20. 2019年10月09日 14:39:54 : 6UD5JvPFAg : LmZpLzljVk4vR1k=[1]
さざれ石が実在するって話は私も何十年かまえの小学校時代に教師から聞いた。
ただ、当時も今も不思議に思うのは、一カ所にしかないらしい激レアのさざれ石が何で歌になんか歌われてんのかということ。
「君が代」はもともと薩摩の祝い歌で酒席で歌われていたそうだが、当時の薩摩人たちは宮崎の神社にある石のことなどよく知っていたのだろうか?
そもそも歌詞の中のさざれ石は単に「巌となりて苔のむすまで」とあるだけで「たくさん集まって」などとは一言も言われてはいない。
古代人たちは山川草木すべてに命があると考えていたという。
“さざれ”とはたぶん、細かいという意味ではないかと思うが、指先に乗るような小さな石にもそれぞれ命があり、生き物のように成長していつかは大きな岩になっていくと考えられていたとしても不思議はない。
「さざれ石の巌となり」というのは、本来そういう意味だったのではないだろか?
たくさんの小石がくっつきあって岩になっているというのは確かに珍しいが、歌詞が国歌になって広まったのが近代のことなので「石が成長するなどおかしい」と言われてしまい、それを取り繕うために、後付けで「これがさざれ石だ」と説明されたのではないかとずっと疑っている。
ちなみに私自身は歌としての君が代は結構好きであるが「石も成長する」と信じていた古代人の心はそのまま大切にすればいいので、あとから無理に現実と突き合わせなくても良いと思っている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/306.html#c20