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NXNDVER0YlE3RFU= コメント履歴 No: 100000
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[自然災害22] 関東付近での11月 地震多発 について taked4700
226. 2020年4月19日 17:30:56 : zwQBPt5h1E : NXNDVER0YlE3RFU=[1]
2020年4月19日 17:25現在の地震の起こり方について:

昨日4月18日17時26分頃及び18時25分頃に発生した小笠原諸島西方沖のM6.9、 M6.0、震源深さ470キロ程度の地震は、本日17:15時点で、まだHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」、「最新7日間」に表示がありません。マップの上側に「前日・当日」のデータに基づいて作成と説明されているため、本土から遠く離れた海域の地震、特に深発地震は表示が遅くなるのでしょう。ただ、何時間遅くなるのかが不明なため、多少、N=の値の変動を見るときに不透明な感覚が残ります。ただ、本土の内陸・沿岸部の浅い地震はほぼリアルタイムでマップに反映される様子で、本土の内陸部での地震予測には障害ではないと思います。なお、小笠原諸島西方沖の地震は沖縄本島とほぼ同じ緯度ですから、ご自分でHi-net自動処理震源マップを確認してみて頂きたいと思います。

この7日間の「最新7日間」のN=の値が前日から15以上の変動があった地域の数の推移をみると次のようになります。

4月18日:16地域
4月17日:12地域
4月16日:10地域
4月15日:22地域
4月14日:16地域
4月13日:09地域
4月12日:16地域

平均で、1日あたり10.71地域。

3月末の7日間では次の通りです。

3月31日:02地域
3月30日:07地域
3月29日:10地域
3月28日:02地域
3月27日:01地域
3月26日:12地域
3月25日:03地域

平均で、一日あたり5.29地域。

上にあるように、3月末に比べて、15以上の変動を示す地域数が最近は2倍以上になっています。

微小地震数の変動が大きいことが、そのまま大きな地震発生の結果ではなく、3月25日から31日の間に起こったM4以上の地震数は9であり、4月12日から18日までの数は10です。ただ、3月から4月にかけてのM6以上地震は

2020年03月25日 11時49分頃 北西太平洋 7.8 1(千島列島の北東端、カムチャッカ半島の付近)
2020年04月18日 17時26分頃 小笠原諸島西方沖 6.9 4
2020年04月18日 18時25分頃 小笠原諸島西方沖 6.0 2

であり、違うと言えば違うかも知れません。問題は、多分、変動が振動しているか、または一方通行で増加だけとか減少だけかです。変動が振動であり、しかもあまり変動幅の大きくない中での振動であれば、ほとんど問題はなく、大きな地震の前兆ではないのです。しかし、振動でも、変動幅が大きくなると、微小地震の発生の原因が、ごく小さな亀裂ではなくて、かなり大きな亀裂の破壊になりつつあるわけで、将来的に大きな地震発生に結びつく可能性があります。現在起こっていることは、多分、この振動幅が非常に大きくなることだと思います。
危険なのは、変動が一方通行になることで、減少なら減少が、または増加なら増加が1週間程度、またはそれ以上継続することです。
今年の1月1日以降の「長野県」を例にとると、
1月01日:300(*06:00頃の値、以下同じ。)
1月06日:258
1月09日:271
1月12日:250
1月17日:330
1月24日:240
1月29日:285
2月04日:236
2月14日:291
2月24日:237
3月02日:273
3月05日:268
3月10日:306
3月13日:310
3月15日:301
3月22日:415
3月26日:277
3月28日:293
3月29日:258
4月02日:283
4月05日:271
4月18日:603

となっていて、4月05日の271から昨日18日の603まで13日間ずっと増加傾向が続いていたのです。値そのものも2倍以上にまで大きくなっていて、明らかに地殻に働く圧力が急増していました。そして、多分、その結果として、昨日の小笠原諸島西方沖M6.8が発生したのです。

2020年03月13日 02時18分頃 石川県能登地方 M5.5 最大震度5強
についても、ほぼ同じことが言えます。「石川県」の「最新7日間」の変動を見ると、2月以降3月5日まではだいたい60から100の間で振動していたのですが、それ以降は次のようにほぼ増加一辺倒になったのです。
3月05日:081
3月06日:085
3月07日:089
3月08日:086
3月09日:098
3月10日:100
3月11日:106
3月12日:116
3月13日:158

なお、3月12日の116は2月1日以降での最大値です。但し、同じような変化は1月にも起こっていて、その時には特に大きな地震の発生はありませんでした。
結局のところ、可能性の変動を見ることはできても、確定的な予測は出来ていません。

「福島県」06:00頃の値
4月13日:446
4月14日:435
4月15日:408
4月16日:356
4月17日:362
4月18日:303
4月19日:273

「茨城県」06:00頃の値
4月13日:692
4月14日:694
4月15日:680
4月16日:615
4月17日:625
4月18日:566
4月19日:504

「千葉県」06:00頃の値
4月13日:307
4月14日:325
4月15日:332
4月16日:315
4月17日:327
4月18日:326
4月19日:330

「東京都」06:00頃の値
4月13日:115
4月14日:110
4月15日:104
4月16日:094
4月17日:100
4月18日:104
4月19日:098

「埼玉県」06:00頃の値
4月13日:316
4月14日:335
4月15日:348
4月16日:300
4月17日:302
4月18日:279
4月19日:243

Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値:
昨日05:45と本日05:45での比較

「最新24時間」:
「日本全国広域」:306→275(減少31)
「日本全国拡大」:294→270(減少24)
「北海道」   :019→017(減少02)
「東日本」   :189→167(減少21)
「本州中部」  :132→121(減少11)
「西日本」   :098→094(減少04)

本日の「最新24時間」は全て減少です。その意味で、多少大きな地震が起こりやすいということになりますが、変動幅が30程度ですから、明朝までの可能性は小さいです。これが50とか80と言った減少幅ですと、かなり確率が高くなります。

「最新7日間」:15以上変動があった地域:
「福島県」:303→273(減少30)
「茨城県」:566→504(減少62)
「栃木県」:376→330(減少46)
「群馬県」:262→242(減少20)
「埼玉県」:279→243(減少36)
「千葉県」:326→287(減少39)
「神奈川県」:229→199(減少30)
「富山県」:527→476(減少51)
「石川県」:326→280(減少46)
「福井県」:143→123(減少20)
「山梨県」:476→419(減少57)
「長野県」:603→547(減少56)
「岐阜県」:588→528(減少60)
「静岡県」:250→227(減少23)
「愛知県」:235→220(減少15)
「滋賀県」:160→143(減少17)
「鳥取県」:089→072(減少17)
「宮崎県」:347→332(減少15)
「沖縄県」:193→234(増加41)

本日も15以上の変動地域数が大きいです。ただ、最大変動幅は減少傾向にあり、今朝は「茨城県」増加62でした。今後も15以上の変動幅を示す地域数が20程度で推移すると、今回の変動がより大きな地震の前兆であると考えるべきだと思います。
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