56. 2019年8月03日 07:55:09 : QzLSfhSmf6 : Q3RxV2FSL1kyYms=[1]
＞小沢一郎が山本太郎語る「彼の行動は野党を目覚めさせた」
この表現は必ずしも間違いではないが、オブラートに包み過ぎ、敢えて本質を突いていないと思う。
山本太郎が叫んだのは＿＿今の政治は皆さんへの裏切りの連続でしかない。＿＿である。
その相手は、安倍自公政権だけでなく、野党（特に最大野党）に対する糾弾でもある。
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国が売られ、農業・漁業が売られ、格差拡大と貧困が蔓延し、労働者の奴隷化が進み、福祉の切り捨てが進行し、国民生活がズタボロにされている。しかし主導権を握る立憲民主・国民民主は、１０％への消費増税を自民党に要望する「ヒトデナシの連合」におもねり、弱者切り捨ての姿勢を露わにした。
そして国会では「馴れ合いの与野党対決」の末、数々の悪法の成立を許し、弱者は切り捨てられる。それは与党のみならず、野党議員にとっての「保身行為」である。それが「裏切りの連続」の意味だろう。
本当に悪法の成立を阻止する意思が野党にあれば、国会では体を張って阻止行動を行い、審議を停止させ、野党の党首をはじめ各議員が街頭へ出て悪法についての説明をし、成立阻止に向けた共闘を幅広い国民に訴えるはずだろう。それをやらない理由は何故なのか？ どうでもいい法案なのか？
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野党各党が本気で国民・弱者のための政治を実現しようという意思があれば、党利党略を優先するのではなく、共産党を見習い、本当に一丸となって野党共闘を実現し、選挙で圧勝すべく、あらゆる協力体制を作り、政権交代を目指して選挙に臨むはずだろう。しかし、立憲・国民の両党にはズタボロにされた有権者＝主権者への思いは感じられない。だから山本太郎は、上記の言葉を発したのだ。
９９％を犠牲にし、１％のための政治を強行する安倍自公政権。結果として、それを容認する野党各党。山本太郎は、ペテンの政治に見捨てられた多くの弱者、政治をあきらめ選挙で棄権してきた庶民、馴れ合いの与野党対決に騙されてきた野党支持者に向かって叫び、彼らと一体となった戦いを始めたのだ。与野党馴れ合いの政治、５５年体制の欺瞞政治を打ち破るために。だから「偽物の野党」が「本物の野党」「本当に国民のための政治を実現しようとする野党」の出現に焦り出したということだろう。
この国は利権まみれの犯罪集団が支配している。米国・財界・メディア・官僚機構、そして朝鮮電通・反社会集団・カルト統一教会・カルト創価学会・半島系人脈があり、蠢いている。参院選・東京の結果を見ればわかるように、選挙もデタラメだ。今後、利権集団からの攻撃も激化するだろう。道は険しいが、山本太郎とれいわ・新選組の「立党の精神」「掲げた旗」がブレなければ、有権者からの支持はさらに拡大し、議員も増え、党勢は拡大を続けるだろう。ぬるま湯につかっていた野党は、本当の野党の道を進むか、衰退の道を選ぶかの選択を迫られるわけだ。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。