9. 2023年10月23日 16:49:41 : c3nmnYS6Yg : NzJtdWZGcXc1Vkk=[1]
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本邦もかつては”中東和平五極”の一角を占め、パレスチナ和平交渉では”中立的で手を汚していない日本がいてくれないと”とパレスチナ側からも認められていた。国連でのパレスチナ分割決議の頃は、敗戦で占領下、主権喪失で単に”旧敵国”だというだけでなく国連加盟以前の資格ナシ状態だったから手の汚しようもなかった。敗戦前は中東分割殖民地化に手を突っ込む力はなく、米欧の足を引っ張るためにアラブムスリムに細々と工作を仕掛けていた。だから、敗戦前の日帝はレイシズムに裏打ちされながらも右翼を中心に割と中東のムスリムに好意的だった。敗戦後は米欧の中東支配に乗っかって石油を買っており、ぼんやりとイスラエル寄りだった。が、パレスチナに対して、アラブの大義に対して冷淡な米欧に耐えかねたアラブ諸国が石油戦略を発動すると、米欧を振り切って政府自民党はアラブ側に頭を下げ”我々は皆さんの側です”と示したので禁輸を回避できた。そこから四半世紀くらいは日本人は侵略主義・植民地主義・帝国主義の米欧とは違う、反省した小金持ちの”平和国民”という好意的誤解に甘えて過ごすことが出来た。だから、日本のパスポートはほぼ世界中で通用しどこにでも行けたし扱いは良い方だったという。世界でコトが起きても”日本人だから許してやる””欧米人だから殺す”ということがままあった。それが喪われたのは記事にもあるが前世紀末の小泉以降だ。言い換えれば、冷戦終結以降の増長した米帝に無制限に追随するようになってから。今や、日本人だから殺すまで来てる。
今や中国政府から”お前ら、米帝に追随する度に貧しく不自由に危険になってるやんけ”と呆れ返られている始末。
まあ、バカは死んでも治らないを地で行っているわな。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/594.html#c9