[戦争b24] ロシア軍は、オスコル川に来たウクライナ軍の部隊を押し戻し、いくつかの拠点を奪還した（Voennoe obozrenie / Military revie… Silverfox
3. 2022年9月10日 12:35:35 : EVVoZvJiGA : NU1hOTQ2Q3cyaFE=[1]
※1
　「ロ軍の士気が低い」というのはどこから来た話なんだろう？外形的現実や論理と照らし合わさずに米欧筋のプロパガンダに乗ってるようじゃ人間としてダメすぎる。ほんとに士気が低ければ都市も含めてこれほど広く解放できているわけがない。ロシア政府の収入では石油や天然ガスなどの資源収入が大きいのだが、米欧らの制裁のおかげでぼろもうけしているし、出征させているロ軍兵士の数はロシア人口のせいぜい0.2％程度。そもそも兵隊の給料などたかがしれてる。
　
　さて、アルデンヌ攻勢を引き合いに出すとは不吉なことをw
　アルデンヌ攻勢はノルマンディ上陸後の劣勢の中で行われた「ヒトラーの最後の賭け」と評される乾坤一擲、起死回生の大穴狙いで、残り僅かな戦力をすべて掛け金に積んだ挙句に、高転びに転んだんだわ。これで戦力を喪ったナチスドイツは2度と攻勢に出ることは出来なくなり後はますますズルズル押されて亡国的敗北したんだよね。
　で、現状のウ軍はまさにこのナチスドイツ状態。なけなし＆虎の子の精兵数万と重装備をこの反攻に注ぎ込んだものの、アルデンヌ攻勢同様、連合軍の熾烈な航空攻撃と猛砲撃、予備軍の投入によって頓挫しているのが現実。兵隊は数か月で養成できるが、養成に年単位の時間がかかる士官や下士官をまた大量に失ったんでますます兵力が落ちてしまう。兵隊だけ幾ら集めてもステアリングとアクセルとブレーキのない車みたいなもので、いやこれらが勝手に動く車みたいなもので、烏合の衆であり戦力にならない。現実に、西側の今の報道でも、下士官を軍経験のない人間が務めているという記事が出てる。自分も先代も軍経験がないが、部隊の指揮を執っていた由。
　ウ軍は今次のハリコフ戦域の戦いに、西部やオデッサからも兵力を根こそぎ引き抜き、サッカーの全員攻撃的総攻撃をかけているという話もないではない（さすがにオーバーだとは思うが）。
　ヒトラーはアルデンヌ攻勢と同時期に東部戦線でも同様の総攻撃「春の目覚め」作戦に出たのだが、こちらは「苦い結末」と評されている。
　アルデンヌ攻勢のドイツ側作戦名は「ラインの護り」、ゼレンスキー政権のこの攻勢は「ドニエプル河の護り」作戦＆「秋の眠り」作戦というところだわな。
　ウ軍は、この損耗から最良でも数か月、たぶん1年以上立て直すことは出来ない。米欧の戦略が”自分は血を流さずにウクライナ人を使ってロシアに嫌がらせをする”である以上、この間に連合軍に西部国境を封鎖されて降伏に追い込まれてしまうだろう。
　ま、🏺の親玉である米帝の子分が国を仕切ると、おのずと平民は窮乏し国は戦火で滅ばざるを得ない。
　とはいえ、日帝臣民がそうであったように敗けて旧國體が清算された方が平民にとってましなこともある。外資に膨大な借金を背負わされ広範な特権と利権を許し、ソ連時代のGDPの8割で人口は6割に墜落、政治的には80年代以前の極右軍事独裁白色テロ政権状態なんだから、ロシアに転覆して貰って諸々清算と踏み倒しをしてもらった方が平民は豊かかつ幸せだろう。今は貧乏な上に自由なんてないんだし。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/146.html#c3

[戦争b24] ロシア軍は、オスコル川に来たウクライナ軍の部隊を押し戻し、いくつかの拠点を奪還した（Voennoe obozrenie / Military revie… Silverfox
4. 2022年9月10日 12:52:53 : EVVoZvJiGA : NU1hOTQ2Q3cyaFE=[2]
扱っている時期は古くなってしまっている（9月8日時点）が、ウ軍の狙いがよくわかる記事を紹介。
2022年09月09日18:58
文字テキスト【ウクライナ軍　東部戦線でロシア軍の虚を突く　イジューム危うし　米国の軍事プロフェッショナルが参加】http://hara.livedoor.biz/archives/cat_50052941.html
＞ロシア軍の大きな目標はスラビャンスク。ここは大きな水源となっています。〜ドンバス全体への水の安定供給のために、どうしてもここをとる必要があります。
＞スラビャンスクへ向かう幹線道路上に、イジュームという交通の要所があります。ロシア軍へ燃料や弾薬を送る補給の重要拠点となっています。この北側を、ウクライナ軍が鋭く突いて来ました。特に今週、バラクレアという前線の重要拠点で攻防が続いていましたが、その大部分をウクライナ軍が攻め落としました。さらに、この一帯でロシア軍が手薄だったため、ウクライナ軍はイジュームの北側で大きく支配地を拡大することに成功しています。

ウクライナ軍の狙いは、イジュームを孤立させることです。イジュームの東側は西ドネツ川が大きく川幅を広げる地形となっていますので、川までのエリアを支配すれば、南側のスラビャンスクを起点に、イジュームを包囲することができます。ロシア軍は補給路を断たれ、苦しい展開となります。

囲碁や将棋、この場合は特に囲碁のルールをご存じの方にはわかりやすいと思います。スラビャンスクという、もうすぐ取られそうな石が、北からの援軍により逆に攻めの拠点に変貌する展開となっています。スラビャンスクを使ってイジュームを獲ってしまおうという作戦です。

　最新の戦況を知るには
https://twitter.com/AIs_of_Dragoon
https://twitter.com/tobimono2
が更新が早く手掛かりになると思う
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/146.html#c4

[戦争b24] “ロシア軍、イジュームより撤退”の情報（podolyaka.ru、Telegram Kanal Rybar よりの転載 ） Silverfox
2. 2022年9月10日 22:30:44 : EVVoZvJiGA : NU1hOTQ2Q3cyaFE=[3]
2022年09月09日18:58
文字テキスト【ウクライナ軍　東部戦線でロシア軍の虚を突く　イジューム危うし　米国の軍事プロフェッショナルが参加】http://hara.livedoor.biz/archives/52325998.html
2022年09月10日16:07
YouTube【9月11日(日)ライブ告知　イジューム包囲完成か阻止か　補給路を巡る戦い】http://hara.livedoor.biz/archives/52326021.html
2022年09月10日18:30
【速報】ロシア軍、イジュームから撤退　http://hara.livedoor.biz/archives/52326028.html
2022年09月10日21:25
リマンは降伏せず　新たなフロントはリマン〜オスコルhttp://hara.livedoor.biz/archives/52326032.html
＞イジューム撤退後の新しいフロント（※戦線、前線）はオスコルになるとの情報があります。つまり、西ドネツ川〜オスコル貯水池を挟んで東側がロシア軍、西側がウクライナ軍という構想でロシア軍側はいるようです
　という情勢の模様。露軍というかロシア国家はもう少し本気（部分的にせよ戦時体制化）を出さないと、失地を回復しスラビャンスクを落とせないぞという印象だね。東部戦線正面は2,3か月分巻き戻った感じかな。ウ軍はそれなりに損耗したろうし、露ウの力関係の大勢も変わらないが、露軍にとっても2,3か月の巻き戻りは、時間は気にしない方針だとはいえ、痛い。
　なお、ロシア筋は”予備役の招集を始めると兵士の家族への米欧の扇動が強まって国内がガタガタするから実行を避けている。チェチェン紛争の時には「兵士の母の会」の運動に同情と共感が拡がってひどい目に遭った”と動員忌避について解説してた。
　これで特別軍事作戦の区切りまでの時間がひと季節分ぐらい伸びるかもしれない。米欧の願うところだろう。

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/147.html#c2