71. 市井の人[75] jnOI5ILMkGw 2024年8月16日 18:53:44 : 7b7FTpeUFQ : MHczQ1lLRzIwU28=[1]
事故機は事故発生から18分間高度20,000フィート(6,100 m)以上を維持している。生存者も室温の低下や強風も感じなかったと証言していることから、事故機に急減圧はなく圧力隔壁の損壊により客室内部の空気圧が垂直尾翼を破壊したとする事故調の結論は破綻しているとの主張がある。
運輸安全委員会の回答
運輸安全委員会の2011年(平成23年)の解説書は、2009年(平成21年)7月13日に急減圧事故を起こしたアメリカのサウスウエスト航空2294便(英語版)の事例を示し、搭乗していた非番の機長2名の証言を紹介している。
「私は、すぐに急減圧を知覚したが、耳の苦痛がほとんどないのに驚いた。……ハリウッド映画と違い、何も飛ばされず、誰も穴に吸い込まれることはなかった。座席に置かれた書類もそのままだった。客室がやや冷え、薄い霧を見たが5秒ほどで消滅した」
急減圧が発生した際の123便機内の状況は、
客席で発生した風は、最大でも10 m/s程度[注釈 51]で7秒間ほどであった。
断熱膨張によって室温がマイナス40度まで下がっても、エアコンによって室温は3分で10度程度まで回復する。また、客室内の内壁などは冷えていないため、さほど気温が下がったとは感じられない。よって、急減圧を感じなかったのではないか、としている。
さらに、
機内で霧が発生した、という生存者の証言があること。
現場で発見された水平尾翼の内側から、圧力隔壁内側にあった断熱材の破片が大量に発見されたこと。これらの証拠が急減圧と圧力隔壁破壊があったことを証明している、とした。