45. 2023年7月16日 07:11:13 : 8Fx9G030UY : NElocWUwdVBnUFU=[1]
COVID-19プランデミックが公式に計画され実行されたことを示す圧倒的な証拠
マブハイ
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さてはてメモ帳
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アンドリュー・コリブコANDREW KORYBKO
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あかいひぐま
2023年7月15日 21:38
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講談社:2023.07.12 ドイツが中国に大接近する「ヤバすぎる事情」―ロシアのウクライナ侵攻で大不況に見舞われるドイツがトリガーとなる金融ショックに備えよ!より転載
タマちゃんの暇つぶし
https://1tamachan.blog.fc2.com/blog-entry-27682.html
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グローバルリサーチ、2023 年 7 月 15 日
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グローバルリサーチ、2023 年 7 月 15 日
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グローバルリサーチ、2023 年 7 月 15 日
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2023 年 7 月 15 日
https://new.thecradle.co/articles/iraqi-resistance-factions-protest-blatant-us-interference-in-internal-affairs
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https://www.rt.com/news/579765-kamala-harris-reduce-population-gaffes/
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知られざるCFRの正体
CFRの本部はニューヨーク市のハロルド・プラット・ハウスにある。このビルは、パーク街と六八丁目の角にある四階建てのマンションで、プラット未亡人から寄付されたものだ。 CFRには米国でもトップクラスの指導層から約三〇〇〇名が参加している。米国政府内では多大の影響力を発揮しているものの、CFRの存在そのものは一般市民には知られていない。 CFRをよく知る人は国民の一万人に一人たらずで、その本当の目的に気づいている人はもっと少ない。
『ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』知られざるCFRの正体
CFRが設立されてから五〇年の間、その名前がマスメディアに登場することは、まったくなかったと言ってもいいほどだ。経営トップをCFRに参加させるメディアは多く、例えば『ニューヨーク・タイムズ』、『ワシントン・ポスト』、『ロサンゼルス・タイムズ』、『ウォール・ストリート・ジャーナル』の各新聞、NBC、CBS、ABC、フォックス(FOX)などのテレビ局、雑誌の『タイム』、『フォーチュン』、『ビジネス・ウィーク』、 『USニュース・アンド・ワールドレポート』などがある。そのほかにも多種多様のメディアが含まれるのだから、CFRの名前を目にしないのはたまたまのことではない。知らせないようにしているのは明白だ。
米国の民主党と共和党の両党のすべての大統領候補、米国議会の上院および下院議員の大部分、米国外交その他の政策立案の中心人物、報道関係者、中央情報局(CIA)、連邦捜査局(FBI)、国税庁 (IRS)、 その他のワシントンの政府機関のほとんどは、ビルダーバーグ、CFR、三極委員会に掌握されている。 そして、米国政権の閣僚ポストは、ほぼ例外なくCFRのメンバーで占められている。こう言えば、これら最上位に置かれた秘密組織が行使する権力の規模がわかるだろう。その隠蔽の程度は、CFRのウェブサイトで公表された一九八七年のCFR 年次報告書から想像するしかない。
しかしそもそも、CFRは米国外交まで左右するほど有力で、しかも秘密組織のはずだ。にもかかわらず、秘密組織について書かれた本がさまざま出回るなかで、いったいなぜわざわざ報告書を公開するのか。報告書は市民に知って欲しい一般的な内容になっていて、特に重点が置かれた項目があるわけでもない。 政策に関する邪悪な意思決定は、組織のごく内部で行われる。本章では、その辺りの事情を明らかにしていきたい。なお、CFR自身の報告書によれば、メンバーの二六二名は「ジャーナリスト、新聞雑誌への寄稿ライター、報道関係企業の役員」となっている。
こうしたメンバーに、直近のCFRの社交場では何が話題となったのかと聞いてみれば、彼らの関心事がおおよそわかる。それは、「フリープレス」〔訳注―報道を目的とした一般向けの無料新聞。本書でたびたび引用される『アメリカン・フリープレス』紙もその一つ〕が急速に消えつつあることだ。『ワシントン・ポスト』の伝説的な社主、キャサリン・グラハムはかつて、CIA関係者を前にしてこう述べた。ちなみに、CIAは創設以来、実質的にCFRの統制下にある。「われわれに関して一般大衆が知る必要のないことと、知ってはならないことがある」
CIAの歴代長官はCFRのメンバーだった。唯一の例外は、一九七三年に短期間、長官職にあったジェームズ・R・シュレジンガーだ。しかし、シュレジンガーに目をかけたのは「ペンタゴン・ペーパー(ベトナム戦争に関する極秘報告書)」の漏洩事件で有名なCFRのダニエル・エルズバーグ、そして長官に任命するよう計らったのはCFRの中心人物、ヘンリー・キッシンジャーだった。
http://www.asyura2.com/23/cult45/msg/819.html#c114
事実として、一九二八~一九七二年に大統領選挙を制したのはいずれもCFRのメンバーだとわかる (リンドン・ジョンソンは例外に当たるが、政権の中核ポストをCFRのメンバーに大盤振舞いすることによって、米国の指導層には十二分の埋め合わせを行っている)。
CFRが米国の政権運営を共和党と民主党のそれぞれに託したので、国民は完全に欺かれた。 しかし、政権が変わっても閣僚ポストは、常にCFRのメンバーが占めていた。 ジョセフ・クラフトは、複数の新聞に評論記事を提供する高名なコラムニストだが、『ハーパー』誌の一九五八年七月号に寄せた記事でこう書いている。 「評議会は特殊な役割を担っている。それは、ワシントンの主が代わる際に両党の橋渡しを手助けし、政治の継続性を保つ方策を非公式に授けることだ」。驚くまでもない話だ。
CFR、三極委員会、 ビルダーバーグのメンバーだったクリントン大統領の場合、およそ一〇〇名のCFRのメンバーを自身の政権に雇い入れた。
ジョージ・ブッシュ大統領の政権内部には、 CFRと三極委員会から三八七名が送り込まれた。ロナルド・レーガンは三一三名を受け入れた。 ニクソン政権は当初、政府内の重要ポストを一一五名のCFRメンバーに割り振った。一九六一年九月一日付『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙に「外交問題評議会」の簡明な題で掲載されたアーノルド・ベイクマンの記事によると、ケネデディ大統領のために用意された国務省幹部候補八二名中、六三名がCFRに属していた。実際のところ、CFRという組織は共和党だろうが民主党だろうが政権に就いた政党に関係なく、連邦政府の人材斡旋業を行ってきたのだ(大統領の出身政党が共和党であろうと民主党であろうと、政権内の重要ポストは、ほとんどがCFRメンバーのものなのだ。このことは本章で繰り返し述べる)。クリントンとゴアの政権も、やはりCFRの資金と応援によって支えられていた。
CFRの会長はデービッド・ロックフェラーだ。大統領は次々に代っていくがCFRの権力と計画は変わることなく維持される。 アラバマ州知事を務めたジョージ・ウォーレスという人物がいた。彼は一九六〇年代から七〇年代にかけて、民主党の候補、あるいは独立候補として四回大統領選に臨んだ。 民主党と共和党との間には、一〇セント硬貨ほどの違いもない。それがウォーレスの有名な標語だった。
政権政党が代われば、政治 「思想」も著しく変わるはずだ。それでも、決して政策が変わるように見えないのはなぜだろうか。政治勢力に民主党や共和党、あるいは保守やリベラルの名がつき、それぞれの大統領候補がそれぞれのレトリックを駆使して熱弁をふるう。 しかし、最終的に選挙戦を制するのが誰になろうと違いはほとんど見られない。なぜなら、政権を操る意思決定者が代わらないからだ。その理由について、ゲイリー・アレンはその名著『The Rockefeller File』 のなかでこう述べている。 「総じて言えば、草の根レベルの民主党員と共和党員とでは、経済、政策、連邦行政に対する意見が大きく違う。その一方、政治権力のピラミッド構造を登るにつれ、両党は似通ってくる」
CFRの力によって、ロックフェラーは何を成し遂げようとしているのか。 CFR内部の中核人脈が目指す最終目的は、CFRが一九二一年にパリのマジェスティック・ホテルで設立されて以来、今にいたるまで変わっていない。
『ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』より
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CFRの公式機関誌で季刊 『フォーリン・アフェアーズ』五〇周年記念号の巻頭記事は、 CFRメンバーで、エール大学学長、英国駐在大使などを務めたキングマン・ブリュースター・ジュニア〔訳注―一九一九~一九八八年〕が書いている。 「国家の目指すべきところ」と題されたこの記事で、ブリュースターは臆することなく、「われわれ米国が目指すべきは、アメリカという国家の廃止である。他国に呼びかけ、彼我の統治権を共同行使するのだ。そのためには、一定のリスクを「冒す必要がある」と言い切った(ブリュースターの言った「リスク」には、国連によるグローバル政府の「平和維持」軍に対抗できない程度までの軍縮が含まれる。また、米国は自国の統治権を快く放棄し、グローバル政府に引き渡さなければならない。 ブリュースターにしてみれば、統治権の放棄は、彼が「ワールド・コミュニティー」と呼ぶ社会への貢献なのだ。この社会を、メディアは今「国際社会」と呼びたがる。ブリュースターの提案には、数多くの機関や委員会が検討を重ねた結果が反映されている。本章ではその様子をつぶさに紹介するが、そうした検討は、現在グローバル統治委員会でさらに活発に進められている。 『Our Global Neighborhood』 と題された同委員会の報告書には、国連が将来果たすべきグローバル政府の役割、その青写真が示されている)。
一九七四年四月、元国務副次官補のリチャード・ガードナーは、『フォーリン・アフェアーズ』誌でこう書いている。「つまるところ、 『世界秩序の館』はトップダウンではなく、ボトムアップで構築する必要があるだろう。(中略) 結局、国家統治権を消滅させるには、力ずくではなく、まわりから少しずつ侵食する方法がきわめて有効なのだ」。また、CFR創設者ポール・ウォーバーグの息子、ジェームズ・ウォーバーグは一九五〇年の上院外交委員会で「好むと好まざるとにかかわらず、武力または合意によって、世界政府は樹立されます」と証言した。 ジェームズ・ウォーバーグはフランクリン・D・ルーズベルト大統領の「頭脳集団」に属していた。この集団は、経済関係の諸問題について大統領に助言するためにワシントンに呼ばれた政府外の学者、法律家、 その他の専門家で構成されたものだった。
きわめつきは、キッシンジャーの次の発言で、これはビルダーバーグの会合に出席したスイス代表がキッシンジャーの演説を録音した後、書き起こした文章にあるものだ。しかし、恐ろしい報復の懸念があるため、情報源はこれ以上明かせない。
一九九二年五月二一日、フランスのエビアンでキッシンジャーは「今日、国連軍がロサンゼルスに進駐して治安の回復に当たれば、米国人は怒るだろう。しかし、明日には感謝の気持ちを込めて素晴らしい!と叫ぶのだ。事実であれ、ただの風間であれ、外部からの脅威が背後に迫ってわれわれの生存そのものが危ないと聞かされた場合はなおさらそうなる。そのとき、世界中の人々が指導者に悪魔からの解放を訴える。誰もが恐れるのは、正体不明の脅威だ。準備されたシナリオに沿ってその脅威を演出すれば、個人の権利は同意を求めるまでもなく放棄される。 世界政府がもたらす幸福の保証を得ようとするからだ」と述べた。
『ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』アメリカという国家の廃止に向けて
ネルソン・ロックフェラーはその著書 『The Future of Federalism』 で、 「今日、国内の資源だけを頼りに国内からの働きかけのみで自由を擁護し、国民の求めるものや願望を満たすことのできる国はない。(中略) 国民国家を他に頼らず単独で保とうとするのは、いろいろな意味で古代ギリシャの都市国家の歴史を、今たどろうとするようなもので、時代錯誤と思われる」と主張している。
CFRが「新たな世界秩序」を計画していたのは、一九四二年以前のことだ。日本軍による真珠湾攻撃のまさにその当日、一九四一年一二月七日付『ボルチモア・ニュース・ポスト』紙第二面の論説欄には、CFRの考え方を、実際にそれが世間で議論されるはるか以前に、一般大衆の心に染み込ませる手法が紹介されている。
この一二月七日付の論説に従えば、これを書いたライト博士はこの時点で、新たに組織される世界連盟が「人類の権利に関する基本宣言」を正式に採択するものと信じていたことになる(のちに国際連合によって、実際に採択された)。これはまさに、まず、ある考え方を社会に徐々に広めておいて、その後に議論を始めさせる手法の実例ではないか。
ライト博士は一九四一年のこの論説記事で、「人類の権利を守るために、新たに組織される世界連盟の仕組みでは、世界連盟が場合によっては個人を直接裁き、刑を執行する権限を持つことになるだろう」と説明している。 これまで国際法は司法手続き上、国家だけに適用され、個人への法の適用はそれぞれの国家当局に任されてきた。現在、国連には個人を拘束し、関係事態をハーグに常設された国際刑事裁判所(ICC) の検察官に付託する権限がある。
しかし「新たな世界秩序」では、これが見え透いた公正もどきとなる恐れがある。 「新たな世界秩序」勢力の利害関係が広がる一方のため、何を言っても逆らったとされる可能性も高まるからだ。ついには、家族の誰かが捕らえられ、命を失いかねない。だが、今のところ、この制度に反対する国際世論は、一切起こっていない。
「新たな世界秩序」を初めて高らかに宣言したのは、シカゴ大学の国際法教授クインシー・ライト博士だった。一九四一年、ライト博士は、当時の「ヒトラーの新秩序」に対抗する構想を書き表して「新たな世界秩序」と呼び、そこでは国家の統治権と独立性は世界政府による制限を受けることになると述べた。一九九八年一〇月二五日、テリー・ボードマンは、ルドルフ・シュタイナー・ハウスで一五〇〇人の聴衆を相手に「新たな世界秩序」について講演した際、 ライト博士の構想に言及している。それによると、ライト博士は「欧州合衆国」、東洋機構、汎米連合の三つの大陸機構について語り、それぞれの機構は独自に軍備を整えるのと引き換えに、参加国の軍備を大幅に削減または非合法化すると予測していた。
『ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』より
http://www.asyura2.com/23/cult45/msg/847.html#c62
米国の著述家マリアン・リバック(一九〇〇~一九八五年)はマルカス・ホランド、 テーラー・コールドウェル、マックス・レイナーなどのペンネームを使い、自由と正義のために精力的な文筆活動を展開した。
彼女の活動は結果的に、ビルダーバーグとCFRグループのもたらす脅威に抵抗する闘いになっていく。そして長期にわたり、独立系の米国出版団体、リバティー・ロビー〔訳注―この組織を保守系の政治団体あるいは右翼の圧力団体と位置づけ、思想的には反共産主義、反ユダヤ主義と見る向きもある〕への寄稿が続いた。リバティー・ロビーは、すでに発行を停止した『スポットライト』紙の発行団体だった。 リバティー・ロビーとしての活動はすべて終わったものの、そこから新たに、よりふさわしい新聞名を冠した『アメリカン・フリープレス』紙が生まれた。同紙のビルダーバーグ追跡者は筆者の畏友、ジム・タッカー・ジュニアだ。
話はそれてしまったが、マリアン・リバックが病に倒れる直前に書いた記事がいくつかある。 そのひとつが、一九七四年五月二九日付『ザ・レビュー・オブ・ザ・ニュース』紙に掲載されている。同紙は『ザ・ニュー・アメリカン』紙の前身に当たる。その記事はこう書かれている。
「われわれは決然として戦う姿勢を失ってはいない。この先も、神に与えられた命ある限り、戦いつづけるだろう。われわれにはわかるのだ。 有効な攻撃は、まっすぐ敵に向けられた矛先からしか生まれない。本当の犯罪人、富と権力の所有者、顔を見せない世界のエリート。 われわれを奴隷とするために、彼らは夜となく昼となく陰謀をたくらむ。わが国の政府でさえ、敵の手に落ちた。今や国家元首を選ぶのも、その地位に就かせるのも、そして暗殺し、あるいは中傷攻撃でその座から引きずり下ろすのも、すべてエリート層の仕業だ。私はすべての著述において彼ら自由の敵と戦ってきた。しかし、耳を傾けてくれた人はあまりにも少なかった。ほかの人たちが謀略の警報を鳴らし続けても、やはり同じだった。もう時間はない。アメリカ人は今すぐこの声に従い、行動を起こさなければならない。それとも、死よりも質の悪い隷属の暗闇が続くのを許すのか」
マリアン・リバックは、陰謀には手順を追って段階的に進める面と、複雑な手法が用いられる面との両面があると言う。「自由を愛するアメリカ人が、世界国家の奴隷用くびきを納得して受け入れるはずもなく、快諾することもありえない。CFRの計画立案者も、それは十分承知している。何年もかけて、複雑に入り組んだ回りくどい計画を立てたのもそのためだ。 自由を維持するのはただではない。時間と金、それに努力が引き換えになる。しかし、隷属を維持するのにコストはかからない」
だが、疑問はまだ残る。まず、世界政府、世界軍、世界共通の単一通貨、世界で唯一の宗教が出現するにしても、 ロックフェラー家が、すでに自らの手中に収めた米国の統治権や政治権力のみならず、富までも世界政府の支配や命令に委ねようとする理由は何か。そもそも世界政府とはロックフェラーの財力を脅かす存在であり、 ロックフェラー家としては、何があろうとも実現を阻止したいものではないのか。しかし、これはもちろん、ロックフェラー、ビルダーバーグ、CFRがともに、来るべき世界政府をわが物とする期待が持てないとしたら、の話だ。 次に、世界政府が最終的に実現を目指すのは、本当に、世界単一市場――司法、教育、知識、思想を統制する世界政府に管理され、世界軍に守られ、世界単一通貨を通じて世界銀行一行の金融統制下に置かれ、そしてマイクロチップを埋め込まれてグローバル・コンピュータにつながれた人間しかいない市場――なのだろうか。それに、テーラー・コールドウェルこと、マリアン・リバックが書き記した薄気味の悪い表現、唯一「隷属はただ」は、そもそも正しいのだろうか。
『ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』隷属を維持するのにコストはかからない
何より肝心なのは、いったいどこで、重要な意思決定と新たな戦略の採用が行われるのかを理解することだ。それはCFRの会合ではない。 RIIAでもない。太平洋関係研究所や三極委員会でもなく、ゴルバチョフやビル・ゲイツの財団でもない。むしろ、こうした親睦団体とも言うべきものは、CFRが政策推進のために特設する検討グループや研究グループなどを活用しているのだ。
エリート組織のコンセンサス構築手法を専門領域としたG・ウィリアム・ドーンホフが一九七〇年に書いた『The Higher Circles』 には、 「パワーエリートはどのようにして外交政策を立案するのか」と題された章がある。それによると、CFRの活動は昔から「一グループ二五名ほどの複数の少人数グループが共同で、六つのカテゴリーから指導役(産業人、金融家、イデオロギーや軍事の専門家、法律や医学などの実務分野の専門家、労働組合の指導者)を選び、外交分野の特定事案について議論を深める。この検討グループは、まず問題点を一般論の観点から洗い出し、問題点と選択肢の整理を試みる。そのなかから、研究グループが設立されることもよくある。 研究グループは、CFRの特別研究員または職員を中心に置いて活動することになる(必要な資金はカーネギー、フォード、ロックフェラー財団から提供される)」
前述の本でG・ウィリアム・ドーンホフは政治学者のレスター・ミルブラスを引用している。 フォード財団の資金援助を受けるCFRの活動は「政府からの資金援助は受けていないが、政府とは密接な関係にある。 CFRの活動が自発的なものか、それとも政府に奨励されたものかは区別できないと言ってもいいほどだ。(中略) いずれにせよ、CFRの主な資金源になっているのは大企業と有力財団である」。なお、この場合の有力財団とはカーネギー・コーポレーション、ロックフェラー財団、フォード財団を指し、本の書かれた一九七〇年当時も今も、CFRの資金源であることに変わりはない。
ドーンホフはこう結論づけている。「CFRを支えるすべての財団は、大手ゼネコンのベクテル、チェース・マンハッタン銀行、製紙および日用品大手のキンバリー・クラーク、モンサントケミカル、その他の大手企業多数からの出向者に運営を任せている。この関係をさらに強化するため、財団のほとんどの理事にはCFRのメンバーを就任させている。一九六〇年代の初頭、ダン・スムートは、ロックフェラー財団の理事二〇名のうち一二名、フォード財団の理事一五名のうち一〇名、カーネギー・コーポレーションの理事一四名のうち一〇名が、いずれもCFRのメンバーだったこを突きとめた」
『ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』隷属を維持するのにコストはかからない
フォード財団の元役員でCIAの幹部職員だったビッセルは、一九六八年にCFRの検討グループに次のように語った。
「CIAを有能な組織とするには、民間機関を幅広く活用する必要がある。しかし、その関係が『暴露』されてしまえば、関係の再構築はきわめて難しい。 情報活動には非常に高度な隠密性が求められるからだ。それだけに、『隠れみの』(あるいは媒介者)の活用には細心の注意が欠かせない。CIAと接触し、外部との仲介役を果たす者たちは、 上手に守らなければならないのだ。さまざまなグループが彼らの資金源に気づかなかったら、暴露による今回のダメージは、実際よりもはるかに小さく済んだ可能性がある。だが今は何としても企業、学生団体を含むさまざまの民間団体とCIAとの接点を修復しなければならない」
この点については、リチャード・カミングスの著書 『The Pied Piper』 に説明がある。この本はアラード・K・ローウェンシュタインとそのリベラル・ドリームについて書かれたもので、主人公は米国の下院議員を一期務め、一九六〇~七〇年代の政治史に足跡を残した。彼は、公民権運動〔訳注―少数民族の地位向上と人種差別の撤廃を目指した運動で、黒人を中心にして活動が進められた。一九六〇年代は公民権運動が最高潮に達した時期で、同時期の指導者キング牧師は有名〕に白人を巻き込み、ジョンソン大統領 〔訳注―一九六四年に公民権法に署名し、一九六五年以降、「偉大な社会」計画により貧困の撲滅を推進した〕再選に反対する運動ではその急先鋒に立った。
『ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』より
トランプは断れない。トランプや共和党の草の根勢力は、戦争を終わらせたい平和主義だ。孤立主義やMAGAは、他人の大陸を攻撃するのを嫌がる平和主義である。他国の悪を退治したがるリベラル派の方が戦争を起こす。
日本でも米国でも、左翼リベラルやマスコミがこぞってウクライナの戦争を称賛し、悪くないロシアを極悪扱いして、謝罪もしないで偉そうにしている。インチキなワクチンを国民に連打させ、ウソの温暖化人為説を強要するのも彼らだ。
軍産マスコミは戦争を拡大したいのでトランプを敵視してきた。トランプは軍産に加圧されて米軍をシリアに派兵したが、派兵が「極悪」であることを偽悪的に示すために、シリアの油田を占領して石油を盗み出す行為を米軍にやらせた。
トランプが復権して公約どおりウクライナ戦争を終わらせ、ロシアと和解したら、それは米中和解につながり、米中露で世界を支配する「ヤルタ体制」の復活になる。一期目から、その傾向はあった。
(トランプが勝ち「新ヤルタ体制」に)
「米中露で(英欧を外して)世界支配」は、ロックフェラーなど米国の多極主義勢力の「夢の実現」だが、タイミングを合わせてうまくやらないと、78年前の前回のように短命に終わる。
最近の有料記事に書いたように、中露が非米・多極型の世界体制の構築を完成させる前に米英が仲直りしようと言って入ってくると、米英の中にいる軍産エスタブが中露の世界システム作りに協力するふりをして内部から破壊する謀略をやるからだ。
(ドル崩壊しそうでしないのはなぜ?)
78年前のヤルタ体制は、英独が戦争して旧覇権勢力の欧州が徹底的に自滅した状況下で、米国が中露(中ソ)を誘って米中露で世界支配する体制を作ろううとした。それでも英国が冷戦を起こして米国と中ソを仲違いさせた。
今回ヤルタ体制を復活したいのであれば、その前に米国覇権の基盤にあるドルや債券金融システムが崩壊することが必要だろう。それが起こらないまま、ウクライナ戦争を終わりにして米国が中露と和解すると、中露が作りかけている非米側の資源本位制の世界経済システムが、構築途上で米英勢力に侵入されて壊されかねない。
不可逆的なドル崩壊が先に起きるなら、米英のちからが格段に落ちるので、その後で米国が中露と仲直りしても中露の新システムが壊されにくい。中露の新システムの構築にどのくらいの時間がかかるのかも不透明だ。
(Sen. Rand Paul: My colleagues are ‘beating the drums’ for ‘war with China’)
タイミングが悪いと、トランプは中露にとって非米型世界の構築を邪魔するありがた迷惑な存在になりかねない。
米国の上層部には、米英覇権体制を維持したい勢力(英国系・帝国の論理)と、世界を多極化したい勢力(資本の論理)がいて、戦後ずっと暗闘している。バイデンは前者の代理人、トランプは後者の代理人だ。
軍産やネオコンも前者だが、そこに後者のスパイが入り込んで稚拙で過激な好戦策をやって戦争をわざと失敗させることで覇権を自滅させて多極化を推進するという、手の込んだ策略が展開されてきた。
バイデン政権も多極派のスパイにすっかり入り込まれ、ウクライナ戦争をやればやるほど多極化が進んでいる。米上層部の暗闘は多極派が優勢だと推測できる。
(資本の論理と帝国の論理)
(世界帝国から多極化へ)
多極派が優勢なら、トランプの再登場が中露の非米世界構築を邪魔する結果にはしたくない。トランプが再登場するなら、その前に中露の新世界構築が完了するか、ドル崩壊で米英の弱体化が格段に進むか、その両方が起きる。
それらの準備が整っていないなら、民主党がまたぞろ不正をやってトランプの返り咲きを阻止し、バイデンが続投し、米国側と非米側の敵対と、非米側の新世界構築が続く・・・??。いや、トランプが優勢すぎると、民主党が不正をやっても勝てなくなりそうだが・・・。
田中宇 「トランプ復権と多極化」より
https://tanakanews.com/230715trump.htm
http://www.asyura2.com/23/cult45/msg/819.html#c117
CFRに取り込まれた米国政府
一九四七年、米国国家安全保障法に基づき、国家軍政省(一九四九年に国防総省に改称)が発足した。以来、就任した国防長官のうち一四人がCFRと三極委員会に属していた。
筆者にはFBIの秘密捜査にかかわった友人がいる。 報復の恐れがあるので氏名は明かせないが、こんなふうに説明してくれた。「クリントン大統領は三名の国防長官を指名している。 ウィリアム・コーエン、ウィリアム・ペリー、レス・アスピンの三人だ。 国際安全保障問題担当の次官、リン・エサリッジ・デービスは、これら三長官のもとで心理作戦を統括していた。 彼には米国情報畑の人脈があり、七〇から九〇年代に誕生した各政権の一部とつながっていた。 デービスとペリー、それにクリントンは三極委員会のメンバーだ。 そして、デービス、コーエン、アスピン、クリントンの四人がCFRメンバーで、デービスは、デービッド・ロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行で副頭取を務めている」。ちなみに、このデービスは一九七四年に 『The Cold War Begins:Soviet-American Conflict over Eastern Europe』と題する本を出した。そこには、「もっとも重要な方策は『志願兵』 による軍隊を国連指揮下に置くことだろう」という恐ろしい一文がある。先のFBT関係の友人は「さて、このリン・エサリッジ・デービスの忠誠はどこに向けられているんだろうな」と、うるさいほどいぶかった。 男女を問わず、誠実で愛国心にあふれた人たちは米国の諜世界にごまんといる。「新たな世界秩序」の脅威との戦いに手を貸そうとする人たちがいても不思議はないのだが、そこに何か不審な点でもあるというのだろうか。
一九四〇年以降、代々の米国国務長官は (サウスカロライナ州知事だったジェームス・バーンズを除き)全員CFRとその下位組織の三極委員会のいずれか一方または双方に属していた。また、同じく一九四〇年以降の国防長官と国防総省下の三軍の長官は、いずれもCFRメンバーだった。そして、米国の過去八〇年の歴史を振り返って見ると、国家安全保障と外交政策に関して助言を呈する重要な立場にあった人物は事実上、その全員がCFRのメンバーだったのだ。
CFRメンバーの大統領候補者(政党選出の正式な大統領候補者)
ジョン・W・デービス 一九二四年
ハーバート・フーバー 一九二八、三年
ウェンデル・ウィルキー 一九四〇年
トーマス・デューイ 一九四四、四八年
アドレー・スティーブンソン 一九五二、五六年
ドゥワイト・アイゼンハワー 一九五二、五六年
ジョン・F・ケネディ 一九六〇年
リチャード・ニクソン 一九六〇、六八、七二年
ヒューバート・ハンフリー 一九六八年
ジョージ・マクガバン 一九七二年
ジェラルド・フォード 一九七六年
ジミー・カーター 一九七六、八〇年
ジョン・アンダーソン 一九八〇年
ジョージ・ブッシュ 一九八〇、八八、 九二年
ハワード・ベイカー 一九八〇年
ルービン・アスキュー 一九八四年
ジョン・グレン 一九八四年
アラン・クランストン 一九八四年
ウォルター・モンデール 一九八四年
マイケル・デュカキス 一九八八年
ビル・クリントン 一九九二、九六年
CFRメンバーのCIA長官
リチャード・ヘルムズ ジョンソン政権、一九六六〜七三年
ジェームズ・R・シュレジンガー ニクソン政権、 一九七三年
ウィリアム・E・コリー ニクソン政権、一九七三~七六年
ジョージ・ブッシュ フォード政権、一九七六〜七七年
スタンフィールド・ターナー カーター政権、一九七七~八一年
ウィリアム・J・ケイシー レーガン政権、一九八一~八七年
ウィリアム・H・ウェブスター レーガン政権、一九八七〜九一年
『ビルダーバーグ倶楽部 ダニエル・エスチューリン(著), 山田 郁夫(翻訳)』CFRメンバーの大統領候補者(政党選出の正式な大統領候補者)、CFRメンバーのCIA長官
ロバート・M・ゲイツ ブッシュ政権、一九九一~九三年
R・ジェームズ・ウーズリー 一九九三年~九五年
ジョン・ドイチェ 一九九五~九六年
ジョージ・テネット 一九九七~二〇〇四年
大統領の委任による民間人の公職就任
デービッド・ロックフェラー
ウィリアム・ブッチャー チェース・マンハッタン銀行頭取
ソーントン・ブラッドショー アトランティック・リッチフィールド社長
ジョン・マッキンレー テキサコ社長
ルービン・メトラー TRW社長
ジョン・ホワイトヘッド ゴールドマンサックス
マリーナ・N・ホワイトマン GMコーポレーション
CFRメンバーの国防長官
マッケルロイ 一九五七~五九年
マクナマラ 一九六一~六八年
レアード 一九六九〜七三年
リチャードソン 一九七三年
ラムズフェルド 一九七三~七七年
ブラウン 一九七七年
キャスパー・ワインバーガー 一九八一~八七年
リチャード・チェイニー 一九八七~八九年
フランク・C・カールッチ 一九八九~九一年
レス・アスピン 一九九三~九四年
ウィリアム・ペリー 一九九四~九七年
ウィリアム・コーエン 一九九七~二〇〇一年
ロナルド・ラムズフェルド 二〇〇一年~
統合参謀本部内の軍関係者 CFRメンバーの秘密リスト
(注記 以下の氏名は順不動に記載。 一般に知られているように、統合参謀本部に勤務する将官と佐官級の士官はいずれも戦争経験が豊富な人材であり、大統領はその助言に基づいて戦争方針の決定を下す。 彼らがビルダーバーグの下位組織、恐るべきCFRに取り込まれ、その統制下にあることを読者は承知しているのだろうか)
デービッド・ジョーンズ大将
トール・ハンソン中将
ポール・コールマン中将
R・C・ボーマン少将
F・ブラウン准将
W・クラーク中佐
ラルフ・クロスビー大佐
クロウ大将
P・ドーキンス大佐
W・ハウザー大佐
B・ホスマー大佐
R・キミット少佐
F・クロッツ大佐
W・ノールトン大将
J・リー中将
Tルプター大佐
D・ミード大佐
ジャック・メリット少将
E・メイヤー大将
E・オドム大佐
L・オルビー大佐
K・オズボーン大佐
J・パストゥエイ少将
P・A・プティニャーノ大佐
E・L・ローニー中将
ゲイリー・シック大佐
・シーガル少将
ダウィット・スミス少将
ペリー・スミス准将
W・テーラー大佐
N・J・トンプソン少将
C・A・H・トゥロスト少将
S・ターナー大将
J・ウェルチ少将
米国の財務長官は大統領によって指名され、経済と金融にかかわる政策の助言責任者となる。以下にCFRメンバーの財務長官を挙げる。
ロバート・B・アンダーソン アイゼンハワー政権
ダグラス・ディリオン ケネディおよびジョンソン政権
ヘンリー・ハミル・ファウラー ジョンソン政権
デービッド・M・ケネディおよびジョージ・P・シュルツ ニクソン政権
ウィリアム・エドワード・サイモン ニクソンおよびフォード政権
ミカエル・ブルメンソール カーター政権
ウィリアム・ミラー カーター政権
ジェームズ・A・ベイカー三世 レーガン政権
ニコラス・F・ブラディ レーガンおよびブッシュ(父)政権
ロイド・M・ベンツェン クリントン政権
ロバート・E・ルービン クリントン政権
ポール・H・オニール ブッシュ政権
ジョン・W・スノー ブッシュ政権
米国の財務長官は国家安全保障会議で得られる極秘情報をきわめて重視する。 『トゥルー・デモクラシー』誌二〇〇一年夏季号において大学助教授兼研究員で行動学者の、リチャード・ボイラン博士は、こうした情報によって財務省は「国家安全保障の目標達成、米国の望む国際世論の環境づくり」に寄与することができるのだと述べている。
米国でも一流の調査ジャーナリストで、今は亡きゲイリー・アレンの国際的なベストセラー『The Rockefeller File』 には、 こう書かれた一文が載っている。「ロックフェラー一味は米国財務省を、チェース・マンハッタン銀行の事実上の一支店にしてしまった」
米国の最高裁判所の判事は全員、CFR会長または「特殊グループ」や「秘密チーム」として活動する一〇〇人以上のCFRメンバーの影響下にある大統領によって指名される(最高裁判所の判事に欠員が出ると、時の大統領が代わりの判事を指名する。 普通に考えれば、指名される判事候補は、政治的にも宗教上も、指名した大統領の考え方に近い信条の持ち主となる。ところがここにも、一般市民が聞けば驚くようなことがある。 判事候補を選ぶのは、明らかに共和党あるいは民主党の大統領なのだが、判事就任には議会の承認が必要となる。さてそこで、こう言ったら米国の市民はどう反応するだろう。 実際に判事候補を決めるのは時の大統領ではなく、大統領はただ誰にせよと指示されるだけだ。 そして、最高裁判所の判事、つまりは個人の権利の最後の守護者を最終的に誰にするかの決定は、CFRの利益をにらんで下される。米国市民はそれでもなお、米国の司法制度が信じられるのだろうか)。
CFR統制下の大統領府に選ばれた判事が行うのは、CFRのメンバーが世論として世界に広めようとする考え方を、最高裁の判断として示すことだ。例えば、ロー対ウエイド判決では、女性の妊娠中絶の権利を合憲とする重大な判断が示された。 この裁判の審理を行った判事九名の任命年とその時のCFR大統領は以下の通り。
バーガー 一九六九年、ニクソン大統領
ダグラス 一九三九年、ルーズベルト大統領
ブレナン 一九五六年、アイゼンハワー大統領
スチュワート 一九五八年、アイゼンハワー大統領
ホワイト 一九六二年、ケネディ大統領
マーシャル 一九六七年、ジョンソン大統領
ブラックマン 一九七〇年、ニクソン大統領
パウエル 一九七一年、ニクソン大統領
レンクイスト 一九七一年、ニクソン大統領
ロー対ウエイド裁判の判例集ページ番号 410 U.S. 113' 93 S. Ct. 705' 35 L. Ed.2d 143 (1973)
(CFR統制下の大統領府に選ばれた判事が行なうのは、CFRのメンバーが世論として世界に広めようとする考え方を、最高裁の判断をとして示すことだ。例えば、ロー対ウエイド判決では、助成の妊娠中絶の権利を合憲
北アメリカ、西欧、日本で構成される三極委員会
三極委員会発足後、一年半の間に同委員会の見解を表した『トライアングル・ベーパーズ』(三極委員会のトレード・マークになった報告書。委員会の広報文書あるいは一般社会の風潮をさぐる基準書として、同委員会の課題解決に重要な役割を果たしている)が六冊刊行された。このうち一九七三年一〇月の東京会議から二冊、翌一九七四年六月のブリュッセル会議から三冊、同年一二月のワシントンDC会議から一冊が、それぞれ生まれた。
『The Rockefeller File』 で、 著者のゲイリー・アレンはこう書いている。「『トライアングル・ペーパーズ』に何かが兆候として表れているとすれば、それはおそらく、世界経済の統制を狙った四つの大きな動きだろう。第一は、 通貨システムの改編」(目標は達成された。 ビルダーバーグとCFRと三極委員会によって、世界に三つの地域経済圏が生まれた。 EC圏、アメリカ、そしてアジア圏の通貨同盟は現在構築中) 「第二は、持たざる国々の根本的な改革」(目標は達成された。 ロックフェラー・アンド・カンパニーは、数十億ドル相当の米国テクノロジーを旧ソ連共産圏や中国に供与し、将来のグローバル政府を巻き込む独占市場の基盤を整えた) 「第三は、共産諸国との貿易促進」(中国およびロシアとの緊張緩和により、目標達成) 「第四は、エネルギー危機の演出による国際支配の拡大」 (目標達成。 一九七三年以降の石油危機の発生、環境保護運動、 イラク戦争などによって、現在も継続中)
三極委員会(もっぱらデービッド・ロックフェラーが夢見る世界秩序、思想統一、自由国際主義を目指す)は、世界の重要な貿易地域で有力な経済地域、すなわち北アメリカ、日本、西欧の三つの地域で構成される。委員の数は常時三二五名で「任期」は三年となっている。 ホリー・スクラーはその著書 『Trilateralism: The Trilateral Commission and Elite Planning for World Management』 で、こう述べている。「彼らの主目的は、一触即発の世界で、富裕層に西洋資本主義の利権を保護する措置をとらせるよう、これら三大地域の地球規模での相互依存を管理することだ。つまりは、保護主義やナショナリズムなど、指導層同士の争いにつながる動きを抑えることだろう。それによって、経済的な圧力は横にではなく、下方に向けられることになる」。米国連邦準備制度理事会(FRB)の元議長で三極委員会委員のポール・ボルカーはさらに明確に「米国人の生活水準は落とす必要がある」と表現した。 このボルカーは、ロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行の出身者だ。
三極委員会の構想は、一九七二年春、ベルギーのノッケにおけるビルダーバーグ会議で、ロックフェラーによって初めて紹介された。きっかけになったのは、コロンビア大学のズビグニュー・ブレジンスキー教授の 『Between Two Ages: America's Role in the Technetronic Era』 だった。そこには、ロックフェラー自身の強い思い、つまり「どの国も、国民、政府、経済が多国籍企業および銀行の要求を満たさなければならない」との見解が示されていたのだ。
その二カ月後の一九七二年七月、ビルダーバーグのメンバーでCFR会長のデービッド・ロックフェラーは、ニューヨーク郊外のポカンティコ・ヒルズにある屋敷を、三極委員会初の組織会合の本部用として提供した (三極委員会の初回公式会合は一九七三年一〇月二一~二三日に東京で開催された)。
三極委員会の表向きの目的は当初から、三極地域の「北アメリカ、西欧、日本のそれぞれの支配層の間に、永続的な協力関係を構築すること」にあった。その理由は、三極委員会を仕切る知恵者によると「ほとんどの国の国民や指導者らは、もはや存在しない観念上の世界―国々に分かれた世界 に住み続けようとするため、(中略)グローバルな視点で(中略) 考えるのが難しい(省略)」からだ。ビルダーバーグの下位組織に位置づけられる三極委員会としては、自らこう言わざるをえなかった。「一九七〇年代初頭、三極委員会の設立メンバーは、相互依存関係の深まりをひしひしと感じていた。今、それはグローバリゼーションの高まりとなっている。三極地域の国々には思想と指導権の共有化が求められる。その必要性は低下するものではなく、ますます高まる。そして、これら諸国が国際主要機関とともに、より広範な世界機構のとりまとめ役であることに変わりはない」(傍点は筆者による)
米国では、次のような人々によって三極委員会が構成されている。 歴代大統領、大使、国務長官、投資家、国際金融家、 財団理事、シンクタンク経営者、ロビー活動専門の弁護士、NATOおよび国防総省の軍幹部、財界の富豪、労働組合幹部、メディア界の大物、大学総長および有力教授、上下両院から選ばれた議員、成功した企業家。 ホリー・スクラーはこうも言っている。 「構成要素となっている労働界は、一般大衆間に見られる孤立主義の傾向を制御し、三極委員会と一般社会との距離を縮める役割の一端を担っている」。ビルダーバーグと三極委員会との違いは、NATO加盟国の取り扱いにある。歴史のはるかに長いビルダーバーグはこれまで、参加国を西欧諸国、米国、カナダに限ってきた。しかし、EUおよびNATO加盟国が増加する現在、旧ワルシャワ機構諸国代表者も受け入れつつある。
一九九八年、三極委員会の設立二五周年を記念する晩餐会の席上、ヘンリー・キッシンジャーは、三極委員会が立ち上がるまでの経緯を、次のように披露した。「一九七三年、私が国務長官の職にあったとき、デービッド・ロックフェラーが私の執務室にやってきて、君には手助けが必要だろうと言ったのです。正直なところ、そのとき私には彼の考えがよくわかりませんでした。彼の提案は、将来構想を練るために米国、欧州、日本から人を選んでグループを組織する、というものでした。で、私はこうたずねました。『デービッド、そのグループを預かるのは誰なんだ』。答えは、ズビッグ・ブレジンスキーでした。それで、私はロックフェラーの意図を了解しました。彼は、重大な何かをつかんでいました。そして、私自身が考えても、実際にそうするニーズがあったのです」(傍点は筆者による)
ところが、デービッド・ロックフェラーの回想録では、三極委員会の主要目的が語られていない(それとは別に、もう一つ明らかな目的があったが、キッシンジャーは、前述の晩餐会スピーチで言及しなかった。それは、CFRに代わる新たな世界機構を生みだすことだった。CFRはベトナム戦争をめぐって内部分裂を起こし、極度に弱体化していた)。ウィル・パニオンが『ネクサス』誌に書いた記事、「ロックフェラー国際主義」によれば、三極委員会の目的の一つは「米国指導層の分裂につけこんで自由国際主義計画を拒んでいたニクソン政権を統制することだ。 そして、先進工業国の結束を促進し、第三勢力の諸国にますます牛耳られる国際連合に一時的に取って代わる勢力とする。 先進工業諸国が団結すれば、ロックフェラーの最終目的『政治および経済構造のグローバルな統合』は果たされる」
ブレジンスキー(ポーランド生まれのユダヤ人) のアメリカの世界戦略における日本観(「ウォー ル街の国際銀行家と軍産複合体」の利益)
http://www.asyura2.com/23/cult45/msg/847.html#c63
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