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[近代史7] 黒沢清 Pulse 回路 (大映 2001年) - YouTube動画 中川隆
3. 2021年12月29日 17:47:49 : xKeU7Nf6Z1 : MGdPajkvUjRneVU=[1]
黒沢清×清水崇、“Jホラー”師弟対談が実現!伝説の不条理ホラー『回路』はどのように生まれた?
12/28
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d1c033603c81efdd9e584a9dfd7e634a8625e0a


2001年にカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した『回路』

日本初のホラー映画専門コンペティションとして開催され、12月26日に第1回の授賞式を終えた「日本ホラー映画大賞」。その関連イベントとなる「3夜連続名作ホラー上映&トークイベント」の第1夜が27日にEJアニメシアター新宿にて行われ、黒沢清監督の『回路』(01)が上映。上映前のトークイベントに黒沢清監督と、日本ホラー映画大賞で選考委員長を務めた清水崇監督が登壇した。

【写真を見る】黒沢清が語る、“死の哲学”と幽霊表現へのこだわりとは?「幽霊がどうして怖いのかわからない」

インターネットを始めたばかりの大学生の主人公が、奇妙なサイトにアクセスしたことをきっかけに奇妙で不条理な恐怖に見舞われていく姿を描いた『回路』は、第54回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され国際批評家連盟賞を受賞し、黒沢の名を世界的に知らしめた記念碑的作品。2006年にはホラー映画界の巨匠ウェス・クレイブンの脚本のもと、『パルス』のタイトルでハリウッドリメイクもされている。

清水のリクエストによって実現した今回の上映。トークイベントでは、黒沢がかつて映画美学校で教鞭を執っていた時代の教え子である清水との思い出話や、『回路』の着想の原点や撮影の舞台裏。さらに世界を沸かせる黒沢流の“幽霊表現”のこだわりについて語られていった。

■「清水が撮ったものを観て、衝撃が走った」(黒沢)

黒沢「もう20数年くらいまで、映画美学校という映画の学校をやった時の第1期にいたのが清水でした。人に教えるというのは初めてだったのですが、まず最初に3分くらいの短編を撮ってもらい、それを私や高橋洋ら何人かで点数を付けていきました。そこで清水が撮ったものを観て衝撃が走り、全員が満点以上を付けるほど。その頃からすでに恐ろしいショットを撮れていて、めちゃくちゃ怖かったんです」

清水「『呪怨』のまんまでしたからね」

黒沢「元ネタというか、『呪怨』に至るまでの映像的なアイデアが、すでにその3分ほどの映像に満ち満ちていて、とにかくびっくりしたのを覚えています」

清水「ありがとうございます」

■「なんて恐ろしい死の哲学を考える人だ…」(清水)

黒沢「この『回路』、改めて観直してみようと思ったんですけど、怖いから観直せていないので、最後に観たのはもう何年前だったか…。だからなんでそうやったのかとか聞かれても思い出せないことだらけなんですが、当時は『リング』が大ヒットして、それに便乗するようなかたちでホラー映画を作ろうということになり、バタバタと作った記憶です」

清水「僕はこれを初めて観た時、反応が見たいからと当時の大映のプロデューサーに試写に呼ばれて行ったら、1人しかいなくて。観終わってから『ものすごいことやっちゃっていますね』と感想を伝えたら、担当の方は『実は凄すぎて僕らには理解が及ばない。どう宣伝していいのか教えてください』と言われたんです(笑)」

黒沢「元々は『とにかくホラーを撮ってくれ』という話から始まったんです。でも実は僕は昔から、幽霊がどうして怖いのかよくわからないんです。単純な映画では幽霊が出てきて主人公が殺されたりしますが、殺されたらどうして怖いのかと小さい頃から疑問に思っていました。殺されて怖いのは死ぬからで、死んだらどうなるかわからないから怖い。でも目の前に幽霊という“死んだらこうなる”手本がいるわけですよね。そうしたらもう死ぬことは怖くなくなるのに、なんでホラーでは怖いということになるんだろうかと。

『回路』では幽霊が出てきても人を殺すわけでもない。殺して自分たちの仲間にしようともしないけれど、生かしてもおかない。代わりに存在そのものを消滅させようとするのを幽霊の目的にさせようというのが一つありました。そしてもう一つ、以前から宇宙人が侵略してくる映画を作りたいという欲望があって、それなら幽霊が侵略してくる映画をできないかと思い、その2つを組み合わせて行ったのです。そうしたら自分でもよくわからないうちにこんな妙な映画になったというわけです(笑)」

清水「それを聞いてなるほどな、と思いました。映画のなかで幽霊と思しき霊魂が現れて迫ってきて、わっ!となったところでカットが切れて違うシーンに行く。はたしてそこでなにがあったかわからないというのを、僕も『呪怨』とか作りながらよく考えました。死んだのかどうか、原因がわからないのが怖かったりする。でもその後どうなったのか、『回路』では一つの答えを出している気がしたんです。幽霊が映画に出て喋ったら台無しになっちゃうことが多いなかで、『回路』には幽霊が一言喋るシーンがある。なんて恐ろしい死の哲学を考える人だと思いましたね」

黒沢「幽霊を出すにあたって、『どう出すのか?』『出てきたら生きてる人間はどう反応する?』と考えた挙句、そこに行き着いた感じですね。ただやはり幽霊といっても、日本のJホラーでは往々にして俳優がそれを演じています。すると、監督の立場としては俳優に『こうしてください』と指示を出さなければいけない。そういう時に、『幽霊とはこういう設定です』と言わなきゃならないので、無理矢理にでも幽霊について考えざるを得なかったのです」

清水「この映画のメイキングを何度も観ているのですが、その中で現場でメイキングディレクターの方が『幽霊は怖いですか?』『幽霊はいると思いますか?』と色々な人に聞いているんですよね。黒沢監督は『いたら怖いですよね〜』とニヤニヤしながら明確な答えを出していなくて、なんて滔々としているんだろうと思いました」

黒沢「まったく覚えてないんですが(笑)。でもこう言ったら身も蓋もないかもしれませんが、現場って怖くないじゃないですか」

清水「そうなんですよね」

黒沢「現場は怖がっているどころじゃない。仕事なんだから。だから仕事場で幽霊怖いですかと聞くのが野暮という本音が出ていたなじゃないですかね…。まあ僕も夜道を1人で歩いていたら幽霊が出てきそうな気がして怖い時もありますよ(笑)」

■「“無”になることがどういうことかを見せつけられた」(清水)

黒沢「俳優を使って気味が悪い動きをしてもらうやり方を、具体的に編みだしたのは鶴田法男さんで、僕たちはそれに非常に影響を受けています。生きた人間を使っているから限界もある。CGでやることも、当時からすでに技術的に可能ではありましたがそれはやらない。あくまでも人間が動ける範囲のなかでやるようにしました。『回路』では昔からの知り合いだった北村明子さんが、『リング』かなにかを観た後だったのでしょう、『私あの貞子より気持ちの悪い動きができるんで、使ってください』と言ってきたので、じゃあ気持ちの悪い動きをよろしくと」

清水「鶴田監督だったり、小中千昭さんが作りだした“小中理論”が斬新だったので、僕も結構真似させてもらいました。でも鶴田監督がすでにやっているもの以上に昇華することがなかなかできない。それを黒沢監督は『回路』のなかでやってのけている部分が何箇所かあって。ここまでできるのかと見せつけられた気がしました」

黒沢「自分では試行錯誤したつもりです。インターネットを通して幽霊が広まっていくというアイデアも、露骨に『リング』で貞子がテレビから出てくるのを真似しているわけですし、デジタル的な表現も当時はまだ目新しいものだったわけです。すでにみんなコンピューターも携帯電話も持っていたけれど、まだ映像が送れる時代ではなかった。劇中に携帯電話で映像を送るシーンがあるけれど、その時にはまだ世間的に広まってなかった技術だったので疑心暗鬼のなかでやっていたんです。そんな懐かしい20年前の映画でしたね。ただただデジタル時代の幽霊を追求したんです」

清水「『回路』で助監督をやっていた方が、最近僕の『恐怖の村』シリーズについてくれていて、当時の話をよく聞くんです。劇中で主人公がインターネットに試行錯誤しているシーンがあって、助監督はまさにそのような感じで模索していたと。このインターネットさえあれば世界中の人がつながるかもしれないという世界を描きながら、どんどん人がいなくなっていく。真逆をやっていて、人がいない繁華街で“無”になることがどういうことかを見せつけられた時に、幽霊とは違う怖さを感じました。あの銀座のシーンは本当にとんでもないなと」

黒沢「あのシーンは大変でしたよ。CGがいまみたいに自由自在に使えなかったので、実際に撮っているんですが、あちこちの道を何十人という助監督の方が車止めして、大渋滞になって、クラクションがそこら中で鳴っているなかで撮影してましたね(笑)」

■「真似から入って、自分なりのテーマを見つけていく」(黒沢)

黒沢「この『日本ホラー映画大賞』という試みは本当にすばらしいというか、ホラーというジャンルがここまで定着したのかと。それは清水とか若い人たちががんばってくれて、才能ある人が次々と出て撮れる場が与えられているからだと思います。優勝した方が商業映画を撮れるというのもすごいことです。こういうジャンルが消えることなく、脈々と残っているのはこういう催しがあるおかげだと思います」

清水「104本というたくさんの応募作品があったんですが、そのなかには明らかに黒沢監督を意識して、憧れて作っている作品がたくさんありました。大体選考委員のみんなが気が付いて、『この人絶対黒沢さん好きだよね』という話になって。でも真似は真似であって、オリジナルでその監督の世界観ができていればもっと違うんですけどね」

黒沢「でも僕も鶴田さんの真似をしただけですから。まずは真似から入っても、そこから自分なりのテーマを見つけていくのが僕は正しいやり方なのではないかと思いますよ」

「3夜連続名作ホラー上映&トークイベント」は12月29日(水)まで開催。本日の『女優霊』(96)上映前には同作の脚本を務めた高橋洋と清水の対談が、29日の『呪怨』(00/オリジナルビデオ版)の上映前には清水監督と伽耶子役の藤貴子の対談が行われる。是非とも来場し、ここでしか貴重なトークと共に2021年を恐怖で締めくくってみてはいかがだろうか。

取材・文/久保田 和馬
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d1c033603c81efdd9e584a9dfd7e634a8625e0a
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/364.html#c3

[近代史5] 自由貿易と輸出・インバウンドが日本経済を滅ぼす 中川隆
13. 2021年12月29日 18:07:07 : xKeU7Nf6Z1 : MGdPajkvUjRneVU=[3]

2021年12月29日
日本は製造業を辞めることで大きく発展する

輸出企業は稼いだ金をアメリカや中国に投資してしまうので、日本経済に貢献していません

世界に”製造業の先進国”はなくなった

トヨタの社長が先日「自動車がEV化したら日本の製造業が衰退する」と否定的に発言し、大きな話題になりました。

「そうだ製造業をなくしてはならない」と、各メーカーはEVではなくカーボンゼロの燃焼エンジンを開発している。

小泉政権からずっと政府の経済政策を主導してきた竹中平蔵は、賃上げに絶対反対の持論を度々展開している。

「労働者の給料を上げたら日本の国際競争力は低下し、失業者が増えるだけだ。」と度々言っています。

トヨタは経団連を、竹中は日本政府の考えをほぼ言い表していて、日本政府と日本企業は労働者の賃金を極限まで低くしている。

また竹中が言う通り「日本の国際競争力を上げる為」円安ドル高に誘導し、実質実効為替レートは超円安になっている。


実質実効為替レートは物価変動を考慮したその通貨の強さで、例えばドル円が永久に1ドル100円でも両国の物価で変動します。

1ドル100円のまま10年が経ったとしてその間アメリカは5%物価上昇、日本は5%マイナスだと、日本の物価はアメリカより10%安くなります。

すると1ドル100円なのは同じですが、実質実効為替レートで円の価値は100から90に下がる(数字が低いほど円の価値が低い)


円の実効レートが最強だったのは1995年で270くらい、この時ドル円は1ドル79円になりました。

最近は120くらいで、これは1975年頃(1ドル304円)と同水準まで円安なのを意味します。

驚くことに今ドル円は110円円台ですがデフレによって実際は1ドル304円と同じになっています。

現在のドル円レートは1ドル304円

1975年の日本はまだ先進国ではなく、先進国や経済大国と呼ばれ出したのは1979年の東京サミットからでした。

1973年にオイルショックが発生し、アメリカで燃費の良い日本車が売れ始め、トヨタや日産の北米販売が軌道に乗り始めた頃でした。

その頃と同じ為替レートなのに現在は日本より低賃金の国に輸出で負け、竹中平蔵は「もっと日本人を低賃金にしなければならない」と経済会議で布教しています。


中国やインドには1日数ドルで働く人がまだいるので、彼らに輸出で勝つには理論上日本人の賃金を中国人以下にするしかありません。

だが日本以外の先進国は一国もそんな事をしておらず、中国と輸出競争もしていません。

広義の先進国の中で輸出立国と言えるのはドイツだけだが、ドイツの輸出先のほとんどはEUなので、実はEUという国内貿易に過ぎない。


EUは山ほど障壁を作ってEU外製品を排除しているので、ドイツはEU外企業との輸出競争をしていません。

すると先進国で輸出立国はひとつもなく、日本の輸出依存度は世界100位以下の20%以下となっています。

日本は輸出国家ではないのに輸出のために低賃金にし、輸出のために超円安にしたので日本のGDPが低下し続けています。

輸出とは金と物と人材を海外流出する行為

日本以外の全ての先進国は「製造業」も「輸出」も辞めてしまい、国内で投資することで経済成長しています。

日本は輸出で数兆円稼ぐかも知れませんが、その為に海外で年間数十兆円も投資しています。

日本以外の国は外国になんか投資せず、自分の国に投資して経済活動をしています。


例えばトヨタはアメリカや中国などに多額の投資をしていますが、日本国内の成長にはまったく貢献していません。

稼いだ金を外国に投資しているからで、このように輸出企業は日本経済に貢献しないのです。

日本は製造業を切り捨てて輸出を辞める事で経済が復活するでしょう

https://www.thutmosev.com/archives/87435213.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/392.html#c13

[近代史5] 世界一の金持ち国家・日本が貧しくなった訳 中川隆
8. 中川隆[-14396] koaQ7Jey 2021年12月29日 18:08:09 : xKeU7Nf6Z1 : MGdPajkvUjRneVU=[4]

2021年12月29日
日本は製造業を辞めることで大きく発展する

輸出企業は稼いだ金をアメリカや中国に投資してしまうので、日本経済に貢献していません

世界に”製造業の先進国”はなくなった

トヨタの社長が先日「自動車がEV化したら日本の製造業が衰退する」と否定的に発言し、大きな話題になりました。

「そうだ製造業をなくしてはならない」と、各メーカーはEVではなくカーボンゼロの燃焼エンジンを開発している。

小泉政権からずっと政府の経済政策を主導してきた竹中平蔵は、賃上げに絶対反対の持論を度々展開している。

「労働者の給料を上げたら日本の国際競争力は低下し、失業者が増えるだけだ。」と度々言っています。

トヨタは経団連を、竹中は日本政府の考えをほぼ言い表していて、日本政府と日本企業は労働者の賃金を極限まで低くしている。

また竹中が言う通り「日本の国際競争力を上げる為」円安ドル高に誘導し、実質実効為替レートは超円安になっている。


実質実効為替レートは物価変動を考慮したその通貨の強さで、例えばドル円が永久に1ドル100円でも両国の物価で変動します。

1ドル100円のまま10年が経ったとしてその間アメリカは5%物価上昇、日本は5%マイナスだと、日本の物価はアメリカより10%安くなります。

すると1ドル100円なのは同じですが、実質実効為替レートで円の価値は100から90に下がる(数字が低いほど円の価値が低い)


円の実効レートが最強だったのは1995年で270くらい、この時ドル円は1ドル79円になりました。

最近は120くらいで、これは1975年頃(1ドル304円)と同水準まで円安なのを意味します。

驚くことに今ドル円は110円円台ですがデフレによって実際は1ドル304円と同じになっています。

現在のドル円レートは1ドル304円

1975年の日本はまだ先進国ではなく、先進国や経済大国と呼ばれ出したのは1979年の東京サミットからでした。

1973年にオイルショックが発生し、アメリカで燃費の良い日本車が売れ始め、トヨタや日産の北米販売が軌道に乗り始めた頃でした。

その頃と同じ為替レートなのに現在は日本より低賃金の国に輸出で負け、竹中平蔵は「もっと日本人を低賃金にしなければならない」と経済会議で布教しています。


中国やインドには1日数ドルで働く人がまだいるので、彼らに輸出で勝つには理論上日本人の賃金を中国人以下にするしかありません。

だが日本以外の先進国は一国もそんな事をしておらず、中国と輸出競争もしていません。

広義の先進国の中で輸出立国と言えるのはドイツだけだが、ドイツの輸出先のほとんどはEUなので、実はEUという国内貿易に過ぎない。


EUは山ほど障壁を作ってEU外製品を排除しているので、ドイツはEU外企業との輸出競争をしていません。

すると先進国で輸出立国はひとつもなく、日本の輸出依存度は世界100位以下の20%以下となっています。

日本は輸出国家ではないのに輸出のために低賃金にし、輸出のために超円安にしたので日本のGDPが低下し続けています。

輸出とは金と物と人材を海外流出する行為

日本以外の全ての先進国は「製造業」も「輸出」も辞めてしまい、国内で投資することで経済成長しています。

日本は輸出で数兆円稼ぐかも知れませんが、その為に海外で年間数十兆円も投資しています。

日本以外の国は外国になんか投資せず、自分の国に投資して経済活動をしています。


例えばトヨタはアメリカや中国などに多額の投資をしていますが、日本国内の成長にはまったく貢献していません。

稼いだ金を外国に投資しているからで、このように輸出企業は日本経済に貢献しないのです。

日本は製造業を切り捨てて輸出を辞める事で経済が復活するでしょう

https://www.thutmosev.com/archives/87435213.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/507.html#c8

[近代史5] 外国に投資した国は貧しくなる 中川隆
3. 中川隆[-14395] koaQ7Jey 2021年12月29日 18:08:39 : xKeU7Nf6Z1 : MGdPajkvUjRneVU=[5]

2021年12月29日
日本は製造業を辞めることで大きく発展する

輸出企業は稼いだ金をアメリカや中国に投資してしまうので、日本経済に貢献していません

世界に”製造業の先進国”はなくなった

トヨタの社長が先日「自動車がEV化したら日本の製造業が衰退する」と否定的に発言し、大きな話題になりました。

「そうだ製造業をなくしてはならない」と、各メーカーはEVではなくカーボンゼロの燃焼エンジンを開発している。

小泉政権からずっと政府の経済政策を主導してきた竹中平蔵は、賃上げに絶対反対の持論を度々展開している。

「労働者の給料を上げたら日本の国際競争力は低下し、失業者が増えるだけだ。」と度々言っています。

トヨタは経団連を、竹中は日本政府の考えをほぼ言い表していて、日本政府と日本企業は労働者の賃金を極限まで低くしている。

また竹中が言う通り「日本の国際競争力を上げる為」円安ドル高に誘導し、実質実効為替レートは超円安になっている。


実質実効為替レートは物価変動を考慮したその通貨の強さで、例えばドル円が永久に1ドル100円でも両国の物価で変動します。

1ドル100円のまま10年が経ったとしてその間アメリカは5%物価上昇、日本は5%マイナスだと、日本の物価はアメリカより10%安くなります。

すると1ドル100円なのは同じですが、実質実効為替レートで円の価値は100から90に下がる(数字が低いほど円の価値が低い)


円の実効レートが最強だったのは1995年で270くらい、この時ドル円は1ドル79円になりました。

最近は120くらいで、これは1975年頃(1ドル304円)と同水準まで円安なのを意味します。

驚くことに今ドル円は110円円台ですがデフレによって実際は1ドル304円と同じになっています。

現在のドル円レートは1ドル304円

1975年の日本はまだ先進国ではなく、先進国や経済大国と呼ばれ出したのは1979年の東京サミットからでした。

1973年にオイルショックが発生し、アメリカで燃費の良い日本車が売れ始め、トヨタや日産の北米販売が軌道に乗り始めた頃でした。

その頃と同じ為替レートなのに現在は日本より低賃金の国に輸出で負け、竹中平蔵は「もっと日本人を低賃金にしなければならない」と経済会議で布教しています。


中国やインドには1日数ドルで働く人がまだいるので、彼らに輸出で勝つには理論上日本人の賃金を中国人以下にするしかありません。

だが日本以外の先進国は一国もそんな事をしておらず、中国と輸出競争もしていません。

広義の先進国の中で輸出立国と言えるのはドイツだけだが、ドイツの輸出先のほとんどはEUなので、実はEUという国内貿易に過ぎない。


EUは山ほど障壁を作ってEU外製品を排除しているので、ドイツはEU外企業との輸出競争をしていません。

すると先進国で輸出立国はひとつもなく、日本の輸出依存度は世界100位以下の20%以下となっています。

日本は輸出国家ではないのに輸出のために低賃金にし、輸出のために超円安にしたので日本のGDPが低下し続けています。

輸出とは金と物と人材を海外流出する行為

日本以外の全ての先進国は「製造業」も「輸出」も辞めてしまい、国内で投資することで経済成長しています。

日本は輸出で数兆円稼ぐかも知れませんが、その為に海外で年間数十兆円も投資しています。

日本以外の国は外国になんか投資せず、自分の国に投資して経済活動をしています。


例えばトヨタはアメリカや中国などに多額の投資をしていますが、日本国内の成長にはまったく貢献していません。

稼いだ金を外国に投資しているからで、このように輸出企業は日本経済に貢献しないのです。

日本は製造業を切り捨てて輸出を辞める事で経済が復活するでしょう

https://www.thutmosev.com/archives/87435213.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1027.html#c3

[リバイバル3] どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 中川隆
28. 2021年12月29日 18:21:35 : xKeU7Nf6Z1 : MGdPajkvUjRneVU=[6]
Date: 12月 29th, 2021
会って話すと云うこと(その29)
http://audiosharing.com/blog/?p=36316

昨晩(12月28日)は、オーディオマニア三人集まっての忘年会だった。
Yさんは1962年、Aさんと私は1963年生れで、つまり同世代。

あれこれ話していたら、あっという間に時間が過ぎっていた感じで、楽しかった。
話にも出てきたのだが、われわれ三人は、
10代のころ、熱心にステレオサウンドを読んで過ごした。

Yさんが通っていた私立の高校の図書室にはステレオサウンドがあった、とのこと。
雑誌類は貸し出し禁止なのだが、夏休みにまとめて貸し出してくれた、と。

私が通っていた田舎の公立の高校とは大きく違うなぁ、と思いながら、
そういう私はカバンに必ず一冊はステレオサウンドを入れていた。

たまに必要な教科書を忘れることはあっても、ステレオサウンドを忘れたことはない。

三人に共通していることの一つに、
三人ともJBLのスピーカーに憧れ、いまも好きだということがある。

現在のJBLのすべてのスピーカーを認めるわけではないが、
それでも10代のころに4343を筆頭に、JBLのスピーカーは憧れだった。

4343はスーパースターのようにも私は感じていた。
そして三人とも、いまJBLのスピーカーを鳴らしている。

JBLのスピーカーをバカにする人が少なくないのは知っている。
そんな彼らがどんなスピーカーを高く評価しているのかも知っている。

でも、それはどうでもいいことだ。
1970年代後半にオーディオに興味をもち、
ステレオサウンドを熱心に読んできた者でなければ理解できない世界がある──、
それだけのことである。

http://audiosharing.com/blog/?p=36316
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html#c28

[近代史3] 高名なオーディオ評論家は信用してはいけない _ どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 中川隆
42. 中川隆[-14394] koaQ7Jey 2021年12月29日 18:22:01 : xKeU7Nf6Z1 : MGdPajkvUjRneVU=[7]
Date: 12月 29th, 2021
会って話すと云うこと(その29)
http://audiosharing.com/blog/?p=36316

昨晩(12月28日)は、オーディオマニア三人集まっての忘年会だった。
Yさんは1962年、Aさんと私は1963年生れで、つまり同世代。

あれこれ話していたら、あっという間に時間が過ぎっていた感じで、楽しかった。
話にも出てきたのだが、われわれ三人は、
10代のころ、熱心にステレオサウンドを読んで過ごした。

Yさんが通っていた私立の高校の図書室にはステレオサウンドがあった、とのこと。
雑誌類は貸し出し禁止なのだが、夏休みにまとめて貸し出してくれた、と。

私が通っていた田舎の公立の高校とは大きく違うなぁ、と思いながら、
そういう私はカバンに必ず一冊はステレオサウンドを入れていた。

たまに必要な教科書を忘れることはあっても、ステレオサウンドを忘れたことはない。

三人に共通していることの一つに、
三人ともJBLのスピーカーに憧れ、いまも好きだということがある。

現在のJBLのすべてのスピーカーを認めるわけではないが、
それでも10代のころに4343を筆頭に、JBLのスピーカーは憧れだった。

4343はスーパースターのようにも私は感じていた。
そして三人とも、いまJBLのスピーカーを鳴らしている。

JBLのスピーカーをバカにする人が少なくないのは知っている。
そんな彼らがどんなスピーカーを高く評価しているのかも知っている。

でも、それはどうでもいいことだ。
1970年代後半にオーディオに興味をもち、
ステレオサウンドを熱心に読んできた者でなければ理解できない世界がある──、
それだけのことである。

http://audiosharing.com/blog/?p=36316
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/311.html#c42

   

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