13. 2022年8月29日 14:32:42 : 5TJwCPIGSk : NTBXa3lGWWpveG8=[1]
06>「ドンバス(ドネツクやルガンスク)での戦闘は2014年2月にオバマ政権が仕掛けたクーデターから始まった。2010年の大統領選挙で勝利したヤヌコビッチを排除することが目的で、そのクーデターで中心的役割を果たしたのはNATOの訓練を受けたネオ・ナチだった」
『アナライズ・ウクライナ』では、ゴルゴ13が動いたんは、ガリツイア師団の生き残りが蠢動を阻止のため、静養先の外国で油断を見計らっての一発だった。この国での独立への願望は半端でなく、前世紀でも六回も独立を宣言し潰され、ようやくゴルビーのソ連解体に際しての、今の独立入手だった。とにかく、独立、独立、独立へ込めたこの国の気持ちは強烈だ。マイダン広場(独立広場)ちゅう名は、伊達にあるんじゃあねえ。
じゃけん現状は、国の方向は、芸人みてえに米やEUに与してそっち側で国作り目指す勢力と、ドンバス方面みてえにロシア寄りでいこうつうもんと、股裂きの綱引きだ。こうした両極端な方向でなく、ウクライナと民族の真の繁栄と平和を願う、いわば民族派の勢力も存在する。今回ウクライナ戦争は、こうした民族派勢力に国を任すきゃあ、うまく収まらねえこつが明らかになったと思う。
しかし事態は、ザポリー原発の周辺でも硝煙が上がりだし、楽観はできなくなってきた。ヒョットするとヒョットするんは、困るんだ。芸人でもなく、ドンバス派でもなく、民族派勢力に仕切りを任す方法は、何とかねえか。この方向なら、収まるんでねえかな。プーチンも、ミンスク合意をちゃんと履行なら我慢だったはずだった、それは芸人にとってはEUの方向を閉ざされるから、換骨奪胎に向かった。疑惑と裏切りの冷たい風のなか、今回戦争開始であった。既に双方引っ込み付かなくなっちょるで、連日悲劇の拡大再生産だ。
こげんなデッドロック的現状を、小説ならゴルゴ13の出番なんだが、彼ならどう出るんだろうか。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/130.html#c13