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[リバイバル3] 優良株の長期投資以外はすべてギャンブル 中川隆
46. 2023年9月18日 06:13:40 : ENGUy1HNPw : MVAvMHVkNG0xMmM=[1]
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ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、CNBCのインタビューでアメリカにおける金利の長期トレンドと、それが株価やデフォルト率に与えてきた影響について語っている。

コロナ後の経済サイクル

ガンドラック氏はこのインタビューで様々な議題について話しているが、どの議題について話すにしても、重要なのはコロナ以降、金融市場の環境が一変したということである。

そこでガンドラック氏は次のように問いかける。

これからの経済サイクルで起こることと、われわれの常識はどう違うだろうか?

「これからの経済サイクル」とは何か? ここの読者であれば言わなくとも分かるだろう。インフレによって金利が上がった後の経済サイクルという意味である。

金利低下時の金融市場と、金利上昇時の金融市場はまったく違う。ガンドラック氏はこう続けている。

われわれは金利がどう動くか知っていると思い込んでいる。マネーサプライの経済への影響について知っていると思い込んでいる。Fed(連邦準備制度)の金融政策について知っていると思い込んでいる。

だが1980年代前半から2020年代前半まで、われわれは低金利の環境下にあったのではなかったか? その期間金利はずっと下がっていなかったか? 勿論上がったり下がったりはしたが、長期的には金利は明らかに下がり続けた。

アメリカの政策金利は1980年にピークとなり、コロナ後の現金給付によってインフレが引き起こされるまで一貫した低下トレンドにあった。長期チャートを持ち出すと次のようになっている。


重要なのは、1980年から40年間金利は下がり続けたということである。そして投資家であれば誰でも知っているが、金利低下は株価にも経済にも大きな影響を及ぼす。

そして問題は、われわれのほとんどは金利低下の環境しか知らず、われわれの常識は金利低下の環境下における常識だということである。

だからガンドラック氏は次のように言う。

デフォルト率や企業が負債をどう扱うかについてのわれわれの常識は、時代錯誤の偏見ではないのか。

金利上昇と金利低下

ガンドラック氏は次のように言う。

金利上昇の環境は、金利低下の環境とは違う。

具体的にはどういうことか。例えば今のように金利が大幅に上がれば、お金を借りていた企業はどうなるか。

ガンドラック氏は次のように説明する。

米国企業は債務の期限を長期にして金利を非常に低く抑えた。だが期限が来て借り換えなければならなくなればどうなる? その時に金利が4%ではなく9%だったらどうなる?

小規模事業者にとって金利は現在その水準だ。3年前、小規模事業者にとって金利は4%だった。今では9%だ。Fedが更に利上げすれば更に高くなる。

Fedは2021年にインフレの脅威を無視した後、2022年に金利を急速に上げた。

経済に対する利上げの効果は強力である。だがその後、アメリカにはまだ景気後退は来ていない。だがその理由の1つは債務の乗り換えがまだ完了していないということだろう。

だが来年には多くの企業にとっての債務の期限が到来し、借金を借り換えなければならなくなる。その時に多くの企業が金利上昇の効果に直面することになる。

Fedのパウエル議長は金利を5%台の水準に長らく据え置くと表明している。だがそんなことが出来るだろうか。その馬鹿らしさについては以下の記事で既に指摘している。

米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
だがパウエル氏にはそれが分からない。しかしガンドラック氏の上記の議論を読めば、それがどういう意味か分かるはずである。ガンドラック氏は次のように続けている。

Fedがこれから数年金利を5%か6%に保ったままにすれば、この国のすべてが倒産するだろう。

金利上昇と株式市場

そして金利低下が金利上昇になったことは、当然ながら株式市場にも影響を与える。ガンドラック氏は次のように述べている。

株式市場は1982年に底打ちし、2022年にピークを打ったように見える。この期間に金利が14%から0%になったことと関係があるだろう。

世の中にはインフレ対策で株式を買えという馬鹿げた議論もあるようだが、1970年代の物価高騰時代、米国株がどのような酷いことになったのかについては以下の記事で説明している。

ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
逆にその後の1980年から40年間の金利低下局面で米国株がどうなったかについても、多くの人が知っているだろう。

何故金利低下で株価が上がるのか。例えば米国債の金利が10%ならば、国債は無リスク資産と考えられているので、株式はそれを超えるパフォーマンスを出さなければ投資家を集めることが出来ない。逆に金利がゼロならば、投資家は少しでも値上がりを期待できそうな株式に殺到する。

だから他の条件が同じならば、金利低下はそのまま株高を意味し、金利上昇はそのまま株安を意味する。

株式市場はしばしばそれを無視する。2018年の金利上昇局面でも同じことが起きた。

バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
だがそれは長期的には続かない。長期的には、1980年から2020年まで金利低下によって米国株が上昇したこととまさに反対のことが、金利上昇局面においては起きるだろう。

結論

ガンドラック氏は次のように纏めている。

金利が上がれば株式にとって競争は激しくなる。債券と株式のリスクプレミアムを比べれば、株式のバリュエーションは現在、われわれの生きている間で一番高くなっている。

これは2024年には問題となるだろう。

世の中では金融庁にそそのかされ、金利低下局面で株式を買わなかった人が金利上昇局面で株式を買い始めている。それがどういう面白い状況か、この記事を読んだ人ならば分かるだろう。

「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
また、金融庁の資料に過去20年の株式や債券のパフォーマンスが乗せられ、それを根拠に投資が推奨されていることがどれだけ可笑しいことであるかも、この記事を読んだ人には分かるはずである。

「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だが誰も気にしていない。

何故なのか。短期的には金利上昇を誰も気にしていないこととまったく同じように、金融庁の職員の多くは投資を仕事にしたこともない資産運用の素人であり、NISAは銀行・証券業界に手数料を落とす目的で出来上がったのだが、ガンドラック氏ら専門家の見解の真逆を行く彼らの見解を鵜呑みにすることに誰も何の疑問も抱かない。そもそも金融庁職員は多くの資産への投資を禁じられているため、もしかすれば自分よりも投資経験がないかもしれない彼らの投資推奨を人々は有難く聞いている。

基本的に人々は何も気にせずに生きている。だが金融市場は彼らに相応の結果を与える。来年の前半にはすべては終わっているだろう。

米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html#c46

[昼休み52] 主要企業・銀行の殆どが外資に乗っ取られてるとこういう社会になる 富山誠
25. 2023年9月18日 17:27:39 : ENGUy1HNPw : MVAvMHVkNG0xMmM=[5]
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韓国の独居老人が急増、独居高齢者の7割は貧困状態
2023.09.18
https://www.thutmosev.com/archives/297853er.html

独居高齢男性のほとんどは貧困かつ知人や訪問者なし


https://japan.hani.co.kr/arti/international/23747.html 貧しい高齢者の国、韓国…2050年に高齢者比率が世界2位 _ 日本•国際 _ hankyoreh japan

関連動画が記事下にあります

増える韓国の孤独死

韓国の高齢者人口(65歳以上)は870万7,000人(21年)で高齢化率は16.8%、最近は毎年1%くらい高齢化率が上昇し2025年に25%になると予想されています

高齢者の増加(実際は中年が年を取っただけ)と生まれる子供の減少によって高齢化率が高まり、出生数は「ノルマ」だった30万人を割り今年は23万人、2025年に20万人割れが予想されている

こうなると独居老人や老人だけの世帯が社会問題になり、健康問題を抱えた高齢者が貧困になり働くのも困難で住居や生活費の確保が難しい

韓国は長年家父長制度だったので長男が後を継いで、子どもが親の面倒を見るのが当たり前とされてきたが家族制度崩壊でそんなのは無くなった

昔は長男は親と同居し嫁と子供数人が暮し、年取った親の面倒は嫁が見ていたが、今そんな事を行ったら結婚相手が見つからない

男は親と別居して結婚と同時に新築マンションを購入し、親の家には帰らず老後は自分達で生きてくださいという社会になっています

ソウルでは入居者のほとんどが高齢者の高齢マンションが増加し、団地内で年数人は1人暮らしの高齢者がなくなっているのが発見される

ある団地の警備員は「異臭がするという苦情で玄関を開けると住人がなくなっていたのを数多く見てきた」と話した

韓国では管理人や大家でも部屋を開ける事ができないらしく、別居している家族の立ち合いで玄関を開けるので発見が遅れる

韓国保健福祉部は2021年の孤独死統計を発表し、5年前の2017年に比べ40%増の3378人で、韓国の全死亡者32万人弱の1%にあたる

50〜60代が58.6%を占め女性より男性が4倍多かったが、保健福祉部は「それまで家事をしたことが無い高齢男性は生活の質が急激に低下する」と説明している

1人暮らしの中高年男性は離婚や失業などを体験し失敗者のレッテルを貼られ、人生に絶望したり生きる気力を喪失してしまう例が目立つ

なお日本の孤独死は年間約2万5000人で、いずれ3万人に達すると予想されています

高齢者の貧困が事態を悪化させる
韓国の中高年独身男性は離婚や仕事などで何らかの失敗を経験した人が多いので、失敗を隠すため他人との交流を避ける傾向があります

隣人との交流も避けたため隣に誰が住んでいるのかも互いに知らず、倒れたり病気になったとしても誰も不審に思わず訪ねて来ない

政府は福祉センターなどによる訪問を増やしているが、人手や予算などが不足している上にそうした訪問者を望まない独居男性もいる

独居老人と切り離せないのが貧困問題で韓国の高齢者貧困率はOECD基準で圧倒的に世界最悪、貧しい高齢者の割合が多いのを意味している

韓国保健社会研究院によると2020年基準で単身世帯は可処分所得が中位所得の50%に満たない相対的貧困率)は47.2%だった

独居老人は10人中7人が貧困状態で、女性単身世帯の貧困率は55.7%で、男性の34.5%より高かった

統計庁によると2021年の単身世帯は716万6000世帯で、前年より7.9%増加し全世帯のうち単身世帯が占める割合は過去最高の33.4%に増えた

韓国の高齢者貧困率は以前は50%近かったが2021年時点で37.6%、西側諸国の多くは20%台前半なので今も非常に高い

これには勝者と敗者がはっきり分かれる社会構造と、欧米先進国程福祉環境が整っていないなどの理由が考えられる

日本との違いで大きいのは無料の老人ホームや介護施設の少なさと、韓国には生活保護制度が存在しないのが挙げられる

韓国の「国民基準生活保証制度」は働いて足りない収入を補う制度で満額でも数万円程度で、日本のように社会費用一切無料などの特典も無い

しかも働いて収入を得ると差し引かれるので、結局のところ必要額の半額程度の収入しか得られない仕組みになっています

ネットには基礎生活受給費43万ウォン(約42000円)と書かれていて、日本の生活保護の3分の1程度です(数年前の金額)

ソウルのある高齢者の収入は生活保護費が27万ウォン、基礎年金20万ウォンの47万ウォン(約4万6千円)が収入の全てと書かれている

この場合も年金が支給されるとその分の生活保護費が差し引かれるので、まるで意味を成していない


無料乗車制度を利用したシルバーデリバリー
https://www.youtube.com/watch?v=tsfRdfI1I9w

https://www.thutmosev.com/archives/297853er.html
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