[政治・選挙・NHK286] 紛争の当事者でもない者の興奮(コラム狙撃兵・長周新聞) 赤かぶ
90.
2022年4月01日 15:19:41
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長州テロリストの末裔らしい言いぐさ満載の記事。国際紛争においては、双方に言い分があるのは当然である。しかし、ある国が他国に軍事的に攻め込めば、いかなる理由においても、その一方だけが非難されなければならない。人間は歴史的に数限りない戦争において、同じ人間の殺戮を繰り返してきた。ようやく第二次世界大戦の核兵器の登場によって、このままでは戦争が人類総体の破滅にまで突き進みかねない危険な状況に置かれていることを世界中の人間たちが愕然と自覚した。だから人間たちは、国際紛争における一切の武力行使を禁じて、平和的手段によって解決すべしと国連憲章に掲げ、その遵守を誓約して各国は国際連合に参集したのである。もちろん国際連合の結成以後も、現在に至るまで大小の地域的な武力紛争は絶えない。しかし今回のロシアのウクライナ侵寇ほどあからさまな国連憲章の侵害はない。国連安保理の常任理事国のひとつが、こともあろうに、核兵器の使用までちらつかせて、全世界を恫喝するという悪質さである。また、国際連合にはこのような常任理事国を制止する機能も仕組みもない不完全なものであることと、即時にこの戦争行為をやめさせる手段も方法もないことが明らかになった。この事態に危機感を抱かないような、喧嘩両成敗式の床屋談義レベルの政談は飲み屋の暇つぶしにとどめておくべきだ。
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