[戦争b24] ロシアはウクライナというよりも欧米諸国と対峙している＝露ショイグ国防相（SPUTNIK日本） HIMAZIN
2. 2022年9月22日 00:23:52 : ercLAk0UjA : N1lBS3A3bVlxcDY=[1]
ロシアによる「特別軍事作戦」は、ロシアが承認した独立国たるドネツク共和国とルガンスク共和国がウクライナから攻撃され侵略されていることに対する「集団的自衛権の行使」の行使であるという建付けであった。ウクライナ南部地域にはこれらの国に属さぬ州があるが、これらの地域での戦闘と占領は、LPRとDPR及び露軍の戦闘の余波と言うことになる（NATOによるユーゴスラビア侵略がコソボを超えて行われたことを合法と認めるなら、こちらも合法だ）。しかし、これらの南部地域がロシア連邦の一部、州なのか自治共和国なのかは不明だが、になればロシア連邦自体の自衛権の行使としての特別軍事行動、ロシアの自衛権行使という建付けに変わるということだ。例えばザポリージャ原発は現在、ロシアがキエフ政権から解放したウクライナ地域にあるという格好だが、住民投票後、ロシア連邦への加盟が決まれば、この原発への攻撃は、キエフ政権による占領地ダッカに向けた攻撃（自衛戦争＝合法）から、ロシア国家自体への攻撃、ウクライナからロシアへの侵略に逆転するわけだ。
　で、そんなに住民投票って偉いの？ということだが、欧州では各国が戦争を繰り返して領土の取り合いをしてきた。で、その正統化のためにEU圏の国々では住民投票がそこここで行われ、それなりに正当性が認められてきた経緯があるそうな。米欧が「勝手にやれば〜」ではなく「住民投票許すまじ！」と大騒ぎしているのはそういう歴史的、法的経緯があるからだろう。つまり、国連原則、国際秩序たる民族自決の表れたる住民投票が行われてしまえば、その結果を無視し潰しにかかる方が8割以上の地球人から見て賊軍と見られてしまうからだな。
　ロシアを含む8割以上の地球人にとって侵略主義、帝国主義、略奪主義な白人国や名誉白人国が認める認めないは最早関係ない。土下座して制裁解除を乞う必要もない。国際通貨としてドル体制の破壊や石油、天然ガス、核燃料、チタンにアルミニウムやレアメタルに希ガス、穀物や肥料、水産物など逆に制裁してやるだけですわ。
　岸田勝共連合政権は、対ロ追加制裁だ！とイキっているが（１）石油と天然ガス（２）北方漁業（３）肥料（４）レアメタルや希ガスなどでカウンター制裁を喰らっても構わんらしい。まあ、何でも十倍、百倍の金を出せば買えるだろうが、ルーブルに対しても人民元に対してもどこの通貨に対しても円安だし、金巡り自体が悪いのだから欧州ですでに起きているように産業自体がもたない。つまり経済も生活もますます増すもたなくなる。正直、馬鹿だね。でも、経済が悪くなるほど、現政権は強くなるのでそれを狙ってもいるのだろうな。政権はすべての金の配分と許認可権などの権益を握っているから、食えなくなるほど人々は擦り寄り支持が高まるのだ。逆に政府批判派は、運動を作り維持し盛り上げるのに必要な負担が出来なくなるので大衆運動どころじゃなくなる。だから、自民は「喪われた30年」を維持拡大することで、世間様の支持を作り批判派を弱体化させてきたのだ。金巡りの良い高度成長期はこの逆だったろ？
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