5. 2019年10月17日 10:44:49 : oEzoh2LG0A : MGZjc25uRExOaWM=[1]
>>03
>まあプレートの沈み込みの速度など数百万年数千万年の単位でないとわかりませんが。
誤解をされています。
確かに、一辺が1万 km 程度ある 海のプレート全体では、スピードはほぼ一定の状態が、100年,200年、または1000年2000年の期間維持されるのかもしれません。 しかしながら例えば、日本の東方沖にある日本海溝からの滑り込み速度というものはかなり変化をするのです。
例えていえば、大きな座布団 畳の上で移動をさせることを考えてみてください。 全体で移動速度が一定であっても、その先端部分の移動速度は時々刻々変化をするのと似ています。つまり座布団を畳の上に置いて滑らせた時に座布団と畳の間の でこぼこによって、座布団の先端部分が 色々と変化をするからです。
311大地震前東北から関東にかけての太平洋プレートの沈み込み速度は年に数センチということが観測されて分かっていました。 しかしながら311 以降 はその速度が2倍以上程度に増加してることがやはり観測で分かっています。
年に数センチが年に10 CM 程度となっても非常に大きな変化です。
マグニチュードの大きさ別に実際に ずれる断層の 大きさとその距離は次のようだと言われています。
M5:断層の大きさは 三キロ×一・五キロで、ずれる距離 十五センチほど。M4:一キロ×五百メートル 五センチ、
M3:三百メートル×百五十メート一・五 センチ
つまり M 5でも ずれる 距離は 15センチ程度なのです。
そのため日本の沿岸部で沈み込むプレートの速度が年間に3 CM から年間10 CM になっただけで相当大きな影響が出てきてしまいます。
また貞観地震以降日本海溝からの太平洋プレートの沈み込み速度はどんどんと遅くなっていき それが311大地震で再度速度が増す傾向に反転をしたということが推測できるのです。
このことは自分が言っているわけではなくちゃんとした専門家の指摘です。
このことが正しいと思われるのは富士山の噴火によってそれが裏付けられるからです。 つまりマグマを大量に噴出した 噴火 が貞観地震 の後、 富士山では起こっていないのです。 海のプレートが沈み込みをしていれば当然マグマが発生をします。
富士山の貞観噴火では青木ヶ原を形成をした大量のマグマが噴出をしました。 しかしながらそれ以降、例えば1707年の宝永大噴火の時に起こった噴火では 幕間をほとんど出していません。 よってこの頃には 太平洋プレートの沈み込みが止まっていたと考えられるわけです。 現在太平洋プレートの沈み込みがどんどんと起こっていますから10年からそのぐらいで富士山の噴火が再開すると思われます。