20. 銀の荼毘[9] i@KCzOS2lPk 2024年5月04日 12:44:44 : ICa0PncFv2 : LzlJekVuMnBoQmc=[1]
≫その中性子が周囲の空気に当たって、ガンマ線が出る
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大間違いにも程がある。
中性子線が空気に当たった※ガンマ線が発生した←絶対に起こり得ない。
(そもそも)
中性子線は,この増殖を引き起こす一方の雄であり,他方,分裂増殖する原材料が,原爆の場合は(ウラン235またはプルトニウム)ということになる。
すなわち,中性子線を元にガンマ線を生じる増幅対象媒体は(空気ではなく)ウラン235またはプルトニウムである。
(原理)
中性子線は,ウラン235またはプルトニウムの原子核が,@電荷を持つ陽子とA電荷を持たない中性子とに破壊・分裂する際に生じるものだ。
1衝突に対し,2つ以上の分離増殖を繰り返すので,その分離値を予測計測できる=アインシュタイン
その分離地は予測計測できない=ボーアとの間で,(神はサイコロ博打をしない)との有名な会話が登場すつわけである。
発生中性子は,同数の陽子を生ずるわけだが,中性子自体は次なる起爆に同化して失われ,起爆地同時に新たな中性子が生ずる。
陽子は,保有する電荷を奪って生じるガンマ線(光)と,その際に発する(熱)に変質して消失する。
こうして原爆筐体の中には,ウラン235またはプルトニウムは変質してゆき,中性子は発生しては消失を繰り返し,充填されていくものが(光=ガンマ線),陽子消滅の時に生じる(エネルギー)(質量)である。
最初のベリリウムによる起爆衝突から,ウラン235またはプルトニウムへの起爆衝突によって,生じた起爆が次の増幅起爆を引き起こすため,原子爆弾は大きな3つの殺傷の威力を保有する。
その1放射線=(光=ガンマ線)
電磁波のガンマ線である※中性子線を含めて語る人もいるが,筆者はその他の害悪に分類している。
その2熱線=陽子消滅の時に生じる(エネルギー)
電荷を持つ陽子が次なる衝突の際,電荷を奪われて消滅する際,熱と,光であり電荷を奪ったガンマ線に分解されて消失する際,それによって生じる物で,それを密閉空間である原爆外郭内で充填するため高温に達する。
その3爆風=陽子消滅の時に生じる(質量)
これが,その1その2の生産物である気体としての充填質量※これと密閉筐体の強度とイコールである。原則として,その強度を予測することはできても,厳密に測ることは不可能だが,要は,この外郭筐体の強度が発生爆風の威力である。
1,2,3,が原爆の主たる破壊力であるが,
その他1として=厳密には粒子線であり電磁波ではない中性子線も,身体を透過する有害性を持っている。
その他2として=セシウムなどの爆弾構成金属の破片分子。
その他3として=爆風を強化・増幅させる(たとえば)落下速度など。
こういうものが挙げられる。
注 阿修羅の過去会話を見ると,地上起爆ではない理由として,クレーターの未確認という論説が挙げられているが,これは逆で,投下されて時速1000kを遥かに上回る落下速度を有した状態から,地上600mで起爆発動する爆風の威力は,地上に設置した爆薬の生じる爆風の何倍・何十倍になるか見当もつかないくらい大きいので,地上600m落下物体としての起爆の方が,圧倒的に大きなクレーターを生じる。
(評価)
中性子線を発生させやすい金属媒体とは,たとえば原爆の場合は,起爆側にはベリリウムを用いたと思われるが,広島原爆とされる爆弾構成物は,(ウラン235)は当時,原爆製造に必要な量を調達できないので,(ウラン238)を主に用いたと考えられるが、ウラン238は中性子線による分裂を起こさないため,この時点で広島で原爆が爆発する可能性は無い。
何かが爆発したとて,原爆として定義できる代物が爆発している可能性は,(プルトニウムだったらあり得る)というだけである。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/286.html#c20