9. 中川隆[-10500] koaQ7Jey 2024年5月25日 05:12:21 : ZIry5F8iwE : NW5xQ1ZVOTdkU1E=[1]
外向的な人間には内向的人間の考え方は全く理解できません。内向的人間を異常性格者か発達障害者としか思わないのですね。
外向的な人間ばかりのアメリカ人はドストエフスキーを探偵小説として読んでいます、川端康成の雪国を純愛小説だと思って読んでいます、タルコフスキーの惑星ソラリスをSF映画として見ています。ヨーロッパ人と同じものを鑑賞しても捉え方が全然違っています。アメリカ人には文学も美術も音楽も映画も演劇も建築も料理も全く理解できないのです。
戦時中にナチスの迫害を逃れて、バルトーク、シェーンベルク、ストラヴィンスキー、ハイフェッツ、エルマン、アドルフ・ブッシュ、ブルーノ・ワルター、クレンペラー、ホロヴィッツの様なヨーロッパで最高の人気を誇った音楽家がアメリカに移住しましたが、全員渡米してからダメになっています。
芸術や文学や思想は内向的な人間が作ったものなので、外向的な人間ばかりのアメリカ人には理解できないのです。
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アメリカ人には音楽の陰影や音色が理解できない
音楽は音色がすべてで、ベートーヴェンはベートーヴェンの音色、モーツァルトはモーツァルトの音色で鳴らないと全く別の音楽になってしまうのですね。アメリカ人にはベートーヴェンの音色とモーツァルトの音色の違いが全くわからないのです。
オーディオ談義〜フルレンジSPユニットの聴き比べ〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
・リチャードアレン(写真右側)とアルテック403A(写真左側)から試聴。
アルテックの方をはじめに鳴らしてみた。
音を目方で表現するのも何だが、実に軽快そのものの音には驚いた。スカッと抜けきっていて、単純明快で隠し事のない音。人生バラ色、悩みなんて一切ありませんという印象がしてまさに典型的に陽気なアメリカ人を思わせる。
これはこれでいいんだろうが、もっと陰影が欲しい気もする。好き嫌いがはっきり分かれそうな音だ。
・これに比べるとリチャードアレンはまったく正反対でひとひねりも、ふたひねりもした音。音に適度の湿り気があって陰影がそこはかとなく漂ってくる。
人生を慎み深く、そして思慮深く生きていくイギリス人という感じ。
ヨーロッパの装置で聴けるクラシックというのは、アメリカの装置で聴くクラシックとは何かが違っている。ほとんど苦労しないで、ちゃんとクラシックが聴けるというところで、最初から全くレベルが違う。
前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。
ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。
どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。
アメリカのオーディオメーカーのウェスタン・エレクトリック、アルテック、 JBL、マランツ やマッキントッシュに聴く セパレーションの良い生々しい音 なんて、全くのウソっぱちだった。
今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、
ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、
聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ。
ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった。
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外向的思考型 (extraverted thinking)
このタイプの人の特徴
自分の生活を知性の与える結論に従わせようと努めています。そして、その考えの方向づけは客観的な外的事実によってなされます。つまり、外向思考型の人は客観的な事実に基づき筋道を立てて考える人です。複雑な状況にあってもすぐにポイントを発見して対処することができます。その状況判断はとても筋が通っていて正しい場合が多いです。
このような人は、周囲の人々の考えを基にしたり、取り入れたりしている場合が多いです。内的なことや哲学や宗教を問題にしていることはあまりありません。
新しい独創的な考え方よりも、一般に受け入れられる考えの図式を作り上げ、例外を許さない態度により、これを守ろうとします。これがうまく行われるとき、実際的な問題について、よい組織を作り上げたり、社会に役立つ理論を提供する人となります。
しかし、個性が強すぎると、この図式が柔軟性を失い、公式やルールを無理矢理他人に押し付けたりします。
わかりきったことでも必ずしゃべりたがる一言居士や、他のひとも自分と同じように考えていると決め込んで、一つの型にはめこもうとする人になるのです。
反対のタイプを抑圧しすぎた場合
このタイプの人は、感情を抑圧している点が特徴的です。芸術や趣味、友達づきあいなどを軽視します。これらのことを抑圧しがたくなった場合でも、自分の思考の図式の中にそれを取り入れようとしていることが容易に認められる場合が多いです。つまり、あくまで趣味と実益を兼ねる趣味だとか、考えることを主体とする趣味などを取り上げられているからなのです。
感情があまりにも抑圧されているときは、ときに本人の意識的な制御を越えて、表面に現れることがあります。
その例として以下のものが考えられます。
常に論理的・合理的であることを誇りとする学者が、自分の反対の学説に関して、感情的としか思えない言動をする。
道徳の守護者といいたいほど堅い道徳観をもって行動していたひとが、誰が見ても下品と思われる女性に魅せられて、破廉恥な事件に巻き込まれたりする
これほどにひどくないにしても、一般に堅い外向思考型のひとは、その例外を許さない態度や、息抜きとしての未分化な感情反応によって家族を苦しめていることが多くなります。
http://rinnsyou.com/archives/327
外向的感覚型 (extraverted sensation)
外向的感覚型のひとはリアリストです。客観的事実を、事実そのままに受け取って、その経験を集積していきます。
このタイプの人は、思考や感情の助けが加わらないときは、気楽な、そのときその場の現実の享受者となります。あちこちの料理店の場所や味をよく覚えて仲間で飲みにいこうというときは、適当な場所に連れていき、愉快に楽しむことのできる人です。これが低級化すると、粗野な享楽主義者となり、異性を感覚で楽しませる対象としてしか考えられなくなったりします。
一方で、思考や感情の助けが加わった場合は、洗練された芸術家、職人、研究者となります。感情機能と適当に結びついて、音楽や絵画の才能として現われたり、思考機能の助けを借りて、的確にして膨大な資料の蓄積を得意とする学者にもなりえるのです。
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外向的直観型 (extraverted intuition)
ジャーナリストは大抵このタイプです。 頭が良い、仕事ができる、と言われている女性もこのタイプです:
外向的直観型の人は、外的なものに対して、すべての人が認めている現実の価値ではなく、可能性を求めて行動します。
良い思いつきで特許をとろうとする人、相場、仲買、あるいは対人関係においては隠れている情報を嗅ぎつけたり、未完の大器を掘り出したりすることに情熱を傾ける人などがそうです。
この直観が思考や感情の判断によって補助されていないときは、この型は種はまくが、収穫は得られない人になる危険性が高くなります。つまり、一つの可能性を見出しても、その仕事が完成しない前に、彼は次の新たな可能性に気をとられて、そちらに行ってしまい、ひとところに腰をおちつけて仕事の成果を楽しむことができないのです。結局は彼のあとにきたひとがこの成果を得ることになってしまって、直観型のひとは、他人を富ますことに力を傾けながら、自分はいつも貧困に苦しまなければなりません。
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