2. 中川隆[-11430] koaQ7Jey 2024年3月01日 09:11:57 : O05vGeJJms : LnhJU0p6cklaRlE=[1]
ドイツで治療と療養していたナワリヌイにロシア政府は逮捕の為に出頭命令を出し、ナワリヌイは2021年1月に帰国して空港で拘束された.。以降ナワリヌイはモスクワ郊外の刑務所に収監されているが毎日少しづつ毒を盛られて日に日に体調が悪化しているとされている。
ナワリヌイは「刑務所で与えられる食べ物を食べると腹痛がますますひどくなる」と訴えているが治療されず今後釈放される見込みもない
2009年頃のロシアはまだブログやネット掲示板に自由があって政府批判やプーチン批判をしても逮捕されず、選挙に立候補する事すらできた
アレクセイ・ナワリヌイは当時34歳で個人ブログを開設して反プーチン政権の発信をし、デモへの参加を呼び掛けかけたりフォーブス・ロシアなど当時存在した欧米系メディアにも投稿した
2011年と2012年にデモ参加で逮捕され、12年には横領の罪で起訴されたが2013年にモスクワ市長選に立候補し、おそらく当選する票を得たが集計の操作で落選した
2014年にロシアで「進歩党」を結党し党首を務めたが詐欺罪で執行猶予ありの懲役3年6ヶ月を言い渡され、その後最高裁でも同じ判決が出た
プーチン政権は存在を強めるナワリヌイの扱いに困り、何らかの不正の罪で逮捕して有罪にして彼の支持者を離反させようと画策した
2018年にロシア大統領選挙に立候補したがやはり刑事事件で有罪になった事で立候補を取り消され、2020年8月20日、ナワリヌイは旅客機内で毒物を盛られるという決定的な事件が起きた
ナワリヌイが滞在していたホテルの部屋から回収された飲料水のペットボトルをドイツの研究所で解析したところノビチョクが検出された
ドイツで治療と療養していたナワリヌイにロシア政府は逮捕の為に出頭命令を出し、ナワリヌイは2021年1月に帰国して空港で拘束された
以降ナワリヌイはモスクワ郊外の刑務所に収監されているが毎日少しづつ毒を盛られて日に日に体調が悪化しているとされている
ナワリヌイは「刑務所で与えられる食べ物を食べると腹痛がますますひどくなる」と訴えているが治療されず今後釈放される見込みもない
プーチンはナワリヌイの名前を口にする事すら嫌い「その人物」などと言って部下に対応を指示している
https://www.thutmosev.com/archives/262727d.html
2024年2月16日に侵攻前に反プーチン勢力の急先鋒だったアレクセイ・ナワリヌイがシベリアの刑務所でなくなったと発表された。支援者らの説明によるとこの事件は今年実施されるロシア大統領選にナワリヌイが不都合だからで、同氏はマイナス30度以下の野外で放置されたあとでなんらかの暴行を受けた。
この手口は敗戦後にシベリアで抑留された数十万人の日本人がなくなったのと同じ手口で、ソ連はこの犯罪を隠すために「731部隊」というものを広めて世間の非難を日本に向けた
第二次大戦のレニングラード包囲戦に失敗したドイツ軍40万人のうち38万人が生存していたが、やはりソ連の極寒に放置する「ゆっくりとした刑」によって数千人しか帰国しなかった
ドイツ軍全体では300万人以上が捕虜になりその多くがなくなり、民間人を含めると数千万人のドイツ人がソ連に抑留されて数百万人がなくなった
ロシア政府にとって不都合な関係者の不審な最後を遂げた例は数十人に上っていて、政府要人からロシアのエネルギー関係者、軍隊の責任者からブロガーまで多岐にわたっている
国外に逃れたロシア人も安全ではなく、22年8月に軍用ヘリコプター「ミル8」を操縦してウクライナに投降した元露軍パイロット、クズミノフ氏がスペインで死亡しているのが見つかった
24年2月24日でロシアのウクライナ侵攻で2年が経ったが、この2年でロシアは大きく変わり侵攻前は偽善とは言え民主主義を装っていたのに現在はゼロになった
侵攻前後のロシアでは抗議運動や反戦運動が盛んで自分のブログやSNSで意見を表明する人が多かったが今はいなくなった
22年は抗議のプラカードを掲げて警官隊と衝突するデモ隊も多かったが、彼らは全員が最前線で歩兵突撃をやらされて敵に撃たれるか背後から撃たれるかしてなくなった
ロシアは極刑がない国連お気に入りの国だがこれが却って酷いことになっていて、プーチンや政府にとって不都合な人は兵士として招集してウクライナに派兵し、アウディーイウカやバフムートなど激戦地に送る
最初から生還させないのが目的で、後ろから監視役がライフルで狙っていて、敵地を占領しない限り出発地に戻る事は許されない
2月21日までに親ロシア親プーチンの軍事ブロガー、アンドレイ・モロゾフがなくなり「自らが発信したロシア軍に不利な情報に責任を感じて命を絶った」と発表されたが誰も信じていない
この数日前にモロゾフはロシア軍は占領したアウディーイウカで大損失を受け、占領はしたものの実質的には大敗したという情報を発信していた
これは西側の軍事専門家では常識程度の事だったが一般のロシア人には「アウジーイウカ大勝利」を宣伝し大統領選でプーチン圧勝に結びつけたい政府には不都合だった
不都合な人には消えてもらうのはソ連ロシアの伝統なので、軍事組織ワグネルのプリゴジンもプーチンによって葬られたと全人類が確信しています
軍事ブロガーはネット上のプーチン親衛隊としてロシア政府やロシア軍を批判していたが、ワグネルの乱以降取り締まりの対象になり1人また1人と消されている
ソ連時代のロシアや東ドイツは秘密警察と密告で統制していて「2人に1人が密告者」と言われるほど相互監視社会で、むしろ密告しない者は誰かに密告されて逮捕される社会だった
侵攻後のロシアはいたるところでソ連化が進行していて、BBCの取材ではロシア人女性が「数百人を密告で逮捕させてやった」と自慢げに語っていた
アンナ・コロブコワ(仮名)は2022年2月に政府が検閲制度を開始してすぐネット上の密告を初め、ロシア軍の信用を傷つけた人を報告し始めた
ロシアの独立系人権団体「OVD-インフォ」によると、検閲法が制定されてから軍を批判した疑いで8000件以上が立件されてかなりの人が有罪になり罰金や禁固刑になった
ロシアではインタビューで「プーチンを支持します」「軍事作戦を支持します」と答える人が多いが、それはソ連時代から市民アンケートが罠として利用されてきたからで、「共産主義に反対です」「プーチンに反対です」と答えた人は刑務所に入れられるか招集されてウクライナに突撃させられた
ロシアの選挙ではプーチンに反対する人は立候補前に逮捕されているが、投票そのものもどこで誰が監視しているか分からず選挙が罠である可能性もある
こういう社会では相互に監視し合う人間不信社会になり、民主主義国のようなメカニズムが働かないのです
https://www.thutmosev.com/archives/33507.html
ロシアからのニュース:ナワリヌイ氏について解説!
あしや 2024/02/22
https://www.youtube.com/watch?v=is2k9FFuQq8&t=6s
http://www.asyura2.com/23/ban11/msg/582.html#c2