7. シリア、暗黒時代に突入[81] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2025年2月18日 16:24:57 : jFMEZSmoyQ : M0V4ajQ1SW9DdXc=[1]
WWll後の1945年から1950までに、米国はソ連に襲われて金を盗まれる可能性があるから安全なアメリカに預けろと、世界の金塊の70%を所有した。
ところが、朝鮮戦争とベトナム戦争の軍費の支払いの為に金塊が流れ出した。特に、ベトナム戦争時にインドシナにあるフランスの銀行に金塊が流れ出した。
その金塊をフランス政府のドゴール大統領がドルをやるから金塊と交換しろ、と銀行から金塊を買い取った。ドイツも貿易収支黒で多大なドルを抱えていたので金塊と交換した。
かくして、米国の金塊はヨーロッパの中央銀行に流れ始めた。
すべては膨大な戦費の為に流出したのであった。
当時、米国の金塊の保有率は通貨の25%を下ってはならないという法があり、毎週、金塊の保有率をチェックしていたのだが、インフレも伴って保有率が25%を下るようになってしまった。
そこで、1971年にニクソン大統領は、金塊とドルの交換(金ドル本位制)を禁止し、金塊の流出を止めた。
各国が貿易収支で余った金で金塊を買うことができなくなったので米国支配=アメリカ帝国の終焉と思ったのだが、代わりに、米国債を買わされる様になった。
米国は、オイル産出国のサウジや工業国のドイツや日本に貿易収支の黒字は米国に戻さなければ敵国とみなす、と脅かした。
そして、黒字は、米国債、不動産、ゴミ企業の購入に用いて、秀な企業の購入は禁止した。
詰り、米国債を買わせる事で、お金が米国に戻ってくるようになったのだ!!
かくして、無限に国債を発行する米国は、以前にも増した恐ろしい帝国に変貌したのである。
さて、その金塊についてだが、30年以上も前の事だが、米議会公聴会でAlan Greenspanが「フォートノックスに金塊は無い」とか「置いてない」とか言っていた。どうしたのかの質問には答えなかった。
20年ほど前に、ドイツが、預けた金塊を返してくれと頼んだが返事はあやふやだった、と記憶している。 詳しくは憶えていない。