7. 2021年4月24日 21:10:39 : xnwGTugkQk : MUhHL3c4blZ2R00=[1]
今の50〜70代、大学進学率が高かった時代、高度成長期やバブル期を経験した世代なら覚えてある筈(全共闘世代だろうがノンポリ世代だろうが)。
日本を覆ってたのは「学歴偏重社会」
「教育ママ」「偏差値地獄」「受験地獄」というキーワードだった。
多くは、中高の多感な青春時代を犠牲にして、コンプレックスを叩き込まれながら勉強に邁進していた。
落ちこぼれには未来がない、とされていた。決して個性や創造性、主体性や柔軟な発想などに価値を見出される事はなく、ひたすら丸暗記で点取虫を要求され、今の小学生のけテぶれ学習のような自己検証すら不能なまま、ひたすらテストに受かって、いい学校に進学する為に…。
そして、一応学歴手に入れたんでいい企業に入社したり官庁に入省できました〜やた!これで勝ち組だやっと遊んで暮らせるぞー!もうこれでウチの教育ババアも星一徹型暴力オヤジも2度とオレに手が出せまいアハハハ。
となったわけで、昇り詰めた皆さんは可哀想に勉強に対するトラウマ
(PTSD)を負ってしまい、その後学習する事に何の価値も見出せずにその後の人生を歩む事に…。
なので、まだ脳が生きているにも関わらず「勝ち組になった今更2度と学習なんていう苦い思いを繰り返してなるものか!」となってしまい、また落ちこぼれた側も側で「どうせ自分なんか。勉強なんかしたところで全て無駄だった」といえ思いを抱く事となり。
そんな人々が量産された結果としての今の「学習嫌い」「反知性バンザイ」な、「沈みゆく日本」が顕われてしまったという風に思えるのですが、如何なもんでしょうかね?
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/297.html#c7