74. 2020年4月27日 18:22:58 : kq76BzmXbI : MThzL1d6V0dqWi4=[1]
政府や行政が集める学者、つまり御用学者は実践的
知識も無いし現場をまったく知らない。
現場を知らないどころか、現場に出たことすら無い。
あらゆる専門家会議や○○検討委員会はすべてそう
いう無知な人間の集まりである。
私は、かつて環境省絡みの案件の検討委員会で、在
野の専門家代表として検討委員をしていたが、事務
局はもとより、大学教授の委員などは卓上論ばかりで
現場の実態など何も理解していず、実態に即した適
切な意見など何も出せない。そして事務局が式次第と
議題、検討資料を毎回持ってくるのだが(つまり議論
の方向性を事務局がせっていしてしまう)事務局が膳
立てする議題や資料が案件の目的に沿ったものでなか
ったり不適切な資料であっても、それに異を唱えるこ
とはまったくせず、事務局の意図に沿って委員会を進
めるといういい加減さである。
こんないい加減な委員会に立派なホテルを使い4000円
程の仕出し弁当を出し、一回2時間程度の検討会で各
委員に3万円程の手当てを出すのである。検討会や
○○会議は1案件12〜15回くらい行うので35〜45万円
くらいの収入になる。ろくな意見も出せないクセに豪
勢な昼食や夕食を食べた上に庶民の3、4日間の労働時
間でこの収入である。
こういう行政と馴れ合いの御用学者は気に入られ、い
くつも検討会や○○会議を抱えているので美味しい副
収入である。
政府あたりの会議となると、さらに利権が加わるだろ
うことは想像に難く無い。
とにかくお上の検討会や○○専門家会議などと名の付
くものは、私服、肩書き、利権の三つ巴でまともな内
容など何も無い手打ち儀式である。