42. 2019年7月23日 11:29:20 : mH2p8xaSGA : LlBnMHdZN1lqSDI=[1]
>twitter(a little scorpion)
>それなら緩めた基準値を事故以前に戻したらいい。
(a little scorpion)さん、おっしゃる通りです・・・
事故以前の基準値ってあって無いようなもの、というかWHO基準やICRP勧告等に沿っていたようです。それに、国内の実測値が非常に小さかった。
現在の食品の放射能測定は各方面で行われているが、基準を資料1のような「事故以前」に戻すことは到底無理そうである。だから、「原子力緊急事態宣言」も未だに解除できない(おそらく数十年は解除できないのではないだろうか)。
「原子力緊急事態宣言」が解除できない以上、「風評被害」が収まる理由もない。
現行の食品安全基準はつぎの通り。
◇資料1「放射性セシウムの新基準(2012年4月1日 〜 現在)」
〔食品〕
食品中のセシウムによる年間線量の上限を1ミリシーベルトとする。
・一般食品 セシウム 100 ベクレル/kg
・牛乳 セシウム 50 ベクレル/kg
・乳児用食品 セシウム 50 ベクレル/kg
・飲料水 セシウム 10 ベクレル/kg
※参照サイト
https://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
311事故以前の食品安全基準。
◇事故以前の基準値
〔飲料水〕… WHO基準相当を運用基準としていた。
・ヨウ素-131 10 ベクレル/L(1L≒1kg)
・セシウム-137 10 ベクレル/L( 〃 )
〔食品〕… ICRP勧告や放射性降下物の核種分析結果等に基づいて
・セシウム-137 370 ベクレル/kg
※参照サイト
・https://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
・https://食べ物が危ない.com/kiken/houshanou/
・http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html
「事故前」の実際の国内の食品の放射能測定値は次の通りであった(1例)。
◇資料2「第40回環境放射能調査研究/成果論文抄録集(平成9年度)」
(平成10年12月 科学技術庁)から抜粋
〔食品〕
・精米 セシウム-137 平均 0.024 ベクレル/kg
・牛乳 セシウム-137 平均 0.016 ベクレル/kg
・粉乳 セシウム-137 平均 0.34 ベクレル/kg
・根菜類 セシウム-137 平均 0.016 ベクレル/kg
・葉菜類 セシウム-137 平均 0.032 ベクレル/kg
・茶 セシウム-137 平均 0.45 ベクレル/kg
・魚類 セシウム-137 平均 0.11 ベクレル/kg
・貝類 セシウム-137 平均 0.023 ベクレル/kg
・海藻類 セシウム-137 平均 0.021 ベクレル/kg
・淡水産生物 セシウム-137 平均 0.12 ベクレル/kg
※参照サイト
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/08/ers_lib/ers_abs40.pdf
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/735.html#c42