156. 2020年2月09日 07:02:24 : ONZYGTD9Vw : Q2xSWE1VenFUenc=[1]
2020年2月9日 7:00現在の地震の起こり方について:
今朝の月の色はかなり明るく正常なモノのように見えました。04:15ぐらいの高度がかなり高いものです。
ただし、地震の起こり方がかなり不規則になってきていますから、かなり近い将来、相当に大きな地震が起こると思えます。以下、その根拠です。
1.全国で震度1以上地震の発生数が減少していること。昨日と同じですが、昨日2月8日も2件しか発生がなく、3日連続して一日2件です。3日間連続して一日の震度1以上地震数が2件以下であったことは、多分、一昨年の2018年以降無かったと思います。もちろん、2017年以前は地震数そのものが現在よりもかなり多かったため、311以降で、今回の3日間連続が初回である可能性が高いと思います。
2月01日:6件
2月02日:3件
2月03日:0件
2月04日:2件
2月05日:5件
2月06日:2件
2月07日:2件
2月08日:2件
2.関東地方の震度1以上の地震が昨日もなく、この2月はまだ4件しか発生がありません。8日間で4件なので、2日で1件となり、30日換算では15件です。通常は30件ほどですから約半分に減少しています。なお、関東地方の1月は
23件(陸域:15件、海域:08件)・(震度1:12件:52%)・(M4以上:7件:30%、陸域:2件、海域:5件)
であり、この2月は
04件(陸域:03件、海域:01件)・(震度1:01件:25%)・(M4以上:3件:75%、陸域:2件、海域:1件)
となり、海域地震の減少と、M4以上地震の多発と言う特徴があります。
この2月8日までの分を30日換算すると次のようになります。
02月分:15件(陸域:11件、海域:04件)・(震度1:04件:25%)・(M4以上:11件:75%、陸域:8件、海域:3件)
3.関東地方の地震の起こり方が大きく変化していること。
昨年2019年1月以降の月別の陸域、海域、M4以上、最大震度1の割合の変化は次の通りです。
01月分:36件(陸域:21件、海域:15件)・(震度1:20件:56%)・(M4以上:09件:25%、陸域:6件、海域:3件)
02月分:27件(陸域:10件、海域:17件)・(震度1:16件:59%)・(M4以上:08件:30%、陸域:1件、海域:7件)
03月分:29件(陸域:09件、海域:20件)・(震度1:20件:69%)・(M4以上:07件:24%、陸域:0件、海域:7件)
04月分:13件(陸域:05件、海域:08件)・(震度1:09件:69%)・(M4以上:03件:23%、陸域:0件、海域:3件)
05月分:26件(陸域:13件、海域:13件)・(震度1:19件:73%)・(M4以上:07件:27%、陸域:3件、海域:4件)
06月分:35件(陸域:12件、海域:23件)・(震度1:17件:49%)・(M4以上:12件:34%、陸域:4件、海域:8件)
07月分:30件(陸域:10件、海域:20件)・(震度1:17件:57%)・(M4以上:08件:27%、陸域:1件、海域:7件)
08月分:10件(陸域:08件、海域:02件)・(震度1:08件:80%)・(M4以上:02件:20%、陸域:2件、海域:0件)
09月分:19件(陸域:09件、海域:10件)・(震度1:11件:58%)・(M4以上:06件:32%、陸域:2件、海域:4件)
10月分:19件(陸域:09件、海域:10件)・(震度1:09件:47%)・(M4以上:09件:47%、陸域:4件、海域:5件)
11月分:37件(陸域:20件、海域:17件)・(震度1:23件:61%)・(M4以上:09件:25%、陸域:2件、海域:7件)
12月分:29件(陸域:19件、海域:10件)・(震度1:15件:52%)・(M4以上:10件:34%、陸域:5件、海域:5件)
01月分:23件(陸域:15件、海域:08件)・(震度1:12件:52%)・(M4以上:07件:30%、陸域:2件、海域:5件)
02月分:15件(陸域:11件、海域:04件)・(震度1:04件:25%)・(M4以上:11件:75%、陸域:8件、海域:3件)*2月8日までのデータからの予測
最大震度が1の地震の割合は昨年1月以降で49%が最少であったのですが、この2月は25%です。またM4以上地震の割合も、この1月までの最大は47%でしたが、この2月は75%です。
今朝のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値は昨日とほぼ同じです。
「最新7日間」で前日15以上の変動があった地域は以下の通りです。
2月8日05:00と同9日04:30との比較:
「群馬県」:183→201(増加18)
「埼玉県」:188→216(増加28)
「山梨県」:344→278(減少66)
「岐阜県」:442→341(減少101)
「静岡県」:407→323(減少84)
「愛知県」:391→299(減少92)
「大阪府」:351→330(減少21)
「兵庫県」:250→216(減少34)
「奈良県」:319→295(減少24)
「和歌山県」:219→189(減少30)
「鹿児島県」:300→283(減少17)
「沖縄県」:203→181(減少22)
「山梨県」から「愛知県」までの減少は主に静岡県西部の微小地震多発が最新7日間の期間から外れてきているためですが、「静岡県」よりも「岐阜県」の方が減少幅が大きく、「群馬県」とか「埼玉県」で15以上の増加があることから、北関東での地盤の歪みが増加していると思えます。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/779.html#c156