84. 2022年10月11日 09:13:44 : RLC3xh5LtQ : NU9Ga0tlSkZkRVk=[1]
晴耕雨聴
2022年10月11日
タンノイ・オートグラフ用にQUAD2×2、QUADU×2を導入
https://91683924.at.webry.info/202210/article_6.html
(中央にあるのが今回入手したQUADのコンソールです。上蓋は閉めて使用しても問題ありません。QUADUが見えないのはちょっとモッタイナイ気もしますね)
(ガラスの上蓋を閉じた時と開いた時です。蓋のストッパーには皮のベルトが使われています)
IMG_1993.JPG
(ご存知QUADUです。コンソールの下の段に収めて、前側はサランネットで隠します)
IMG_1992.JPG
(中段の左側の白い躯体は100Vを240Vに昇圧するトランスです。240Vは高すぎるため、100Vを90Vあまりに外部の別なトランスで落として、QUADには220Vを供給しています。これはもう少しスマートにできない事もありませんな。
その横のボックスは入力を絞るボリュームボックスです。2+Uは、そのままでは少しゲインが高すぎるので。ライン入力は2ch分ありますのでボリュームボックスも二つ付いています。
これもUの前に入れる手があるかもしれません)
タンノイ・オートグラフにはオーロラサウンドのプリ、PREDAVクラシックとリークのTL-10を組み合わせて聴いています。
特に不満は無いのですが、オーディオマエストロさんにQUADのアンプをコンソールに組んだものが入ったので使ってみないかという事で、導入してみました。
オートグラフの泰斗、五味康祐先生は、英国タンノイにオートグラフを注文した時に、アンプは何を使うべきか質問したそうです。
タンノイの回答は、QUADかリークを使えという事でした。
既にリークは使用していますので、今回はQUADをやってみようかなと。
タンノイの相棒としては日本ではラックスの真空管アンプが良く使われていましたが、QUADもよく見かけました。
トランジスタアンプ時代に入ってからも、44プリ+405パワーあたりはなかなか魅力があると思います。
ちょっと定番過ぎてナニかなとも思いましたが、一度はQUADもやっておくべきでしょう。
今回入手したプリ、QUAD2はモノラルプリですがステレオ時代に入るとQUAD2の筐体のままステレオ化したQUAD22が作られました。
このプリは日本にもたくさん入って来たようですが、ちょっと筐体の大きさに無理があり、QUAD2を二台使う方が音が良いとの説があります。
福岡の友人も、サブシステムにQUADのアンプを使用されていましたが、やはりプリはQUAD2を二台でした。
パワーアンプはKT66のプッシュプルを小型に組んだQUADUモノラルパワーアンプを2台です。
このパワーアンプはデザインも素晴らしく、見ているだけでも音楽が聴こえてきそうです。
コンソールの全面をサランネットで覆う設計ですが、ここもガラス扉という手があったかも。
放熱の面で無理でしょうかね。
結線を済ませて試聴です。ソースはスポティファイで、田部京子のモーツアルトピアノ協奏曲第21番、キョン・ファ・チョンのブルッフ「バイオリン協奏曲」です。
オーロラ+リークの組み合わせよりも低域がふっくらしていて優しい、豊かな音ですね。
残響も多く聴こえますので、クラシック向きの音です。
リークも捨てがたいのですが、当分はQUADで聴いてみます。
https://91683924.at.webry.info/202210/article_6.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c84