19. 2019年12月03日 16:31:34 : XzRCMoY8kk : MTBKTEp1S1N6SWM=[1]
トリチウムはさまざまな形で存在する。トリチウム水(HTO)としての水分子、有機結合型トリチウム(OBT)としての有機分子、トリチウムガス(HT)としての空気。
トリチウムの物理的半減期は12.3年だが、生物学的半減期はその形態に依存する。有機結合型トリチウムの半減期は40日間だとしているが、気体のトリチウム化された水は呼吸によってほぼ即座に除去される。しかし、低エネルギーのベータ放出と空気中の短距離(6mm)を考慮すると、トリチウムは、摂取、吸入、または皮膚から吸収された場合にのみ健康上のリスクをもたらすとされている。非常に低線量のトリチウムへの一般大衆の被爆は、トリチウム水の摂取を通じて最も頻繁に起こる。
トリチウムの放出によるヒト及び生物への放射線量は低く、人工(医療)から受ける線量よりも桁違いに少ない。しかし、低線量トリチウム被爆に関連する被害が、CANDU(カナダ重水素ウラン)原子炉での副産物が示している。カナダのオンタリオ州飲料水諮問委員会は「現在のトリチウムによる発がんリスクにおいて、人間を保護することができない」とし、連邦及び州の規制当局(環境省)及びカナダ原子力安全員会は大幅な改定をし、2009年5月に飲料水のトリチウムの制限を現在の7000Bq/Lから20Bq/Lに下げることを勧告した。一部の学者は、科学的に不明確だと反論している。
しかし、環境大臣は「低線量であってもトリチウムへの被爆に関連する負の結果を示す新しい証拠が存在する限り、突然変異や癌のリスクの増加などの健康への被害につながる可能性が予想される」としている。
福島第一工場長の内田俊治氏は、
「ロボットやカメラを通して写真を見ることはできても、実際に内部で何が起こっているのかはまだ不明です」
9年近くの間、未だ日本政府は内部で何が起こっているのか分からない。
100%メルトダウンの操作マニュアルは存在しない。福島原発がその点を立証している。
大規模に及ぶ放射線は、その土地や海を「除去する」ことも、「修復する」こともできない。
日本政府は時間の経過とともに世界最大の福島第一原子力発電所事故の重大な責任を未だ果たしておらず、臭いもしない目にも見えないものを記憶から忘れさせ、都合よく有利に働かせている。
2015年5月16日、世界で最も高く評価されている査読医学ジャーナル「The Lancet」の医師兼医学ジャーナル編集長のホートン博士は、現在出版されている全文献の半分以上が、少量のサンプル数、わずかな効果、無効な予探索的分析及び重大な利益相反に関する研究に悩まされ、強迫観念とともに暗闇へと転向したため、信頼性がないと断言する声明を発表している。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/300.html#c19