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2022年11月20日
先進国で増える車上生活、日本では2年で車検の壁
バンライフのアメリカ人は放浪生活を求めている
画像引用:https://www.amespubliclibrary.org/node/35910
先進国で増える車上生活
アメリカではホームレスが数十万人いるが近年急増しているのが車上生活者で、車は移動する特性ゆえに正確な統計が存在しない
アパートなどを借りるまで短期間車上生活する人もいるので、不定期の人を含めると数十万人いるとも言われています
日本でも最近道の駅などの車中で暮らす車上生活者が居て、これとは別に車の中で泊まって旅をする車中泊旅行者も居ます
車中泊と車上生活の見分けはわりと簡単で、車上生活は詰めるだけ荷物を積んでいて車種は10年くらい前の中古の軽などが多い
車中泊旅行は車自体が新しくて小綺麗で、荷物は旅行に必要な程度で旅行者なので身なりはさっぱりして多少おしゃれしている
というより道の駅の隅に汚れた古い軽があってカーテンなどで見えなくしてあったら、それは恐らく車の中を住所にしている
アメリカでも車上生活者の多くは貧困者だが家賃の高騰が酷いので年収700万とか1000万円の人も車上生活している場合がある
シリコンバレーやニューヨークでは少し前まで1ルーム(2ベッド)が30万円台、22年はインフレで家賃50万円台に高騰している
家族向けだと家賃70万円にもなるので独身や夫婦でも年600万円、家族向けマンションは家賃が年900万円にもなっています
年収1000万円の人が大都市でマンションを借りると1人用でも家賃600万円なので、公園で車上生活する人が多い
さらにアメリカでは駅馬車時代の伝統からバンライフというライフスタイルがあり、固定した家ではなくバン(日本のバスのように大きい)で生活する
バンライフは日本では「憧れのバンライフ」みたいに紹介されていて、家賃が払えない車上生活とはかなりイメージが違う
日本で車上生活を2年以上できない
日本に話を戻すとある事情によって日本では車の中でずっと暮らす事は出来ず、短期間で終える人が大半になっています
それは車検制度で保険、車検、免許証のどれかが期限切れだと摘発されるが、住所がない人はこのうち車検を受けることができない
車検を受けるには納税する必要があり納税通知は住所に郵送されてきて、自分からネットで納税などはできない仕組みになっています
自動車税のネット納税には自動車税納付書の「納付番号」「確認番号」「納付区分」が必要なので結局納税通知を郵送で受け取れない人は納税できません
実家があったりどこかに住所登録していれば納税通知書が送られてきて納税できるが、車以外に住所が無いと自動車税を納税できません
車検は2年ごとに義務付けられているので日本で車上生活できるのは最長2年、新たに購入するにも住所が必要なので住所無しでは不可能です
ほとんどの地域では警察で車庫証明や届出が必要で、購入や登録にも住民票など住所を確認する書類が必要です
どうしても車上生活を長く続けたいという人は実家や知人の家を住所として登録するか、安いアパートを借りて郵便物を受け取れるようにします
車庫証明や車庫の届け出が必要なので、田舎で駐車スペースがあるような非常に安い賃貸アパートが良いでしょう
アメリカは州によって異なるが固定した住所がなくても自動車の登録や車検は可能だと思います
https://www.thutmosev.com/archives/89408409.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/964.html#c7