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[番外地8] いま220兆円を配らなければいけない理由:大西つねきからの緊急告知と拡散のお願い 中川隆
1. 中川隆[-9972] koaQ7Jey 2020年11月13日 07:43:01 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[1]
この人も基本的な所で誤解しているね、経済成長しないからデフレになった訳じゃないよ、日銀異次元緩和で増えた金が国内投資に使われないのは、起業するより多国籍企業の株やアメリカ国債を買う方がリスクが低いからだよ。
GDPは所得の合計ですが、その所得の大半は大企業と資本家の所得です。
GDPがいくら増えても労働者の所得が増える事はないので、デフレのままです。
GDPや経済成長率ではデフレになるか、ならないかは判断できません。
問題は労働者が搾取されていて、正当な労働の対価を得られなくなっている事です。
今は技術の進歩で1日に2,3時間も働けば生活に必要なものを作れる時代になっています。
これ以上生産力を高めても意味ないんですね。
今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです。
今の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
問題は労働者が搾取されていて、正当な労働の対価を得られなくなっている事。

「放漫財政」で日本は今危機的な状況にあります。 プラザ合意以降に日本が「放漫財政」に変わった経緯は大西つねきさんが何時も指摘しています:

いま220兆円を配らなければいけない理由:大西つねきからの緊急告知と拡散のお願い - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dawE3Kjgmbg

大西さんが何度も繰り返し説明している様に、プラザ合意後は民間人が民間銀行から借りる金の量が頭打ちになったので、日本政府が、国債金利でマネーストックが増える分の金、を出すしかなくなったのです。

政府の緊縮財政というのはマネーストックの増加分を政府がすべて負担出来なくなったという事です。

大西さんの話は間違いが多いですが、この部分は正しいです。

三橋貴明 「プライマリーバランス黒字化目標は、国民赤字化目標です。」
三橋貴明 「プライマリーバランスの黒字化は、政府の貨幣回収、皆さんの純資産収奪になります」

というのは正確には

「プライマリーバランス黒字化目標は、大企業や資本家の利益赤字化目標です。」
「プライマリーバランスの黒字化は、政府の貨幣回収、大企業や資本家の皆さんの純資産収奪になります」

なんですね。 金融はゼロサムなので、資本家が得すれば労働者が損します。

三橋さんの言う「損する国民」には労働者は含まれていないのですね。
デフレの原因は労働者の購買力の低下ですから、三橋さんが考えている様な財政出動ではデフレから脱却できません。
いくら財政出動しても大企業と資本家が儲かるだけで、労働者の賃金は上がりません。

政府がいくら金融緩和や財政出動しても大資本家を富ませるだけで、デフレからは脱却できません。
そもそもルーズベルト大統領のニューディール政策も大失敗で、政府が財政出動に使った膨大な金は労働者には回らず、すべて大資本家に行ってしまったのです。 戦争以外の公共事業ではデフレから脱却できなかったのです。 

一方、大西さんが考えているデフレ対策は
・輸出額を輸入額と同じになるまで減らし、内需主導経済に変える
・資本家から労働者への富の再分配は税金(累進課税)で行うのではなく、利子ゼロの政府紙幣を大量発行して意図的にインフレを起こす事によって行う(インフレ税)
・土地の公有化を進める
・農民を準公務員にして食料自給率を80%以上にする。
・移民と留学生の受け入れを止める
・郵政、JR、電力、大病院等のインフラの国有化
・利子付きの国債の発行を止めて、無利子の政府紙幣を大量発行する
・年金の積み立ては廃止、年金はすべて政府紙幣で十分な金額を給付
・医療費と大学までの教育費はすべて無料にする
・消費税は廃止
・高速道路は無料化

政府紙幣を大量発行すると円の貨幣価値が暴落し(為替にはあまり影響しない)、資産家の金融財産が目減りするので、資産家の財産を国民全員に再分配するのと同じ事になります。労働者がインフレで食べて行けなくなったら、生活費はまた政府紙幣を大量発行してベーシックインカム的に配布すればいいのです。
現代は技術の進歩で全国民が必要とする食料も工業製品も労働者が1日に 2,3時間も働けば十分生産できるので、その程度の労働者への福祉は可能なのです。

円の価値が暴落しても日本の労働者の給料は変わらないので、人件費も上がらず、日本の商品価格は上がらないんですね。
つまり、円の価値が暴落しても国内の消費者物価は上がりません。
しかし、労働者の実質賃金が減って購買力がなくなるからデフレになるのです。


それから昔のイギリス植民地インドがそうだった様に、輸出すればする程国民が貧しくなってデフレが酷くなります。
輸出で儲けたドルは日本には戻らないでアメリカで再投資されるだけなんですね:

当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出してイギリスを相手に多額の黒字を計上していた。ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。

インドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、国内にお金がまわらなくなる。どんどんデフレになり、不景気になった。


 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。

 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/464.html#c1

[番外地8] GDPがいくら増えても労働者の所得が増える事はないので、デフレのままです。 中川隆
1. 中川隆[-9971] koaQ7Jey 2020年11月13日 07:53:27 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[2]
この人も基本的な所で誤解しているね、経済成長しないからデフレになった訳じゃないよ、日銀異次元緩和で増えた金が国内投資に使われないのは、起業するより多国籍企業の株やアメリカ国債を買う方がリスクが低いからだよ。
GDPは所得の合計ですが、その所得の大半は大企業と資本家の所得です。
GDPがいくら増えても労働者の所得が増える事はないので、デフレのままです。
GDPや経済成長率ではデフレになるか、ならないかは判断できません。
問題は労働者が搾取されていて、正当な労働の対価を得られなくなっている事です。
今は技術の進歩で1日に2,3時間も働けば生活に必要なものを作れる時代になっています。
これ以上生産力を高めても意味ないんですね。
今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです。
今の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
問題は労働者が搾取されていて、正当な労働の対価を得られなくなっている事。

「放漫財政」で日本は今危機的な状況にあります。 プラザ合意以降に日本が「放漫財政」に変わった経緯は大西つねきさんが何時も指摘しています:

いま220兆円を配らなければいけない理由:大西つねきからの緊急告知と拡散のお願い - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dawE3Kjgmbg

大西さんが何度も繰り返し説明している様に、プラザ合意後は民間人が民間銀行から借りる金の量が頭打ちになったので、日本政府が、国債金利でマネーストックが増える分の金、を出すしかなくなったのです。

政府の緊縮財政というのはマネーストックの増加分を政府がすべて負担出来なくなったという事です。

大西さんの話は間違いが多いですが、この部分は正しいです。

三橋貴明 「プライマリーバランス黒字化目標は、国民赤字化目標です。」
三橋貴明 「プライマリーバランスの黒字化は、政府の貨幣回収、皆さんの純資産収奪になります」

というのは正確には

「プライマリーバランス黒字化目標は、大企業や資本家の利益赤字化目標です。」
「プライマリーバランスの黒字化は、政府の貨幣回収、大企業や資本家の皆さんの純資産収奪になります」

なんですね。 金融はゼロサムなので、資本家が得すれば労働者が損します。

三橋さんの言う「損する国民」には労働者は含まれていないのですね。
デフレの原因は労働者の購買力の低下ですから、三橋さんが考えている様な財政出動ではデフレから脱却できません。
いくら財政出動しても大企業と資本家が儲かるだけで、労働者の賃金は上がりません。

政府がいくら金融緩和や財政出動しても大資本家を富ませるだけで、デフレからは脱却できません。
そもそもルーズベルト大統領のニューディール政策も大失敗で、政府が財政出動に使った膨大な金は労働者には回らず、すべて大資本家に行ってしまったのです。 戦争以外の公共事業ではデフレから脱却できなかったのです。 

一方、大西さんが考えているデフレ対策は
・輸出額を輸入額と同じになるまで減らし、内需主導経済に変える
・資本家から労働者への富の再分配は税金(累進課税)で行うのではなく、利子ゼロの政府紙幣を大量発行して意図的にインフレを起こす事によって行う(インフレ税)
・土地の公有化を進める
・農民を準公務員にして食料自給率を80%以上にする。
・移民と留学生の受け入れを止める
・郵政、JR、電力、大病院等のインフラの国有化
・利子付きの国債の発行を止めて、無利子の政府紙幣を大量発行する
・年金の積み立ては廃止、年金はすべて政府紙幣で十分な金額を給付
・医療費と大学までの教育費はすべて無料にする
・消費税は廃止
・高速道路は無料化

政府紙幣を大量発行すると円の貨幣価値が暴落し(為替にはあまり影響しない)、資産家の金融財産が目減りするので、資産家の財産を国民全員に再分配するのと同じ事になります。労働者がインフレで食べて行けなくなったら、生活費はまた政府紙幣を大量発行してベーシックインカム的に配布すればいいのです。
現代は技術の進歩で全国民が必要とする食料も工業製品も労働者が1日に 2,3時間も働けば十分生産できるので、その程度の労働者への福祉は可能なのです。

円の価値が暴落しても日本の労働者の給料は変わらないので、人件費も上がらず、日本の商品価格は上がらないんですね。
つまり、円の価値が暴落しても国内の消費者物価は上がりません。
しかし、労働者の実質賃金が減って購買力がなくなるからデフレになるのです。


それから昔のイギリス植民地インドがそうだった様に、輸出すればする程国民が貧しくなってデフレが酷くなります。
輸出で儲けたドルは日本には戻らないでアメリカで再投資されるだけなんですね:

当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出してイギリスを相手に多額の黒字を計上していた。ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。

インドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、国内にお金がまわらなくなる。どんどんデフレになり、不景気になった。


 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。

 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/607.html#c1

[近代史4] 自転車で山に行こう 中川隆
13. 2020年11月13日 08:37:33 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[3]
2020/11/13
トザツー第三弾・・・『ヤビツ峠 + 丹沢山ピストン』  
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2663.html
 

「トザツー」(登山 + 自転車ツーリング)の第三弾は丹沢表尾根。


今回はヤビツ峠から丹沢山のピストンがメインなので
自転車はヤビツ峠のヒルクライムのみ。
最寄りの秦野駅まで始発で輪行します。

前日に慌ててトレランシューズを買いました。
マシュマロソールで有名なホカ・オネ・オネ。
膝に不安を抱える私ですが、厚底ソールの効果や如何に。


トレランと言っても丹沢表尾根は登り下りが急なので、
ほとんど高速登山です。(ガチな人は走りますが・・・)

さて、55歳のオッサンが丹沢山ピストンを達成できるのか、
Youtubeでお楽しみ下さい。




http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1048.html#c13
[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
159. 2020年11月13日 09:14:10 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[4]
買ってはいけない JBL Project EVEREST DD66000・DD67000
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1115.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c159
[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
160. 2020年11月13日 09:15:45 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[5]
「音楽&オーディオ」の小部屋
オーディオ観が変わった貴重な体験!2020年11月13日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e0458290152b656874716303a32cab7c


ときどき全国のオーディオ愛好家の豪華なシステムを専門誌やブログなどで拝見することがある。

とても凝っているし、その編成にも素晴らしい創意工夫が溢れ「さぞや凄い音だろうなあ!」と想像をたくましくさせてもらっているが、それでも上には上があってこの世界はキリがないことを幾分なりとも知っているつもり。

というのも4年ほど前に福岡で開催された「オーディオ・フェア」で総額4000万円のシステムを聴いてから、すっかりオーディオ観が変わってしまった。

たしかに、その音は「いい音」には違いなかったが我が家の音と比べて、とても「4000万円」近いほどの開きはないように思えた。

もちろん総合的には負けているものの、我が家で古典管を使った真空管アンプと古いアルニコマグネット型のスピーカーの組み合わせで鳴らす「倍音成分の艶やかな響き」は部分的にしろ優っているような気がした。

したがって、「何も高価だとか”見てくれ”だけで驚くことはないなあ」というのがその時の正直な感想だった。

敷衍すると、どんなご家庭のシステムだって他に負けないほどの美点がどこかにあるはずで、たとえば口径20センチのシンプルなフルレンジを良質なアンプで聴くボーカルは音像定位の面では豪華なシステムに劣らないどころかむしろ優位のはず。

これも「世界最高水準の音」を聴いていればこそ、こういう横着なことが言える(笑)。というわけで、当時の体験を再掲させてもらおう。

つい先日のこと、オーディオ仲間のYさんから「福岡でオーディオ・フェアが開催されますので一緒に行きませんか」とお誘いを受けた。

「温故知新」というわけで、古いオーディオ機器ばかりではなく最新のオーディオ事情を知っておくのも悪くないので「ぜひお願いします。」と一つ返事。

「3月31日〜4月2日」の3日間にわたって開催されるそうで、混雑を避けて初日の31日(金)に参加ということで、当日はあいにくの雨模様にもかかわらず予定どおり午前8時半に出発。参加人数は4名なので1台のクルマで間に合った。

具体的なオーディオフェアの概要は次のとおり(ネットからの引用)。

マックス・オーディオが主催する九州最大のオーディオイベント『九州ハイエンドオーディオフェア2017』が、3月31日(金)〜4月2日(日)の3日間にわたって福岡国際会議場にて開催されている。

同展示会は11の部屋に分かれて、50社以上に及ぶオーディオメーカーや輸入商社が参加。各部屋では試聴デモの実施や、充実した販売コーナーも展開される。

オーディオ製品がフェア特別価格で販売されるほか、CDやLPソフトのコーナーをはじめ、音元出版の刊行物の販売も行われている。

主催者であるマックスオーディオの代表・大原晴三氏は、今年で14回目を迎える同イベントに関して次のように語る。
今年のテーマは“出会い”です。

この福岡でのイベントは14回目を迎え、小倉でのイベントに至っては30年以上続けています。マックスオーディオが常に大切にしてきたのはお客様との出会いです。

いま世の中はインターネット販売が主流になりつつありますが、ネット販売が広まれば広まるほど、相反して我々のようなお客様と出会って説明していく商売も、今まで以上に重要になってると確信しています。そういった意味でも今年は原点に立ち返ったイベントにしていきたいと思います。

お客様との出会いを大切にして、目に見える形で対面でしっかりと製品を説明させていただく、そんな3日間にしていきたいと思います。

     

ユーザー目線に立って考えれば、一つのブランドや製品を取り上げて試聴イベントを行うよりも、同じ価格帯の製品を比較する試聴会の方が間違いなく面白い。聴き比べるということがオーディオの原点であり、楽しみであると思っています」と大原社長は語る。

概要は以上のとおりだが、たしかに近年のオーディオはネット販売によって人的交流が希薄になっていることは事実だし、確たる「座標軸」や「ものさし」がいっさい無い世界なので「聴き比べが原点」という趣旨にも「もろ手」を挙げて賛同。

当日はおよそ6時間にわたって各ブースを回ったが、オーディオ好きにはこたえられないまったく夢のようなひと時だった。

撮影禁止ではなかったので写真を撮らせてもらったうちの1枚がこれ。
          

とても凝ったツクリのスピーカーだったが、今風の特徴を如実に表わしているので代表的な例として取り上げてみた。

会場には細長い縦長の形状に小口径のウーファーが2発というスタイルが圧倒的に多かったが、あくまでも私感だがこの2発というのに問題あり。

マンション・オーディオの室内環境に対応し、また、音の量感を稼ぐためにやっているのだろうが、その一方、マイナス面もあって中低音域の質感がどうもイマイチで何だか音が濁って聴こえる。

「日頃〇〇さん宅でAXIOM80などのフルレンジを聴き慣れているせいか、どうも違和感を覚えますね〜。」と、仲間たち。

「昔、ウーファー3発で鳴らしたことがありますが最終的にはうまくいきませんでした。低音域の分解能はすべてを支配しますのでウーファーは1発に限りますよ。」と、したり顔の自分(笑)。

上記の画像でも左側から順に天文学的な数字で値段が上がっていくが、音は逆に一番シンプルな左のスピーカーが気に入った。

今回の見学で白眉だったのは「G1 GIYA」(ジーワン ギヤ)というスピーカーだった。

         

お値段が900万円と文字どおりハイエンドだが、これまでのオーディオ人生の中で一番素晴らしい音だと思った。

音を形容する言葉として周波数レンジ、分解能、奥行き感、艶などいろいろあるが、すべてに亘って最高クラスで、こういうバランスで音は出すものだと深く脳裡に刻み込んだ。

係の方が「世界で最高の音です。」と胸を張っておられたが、たしかにさもありなん。

仲間のNさんから後日、次のようなメールが届いた。

「G1 GIYAは凄かったですね。さっそくネットでググってみました。製造元は南アフリカのVivid Audio社でステラヴオックス・ジャパンが輸入販売をしています。開発者のローレンス・ディッキーは英国のB&W出身とのことです。」

このスピーカーの周辺機器も凄かった。

         

レコードプレイヤーが光カートリッジなどの周辺機器も含めておよそ1000万円(笑)。

高級機には珍しいベルト・ドライブ方式だったので理由を係の方に伺ってみたところ「アイドラー方式は太い音が出るのですが原音再生には向きません。ダイレクトドライブ方式は私らのような弱小メーカーには理想のモーターが作れません。結局、消去法でいくとベルトドライブ方式に落ち着いてしまいます。」

「昨年12月に発表されたそうですが、このプレイヤーは年間どのくらいの生産台数を見込んでいるんですか?」と質問してみた。

「40台くらいですかね〜。最高のプレイヤーということで中東、中国など世界中から引き合いが来ています。」

このシステム全体ではパワーアンプ(700万円)なども含めて4000万円近いお値段だったが、アラブの石油王や中国の成金たちなど世界中の大金持ちを相手にすれば十分成り立つ商売かもしれない。

こういうシステムに接すると、いつも戦前の古典管や往年のSPユニットなどにこだわっている古色蒼然とした我が家のオーディオが何だかみすぼらしいものに思えてきたのも事実だが、それはそれとしてむしろ部分的には優っているところもあるのではという気になった。

身びいきかもしれないが、お値段からすると大健闘である。

この会場を後にするときに、ふと、古典管を使ったアンプと「AXIOM80」によるシステムのデモンストレーションを会場の一部でやってみたくなった。

「温故知新」で、新旧を対比させたこういう企画もかえって斬新で面白いのではないだろうかと思ったが、主催者側の儲けにはまったく寄与しないので没だね、これは(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e0458290152b656874716303a32cab7c
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c160

[リバイバル3] 今でもまだ現役 B&W Original Nautilus (1995) 中川隆
11. 中川隆[-9970] koaQ7Jey 2020年11月13日 09:16:20 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[6]
「音楽&オーディオ」の小部屋
オーディオ観が変わった貴重な体験!2020年11月13日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e0458290152b656874716303a32cab7c


ときどき全国のオーディオ愛好家の豪華なシステムを専門誌やブログなどで拝見することがある。

とても凝っているし、その編成にも素晴らしい創意工夫が溢れ「さぞや凄い音だろうなあ!」と想像をたくましくさせてもらっているが、それでも上には上があってこの世界はキリがないことを幾分なりとも知っているつもり。

というのも4年ほど前に福岡で開催された「オーディオ・フェア」で総額4000万円のシステムを聴いてから、すっかりオーディオ観が変わってしまった。

たしかに、その音は「いい音」には違いなかったが我が家の音と比べて、とても「4000万円」近いほどの開きはないように思えた。

もちろん総合的には負けているものの、我が家で古典管を使った真空管アンプと古いアルニコマグネット型のスピーカーの組み合わせで鳴らす「倍音成分の艶やかな響き」は部分的にしろ優っているような気がした。

したがって、「何も高価だとか”見てくれ”だけで驚くことはないなあ」というのがその時の正直な感想だった。

敷衍すると、どんなご家庭のシステムだって他に負けないほどの美点がどこかにあるはずで、たとえば口径20センチのシンプルなフルレンジを良質なアンプで聴くボーカルは音像定位の面では豪華なシステムに劣らないどころかむしろ優位のはず。

これも「世界最高水準の音」を聴いていればこそ、こういう横着なことが言える(笑)。というわけで、当時の体験を再掲させてもらおう。

つい先日のこと、オーディオ仲間のYさんから「福岡でオーディオ・フェアが開催されますので一緒に行きませんか」とお誘いを受けた。

「温故知新」というわけで、古いオーディオ機器ばかりではなく最新のオーディオ事情を知っておくのも悪くないので「ぜひお願いします。」と一つ返事。

「3月31日〜4月2日」の3日間にわたって開催されるそうで、混雑を避けて初日の31日(金)に参加ということで、当日はあいにくの雨模様にもかかわらず予定どおり午前8時半に出発。参加人数は4名なので1台のクルマで間に合った。

具体的なオーディオフェアの概要は次のとおり(ネットからの引用)。

マックス・オーディオが主催する九州最大のオーディオイベント『九州ハイエンドオーディオフェア2017』が、3月31日(金)〜4月2日(日)の3日間にわたって福岡国際会議場にて開催されている。

同展示会は11の部屋に分かれて、50社以上に及ぶオーディオメーカーや輸入商社が参加。各部屋では試聴デモの実施や、充実した販売コーナーも展開される。

オーディオ製品がフェア特別価格で販売されるほか、CDやLPソフトのコーナーをはじめ、音元出版の刊行物の販売も行われている。

主催者であるマックスオーディオの代表・大原晴三氏は、今年で14回目を迎える同イベントに関して次のように語る。
今年のテーマは“出会い”です。

この福岡でのイベントは14回目を迎え、小倉でのイベントに至っては30年以上続けています。マックスオーディオが常に大切にしてきたのはお客様との出会いです。

いま世の中はインターネット販売が主流になりつつありますが、ネット販売が広まれば広まるほど、相反して我々のようなお客様と出会って説明していく商売も、今まで以上に重要になってると確信しています。そういった意味でも今年は原点に立ち返ったイベントにしていきたいと思います。

お客様との出会いを大切にして、目に見える形で対面でしっかりと製品を説明させていただく、そんな3日間にしていきたいと思います。

     

ユーザー目線に立って考えれば、一つのブランドや製品を取り上げて試聴イベントを行うよりも、同じ価格帯の製品を比較する試聴会の方が間違いなく面白い。聴き比べるということがオーディオの原点であり、楽しみであると思っています」と大原社長は語る。

概要は以上のとおりだが、たしかに近年のオーディオはネット販売によって人的交流が希薄になっていることは事実だし、確たる「座標軸」や「ものさし」がいっさい無い世界なので「聴き比べが原点」という趣旨にも「もろ手」を挙げて賛同。

当日はおよそ6時間にわたって各ブースを回ったが、オーディオ好きにはこたえられないまったく夢のようなひと時だった。

撮影禁止ではなかったので写真を撮らせてもらったうちの1枚がこれ。
          

とても凝ったツクリのスピーカーだったが、今風の特徴を如実に表わしているので代表的な例として取り上げてみた。

会場には細長い縦長の形状に小口径のウーファーが2発というスタイルが圧倒的に多かったが、あくまでも私感だがこの2発というのに問題あり。

マンション・オーディオの室内環境に対応し、また、音の量感を稼ぐためにやっているのだろうが、その一方、マイナス面もあって中低音域の質感がどうもイマイチで何だか音が濁って聴こえる。

「日頃〇〇さん宅でAXIOM80などのフルレンジを聴き慣れているせいか、どうも違和感を覚えますね〜。」と、仲間たち。

「昔、ウーファー3発で鳴らしたことがありますが最終的にはうまくいきませんでした。低音域の分解能はすべてを支配しますのでウーファーは1発に限りますよ。」と、したり顔の自分(笑)。

上記の画像でも左側から順に天文学的な数字で値段が上がっていくが、音は逆に一番シンプルな左のスピーカーが気に入った。

今回の見学で白眉だったのは「G1 GIYA」(ジーワン ギヤ)というスピーカーだった。

         

お値段が900万円と文字どおりハイエンドだが、これまでのオーディオ人生の中で一番素晴らしい音だと思った。

音を形容する言葉として周波数レンジ、分解能、奥行き感、艶などいろいろあるが、すべてに亘って最高クラスで、こういうバランスで音は出すものだと深く脳裡に刻み込んだ。

係の方が「世界で最高の音です。」と胸を張っておられたが、たしかにさもありなん。

仲間のNさんから後日、次のようなメールが届いた。

「G1 GIYAは凄かったですね。さっそくネットでググってみました。製造元は南アフリカのVivid Audio社でステラヴオックス・ジャパンが輸入販売をしています。開発者のローレンス・ディッキーは英国のB&W出身とのことです。」

このスピーカーの周辺機器も凄かった。

         

レコードプレイヤーが光カートリッジなどの周辺機器も含めておよそ1000万円(笑)。

高級機には珍しいベルト・ドライブ方式だったので理由を係の方に伺ってみたところ「アイドラー方式は太い音が出るのですが原音再生には向きません。ダイレクトドライブ方式は私らのような弱小メーカーには理想のモーターが作れません。結局、消去法でいくとベルトドライブ方式に落ち着いてしまいます。」

「昨年12月に発表されたそうですが、このプレイヤーは年間どのくらいの生産台数を見込んでいるんですか?」と質問してみた。

「40台くらいですかね〜。最高のプレイヤーということで中東、中国など世界中から引き合いが来ています。」

このシステム全体ではパワーアンプ(700万円)なども含めて4000万円近いお値段だったが、アラブの石油王や中国の成金たちなど世界中の大金持ちを相手にすれば十分成り立つ商売かもしれない。

こういうシステムに接すると、いつも戦前の古典管や往年のSPユニットなどにこだわっている古色蒼然とした我が家のオーディオが何だかみすぼらしいものに思えてきたのも事実だが、それはそれとしてむしろ部分的には優っているところもあるのではという気になった。

身びいきかもしれないが、お値段からすると大健闘である。

この会場を後にするときに、ふと、古典管を使ったアンプと「AXIOM80」によるシステムのデモンストレーションを会場の一部でやってみたくなった。

「温故知新」で、新旧を対比させたこういう企画もかえって斬新で面白いのではないだろうかと思ったが、主催者側の儲けにはまったく寄与しないので没だね、これは(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e0458290152b656874716303a32cab7c
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1110.html#c11

[番外地8] 小野寺まさるは完全なバカの詐欺師だった 中川隆
1. 2020年11月13日 09:20:01 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[7]
騙せる奴だけ騙せればよい、と考えている詐欺師の元北海道議員の小野寺まさる
デマを流すのは低コストである一方、デマを否定するのは高コストである、という非対称性は人間社会の嫌な真理です。
もちろん、知識・情報が足りず、情報判断力が低いため、真実と確信して結果的にデマを流す人もいるでしょうが、常習犯のように次から次へとデマを流す人の中には、デマと知っているか、真偽や根拠が曖昧だと理解していながら、騙せる奴(いわゆる情弱)だけ騙せればよいとか、検証しようとする人間を疲弊させてやりたいとばかりに、この非対称性を利用している輩もいるのではないか、と考えたくなります。

騙せる奴だけ騙せればよい、と考えているように思われる人物として、アイヌと「縄文人」との関係の否定に熱心な元北海道議員の小野寺まさる(秀)氏がいます(関連記事)。

小野寺氏は議員時代に、「アイヌの方々は縄文人の末裔ではないということを確認したくて」北海道庁の幹部職員に北海道議会で質問していますが、幹部職員が「アイヌの人々は、縄文の人々の単純な子孫ではないとする学説が有力」と答弁したところ、「単純な子孫ではないということで、関係ないということだと思います」と述べており、これも、小野寺氏が騙せる奴だけ騙せればよい、と考えているからではないか、と私は推測しています。
https://sicambre.at.webry.info/202011/article_14.html

小野寺まさるは完全なバカの詐欺師だった
虎ノ門ニュースでの有本香氏と小野寺まさる氏のアイヌに関するやり取り
有本香「先住民である縄文系の日本人を北方から来た人達が侵略し、男達を中心に殺戮し女を残して混血していったのであれば、当然アイヌの人達には縄文のDNAが多く残っている」

小野寺まさる「この(縄文の)DNAは後天的に獲得したDNAであるのは間違いないと道庁も答えている」

 検索してみると、これは虎ノ門ニュースの今月(2020年7月)16日放送分で、まだ公式動画を閲覧できます(今回取り上げるのは1時間9分00秒〜1時間11分40秒あたり)。じっさいに視聴したところ、このやり取りは、まず有本香氏が、北海道の礼文島の船泊遺跡で発掘された「縄文人」のDNA解析に関する研究(関連記事)を取り上げた北海道新聞の記事に、以下のように言及したことで始まります。

日本人の中に縄文人のDNAを持っている人と持っていない人がいますが、普通は10%くらいです。北海道と沖縄はやや異なり、アイヌと言われる人々は70%、沖縄の人々は30%ほど縄文人のDNAを持っているそうです。縄文人は日本において最古の民族なので、アイヌも先住民族という印象操作になっています。

これを受けて小野寺まさる(秀)氏が

鎌倉時代後期に北海道に南下してきた好戦的な民族が、縄文時代から北海道にいた人々を征服しましたが、このアイヌの人々は女性と子供は殺さず、女性たちに自分たちの子供を産ませた結果、アイヌに縄文人のDNAが継承された、という可能性がひじょうに高く、学術的にも、この(縄文人の)DNAは後天的に獲得したのは間違いない、と道庁は答えています。

という趣旨の発言をしており、有本氏が

そうならば、アイヌと言われる人々に縄文人のDNAが多く残っていても不思議ではありません。

とまとめています。まず問題となるのが、船泊遺跡の「縄文人」の研究についての有本氏の理解です。このやり取りからは、(北海道と沖縄を除く)日本人のうち、「縄文人」のDNAを有しているのは10%程度、と有本氏が理解しているように思います。もちろんそうではなく、(北海道と沖縄を除く)日本人のゲノムには、平均して10%(論文では9〜15%とされています)ほど「縄文人」由来の領域があると推定される、ということです。

 次に小野寺氏の発言ですが、鎌倉時代後期に北海道に南下してきた好戦的な民族が、縄文時代以来北海道に居住し続けてきた人々を征服し、女性と子供たちは殺さず、女性たちに子供を産ませたとすると、確かに「縄文人」のDNAが現代アイヌに継承されます。しかし、そもそもこのような見解を提示している専門家は、現在ではまず間違いなくいないでしょう。それに、小野寺氏の想定では、現代アイヌ集団に「縄文人」由来のY染色体ハプログループ(YHg)を継承している人はほとんどいないことになります。しかし、「縄文人」由来と考えられるYHg-D(関連記事)の割合は現代アイヌ集団では81.3%と高く(関連記事)、小野寺氏の想定とは矛盾します。これに対しては、アイヌが(琉球列島を除く本州以南の)日本人(「本土」集団)から婿養子を迎えたためだ、といった「反論」もあるかもしれませんが、そうならば、現代「本土」集団で55.1%(関連記事)と多く見られるYHg-Oの割合が、現代アイヌ集団でもっと多くなるはずです。

 また、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の研究からも、小野寺氏の想定とは逆だった可能性が高い、と考えられます。「本土」では江戸時代(近世)のアイヌ集団のmtDNAが解析されており、近世アイヌ集団のmtDNAハプログループ(mtHg)では、北海道「縄文人」型が30.9%に対して、オホーツク型が35.1%、「本土」型が28.1%、シベリア型が7.3%と推定されています(関連記事)。これらの知見からは、縄文時代以来の北海道在来の集団が前近代において外部集団からかなり女性を迎え入れつつ、縄文時代以来の父系(YHg)を維持していた、と示唆されます。

 人類史において、交雑しつつ父系を維持・拡大していくような場合、その集団が外部集団に対して優勢であることが多いと考えられます(関連記事)。その意味で、前近代アイヌ集団は、YHg-Dが一定以上の割合で存在する「本土」集団はさておき、オホーツク文化集団や、オホーツク文化消滅後にもアイヌ集団と関係を持っていたと考えられるシベリア集団に対して、優位に立っていた可能性が高そうです。じっさい考古学では、北海道において縄文文化と続縄文文化を継承した擦文文化集団が、10世紀になってオホーツク文化集団に対して優位に立ったのではないか、と示唆されています(関連記事)。

 現代アイヌ集団のゲノムに「縄文人」以外の要素があることは、上述の船泊遺跡「縄文人」の研究でも改めて示されており(約34%)、近世アイヌ集団のmtDNA研究でも確認された、と言えるでしょう。しかし、YHgおよびmtHgの分析と考古学的記録を併せて考えると、アイヌ集団が「本土」の鎌倉時代に南下してきた集団に征服され、本質的には「外来」集団であるというような見解は的外れで、むしろ逆に、縄文時代からの北海道在来集団が、オホーツク文化集団など外部集団に対して優位に立つ傾向にあり、そうした外部集団からの遺伝的・文化的影響を受けつつ、アイヌ集団が形成されていった、と考える方が妥当だと思われます。


 このように、上述の虎ノ門ニュースでの小野寺氏の発言は的外れですが、有本氏は小野寺氏の発言に肯定的なように見えますし、ネットでも、「アイヌの縄文のDNAは後天的なDNA」との上述の小野寺氏の発言には、65も「いいね」がついています。まあ、「いいね」が賛同を表すとは限りませんし、アカウント数は人数の上限を示しているだけとも言えますが。しかし、小野寺氏のようなアイヌ認識は、現代日本社会では無視できないくらいの影響力があるように思います(定量的調査をする気力も能力もとてもありませんが)。小野寺氏の上記のような発言を真に受けた人々は、自分の情報判断力が自己評価よりずっと低いことを自覚し、今後は慎重になってもらいたものです。とはいっても、そのように自省できる人ならば、そもそも小野寺氏の与太話に引っかかる可能性は低いでしょうから、残念ながら今後も、小野寺氏は一定以上の影響力を及ぼし続けるのでしょう。  


http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/600.html#c1

[番外地8] 騙せる奴だけ騙せればよい、と考えている詐欺師の元北海道議員の小野寺まさる 中川隆
1. 中川隆[-9969] koaQ7Jey 2020年11月13日 09:21:18 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[8]
騙せる奴だけ騙せればよい、と考えている詐欺師の元北海道議員の小野寺まさる
デマを流すのは低コストである一方、デマを否定するのは高コストである、という非対称性は人間社会の嫌な真理です。
もちろん、知識・情報が足りず、情報判断力が低いため、真実と確信して結果的にデマを流す人もいるでしょうが、常習犯のように次から次へとデマを流す人の中には、デマと知っているか、真偽や根拠が曖昧だと理解していながら、騙せる奴(いわゆる情弱)だけ騙せればよいとか、検証しようとする人間を疲弊させてやりたいとばかりに、この非対称性を利用している輩もいるのではないか、と考えたくなります。

騙せる奴だけ騙せればよい、と考えているように思われる人物として、アイヌと「縄文人」との関係の否定に熱心な元北海道議員の小野寺まさる(秀)氏がいます(関連記事)。

小野寺氏は議員時代に、「アイヌの方々は縄文人の末裔ではないということを確認したくて」北海道庁の幹部職員に北海道議会で質問していますが、幹部職員が「アイヌの人々は、縄文の人々の単純な子孫ではないとする学説が有力」と答弁したところ、「単純な子孫ではないということで、関係ないということだと思います」と述べており、これも、小野寺氏が騙せる奴だけ騙せればよい、と考えているからではないか、と私は推測しています。
https://sicambre.at.webry.info/202011/article_14.html

小野寺まさるは完全なバカの詐欺師だった
虎ノ門ニュースでの有本香氏と小野寺まさる氏のアイヌに関するやり取り
有本香「先住民である縄文系の日本人を北方から来た人達が侵略し、男達を中心に殺戮し女を残して混血していったのであれば、当然アイヌの人達には縄文のDNAが多く残っている」

小野寺まさる「この(縄文の)DNAは後天的に獲得したDNAであるのは間違いないと道庁も答えている」

 検索してみると、これは虎ノ門ニュースの今月(2020年7月)16日放送分で、まだ公式動画を閲覧できます(今回取り上げるのは1時間9分00秒〜1時間11分40秒あたり)。じっさいに視聴したところ、このやり取りは、まず有本香氏が、北海道の礼文島の船泊遺跡で発掘された「縄文人」のDNA解析に関する研究(関連記事)を取り上げた北海道新聞の記事に、以下のように言及したことで始まります。

日本人の中に縄文人のDNAを持っている人と持っていない人がいますが、普通は10%くらいです。北海道と沖縄はやや異なり、アイヌと言われる人々は70%、沖縄の人々は30%ほど縄文人のDNAを持っているそうです。縄文人は日本において最古の民族なので、アイヌも先住民族という印象操作になっています。

これを受けて小野寺まさる(秀)氏が

鎌倉時代後期に北海道に南下してきた好戦的な民族が、縄文時代から北海道にいた人々を征服しましたが、このアイヌの人々は女性と子供は殺さず、女性たちに自分たちの子供を産ませた結果、アイヌに縄文人のDNAが継承された、という可能性がひじょうに高く、学術的にも、この(縄文人の)DNAは後天的に獲得したのは間違いない、と道庁は答えています。

という趣旨の発言をしており、有本氏が

そうならば、アイヌと言われる人々に縄文人のDNAが多く残っていても不思議ではありません。

とまとめています。まず問題となるのが、船泊遺跡の「縄文人」の研究についての有本氏の理解です。このやり取りからは、(北海道と沖縄を除く)日本人のうち、「縄文人」のDNAを有しているのは10%程度、と有本氏が理解しているように思います。もちろんそうではなく、(北海道と沖縄を除く)日本人のゲノムには、平均して10%(論文では9〜15%とされています)ほど「縄文人」由来の領域があると推定される、ということです。

 次に小野寺氏の発言ですが、鎌倉時代後期に北海道に南下してきた好戦的な民族が、縄文時代以来北海道に居住し続けてきた人々を征服し、女性と子供たちは殺さず、女性たちに子供を産ませたとすると、確かに「縄文人」のDNAが現代アイヌに継承されます。しかし、そもそもこのような見解を提示している専門家は、現在ではまず間違いなくいないでしょう。それに、小野寺氏の想定では、現代アイヌ集団に「縄文人」由来のY染色体ハプログループ(YHg)を継承している人はほとんどいないことになります。しかし、「縄文人」由来と考えられるYHg-D(関連記事)の割合は現代アイヌ集団では81.3%と高く(関連記事)、小野寺氏の想定とは矛盾します。これに対しては、アイヌが(琉球列島を除く本州以南の)日本人(「本土」集団)から婿養子を迎えたためだ、といった「反論」もあるかもしれませんが、そうならば、現代「本土」集団で55.1%(関連記事)と多く見られるYHg-Oの割合が、現代アイヌ集団でもっと多くなるはずです。

 また、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の研究からも、小野寺氏の想定とは逆だった可能性が高い、と考えられます。「本土」では江戸時代(近世)のアイヌ集団のmtDNAが解析されており、近世アイヌ集団のmtDNAハプログループ(mtHg)では、北海道「縄文人」型が30.9%に対して、オホーツク型が35.1%、「本土」型が28.1%、シベリア型が7.3%と推定されています(関連記事)。これらの知見からは、縄文時代以来の北海道在来の集団が前近代において外部集団からかなり女性を迎え入れつつ、縄文時代以来の父系(YHg)を維持していた、と示唆されます。

 人類史において、交雑しつつ父系を維持・拡大していくような場合、その集団が外部集団に対して優勢であることが多いと考えられます(関連記事)。その意味で、前近代アイヌ集団は、YHg-Dが一定以上の割合で存在する「本土」集団はさておき、オホーツク文化集団や、オホーツク文化消滅後にもアイヌ集団と関係を持っていたと考えられるシベリア集団に対して、優位に立っていた可能性が高そうです。じっさい考古学では、北海道において縄文文化と続縄文文化を継承した擦文文化集団が、10世紀になってオホーツク文化集団に対して優位に立ったのではないか、と示唆されています(関連記事)。

 現代アイヌ集団のゲノムに「縄文人」以外の要素があることは、上述の船泊遺跡「縄文人」の研究でも改めて示されており(約34%)、近世アイヌ集団のmtDNA研究でも確認された、と言えるでしょう。しかし、YHgおよびmtHgの分析と考古学的記録を併せて考えると、アイヌ集団が「本土」の鎌倉時代に南下してきた集団に征服され、本質的には「外来」集団であるというような見解は的外れで、むしろ逆に、縄文時代からの北海道在来集団が、オホーツク文化集団など外部集団に対して優位に立つ傾向にあり、そうした外部集団からの遺伝的・文化的影響を受けつつ、アイヌ集団が形成されていった、と考える方が妥当だと思われます。


 このように、上述の虎ノ門ニュースでの小野寺氏の発言は的外れですが、有本氏は小野寺氏の発言に肯定的なように見えますし、ネットでも、「アイヌの縄文のDNAは後天的なDNA」との上述の小野寺氏の発言には、65も「いいね」がついています。まあ、「いいね」が賛同を表すとは限りませんし、アカウント数は人数の上限を示しているだけとも言えますが。しかし、小野寺氏のようなアイヌ認識は、現代日本社会では無視できないくらいの影響力があるように思います(定量的調査をする気力も能力もとてもありませんが)。小野寺氏の上記のような発言を真に受けた人々は、自分の情報判断力が自己評価よりずっと低いことを自覚し、今後は慎重になってもらいたものです。とはいっても、そのように自省できる人ならば、そもそも小野寺氏の与太話に引っかかる可能性は低いでしょうから、残念ながら今後も、小野寺氏は一定以上の影響力を及ぼし続けるのでしょう。  


http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/626.html#c1

[番外地8] 日本政府が大規模財政出動や公共事業をやっていた時代も有りましたが、結果は大失敗に終わり、日本株の1/3がユダヤ資本に乗っ取… 中川隆
1. 中川隆[-9968] koaQ7Jey 2020年11月13日 12:14:47 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[9]
三橋貴明さんはわかっていない _ 経済成長より財政均衡が重要な理由
日本政府が大規模財政出動や公共事業をやっていた時代も有りましたが、結果は大失敗に終わり、日本株の1/3がユダヤ資本に乗っ取られました。 マネーストックがいくら増えても、起業するより多国籍企業の株や不動産を買った方がリスクが低いので、物価や実質賃金は上がらず、株価と不動産価格だけが暴騰するバブルになるのです。 そして相場のプロのユダヤ資本がバブルを潰してボロ儲けし、日本株がユダヤ資本に乗っ取られるという何時もの結果になります:
1985年のプラザ合意でドル-円が半値になって、日本は輸出で稼げなくなったので内需拡大する為に金融緩和してお金をばら撒いたのです。つまり、輸出企業の仕事が無くなったので内需振興で国民の仕事を増やそうとしたのです。
日米構造協議(1989年)は双子の赤字に苦しむアメリカが、見えない貿易障壁となっていた日本の商習慣や制度を改めさせるために仕掛けた貿易戦争で、「10年間で総額430兆円の公共投資の実施」を日本政府に約束させました。
その段階で日本政府は財政出動・公共事業で国内需要を増やしました。

そしてその結果、円の貨幣価値が暴落して、日本のGDP,、日経平均と日本の不動産価格は暴騰しました。
しかし労働者の実質賃金は全く上がらなかったのです。
円の貨幣価値が暴落したのを見てCIAは日本経済を完膚無きまでに破綻させる為にバブル崩壊を仕掛けました:

1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。
 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。
 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。
 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。
 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。
 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。
 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。

 1989年11月、ソロモン・ブラザーズはニューヨーク・ウォール街で「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/637.html#c1

[番外地8] 日本政府が大規模財政出動や公共事業をやっていた時代も有りましたが、結果は大失敗に終わり、日本株の1/3がユダヤ資本に乗っ取… 中川隆
2. 中川隆[-9967] koaQ7Jey 2020年11月13日 12:23:07 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[10]
三橋貴明さんはわかっていない _ 経済成長より財政均衡が重要な理由
日本政府が大規模財政出動や公共事業をやっていた時代も有りましたが、結果は大失敗に終わり、日本株の1/3が国際金融資本に乗っ取られました。 マネーストックがいくら増えても、起業するより多国籍企業の株や不動産を買った方がリスクが低いので、物価や実質賃金は上がらず、株価と不動産価格だけが暴騰するバブルになるのです。 そして相場のプロの国際金融資本がバブルを潰してボロ儲けし、日本株が国際金融資本に乗っ取られるという何時もの結果になります:

1985年のプラザ合意でドル-円が半値になって、日本は輸出で稼げなくなったので内需拡大する為に金融緩和してお金をばら撒いたのです。つまり、輸出企業の仕事が無くなったので内需振興で国民の仕事を増やそうとしたのです。

日米構造協議(1989年)は双子の赤字に苦しむアメリカが、見えない貿易障壁となっていた日本の商習慣や制度を改めさせるために仕掛けた貿易戦争で、「10年間で総額430兆円の公共投資の実施」を日本政府に約束させました。
その段階で日本政府は財政出動・公共事業で国内需要を増やしました。

そしてその結果、円の貨幣価値が暴落して、日本のGDP,、日経平均と日本の不動産価格は暴騰しました。
しかし労働者の実質賃金は全く上がらなかったのです。
円の貨幣価値が暴落したのを見てCIAは日本経済を完膚無きまでに破綻させる為にバブル崩壊を仕掛けました:

1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIAは、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、y uday a系の金融機関であるソロモン・ブラザーズという証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。
 
 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。
 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。
 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、しかも、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。
 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。
 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。
 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。
 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。
 1989年11月、ソロモン・ブラザーズはニューヨーク・ウォール街で「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/637.html#c2

[近代史4] 発達障害者の体験する世界 中川隆
4. 中川隆[-9966] koaQ7Jey 2020年11月13日 16:51:39 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[11]
2019年06月01日
万能の天才ダ・ヴィンチは発達障害だったのかもしれない
by Mike Licht
https://gigazine.net/news/20190601-da-vinci-adhd/

肖像画「モナ・リザ」で有名な美術家レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画だけでなく数学・医学・物理学・工学などあらゆる分野に通じた「万能の天才」でしたが、その一方で失読症だった可能性も示唆されています。そんなダ・ヴィンチが「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」だった可能性が新たに浮上しています。

Grey Matter Leonardo da Vinci: a genius driven to distraction | Brain | Oxford Academic
https://academic.oup.com/brain/article/142/6/1842/5492606

These Scientists Think Leonardo Da Vinci May Have Had ADHD
https://www.sciencealert.com/these-scientists-think-that-da-vinci-might-have-had-adhd

Procrastinating genius: did da Vinci have attention disorder? - Reuters
https://www.reuters.com/article/us-science-davinci-idUSKCN1ST2U8

「イタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチはADHDだった可能性が高い」と指摘するのは、神経生理学者で自閉症とADHDに詳しいマルコ・カターニ氏と医学史の専門家パオロ・マザレロ氏です。ADHDとは発達障害の一種で、「ひとつの作業に集中し続けるのが難しい」「その作業が楽しくないと、数分後にはすぐに退屈になる」「じっと座っていることができない」などの特徴が主な症状です。

実は、ダ・ヴィンチも集中力にかなりのムラがある人物でした。例えばダ・ヴィンチが「最後の晩餐」の制作に取り組んだ際は、「数日間夜明けから夕暮れまで食事もとらずに絵画制作に没頭した後、3〜4日間まったく絵筆に触れなかった」との逸話が残されています。最終的にダ・ヴィンチは「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の修道院長にせかされながらおよそ3年間でこの作品を仕上げていますが、3年という制作期間はダ・ヴィンチが絵画を完成させるまでに費やす歳月としては異例の短さでした。


かの有名な「モナ・リザ」は16年もかけて制作されましたが、取りかかっては中断することを繰り返し、結局ダ・ヴィンチ自身が納得できる形で完成するには至りませんでした。


より明確な形で未完成のまま残されたのが「荒野の聖ヒエロニムス」です。解剖学的な知識に裏付けされた聖ヒエロニムスの表情や肉体の表現、右下に寝そべるライオンの精緻(せいち)な描写など、医学や自然科学に精通したダ・ヴィンチらしい作品ですが、着色どころか一部の下書きさえ終わらないまま残されています。


ダ・ヴィンチが作品を途中で投げ出してしまうのは当時有名だったようで、時のミラノ公で「最後の晩餐」の制作をダ・ヴィンチに依頼したことでも知られるルドヴィーコ・スフォルツァは、ダ・ヴィンチに絵画を発注する際には決まって「規定の期間内に作品を完成させるように」と念を押したともいわれています。このように、「集中力にムラがあることや、物事をすぐに投げ出したり先延ばしにしてしまうという気質は、ADHDによくみられるもの」だとカターニ氏は述べています。

また、ダ・ヴィンチは65歳の時に深刻な左半球の脳卒中を患いましたが、言語能力は以前と変わりませんでした。一般に、言語機能は左半球がつかさどっているにもかかわらず、脳の左半球が損傷しても言語機能が損なわれなかったことから、カターニ氏は「ダ・ヴィンチの脳は言語に関しては右半球優位だったのではないか」と指摘しています。この「言語機能が右半球で優位」な状態や、左利き・失読症といった特徴は、非ADHDの人よりもADHDの人に多く見られるものだとのこと。

カターニ氏は「ADHDによく見られる移り気な性質は創造性と独創性の源であり、落ち着きのなさは新たな発見につながる探求の原動力となります」と述べています。また、ロイター通信の取材に対し「ADHDを持つ子どもの多くは、IQが低い乱暴な問題児だとの誤解を受けることが多い」と指摘し、ダ・ヴィンチに関する同氏の研究が誤解や偏見と闘うADHDの当事者たちの助けになれば幸いだと語りました。

https://gigazine.net/news/20190601-da-vinci-adhd/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/422.html#c4

[リバイバル3] 幽玄の世界 _ モナリザは何故書き換えられたのか? 中川隆
16. 中川隆[-9965] koaQ7Jey 2020年11月13日 16:52:30 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[12]
2019年06月01日
万能の天才ダ・ヴィンチは発達障害だったのかもしれない
by Mike Licht
https://gigazine.net/news/20190601-da-vinci-adhd/

肖像画「モナ・リザ」で有名な美術家レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画だけでなく数学・医学・物理学・工学などあらゆる分野に通じた「万能の天才」でしたが、その一方で失読症だった可能性も示唆されています。そんなダ・ヴィンチが「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」だった可能性が新たに浮上しています。

Grey Matter Leonardo da Vinci: a genius driven to distraction | Brain | Oxford Academic
https://academic.oup.com/brain/article/142/6/1842/5492606

These Scientists Think Leonardo Da Vinci May Have Had ADHD
https://www.sciencealert.com/these-scientists-think-that-da-vinci-might-have-had-adhd

Procrastinating genius: did da Vinci have attention disorder? - Reuters
https://www.reuters.com/article/us-science-davinci-idUSKCN1ST2U8

「イタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチはADHDだった可能性が高い」と指摘するのは、神経生理学者で自閉症とADHDに詳しいマルコ・カターニ氏と医学史の専門家パオロ・マザレロ氏です。ADHDとは発達障害の一種で、「ひとつの作業に集中し続けるのが難しい」「その作業が楽しくないと、数分後にはすぐに退屈になる」「じっと座っていることができない」などの特徴が主な症状です。

実は、ダ・ヴィンチも集中力にかなりのムラがある人物でした。例えばダ・ヴィンチが「最後の晩餐」の制作に取り組んだ際は、「数日間夜明けから夕暮れまで食事もとらずに絵画制作に没頭した後、3〜4日間まったく絵筆に触れなかった」との逸話が残されています。最終的にダ・ヴィンチは「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の修道院長にせかされながらおよそ3年間でこの作品を仕上げていますが、3年という制作期間はダ・ヴィンチが絵画を完成させるまでに費やす歳月としては異例の短さでした。


かの有名な「モナ・リザ」は16年もかけて制作されましたが、取りかかっては中断することを繰り返し、結局ダ・ヴィンチ自身が納得できる形で完成するには至りませんでした。


より明確な形で未完成のまま残されたのが「荒野の聖ヒエロニムス」です。解剖学的な知識に裏付けされた聖ヒエロニムスの表情や肉体の表現、右下に寝そべるライオンの精緻(せいち)な描写など、医学や自然科学に精通したダ・ヴィンチらしい作品ですが、着色どころか一部の下書きさえ終わらないまま残されています。


ダ・ヴィンチが作品を途中で投げ出してしまうのは当時有名だったようで、時のミラノ公で「最後の晩餐」の制作をダ・ヴィンチに依頼したことでも知られるルドヴィーコ・スフォルツァは、ダ・ヴィンチに絵画を発注する際には決まって「規定の期間内に作品を完成させるように」と念を押したともいわれています。このように、「集中力にムラがあることや、物事をすぐに投げ出したり先延ばしにしてしまうという気質は、ADHDによくみられるもの」だとカターニ氏は述べています。

また、ダ・ヴィンチは65歳の時に深刻な左半球の脳卒中を患いましたが、言語能力は以前と変わりませんでした。一般に、言語機能は左半球がつかさどっているにもかかわらず、脳の左半球が損傷しても言語機能が損なわれなかったことから、カターニ氏は「ダ・ヴィンチの脳は言語に関しては右半球優位だったのではないか」と指摘しています。この「言語機能が右半球で優位」な状態や、左利き・失読症といった特徴は、非ADHDの人よりもADHDの人に多く見られるものだとのこと。

カターニ氏は「ADHDによく見られる移り気な性質は創造性と独創性の源であり、落ち着きのなさは新たな発見につながる探求の原動力となります」と述べています。また、ロイター通信の取材に対し「ADHDを持つ子どもの多くは、IQが低い乱暴な問題児だとの誤解を受けることが多い」と指摘し、ダ・ヴィンチに関する同氏の研究が誤解や偏見と闘うADHDの当事者たちの助けになれば幸いだと語りました。

https://gigazine.net/news/20190601-da-vinci-adhd/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/199.html#c16

[番外地8] 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり…ジェームズ斉藤が暴露 中川隆
1. 中川隆[-9964] koaQ7Jey 2020年11月13日 17:22:24 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[13]
菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり…ジェームズ斉藤が暴露
ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ) 下馬評通り、菅さんが総理になりましたね。早速日経の世論調査が出てましたが、支持率74%はさすがに異常です。発足したばかりで何日も経っていない政権を10人中7人以上が支持するのはありえないです。さすがは取材権を餌にアメとムチを駆使して、マスコミに菅グループと呼ばれる御用ジャーナリストを養成している菅さんらしい老獪さです。今後日本の主要メディアは壊死するでしょう。

──いきなり辛口ですね。菅さんって一見地味な方ですが、実際どういう人なんですか?

ジェームズ はっきり言えば怖いですよ。まず、彼のお父さんの菅和三郎さんですけど、謎多き人物で、公開情報のほとんどがフェイクです。私の情報源である永田町のドンの方々の話によると、和三郎氏は満州鉄道の調査部出身です。これはググっても出てきません。

──えっ! 満州鉄道の調査部って!

ジェームズ そうです。バリバリの諜報機関です。特に、菅総理のお父さんが所属した時期は第二次世界大戦の真っ最中で、関東軍肝入りの特務機関の頃でしたから、世界最高レベルのエージェントばかり揃っていました。ゾルゲ事件の尾崎秀実や大川周明なんかもいましたので。ただ、日本が戦争で負けたあとは、秋田で暮らし始めたんです。

──秋田で!?

ジェームズ そうです。日本の政治家の中枢がそうであるように(詳しくはこちらの記事を参照)、菅さんのお父さんも c house n半島の人ですから。正確に言うと日本統治下のc house nで生まれているので日本の臣民とも言えますが。菅総理の名前菅義偉がc house n名みたいなのもそういう理由です。これで「すが・よしひで」と読むのは珍しいですからね。また、菅和三郎氏も「和」という、「清和会」の由来にも通じるc house n系が好む漢字を使っています。しかもあえて音読みとなっているので、c house n系であることはほぼ間違いないところです。

──ということは今回の総理も、例の永田町独特の朝鮮系の人ということなんですね。

ジェームズ いえ、c house n系はc house n系なんですけど、安倍(晋三)さん、今井(尚弥)さん、二階(俊博)さんみたいな人たちとは違います。彼らは李氏c house nの両班出身で、要は貴族です。彼らの祖先が渡日した時期も古く、ほとんどが豊臣秀吉のc house n出兵時に日本に連れられてきた人たちです。一方、菅総理は戦後日本に来た家系なのでかなり新参者です。

 だからこそ、お父さんは切った張ったの世界でのし上がれる特務機関に入っていったんだと思います。そこで人脈を作った。そして諜報活動の経験が功を奏してか、新天地秋田ですぐにイチゴ栽培の事業に成功し、後に地方議員にもなり、地元の「ドン」になっていきます。

 ですから、菅総理はそこそこの名望家の出ということになるのですが、永田町でいう「両班c house n系」ではありませんので、そっちのグループには入れません。じゃあ、何系かという最初の派閥が宏池会の小渕派なんです。この小渕(恵三)さんと最初につながったというのが菅総理らしいんです。実は、小渕さんは菅総理と一緒の諜報系の人なんですよ。


──諜報系? あのブッチホンの小渕さんがですか? 

ジェームズ まあ、小渕さん自身が諜報機関の人というわけではないですけど、小渕さんの叔父さんが陸軍中野学校出身で台湾どで活動していた人だったんです。なので、小渕さんは叔父さんの薫陶を受け、その知識と人脈を外交に活かしていました。例えば、エリツィン大統領が病気になった時には病状を確かめるために官房機密費を使って、あの大物三重スパイの佐藤優さんをモスクワに送ったりもしています。ですから、小渕さんと菅総理というのはインテリジェンスの世界でつながっていたんですよ。この二人は、親しい身内に諜報組織の人間がいたという点で、戦後の総理の中でも際立った存在です。

──なんか、インテリジェンスな首相って聞くとカッコいい感じもしますが。

ジェームズ いや、それは映画や小説の世界の話で、実際はかなりドロドロですよ。その辺のことはあとで話しますが、菅総理はそういう出身だということです。これが意味することは本来、永田町の中ではメインストリームには上がってこれない、ということです。なにしろ、日本の政治家としての出世には両班であることが第一条件ですから。しかも、両班であれば誰でもOKではないんです。両班の中にも序列があって、足の引っ張り合いやいがみ合いがしょっちゅうおきてますから。それで思い出しましたが、昔、宏池会の林芳正さんと清和会の安倍さんがケンカになったことがあって、「お前は同じ両班でも俺より下だろう」とか言ってたらしいですよ。ホント、どこの国の話なのかと思いますが(笑)。

──まったくです。ちなみに、そのケンカは安倍さんが勝ったんですよね、李氏c house nの王家ですから。

ジェームズ いえいえ、勝ったのは林さんです。李氏c house nの王家であっても直系と傍流ってあるじゃないですか? それで見ると林さんのほうが直系に近いらしいんですよ。だから、安倍さん対林さんのケンカは林さんが勝ったみたいですよ。しかし、日本の政治ではこれが重要なんです。なぜなら、普通に実力勝負だと上にいけば行くほど似たりよったりで優劣がつかないんです。例えば、組閣になったときにどっちを大臣にするんだって場面で実力は一緒となったら、バックグラウンドで決めるしかないんです。つまり、両班かどうか? 両班同士であれば、どの階級の両班なのか? なんです。これが日本の政治の実態です。

──永田町にはいまどのくらい両班階級がいるんですか? 

ジェームズ かなり多いですよ。この前話しました安倍さん、二階さんもそうですし、岸田(文雄)さんもそうです。小泉純一郎、進次郎親子も鹿児島の旧田布施出身(田布施システムについてはコチラを参照)ですからそうですし、清和会の創設者の福田赳夫、康夫親子も釜山系の両班です。一方、宏池会の岸田さんは北系の両班なので、釜山よりは上なんですよ、林さんもここですね。

──もともと李氏c house nって北にあったんで、北出身のほうがヒエラルキーは上だと。

ジェームズ 中華の世界観では、北が特別な意味を持ち、北を制するものが政治権力を支配します。したがって、北系のほうが格は断然上です。ただし、宏池会は清和会のようなc house n系というわけではないです。宏池会を作ったのは池田勇人ですから、吉田茂の流れです。

──そうするとイギリス系ですか?

ジェームズ そうですね。どちらかというと。吉田茂の義理のお父さんは大英帝国のジャーディン・マセソンという横浜にあった商社の支店長で、イギリスのユダヤ利権を継承していましたから。11歳だった吉田茂に当時で60億円ぐらいの遺産を残しています。もともとこの家系は幕末に暗躍した武器商人グラバーの財務下請けをやっていて、坂本竜馬とかああいうのが営業ですね。伊藤博文は転売屋というイメージです。一言で言えば、せどりですね(笑)。吉田とセットで語られる白洲次郎はケンブリッジ留学時代にMI6にリクルートされています。彼はそもそもウォーバーグ財閥のウォーバーグの隠し子だと言われていて顔立ちもハーフみたいですからね。遺言にも「葬式無用、戒名不要」と世間の注目を嫌うスパイの葬られ方を選んでいます。そんな感じなので、確かに外国の勢力は多いですね。

──日本人の勢力はないんですか?

ジェームズ もちろんありますが…●●●系ですね。日本の政治の世界はc house n系が多く、次いで●●●系が多いです。普通の日本人の勢力でいうと、ごくたまに麻生太郎さんのような旧貴族系日本人がいる程度という構成です。

──日本の政治が日本のためにやっているように見えない理由がわかりますね。
https://tocana.jp/2020/09/post_171763_entry.html
https://tocana.jp/2020/09/post_172263_entry.html
https://tocana.jp/2020/09/post_172879_entry.html
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/638.html#c1

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
38. 2020年11月13日 18:38:35 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[14]
11-13-2 選挙の現状報告
2020/11/13




http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c38
[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
344. 中川隆[-9963] koaQ7Jey 2020年11月13日 21:01:41 : fjmX4o4d4c : ODIyUmZYbDVZNS4=[15]
埼玉VS千葉、住みたいのはどっち? 徹底論争
日刊SPA! 2020/11/13


速水氏が第二の拠点を構える外房の御宿はアメリカ西海岸を思わせるカフェやサーフショップが立ち並ぶ© SPA! 提供 速水氏が第二の拠点を構える外房の御宿はアメリカ西海岸を思わせるカフェやサーフショップが立ち並ぶ

 首都圏のベッドタウンとして永遠の“2番手争い”を繰り広げている埼玉と千葉。どちらが住みたい街にふさわしいのか? 埼玉の物件事情に詳しく、日々埼玉情報を発信しているすんで埼玉氏と、10年前から千葉県御宿に別宅を構える速水健朗氏が徹底論争する。

◆[埼玉VS千葉]頂上決戦!

すんで埼玉(以下、埼玉):僕は埼玉の中でもだいぶ群馬寄りの鴻巣生まれで、高校が埼玉の慶應志木。大学と社会人生活で一通り東京を満喫して、今は大宮に住んでいます。速水さんはなぜ千葉に?

速水:僕は上京以来、ずっと都内に住んできました。それが震災後から、中目黒や自由が丘あたりのウエスト東京に住んでたコが「中央線的文化があっておもしろい」と、こぞってイースト東京に引っ越すようになったんです。それでより東に関心が移っていって、九十九里の南側にある御宿にセカンドハウスを購入しました。

埼玉:普通はサーフィンに行くところですよね。湘南エリアは考えなかったんですか?

速水:葉山と鎌倉は憧れていたけど、古い物件でも3000万円は下らない。リセールがいいから今でも値が落ちないらしくて。でも、千葉は500万円くらいでいい物件があります。ちょっとカリフォルニア的な雰囲気が漂っているのに湘南より圧倒的に安い。

埼玉:リゾート的な雰囲気は湘南と変わらないのに、物件が安いという意味では“ジェネリック湘南”ですよね。それに、房総エリアは都内に住む芸能人や経営者が別荘を持ってたりするじゃないですか。埼玉でそんな話は聞いたことがない(笑)。千葉は楽しめる趣味のバリエーションが豊かです。

◆千葉と埼玉、それぞれの推しポイントは?

速水:外房の長生村付近は、おしゃれなカフェやサーフショップが並んでいてLA的雰囲気が漂っています。事実、カリフォルニアから移住してきたという人もいる。

埼玉:千葉に対して、埼玉の人はどこかで妥協しているんですよ。本当は豊洲がいいけど予算的に厳しいから大宮のタワマンに住むとか。それを僕は「合理的に考えて埼玉に住む」に変えたいんです。

速水:まさに“ジェネリック東京”なんですね。ただ千葉は、海沿いは移住者同士でコミュニティができているけど、御宿から南は完全に土着的な漁師町が続いていて、僕は10年住んでも地元コミュニティには溶け込めていない。結局、移住先として成功するのは軽井沢みたいな移住者が多い場所だけ。

埼玉:それで言うと、埼玉は移住というより都内から「引っ越し」なんです。そこに土着的な愛はなくて、同心円的に通勤できる距離や時間で埼玉を検討したにすぎない。僕は独自に埼玉県内を3つのエリアに分けていて、川口や大宮、三郷などがT1、上尾や春日部、越谷がT2、鴻巣とか寄居がT3。東京へのアクセスが40分以内のT1とT2はかなり広い。リモートワークが増えたといえど、実際は週2〜3回は通勤するという方も多いはずなので、この辺りはおすすめです。

速水:40分で考えると、千葉は船橋や海浜幕張くらいまで入ってきますね。不動産業者に聞くと、引っ越しの相談も増えているみたい。

埼玉:千葉と埼玉では学校に大きな差がありますよね。埼玉は公立以外に早慶マーチ付属校が充実しているけど、千葉はない。教育的観点からも埼玉はアリですね。

速水:たしかに……。余談だけど、勝浦には日本全国から格闘技系の人が集まる国際武道大という大学があります。皆めちゃくちゃ食べるので、飲食店のメニューが軒並み安くて量が多い。そこが最後に付け加えたい千葉の推しポイントかな(笑)。

◆千葉で推したい街

@富津

御宿だけでなく富津や木更津も湘南の10分1の価格で海沿いの別荘が購入可能だ。

A九十九里

横丁的な雰囲気が好きな人向け。「本物の昭和感残る文化を味わえる」(速水氏)。

B木更津

アクアラインを使えばアクセス良好で、新宿までバスで40分だが週末は渋滞が発生。

◆埼玉で推したい街

@大宮

都内では諦めていたタワマンも大宮や川口なら世帯年収1000万円未満でも射程圏内。

A浦和

「全埼玉県民が憧れる地。マンションの資産性も高いです」(すんで埼玉氏)。

BT1〜T2エリア

すんで埼玉氏の埼玉分類では、都内まで40分以内エリア。家賃もぐっと抑えられる。

【速水健朗氏】

ライター。御宿に別宅を所持。『TOKYO SLOW NEWS』(TOKYO FM)のMC。

【すんで埼玉氏】

埼玉の魅力をSNSで発信。埼玉県西大宮在住。Twitter:@sunde_saitama

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[[いま住みたい街]ランキング]―
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%9f%bc%e7%8e%89vs%e5%8d%83%e8%91%89-%e4%bd%8f%e3%81%bf%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%a3%e3%81%a1-%e5%be%b9%e5%ba%95%e8%ab%96%e4%ba%89/ar-BB1aYn4L?ocid=ientp


安いのには必ず理由が有る、というのがわからない人が多いですね。
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c344

   

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