.html?frm=theme

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他にパラゴンには試作段階で、製品化されなかった幻のモデルも存在し、従来のフロントロード・ホーンでなくバスレフとし、低域のドライバーに130Aを用いたものなどがあったようだ。
他に驚くような話しとして、レンジャーシリーズは3人兄弟と記したが、パラゴンの上位機種も存在したようなのだ。
それは、パラゴンよりビッグ・サイズの”ラージパラゴン”が設計図にあり企画として検討されていた可能性も大いにある。
パラゴンを左右に配し、センターにこのパラゴンの上位機種であるラージパラゴンがでんと鎮座する今で言う2.1chのような超弩級の計画だ。
海外のある文献で見つけたものだが、日本語の資料は皆無なので、当時新しく代理店となったサンスイですら知らない事実ではなかろうか。
ただし、米国でもまったく陽の目をみておらず、一部の人のみしか知り得なかった、幻のパラゴンのお兄さんなのだ。
ノーマルのパラゴンを左右に置いて、センターにラージ・パラゴンが収まる風景は、想像するだけでワクワクしてくる。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257081.html?frm=theme

パラゴン 4 2018-02-22
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257093.html

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ステレオ再生のためには、スピーカーが2本必要な事は興味のない人でも何となく知っている。
ところが、スピーカーで一台でステレオを再生できるスピーカーは殆ど無いといって良い。
一台でステレオ再生可能な数少ない代表こそが、パラゴン及びメトロゴンである。
(ヨーロッパに多かったアンプやターンテーブルも一体型のものは別)
パラゴンの特徴でもある、中央の大きな湾曲された”リフレクター”(反射板)。
このリフレクターに向かって左右にオフセットされた個々のドライブユニットから
再生された音はぶつかり、左右の音がブレンドされ、再度それぞれに拡散されていく仕組みなのだ。
特に斜め横に向いている中域の375+5038 ホーンから放出されたミッドレンジの音が効果的に反射・拡散するわけだ。
(低域は指向性が鋭く無いため、出口は前を向いている。)

ステレオ再生において、左右のこのような中央の湾曲したリフレクターでブレンド、或いは反射された音は
理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントでもあった。
そんな事から、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた事もあった。
果たしてパラゴンは究極のステレオ専用再生装置なのだろうか。
自分としてはパラゴンはもっと違った意味でのスペシャリストと考えている。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257093.html


パラゴン 5 2018-02-25
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html

前回 「理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントで、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた」と記したが、

パラゴンは友人宅で聴いた際、聴取場所を変えて座ったり、立ってみたり、寝転んでみたり、行儀の悪い格好で試し聴きしてみた。

左右のスピーカー2本の時よりは、首を動かしても音像が移動しない、しかし、リフレクターから遠く離れたり、極度に左右どちらかへ移動した場合はやはり、バランスのとれたステレオ再生にはほど遠い事が分かった。

故・岩崎千明氏が生前直接語ってくれたパラゴンの聴き方の中で、パラゴンはなるべくスピーカーに近づいてあの湾曲した反射板と「にらめっこ」して聴くのが最良であると。

それを確かめる為に、やはり友人宅のパラゴンで持参したジャズのレコードで
リフレクターから2m位の位置から徐々に近づいていき、目の前は木目しか見えない状態になった時こそ、ステレオ再生のバランスと生のような臨場感を体感できる事への確証をもったのだ。

メトロゴンも同じだが、ステレオ音像のバランスやリアルなジャズ再生となれば
あのリフレクターにどんどん近づいていってしまう。結果、岩崎氏の言うように、
パラゴンの真ん前で正座し「にらめっこ」して聴くのが私もベストと思う。

ただし、これはステレオ再生での話しであり、録音の新旧、録音の良い悪いなどの諸条件がこれに加わってくる。

ここまでパラゴンの聴き方について試してみて、大体の特徴とその特異な個性が把握できてきた。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html


パラゴン 6 2018-02-26
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257139.html

パラゴンは一般的にステレオ再生専用スピーカーと言われる。
ただ、ステレオ録音といっても、初期の左右チャンネルに違った楽器を並べたり、
左右スピーカーの間を音像が行ったり来たりのような、ステレオ録音を強調する
ような、あざとい手法の録音もまかり通っていた。
さりとて、現代のステレオ録音には特に低域ホーン始めとする時間的な遅れ、位相の処理など再生しきれないところもある。
その間を埋めるステレオ録音に対してのみ有効なのだという事も分かった。

実はここで気がついた事がある。
パラゴンを寝転がって聴いたり、間近で聴いてみたりした経験の中で、
パラゴンはステレオ再生スペシャリストではなく、実はモノラル再生のスペシャリストでもあり、同じステレオ録音でも、センター中央にピラミッド状に音像を構築する
モノラル化するスピーカーではないのか。
モノラルというとマイナスイメージを持つ「ステレオタイプ」なステレオ支持派は多いが、あのリフレクターによるブレンド、反射、拡散によって
ステレオ録音が骨格のしっかりした、より訴求力の高いモノラル製造器なのだと確信した。

アンプやスピーカー出力でステレオをモノラル化しても、位相や特定の帯域だけ強調されたりその逆となったりと、ステレオで余計に弄ったところを引き算して、
モノラル再生は可能だが、それにはコツがいる。
パラゴンやメトロゴンであれば、エコーや実体音像のない軟弱なステレオ再生よりも、リフレクターのセンター音像による疑似モノラルの骨太再生こそ
パラゴンの隠れた資質であったように思う。

パラゴンで普通にステレオ録音を再生すれば、ピラミッド型にして実体音像のモノラル再生が何ら手を加えずとも、いつでも楽しめるわけだ。

パラゴンはモノラル(実体モノラル音像)再生のスペシャリストが結論だ。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257139.html


パラゴン 7(最終)2018-03-02
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257183.html

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パラゴンといえば岩崎さん

【6よりの続き】
何とか48ではないのだが、音楽再生でセンターは音楽のキモで、
ステレオ録音がセパレーション志向で左右の広がりを重視した結果、
肝心のセンター音像は、実体のない、ただのファントム音像がそこにあるだけなのが、ステレオ再生特有のふわっとしたつかみどころなき楽器の再現性で、
音像の中抜けだとか、最悪左右のスピーカーを行ったり来たりでは、
気になってしまって、音楽をゆっくり聴くどころではない。
ステレオ感をデフォルメせんがための、ステレオ再生時における異常なまでのエフェクトやリバーブのトッピングによって、ごまかした音場優先で本来あるべき音楽の太い幹である音像が、実は疑似音像だという事への違和感を感じないまま、
頑固なまでに2本のスピーカーは当然と信じ込んでいる。

ステージで楽器を演った経験のない方や、ライブや演奏会の実体験の少ない、頭でっかちなオーディオマニアが陥る袋小路がそこにある。
ライブ演奏で楽器の音が左右から別々に聞こえて来ることなどなく、
あくまでセンターを中心に広がっていくのがライブ演奏であり、
座席がステージより左右に移動しても、センターから程良くブレンドされ
実体のある個々のソロ楽器は、五重塔のように重層的に配置されて、ライブ会場を包んでいくわけだ。

生演奏なら聴く位置を移動しても、音像までもが移動してしまう事はない。
(ステレオ再生の場合、身体をずらしただけで、音像が移動しバランスが崩れる。
眼科や、メガネ店で計測に使う器具で頭を固定されるままの状態で、
音楽を聴かされるような状況を想像すれば分かりやすい。
ステレオ再生のただ一点しかないピンポイント聴取位置を強制されるという、
馬鹿げた聴き方に陥るのである。)

ライブ会場にいるようなセンターの薄まらない、むしろ楽器本来の音色が
しっかり聴け、渾然一体となった融合感とリアルな実体感が、左右2本のスピーカーによる再生で、忘れてしまったものではないだろうか。

パラゴンのリフレクターによる反射とブレンドに実体的なセンター定位を
物理的に解決していった、ステレオ専門用スピーカーシステムと同時に
疑似音像でなくモノラルでしか体験できない本来の音像のリアリティが
薄口の偽音像であるステレオ録音のソフトでも、簡単に体験できる物理的な解決策として製品化された魔法の箱なのだが・・、
大概、いや殆どの場合、究極のリアリティーをもたらす筈の魔法の箱が、
パンドラの箱と化しているケースが多いのだ。

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故・岩崎千明氏 早くは、JBL D130 晩年はパラゴンの伝道師だった。
当時、咳き込むのが気になっていたが、病気は進行していたようだ。 
オモチャに囲まれた子供のように、嬉しそうな顔。懐かしい一枚。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257183.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c29

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
30. 中川隆[-10456] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:21:17 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[45]

パラゴンの形態

パラゴンの形態は、当時のステレオ録音が左右チャンネルに音を振り分けすぎていたのを再生側で融合させるため、という説明が昔からある。

けれども1957年に登場したパラゴンの開発には、10年以上の歳月が要した、とのこと。

10年以上が、12年なのか、15年なのかは不明だが、なんにしても、1940年代はモノーラル。

モノーラルLPの登場が1948年だから。

となると、いったいなぜ、パラゴンの形態は生れたのか。

パラゴンは、よく知られるようにJBLとリチャード・レンジャー大佐との共同開発。
レンジャー大佐はアカデミー賞受賞者でもある。

たったこれだけのことから勝手に推測するに、

1940年にベル・ラボラトリーが公開した、ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団による、映画フィルムのサウンドトラックを利用した3チャンネルのステレオ録音・再生が、パラゴンを生むことにつながっているのではないだろうか。

レンジャー大佐は、このとき(もしくはその後)に、アカデミー賞受賞者だけに、ステレオ録音・再生に触れていた可能性は高いと思う。

そして3チャンネル・ステレオを、ミニマムの2チャンネルで再生するにはどうしたらいいのか、その解答が、パラゴンの形態だとしても不思議ではないような気がする。

パラゴンの形態は、どうみても現代スピーカーとは呼べない。

けれど、パラゴンは、パラゴンならではの手法で、プログラムソースの相似形、近似値のデータにリモデリング、リレンダリングを行っている。

その結果が、パラゴン独得の形態へとつながっている。
http://audiosharing.com/blog/?p=45
http://audiosharing.com/blog/?p=1376

スーパーウーファーについて(パラゴンに関しての余談)

仮想音源について考えると、JBLのパラゴンをマルチアンプで、デジタル信号処理で3つのユニットの時間差を補整して鳴らすのは、果してうまくいくのだろうかと思ってしまう。

パラゴンではウーファーいちばん奥にある。しかも低音のホーンは曲っている。
もうパラゴンを聞いたのはずいぶん昔のことで、しかもまだハタチそこそこの若造だったため、音源がどのへんにできているかなんて、という聴き方はしていなかった。

低音の仮想音源は、高音用の075の設置場所のすこし手前であたりにできるのだろうか。

低音のホーンはこのへんでカーブを描いている。

そして中音は中央の大きくカーブした反射板をめざすように設置されている。

反射板も、中音に関しては、左右チャンネルの音が交じり合っての仮想音源となっているだろう。

高音と中音の各ユニットは近くに位置している。

パラゴンの図面を眺めるたびに、いったいどこにそれぞれの音域の音像は定位するのだろうか、と考えてしまう。

考えるよりも、実際にパラゴンを聴いた方が確実な答えがでるのはわかっている。
でも、いまその機会はないから、こうやってあれこれ考えている。

私の予想では、やはり075の周辺にうまくできるような気がする。

だとすると、パラゴンを、いまの時代に鳴らすことの面白さが、いっそう輝きを増す。
http://audiosharing.com/blog/?p=2109

BBCモニター考

そういえば瀬川先生が、ステレオサウンド 56号に書かれていたことを思い出す。
JBLのパラゴンのトゥイーター(075)・レベルについて

「最適ポイントは決して1箇所だけではない。指定の(12時の)位置より、少し上げたあたり、少なくとも2箇所に、それぞれ、いずれともきめかねるポイントがある。

そして、その位置はおそろしくデリケート、かつクリティカルだ。つまみを指で静かに廻してみると、巻線抵抗の線の一本一本を、スライダーが摺動してゆくのが、手ごたえでわかる。

最適ポイント近くでは、その一本を越えたのではもうやりすぎで、巻線と巻線の中間にスライダーが跨った形のところが良かったりする。まあ、体験してみなくては信じられない話かもしれないが。」

という記述だ。

パラゴンと4344というシステムの違いはあるが、巻線抵抗のレベルコントロールは共通している。
その微妙さ(ときには不安定さ)も共通しているといえよう。

さきほどまでの、いい感じで鳴ってくれた音と、もう少しと欲張り、先に戻せなかった音の、レベルコントロールの位置の差は、まさに「巻線と巻線の中間にスライダーが跨った」かどうかの違いだったのかもしれない。

そうやって微妙な調整を経て、音はピントが合ってくるもの。
だから、巻線抵抗のレベルコントロールに文句を言っているように感じられるだろうが、否定しているわけではない。

BBC モニター系列のスピーカーにレベルコントロールがついている機種は、あまりない。
ついていても連続可変ではなく、タップ切替による段階的なものである。
http://audiosharing.com/blog/?p=667

確信していること

じつは以前から、瀬川先生のパラゴンについて書かれたものを読むとき、 どこかにすこしばかり「意外だなぁ」という気持があった。

同じJBLのスピーカーとはいえ、瀬川先生が愛用されていた4341、4343といったスタジオモニター・シリーズと、 D44000 Paragon ずいぶん違うスピーカーシステムである。

もっともパラゴンは、他のどんなスピーカーシステムと比較しても、特異な存在ではあるけれど、どうしても瀬川先生が指向されている音の世界と、そのときは、まだパラゴンの音とが結びつかなかったから、つねに「意外だなぁ」ということがあった。

工業デザイナーをやられていたことは、けっこう早くから知っていたので、 パラゴンに対する高い評価は、音に対すること以上に、そのデザインの完成後、素晴らしさに対することへのものが大きかったからだろう……、
そんなふうに勝手な解釈をしていたこともあった。けれど、いくつかの文章を読めばわかることだが、パラゴンに関しては、絶賛に近い書き方である。

デザインだけではないことが、はっきりとしてくる。

1957年11月に登場したD44000 Paragonは、JBLにとって、ステレオ時代をむかえて最初に発表した、文字通り、ステレオスピーカーシステムである。

そして60年をこえるJBLの歴史のなかで、もっとも寿命のながかったスピーカーシステムでもある。

パラゴンの前には、D30085 Hartsfield がある。

ステレオ時代のJBLを代表するのがパラゴンならば、このハーツフィールドはモノーラル時代のJBLを代表する。

1955年、Life誌にてハーツフィールドは「究極の夢のスピーカー」として取りあげられている。

ハーツフィールドとパラゴンは、デザインにおいても大きな違いがある。

どちらが優れたデザインかということよりも、はじめて見たとき(といってもステレオサウンドの記事でだが)の衝撃は、私にとってはハーツフィールドが大きかった。

はじめて買ったステレオサウンド 41号に掲載されていた「クラフツマンシップの粋」、そのカラー扉のハーツフィールドは、美しかった。たしか、ハーツフィールドがおかれてある部屋は、RFエンタープライゼスの中西社長のリスニングルームのはずだ。

こんなにも見事に部屋におさまっている例は、しばらくあとにステレオサウンドで紹介された田中一光氏のハークネス(これもまたJBLだ)だけである。

ハーツフィールド(もしくはハークネス)が欲しい、と思うよりも、この部屋まるごとをいつの日か実現できたら……、そんな想いを抱かせてくれた。

若造の私も魅了された。
ハーツフィールドと同じ時代をすごしてこられた世代の人たちにとっては、私なんかの想いよりも、ずっとずっとハーツフィールドへの憧れは強く、熱いものだったろう。

瀬川先生にとってハーツフィールドは、

「永いあいだわたくしのイメージの中での終着駅であった」

と書かれている。(「いわば偏執狂的なステレオ・コンポーネント論」より)

むかしたった一度聴いただけで、もう再び聴けないかと思っていたJBLのハーツフィールドを、最近になって聴くことができた。このスピーカーは、永いあいだわたくしのイメージの中での終着駅であった。求める音の最高の理想を、鳴らしてくれる筈のスピーカーであった。そして、完全な形とは言えないながら、この理想≠フスピーカーの音を聴き、いまにして、残酷にもハーツフィールドは、わたくしの求める音でないことを教えてくれた。

どういう状態で聴こうが、自分の求めるものかそうでないかは、直感が嗅ぎ分ける。いままで何度もそうしてわたくしは自分のスピーカーを選んできた。そういうスピーカーの一部には惚れ込みながら、どうしても満たされない何かを、ほとんど記憶に残っていない──それだけに理想を託しやすい──ハーツフィールドに望んだのは、まあ自然の成行きだったろう。

いま、しょせんこのスピーカーの音は自分とは無縁のものだったと悟らされたわたくしの心中は複雑である。ここまで来てみて、ようやく、自分の体質がイギリスの音、しかし古いそれではなく、BBCのモニター・スピーカー以降の新しいゼネレイションの方向に合っていることが確認できた。
     *
瀬川先生のハーツフィールドへの想いは、もうひとつペンネーム「芳津翻人(よしづはると)」にもあらわれている。 芳津翻人は、ハーツフィールドの当て字だ。

そのハーツフィールドのユニット構成は、初期のパラゴンとほぼ同じだ。
ウーファーは150-4C、中音域のドライバーは375。基本は2ウェイだが、のちに075を加えて3ウェイ仕様になっている。
エンクロージュアのホーン構造も途中から変更され、すこしばかり簡略化されている。

パラゴンも、初期のものはウーファーには150-4Cが使われていた。
ドライバーは、もちろん375で、パラゴンは初期モデルから3ウェイで、075を搭載。

比較的はやい時期からパラゴンのウーファーはLE15Aに換えられている。

じつはハーツフィールドもウーファーには多少の変更がある。

型番こそ150-4Cと同じだが、コーンアッセンブリーの変更により、コーン紙の材質の変更、それにともなうf0が低くなり、振幅もオリジナルの150-4Cよりも確保できている、と山中先生からきいたことがある。

つまりパラゴンのウーファーの変更と、同じ方向の変更がハーツフィールドにも行なわれていたわけだ。

搭載されているユニットの違いは、ハーツフィールドとパラゴンのあいだにはない、といってもいい。

にもかかわらず、瀬川先生にとって、ハーツフィールドとパラゴンへの想いには、相違がある。

ハーツフィールドとパラゴンはユニット構成もほぼ同じうえに、エンクロージュアの形式も、言葉の上だけでは、オールホーン型ということで同じ面を持つ。

もっとも中音のホーンに違い、低音部のホーンの構造の違い、

それにモノーラル時代につくられたハーツフィールド、ステレオ時代につくられたパラゴン、

そういう違いはあるものの、たとえば同じJBLのスタジオモニター・シリーズと比較すれば、ハーツフィールドとパラゴンは、ひとくくりにされるかもしれない。
いわば旧い世代のスピーカーシステムに属している。

ハーツフィールドとパラゴンの、瀬川先生にとっての相違点はどこにあるのか。
そして、もうひとつハーツフィールドよく似たスピーカーシステムで、 瀬川先生が「欲しい」と書かれているモノがある。

イギリス・ヴァイタヴォックスのCN191 Corner Horn だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=1490
http://audiosharing.com/blog/?p=1493
http://audiosharing.com/blog/?p=1494
http://audiosharing.com/blog/?p=1544

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c30

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
12. 中川隆[-10455] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:22:19 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[46]
確信していること

じつは以前から、瀬川先生のパラゴンについて書かれたものを読むとき、 どこかにすこしばかり「意外だなぁ」という気持があった。

同じJBLのスピーカーとはいえ、瀬川先生が愛用されていた4341、4343といったスタジオモニター・シリーズと、 D44000 Paragon ずいぶん違うスピーカーシステムである。

もっともパラゴンは、他のどんなスピーカーシステムと比較しても、特異な存在ではあるけれど、どうしても瀬川先生が指向されている音の世界と、そのときは、まだパラゴンの音とが結びつかなかったから、つねに「意外だなぁ」ということがあった。

工業デザイナーをやられていたことは、けっこう早くから知っていたので、 パラゴンに対する高い評価は、音に対すること以上に、そのデザインの完成後、素晴らしさに対することへのものが大きかったからだろう……、
そんなふうに勝手な解釈をしていたこともあった。けれど、いくつかの文章を読めばわかることだが、パラゴンに関しては、絶賛に近い書き方である。

デザインだけではないことが、はっきりとしてくる。

1957年11月に登場したD44000 Paragonは、JBLにとって、ステレオ時代をむかえて最初に発表した、文字通り、ステレオスピーカーシステムである。

そして60年をこえるJBLの歴史のなかで、もっとも寿命のながかったスピーカーシステムでもある。

パラゴンの前には、D30085 Hartsfield がある。

ステレオ時代のJBLを代表するのがパラゴンならば、このハーツフィールドはモノーラル時代のJBLを代表する。

1955年、Life誌にてハーツフィールドは「究極の夢のスピーカー」として取りあげられている。

ハーツフィールドとパラゴンは、デザインにおいても大きな違いがある。

どちらが優れたデザインかということよりも、はじめて見たとき(といってもステレオサウンドの記事でだが)の衝撃は、私にとってはハーツフィールドが大きかった。

はじめて買ったステレオサウンド 41号に掲載されていた「クラフツマンシップの粋」、そのカラー扉のハーツフィールドは、美しかった。たしか、ハーツフィールドがおかれてある部屋は、RFエンタープライゼスの中西社長のリスニングルームのはずだ。

こんなにも見事に部屋におさまっている例は、しばらくあとにステレオサウンドで紹介された田中一光氏のハークネス(これもまたJBLだ)だけである。

ハーツフィールド(もしくはハークネス)が欲しい、と思うよりも、この部屋まるごとをいつの日か実現できたら……、そんな想いを抱かせてくれた。

若造の私も魅了された。
ハーツフィールドと同じ時代をすごしてこられた世代の人たちにとっては、私なんかの想いよりも、ずっとずっとハーツフィールドへの憧れは強く、熱いものだったろう。

瀬川先生にとってハーツフィールドは、

「永いあいだわたくしのイメージの中での終着駅であった」

と書かれている。(「いわば偏執狂的なステレオ・コンポーネント論」より)

むかしたった一度聴いただけで、もう再び聴けないかと思っていたJBLのハーツフィールドを、最近になって聴くことができた。このスピーカーは、永いあいだわたくしのイメージの中での終着駅であった。求める音の最高の理想を、鳴らしてくれる筈のスピーカーであった。そして、完全な形とは言えないながら、この理想≠フスピーカーの音を聴き、いまにして、残酷にもハーツフィールドは、わたくしの求める音でないことを教えてくれた。

どういう状態で聴こうが、自分の求めるものかそうでないかは、直感が嗅ぎ分ける。いままで何度もそうしてわたくしは自分のスピーカーを選んできた。そういうスピーカーの一部には惚れ込みながら、どうしても満たされない何かを、ほとんど記憶に残っていない──それだけに理想を託しやすい──ハーツフィールドに望んだのは、まあ自然の成行きだったろう。

いま、しょせんこのスピーカーの音は自分とは無縁のものだったと悟らされたわたくしの心中は複雑である。ここまで来てみて、ようやく、自分の体質がイギリスの音、しかし古いそれではなく、BBCのモニター・スピーカー以降の新しいゼネレイションの方向に合っていることが確認できた。
     *
瀬川先生のハーツフィールドへの想いは、もうひとつペンネーム「芳津翻人(よしづはると)」にもあらわれている。 芳津翻人は、ハーツフィールドの当て字だ。

そのハーツフィールドのユニット構成は、初期のパラゴンとほぼ同じだ。
ウーファーは150-4C、中音域のドライバーは375。基本は2ウェイだが、のちに075を加えて3ウェイ仕様になっている。
エンクロージュアのホーン構造も途中から変更され、すこしばかり簡略化されている。

パラゴンも、初期のものはウーファーには150-4Cが使われていた。
ドライバーは、もちろん375で、パラゴンは初期モデルから3ウェイで、075を搭載。

比較的はやい時期からパラゴンのウーファーはLE15Aに換えられている。

じつはハーツフィールドもウーファーには多少の変更がある。

型番こそ150-4Cと同じだが、コーンアッセンブリーの変更により、コーン紙の材質の変更、それにともなうf0が低くなり、振幅もオリジナルの150-4Cよりも確保できている、と山中先生からきいたことがある。

つまりパラゴンのウーファーの変更と、同じ方向の変更がハーツフィールドにも行なわれていたわけだ。

搭載されているユニットの違いは、ハーツフィールドとパラゴンのあいだにはない、といってもいい。

にもかかわらず、瀬川先生にとって、ハーツフィールドとパラゴンへの想いには、相違がある。

ハーツフィールドとパラゴンはユニット構成もほぼ同じうえに、エンクロージュアの形式も、言葉の上だけでは、オールホーン型ということで同じ面を持つ。

もっとも中音のホーンに違い、低音部のホーンの構造の違い、

それにモノーラル時代につくられたハーツフィールド、ステレオ時代につくられたパラゴン、

そういう違いはあるものの、たとえば同じJBLのスタジオモニター・シリーズと比較すれば、ハーツフィールドとパラゴンは、ひとくくりにされるかもしれない。
いわば旧い世代のスピーカーシステムに属している。

ハーツフィールドとパラゴンの、瀬川先生にとっての相違点はどこにあるのか。
そして、もうひとつハーツフィールドよく似たスピーカーシステムで、 瀬川先生が「欲しい」と書かれているモノがある。

イギリス・ヴァイタヴォックスのCN191 Corner Horn だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=1490
http://audiosharing.com/blog/?p=1493
http://audiosharing.com/blog/?p=1494
http://audiosharing.com/blog/?p=1544
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c12

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
13. 中川隆[-10454] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:34:01 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[47]

JBLハーツフィールド奮闘記

このホームページはJBLの名器ハーツフィールドのエンクロージャーを手に入れてからユニットを組み込み鳴らすまでの記録です。ハーツフィールドのエンクロージャーを手に入れてからユニットを組み込むまで怠惰な性格もあり結局8年以上かかりました。


ハーツフィールド奮闘記・エンクロージャー探し

ふと知り合った真空管アンプ製作者宅ではじめてハーツフィールドのすばらしいサウンドを聴かせて頂いたのは20年近く前のことだ。2000年にようやく茨城のオーディオマートという輸入業者からハーツフィールドのエンクロージャーだけを購入することができた。JBLのオリジナルものという話で購入したが、茨城在住の知人の超オーディオマニアによればその業者は本物しか仕入れないそうなのでおそらく、そうであろうと思いたい。無傷といってよい美品であった。

その後、いろいろ調べてみたがまずホーンの構造やJBLのロゴ的には初期型ではなくホーン構造変更の中期型以降のものであり、ネットワークの取り付け穴の構造は、N500H用のものであり、N400用のものではないことがわかった。このことから150-4CとN500Hの中期型である可能性が高い。

ハーツフィールドのエンクロージャーは山水などの作った日本製のものもあるそうだが、ユニットの取り付けネジがミリのではなくインチサイズのものであったり、いかにもアメリカ的な大雑把なつくりであることから少なくともアメリカで作られたものであると確信している。ちなみにエンクロージャーは米松合板で作られている。


ユニット探し
その後からユニット探しがはじまった。

まずオークションで運よくハーツフィールド用の537−509ホーン/レンズを手に入れることができた。これはその後もオークションも見るがまず見かけることのないもので大変ラッキーなことであった。JBLの同型のものはほかにもあるが型番がことなり現在537−509を手に入れることは至難のわざであると思われる。

つぎに中高域の375ドライバーもオークションで手に入れた。私の375は灰色のオールドのものでなく黒い後期型のものであるが、磁力の劣化を考えれば新しい型の方が良いだろう。375は今でもときどきオークションで見かけるので購入は難しいものではない。灰色の古い型のものもその気になれば手に入れることはできる。

さて手に入れるのが一番難しいのがN500Hのネットワークである。これはハーツフィールド用のものであり、後継のネットワークも存在しない。しかしこれまた運よくオークションで手に入れることができた。20万円という値段に躊躇したが今を逃しては二度と手に入れることはできないと思い(実際出品者もそう書いていた)清水の舞台から飛び降りるつもりで落札した。しかしウーファーを購入する前にここで資金はつき頓挫することになる。

N500Hのネットワーク。年代物にしては美品
1961年11月24日と読める。

オリジナルのハーツフィールドのウーファーユニットすなわち150-4Cを探すのは非常に困難を極めた。しかしアメリカのヤフーのオークションで150-4を安く手に入れることに成功した。安かったのはコーン紙が破損していたことがその理由であった。

コーン紙など簡単に張り替えられるだろうと楽観していた。そもそも150-4Cと150-4の違いに気づいていなかった。コーン紙の張替えを業者にお願いしようとアメリカから取り寄せたきり未開封だった150-4の箱を開いたときにその違いに気づいて愕然とすることになる。150-4Cは16オームなのだが、150-4はなんと32オームだったのである。これでは16オーム用のN500Hのネットワークは使えない。しかもJBLの業者にコーン紙の張替えをお願いしたら150-4Cのコーン紙自体のリコーンキットが手に入らないため不可能といわれた。

しかし、ここでまた奇跡的に運よくオークションで150-4Cのコーン紙のリコーンキットが売られていて、それを購入することに成功した。コーン紙自体が16オームだからこのコーン紙に変えたら150-4は150-4Cと全く同じものになる。喜び勇んで業者にそのリコーンキットを送ってコーン紙の張替えをお願いしたところ、数日後に返事が業者から来た。ボイスコイルをいれる隙間があまりに狭すぎてコーン紙の張替えは困難というのである。高い金を払ってリコーンキットを購入したのに、とお先まっくらになった。

そこで150-4Cの代わりとなるウーファーを探すことにした。150-4Cはまれにオークションでも出品されるが40万円という法外な値段がついてたりして手がでない。ならばとりあえずは代用でと考えたわけである。

JBLの業者に相談したところ、150-4Cの代わりならJBLのK145がベストであるとのことであった。K145は150-4Cのプロ用バージョンであり、実質150-4Cと同じである。しかしこのユニットもまた30年以上も前に発売中止になっていてオークションでもまず見かけることのないものであった。しかし探し続けてようやくK145をオークションで手に入れることができた。コーン紙をリコーンしたという代物であったがこの際細かいことにはこだわるまい、これでようやくハーツフィールドが完成するというものである。出品者から届くなり箱からあけてみた。ユニット裏にK145−16とかいてある。たしかに16オームのようだ。

これがK145-16.たしかに16オームと書いてある。

K145のまあ実に重厚なフレーム。こんな38cmユニットは見たことがない。

エンクロージャーのバックチェンバーをはずしたところ。ウーファーのつりつけ開口部が見える。吸音材も50年くらい前のものか、弾力性がまったくなくカチカチになっている。

K145を取り付けたところ。吸音材も新しいのを追加した。
こうしてついにK145をエンクロージャーにつけることができた。エンクロージャーを購入してからウーファーを取り付けるまであしかけ9年近くかかったことになる。

とりはずしたバックチェンバーにあるネットワーク取り付け穴。たしかにN500H用でありほかのどのJBLのネットワークとも合わない。

N500Hをつりつけたところ。N500Hの裏面が見える。ウーファーのコードは穴がありその穴を通すようになっていた。穴の径は小さく、スピーカーケーブルにこだわりが感じられないやはりかなりの年代物のようだ。
こうして一台のウーファーの取り付けが完成し、もう一台のウーファーの取り付け作業にかかったのだがもう一つのK145の箱を開いてとんでもないことが判明した。それがこれだ!

なんとK145-8と書いてある。16オームではなくて8オームだ。もう片方のは16オームと書いてあったのに!

左右のインピーダンスが違うなんてそんなばかなことがあるのだろうか。動揺してすぐさまK145の出品者に電話して左右が8オームと16オームと異なるのか、確認してみた。そしたらリコーン物なのでユニット裏の表示には関係なくどちらも8オームだという。

これでまたお先真っ暗になった。なんせネットワークのN500Hはウーファーが16オーム用のネットワークである。これでは低音部が使えない。しかも業者にクレームをつけることもできない。なぜなら出品の文章のどこにも16オームと書いていないからである。私は150-4Cのかわりに最適ということでノーマルのK145は16オームだと思い込んでいたが実はK145は8オームがノーマルであり、16オームのはオプションであるにすぎないということが後でわかった。
しかしここまできたらもうやめるわけにはいかない。とりあへず8オームのK145で完成させてN500Hは飾りだけにしてネットワークは自作で作ることにした。そもそも50年前のネットワークなどコンデンサーが劣化していて音は明らかに現代のものに劣っているはずである。自分でつくった方がはるかに音がいいさと自分を慰めながら作業を先にすすめた。

つぎに375とレンズのとりつけ作業にはいった。天板をはずさずに穴から入れるだけだろうと思っていたがとんでもなかった。とても天板をはずさずにはそんなことはできず仕方なく天板をはずした。

天板をはずしたところ。さらにサランネットもはずさなければ取り付けできないことがわかりサランネットもはずした。

そして375とレンズをつけてついにユニット取り付けとなった。しかし375のまあ重かったこと。

つぎに天板をとりつけたがなぜかレンズの取り付けネジが邪魔してうまく天板がはまらない。その原因として375のエンクロージャーのサランネットが購入したときから上下さかさまだったことが判明した。そこでまた375のレンズをサランネットのネジをはずしてやり直した。そして天板をつけて本体はようやく完成した。

さてここからが肝心だ。ネットワークをどうするか。K145が16オームだったらそのままN500Hを使えたのにと未練が残るがこうなったら作らざるを得ない。とりあえず375はN500Hの高音部を使うとしてもウーファーのネットワークは少なくとも自分でつくらねばならない。

N500Hの情報として高域は−12dbで500ヘルツでスパッと切っているがウーファーはコイルだけで−6dbで非常に高い周波数できっているということはネットで知りえた。しかし非常に高い周波数ってどれくらいだろう?

わからないからとりあえずN500Hの中をあけてみてコイルに何mHを使っているかを確認してみることにした。8オームの場合、16オームのN500Hのコイルの値の半分の値を使えばよいことになる。ところがN500Hをあけてみたらコイルもコンデンサも値が書かれていない。書かれているのかもしれないが全く読めなかった。仕方がないので常識的に800ヘルツあたりのクロスオーバーで−6dbで切ることにした。375が500ヘルツ、ウーファーが800ヘルツだから重なりも十分ありつながりもおそらく大丈夫だろうと思われる。

こうしてついに完成し、音だしをしてみた。チェロを鳴らしてみたが非常に朗々と鳴る。まるで楽器のよう。ビート音楽も聴いてみたが中低域が非常に歯切れが良い。クロスオーバーのつながりも良いようだ。しかしハイ落ちは著しく明らかに高域が物足りない。現代ソースはツイーターなしには聴けない感じ。

そこで定番どおりスーパーツイーター的に075を追加することにした。
幸い075もハーツフィールド用に購入していた。

075を追加するにはネットワークを作らねばならないからもういっそN500Hは一切使わずすべて自作ネットにしてしまおうということになった。

375はN500Hと同じく低域だけ500ヘルツの−12dbできって高域は切らず、075は7000ヘルツで−12dbでつなげることにした。これがそのネットワークの写真である。

ウーファーのコイルだけはハーツフィールドの後ろにとりつけた。075もネットワークもダイソーの100円の箱に入れた。100円だけどなかなか立派な箱である。

こうして3ウェイのハーツフィールドが完成しいよいよ音だし。高域が延びが俄然よくなり一気に本格的な音になった。昔聴いたハーツフィールドの音そのものである。375の音も純度が増し、高域まで伸びるようになった。

やはり50年前のネットワークでは劣化は避けられないようであり、ネットワークの自作は正解だったようである。低域から高域まで音の歯切れがよく同時に音が広がる。無指向性に近い感じでどこの場所で聴いても一様に聴こえる。弦楽器は楽器らしい木の音がする。それでいてボンつくようなホーン臭さもない。

たしかにジャンルを選ばぬ万能型のすばらしい音である。yamahaのGF-1を抜いて我が家のエースに君臨することになった。N500Hは組み込んだまま飾りになってしまった。しかしいずれお金に余裕ができたら150-4Cのウーファーを手にいれ、N500Hで鳴らしてみようと考えている。

スピーカーの配置はコーナーではなく逆オルソン型とした。

ユニット紹介
★中高域用音響レンズ&ホーン:537−509ホーン/レンズ
ひときわ眼をひく黄金色の美しい音響レンズです。ハーツフィールド用に開発されたスラントプレートで音道の長さをスピーカーの中心部と周辺で変化させて位相差をつけ、ホーンから平面波で出てきた波を、水平方向に、ほぼ球形波に変えます。さらにスラントプレートを波形に折り曲げて全長を短く抑えています。537−509を、小さいながらもバッフルにマウントして使うことにより低域のクロスオーバーを500Hzまで下げることに成功しています。現在では中古市場を含め手に入れるのは困難です。

★中高域ドライバー用ドライバー:375
4インチダイアフラムと非常に強力な磁器回路を持った16オームのJBL最強のドライバーです。重さ11,8キロはJBLのドライバーの中でも最も重いものです。周波数特性は7KHzぐらいからダラ下がりでこれをスラントプレート をつけて、その辺に少し共振を持たせ10KHzまで特性をフラットにしています。 それ以上は急激にカットされており12KHzくらいまでが再生の限界のようです。

★ツイーター:075
JBLの定番のホーン型ツイーター。2500ヘルツくらいから使えます。

★ウーファー:K145
JBLプロフェッショナル最強の38cmアルニコウーファー。JBLの150-4Cのプロ用バージョンであり、実質的には同じものです。重さ11,9キロはJBLのLE15Aも凌ぐ最重量であり、さらにアルニコVマグネットの9,1キロも最重量です。現在では入手困難です。

★ネットワーク:N500H
500ヘルツのクロスオーバーのネットワーク。150-4Cと375用に作られました。低域側は16オームの−6db、高域側は8オームの−12dbの減衰特性を持ちます。現在では入手困難です。

これより2010年9月2日追加更新分です

その後極上の150‐4Cがペアでオークションに売られたので少々高かったがこの機会を逃すと二度と手に入らないと思い購入した。 それとあいまってK145をオークションで売りに出した。やはり非常に貴重なものだったので予想外の高値で売れた。 それで先方に送ったところ「二本ともコーン紙がボイスコイルにあたっていて、あまりに歪みっぽく使用できない」とクレームがきた。 我が家で鳴らしていたときにはそういうことは全くなかったのでどうやら輸送中の振動でコーン紙がボイスコイルに当たるようになったようだ。それで運んでくれたクロネコヤマトに相談したところ輸送中の破損ということで全額弁償してくれた。全くもって感謝である。当方の梱包が不十分だったかもしれないのに・・である。

ほどなくして150‐4Cがアメリカから送られてきたがなんと一機が同じようにコーン紙がボイスコイルに当たり音が歪むではないか。 極上ということで購入したのに!。

一体どこまでハーツフィールドは世話をかけてくれるのだろうと途方にくれた。早速先方に連絡をとりはしたものの、とりあえず自分でコーン紙を押したり向きを変えて取り付けてみたりといった自力修正を試みた。そうしたらなんとかコーン紙がボイスコイルに当たらなくなり音がひずまなくなった。ある意味自然治癒である。ボイスコイルに当たるといっても輸送の振動でほんの少しだけコーン紙がずれたのだろう。 大口径のウーファーは本当に振動に弱いと実感した。

そういえば以前ガウスの46cm口径のウーファーを4つ落札したことがあったが4つともコーン紙がボイスコイルに当たっていて返品したことがあったっけ。 正直、大口径ウーファーはもうこりごりである。

ネットワークはオリジナルの150‐4Cが手に入ったことでオリジナルのN500Hを使うことにした。 それで完成したハーツフィールドの音であるが、なんせネットワークが50年くらい前のものだからコンデンサーが大分いかれてるのか少々音が古臭い感じであった。現代物のソースには向かない感じである。しかし古いジャズやチェロの音などは絶品であった。このままハーツフィールドのオリジナルのままでもいいが、いずれN500Hの回路図でも手に入れたらネットワークのパーツを新しいものにして聴いてみるのもいいかもしれない。

ちなみに完成したのが 2009年の5月下旬で今はそれから一年3ヶ月たったが調子よく、壊れずに歪みもせずに鳴ってくれている。
http://island.geocities.jp/umanose8818/harts/hartsfield.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c13

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
14. 中川隆[-10453] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:35:41 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[48]

JBL ハーツフィールドの結線

2ウェイのハーツフィールドはネットワークが(N500H又はN400)で
スピーカーユニット、150−4Cと375を使用
3ウェイになると、N7000ネットワーク追加で075をトゥイーターとして使います。

N500HもN400も内部回路は同じでクロスは500Hz,
ウーファー側は、コイル一つだけ通す簡単な回路
極性はネットワークを正面から見て +−−+(プラス・マイナス・マイナス・プラス)

左がLOW(150−4C)、右がHIGH(375)

最初ハーツフィールドが入ってきた時はどの様に結線するのが正しいのか全く分からなかったのでネットワークの蓋を外して結線を確認しました。
(ネジを外せば簡単に見ることが出来ます。)

これをスピーカーの極性通り繋ぐと問題なく音は出ますが、中高域が派手で でしゃばりな表現で鳴ります。
375側の極性、+−をひっくり返すと まとまって、聞きやすい音質になります。

(JBL最強のウーファー 150-4C超極上品!)

ウーファーのみ繋いで+−の極性をひっくり返して聴いてみると低域が引っ込む感じと出る感じの違いがあり

375と合わせると4通りの結線で聴いてみることができるので当時、それぞれ繋ぎ変えて確認し一番塩梅の良い結線で聴いていました。

直ぐに075を追加したのですが、この結線も音が合う感じの極性で繋いでいました。
当然、合っているかどうかの確証はありません。

最近は、何時もハーツフィールドで音楽を聴いているので上記の極性を、もう一度確認し、全て繋ぎ変えて確かめました。

結果、ウーファーはネットワークの極性通り繋ぎ、375は逆相で繋ぐ、
これがベストな音質!

メーカーのネットワーク極性結線図では、端子の極性通りですが
実用的な結線図では、375は逆相で繋いでいます!

まぁ43系も、ウーファーとその上は逆相なので聴感上、この方が良いのでしょう...。

マルチを組む場合、位相反転スイッチを回路に入れて聴いた感じが良い方で聴けとあります。

ユニットの取り付け位置などの関係もありますが、理論より聴いた感じ優先と言うことが分かります。

075を足す時は通常、N500H/N400のHIGH からN7000へ繋いで
N7000のLOWを375、HIGHを075が正規の配線
しかし、
N500H/N400へ150−4Cと375を繋いで N7000へ075だけ繋ぐ方法も考えられる
(この場合、N7000の入力はアンプから直)
この場合、375のHIGHカットが無いので375の高域限界からだら下がるところへ075の高域が更に足されます。

また、アンプからの配線を先にN7000へ入れてHIGHを075へ
LOWは、N500H/N400の入力へ繋ぎ
150−4Cと375をつなぐ方法も考えられる。
この場合、N7000のL.C回路を通ったHIGHカット信号がN500H/N400へ入力される事になる。

それぞれスピーカーに悪影響は無い結線なので全部確認した。

正規の結線が、一番まとまりのある音質
375の中音域がまろやかで聴きやすく150−4Cが元気良く鳴る。
中音〜低域は抜群、
しかし、075の切れが無く高域が抜けない
鮮度がやや低く、解像度も悪い
ヴィンテージって感じの琥珀色サウンド!

先にN7000を通すと075が抜群に鳴り出し、スカッと抜ける
アッテネーターで絞ってレベルを合わせても明らかに高域の劣化が少ない感じ...。
しかし、中音域〜低域の感じはオリジナルの方が良く、聴いていると悩む...。

N500H/N400に150−4Cと375を繋ぐ2ウェイのオリジナルに
N7000は、075だけ繋いでトゥイーターを追加する感じでは
075のレベルを少し絞りバランスを取ると、個人的好みでは、最高の音質
正規の結線ではないのですがこれで聴くことにします。
http://soundjulia.seesaa.net/article/121758211.html

JBL HARTSFIELD

奥に鎮座しているハーツフィールドの前に何らかのスピーカーがある時は
そのスピーカーを鳴らしているのですが今は前に何も置いていない...。

今は、必然的にハーツフィールドが鳴っている状態
そうなると、色々触りたくなってしまう...。

ONIXのERTを付けると空気の感じやら、広い空間やら残響が引いてゆく感じが綺麗に出るとか古いスピーカーが鳴っている感じが少なくなる等高域が伸びると色々な効果が感じられるので、JBLのユニットだけで何とかならないものかと考える...。

そういえば在庫にJBLの2405が有ったのを思い出しERTを外して
075より特性の良い2405に変えて3ウェイにしてみた...。

スカッとして癖も少なくなり、繊細で細かい感じの高域になった。

最初は、良い感じジャンとか思っていたのですが1日聞いていると、なんか物足りない...。

4343/4333とかに付いている2405は流石に良い仕事をしてくれて、不満が出ないが、
ウエスタンの血を引く150-4C+375に2405だと、色が薄いというか輝きみたいな要素が足りなく感じ始める...。

3日間付けていたが、ついに飽きた..075に戻すと、よく聞こえる範囲の高域が力強く出るので、強い375と150-4Cに負けない感じの仕事になり流石にマッチングが良い!

でも、付け替えて直ぐは高域の上の方が少し足りない感じに聞こえる...。

色々聴いてみるとクラッシックの高音質録音で、ホールの感じやら、空気の感じ、広い空間再現が必要なソースだと上の方の高域が足りない感じが気になるがその他のソースはそれを余り感じない

何をやっているんだか?また元の075だ!(^_^;)

この状態で、ネットワークからユニットまでの配線は、WEのケーブルで繋いでいるので独特の音色が乗った音質になっている為、なんの変哲も無い普通のケーブルに変えてみた。

一気に癖っぽさが無くなり良い意味で聞きやすい音になった。

最高ではないが、バイオリンとかも、良い感じで聴けてしまう。

SP側のWEを外し、再生機器側のWEも外し、殆ど普通のケーブルで繋いでみると今までに無いまとも?な音質になった。

これで良いのかどうか?ですが、気分一新って感じで色々聴きたくなってくる

色々聴いてみるとケーブルの変更で、これほど変化するのかって感じ!
改めて驚いた。
http://soundjulia.seesaa.net/article/121297660.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c14

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
15. 中川隆[-10452] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:41:26 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[49]
JBL D30085 HARTSFIELD オリジナルvsレプリカ篇
https://www.hifido.co.jp/merumaga/kaitai/050617/index.html


 スピーカーへの愛情がJBLの最高の技術である。まさにヴィンテージオーディオというべき"JBL HARTSFILD"、今でも一日中眺めていても飽きないスピーカーだと思う。

1950〜70年代のスピーカーはそれこそ豪華な家具そのものの造りであった。
JBLのパラゴン及びオリンパスやハーツフィールドなどは、そういう思想のもとに作られたと考えられる。(近藤)

今回は2台のハーツフィールドが同時に在庫するという凄く稀な機会だったので比較形式にしました。

左がオリジナルで、右がレプリカです。(佐竹)


レプリカの方は色が塗っていません、ネットワークを着ける穴もありません。
あとはほとんど一緒です。(佐竹)


天盤を外したところです。
色以外は同じです。レプリカの方が釘を打っている数が多いみたいです。(佐竹)

後ろの台形のボックスの形が微妙に違います。オリジナルは本体と台形ボックスの間にもう一枚板が挟んであります。(佐竹)


ここもレプリカの方が釘が多いです。(佐竹)

オリジナルの方のバックチャンバーの中です。ネットワークに下のケーブルは使っていなかったようです。上の四角いのがネットワークの裏側になります。本体と触る面はスポンジの様なものが付けられていますが、おそらく後から付けたものだと思います。(佐竹)


ネットワークです。(佐竹)
型番はN500です。(佐竹)


細部が微妙に違いますが、大きく違っているのはレプリカはポートの壁にフェルトを貼っています。
オリジナルはポートの中にグラスウールが入っています。(佐竹)


オリジナルはこの中まで黒く塗ってあります。(佐竹)


今回の2ペアのハーツフィールドはステレオ時代のモデルです。

初期のものは台形のバックバックチャンバーと本体が一体型になっているそうです。低域のロードの形も違っていて、ウーファーが少し下を向いた形で付いて、音を2方向に分ける所が前ではなく後になっているそうです。(佐竹)


ウーファーを外したところです。低域のロードが正面で2方向に分けられているのが分かります。(佐竹)


ホーンの開口部のネットです。

ネットの素材が違います。オリジナルもステレオサウンドなどに載っている写真と違うのでどちらも張り替えて有るようです。(佐竹)


ネットの外側の柱とネットは外すことができます。柱は後からネジ止めされています。ネジを外すと簡単に外れます。
レプリカの方が少し柱が厚く作ってあるみたいです。(佐竹)


開口部です。ここもほとんど同じように見えます。この開口部も初期のものではもう少し低い位置で押さえられているそうです。(佐竹)

柱はこんな感じです。簡単に外せます。(佐竹)


オリジナルの方が補強が入っていたりして作りが丁寧です。(佐竹)

オリジナルの方は端子が替えられています。それ以外は同じようです。(佐竹)

ドライバーです。オリジナルの方が古い375を使っています。(佐竹)

レプリカの方の足です。
レプリカの方は何故かロードの途中からスピーカーケーブルが出ています。(佐竹)


本体だけの状態です。(佐竹)


これはオリジナルの方の正面の板なんですが、オリジナルは板が真ん中で木目をちゃんと合わせて有ります。(佐竹)

オリジナルのネットの裏側です。(佐竹)

天板の隙間も、オリジナルとレプリカでは微妙に違っています。(佐竹)

 見た感じはオリジナルの方が年代的にも古いみたいでオーラが有りますが、レプリカもかなり頑張って作ってあります。同じ形のエンクロージャーでもそれぞれのキャラクターがある感じがしました。

ハーツフィールドの構造はかなり複雑そうなのでレプリカを作るのもかなり苦労したと思います。今回の2ペアはどちらもちょうど後期型でした。

後期型はWの形に内部のホーンが作ってあり割と分かりやすい構造になったらしく、初期型の物だとJBLの会社のなかでも限られた職人しか作ることができなかったらしいです。

初期型のレプリカに挑戦した人はいるんでしょうか?

ハーツフィールドはJBLらしく組合せを換えることを考えて作ったスピーカーなので、現代のスピーカーよりもどことなくゆるい感じがします。とても懐の深いスピーカーに感じました。(佐竹)
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kaitai/050617/


▲△▽▼


ユートピア機器 JBL ハーツフィールド レプリカ

JBL 38cm 専用 スピーカーエンクロージャー/BOX

■ HARTSFIELD OAK/M

口径 38cm 適応ユニット JBL
サイズ H 1200×W 1150×D 800mm

JBL 38cmに最適なフロントホーンスピーカーです。現在、一番の銘器とされています。
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure/09_01.html
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html


▲△▽▼


ケンリック JBL ハーツフィールド レプリカ

Hartsfield ケンリック - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=+Hartsfield+%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF


[Old Vid] KENRICK top-end repro JBL Hartsfield & "RE-LEAF E1-KRS" DAC at Mr. T's house 最高峰ハーツフィールド
2020/04/08


厳選パーツ JBLハーツフィールド Hartsfield ケンリックから世界一の贅沢カスタム
http://jbl43.com/?pid=63841774

型番 hartsfield-3
販売価格 7,300,000円(税抜)
在庫数 在庫 0 ペア 売切れ中
-SOLD OUT-

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c15

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
16. 中川隆[-10451] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:44:03 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[50]

206:JBLフリーク 2006/10/28(土) 00:59:19HOST:r002217.203112.miinet.jp

福岡にハーツフィールドが置いてあるFUNというオーディオショップがありますよ。

始めて音を聞きましたが今までに聞いたことのないなんともいえないふくよかで良い音がしていました。

流石に低音がどうのこうの高音がどうのこうのといえない伝説の音ですね。


207:パルジファル 2006/10/28(土) 10:29:28HOST:FLH1Aak038.oky.mesh.ad.jp

 ハーツフィールドは毎月聴く機会があるのですが、2ウエイのあのユニット構成で、(小音量で聴いたときの)金粉が舞うような典雅な高音域がなぜ出せるのか不思議でなりません。

 これは、勿論、例のゴールドウイングの共振を利用しているからなのですが、それにしても・・・。

 音量を上げると、中高音がより明るい音色になって、「一粒で二度美味しい」って感じですね。

241:パルジファル 2006/12/03(日) 12:36:41HOST:FLH1Aao079.oky.mesh.ad.jp

 最も馴染みだったジャズ喫茶(岡山:シャイン)では、パラゴンをマッキンMC2300で、耳鳴りがするほどのボリュームで鳴らしていました。

 ガラス窓が広いせいか、とてもキツイ高音で、自分でそんな音を出そうとは思いませんでしたが、木箱が「バキッ」と割れるようなバスドラの迫力には憧れました。

 あの低音の迫力がなんとか出せないかといろいろやってみましたが・・・やはりあの「ハコ鳴り」が演出する独特の味わいだったのだな?と諦めましたね。

 それに、四六時中、こもったハコ鳴りを聴かされても、くたびれますしね。
 やはり、自室でいろいろ聴くには、率直な音の方が便利かな?と。

 狭いスペースにパラゴンを押し込めるため、ハコを切っていたことを、店が無くなった後で知りました。

243:38cm 2006/12/06(水) 23:12:28HOST:p2101-

パラゴンと言えば、低音が出ない。40Hz以下はさっぱり、・・・物足りない。
という事で格闘した友人は、最後に1200Lリッターのスーパーウーファーを使い3Dシステムにして、楽しんでおりました。

福島市のことですが、現在店を売ってしまい存在せず。懐かしいです(サントリー館の事です)

244:トランス結合大好き!! 2006/12/07(木) 12:20:37HOST:kbtfw.kubota.co.jp[133.253.195.58]

もう25年ほど、パラゴンがマトモに鳴っているのを聴いていません。

昔はニノミヤ5(ファイブ)などの日本橋の電気屋へ行けばマッキンのアンプ+SPUなんかだとまるで油絵のように抑揚のあるJazzを楽しめたんですけど

いずれにせよパラゴンは低音が十分出ないし低音の実在感が乏しいですね。
仕方ないでしょう。

あれはあーゆーものだ思って聴くカリスマスピーカーだと思います。
神戸にParagonを置いてある店があるそうで、行くチャンスを狙ってます。

245:ビックリマスダ 2006/12/07(木) 12:28:31HOST:p3114-

神戸にParagon?
ジャストインタイムですかね?
上手く鳴っていましたよ低音も十分出てたけど・・・

JUST IN TIME
http://sound.jp/justintime/index.html
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28008365/

246:ひさしぶり 2006/12/07(木) 13:41:14HOST:133.60.50.113

そ、そうかい?

私も先日お邪魔したのだが、低音のこもり、もたつきがやや気になった。
わりあい新しい店なのだろうか。いまいち馴染んだ感じがしない。

ただ、あの空間にはポテンシャルを感じられ、応援したい一店ではある。
先行き楽しみであり、温かく育ててゆきたい。
近隣にお越しの際には、懐古諸氏も大いにお立ち寄り頂きたい。

失礼、つい反応してしまった。ちなみに私も旅行者で、本欄を参照し、いくつか回ったにすぎない。

247:パルジファル 2006/12/07(木) 19:02:02HOST:bc01.pref.okayama.jp

 パラゴンの構造からして、低音のこもりやハコ鳴きは避けられないでしょう。
 低音ホーンを持つ同じJBLでも、ハーツフィールドですと、もっと軽やか()ですけどね。

 しかし、あのハコ鳴きがないとパラゴンを聴いた気がしない。

 最近、16歳の弘田美枝子をパラゴンで聴かされました。なんだかミョーに違和感がありませんでした。

254:38cm 2006/12/13(水) 23:59:52HOST:p2101-

>低音ホーンを持つ同じJBLでも、ハーツフィールドですと、もっと軽やか()です

言われてみれば、このJBLハーツフィールドを鳴らしてるところを知らない・・・?。
意外ともってる人も、友人知人にいない・・・。

255:パルジファル 2006/12/14(木) 08:33:34HOST:bc01.pref.okayama.jp

>言われてみれば、このJBLハーツフィールドを鳴らしてるところを知らない・・・?。

 もしあっても、突き板張り替えたり、ネットは勿論全然別物の、再生品がほとんどでしょう。

 某有名ハコメーカーが、販売店の依頼でやってますよ。

ユートピア製ハーツフィールド後期型キャビネット HARTSFIELD OAK/M
¥936,000(税込定価)/1本
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html


 私は、2ウエイのオリジナルらしきものを、毎月、散髪屋のBGMで聴いていますが、さすが150−4Cウーハーは軽やかだなと感じますね。
 ボリュームをある程度上げないと低音でませんけどね。

256:金欠 2006/12/15(金) 16:09:56HOST:p2101-ipbf09aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

>150−4Cウーハーは軽やかだなと感じますね。ボリュームをある程度上げないと低音でませんけどね。

JBLも昔は軽量コーンでした。+プラスしてショート・ボイスコイル系です。
フェライトとかアルニコと言う前に、この形が基本でしょう。

当然JBLなら何でも良いわけでは、有りません。
(昔は良かったと年寄りじみた事は言いたくありませんが。
現代のロングボイス系振動版は気に食わないわけです。)


257:K.S. 2006/12/15(金) 16:45:15HOST:mec99.mitsuba.co.jp

>フェライトとかアルニコと言う前に、この形が基本でしょう。
>現代のロングボイス系振動版は気に食わないわけです。

まったく同感です。
私が今使っているウーハーはガウス4582(フェライト)ですがコーンは中量級(107g)ですが、ショートボイスコイルタイプをあえて選択しました。

(ガウスもHI−FI用はロングタイプです:以前ロングの5831(アルニコ)を借りた事があります)

JBLも2231、2205、2220と使いました(一部借り物)が、2205までかな〜?っと感じました。
(残念ながら150−4系は使った事がありません)

このへんは、アムクロン等の強力なアンプを使っても、音の傾向は変わる事はないように思います。


>ボリュームをある程度上げないと低音でませんけどね。
アルティックの515なんかもそうですが「量と質」の両立は難しいですね。
マクソニックの励磁型やアイデンのウーハーも同じようだったと記憶してます。


258:金欠 2006/12/15(金) 17:11:15HOST:p2101-ipbf09aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

515もアイデン・ユニットも目の前にあるのですが、マクソニックの励磁型に付いて。
使用した限りにおいてはどうも設計が昔のアルニコをフィールド型に、置き換えた設計と思いました。

の結果、上記のような現象が考えられます。

思うに個人的には、軽量コーンと磁気回路の強化だけでは結果が出ず。フィールド型にするだけでなく、初動感度の高いエッジ+ダンパー+フレーム等総合的技術が必要と考えます。

しいて言えば、さらに現状のエンクロージャーには限りがあるので革新的な設計が求められている状況とも・・・。(ダイナミック型の限界でしょうか)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1151117686/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c16

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
31. 中川隆[-10450] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:44:33 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[51]

206:JBLフリーク 2006/10/28(土) 00:59:19HOST:r002217.203112.miinet.jp

福岡にハーツフィールドが置いてあるFUNというオーディオショップがありますよ。

始めて音を聞きましたが今までに聞いたことのないなんともいえないふくよかで良い音がしていました。

流石に低音がどうのこうの高音がどうのこうのといえない伝説の音ですね。


207:パルジファル 2006/10/28(土) 10:29:28HOST:FLH1Aak038.oky.mesh.ad.jp

 ハーツフィールドは毎月聴く機会があるのですが、2ウエイのあのユニット構成で、(小音量で聴いたときの)金粉が舞うような典雅な高音域がなぜ出せるのか不思議でなりません。

 これは、勿論、例のゴールドウイングの共振を利用しているからなのですが、それにしても・・・。

 音量を上げると、中高音がより明るい音色になって、「一粒で二度美味しい」って感じですね。

241:パルジファル 2006/12/03(日) 12:36:41HOST:FLH1Aao079.oky.mesh.ad.jp

 最も馴染みだったジャズ喫茶(岡山:シャイン)では、パラゴンをマッキンMC2300で、耳鳴りがするほどのボリュームで鳴らしていました。

 ガラス窓が広いせいか、とてもキツイ高音で、自分でそんな音を出そうとは思いませんでしたが、木箱が「バキッ」と割れるようなバスドラの迫力には憧れました。

 あの低音の迫力がなんとか出せないかといろいろやってみましたが・・・やはりあの「ハコ鳴り」が演出する独特の味わいだったのだな?と諦めましたね。

 それに、四六時中、こもったハコ鳴りを聴かされても、くたびれますしね。
 やはり、自室でいろいろ聴くには、率直な音の方が便利かな?と。

 狭いスペースにパラゴンを押し込めるため、ハコを切っていたことを、店が無くなった後で知りました。

243:38cm 2006/12/06(水) 23:12:28HOST:p2101-

パラゴンと言えば、低音が出ない。40Hz以下はさっぱり、・・・物足りない。
という事で格闘した友人は、最後に1200Lリッターのスーパーウーファーを使い3Dシステムにして、楽しんでおりました。

福島市のことですが、現在店を売ってしまい存在せず。懐かしいです(サントリー館の事です)

244:トランス結合大好き!! 2006/12/07(木) 12:20:37HOST:kbtfw.kubota.co.jp[133.253.195.58]

もう25年ほど、パラゴンがマトモに鳴っているのを聴いていません。

昔はニノミヤ5(ファイブ)などの日本橋の電気屋へ行けばマッキンのアンプ+SPUなんかだとまるで油絵のように抑揚のあるJazzを楽しめたんですけど

いずれにせよパラゴンは低音が十分出ないし低音の実在感が乏しいですね。
仕方ないでしょう。

あれはあーゆーものだ思って聴くカリスマスピーカーだと思います。
神戸にParagonを置いてある店があるそうで、行くチャンスを狙ってます。

245:ビックリマスダ 2006/12/07(木) 12:28:31HOST:p3114-

神戸にParagon?
ジャストインタイムですかね?
上手く鳴っていましたよ低音も十分出てたけど・・・

JUST IN TIME
http://sound.jp/justintime/index.html
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28008365/

246:ひさしぶり 2006/12/07(木) 13:41:14HOST:133.60.50.113

そ、そうかい?

私も先日お邪魔したのだが、低音のこもり、もたつきがやや気になった。
わりあい新しい店なのだろうか。いまいち馴染んだ感じがしない。

ただ、あの空間にはポテンシャルを感じられ、応援したい一店ではある。
先行き楽しみであり、温かく育ててゆきたい。
近隣にお越しの際には、懐古諸氏も大いにお立ち寄り頂きたい。

失礼、つい反応してしまった。ちなみに私も旅行者で、本欄を参照し、いくつか回ったにすぎない。

247:パルジファル 2006/12/07(木) 19:02:02HOST:bc01.pref.okayama.jp

 パラゴンの構造からして、低音のこもりやハコ鳴きは避けられないでしょう。
 低音ホーンを持つ同じJBLでも、ハーツフィールドですと、もっと軽やか()ですけどね。

 しかし、あのハコ鳴きがないとパラゴンを聴いた気がしない。

 最近、16歳の弘田美枝子をパラゴンで聴かされました。なんだかミョーに違和感がありませんでした。

254:38cm 2006/12/13(水) 23:59:52HOST:p2101-

>低音ホーンを持つ同じJBLでも、ハーツフィールドですと、もっと軽やか()です

言われてみれば、このJBLハーツフィールドを鳴らしてるところを知らない・・・?。
意外ともってる人も、友人知人にいない・・・。

255:パルジファル 2006/12/14(木) 08:33:34HOST:bc01.pref.okayama.jp

>言われてみれば、このJBLハーツフィールドを鳴らしてるところを知らない・・・?。

 もしあっても、突き板張り替えたり、ネットは勿論全然別物の、再生品がほとんどでしょう。

 某有名ハコメーカーが、販売店の依頼でやってますよ。

ユートピア製ハーツフィールド後期型キャビネット HARTSFIELD OAK/M
¥936,000(税込定価)/1本
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html


 私は、2ウエイのオリジナルらしきものを、毎月、散髪屋のBGMで聴いていますが、さすが150−4Cウーハーは軽やかだなと感じますね。
 ボリュームをある程度上げないと低音でませんけどね。

256:金欠 2006/12/15(金) 16:09:56HOST:p2101-ipbf09aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

>150−4Cウーハーは軽やかだなと感じますね。ボリュームをある程度上げないと低音でませんけどね。

JBLも昔は軽量コーンでした。+プラスしてショート・ボイスコイル系です。
フェライトとかアルニコと言う前に、この形が基本でしょう。

当然JBLなら何でも良いわけでは、有りません。
(昔は良かったと年寄りじみた事は言いたくありませんが。
現代のロングボイス系振動版は気に食わないわけです。)


257:K.S. 2006/12/15(金) 16:45:15HOST:mec99.mitsuba.co.jp

>フェライトとかアルニコと言う前に、この形が基本でしょう。
>現代のロングボイス系振動版は気に食わないわけです。

まったく同感です。
私が今使っているウーハーはガウス4582(フェライト)ですがコーンは中量級(107g)ですが、ショートボイスコイルタイプをあえて選択しました。

(ガウスもHI−FI用はロングタイプです:以前ロングの5831(アルニコ)を借りた事があります)

JBLも2231、2205、2220と使いました(一部借り物)が、2205までかな〜?っと感じました。
(残念ながら150−4系は使った事がありません)

このへんは、アムクロン等の強力なアンプを使っても、音の傾向は変わる事はないように思います。


>ボリュームをある程度上げないと低音でませんけどね。
アルティックの515なんかもそうですが「量と質」の両立は難しいですね。
マクソニックの励磁型やアイデンのウーハーも同じようだったと記憶してます。


258:金欠 2006/12/15(金) 17:11:15HOST:p2101-ipbf09aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

515もアイデン・ユニットも目の前にあるのですが、マクソニックの励磁型に付いて。
使用した限りにおいてはどうも設計が昔のアルニコをフィールド型に、置き換えた設計と思いました。

の結果、上記のような現象が考えられます。

思うに個人的には、軽量コーンと磁気回路の強化だけでは結果が出ず。フィールド型にするだけでなく、初動感度の高いエッジ+ダンパー+フレーム等総合的技術が必要と考えます。

しいて言えば、さらに現状のエンクロージャーには限りがあるので革新的な設計が求められている状況とも・・・。(ダイナミック型の限界でしょうか)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1151117686/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c31

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
32. 中川隆[-10449] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:58:25 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[52]

691 :ジークフリート:2009/12/13(日) 07:52:16 HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

ま、しかし・・・ハーツフィールドやパラゴン、オリンパス等々、実際聴いてみてもあまり欲しいとは思えませんね〜。(我が家には現実味が無いからか?)
大概の場合、コレは自分の求める方向ではないな〜と感じてしまいます。
(買えないひがみかもしれませんが)
そろそろ自称JBL党止めようかナ。


695 :iichi:2009/12/13(日) 20:56:56 HOST:p03349e.aicint01.ap.so-net.ne.jp

ハーツフィールドは、全盛時のモノーラル録音が、C22・MC240で、立体的に出てきますからね。
普通のブックシェルフだと、これが、一塊の音になってしまいますからね。


692 :RW-2:2009/12/13(日) 11:05:07 HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

ハーツやパラゴン、オリジナルの#7やMC275あたりはもはやHi−Fi機器というよりも文化遺産でしょね。現在作られてるオーディオ製品は50年後に崇められるこたぁないでしょ。単なる工業製品。単なる家電で消えてゆく運命でしょか。

693 :150−4C:2009/12/13(日) 14:37:32 HOST:KD124214129112.ppp-

まさに50年代アメリカの遺産です。ジョー パスが部屋に遊びに来た様です。またジュリー ロンドンが目の前に、ピント、コントラストがくっきり浮かんできます。
但しある程度の距離が必要
375が強力な為、5m位で自然になります。
しかし、WEまでは行く気がありません。


616 :JBL:2009/10/08(木) 15:12:58 HOST:p3222-

O75は相当な優れものでしょう。
375は暴れ馬。
ウーハーLE15は?????

609 :ジークフリート:2009/10/08(木) 04:10:03 HOST:wb56proxy15.ezweb.ne.jp

パラゴンで聴くサックスの実在感・・・自分が使っていた#4343と比較して、やはり4インチドライバーでないと駄目だナ?と思い知らされました。
古レンヂも好きですが、サックスを聴きたい時は4インチドライバーを使います。


610 :ビックリマスダ:2009/10/08(木) 10:38:39 HOST:p1096-

4インチドライバー確かに良いと思います、タンノイに無いのが残念・・・


611 :JBL:2009/10/08(木) 11:14:57 HOST:p0207-

4インチドライバーの実在感・・・羨ましいですな!

209:RW-2 2008/06/28(土) 15:17:12HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

マルチにして音色差をなくすとしたらなるべく2ウェイで収めて欲しい。
いやなに実はマルチなんて簡単なんですよ。
JBLのウーファーにミッドバス。

ミッドホーンにツイター積んで四苦八苦してる方々も多いのですけどね。
小生に言わせればガウスの4583AあたりにTADの4001かJBLの2441で決り。箱吟味で下は35Hzくらいまで待ってこられますし、上が足りなかったらネットワークで少しイコライジングすりゃ事足ります。

実は上記は20年前に身を固めてアパート住まいになった際にオサラバした機械たちです(4001は取っておきましたが)。その前はセプター積んでましたのさ。
セプターもミッドドライバーだけ残してますけどね。

その後のユニット新製品には全く疎くなったなァ。疎いというか気にもならなくなった。自宅建てても以前のように大鑑巨砲をやりたいと思わなくなりましてん。
賢くなったのか、世捨て人になったのか。体力が無くなったのが一番でしょう。

210:愚か者 2008/06/28(土) 19:39:13HOST:wacc3s3.ezweb.ne.jp

確かに、4インチ径のホーンドライバーをツイーターにすると、周波数的には足りていても聴感上は不満が残ります。ゲージツ的でないモノクロ写真て感じで。
周波数が伸びていない2インチ径ドライバーを使った方が、生き生きした音楽が聴けますね。

4インチドライバー使った市販品で成功したのはハーツフィールドくらいしか無いんじゃないですかね?
ま、アレもツイーター代わりのゴールドウイングの鳴きがあってこその絶妙なバランスなんですが・・・

ところで、ハーツフィールドと言えば、そのバリエーションとしてプアマンズハーツがあったそうですナ。
箱は同じで、中のユニットはD216一発という・・・古レンジファンがヨダレを垂らすような?構成。
・・・にもかかわらず、本国でもたった一つだけ売れたとか売れてないとか・・・

211:RW-2 2008/06/28(土) 20:05:36HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

2441で16000Hz、TAD4001はそれ以上に伸びてますから小生には十分なんですよね。2インチ使うとミッドバス入れなきゃなくなるわけです。
15インチウーファーを上まで使うとテキメンやぼったい音になる。オーディオ講釈風に言うとスピード感がなくなってドン臭い音になっちゃいます。

2インチ使うならウーファーを2231H、ミッドバス2121H。
そんでもってツイターに2405。
4ウェイなんて今でもまったくやる気がありましぇん(笑)
15畳までの部屋だったらエセJBLのフルレンジの方がずっと良い音でっせ(爆)


212:愚か者 2008/06/29(日) 07:06:36HOST:wacc3s2.ezweb.ne.jp

そ〜ですか。4インチドライバーの不感性な部分・・・楽しく聴けますか。

当方は、使えてもせいぜい1万hz辺りまでで、それ以上は表現力に欠けるものと・・・ツイーター無しで10年我慢しましたがダメでした。
ま、それに高域側を制限して、使用帯域を欲張らないことで、より濃厚な音が得られるというメリットもあるんですがね。

ま、しかしホーンドライバーてのはホーンとセットで語らねば、話しがチグハグになっちゃいますナ。

219:ジークフリート 2008/07/28(月) 13:32:44HOST:wacc2s2.ezweb.ne.jp

PAXの頃の国産ホーンてのはオンキヨーにしてもテクニクスにしても昔のアルテック似のホーンでしたね。結構大規模なものもありました。

特にPAXなんかは、あか抜けない604てな感じで・・・プアマンズポルシェならぬプアマンズアルテック?・・・それでも、買えんかったけどね〜。

しかし、ホーンタイプがほとんど無くなった今、生き残っててもドン・キールJr氏がCDホーンを開発して以来、アルテックもエレボイもJBLもみ〜んなCDホーンの類いになってしまいましたから・・・ま、何が言いたいかというと「懐かしいナ〜」てだけのことなんですがね。

ま、それでも日本のガレージメーカーなんかは未だにアサガオみたいなラッパがついてたりして、懐かしいどころか、シーラカンスかアンモナイト?それともフリントストーン?てなカンジも若干あるんだナ。


353:ジークフリート 2008/11/01(土) 03:54:11HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp

当方は最近、余っていたJBL2405H やハイパスフィルターを引っ張り出して来てランサー101に載っけて遊んだりしてたもんですから・・・Linfofさんのツイーター台ってイイ感じだな〜と思っていたところなんですよ。あれって、アルニコタイプ用みたいなので使えませんけど。

ま、しかし、ランサー+2405計画は、ハイパスフィルターだけじゃ無理だな〜てことで、2405はまたもやお蔵入りとなりました。


354:すえ 2008/11/01(土) 04:43:28HOST:r-118-106-214-64.g205.commufa.jp

そうですか、2405H用のもありましたよ
数が出るようなのは型がありますが、ぴったり合わせる為には現物合わせが基本ですね
私も2405H持ってますが、たまに引っ張り出して遊んでいるだけです。

355:ジークフリート 2008/11/01(土) 18:07:42HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp

2405Hも良いツイーターなんですが・・・D208辺りのフルレンジと組み合わせてみたいナ?とか、かつてのスタジオモニターでも再現してみるかナ?とか、夢はイロイロあるんですが・・・



85. 2013年8月16日 18:30:25 : W18zBTaIM6


2) JBL D−130

38cmコーン型フルレンジユニット
インピーダンス 8Ω/16Ω
出力音圧レベル 103dB
ボイスコイル径 10.2cm
http://audio-heritage.jp/JBL/unit/d130.html
http://fukuroo3.com/jbl6.html
http://hitorigoto.e-niimi.com/?eid=475408

498:ジークフリート 2010/12/29(水) 10:17:16HOST:wb56proxy01.ezweb.ne.jp

我が家のD130。昨夜、紙臭さを取り除いてスマートに?まとめました!

で、タンノイ似?のしっとり&陰影タップリな鳴り方と、JBLらしく?中域がパリッと張り出した明るい鳴り方・・・

ワンタッチ切り替えの「ひと粒で二度おいしい」方式に。

D130は、ホーンドライバーに比べて中域が恐らく鈍いのでしょう。張り出すのを抑制すると、しんなり&とろ〜りといった感じになりました。


499:RW-2 2010/12/29(水) 10:46:37HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp

>>」ト130は、ホーンドライバーに比べて中域が恐らく鈍い・・・

基本的にゃウーハーですからね。
小音量では中域のスピード感が落ちるよな感じはありますね。
大音量で鳴らせばさして気にならなくなりやんすが。
LE−8Tも高域の伸びたウーハーですがやはり高域の味付けが上手い。

40:SX3NW 2007/10/27(土) 11:02:03HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

ある高名な先生がクラシック向きとかJAZZ向きというようなSPは無い!
クラシックが良ければJAZZも良いのだ。良いSPはなんでも良いのだ〜!
と仰っておられました・・・

これにゃァ賛同出来へんかったなァ。やっぱ○○向きってあるもの。
D−130でジミヘン聴いても、ヴィヴァルディは聴きたくない(笑)
ボザークでカザルスは聴いても、キングクリムゾンは聴きたくない(笑)
そういう意味ぢゃD−130もボザークも与太SPってことなんだろな(爆)

689 :551:2009/12/12(土) 21:04:48 HOST:pc24003.amigo2.ne.jp

JBL130は友達の家で何度か聴かせてもらいましたが、なかなかのものですね。でも、あれをずっと聴いているとハーツフィールドあたりが欲しくなるかも、と私は恐いのでパスです。

(ハーツフィールドの音がいいかどうか聴いたことがないのでわかりませんが、形はすばらしい!)

アキシオム80だって、どこかでやっている4本システムにしたらどうなるか?なんて考えるとやはり恐いですが。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1186306900/
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1267522956/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c32

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
17. 中川隆[-10448] koaQ7Jey 2020年10月29日 18:58:53 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[53]

691 :ジークフリート:2009/12/13(日) 07:52:16 HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

ま、しかし・・・ハーツフィールドやパラゴン、オリンパス等々、実際聴いてみてもあまり欲しいとは思えませんね〜。(我が家には現実味が無いからか?)
大概の場合、コレは自分の求める方向ではないな〜と感じてしまいます。
(買えないひがみかもしれませんが)
そろそろ自称JBL党止めようかナ。


695 :iichi:2009/12/13(日) 20:56:56 HOST:p03349e.aicint01.ap.so-net.ne.jp

ハーツフィールドは、全盛時のモノーラル録音が、C22・MC240で、立体的に出てきますからね。
普通のブックシェルフだと、これが、一塊の音になってしまいますからね。


692 :RW-2:2009/12/13(日) 11:05:07 HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

ハーツやパラゴン、オリジナルの#7やMC275あたりはもはやHi−Fi機器というよりも文化遺産でしょね。現在作られてるオーディオ製品は50年後に崇められるこたぁないでしょ。単なる工業製品。単なる家電で消えてゆく運命でしょか。

693 :150−4C:2009/12/13(日) 14:37:32 HOST:KD124214129112.ppp-

まさに50年代アメリカの遺産です。ジョー パスが部屋に遊びに来た様です。またジュリー ロンドンが目の前に、ピント、コントラストがくっきり浮かんできます。
但しある程度の距離が必要
375が強力な為、5m位で自然になります。
しかし、WEまでは行く気がありません。


616 :JBL:2009/10/08(木) 15:12:58 HOST:p3222-

O75は相当な優れものでしょう。
375は暴れ馬。
ウーハーLE15は?????

609 :ジークフリート:2009/10/08(木) 04:10:03 HOST:wb56proxy15.ezweb.ne.jp

パラゴンで聴くサックスの実在感・・・自分が使っていた#4343と比較して、やはり4インチドライバーでないと駄目だナ?と思い知らされました。
古レンヂも好きですが、サックスを聴きたい時は4インチドライバーを使います。


610 :ビックリマスダ:2009/10/08(木) 10:38:39 HOST:p1096-

4インチドライバー確かに良いと思います、タンノイに無いのが残念・・・


611 :JBL:2009/10/08(木) 11:14:57 HOST:p0207-

4インチドライバーの実在感・・・羨ましいですな!

209:RW-2 2008/06/28(土) 15:17:12HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

マルチにして音色差をなくすとしたらなるべく2ウェイで収めて欲しい。
いやなに実はマルチなんて簡単なんですよ。
JBLのウーファーにミッドバス。

ミッドホーンにツイター積んで四苦八苦してる方々も多いのですけどね。
小生に言わせればガウスの4583AあたりにTADの4001かJBLの2441で決り。箱吟味で下は35Hzくらいまで待ってこられますし、上が足りなかったらネットワークで少しイコライジングすりゃ事足ります。

実は上記は20年前に身を固めてアパート住まいになった際にオサラバした機械たちです(4001は取っておきましたが)。その前はセプター積んでましたのさ。
セプターもミッドドライバーだけ残してますけどね。

その後のユニット新製品には全く疎くなったなァ。疎いというか気にもならなくなった。自宅建てても以前のように大鑑巨砲をやりたいと思わなくなりましてん。
賢くなったのか、世捨て人になったのか。体力が無くなったのが一番でしょう。

210:愚か者 2008/06/28(土) 19:39:13HOST:wacc3s3.ezweb.ne.jp

確かに、4インチ径のホーンドライバーをツイーターにすると、周波数的には足りていても聴感上は不満が残ります。ゲージツ的でないモノクロ写真て感じで。
周波数が伸びていない2インチ径ドライバーを使った方が、生き生きした音楽が聴けますね。

4インチドライバー使った市販品で成功したのはハーツフィールドくらいしか無いんじゃないですかね?
ま、アレもツイーター代わりのゴールドウイングの鳴きがあってこその絶妙なバランスなんですが・・・

ところで、ハーツフィールドと言えば、そのバリエーションとしてプアマンズハーツがあったそうですナ。
箱は同じで、中のユニットはD216一発という・・・古レンジファンがヨダレを垂らすような?構成。
・・・にもかかわらず、本国でもたった一つだけ売れたとか売れてないとか・・・

211:RW-2 2008/06/28(土) 20:05:36HOST:62.164.145.122.ap.yournet.ne.jp

2441で16000Hz、TAD4001はそれ以上に伸びてますから小生には十分なんですよね。2インチ使うとミッドバス入れなきゃなくなるわけです。
15インチウーファーを上まで使うとテキメンやぼったい音になる。オーディオ講釈風に言うとスピード感がなくなってドン臭い音になっちゃいます。

2インチ使うならウーファーを2231H、ミッドバス2121H。
そんでもってツイターに2405。
4ウェイなんて今でもまったくやる気がありましぇん(笑)
15畳までの部屋だったらエセJBLのフルレンジの方がずっと良い音でっせ(爆)


212:愚か者 2008/06/29(日) 07:06:36HOST:wacc3s2.ezweb.ne.jp

そ〜ですか。4インチドライバーの不感性な部分・・・楽しく聴けますか。

当方は、使えてもせいぜい1万hz辺りまでで、それ以上は表現力に欠けるものと・・・ツイーター無しで10年我慢しましたがダメでした。
ま、それに高域側を制限して、使用帯域を欲張らないことで、より濃厚な音が得られるというメリットもあるんですがね。

ま、しかしホーンドライバーてのはホーンとセットで語らねば、話しがチグハグになっちゃいますナ。

219:ジークフリート 2008/07/28(月) 13:32:44HOST:wacc2s2.ezweb.ne.jp

PAXの頃の国産ホーンてのはオンキヨーにしてもテクニクスにしても昔のアルテック似のホーンでしたね。結構大規模なものもありました。

特にPAXなんかは、あか抜けない604てな感じで・・・プアマンズポルシェならぬプアマンズアルテック?・・・それでも、買えんかったけどね〜。

しかし、ホーンタイプがほとんど無くなった今、生き残っててもドン・キールJr氏がCDホーンを開発して以来、アルテックもエレボイもJBLもみ〜んなCDホーンの類いになってしまいましたから・・・ま、何が言いたいかというと「懐かしいナ〜」てだけのことなんですがね。

ま、それでも日本のガレージメーカーなんかは未だにアサガオみたいなラッパがついてたりして、懐かしいどころか、シーラカンスかアンモナイト?それともフリントストーン?てなカンジも若干あるんだナ。


353:ジークフリート 2008/11/01(土) 03:54:11HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp

当方は最近、余っていたJBL2405H やハイパスフィルターを引っ張り出して来てランサー101に載っけて遊んだりしてたもんですから・・・Linfofさんのツイーター台ってイイ感じだな〜と思っていたところなんですよ。あれって、アルニコタイプ用みたいなので使えませんけど。

ま、しかし、ランサー+2405計画は、ハイパスフィルターだけじゃ無理だな〜てことで、2405はまたもやお蔵入りとなりました。


354:すえ 2008/11/01(土) 04:43:28HOST:r-118-106-214-64.g205.commufa.jp

そうですか、2405H用のもありましたよ
数が出るようなのは型がありますが、ぴったり合わせる為には現物合わせが基本ですね
私も2405H持ってますが、たまに引っ張り出して遊んでいるだけです。

355:ジークフリート 2008/11/01(土) 18:07:42HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp

2405Hも良いツイーターなんですが・・・D208辺りのフルレンジと組み合わせてみたいナ?とか、かつてのスタジオモニターでも再現してみるかナ?とか、夢はイロイロあるんですが・・・



85. 2013年8月16日 18:30:25 : W18zBTaIM6


2) JBL D−130

38cmコーン型フルレンジユニット
インピーダンス 8Ω/16Ω
出力音圧レベル 103dB
ボイスコイル径 10.2cm
http://audio-heritage.jp/JBL/unit/d130.html
http://fukuroo3.com/jbl6.html
http://hitorigoto.e-niimi.com/?eid=475408

498:ジークフリート 2010/12/29(水) 10:17:16HOST:wb56proxy01.ezweb.ne.jp

我が家のD130。昨夜、紙臭さを取り除いてスマートに?まとめました!

で、タンノイ似?のしっとり&陰影タップリな鳴り方と、JBLらしく?中域がパリッと張り出した明るい鳴り方・・・

ワンタッチ切り替えの「ひと粒で二度おいしい」方式に。

D130は、ホーンドライバーに比べて中域が恐らく鈍いのでしょう。張り出すのを抑制すると、しんなり&とろ〜りといった感じになりました。


499:RW-2 2010/12/29(水) 10:46:37HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp

>>」ト130は、ホーンドライバーに比べて中域が恐らく鈍い・・・

基本的にゃウーハーですからね。
小音量では中域のスピード感が落ちるよな感じはありますね。
大音量で鳴らせばさして気にならなくなりやんすが。
LE−8Tも高域の伸びたウーハーですがやはり高域の味付けが上手い。

40:SX3NW 2007/10/27(土) 11:02:03HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

ある高名な先生がクラシック向きとかJAZZ向きというようなSPは無い!
クラシックが良ければJAZZも良いのだ。良いSPはなんでも良いのだ〜!
と仰っておられました・・・

これにゃァ賛同出来へんかったなァ。やっぱ○○向きってあるもの。
D−130でジミヘン聴いても、ヴィヴァルディは聴きたくない(笑)
ボザークでカザルスは聴いても、キングクリムゾンは聴きたくない(笑)
そういう意味ぢゃD−130もボザークも与太SPってことなんだろな(爆)

689 :551:2009/12/12(土) 21:04:48 HOST:pc24003.amigo2.ne.jp

JBL130は友達の家で何度か聴かせてもらいましたが、なかなかのものですね。でも、あれをずっと聴いているとハーツフィールドあたりが欲しくなるかも、と私は恐いのでパスです。

(ハーツフィールドの音がいいかどうか聴いたことがないのでわかりませんが、形はすばらしい!)

アキシオム80だって、どこかでやっている4本システムにしたらどうなるか?なんて考えるとやはり恐いですが。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1186306900/
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1267522956/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c17

[近代史4] スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い 中川隆
22. 中川隆[-10447] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:31:20 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[54]
密閉箱を平面バッフル・後面開放箱に代えるとどうなるか?


箱に入っているスピーカーを後面開放にしたり、平面バッフルの面積を小さくすると、低域のレベルが下がります。

そうした場合には、密閉箱の容積を変えたり、バスレフのダクトをいじったりした場合に比べて低域のレベルがダラ下がりになる事はあってもあまりディップやピークが出来る事は少ないと思っていたのですが、必ずしもそうばかりには行かないようです。

むき出しに近い形で使っているウーハーの低域はレベルは低くてもあまり大きなデコボコは出来ないのではないか、あんなに低音が出て困るぐらいだから一概に低域不足とは言えない、という二つの矛盾した期待は甘かったのかも知れません。

サキソフォンコロッサスや、ヘレンメリルの You`d be so nice to come home toで、低音がやたらに大きな音で、のたうち回るのに手を焼いています。特にレコードが酷い。

途中まで迷惑な程うるさかったベースラインがパタっと聞こえない所があるのは、周波数特性に大きなデコボコがあると考えるのが適当でしょう。

今回小さな平面バッフルを付けても、こうした事情にはほとんど変化がありませんでした。

ジャズやブルースではほとんど差に気が付きません。

ただクラシックのコントラバスのラインが随分分かりやすくなりました。コントラバスの弓の動きが少し見えて来たようにも思えます。(勿論これは今までに比べて少しマシといった程度の話しです。)チェロの下半分、ひょっとするとビオラも少し良くなったかも知れない。

スピーカーフレームの両側に何の補強も無しに付けたバッフルが盛大に振動している事も分かりました。

両側のウィングに補強を入れるか、どうせなら平面バッフルの奥往き方向に板を廻して後面開放型にした方が良いか、或はバッフルとフレームの間にスポンジか何かの緩衝材を入れてバッフルとユニットの縁を切るか。

改善案はいくつかあって悩みどころです。


PS
箱に入れると、低音の量は増えるけれど、その質は落ちる。

平面バッフルと箱に入れたスピーカーを比べて、低音の質と量はトレードオフの関係にある様な気がしていました。

同じ平面バッフル同士でも平面バッフルが大きい程、低音の量が増える。小さなバッフルでは低音の量は減るけれど低音の質に関しては必ずしも悪くはならないと思っていました。

ある部分では困る程の低音が出ること、逆に出て欲しいのに出ていない周波数特性上のディップが低音にあることは、バッフルの有無であまり違いがありませんでした。

ただベースラインは以前に比べれば良く分かる様になりました。低音に量的というよりは質的な変化があったのは本当に不思議です。

クラシック以外では気付かなかった変化が最近はジャズでも少し分かる様になって来ました。
http://kawa.weblogs.jp/things/2008/02/9-49f0.html


オイロダイン平面バッフルの補強

なるべく簡単にと思った平面バッフルも、少しづつ補強を入れて音の変化を確かめてを繰り返すうち、浅い後面開放型へとたどり着いてしまいました。

これは面積や容積を求めてと言うよりは、あくまでフロントバッフルの剛性確保の為です。
気休めにしかならないとは思いますが、ウーハーのマグネットの裏にはピストンモーション方向の補強も入れて見ました。
これで暫く様子を見てみようとは思います。考えられるだけの手は尽くしました。
http://kawa.weblogs.jp/things/2008/08/post-220e.html

オイロダインの補強2

気休め程度に入れたウーハーマグネット裏の補強が効いている様な気がしました。

ならばと、フロントバッフルや周りのキャビネットからマグネットの後ろをがんじがらめに補強しました。良く見ないと分からない、というよりは良く見ても分からないかも知れません。

低域は締まって速くなった気がします。

ユニットに故障があっても、キャビネット全体をばらさないと取り出せなくなってしまいました。箱に関してはここまでかな。ちょっとB&Wのマトリクス構造みたいなどと言えば失笑を買いそうです。

素人細工であまり綺麗でないのが残念です。自作バラックで見当がついたので本当はプロに綺麗な箱を頼みたい所ですが、でもこれをプロに頼んだら幾らになるんだろう。単なる後面開放の箱なら、大した事は無いと思いますが、その後の補強の手間が掛かりそう。

コメント

私も20年来Klangfilmのスピーカーでバフルを使ってまいりましたが、私もEurodynを使っていた時は後面開放で良い結果が得られた思い出があります。

Eurodynはバフル以外に重量(振動)を受ける処が無いのでプレーンバフルでは結構難儀した経験がありました。
投稿情報: ローゲ | 2008-11-26 12:01

成る可く簡単なプレーンバッフルでと始めたのですが、そう簡単な話でも無かった様です。
スピーカーからプレイヤー、アンプまでひたすら、質量と剛性を上げて行くのが、日本のアマチュアに時々見られるアプローチです。

必ずしも、その手ばかりで成功する訳でも無いと思っていたのですが、今の所固めれば固める程、良い結果になっています。
投稿情報: kawa | 2008-11-26 20:02

ご指摘の日本のオーディオシーンの傾向については、私も大変に懸念するところです。
これは一つに住宅事情=日本家屋の床の柔らかさに起因すると考えますが、どれ程の重量があっても、一度動き出したものは質量だけではダンプできなかろうと思っています。

欧州のADプレーヤ、トーレンスや当時の重量級のEMTですらクッションを使っていることを鑑みると彼らの振動に対する考え方の一面がお解かり頂けようかと思います。
(プレイバックと再生する環境が別である放送局などではこの限りではありませんが。)

さて、バフルに関しては、本邦では大戦後米国の技術が大挙して入っておることにより、WEを祖する考え方が主流のようですね。すなわち、厚手の板の裏面にランダムに補強桟を入れる方式です。たしか伊藤翁もこの形でお作りになったかと記憶しています。

対してドイツでは20mm程の板にほとんど補強もせずに使っております。
これで使えた理由は幾つかあると思いますが、自室でも21mm板の片持ち支持で特別不満はございません。
投稿情報: ローゲ | 2008-11-29 14:46

機械が本来持っているポテンシャルと魅力を活かせたらと思っているのです。
けれど、現実には補強がどんどん増えています。
多分、ドイツでこんな使い方はしていなかったと思います。
投稿情報: kawa | 2008-11-30 01:29

バフルの働きについてですが。

日米では、ユニットの前方に放出された低音の回り込みを防ぐ、或いは更に積極的にバフルをユニットの振動を利用して振動させ、発音元の一つと捉える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Klangfilmでは前後に放出される音の混同を遮る音響隔壁として認識しているようです。

動作上の相違点:Klangfilmではユニットが放出する前後の音圧がバフル位置で同圧、逆相であればバフル自体は全く振動しない

という前提にあることです。ですから補強などの必要が生じません。

必要要件として、ユニットのフレーム(フランジ)からバフルに伝わる振動を回避するために 、ユニットをバフル以外(Klangfilmではフレームで)支持し、可能であればバフルから振動的に絶縁をすること。=(この方式はフレームを固定できるので振動板のピストンモーションがより強力に行える利点もありますね)
投稿情報: ローゲ | 2008-12-03 15:25

ユニットと縁が切れればバフル自体の補強は必要が無い。魅力的な概念です。
ユニットが見えなくなる程補強材を入れた事に後ろめたい物も感じています。
じゃユニットはどう支持するか。楽しみにしています。
投稿情報: kawa | 2008-12-07 23:49

まず、極論ともいえる例ですが、ベルリンの講堂で天井から鉄のアングルを使ってEurodyn自体を吊るしている例があります。

バフルの固定法は近くで確認は出来ませんが、恐らく通常通りフレームに取り付けて有るようです。(もしかしたらバフル自体も天吊りかもしれませんが、今回は取り上げません。)

少なくともバフルはメカニカルグラウンドを取っていません。
フレームを一端とした片持ち支持の状態です。

実際には天吊りは非現実的でしょうから、善後策としてはまず、Eurodynを床から必要な高さだけ矢倉(出来たら鉄製の)を組んで立ち上げ、そこに4方向を固定しないようにバフルを取り付けるだけで近似的な効果が得られます。

ただし、前方が大変に重くなりますので矢倉が倒れない工夫が必要です。
ポイントはバフルの4方端を宙ぶらりんにしておくことです。
バフルが正しい位置にあれば空気を伝っての振動はほぼ無視できる範疇に入ると考えます。

Klangfilmの資料を見ていて、Bionorなどは床置きの方法まで指定されているのに対し、Eurodynはバフルの図面だけなのです。

ずっと不思議に思っていましたがベルリンの例を見て合点がいきました。
米日国の方法だけを信じていた自分にとっては不可思議でしたが、始めから不要振動を発生させない考え方もありだなと思ったのは、追試の結果に非常に満足したからです。

Eurodynの歴史の振り返りですが、古いバージョンほどウーハーをどのように固定しているか前面からでは分かりませんね。つまり後期の物に見られるボルトが古いものにはありません。

ウーハーを前面板にしっかり固定していないのです。
金具でずり落ちないように支えているだけです。

そしてウーハーと前面板の間は厚紙で空気の漏れを防いでいます。

我が家のスピーカーはEurodynより古いものですが、アングル(フレーム)だけでウーハーの後部を支持しており、前面板へ伝わる振動がかなり減じられる構造になっています。一方、アングルに伝わる振動は床に グランドされています。
投稿情報: ローゲ | 2008-12-08 01:08

フレームを上から見た平面図でいうと、初期の四角い物が私の物の様に三角或は台形になって行くのは、天井などから複数のオイロダインを吊るす時に円弧状に並べるためと、どこかに書いてありました。
後ろを狭めればオイロダイン自体は円弧状に並びますが、バッフルはどうしたんだろう?
投稿情報: kawa | 2008-12-08 14:04

WEの4181、ジェンセンの磁励型、ローサーのPM4の様にマグネット部分から下に支持用の袴が付いている物が、古いスピーカーには幾つか見られます。ユニットのマグネット、フレームを下で受け止めて、振動板の周囲リムとバッフルをねじで留めたりはしない、リムとバフルはフェルトか何かで縁を切る。古めかしく見える方法が実は正しいのかも知れません。
投稿情報: kawa | 2008-12-08 14:13

あと気を付けている事は

@板材自体が欧州の物は硬くて、重いです。
これも米国では米松が中心で比較的柔らかな木材の方が響きが良いという伝統があり日本にも輸入された考え方でしょうが、欧州では楢系(オーク系の樫、胡桃など)の木材が主流で、響きも短く透明です。
自室ではフィンランドバーチ材を使用していますが、これにしてから補強の必要を感じません。

Aスピーカーの後方に空間が必要ということです。
前後の音圧が同圧で逆位相を達成するには、理想は中央の設置かもしれませんが生活できません。アングル後端から壁まで少なくとも1m以上の空間を確保するようにしています。現実はもう少し広くて、アンプを置くのに重宝しています。

Bフロントデット、ライブエンドに徹しています。
従来の日本のオーディオセオリーの真逆ですがこれが出来るかどうかで、バフルタイプの成否がかかっていると認識しています。
投稿情報: ローゲ | 2008-12-08 23:59

米松の合板はウェハースの様にバサバサであるのに比べて、バーチの合板は密度が高く、隙間や欠損が少ない、見た目も木口がとても綺麗ですね。

私も大変気に入りました。自分の仕事では随分使いました。
ただ遥かに重くて固いせいで工作は大変です。大工さんには随分嫌がられました。友人宅のオーディオラックを作った所大変に具合の良いものでした。

仕事以外の道楽に関しては、近所の建材・DIYショップのカットに頼っているので、そこにある材料しか選べません。仕事でも最近は以前の様に簡単に手に入りません。

MJ誌の広告ではまだ載っています。どこから手に入れるのかなと思っていました。
確かにバーチの合板は良さそうです。

人から見てフロントデッドとすればSPの裏がデッドですが、SPから見てフロントデッドとすれば人の背がデッドとも取れます。
こんな質問は恐縮ですが、教えてもらえれば幸いです。
投稿情報: kawa | 2008-12-09 01:28

スピーカーの裏側、リスナーの正面(目線の先)がデットです。

バフルの裏面に放出された音圧を出来るだけ吸音したいと考えています。

本当は低域の吸音などは想像以上の容積が必要になると考えられますが、現状は家具を置いて、板振動を利用している(つもり。で本来の効果はわかりませんが)のと、10cm厚のグラスウールで処理しています。正面からはバフルに遮られてほとんど見えないのですが、情けないので近々に全面カーテンで覆い、その背後に吸音材を仕込もうと画策しています。

いずれにしても上手く処理できた時の音は、(クラシックオンリーですが)気を許していると、ウーハーが断線したのか?というほど低音感がありませんが、チェロバスのフォルテが楽譜に書かれてる瞬間に・・・怒涛の如く低域が突進してきます。

バイオリンなど高音楽器では「松脂の飛び散るような」という形容詞がよく使われますが、オーケストラのトゥッティでのバスの松脂は Klangfilm 系のラッパ以外ではそうそう聴いた経験がありません。
投稿情報: ローゲ | 2008-12-09 16:32

後ろからの反射を期待して、スピーカーの台(舞台?)の背にレンガタイルを貼った評論家の部屋があった様な気がします。

随分前の計画かも知れません。

スタンドに載せた小型機やトールボーイ型を壁の干渉を避けて随分手前に置いて内向きに振るのが最近の傾向かなとも思います。

バッフルの背、壁との間を取ってデッドにと、ここまでは分からないでもありません。いや良く分かります。
リスナーの背をライブにすることについてその意図する所が伺えると嬉しいのですが。
投稿情報: kawa | 2008-12-12 02:07
http://kawa.weblogs.jp/things/2008/10/2-8ae4.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html#c22

[近代史4] スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い 中川隆
23. 中川隆[-10446] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:34:11 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[55]
フルレンジ・スピーカーには後面開放箱・平面バッフルがベスト?


678 :551:2009/12/10(木) 17:57:14

最近、アルテック604Aをお蔵入りにし、ステレオはすべてアキシオム80(旧型)で聴いてます。ネットワークの入ってないスピーカーは聴いてて気持ちいいもんです。その中でアキシオム80とラウザーPM4は格別ではないかと思っております。

ただ、PM4は新型を1本TP-1Dの箱に入れ、モノーラルで鳴らしていただけですが、20センチ前後の口径でアキシオムに勝てるユニットがあるとすれば、これだけかなぁなんて思っております
(角フレーム旧ユニットを十分乾いたホーンシステムエンクロージャーに入れた場合)。

PM6Aは旧タイプでも新タイプでも、ダブルコーンのクセがあるし、雰囲気はいいですが、ディテールの生々しさがアキシオム80にはっきり劣ると私は感じております。
(ちなみに、PM6AはバックロードじゃなくてVoigt pipeという三角の箱に入れた方が素直な音がすると思ってます。)


687 :551:2009/12/12(土) 17:37:07 HOST:pc27102.amigo2.ne.jp

それから、アキシオム80の設計者のあのジョーダンさんが作った「モジュールユニット」ってやつ。学生時代、アキシオムが買えないので、代わりに使っていたのですが、神経質じゃないけど面白いユニットの一つです。

裸で鳴らしたり、ハコに入れると、アルミ臭い不鮮明な悪い音ですが、ジョーダンさんが意図していた通り、壁に埋め込んだり、平面バッフルに取り付けると、アルミ臭さが消え、印象がガラリと変わります。

たいていの所謂BBCモニター系より良い音です。チェロなんかが力強く、すばらしいです。もちろん、アキシオムにはかないませんが。


545:ハーゲン 2011/01/10(月) 21:56:41HOST:97.26.112.219.ap.yournet.ne.jp

アルペアは、香港のマークオーディオのものですが、ジョーダン氏と親交があり、JX92Sなんかの発展形ときいています。

拙宅ではJX92Sを使っていますが、小さいわりに低音もよく出るバランスのいいユニットです。メタルということはほとんど意識しません。
ふるいジョーダンワッツのモジュ–ルのほうが高域は伸びないのですが、中音域は濃いように思います。

モジュールの上をリボンで補ったシステムも試してみたいですね。確かジョーダンワッツのオリジナルはソフトドームだったような気がしますが、、、


553:ハーゲン 2011/01/12(水) 21:15:49HOST:97.26.112.219.ap.yournet.ne.jp

最初WATTを聴いた時には

「なんて高価なスピーカーだろう。でもユニットはたいしたことなさそう」

という印象でした。その後実際届いた時はいろいろビックリすることがありました。
とんでもなく重く、あの小さなWATTでも木箱から一人で取り出すのはかなりたいへんでした。
ネットワークもお弁当箱のように全体をアラルダイトで固めてあるのです。兎も角も偏執狂のようになんでもカチカチです。WATTはもう30年以上まえの設計ですから回顧録に出てもいいと思うのですが、いまでもある意味では最先端というイメージですね。

「正確ではあるけど味も素っ気もない」

という感じです。拙宅ではオールドレビンソンと組み合わせており、少し味付けを意識しています。

ヒラメの刺身は美味いのですが、安いカレイのほうが少し味があってこれのほうが美味いと感じる時もある、とか、越の寒梅や上善水の如しは淡麗すぎ、麒麟山とか〆張鶴あたりのほうが少し味があってこのほうが優しい感じがする、、そんな感じを目指しています。

573:ジークフリート 2009/08/30(日) 09:48:03HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

箱に入れない低音は開放的で気持ちいいですからね。

B&Wなんかは、箱の中の不要な音が洩れないようにとウーハーのコーンの厚みが1cmもあったりしますが、平面バッフルや後面開放箱ですとユニットが発する音を全てしゃぶり尽くすって感じでしょうかね。


575:RW-2 2009/10/01(木) 11:18:14HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp
>>場所はありませんが・・・
 小さな平面バッフルに取り付けて至近距離(卓上)で聴けば宜しいんだす。
 近距離で聴くとけっこう低域も感じられますからね。


471:ジークフリート 2010/12/15(水) 00:49:28HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp

しかし、今時WE755Aが70万超で売られてたりしますから・・・
(管球キングダムと結託か)


473:RW-2 2010/12/15(水) 02:41:48HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp

755については、元来スピーチレンジでしょ。駅とかの構内壁埋め込み用。
ユニットが浅いのはユニット設置の際の制限によるもの。
コーンが浅いと指向性も良くなりやんす。

あのユニットを良く見るとフレーム形状も特殊でやんしょ。
コーン裏のフレーム開口部が取り付けのために開けられた壁の穴との空隙でスリットが出来る。そのスリットにて生まれた気流抵抗が生コーンをダンプするようになってるんぢゃないかと。

WEはベル研究所も持ってましたから、何から何まで実験して解ってたんだと思いやんすよ。

だとするとバッフル裏からユニットを取りつけたんぢゃ本来の使い方にはならない。皆さんたいがい裏から付けてやんすね。755はホントはコンプレッションユニットぢゃないのかなんて考えたりしておりまっせ。


474:SAT-IN 2010/12/15(水) 11:55:06HOST:re0201.pfst.jig.jp

最近755用にセンタードーム(ボイスコイルも)の無いリコーン紙が出品されてたりしますが、オリジナルコーンは一体プレスの筈。
オリジナルから切り取って貼付けるんでしょうかね?
どうすんのかちょっと不思議です。


476:SAT-IN 2010/12/15(水) 13:14:40HOST:re0201.pfst.jig.jp

おそらく穴はセンタードームがスッポリ嵌まる径なのでしょうね。
オリジナルのドームの縁を少し残したまま古いコーンを切り取り、その上から被せる!?
そうするとコイルもダンパーに付いたままなので調整の必要がないという算段ですね。


475:ジークフリート 2010/12/15(水) 12:51:29HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp

故伊藤喜多男氏が、755は客船や列車でお客様を慰めるためのものと言っておられましたから、ごく僅かなバックキャビティ想定の設計かもしれませんね。その方がコーンの暴れも抑制できそうです。

しかし、一体プレスのあのコーン紙・・・
センタードームの縁の折り返し(ちょうどヴォイスコイルがハマっている)の再現が難しいんでしょうね〜。
(最上電機に頼めば出来るかナ?)

688:ジークフリート 2009/12/12(土) 19:26:27HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp

755は後面開放にすれば気持ち良い低音が得られるますが、総合的には英国勢に及びませんね。


689 :551:2009/12/12(土) 21:04:48 HOST:pc24003.amigo2.ne.jp

私もベストの状態のアキシオム80やローサーPM4(4にこだわってすみません)はベストの状態の755に勝つと思います。
アキシオム80だって、どこかでやっている4本システムにしたらどうなるか?なんて考えるとやはり恐いですが。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_2.html

384:RW-2 2010/11/11(木) 10:14:46HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

ホテルのロビーとか病院の待合室とかの天井のSP。びっくりするくらい音が良かったりしやんすね。BGMは小音量ですが素晴らしい音ですし、アナウンスはきわめて明瞭。

TOAとかの業務用フルレンジが内蔵されてると思いますが、いわば無限大バフル状態ですので低域も宜しいのだす。


64:RW-2 2010/04/20(火) 16:03:50HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

能率の低いダイレクトラジエター型は、どう転んでもどうやってもホーン型のようにグッと溜めてバッと吐き出すよな音風情にゃなりやせんからね。
音が180度に展開しやんすからコンプレッションが掛からない。だから逆に音波が正確だともいえるわけで。まぁ能率が低いと音ヌケが悪く感じるのは事実だすね。

今また平面バフルいろいろやっております。94dBのユニットをパラで使うと97dB。さらに背面の音も加わりますから100dBに近くなりやんす。
SX−3あたりで程よく聴いてて、こっちに切り替えますと爆音でひっくり返りやんすよ。音のデカもさることながら浸透力がまるで違う。それでいてあっちもHi−Fiスピーカー、こっちもHi−Fiスピーカー(だははは)


199:甘木 2010/06/22(火) 21:45:01HOST:s199108.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp

箱で言えば、フルレンジ愛好家にもピンキリありますわな。
箱が小さい方はほぼNG.
ロクハン程度のフルレンジでもまともに鳴らそうとするとやっぱり箱は60〜100リッター程度は必要ですからな。

392:RW-2 2010/11/13(土) 03:56:48HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

アンプ出力に忠実な音という観点から言えばダイレクトラジエターでしょね。
=コーン型(ソフトドーム、リボン系を含む)。ぢゃァホーン型はどうなのと申せば、視聴エリアを限定して音を遠くまで飛ばすのが本来の目的でしょう。
校庭備え付けや選挙カーのトランペット型と一緒にするのは気が退けやんすが、エリアを狭めればその範囲では音がデカくなるのは応援メガホンでも一緒だす。

百円ライタァをカチカチ鳴らしながらホーンを被せるとカチカチがコチコチに変わりやんす。そういう意味ではオールホーン型というのは原音再生にゃ一番遠いところにあるとも言えるわけです。!様に怒られやんすね(だははは)

部屋が4畳半や6畳間なら6半か8インチフルレンジでイイだろと思われますが、まともな音で鳴らそうと思えば箱がデカくなるんですよね。三菱の推奨箱は60L。
LE-8Tを鳴らすにゃ80L。FLAT8で40Hzまで再生させるにゃ90L必要でやんした。

拙者の平面バフルなんざ底面積と高さにて箱換算すれば180Lでっせ。
上記のディナウディオの2ウェイは25Lくらいですからねェ。

フルレンジちゅうのは取っ付きやすい割にはなかなか鳴らし難い面もあるんですョ。


393:ジークフリート 2010/11/13(土) 08:31:00HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp
>>392
ホーンと言っても80年代頃から中高域用としては、コンスタントダイレクティビティホーンの類が増えて、「飛ばすため」と言うよりも「均等に広げる」目的が強くなってきておりますが・・・まぁ、囲い込んでることに違い無し・・・

それから、ラッパ問題とは別に、「コンプレッションドライバーを使わない爽やかさ」なんてのもありますねぇ。(私はアキショム80を聴いてTADを棄てました)


412:ジークフリート 2010/11/22(月) 12:51:19HOST:wb56proxy11.ezweb.ne.jp

後面開放箱では低音域は爽やかで開放的な鳴り方にはなりますが、制動が効かないと言いましょうか、「張り」が減退するんですね。

紙エッヂ等のローコンプライアンスタイプでしたら、振動系自体元々制動が効いてますから、後面開放も結構イケますが、ハイコンプライアンスタイプではより制動が効き難いのでしょうね。

バスドラのキレ具合もですが、ジャズではスネアがパッカーンと弾けないと、致命的かもしれません。

JBL社製のLE8T入りシステムでは、箱の奥行きが浅くなっていますが、それはキレ味を稼ぐための対策だと思いますョ。(この場合のデメリットは低音の深みが出難い)


12:ジークフリート 2010/03/07(日) 09:41:37HOST:wb56proxy09.ezweb.ne.jp

今、我が家で鳴っているのは、45シングルで駆動する箱無しスピーカーでして、この爽やかさに慣れてしまうと箱入りに戻れるかナ?と心配になってまいりました。(家具職人に依頼した後面開放箱が届くまでのつもりですが・・・)


23:ジークフリート 2010/03/20(土) 14:49:17HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp

テレフンケン用の箱が届きまして、ちょっと鳴らしてみましたら、低音が籠もり気味。如何にも箱の音!
とりあえず側面に補強でも入れてみようと思います。固め過ぎないように。


24:RW-2 2010/03/20(土) 15:16:46HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

左右側面をハの字型に開きやんしたか。
上手くいかんかったら側面板取りはらって平面バッフルだす(がはは)


26:ジークフリート 2010/03/21(日) 17:35:47HOST:wb56proxy17.ezweb.ne.jp

後面開放箱入りテレフンケンの古レンヂをパラゴン風に横長にセッティング(テレゴン?なんちゃって)してみましたら、スケール感タップリ!周波数帯域の広さもまずまず。
僅か2Wの45シングルアンプでも朗々と鳴ってくれます・・・しかし、このアンプではかなりカマボコ特性になるのと、高域が暴れ気味になってしまいます。
RW−2さんに教わったVT−52への換装を検討してみます!


45:ジークフリート 2010/04/04(日) 16:20:21HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp

テレフンケンの古レンヂをラジオ並みの簡単な箱に入れて、ラジオ球?の45シングルで駆動してみようと始めた今回のプロジェクト?・・・どんな音楽が似合うかナといろいろ聴いてみましたが、案外聴けたのがカンターテドミノ(音の広がりが楽しい)。
一番似合ったのは、昔の白人向け低俗流行歌。(アン・リチャーズ「アン,マン!」とかジョニ・ジェームス「ジョニ・スゥイングス・スイート」辺り)
スピーカーが繊細過ぎないところが、流行歌でも当たり障り無く、テキトーに聴かせてくれているのでしょう。

ほわ〜んとした懐かしい音で、聴き疲れなさそうですが、元JBL党の私には似合わないみたい。
聴き終わった後の達成感が無いといいましょうか、「それで?」という残尿感みたいな感じが・・・これにて本プロジェクトを終了し、45シングルをまた16Ω仕様(アキショム用)に戻して、ナス管でも試食してみようかと思います。


46:ジークフリート 2010/04/05(月) 01:22:36HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp

早速ナス管セット(カニンガム245+280)が届きました!
RCA/カニンガム45+ナショナルユニオン80よりも濃厚で、テレフンケンの古レンヂもちょっとイイ感じになりました。


54:RW-2 2010/04/14(水) 01:30:13HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

アキシオム80 なんかは音を聴くメカニック。もともと検聴用ですし。
テレフンケンやシーメンスのシングルコーンは実用品であって放送用。

オーディオマニアが細部漏らさず音を聴くなら前者。音楽を愉しむなら後者
なんて言えるのかも知れやせんね。


55:ジークフリート 2010/04/17(土) 00:10:35HOST:wb56proxy09.ezweb.ne.jp

ハチマルは・・・シングルボイスコイル3ウェイの音なんすョ。
シングルコーンと同じ「フルレンジ」に分類したくないんですが・・・



100. 中川隆 2013年8月17日 16:47:26 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

10:ジークフリート 2010/03/03(水) 19:44:44HOST:wb56proxy07.ezweb.ne.jp

まぁ、フルレンジ一発でも、サブコーンやメタルドーム付きのものなんかは、昔はメカニカル2ウェイと言ったくらいですから。
ダブルコーンなんかは、サブコーンの音があからさまに聞こえると、やはりシングルコーンが本流かナ?って感じもしますョ。


11:世直し奉行 2010/03/04(木) 14:47:55HOST:p2147-

↑ダブルコーンは裏ワザ!です。


13:RW-2 2010/03/08(月) 11:52:56HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

拙者発注のバフル。未だ連絡無し。
カンナ掛け過ぎて鰹節のようになってたりして(だはは)


15:RW-2 2010/03/08(月) 18:24:52HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

φ丸穴だけじゃなくて、フレーム部の落し込み用ザグリまでお願いしたんでやんす。
ザグリ径でぶち抜いてしまって・・・。
「おおっ、ヤベェ。間違えた。同じような板を探さにゃならん」
な〜んてことになってなきゃ宜しいのだすが(だははは)


16:ジークフリート 2010/03/10(水) 08:24:00HOST:wb56proxy11.ezweb.ne.jp

RW−2さんの平面バッフルって高級な作りみたいですね〜。
足や補強も厳重なんですかね?
(当方の安普請の箱はテレフンケンのスピーカーシステムに習ってオンボロに)


17:RW-2 2010/03/10(水) 15:15:22HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

厚い無垢一枚板ですのでヘタな補強はせずに響きを愉しむ所存で御座いやす。
脚は松かスプルース角材に少し斜めにホゾを切って差し込むだけの予定だす。

ユニット穴2個はバフル板の中心かつ上下1/3の場所に開けやんす。上下左右対称。
これで縦置きでの上下逆転も横置きでの左右逆転でもまったくシンメトリカルに
ステレオ配置できやんす。手ぐすね引いて待っとるんですが音沙汰無し(でへへ)


27:RW-2 2010/03/23(火) 17:22:38HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

彫刻所から電話が入りやんした。ついに拙者のバフルの工作が終わったようです。
削いだらエラく素晴らしい肥松の一枚板(樹齢300年の和赤松)だったようで、
入手先を何度も訊かれやんした。教えやせん(だははは)


28:RW-2 2010/03/24(水) 15:47:02HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

バフルを引き取ってまいりやんした。
厚さ3cm。寸法は60cm×75cm。
もっとデカく切り出せたのだすが設置場所との兼ね合いでこのサイズに決定。

高々骨董の8インチフルレンジ用に豪華なバフル。ちと豪勢過ぎやんした。
さすがプロの工作。裁断やらフランジ落とし込み用ザグリやら完璧だす。


29:ジークフリート 2010/03/25(木) 02:50:33HOST:wb56proxy10.ezweb.ne.jp

立派な平面バッフルですね〜。塗装等で誤魔化さずとも、そのままイケますね!
入力端子も一工夫されるんでしょう。
当方なんかユニットから出た電線に端子がぶら下がった状態でござんす。
(飴色キャップだけに?モニターレッドを見習いました!なんちゃって。)


30:RW-2 2010/03/25(木) 23:28:34HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

300年の邂逅から解放されて現生に噴出されたやんした松ヤニ。

抜群の板目の美しさではありやんすが、やはり樹木とは生き物でありますねェ。
シーラーで抑えれば簡単なんでやんすが、その後のオイル仕上げが出来ません。
ここはじっくりと丹念にアルコールで松ヤニをふき取っておりやんす。

JBLもALTECもタンノイも板材はチップボード(ホモゲン)/合板なのは判っておりやんす。今更そんなものはパスだす。肥松の無垢材なぞ無駄に贅沢したわけでありますが、再度またこの手の物を造り直す時間は年齢的にありやせんからイッテン豪華主義でやんす。

そうでなければフラッグシップのイントラ直3シングル無帰還アンプが泣きやんす。

近所の塗料店に仕上げ用のオイルも今日取り寄せ頼みやんした。こう御期待でっせ(だはは)


31:ジークフリート 2010/03/26(金) 07:59:27HOST:wb56proxy17.ezweb.ne.jp

松脂が出たスピーカーでレスピーギでも聴きながら、琥珀色の液体をクイッとヤリたいもんですな〜。

当方の後面開放箱は見栄えがよろしくありませんから、そろそろラッカースプレーにてコテコテに塗ろうかナと考えておりますョ。


32:RW-2 2010/03/26(金) 22:52:52HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

白木のままですと煙草のヤニやら手垢やら猫のシッコやらで、後々悲惨な状態になりやんすのでオイル仕上げといたします。ラッカーやニス系は天然木の板目を塞いでしまいますので木をコロします。スティン着色も無しの呼吸仕上げだす。

ワトコのナチュラルにちょこっとマホガニーを混ぜてみやんした。木目を生かすも殺すもこの配合塩梅で決まります。板表面はあまり滑沢にしますと仕上げ後テカりますのでほどほどが宜しい。とかイイながらすべてテキトーでやんす(がははは)

33:RW-2 2010/03/28(日) 13:17:54HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

あっという間に完成しやんした。脚は角材一本。定在波防止と耳の位置に合わせて若干傾斜をつけました。オイルはナチュラル:マホガニーで4:1の割合だす。

userimg.teacup.com/userimg/535.teacup.com/knisi/img/bbs/0004572.jpg


非常に高能率。小さな細かい音も明瞭です。危惧した低音は2発使ったためか大変良く出ております。重圧で音場感抜群だす。この辺は平面型の真骨頂でしょ。
音量上げても西海岸勢のようにパッピーイケイケにならないのはお国柄でありましょう。ビバルディの四季「夏」楽章を聴いてみやんしたが、スリリングでスピード感があります。音源はピンポイントで定まりますが音場は広々と出現しやんす。

アンプは#7と無帰還シングル。1枚板ですからSPシステムというよりも楽器に近い。50年以上前のブリキのユニットであっても素晴らしい美音が聴けやした。


34:ジークフリート 2010/03/28(日) 16:49:30HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp

完成早いですね〜。オイル仕上げ後はヤニも出にくくなるんでしょうか。
メインスピーカーになるほど完成度が高くなるといいですね。

当方のテレフンケンは、古レンヂにしては低音もよく出てバランス良いナ〜と感心はするもののアキショムほどの品位は感じられませんし、音の完成度30点といったところ。

ポテンシャルや聴く意味がありそうなら、仕上げもちゃんとしてやろうかなと思います。(駄目ならテレビ用又は処分か?)

35:前期高齢者 2010/03/28(日) 18:54:49HOST:h219-110-201-

RW-2さん 素晴らしい出来栄えですね!
音を聴かなくても見るだけでいい音がすると感じます。
たいそうなチャンデバかましたマルチアンプの 4Way の一方で、こういう素朴(?)なシステムが凄い音を出すことがあるんですよね。
この歳(年齢は内緒!)になってオーディオの本質とは何か?と思うことがあります。

44:RW-2 2010/04/03(土) 15:05:32HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

2〜3日連続して鳴らし続けていたら大変イイ感じになってきやんしたよ。
ガシャガシャとこうるさいユニットと思っておりましたが、さすがに3cm厚のバフルに縋り付いたためか、板と一体で揺らぎますので裸単体よりかなり聴きやすく余韻も綺麗に出やんす。大音響は無理ですがスモールコンボや小編成のクラシック/弦楽等に長がありやんすね。しばらくは聴き続けてみやんす。

Qoの高い8インチユニットは手元に数種ありますので今後の愉しみだす。
PE−20を2発もしくはPE−20とPIM−20の2連も可能です。

47:RW-2 2010/04/11(日) 00:21:32HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

シーメンスフルレンジ2発の平面バフル。思いがけない場面でも活躍だす。
まず映画。セリフがまったく自然でSPの存在が消えます。
それに縦に2発のため音像が移動しやせん。マルチの3ウェイなどになると音像が上下移動して画面と違和感が出ます。

野球中継。後面が解放されているためエセ臨場感で音場が広々〜。サラウンド効果?抜群。レコードやCDのライブ盤も広さが出やんすし、小編成の弦楽も雰囲気グンバツだす。
この平面。今や完全に自分の場所を確保。居座っております(だははは)


48:ジークフリート 2010/04/11(日) 08:09:08HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp

スピーカー自体に吸音材を使わないところも良いみたいですね。
吸音材を使うと美味しいとこまで吸い取られるように思います。


49:前期高齢者 2010/04/11(日) 12:00:30HOST:h219-110-201-

RW-2さん 古錬地システム成功おめでとうございます。
2way 3way マルチアンプと経験されてたどり着いた枯淡(?)の境地!
この場合板の材質が良いのでしょうね。
DIYショップでベニヤ板買って真似しても上手くいかないかと。


50:RW-2 2010/04/11(日) 14:13:22HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

>>枯淡(?)の境地

まさに。男50にしてなんとやら(だははは)
球シングルにてシミジミと。とは言っても能率が高いのでそうとうな音量も出やんす。

寡黙過ぎず多弁過ぎない。緘黙過ぎず饒舌過ぎない。また、原音再生などというものの正反対に位置する機械ですが、分相応をわきまえた鳴り方でありやんして、こんな機械であっても音楽のエッセンスは十分伝達してくれるもんだすね。


51:RW-2 2010/04/11(日) 14:59:24HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

合板、ランバーコア、集成材等は接着剤が入りますが、一枚板は潔し。
松の古木は反り割れにも強いらしいです。厚さを30mmに取りましたし、油分が多いので重量もありますが、上手い具合に鳴いて(振動して)おりやんす。
今回の組み立てにはネジ・釘を一本も使っておりやせん。板に対する敬意だす。


88:RW-2 2010/04/23(金) 10:43:25HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

くだんの平面バフルは開口φ185mmフランジざぐりφ205mmに空けておりやんすのでたいがいの古い8インチ(20cm)ユニットは装着できます。


162:RW-2 2010/06/09(水) 02:34:45HOST:65.173.150.119.ap.yournet.ne.jp

球アンプにて平面バフルのフルレンジでカザルスの無伴奏チェロなんかしみじみ聴くとイイっす。一枚板のバフルなんてそれこそ楽器みたいなもんだすからねぇ。


163:ビックリマスダ 2010/06/09(水) 11:25:05HOST:p5218-

良さそうですねー、スピーカーは8インチ位が良いですかね?


164:RW-2 2010/06/09(水) 15:56:02HOST:65.173.150.119.ap.yournet.ne.jp

シングルコーン、Wコーンなら8インチか10インチでしょうね。
6半ですと低域が弱いので楽器の胴鳴りとかの感じが出ませんし、12インチですと高域が物足りない。アンプのトーンで多少増強は出来ますが。

ユニットのQoが小さいと逆に低音が出にくくなるので球アンプ時代に設計されたものが宜しいようで。昔リチャード・アレンの10Tを平面バッフルに付けて聴いてましたがジャズなんかゴキゲンでやんしたよ。

314:RW-2 2010/08/26(木) 14:56:32HOST:113.223.1.110.ap.yournet.neくだんの平面システム
userimg.teacup.com/userimg/535.teacup.com/knisi/img/bbs/0004572_3.jpg

SPの存在を消し去ることに成功しやんした〜。
存在が消えたどころか超絶的サラウンド風情に成功。こりゃスゴいっす。顛末は↓


315:RW-2 2010/08/26(木) 14:57:06HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

平面バフルを視聴位置に向かって逆ハノ字に設置します。上から見ると\ /
ってな感じですね。バフル左右に別のSPシステムを置きます。□ \ / □
ってな感じ。□までは各1m。□のさらに左右1m外側に部屋壁があります。

まず平面バフルシステムの直接音。
両バフルの間からモノラル合成化した後面放射音。
□システムの箱に当たった反射音。2次音源。
壁、床、天井に当たった反射音。3次、4次・・・音源。

これらが入り混じってなんとまあ広大な音場が出現します。まるでセンターSPを置いたサラウンドのような効果があります。SPの存在が消え、どこから音が出ているのか不思議な感覚でやんすがちゃんとステレオ感は残ります。

このシステムのツボは、バフルが10度ばかり傾斜しているのとユニットが縦に2発なのが効いておりやんすね。壁との反射距離(時間差)が膨大に発生するんでやんしょ。
直立衝立のユニット1発の一般的な平面システムではおそらくこの感じは出ないでしょね。


316:RW-2 2010/08/26(木) 15:06:46HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

といってもソフトは選びやんす。クラシックはバツグンだす。
あとハードロック。グランド・ファンク・レイルロードあたりはLIVE感覚100%!
スペクタクル映画も宜しい。大戦モノなんかは戦場にいるような感覚(怖ろしや)


317:RW-2 2010/08/28(土) 22:46:22HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

けふは↑の平面バフルにて映画「硫黄島からの手紙」堪能しやんした。
音響効果バツグンだす。SP5本も6本も要りません。2本で十分。
イイ映画ですね。ジャーニーズのなんとか君だけがキャストミス?お察しを。

次いで「クリムゾンキングの宮殿」聴きやんしたよ〜。スゴいっす。音の洪水。
ホールトーン効果の中でめまぐるしく展開。幻想的だす。お香でも焚いて聴きまするとまるでハイミナール喰らったがごとし。マサカ!(だはは)


281:RW-2 2010/07/25(日) 14:03:42HOST:109.170.203.61.ap.yournet.ne.jp

くだんの平面バッフル。このところ毎夜、BSのスター・ウォーズで大活躍しやんした。
セリフの明瞭度と定位、効果音の左右上下、縦横無尽。音場は宇宙のごとく果てなく広い。
5.1チャンネルなんて必要ありやせん。

「エニグマ」にてパッと箱スピーカーに切換えやんすと宇宙の広さが体育館くらいに(ありゃりゃ)


342:RW-2 2010/10/28(木) 03:16:54HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

くだんのミニワイドアングル(平面バッフル)ますます好調でっせ。
パラ駆動でやんすから能率2倍。
板の響きに、背面の音も捨ててませんからさらに能率UP。
100dBあるでしょ。定位は決まるし音場もグンバツ。
一般の2ウェイ、3ウェイ機ぢゃ再現できない大らかさ伸びやかさが吉だす。


344:ジークフリート 2010/10/28(木) 12:12:54HOST:wb56proxy11.ezweb.ne.jp

RW−2さんのドイツ製古レンヂは、どんなガスケットが付いてるんですか?
バッフル鳴きやユニット間の干渉をある程度加減しようという思いなのか、ガッツリ鳴らそうという考えなのか、ガスケットだけ見てもメーカーの狙いが判るようで面白いですね〜。


346:RW-2 2010/10/28(木) 13:17:50HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

お決まりの貧弱なフェルトでやんすよ。ユニットは板の裏側からギリギリに削った落し込み穴にねじ込んでやんすので貧弱なフレームの鳴きがまんまバッフルに伝わりやんす。ほぼ楽器だす(だはは)


349:ジークフリート 2010/10/28(木) 18:10:41HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

RW−2さん。
フェルト等で浮かせた状態にすると、音はキレイになりますが、上澄みを聴いているようなよそよそしさも・・・痛し痒しでしょうか。
755も、若干浮かせれば高域はキレイになるかもしれませんね〜・・・ツイーターが欲しいというのは、伸ばすためじゃなく、滑らかにしたいナという意味です。


355:トーシロー 2010/10/29(金) 10:24:12HOST:p13219

昔FMファンか週間FMに載ってました、U字こうを(側溝)使った後面開放型がありましたが、LE8Tて後面開放また平面バッフルて合わないのでしょうか?
RW−2様の平面バッフルを見て綺麗で、これもありだなて考えてます。
問題はあれだけの板が手に入るか?


356:ジークフリート 2010/10/29(金) 12:44:49HOST:wb56proxy04.ezweb.ne.jp

後面開放箱等も当然アリですョ。
その場合、逆相の音が背後の壁に反射して聞こえてきますから、独特の音場感が味わえます。(試しに、ダンボール平面バッフルを作って、味見されるのも良いかもしれません)
当方の後面開放箱は、近所の箱メーカーに頼んでペア2万円でしたが、見栄えが・・・(もしデザインにもこだわられるようでしたら、有名箱メーカーが作っているC36ヴァイカウントをお薦めしようかナと考えておりました。)


361:RW-2 2010/10/31(日) 11:34:05HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

トーシロー様
昨今はユニット探すよっかデカイ単板探すほうが難しいのでやんす。
拙者は2〜3の家屋解体業者さんや工務店にブツが見つかったら連絡をもらうようにしております。古い御屋敷の板戸や敷き板などから幅3尺くらいの赤松一枚板が見つかることもありまっせ。樹齢300年物だす。

ヒノキなら入手が簡単なんですけど、強度がなく質量も軽いのでスワリがイマイチなんですよね。
拙者が使ったのは赤松の1枚板で厚さ30mmに削って、ユニット落し込み分裏から15mmザグりやんした。
1枚板ですと集成材や合板のように接着剤が入りませんので板鳴きも素直です。
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362:トーシロー 2010/11/01(月) 09:31:10HOST:p13219-

それにしても、素晴らしい板ですね!
これだけの物を手にするには時間がそして、運が必要でしょね・・・!
羨ましいです。

わたしも、知っている宮大工・工務店など連絡(お願い)してみます。
大きさは○○センチ×○○センチですか、是非教えて下さい。


363:RW-2 2010/11/01(月) 10:49:38HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

大きさは 75cm×60cmでやんす。
もっとデカく切りだせたんですけど、複数組SPシステムを置いておりますので他のSPにカブらない程度に採寸しやんした。
このくらいのサイズですと縦置き、横置き、自由自在です。
なお、板は大きい方が低音が伸びますが床板に直置きしますので十分です。


369:トーシロー 2010/11/02(火) 09:31:10HOST:p13219-

探すのにどのくらいの時間かかりましたでしょうか?
また、バッフルを立てるのにどのように立てられたのかご教授下さい。


370:RW-2 2010/11/02(火) 12:07:08HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

急ぐのであればオークションで探すのもありでしょね。

住まい、インテリア→工具、DIY用品→材料、素材→木材→板 

とたどってみてはどうでしょ。


>>バッフルを立てるのにどのように立てられたのか

松の角材1本勝負でやんすよ。至極簡単。
脚をガッチリさせますと振動がまたバフルとユニットに戻ってきてストレスを与えますのでリジットにしない方が得策と思います。座りが不安定に見えますがバフルが傾斜されているため問題ありやせん。

バフルの傾斜は定在波防止とユニット中心を耳に合わすためです。
古いシーメンスの22aと22cのシリーズで8Ωとなっておりやんす。
bbs8.fc2.com//bbs/img/_344600/344586/full/344586_1288664929.jpg


372:トーシロー 2010/11/02(火) 12:31:14HOST:p13219-

赤松!本当に良い目ですね・・・きれいです。
やはり木目ですね!!


424:トーシロー 2010/11/26(金) 10:45:06HOST:p13219-


BC工房・きらきら工房行ってきました!
http://www.bc-kobo.co.jp/index.html

ケアキ・トチ・セン・アンゴラチーク・マホガニ、といろいろ拝見してきましたが肝心の赤松無垢ありませんね、RW−2様の苦労があらためてわかりました。
イヤーここにいるとテーブル買いそうで、そうそうに引き上げてきましたよ。


425:RW-2 2010/11/26(金) 18:20:27HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp

>>」ツ」テ工房・きらきら工房行ってきました

拙者もネットで覘いてみやんした。いやはや、やはり一枚板って高価ですね〜。

知人がくだんのバッフルを売ってくれと言っておるのですが、工房さんのテーブル価格を見たので50万円と吹っ掛けようかと(だははは)。

ユニットは簡単に取っかえ引っかえ出来やんすので永〜く遊ぶことができやんす。
天然無垢素材ちゅうのはイイもんだす。部屋のオブジェとしても味がありまっせ。

611:RW-2 2011/06/03(金) 02:58:36HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

くだんの平面バッフル。知人の絵画ギャラリーにBGM用として貸し出ししておりました。白壁に衝立。造形がウケるのか売り物と間違えられ、交渉あまたで知人困惑。撤収してまいりました。
8"ユニットもシーメンス、テスラ、ビクター、ホクトーン、パイオニア等々変遷を重ねてきました。
bbs8.fc2.com//bbs/img/_344600/344586/full/344586_1307035586.jpg

今回の組み合わせは、今までの変遷が吹っ飛ぶくらいの大衝撃でした。聴かないと想像がつかないような超絶サウンドです。巨大なマグネットを背負ったフォステクスの咆哮。
このユニットはBH以外ではまったく低音が出ませんが、PE-20がウーファーの役目をし低域がカブらないのが功を奏しました。2発使うとたいがいは低音が出過ぎるのです。

板の響鳴や背面音の廻込み等での広大で独特な音場の中に、エッジの立ったスリリングで 鮮烈な音階が展開します。霊験あらたか。次々にレコードを聴いています。

bbs8.fc2.com//bbs/img/_344600/344586/full/344586_1307035678.jpg

パラレル駆動ですから能率6dBアップ。背面の音も捨ててませんからさらに上昇。能率は100dBをゆうに超えます。高効率は今の節電/省エネ時勢にもマッチします。

615:RW-2 2011/06/10(金) 17:55:17HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

振動系の質量が小さくて巨大な磁気回路を背負ったユニットはオーバーダンピングでQoが0.2とか0.3と小さく、平面バッフルだと低音が出ないんですよね。

太古のユニットはQoが0.7〜1.2なんて感じですから、大型密閉箱に入れないと低音が出ない。ところがそんなユニットの方が平面バッフルで低音の量感が出るのです。科学的理屈は判りませんけどね。出たトコ勝負でいろいろ遊んでるわけなんです。


616:あらい 2011/06/10(金) 22:16:41HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
RW-2さん
ユニットのQゼロの値で、共振は機械的な構造にも影響しているのですか。
昔のユニットはボデー剛性を薄い鉄板やアルミで作ってあるのはその為なのかとも思います。
シーメンスのユニットなんかキャシャなつくりはその辺りのノウハウがあるのか
Qo1あれば良いとされているみたいですが、
自分のテレフンケンは30年くらいのモノです。

758:薬漬け 2011/08/15(月) 20:31:59HOST:zaq3a551c80.zaq.ne.jp

前から気にはなっているのですが、一度平面バッフルはトライしたいですね。
この間、オリジナルが入った関係で外した80のレプリカがそのまま残っているし、80を平面バッフルでドライブしたらどういう音になるのか?少々興味はあります。
(最高の問題は置き場所なり(汗)。そういえば某SS誌など、テスト用のバッフルなど2×2mだったからなあ…(大汗))


760:ジークフリート 2011/08/16(火) 11:11:05HOST:wb56proxy05.ezweb.ne.jp
>>758
RW-2さんのような良質の単板が手に入るといいですねぇ。
瀬川冬樹も、80の頃は箱の材質を色々試して、結果、桜材の単板がお気に入りだったとのこと。(たぶん平面バッフルではなかったですよね。)

そういえば、瀬川冬樹の本に、箱の材質や構造について書かれた記事があって、多分私はアレに影響されている‥‥
80の箱を選んだ際も、青木周三と瀬川冬樹の記事を参考に決めたようなものです。


763:薬漬け 2011/08/17(水) 00:26:04HOST:zaq3a551c80.zaq.ne.jp
>>760 
箱の素材の影響を受けたというのは、何となくわかります。
素材の音差など、そうそう実験はできませんものね。
私の場合、拙宅の機器の「ザブトン」が檜が多いのは江川三郎氏の影響が大です。ステージに多用されている、カーネギーホールなども檜だったというのが「人任せ」採用理由でした。(汗)
ただ、一部桜と黒檀もあったとは思いますが…。
瀬川氏の80の箱はどうだったんだろう…?また、資料探索してみます。


764:RW-2 2011/08/17(水) 11:43:05HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

ヒノキは軽いでしょう。

板材を持った感じでは、桐よりは重いけど松やケヤキよりはそうとう軽い。
杉と同じくらいですかね。桐、ケヤキは軽量で加工しやすく経年の狂いが少ないので色々な場で重宝されてますね。香りもまた宜しい。

SP箱や脚(スタンド)とかには比重がないので向いてるとは思えませんけど
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1267522956/

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html#c23

[近代史4] スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い 中川隆
24. 中川隆[-10445] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:35:20 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[56]

(^o^)/ 平面バッフル型スピーカー (^o^)/


“平面バッフル型”なんてカッコイイ名前がついていますが
要するに1枚の板にユニットを取り付けただけです。 さて、どんな音が聴けるのでしょうか? (´ο`)


原理 (^o^)b

何の工夫もない平面のバッフルが、スピーカーとして成立する仕組みは極めて簡単!  「ユニットから後ろに出た音は聴きません」 というだけのものです  ( 「なぜエンクロージャが必要なの?」 を参照して下さい )。
背圧がないからコーンがスムーズに動くため、微小信号も正確に再現します。 長岡先生はユニットの特性評価を平面バッフルで行っていたんですよぉ (^o^)

理想的には無限大の面積が必要になりますが、 実際はそうもいきませんので適当な大きさの板を使います。 この板のサイズが、平面バッフル型スピーカーの特性を決めるパラメータになります。


音には早さがあり、1秒に340m進みます(実際は気圧や温度で多少変わります)。 つまり1Hzの音の波長は、340mであるということです。10Hzの音の波長は34m、 100Hzの音の波長は3.4mになります。

例えば直径1mの円形平面バッフルの中央にユニットを取り付けて、宙吊りにして聴いたとしましょう。 スピーカーからリスニングポイントまでの距離を3mとすると、 ユニットから前向きに出る音の進む距離は図中Aのとうり3mですが、 ユニットの背面から出る音は図中Bのように遠回りをすることになり、 この距離は約3m54cmになります。 Heimen1

リスニングポイントでは、この遠回りする距離54cmが1波長となる周波数の位相が逆になります。つまり、


340(m)÷0.54(m)=630(Hz)

の音は打ち消しあって減衰してしまうのです。またこの54cmが半波長となる周波数315Hzでは、 リスニングポイントでの位相が同じになりますので、逆に増幅されることになります。 315Hz以下はどんどん減衰し、この周波数の1/4くらいまでは何とか再生します。


以上が平面バッフル型の動作原理ですが、実際は円形バッフルを宙吊りで使用することなどせず、 四角形のバッフルを床に置いて使用しますので少し様子が違ってきます。

四角いバッフルを使った場合、右図のように周辺までの距離は一定ではありませんので、 色々な周波数が減衰されたり増幅されたりする訳です (^_^)b 更に意識的に周辺までの距離を 色々な長さにするために、ユニットをエンクロージャの中心から少しずれたところに配置するような工夫をします。

このようにして作られた平面バッフル型スピーカーの周波数特性は、色々な周波数の減衰と増幅が重なって、 結果的にわりとフラットな特性が出来上がってしまうのです (^_^) Heimen2


作成上の注意点

実際に作ってみたいと思う人がいるかどうかは疑問ですが、注意事項を少し書いておきますね (^_^;)

1.まずバッフルは、できるだけ大きな面積にしましょう。上の説明でもお分かりだと思いますが、面積が
大きい程ローエンドが伸びますし、減衰・増幅する周波数帯域が低くなりますので、中域の歪が少なく
なります。最低でも600mm×900mm(サブロクの1/3)以上は必要でしょう (^o^)b

2.次にできるだけ厚い板を使いましょう。大きな平面の中央に振動するユニットがついているわけです
から、ユニットに合わせてバッフルも振動します。バッフルの振動は音が濁ったり、音像がボケたりす
る原因になります。できれば21mm厚以上の板を使用し、端材を用いて徹底補強をしましょう (^_^)

3.問題は設置方法ですね (^_^;) 一枚板ではセッティングできませんから、何らかの工夫が必要です。
また床に対して垂直に立てると安定しないので、少し斜めにセッティングする必要があります。つっかえ棒 やつっかえ板を用いて、工夫して下さい。


作ってみました (^o^)/

とりあえず実験だけのつもりなので、コスト優先! 12mm厚のコンパネ(880円)を半分に切って、 ユニットを取り付ける穴を少しだけオフセンターにあけただけです。加工費はホームセンターで140円!  いやぁ、安い安い (^_^)v

そのかわり上に書いたとおり、少しボリュームを上げると、バッフル全体が盛大に振動します (^_^;)  セッティングもTVの端に立て掛けるだけ! いいかげんだなぁ (^^ゞ

さてさて、どんな音になるのやら・・・ Heimen3


視聴 (^o^)♪

聴いてビックリ (´ο`) これは立派なスピーカーです!! こんな音が好きだって人、絶対いると思いますよ!
特にソロヴァイオリンの音はすばらしく、是非21mm厚のサブロク2枚重ねに、 もう少しfoが低いFE167Eあたりを取り付けて、聴いてみたいと思いました。 ( 高くつくけど・・・ (^_^;) )

1.交響曲第六番 「悲劇的」 第1楽章 ( マーラー )

全体的な雰囲気は出ますが、各楽器がピンポイントで鳴るのは無理で、横方向はどうしてもにじんでしま
います。 なぜか奥行きは非常に感じられました(ソフトのおかげかな?)。トゥッティ(オーケストラの全奏)
はやかましく聴こえます。 明らかに低音のレベルは低いですが、コントラバスが弦を引っかく音は不気味
な程、よく出ています。ティンパニは軽くなってしまい迫力不足ですが、小太鼓の細かな動きはバツグンで
す。圧巻はトライアングル・鉄琴(チェレスタかな?)・鐘などの金属系の高音です。音が透き通る程美しく
聴こえます。

2.ネル・コル・ピウによる主題と変奏曲 ( パガニーニ )

音像はボケボケで、巨大なヴァイオリンが鳴ってる感じです。但しピチカートは超高速!エンクロージャに
よる余計な音作り(響き)がないから、本物のホールエコーが聴こえます。弓が弦に触れるのが見えるよう
に聴こえますし、特に静かなピチカートは、他で聴いたことがないほどの色気を持っています。

3.Movin'on without you ( 宇多田ひかる )

ヴァイオリンと同じく、やはり大きな口が歌っているような聞こえ方で、スワン系とは違った意味で、スピー
カーを意識させないない鳴り方です。( 決して誉め言葉ではないです (^_^;) )
単体で聴いた時とは比べ物にならないくらい予想外の低音感はありますが、全体的にはハイ上がりです。
ベースの音が軽快にポンポン鳴っている感じなので、あとほんの少し低いところまで再生できれば、きっと
聴きやすいバランスなります。バスドラのパンチははっきり言ってダメですが、小音量で聴くのであれば、
全体的に問題ないと言えるレベルでしょう。


以上、平面バッフル型の原理から実際の視聴までをご紹介しました。ユニットに一切の背圧がかからない形式は この平面バッフルだけです。実際に聴いてみてそのすばらしさを痛感しました。 スピーカーはアンプから送られてくる電気信号を、正確に音に変換するのが仕事ですが、 ユニットが非力であればあるほど背圧に負けて、仕事ができなくなります。そう言った意味で、 微小信号に対する応答は平面バッフル型が最もよいはずであり、実際に聴いてもそのとおりであることが よく分かりました。

労力対効果(RP比?)という意味では、 きっと他のどんなスピーカーの追随も許さないはずです。市販品には満足できないけど、 スピーカー工作は面倒だという方には、是非お奨めです (^。^) 試してみては如何でしょうか?   実際作る時には私のマネなどせずに、もっと厚い板を徹底補強して、しっかり作って下さいね (^^ゞ
http://www004.upp.so-net.ne.jp/tsucchiy/heimenn.html

平面バッフルには楽器にも使われるスプルス材がベスト


私のシステム
LowtherのスタンダードアコースタでユニットはPM6を使っていましたが、楽器にも使われるスプルス材を使った平面バッフルを自作、PM6を取り付けて使っています。

この平面バッフルはサイズを大きくするほどバランスが良くなっていくので、余った切れ端を足していったために継ぎはぎだらけになってしまいました。でも平面バッフルで37HZまで再生できるのですからまあまあでしょう。
http://www.ne.jp/asahi/solanon/non/audio/audio23.html

スプルース (スプルス) spruce

シトカスプルース・エンゲルマンスプルース・ウェスタンホワイトスプルース(カナダトウヒ)を単にスプルースと称す。 我が国では一般にベイトウヒ 【米唐檜】と言う。
建築材、造作材、パルプ材、家具材、器具材、箱材など。良質なものは、ピアノの響板やバイオリンの甲板など、楽器材としても用いる。
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/spruce.htm


スプルース柾目板のカット販売
北米産のスプルースの厳選した柾目材のみをご希望の寸法にカットして販売いたします。
木肌は緻密で加工性に優れ、家具、造作材、楽器材などに最適です。
家具等の素材に実際に使っている材料なので乾燥は充分してあります。
http://www.fuchukagu.com/etc/453.shtml


スプルース・スプルス【Spruce】/針葉樹
http://mokuzaikan.com/supurusu.shtml

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html#c24

[近代史4] スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い 中川隆
25. 中川隆[-10444] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:36:19 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[57]

JBL LE8T 平面バッフル


目の上のたんこぶというか いまだに欲しい物のひとつにJBL LE8T がある

JBLの有名なフルレンジユニットだ

そのユニットを平面バッフルにマウントして楽しみたい

バッフルの設計はあのウエスタンエレクトリック

由緒正しき設計のバッフル

そしてウエスタンと縁深いJBL

良い音が出ないはずがない


じつはこのバッフル、雑誌ステレオサウンドの姉妹紙サウンドボーイの1980年の創刊号の特集(サウンドボーイは廃刊になっています)

板取と寸法がのっています

友人の大工さんに板と角材を裁断してもらって作ろうかと思って はや26年

いやはや気の長い話

サブバッフルを作り三菱610、アルテック・パンケーキ、フォスター103などシングルコーンを味わいたい

まだLE8Tは入手していない
程度のいい個体が欲しい

コメント


from: iichi 2006/07/02 8:28 PM

LE8Tは、サンスイの格子ネットの箱に入れたのをM工業さんに借りて聴いてましたが、なかなか良いユニットですね。

プレーン・バッフルは、癖が無くて魅力的ですよね。

自分が気に入ったのは、リチャード・アレンですね。

場所を取るのが、なんとも問題ですがね。

密閉型やバスレフとくらべて低音が出ないという事です

3×5mの壁バッフルですか すごいですね

僕の最初の平面バッフルはスゥイングジャーナルにのっていた長岡鉄男の90×180cmの三菱P610Aを片チャンネル8本をパラシリにつなぎ高音は日立5HH17ホーンツィターの2ウェイ
はり倒される用な馬力のある音でした。

次はサイズを忘れましたが岩崎千明氏にならい現在ハークネスで鳴らしている
JBL D130を平面バッフルで鳴らしました。

平面バッフルは一度使うとトランジェントの良さで ヤミツキになります。

from: 山田 2006/05/30 7:58 PM
これだけ大きさがあるとけっこうな低音が出ますよ。
コタツ板くらいでは何か足りないような音です。

LE8Tでは聴いてないですが、私のは3x5mの一つの壁です。
はぎれの良い、歪の無い音ですね。
スペースさえあればお薦めですが・・・


from: cozynm 2006/05/30 8:26 AM

スピーカーの背面に負荷がないのでスピーカーの反応が速く立ち上がりのよいいきいきとした音です

スネアのバチッというような音は凄くよくなります

重低音はでません。


from: kenmihokenmiho 2006/05/29 11:57 PMへぇ〜〜〜!
平面バッフルのフルレンジ一発っていうのは、こんなふうなんですかぁ。
文章ではよく見ますが、こんな状態になるとは予想外でした。

こんなにバッフルが巨大とは。。。
いったいどんな音がするんでしょう。
箱状のスピーカーしか知らないボクには凄く新鮮な写真です。
http://hitorigoto.e-niimi.com/?eid=366792
http://hitorigoto.e-niimi.com/?eid=366771

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html#c25

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
10. 中川隆[-10443] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:37:03 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[58]

JBL LE8T 平面バッフル


目の上のたんこぶというか いまだに欲しい物のひとつにJBL LE8T がある

JBLの有名なフルレンジユニットだ

そのユニットを平面バッフルにマウントして楽しみたい

バッフルの設計はあのウエスタンエレクトリック

由緒正しき設計のバッフル

そしてウエスタンと縁深いJBL

良い音が出ないはずがない


じつはこのバッフル、雑誌ステレオサウンドの姉妹紙サウンドボーイの1980年の創刊号の特集(サウンドボーイは廃刊になっています)

板取と寸法がのっています

友人の大工さんに板と角材を裁断してもらって作ろうかと思って はや26年

いやはや気の長い話

サブバッフルを作り三菱610、アルテック・パンケーキ、フォスター103などシングルコーンを味わいたい

まだLE8Tは入手していない
程度のいい個体が欲しい

コメント


from: iichi 2006/07/02 8:28 PM

LE8Tは、サンスイの格子ネットの箱に入れたのをM工業さんに借りて聴いてましたが、なかなか良いユニットですね。

プレーン・バッフルは、癖が無くて魅力的ですよね。

自分が気に入ったのは、リチャード・アレンですね。

場所を取るのが、なんとも問題ですがね。

密閉型やバスレフとくらべて低音が出ないという事です

3×5mの壁バッフルですか すごいですね

僕の最初の平面バッフルはスゥイングジャーナルにのっていた長岡鉄男の90×180cmの三菱P610Aを片チャンネル8本をパラシリにつなぎ高音は日立5HH17ホーンツィターの2ウェイ
はり倒される用な馬力のある音でした。

次はサイズを忘れましたが岩崎千明氏にならい現在ハークネスで鳴らしている
JBL D130を平面バッフルで鳴らしました。

平面バッフルは一度使うとトランジェントの良さで ヤミツキになります。

from: 山田 2006/05/30 7:58 PM
これだけ大きさがあるとけっこうな低音が出ますよ。
コタツ板くらいでは何か足りないような音です。

LE8Tでは聴いてないですが、私のは3x5mの一つの壁です。
はぎれの良い、歪の無い音ですね。
スペースさえあればお薦めですが・・・


from: cozynm 2006/05/30 8:26 AM

スピーカーの背面に負荷がないのでスピーカーの反応が速く立ち上がりのよいいきいきとした音です

スネアのバチッというような音は凄くよくなります

重低音はでません。


from: kenmihokenmiho 2006/05/29 11:57 PMへぇ〜〜〜!
平面バッフルのフルレンジ一発っていうのは、こんなふうなんですかぁ。
文章ではよく見ますが、こんな状態になるとは予想外でした。

こんなにバッフルが巨大とは。。。
いったいどんな音がするんでしょう。
箱状のスピーカーしか知らないボクには凄く新鮮な写真です。
http://hitorigoto.e-niimi.com/?eid=366792
http://hitorigoto.e-niimi.com/?eid=366771

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c10

[近代史4] スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い 中川隆
26. 中川隆[-10442] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:38:05 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[59]

平面バッフル 2011/8/14(日)


さて、材料は揃った・・・。

900×900のシナ合板。

900×600のシナランバ−コア合板。

どちらもネットで特価品を取り寄せた。

両方で¥3.000+送料。

それと、家にあった端材2本。

さあ、平面バッフルを作りましょう。

サイズは900×800. 傾斜角は80度。

この部屋で切り粉まみれになりながら作った、ALTEC 418B用の平面バッフル。

後の掃除の方が大変だった。(爆)

出来上がりはこんな感じ。

塗装はシェラック・ニス3回塗り。


以前より、モノラル用に418Bを活かさない手はないな〜と思いつつも、箱を作る気力もなく、たどり着いたのが平面バッフル。

良く言えば基本ですな。(笑)

サイズは900×800×21mmのシナ合板。

菅球王国Vol3に載っていたものを参考に。

近寄るとこんな感じ。

正直ここまでで力尽きた。

タンノイ1本、物置きに撤去したし・・・(笑)

こういう時に歳を感じますな。(爆)

ちょっと聴きでは、平面バッフルらしいストレスのない大変素直な音。

レンジは当然狭いものの、それなりにリアルな音を聴かせてくれる。

後日、ゆっくり聴いてみます。

また、おいおいと、こんなものも試してみましょう。

16cm用と20cm用サブ・バッフル。

さて、何を聴いてみましょうか?(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/ktnana614/5360532.html


平面バッフル A 2011/8/16(火)

さて、ALTEC 418Bを使った平面バッフル。

楽器用38cmフルレンジ。

スペックは45Hz〜8000Hz 能率100dB

この平面バッフルは800×900×21mm

カットオフは90HzなのでSPは床面近くに取り付ける。

聴いてみると、90Hz〜8000Hzなので意外とバランスは良い。

スコーンと抜けたストレスの無い音。レスポンスは抜群に良い。

ただ、良く聴くとやはり中高域が少々歪っぽい。
ただ、私にとっていやな歪っぽさでは無い・・・。

まあ、楽器用SPはそれで音作りをしているんだから、当たり前といえば当たり前ですわな。(笑)

では、この418Bを活かすために色々やってみましょう・・・。

その前に、この2日間、原点に戻っていろいろとやってみた。  

まず、聴いてみたのは基本中の基本。 ダイヤトーンP-610+平面バッフル。

残念ながら P-610MBではなく、P-610FB。(笑)
フェライトマグネットですな。

20年以上前、AVサラウンド用に4本使っていたもの。
MBを4本も買えなかった・・・。(泣)


実は、P-610をこの大きさの平面バッフルで聴くのは初めて・・・。

・・・いいな・・・ 何だかホッとする ・・・。

意外とスケールの大きな音がする。 16cm1本とはとても思えない。 

箱入りではこうはいかんのでは?

ジャズ・クラシックとも素直な感じで、特に不満は無い。

16cmにハマる方がいるのもうなずけますね〜。

次に聴いてみたのはこれ。 

JBL D216

D130の20cm版。8ΩがD208で、16ΩがこのD216.

かつて4Wayをやっていた時にミッドバスとしてミッドバスホーンに入れて使っていた。

D130との繋がりは抜群だった・・・
って当たり前か・・・(笑)

良くも悪くも(あ、悪くはないんですが・・・)D130のミニチュア版の音。

やはりP-610に比べると、ソロ楽器がぐッと前に出て来る。

Jazzとの相性は抜群。

418B D130 D216と聴いてゆくと、いずれも同一延長線上にある感じ。

パーンと中域の張った、とにかく前へ出て来る音・・・。

Bunjin Hallはこれのもっともっとグレードの高い音ですな。

でもこのD216、モノラルの濃さとあいまって、聴いてて気持ちがイイ。 
時々煩く感じることもあるけど・・・(爆)

お次はこれ。ご存じ LE-8T。

普段はサンスイのSP-LE8Tの箱に入っている。 25年前に中古で入手したもの。

良くみると満身創痍です。

これも4Wayをやっていた時、ミッドバスとして使っていましたね。

こちらは、LE15Aとの繋がりが良かった。


こちらは、D216と比べると重心の低い音、 やはり1ランク上の音がする。

イメージでいうとD216が175ならLE-8Tが375かな?

というか、大変バランスの良い音。 Jazz、クラシックとも充分に聴ける。

極端な言い方だが、P-610を高級にした感じ。

ただ、20cmでJazzを聴くなら、D216かな・・・と思う自分に笑えてしまう。(爆)
http://blogs.yahoo.co.jp/ktnana614/5389271.html

平面バッフル B 2011/8/17(水)

MONO専用として試作した平面バッフル。まずは基本に戻ってということで、


ダイヤトーン P610FB(フェライト) ・・・16cm
JBL      D216        ・・・ 20cm
JBL      LE-8T ・・・ 20cm


と順に聴いてみました。それぞれが持ち味があって、平面バッフルで聴く限りこれはこれで「有り」なんじゃないか?という世界。

私的にはJazzに特化するとすればD216の音色が気に入った次第。

ただクラシックも聴くので、P-610かLE-8Tかと言えば、深みがあって音が前に出てくるLE-8Tになるが・・・。

弦の音色はP-610とLE-8Tで遜色はないと感じた。

ただ、LE-8Tのこの音色は、私のステレオシステム(LE15A+375+蜂の巣+075)のミニチュア版そのもの。

面白かったのは平面バッフルで聴く限り、LE-8Tは4343とか4344系ではなく375を中心としたシステムの音に近かったこと。やはり侮れませんな・・・(笑)


D216とLE-8Tの比較。

左側 : LE-8T
右側 : D216

同じ20cmでもずいぶんと大きさが違う。

これがそのまま音の厚味に反映されている感じ。

そう言えば、D216+075のコンパクトなシステムが古いJBLのカタログに載っていましたね。

↑追記:いつも寄らせて戴いているカッシーさん
http://blogs.yahoo.co.jp/kashi_oyaji/37094971.htm

のブログに載ってました。『D42020』です。

で、ALTEC 418B。

最初はこのままでも良いか?と思っていたが、16cm、20cmでの音を聴いてみるとやはり高い方が物足りない。

しまった! 175DLH売り払うんじゃなかった!!); 思っても後の祭り・・・(笑)

いまの我が家にある手持ちのツィーターはといえば、以下の4種しかない。

YL SH18 ・・・ 絶対に音色が合わない
テクニクス 5HH17G ・・・ 力なさすぎってあたりまえ?(笑)
パイオニア PT-R7V ・・・ クロスが8000Hz以上なので除外
コーラル H-1 ・・・ 少なくとも邪魔にはならない音色

で、取り敢えずコーラル H-1を引っ張り出して来た。 懐かしい!!

かつて、親に買って貰った最初のSPがコーラルの10CX50という同軸型を平面バッフルに取り付けたもの。

これの、ツィーター部が少々やかましかったので、このH−1に繋ぎ換えた思い出があります。

イメージ 2オールドファンには懐かしい・・・(笑)

一応クロスオーバーは2500Hz以上。

実際には5000Hz以上位が良かった。

高い方は10.000Hzあたりから、だら下がりだが今回はまあ良いかと・・・(笑)


バッフルに穴を開けて取り付け・・・。 
やはりバッフルに取り付けた方が力が出るかと。(笑)

ネットワークはJBLのLX2400を使用。

クロスは2500Hzだったかな?

で、聴いてみました。

ツィーターのレベルを一杯上げて・・・。

結構イイ感じです。

418B1発よりレンジが伸びて、うるささも減少。

音が前に出てくるし、Jazzには良い感じです。

クラシックもまあ聴けないことはないレベル。 弦が以外と聴かせます。

D216よりはスケールの大きい分、「よっしゃ!」って感じ。

調子に乗って、ボーカルを・・・・聴くんじゃなかった・・・;

なんと、サシスセソが・・・弱い・・・。 というか子音が聞こえない。

慌てて近寄ってみると、そこでは聞こえる・・・高域ダラ下がりのせいではなく、聴取位置まで届かない・・・力負け・・・。

そりゃ、普段 075を聴いていれば、大概のツィーターは力負けしますわな。(爆)

かといって、いちいち 075を外して取り付ける訳には・・・。
どこかに 075か175DLH落ちてないかな・・・(爆)

で、苦肉の策。 インピーダンス無視。
もう1本のH-1をシリーズにして載せてみました。(笑)

サシスセソが大分聞こえるようになって来ましたが・・・。

075どれだけ強いねん!!って改めて感心。

2本使っても、まだ075には及ばない・・・。

こうなったら、秘蔵のFOSTEX FE103Σを
ツィーター代わりに引っ張り出して来ますか。

適当な後面開放BOXにでも入れて・・・。

でも、音色が合うかな〜(笑)

075 1本どの位かなとネットで検索してみたらなんと1本 3まんえんもする。
175DLHは言うに及ばず、とても手が出ません・・・。

それとも、後ろに置いてあるTANNOYのツィーター部だけを使おうかな。
クロスは2500Hzだし、ウーファー部の影響は出ないでしょう。

TANNOY+ALTECでTANTECとか・・・(爆)
いやいや、それならTANNOY単体で鳴らした方まとまりが・・・。(笑)

D216 2発使いも考えないではありませんが、やはりALTECの低域は捨てがたいし♪

うじうじ・・・うじうじ・・・(笑)

我が家のMONOシステム、まだまだ道は遠そうです。(泣)
http://blogs.yahoo.co.jp/ktnana614/5400636.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html#c26

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
11. 中川隆[-10441] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:38:19 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[60]

平面バッフル 2011/8/14(日)


さて、材料は揃った・・・。

900×900のシナ合板。

900×600のシナランバ−コア合板。

どちらもネットで特価品を取り寄せた。

両方で¥3.000+送料。

それと、家にあった端材2本。

さあ、平面バッフルを作りましょう。

サイズは900×800. 傾斜角は80度。

この部屋で切り粉まみれになりながら作った、ALTEC 418B用の平面バッフル。

後の掃除の方が大変だった。(爆)

出来上がりはこんな感じ。

塗装はシェラック・ニス3回塗り。


以前より、モノラル用に418Bを活かさない手はないな〜と思いつつも、箱を作る気力もなく、たどり着いたのが平面バッフル。

良く言えば基本ですな。(笑)

サイズは900×800×21mmのシナ合板。

菅球王国Vol3に載っていたものを参考に。

近寄るとこんな感じ。

正直ここまでで力尽きた。

タンノイ1本、物置きに撤去したし・・・(笑)

こういう時に歳を感じますな。(爆)

ちょっと聴きでは、平面バッフルらしいストレスのない大変素直な音。

レンジは当然狭いものの、それなりにリアルな音を聴かせてくれる。

後日、ゆっくり聴いてみます。

また、おいおいと、こんなものも試してみましょう。

16cm用と20cm用サブ・バッフル。

さて、何を聴いてみましょうか?(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/ktnana614/5360532.html


平面バッフル A 2011/8/16(火)

さて、ALTEC 418Bを使った平面バッフル。

楽器用38cmフルレンジ。

スペックは45Hz〜8000Hz 能率100dB

この平面バッフルは800×900×21mm

カットオフは90HzなのでSPは床面近くに取り付ける。

聴いてみると、90Hz〜8000Hzなので意外とバランスは良い。

スコーンと抜けたストレスの無い音。レスポンスは抜群に良い。

ただ、良く聴くとやはり中高域が少々歪っぽい。
ただ、私にとっていやな歪っぽさでは無い・・・。

まあ、楽器用SPはそれで音作りをしているんだから、当たり前といえば当たり前ですわな。(笑)

では、この418Bを活かすために色々やってみましょう・・・。

その前に、この2日間、原点に戻っていろいろとやってみた。  

まず、聴いてみたのは基本中の基本。 ダイヤトーンP-610+平面バッフル。

残念ながら P-610MBではなく、P-610FB。(笑)
フェライトマグネットですな。

20年以上前、AVサラウンド用に4本使っていたもの。
MBを4本も買えなかった・・・。(泣)


実は、P-610をこの大きさの平面バッフルで聴くのは初めて・・・。

・・・いいな・・・ 何だかホッとする ・・・。

意外とスケールの大きな音がする。 16cm1本とはとても思えない。 

箱入りではこうはいかんのでは?

ジャズ・クラシックとも素直な感じで、特に不満は無い。

16cmにハマる方がいるのもうなずけますね〜。

次に聴いてみたのはこれ。 

JBL D216

D130の20cm版。8ΩがD208で、16ΩがこのD216.

かつて4Wayをやっていた時にミッドバスとしてミッドバスホーンに入れて使っていた。

D130との繋がりは抜群だった・・・
って当たり前か・・・(笑)

良くも悪くも(あ、悪くはないんですが・・・)D130のミニチュア版の音。

やはりP-610に比べると、ソロ楽器がぐッと前に出て来る。

Jazzとの相性は抜群。

418B D130 D216と聴いてゆくと、いずれも同一延長線上にある感じ。

パーンと中域の張った、とにかく前へ出て来る音・・・。

Bunjin Hallはこれのもっともっとグレードの高い音ですな。

でもこのD216、モノラルの濃さとあいまって、聴いてて気持ちがイイ。 
時々煩く感じることもあるけど・・・(爆)

お次はこれ。ご存じ LE-8T。

普段はサンスイのSP-LE8Tの箱に入っている。 25年前に中古で入手したもの。

良くみると満身創痍です。

これも4Wayをやっていた時、ミッドバスとして使っていましたね。

こちらは、LE15Aとの繋がりが良かった。


こちらは、D216と比べると重心の低い音、 やはり1ランク上の音がする。

イメージでいうとD216が175ならLE-8Tが375かな?

というか、大変バランスの良い音。 Jazz、クラシックとも充分に聴ける。

極端な言い方だが、P-610を高級にした感じ。

ただ、20cmでJazzを聴くなら、D216かな・・・と思う自分に笑えてしまう。(爆)
http://blogs.yahoo.co.jp/ktnana614/5389271.html

平面バッフル B 2011/8/17(水)

MONO専用として試作した平面バッフル。まずは基本に戻ってということで、


ダイヤトーン P610FB(フェライト) ・・・16cm
JBL      D216        ・・・ 20cm
JBL      LE-8T ・・・ 20cm


と順に聴いてみました。それぞれが持ち味があって、平面バッフルで聴く限りこれはこれで「有り」なんじゃないか?という世界。

私的にはJazzに特化するとすればD216の音色が気に入った次第。

ただクラシックも聴くので、P-610かLE-8Tかと言えば、深みがあって音が前に出てくるLE-8Tになるが・・・。

弦の音色はP-610とLE-8Tで遜色はないと感じた。

ただ、LE-8Tのこの音色は、私のステレオシステム(LE15A+375+蜂の巣+075)のミニチュア版そのもの。

面白かったのは平面バッフルで聴く限り、LE-8Tは4343とか4344系ではなく375を中心としたシステムの音に近かったこと。やはり侮れませんな・・・(笑)


D216とLE-8Tの比較。

左側 : LE-8T
右側 : D216

同じ20cmでもずいぶんと大きさが違う。

これがそのまま音の厚味に反映されている感じ。

そう言えば、D216+075のコンパクトなシステムが古いJBLのカタログに載っていましたね。

↑追記:いつも寄らせて戴いているカッシーさん
http://blogs.yahoo.co.jp/kashi_oyaji/37094971.htm

のブログに載ってました。『D42020』です。

で、ALTEC 418B。

最初はこのままでも良いか?と思っていたが、16cm、20cmでの音を聴いてみるとやはり高い方が物足りない。

しまった! 175DLH売り払うんじゃなかった!!); 思っても後の祭り・・・(笑)

いまの我が家にある手持ちのツィーターはといえば、以下の4種しかない。

YL SH18 ・・・ 絶対に音色が合わない
テクニクス 5HH17G ・・・ 力なさすぎってあたりまえ?(笑)
パイオニア PT-R7V ・・・ クロスが8000Hz以上なので除外
コーラル H-1 ・・・ 少なくとも邪魔にはならない音色

で、取り敢えずコーラル H-1を引っ張り出して来た。 懐かしい!!

かつて、親に買って貰った最初のSPがコーラルの10CX50という同軸型を平面バッフルに取り付けたもの。

これの、ツィーター部が少々やかましかったので、このH−1に繋ぎ換えた思い出があります。

イメージ 2オールドファンには懐かしい・・・(笑)

一応クロスオーバーは2500Hz以上。

実際には5000Hz以上位が良かった。

高い方は10.000Hzあたりから、だら下がりだが今回はまあ良いかと・・・(笑)


バッフルに穴を開けて取り付け・・・。 
やはりバッフルに取り付けた方が力が出るかと。(笑)

ネットワークはJBLのLX2400を使用。

クロスは2500Hzだったかな?

で、聴いてみました。

ツィーターのレベルを一杯上げて・・・。

結構イイ感じです。

418B1発よりレンジが伸びて、うるささも減少。

音が前に出てくるし、Jazzには良い感じです。

クラシックもまあ聴けないことはないレベル。 弦が以外と聴かせます。

D216よりはスケールの大きい分、「よっしゃ!」って感じ。

調子に乗って、ボーカルを・・・・聴くんじゃなかった・・・;

なんと、サシスセソが・・・弱い・・・。 というか子音が聞こえない。

慌てて近寄ってみると、そこでは聞こえる・・・高域ダラ下がりのせいではなく、聴取位置まで届かない・・・力負け・・・。

そりゃ、普段 075を聴いていれば、大概のツィーターは力負けしますわな。(爆)

かといって、いちいち 075を外して取り付ける訳には・・・。
どこかに 075か175DLH落ちてないかな・・・(爆)

で、苦肉の策。 インピーダンス無視。
もう1本のH-1をシリーズにして載せてみました。(笑)

サシスセソが大分聞こえるようになって来ましたが・・・。

075どれだけ強いねん!!って改めて感心。

2本使っても、まだ075には及ばない・・・。

こうなったら、秘蔵のFOSTEX FE103Σを
ツィーター代わりに引っ張り出して来ますか。

適当な後面開放BOXにでも入れて・・・。

でも、音色が合うかな〜(笑)

075 1本どの位かなとネットで検索してみたらなんと1本 3まんえんもする。
175DLHは言うに及ばず、とても手が出ません・・・。

それとも、後ろに置いてあるTANNOYのツィーター部だけを使おうかな。
クロスは2500Hzだし、ウーファー部の影響は出ないでしょう。

TANNOY+ALTECでTANTECとか・・・(爆)
いやいや、それならTANNOY単体で鳴らした方まとまりが・・・。(笑)

D216 2発使いも考えないではありませんが、やはりALTECの低域は捨てがたいし♪

うじうじ・・・うじうじ・・・(笑)

我が家のMONOシステム、まだまだ道は遠そうです。(泣)
http://blogs.yahoo.co.jp/ktnana614/5400636.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c11

[近代史4] スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い 中川隆
27. 中川隆[-10440] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:39:04 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[61]

JBL LE8T(組合せ) 岩崎千明

LE8Tを一本平面バッフル仕様としましたが、低域の伸びが不足しがちです。

1975年秋発行「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ25選」より


●組合せ意図、試聴感

 JBL大型システム・パラゴンを聴くようになってから、至近距離できくマルチウェイのシステムの持つ「ステレオ音像の不自然さ」がやたら気になるこの頃だ。

ほんの、ちょっと顔を左右にふっただけで、その正面の音像はスッと位置を変える。それだけならまだよくて、音域が変わるにつれて、その音像は大幅に移動してまるで躍るように動き廻る。首をふらなければそうしたことはほとんど意識されずにすむかも知れないが、逆に気になり出したら、頭を動かさなくても気になり出す。

 こうした現象を避けるために、永い間、ラジアル・ホーンとか、放射レンズつきの中高ユニットとの2ウェイで通してきたが、むろんスピーカーの振動板の構成がシンプルなほど有利になるので、シングル・コーンのフルレンジ型ひとつのシステムを用いることがもっともオーソドックスな解決法であり、理想的なテクニックでもあるといえよう。

 だから、ここではぐっと後戻りの印象を受けるかも知れぬがLE8Tを用いることにした。

もうひとつ考えられるのにアルテックの755Eパンケーキと呼ばれる永く愛されている755Eが考えられる。

 LE8Tのプロ・シリーズ2115は、それはハイエンドの拡大という点で一挙向上してはいるが、聴きやすさとか音楽としてのバランスの点でLE8Tの方が、かえっていいくらいといえそうで、ここでは予算が限られたこともこともあってユニットを購入して平面バッフルに取付けて用いることとする。

21mmのベニア合板を2つに切って90×90cmの板の中心からやや下にずらした所に17cmの穴をあけて用いる。

LE8Tを鳴らすのに、ちょうど出たばかりのヤマハCA−X1を採用した。決してこのX1はパワー競争の所産ではないので、あり余るパワーとはいえないにしろ、LE8Tというさして大きくないスピーカーをガンガン鳴らすには不足はまったく感じさせることはない。それどころかゆとりも感じるので、

低音コントロールを2ステップほど上げて、平面バッフルによる低域の不足を補うことさえできる。

つまりLE8Tを90×90cmという平面バッフルできくにはこの程度の補正は必要である。

●グレード・アップとバリエーション

──おもに「ドラム・セッション」のレコードなどを聴かせていただいたわけですが。

岩崎 そうですね。音の定位というものをここで少し考えてみたわけで、シングル・コーン一発という形をとってみようと思い、

LE8Tを一本、平面バッフル仕様としましたが、どうも低域の伸びが不足しがちで、「ドラム・セッション」での、あのオンな感じのドラムの音が間近に、力となって量感をともなって出てこないんです。

どうも箱がないとね。

そこで、グレードアップの第一としてはこのLE8TをサンスイSP−LE8Tの箱に収めるという作業ですね。

もちろん低域をアンプでブーストしてやるという手もあることはありますが。
http://audiosharing.com/review/?p=4951

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html#c27

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
12. 中川隆[-10439] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:39:20 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[62]

JBL LE8T(組合せ) 岩崎千明

LE8Tを一本平面バッフル仕様としましたが、低域の伸びが不足しがちです。

1975年秋発行「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ25選」より


●組合せ意図、試聴感

 JBL大型システム・パラゴンを聴くようになってから、至近距離できくマルチウェイのシステムの持つ「ステレオ音像の不自然さ」がやたら気になるこの頃だ。

ほんの、ちょっと顔を左右にふっただけで、その正面の音像はスッと位置を変える。それだけならまだよくて、音域が変わるにつれて、その音像は大幅に移動してまるで躍るように動き廻る。首をふらなければそうしたことはほとんど意識されずにすむかも知れないが、逆に気になり出したら、頭を動かさなくても気になり出す。

 こうした現象を避けるために、永い間、ラジアル・ホーンとか、放射レンズつきの中高ユニットとの2ウェイで通してきたが、むろんスピーカーの振動板の構成がシンプルなほど有利になるので、シングル・コーンのフルレンジ型ひとつのシステムを用いることがもっともオーソドックスな解決法であり、理想的なテクニックでもあるといえよう。

 だから、ここではぐっと後戻りの印象を受けるかも知れぬがLE8Tを用いることにした。

もうひとつ考えられるのにアルテックの755Eパンケーキと呼ばれる永く愛されている755Eが考えられる。

 LE8Tのプロ・シリーズ2115は、それはハイエンドの拡大という点で一挙向上してはいるが、聴きやすさとか音楽としてのバランスの点でLE8Tの方が、かえっていいくらいといえそうで、ここでは予算が限られたこともこともあってユニットを購入して平面バッフルに取付けて用いることとする。

21mmのベニア合板を2つに切って90×90cmの板の中心からやや下にずらした所に17cmの穴をあけて用いる。

LE8Tを鳴らすのに、ちょうど出たばかりのヤマハCA−X1を採用した。決してこのX1はパワー競争の所産ではないので、あり余るパワーとはいえないにしろ、LE8Tというさして大きくないスピーカーをガンガン鳴らすには不足はまったく感じさせることはない。それどころかゆとりも感じるので、

低音コントロールを2ステップほど上げて、平面バッフルによる低域の不足を補うことさえできる。

つまりLE8Tを90×90cmという平面バッフルできくにはこの程度の補正は必要である。

●グレード・アップとバリエーション

──おもに「ドラム・セッション」のレコードなどを聴かせていただいたわけですが。

岩崎 そうですね。音の定位というものをここで少し考えてみたわけで、シングル・コーン一発という形をとってみようと思い、

LE8Tを一本、平面バッフル仕様としましたが、どうも低域の伸びが不足しがちで、「ドラム・セッション」での、あのオンな感じのドラムの音が間近に、力となって量感をともなって出てこないんです。

どうも箱がないとね。

そこで、グレードアップの第一としてはこのLE8TをサンスイSP−LE8Tの箱に収めるという作業ですね。

もちろん低域をアンプでブーストしてやるという手もあることはありますが。
http://audiosharing.com/review/?p=4951

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c12

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
13. 中川隆[-10438] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:44:26 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[63]
スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html

LE-8Tの場合は国産箱や平面バッフルではなく、L54 TRIMLINE か L44 Lancer の中古品をネットで探して買って、オーディオラボ オガワ、ノースウエスト トレーディング か ケンリックサウンドでメンテして貰うのがベストでしょう。


Audio Lab オーディオラボ オガワ スピーカー修理工房

スピーカーの修理、ご相談、お問合せ先

〒997-0032山形県鶴岡市上畑町5-20
専用電話番号:0235-29-1225
オーディオラボ スピーカーサービス部
http://audiolab.co.jp/repairerbunch/
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20120715/1342359961


【スピーカーパーツ、スピーカーエッジ販売サイト】 ノースウエスト トレーディング
https://www.hobbies-n-things.com/
https://www.hobbies-n-things.com/page/54


ケンリックサウンド株式会社

ウレタンエッジ交換 1本の費用 15,000円(税込)

〒145-0064 東京都大田区上池台4-2-6 レイクヒル長原106
電話番号:03-5948-6056
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=969637&csid=0
http://JBL43.com/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c13

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
14. 中川隆[-10437] koaQ7Jey 2020年10月29日 19:48:06 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[64]
スピーカー修理工房 軽井沢
https://yoshida-speaker-repair.com/

YOSHIDA スピーカーリペアサービス
〒389−0206 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4108−1541

TEL 0267−32−6852 

JBL LE8T
定番のエッジ交換やビビリの修理も行って居ります。
このLE8Tはフルレストア仕様です。コーンのエッジ交換、ボイスコイルボビンの修理調整コーン塗装、センターキャップ交換を行って居ります

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c14

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
15. 中川隆[-10436] koaQ7Jey 2020年10月29日 21:59:02 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[65]
JBL LE8Tは弦でもいける 2018-04-09
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257476.html?frm=theme


あまり多く語られないのだが、古典的JBL製品は弦楽器の再生が得意だというものは少ない。(最新のホーンやドームのシステムなら弦楽器を優美に力強く鳴らす事は可能だ。)
もっとも明るく軽快で立ち上がり、立ち下がりの良い音を聴けば、
必然的にジャズやロックに優先されてしまうのはやむを得ない。

さりとて、そんなに弦はダメなのかと聞かれれば、そんな事はないのだ。
そこで真打ちな、LE8Tの出番だ。
LE8Tはピアノトリオやボーカル小編成のジャズに力を発揮する。
それはこのフルレンジのユニットの誰しも認める美点なわけだが、
誤解を承知で言わせてもらえば、(誤解されようが構わないのだが)
LE8Tには弦楽器を再生した際に、独特の美しくて躍動的でいぶし銀的に輝く音色を持っている。
そこを引き出すにはちょっとしたコツもいるが、JBLの中・小口径のE120,E110、K110 2120などのじゃじゃ馬的エキステンデッド・レンジなスピーカーと違いLEシリーズで唯一のフルレンジのLE8Tに限っては、個人的に最も弦の聴ける紙コーンを用いた
ユニットだと思っている。

LE8Tは初期の頃の音と中期以降のものでは.音が随分と変わってきてはいるが、
どちらも弦楽器の再生には,
どこまでも抜ける明るさとは異なるが、輝かしい音色に屈託のない独特の色艶が載る様は、LE8Tをいじり回してみて初めて気づく隠れ長所なのだ。
たぶんこの美点に気づいた人は一生もので愛用すると思う。

某噺家さんなどは、LE8Tだけの一生なのだ。
その方もジャズも聴かれるが、何と言ってもクラシック音楽をメインで聴かれる。
クラシックファンが愛用するのもLE8T。意外ではあるがJBL LE8Tの隠された弦の音の魅力に気づいた方の代表的な方だ。
英国製スピーカーの少しだけしゃくれた魅惑的な弦を鳴らすスピーカーも
魅力だが、LE8Tの弦は美音でも煩い音でもなく、楽器の音を知った職人が、
楽器の音のリアリティー優先で鳴らす弦の快感と言えば良いだろうか。

それは固定観念に固まったステレオタイプなマニアが嫌う、歪みや分割振動をも逆手にとったリアリティーだ。
LE8Tファンが何故、堂々と弦の音について口を閉ざしてしまうのか、とても不思議なのだ。もっと、自信を持って良いのだ。

イメージ 2
XRCD リンダ・ロゼンタール
バイオリンのソロはの音色が適度な湿度感を保ちながらも、明るく艶やかに鳴る。

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257476.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c15

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
16. 中川隆[-10435] koaQ7Jey 2020年10月29日 22:00:25 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[66]
LE8T【OHは必須】前編 2018-05-01
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257612.html?frm=theme

イメージ 1
JBLのとある箱コピーしたサンスイ箱 (アンプがプアな時代の設計) 

今は手元に1ペアの古いLE8Tが残っている。ボロボロだ。
まだ、断捨離リストには入っていない。
リコーンするのだから気にすることもないのだが、
JBLのコーン紙に限らずアメリカ製のものは特に湿気を嫌うため、吸湿剤と一緒に厳重に密閉保管するクセが染み付いている。
写真はないが、かなり古いもので、コーン紙などは黄ばみエッジはカチカチで一部コーンから剥離されているほどだ。

冒頭述べたように、いずれリコーンをしようと思うのだが、肝心の米国のコーン紙業者側で長期の品切れの最中なのだ。
JBLのコーン紙は20年程前は、アメリカにある3社程の供給先から入れており、
その生産者から、JBLと同じものを直接個人輸入で買い入れる事ができた。
(それも懇意にしていたPA業者の知人のおかげで、直輸入する事ができたのだ。)

最近は生産量も減り、LE8Tのような家庭用はオーダーしても入るまでに時間がかかるのが欠点となった。
そんな理由で次の入荷まで待たないといけないのだが、それが今度いつ入荷するのか分からないところが、アメリカ風というわけだ。

あらためて認識するが、LE8Tというフルレンジ・ドライバーは、
使い易さから入門用と言われ、初心者が手にしてしまう機会は多かったのだが、
決して良いできとは思えないサンスイの箱に入ったSP-LE8Tなど、
初めてのJBLサウンドを手に入れた事への感動の方が先に立ち、
使いこなすところまで行かなかった人が多かったと思う。
とはいえ、日本製の優等生なブックシェルフや同じ16や20cmのフルレンジと比較すればピアノにしても生々しいボーカルや音離れの良いリズム楽器など
69000円x2の投資した分はあるよなと、にんまりしたと思う。
20cmにしては低域も伸びて気持ち良いと思う。
良く聞けば箱そのものの共振やバスレフの不自然な低音をして、低域が伸びていると勘違いしているだけなのであるが・・。

小口径ユニットは押し並べて、箱の共振の助けを借りているわけで
SP-LE8Tだけに限った事ではないのであるが、
共振を伴っただけの実際は偽物の低域を聴きそれに耳が慣れてしまうと、
今度は高域が足りぬといい、ツイーターを付ける。

約束のグレードアップの順番なのだが、こうなると泥沼の一丁目というわけで、
もっとワイドレンジで大型のものが欲しくなっていく事になる。
3丁目で今度は電線が悪いとこうなる。(電線ごっこは、別の機会に言わせてもらう)
(続く)


LE8Tの得意分野 ; ころころと、珠が転がるような耳当たりの良いピアノなら
レッド・ガーランド / ア・ガーランド・オブ・レッド
真剣に聴くと飽きるのも早いが、講釈、評論なしの適当に聴き流すにはご機嫌なトリオ

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257612.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c16

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
17. 中川隆[-10434] koaQ7Jey 2020年10月29日 22:05:05 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[67]
LE8T【リセット】後編 2018-05-02
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257619.html?frm=theme

(続き)
LE8Tは一度裸で鳴らして、その性格を把握しておくべきなのだが、
中低域から中高域に至るやや膨らむいわゆる得意な帯域で音離れの良い、切れと同時に、音が放出された瞬間に上手くハモる軟らかさを同時に持ち合わせる。ピアノのリアリズムが切れるのにきつくならないのは、そこのまとめ方が上手いせいだ。
平面バッフルにつけてでも良いが、裸で鳴らしたついでに本体を良く見て欲しい。

市販車を程良くチューンナップした小型のレーシングマシンそのものである。
スクエアクルの形をしたフレームから、バスケットの後ろに回れば、強力な磁気回路を収めているRのついたポッドなどどれもこれもアスリートな形をしている。

LE8Tは、価格やただのフルレンジなどといった先入観から
勘違いした初心者が、味をしらぬまま通り過ぎるが、使いこなすうちにその良さに気づいたベテランの方などは、とことん愛用する、実はとても手強く優しい、奥の深い
フルレンジ・ドライバーなのである。

LE8Tは手放してみて、試行錯誤の結果、後からそのとんでもないポテンシャルに、気づくドライバなのである。
某落語家のように、手にしてすぐそのとてつもない能力に気づいた人は少数派で、大概はその実力を知らぬ間に手放してしまうのが、圧倒的多数だ。
自分がかつてそうであったのだから。

話しをリコーンへ戻すと、そのJBLのLE8Tといえども、そろそろ古代JBLの仲間に入れても良い、大概数十年ものである。
当時の状態に近い、新品同様にOHを行い、リフレッシュさせる為には、リコーンありきなのはそういうことだ。

コーンもダンパーもVCもヨレヨレの老化したものを、エッジ交換だけで
以前の音に蘇りましたなどとは、それはおこがましいというものだ。
前に出てこない、寝ぼけた音で満足しているなら、LE8Tの深い長所を知らずに過ごすことになる。それでは勿体なく、寂しいではないか。

LE8Tを手にしたなら、箱の共振を抑え、ドライバを最良の状態にメンテしてあげ、とことん、しゃぶりつくせ!!なのだ。

イメージ 1JBLのLE8Tは時代によって静かなる音の変遷があったのだ。
最終期の頃は本当にマイルドに変わってきた。白いエッジの頃の音とは別物のように変わっていった。


イメージ 2
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ
ギドン・クレーメル
最近は古楽器のものが人気のようだが、少しメリハリのある
クレーメル盤は肝心なところで、エネルギーを瞬発させる、
LE8Tと相性は良さそうだ。
現代のものは別としても、JBL製品の中で最も弦楽器も得意なドライバだ。
特に得意のソロはヴァイオリンでもピアノでもサックスでもペットでも何でもござれ。
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[番外地8] トランプはユダヤ人のエージェントで新自由主義のグローバリスト 中川隆
3. 中川隆[-10433] koaQ7Jey 2020年10月29日 22:37:06 : SNIPF628cs : QkFIUWZxeklDVU0=[68]
トランプの切り札は y uday a 人 _ トランプは y uday a 人のエージェントで新自由主義のグローバリスト
  今やアメリカ合衆国の大統領は、イスラエルから任命されるアメリカ総督みたいだ。民衆党および共和党を問わず、大統領職を目指す候補者は、合衆国の y uday a 人有権者とイスラエルの指導者に媚びることが常識となっている。
中世の y uday a 人は高利貸しだったが、現在のy uday a 人はキング・メーカーである。民衆党の有力候補となったヒラリー・クリントンには大富豪のハイム・サバン(Haim Saban)がついているし、ジェブ・ブッシュにはニュー・ジャージー州のヘッジ・ファンド王と呼ばれるデイヴィッド・テッパー(David Tepper)がついている。
今話題の大統領候補であるドナルド・トランプは、他の候補者とは違って選挙資金集めに苦労はしない。なぜなら、彼自身が大富豪だからだ。しかし、大統領の椅子を目指すなら、 y uday a 人へのゴマすりを忘れてはならない。 y uday a 人がホワイト・ハウスへの鍵を握るからだ

ビル・クリントンにはロバート・ルービンやラリー・サマーズといったゴールドマン・サックスの回し者がついていたし、ジョージ・W・ブッシュには、ネオ・コンの y uday a 人が控えていた。オバマはラーム・“イスラエル”・エマニュエルに連れられて xxx人の有力者に紹介され、デイヴィッド・アクセルロッドの采配で大統領になれた。ちなみに、ラームの父親ベンジャミンは、元イルグン所属のイスラエル人である。

巨大資本を後ろ盾とする親イスラエルで戦争に賛成する政治家のみが許される米国

 アメリカの次期大統領を決める選挙の投票が11月3日に予定されている。現職で共和党のドナルド・トランプと民主党のジョー・バイデン前副大統領が争っている。いずれの政党とも巨大資本を後ろ盾とする親イスラエル。パレスチナでの破壊と殺戮を止める気配はない。そのようなことをすれば候補者にはなれないだろう。

合衆国大統領再選を目指すトラン大統領や、対抗馬となったジョー・バイデン前副大統領の家族を見ると、「あれっ !」と思うことがある。それは両者の子供達がy uday a 人と結婚していることだ。トランプ大統領の娘であるイヴァンカ・トランプがジャレッド・クシュナーと結婚したのはよく知られている。とにかく、近年の東部エスタブリッシュメントは xxx人との婚姻を嫌っておらず、むしろ歓迎しているようだ。例えば、ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン元国務長官の一人娘であるチェルシー・クリントンが結婚したのもy uday a 人であった。かつてはNBCで特別記者を務めていたチェルシーは、両親が設立した「クリントン財団」や「クリントン・グローバル・イニシアティヴ」を引き継いでいる。そして、彼女が結婚相手に選んだのは、「TPG Capital」を運営する投資家のマルク・メツヴィンスキー(Marc Mezvinsky)だ。彼は以前、有名な「ゴールドマン・サツクス」に勤めたことがあり、その後、「Social Capital」の副会長を経て、「3 P Capital」の上級パートナーとなっている。また、彼はヘッジ・ファンドの「Eaglevale Partners」も運営しているそうだ。

一般の日本人にはピンとこないが、アメリカにおける xxx人の地位向上は本当に著しい。50年くらい前までは xxx人の台頭は好まれていなかったし、名門の組織で脚光を浴びることはなかった。例えば、1973年12月14日のウォール・ストリート・ジャーナル紙は、 xxx人のアーヴィング・シャピロ(Irving Shapiro)が有名企業の「デュポン(DuPont)」社で経営者になったことを“わざわざ”報じていた。("Boss-to-Be at DuPont Is an Immigrant's Son Who Climbed Hard Way"という見出し。) もちろん、1973年以前にも裕福なビジネスマンはいたけど、老舗の有名企業とかワスプ(WASP)が君臨する大会社のトップには立てなかった。名門企業の幹部となれば、アイヴィー・リーグを出たオールド・ボーイズの人脈を持ち、同じような環境で育った紳士というのが定番だ。下品さが滲み出る xxx人などは、いくら勉強が出来ても仲間はずれである。第一、食事を共にするだけでも不愉快だ。ましてや、自宅に招いて親睦を深める間柄にはなれない。  今や、政財界のみならず、官僚組織やエンターテイメント業界、アカデミズム、インターネット業界、ジャーナリズム界などでは y uday a 人が主流を占めている。しかし、彼らがアメリカの総人口の中で占める割合は小さく、3%から4%くらいだ。これは驚くべき現象である。 xxx人というのは仲間同士で助け合い、タカリ先の支配階級になってしまうのだ。彼らの性質を眺めていると、本当に危険な種族であることが誰にでも解るだろう。

建前上、ジャレッド・クシュナーはトランプ大統領の助言者となっているが、実質的にはベンジャミン・ネタニヤフ首相の代理人みたいだ。

  ちなみに、トランプ政権で異彩を放つのは財務長官のスティーヴ・ムニューチン(Steven Mnuchin)である。国防長官や国務長官は別の人物に代わっているのに、財務長官はずっと同じ y uday a 人。スティーヴは元ゴールドマン・サックスのビジネスマンで、彼の父親であるロバートも同社に勤めていた。曾祖父はこれまたy uday a 人らしく、ロシア出身のダイヤモンド商人。ゴールドマン・サックスを辞めたスティーヴは、投資会社の「ESL Investment」に勤めるが、ここはイェール大学でルームメイトだったエドワード・ラムパート(Edward Lampert)が所有する会社で会った。この友人も xxx人。「類は群れる」というが、 xxx人には先天的な磁石があるみたいだ。

とにかく、アメリカの大統領選挙は異常である。民衆政治が金権政治に堕落し、政治家が一般国民をよそに、y uday a 票の取り合いで夢中なのだ。合衆国大統領を決めるのはアメリカ国民なのに、数十ドルしか献金できない普通のアメリカ国民は蚊帳の外になっている。ヒスパニック移民を嫌う保守層はトランプ氏を熱心に支持しているが、彼の背後にはy uday a 人が控えているし、彼の野心はy uday a 人大富豪にかかっているのだ。トランプ氏はy uday a 人ビジネスマンのラリー・シュピワク(Larry Spiewak)の大ファンらしい。シュピワク氏は小間物を製造して財を成した有力者で、フラットブッシュにあるy uday a 人評議会の総裁である。彼はトランプ氏の娘が結婚式を挙げた時に同席していたという。

また、トランプ氏にはy uday a 人の側近がついている。オバマ大統領に首席補佐官のラーム・エマニュエルが附いていたように、トランプ氏にもy uday a 人のマイケル・コーエンが影のように附いている。彼はフィリップス・ニッツァーという法律事務所の共同経営者を経て、トランプ・オーガニゼーションの副総裁になった人物だ。トランプ氏の忠犬(pit bull)と呼ばれたコーエン氏は、親分がマス・メディアに批判されれば即座に噛みつき、「お前が何か間違ったことをすれば、俺がお前の所に出向いて、テメエの首根っこを掴み、徹底的にとっちめるぞ !」と凄む懐刀である。
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