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[近代史3] 731部隊と医療被曝 _ 無事に内地に帰還した731部隊員は何をやったのか? 中川隆
12. 2020年11月20日 06:07:52 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[1]
日本における伝染病対策の中心は国立感染研究所であり、PCR検査のデータもそこへ集められていた。この研究所はかつて国立予防衛生研究所(予研)と呼ばれていた。予研が設立されたのは1947年だが、その歴史は私立衛生会附属伝染病研究所(伝研)が作られた1892年までさかのぼれる。1916年に東京帝国大学附属伝染病研究所となり、その教授や助教授の半数が予研所員となった。

 東京帝国大学は1930年代から京都帝国大学や陸軍の軍医学校と共に病原体を兵器として使う研究開発を進めていた。その研究開発で生体実験を行うために中国で部隊が編成される。当初は加茂部隊や東郷部隊と呼ばれたが、1941年からは第731部隊と呼ばれている。東京帝大で病原体を研究していた伝研も重要な役割を演じることになり、その人脈は予研、感染研に引き継がれたわけだ。

 第731部隊の隊長は1936年から42年、そして日本の敗戦が決定的になっていた45年3月から敗戦までが石井四郎、その間、42年から45年2月までを北野政次が務めている。1945年8月には関東軍司令官の山田乙三大将の名前で部隊に関連した建物は破壊され、貴重な資料や菌株は運び出された。捕虜の多くは食事に混ぜた青酸カリで毒殺されたが、事態に気づいて食事をとならなかった者は射殺され、死体は本館の中庭で焼かれ、穴の中に埋められたという。

 1950年6月に朝鮮戦争が勃発するとアメリカ軍は輸血体制を増強する必要に迫られ、その年の11月に「日本ブラッドバンク」が設立される。その時に中心的な役割を果たした内藤良一は軍医学校防疫研究室に所属していた人物。1964年にこの会社はミドリ十字へ社名を変更、北野は同社の役員になった。ミドリ十字は薬害エイズやフィブリノゲン問題を引き起こした。その後、同社は合併を繰り返して現在は田辺三菱製薬に含まれている。

 本ブログでは繰り返し書いてきたように、日本へ逃げ帰った石井は自宅でCIC(アメリカ陸軍対諜報部隊)の尋問を受けているが、厳しいものではなく、石井の娘によると、GHQ/SCAPのG-2(情報部門)を率いていたチャールズ・ウィロビー少将と夕食を一緒に食べるまでになる。それ以降、同少将は石井たちの擁護者となった。(Peter Williams & David Wallace, “Unit 731”, Free Press, 1989)

 1947年にはアメリカ陸軍の生物化学兵器の拠点であるメリーランド州のキャンプ・デトリック(後のフォート・デトリック)からノーバート・フェルという研究者がやって来て、第731部隊の幹部を尋問しているが、その直前、厚木基地からほど近い倉庫でアメリカ軍極東医療分隊に所属する「406医療一般研究所」が活動を開始、後に丸の内の三菱ビル内に本部を移した。朝鮮戦争中、この部隊は戦闘地域へ要員を派遣している。(Stephen Endicott & Edward Hagerman, "The United States And Biological Warfare", Indiana University Press, 1998)

 フォート・デトリックは現在でも生物化学兵器開発の拠点だが、​昨年夏、数カ月にわたって施設が閉鎖された​と伝えられている。廃液に絡む安全上の問題が発覚したことが原因のようだが、詳細は不明だ。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202011200000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/471.html#c12

[番外地7] 知ると脱力 日本の伝統の正体(笑) 中川隆
3. 2020年11月20日 06:28:18 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[2]

2020年11月19日
世界最大の宗教行事”初詣”が誕生するまで

参拝の正式な作法は実はない

初詣と弥生時代

ある説によると世界最大の宗教行事は初詣だそうで、メッカの巡礼が200万人に対して初詣は9000万人もいます。

正月三が日の明治神宮だけで320万人で、浅草寺は年間3000万人が参拝するが、彼らは参拝者でしょうか。

初詣に参拝する9割は参拝者でしょうが、平日浅草寺を訪れるのは外国人観光客とかが多かった気がします。


メッカや嘆きの壁でひざまずくのは信者に違いないが、神社を訪問する外国人は違うと思います。

この神社に参拝や初詣の起源は古いようで意外に新しく、神社が始まったのはほぼ聖徳太子以降でした。

聖徳太子は西暦500年代後半の人物で推古天皇が任命した皇太子で、現在の総理大臣に相当する実務を執り行っていました。


聖徳太子は法隆寺の建設など仏教の普及に努めた『仏教派』だったが、これが神道に影響を与えた。

当時仏教が最新の宗教で、学問や科学やお金や芸術など進んだものは全て仏教とともに伝来した。

神道は村ごとにばらばらな神様が居る状態で体系だっておらず、仏教に対して劣勢になっていました。


その後700年代前半に古事記や日本書紀が編纂され、神道も仏教のように体系化され、鳥居や社殿なども整備されました。

つまり神道が現在のようになったのは仏教伝来以降で、聖徳太子以前はかなり違っていました。

現存する最古級の神社は奈良県の大神神社や玉置神社だが、いずれも山そのものを信仰し神社は付け足しにすぎません。


神社の起源は弥生時代の自然信仰と考えられ、山や大岩や川など自然物を崇拝していたと考えられます。

自然神の一つとして太陽神も存在し、聖徳太子以降に太陽神を頂点とする神々の世界を創造した。

神社の変質と初詣の始まり

仏教の時代は西暦500年頃から1800年代まで続いたが、キリスト教近代文明が押し寄せて通用しなくなった。

明治政府はキリスト教に対抗する概念として神道を重視し、国家神道を発明して対抗しようとした。

この国家神道が「二礼二拍手一礼」などの参拝作法を正しいものとして定義したが、実はなんの根拠もありません。


江戸時代以前の神道では神社ごとに参拝方法は違っていて、多くの人は適当に「パンパン」と手を打ってお辞儀していました。

手を叩いで鈴を鳴らすのは神様を呼ぶためで、願いを聞いてもらうためにお金を投げ入れる。

聖徳太子の文書に、「祟りや祓いといって旅人や住民から取り立てている」とかなり怒っているのがある。


昔は強制的に取り立てていたのを自主的に投げ入れる方法に変わったようで、参拝方法も様変わりした。

古い神社の創設では、最初神域である山に登っていたが、上らず参拝できるよう神社を作ったなどと説明されています。

神社の目的は利便性で、今までは神様のところに出かけていたが、神様の方から近所に来るようになった。


研究者によると江戸時代に初詣は無く、その神社の祭りの日に参拝するものだったようです。

初詣が始まったのは明治中期に鉄道が広まってからで、鉄道会社の宣伝によって鉄道参拝ブームが起きたようです。

昔は鉄道で通勤する人などいなかったので、イベントを仕掛けて人々が鉄道を利用するようキャンペーンする必要があった。


大正、昭和にかけて初詣が正統と考えられるようになり、神社に莫大な利益をもたらすようになった。

超有名な大神社の宮司が夜遊びでクビになり、新宮司になった姉を逆恨みして襲った事件もありました。

大神社の宮司ともなると大企業の重役並みの収入があり、しかも納税には甘いとされている
http://www.thutmosev.com/archives/84412103.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/312.html#c3

[リバイバル3] ワーフェデール・スピーカーの世界… 中川隆
9. 2020年11月20日 06:53:12 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[3]
「音楽&オーディオ」の小部屋
必要悪の代表選手「ネットワーク」2020年11月20日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/692c49cef7c23da3fc8a8db989f85f21


「必要悪」という言葉がある。「広辞苑」によると「悪ではあるが、社会の現状からいって、やむを得ず必要とされるような事柄」とある。

けっして明るい前向きなイメージをもたらす言葉ではなく、どちらかと言えば「後ろめたい存在」といえる。

社会的にもいろいろあるが、実は「オーディオ」にも「必要悪」がありまして(笑)。

極端な話、「生演奏」と比べるとオーディオ機器はすべて必要悪みたいな存在だが、それではまったく話にならないのでシンプル・イズ・ベストの観点からいくと、さしずめ「スピーカー・ネットワーク」(以下、「ネットワーク」)あたりはその必要悪の代表選手ではなかろうか。

「ネットワークって何?」と訊かれても一言で説明するのは難しいが、簡単に言うと周波数帯域(人間の可聴帯域は20〜2万ヘルツとされている)を低音域、中音域、高音域などの所定の帯域に分割し、その音声信号を各SPユニットに送り届ける役目を持った道具とでもいおうか。

興味のある方はググってもらうことにして、とにかくこれを“付ける”と音が悪くなるのはたしかで、これ以外にもそういう機能を果すチャンネル・デバイダーという代物もあるがこれも所詮は音を悪くする部品の塊りなので使わないに越したことはないと思っている。

フルレンジ型のスピーカーをひたすら愛する人たちがいるが、それを使う理由の一つとして「音を悪くするネットワークを使わないで済むから」という答えが必ず返ってくる。実は自分もその一人だが、悲しいことに「分かっちゃいるけど止められない」(笑)。

ちなみに、タンノイの同軸型ユニットだって2ウェイなので当然の如くネットワークが使ってある。

手元の改造前のウェストミンスターの仕様は「クロスオーバー1000ヘルツ、12db/oct」となっており、以前、裏蓋の16個のネジを取り外してじっくり観察したことがあるが、見るからに音を悪くしそうな細い銅線を沢山巻いたコイルや抵抗、コンデンサーが沢山使ってあった。

もちろん、いい悪いは別の話でメーカー側の「音づくり」の一環なのでこればかりは部外者があれこれ口を挟む余地はないが、自分は大嫌いだったのでためらうことなく取り外した。

フルレンジ型スピーカーの再生帯域に物足りない人が、2ウェイ、3ウェイ型のSPシステムに移行していくわけだが、そのメリットは十分あるもののネットワークを使うマイナス部分をどれだけ意識すればいいのかと、ときどき思うことがある。

オーディオは常にプラス部分とマイナス部分の差し引きで考えるクセをつけた方がいいように思えて仕方がない。なぜなら自分が散々繰り返してきたような「高価な授業料」につくことの歯止めになるから(笑)。

とはいえ、ネットワークはオーディオを楽しむうえで絶対に避けては通れない課題なので、いかに音質への悪影響を最小限に留めるか、使う部品の銘柄などを含めて多大のノウハウがあって実に奥が深い世界だと思う。

研究に研究を重ねた方たちも沢山おられるし、正直言ってとても自分ごときが偉そうに語る資格はない。

以上、前置きが随分長くなったが、ようやくここから我が家の実例に入らせてもらおう。

4系統のシステムのうち、ネットワークらしきものを使っているのはこの1系統だけ。それも少々変わった使い方をしている。

まず、箱の上に載せている「スーパー10」(ワーフェデール:口径25センチ)をいっさいコイルとコンデンサーを使わず「フルレンジ」として鳴らす。

普通の音楽ソースならこれで十分だが、このシステムは「オーケストラ」と「重量級のジャズ」用なのでやむなく低音と高音を補強している。

低音域「スーパー12」は定評のある「ムンドルフ」のコイルを使って300ヘルツあたりでハイカット(−6db/oct)し、高音域のJBL「075」はマイカコンデンサー(絶縁体として雲母を使ったもの)で8000ヘルツあたりでローカット(−6db/oct)しており、これらを2台の真空管アンプで駆動している。

これで「ネットワーク」の悪影響を最小限に食い止めた積りだが、音質としても今のところたいへん満足している。

ただし、どなたにもお薦めするのはちょっと自信が無いのであくまでも自己流ということにしておきましょう(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/692c49cef7c23da3fc8a8db989f85f21
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1084.html#c9

[リバイバル3] チャンネル・デバイダ―は使ってはいけない 中川隆
14. 中川隆[-9780] koaQ7Jey 2020年11月20日 06:53:59 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[4]
「音楽&オーディオ」の小部屋
必要悪の代表選手「ネットワーク」2020年11月20日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/692c49cef7c23da3fc8a8db989f85f21


「必要悪」という言葉がある。「広辞苑」によると「悪ではあるが、社会の現状からいって、やむを得ず必要とされるような事柄」とある。

けっして明るい前向きなイメージをもたらす言葉ではなく、どちらかと言えば「後ろめたい存在」といえる。

社会的にもいろいろあるが、実は「オーディオ」にも「必要悪」がありまして(笑)。

極端な話、「生演奏」と比べるとオーディオ機器はすべて必要悪みたいな存在だが、それではまったく話にならないのでシンプル・イズ・ベストの観点からいくと、さしずめ「スピーカー・ネットワーク」(以下、「ネットワーク」)あたりはその必要悪の代表選手ではなかろうか。

「ネットワークって何?」と訊かれても一言で説明するのは難しいが、簡単に言うと周波数帯域(人間の可聴帯域は20〜2万ヘルツとされている)を低音域、中音域、高音域などの所定の帯域に分割し、その音声信号を各SPユニットに送り届ける役目を持った道具とでもいおうか。

興味のある方はググってもらうことにして、とにかくこれを“付ける”と音が悪くなるのはたしかで、これ以外にもそういう機能を果すチャンネル・デバイダーという代物もあるがこれも所詮は音を悪くする部品の塊りなので使わないに越したことはないと思っている。

フルレンジ型のスピーカーをひたすら愛する人たちがいるが、それを使う理由の一つとして「音を悪くするネットワークを使わないで済むから」という答えが必ず返ってくる。実は自分もその一人だが、悲しいことに「分かっちゃいるけど止められない」(笑)。

ちなみに、タンノイの同軸型ユニットだって2ウェイなので当然の如くネットワークが使ってある。

手元の改造前のウェストミンスターの仕様は「クロスオーバー1000ヘルツ、12db/oct」となっており、以前、裏蓋の16個のネジを取り外してじっくり観察したことがあるが、見るからに音を悪くしそうな細い銅線を沢山巻いたコイルや抵抗、コンデンサーが沢山使ってあった。

もちろん、いい悪いは別の話でメーカー側の「音づくり」の一環なのでこればかりは部外者があれこれ口を挟む余地はないが、自分は大嫌いだったのでためらうことなく取り外した。

フルレンジ型スピーカーの再生帯域に物足りない人が、2ウェイ、3ウェイ型のSPシステムに移行していくわけだが、そのメリットは十分あるもののネットワークを使うマイナス部分をどれだけ意識すればいいのかと、ときどき思うことがある。

オーディオは常にプラス部分とマイナス部分の差し引きで考えるクセをつけた方がいいように思えて仕方がない。なぜなら自分が散々繰り返してきたような「高価な授業料」につくことの歯止めになるから(笑)。

とはいえ、ネットワークはオーディオを楽しむうえで絶対に避けては通れない課題なので、いかに音質への悪影響を最小限に留めるか、使う部品の銘柄などを含めて多大のノウハウがあって実に奥が深い世界だと思う。

研究に研究を重ねた方たちも沢山おられるし、正直言ってとても自分ごときが偉そうに語る資格はない。

以上、前置きが随分長くなったが、ようやくここから我が家の実例に入らせてもらおう。

4系統のシステムのうち、ネットワークらしきものを使っているのはこの1系統だけ。それも少々変わった使い方をしている。

まず、箱の上に載せている「スーパー10」(ワーフェデール:口径25センチ)をいっさいコイルとコンデンサーを使わず「フルレンジ」として鳴らす。

普通の音楽ソースならこれで十分だが、このシステムは「オーケストラ」と「重量級のジャズ」用なのでやむなく低音と高音を補強している。

低音域「スーパー12」は定評のある「ムンドルフ」のコイルを使って300ヘルツあたりでハイカット(−6db/oct)し、高音域のJBL「075」はマイカコンデンサー(絶縁体として雲母を使ったもの)で8000ヘルツあたりでローカット(−6db/oct)しており、これらを2台の真空管アンプで駆動している。

これで「ネットワーク」の悪影響を最小限に食い止めた積りだが、音質としても今のところたいへん満足している。

ただし、どなたにもお薦めするのはちょっと自信が無いのであくまでも自己流ということにしておきましょう(笑)。
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[リバイバル3] フルレンジ スピーカーの口径について 中川隆
3. 中川隆[-9779] koaQ7Jey 2020年11月20日 06:54:37 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[5]
「音楽&オーディオ」の小部屋
必要悪の代表選手「ネットワーク」2020年11月20日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/692c49cef7c23da3fc8a8db989f85f21


「必要悪」という言葉がある。「広辞苑」によると「悪ではあるが、社会の現状からいって、やむを得ず必要とされるような事柄」とある。

けっして明るい前向きなイメージをもたらす言葉ではなく、どちらかと言えば「後ろめたい存在」といえる。

社会的にもいろいろあるが、実は「オーディオ」にも「必要悪」がありまして(笑)。

極端な話、「生演奏」と比べるとオーディオ機器はすべて必要悪みたいな存在だが、それではまったく話にならないのでシンプル・イズ・ベストの観点からいくと、さしずめ「スピーカー・ネットワーク」(以下、「ネットワーク」)あたりはその必要悪の代表選手ではなかろうか。

「ネットワークって何?」と訊かれても一言で説明するのは難しいが、簡単に言うと周波数帯域(人間の可聴帯域は20〜2万ヘルツとされている)を低音域、中音域、高音域などの所定の帯域に分割し、その音声信号を各SPユニットに送り届ける役目を持った道具とでもいおうか。

興味のある方はググってもらうことにして、とにかくこれを“付ける”と音が悪くなるのはたしかで、これ以外にもそういう機能を果すチャンネル・デバイダーという代物もあるがこれも所詮は音を悪くする部品の塊りなので使わないに越したことはないと思っている。

フルレンジ型のスピーカーをひたすら愛する人たちがいるが、それを使う理由の一つとして「音を悪くするネットワークを使わないで済むから」という答えが必ず返ってくる。実は自分もその一人だが、悲しいことに「分かっちゃいるけど止められない」(笑)。

ちなみに、タンノイの同軸型ユニットだって2ウェイなので当然の如くネットワークが使ってある。

手元の改造前のウェストミンスターの仕様は「クロスオーバー1000ヘルツ、12db/oct」となっており、以前、裏蓋の16個のネジを取り外してじっくり観察したことがあるが、見るからに音を悪くしそうな細い銅線を沢山巻いたコイルや抵抗、コンデンサーが沢山使ってあった。

もちろん、いい悪いは別の話でメーカー側の「音づくり」の一環なのでこればかりは部外者があれこれ口を挟む余地はないが、自分は大嫌いだったのでためらうことなく取り外した。

フルレンジ型スピーカーの再生帯域に物足りない人が、2ウェイ、3ウェイ型のSPシステムに移行していくわけだが、そのメリットは十分あるもののネットワークを使うマイナス部分をどれだけ意識すればいいのかと、ときどき思うことがある。

オーディオは常にプラス部分とマイナス部分の差し引きで考えるクセをつけた方がいいように思えて仕方がない。なぜなら自分が散々繰り返してきたような「高価な授業料」につくことの歯止めになるから(笑)。

とはいえ、ネットワークはオーディオを楽しむうえで絶対に避けては通れない課題なので、いかに音質への悪影響を最小限に留めるか、使う部品の銘柄などを含めて多大のノウハウがあって実に奥が深い世界だと思う。

研究に研究を重ねた方たちも沢山おられるし、正直言ってとても自分ごときが偉そうに語る資格はない。

以上、前置きが随分長くなったが、ようやくここから我が家の実例に入らせてもらおう。

4系統のシステムのうち、ネットワークらしきものを使っているのはこの1系統だけ。それも少々変わった使い方をしている。

まず、箱の上に載せている「スーパー10」(ワーフェデール:口径25センチ)をいっさいコイルとコンデンサーを使わず「フルレンジ」として鳴らす。

普通の音楽ソースならこれで十分だが、このシステムは「オーケストラ」と「重量級のジャズ」用なのでやむなく低音と高音を補強している。

低音域「スーパー12」は定評のある「ムンドルフ」のコイルを使って300ヘルツあたりでハイカット(−6db/oct)し、高音域のJBL「075」はマイカコンデンサー(絶縁体として雲母を使ったもの)で8000ヘルツあたりでローカット(−6db/oct)しており、これらを2台の真空管アンプで駆動している。

これで「ネットワーク」の悪影響を最小限に食い止めた積りだが、音質としても今のところたいへん満足している。

ただし、どなたにもお薦めするのはちょっと自信が無いのであくまでも自己流ということにしておきましょう(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/692c49cef7c23da3fc8a8db989f85f21
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1120.html#c3

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
48. 中川隆[-9778] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:20:50 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[6]

JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。


よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

ケンリックサウンド JBL のレプリカ
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

ユートピア機器 JBL エンクロージャーのレプリカ
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

山本音響工芸ホームページ スピーカーエンクロージャー
https://userweb.117.ne.jp/y-s/speaker%20and%20horn-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html



▲△▽▼


禁断のKRELL

JBLの記事(12件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864446.html

JBLスピーカーの買い方
https://ameblo.jp/507576/entry-12002432560.html?frm=theme

JBLスピーカー各世代の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-12165448678.html?frm=theme

JBL スタジオモニターとK2の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-11081116051.html?frm=theme

JBL Project EVEREST DD66000
https://ameblo.jp/507576/entry-12494423549.html?frm=theme

JBL Project K2 S9800SE
https://ameblo.jp/507576/entry-12443662717.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
https://ameblo.jp/507576/entry-12230495770.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 導入編
https://ameblo.jp/507576/entry-12229500323.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
https://ameblo.jp/507576/entry-12234884892.html?frm=theme

JBL K2 S5500
https://ameblo.jp/507576/entry-11758592135.html?frm=theme

JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme

JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー
(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c48

[リバイバル3] どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 中川隆
23. 中川隆[-9777] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:25:19 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[7]

JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。


よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

ケンリックサウンド JBL のレプリカ
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

ユートピア機器 JBL エンクロージャーのレプリカ
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

山本音響工芸ホームページ スピーカーエンクロージャー
https://userweb.117.ne.jp/y-s/speaker%20and%20horn-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html



▲△▽▼


禁断のKRELL

JBLの記事(12件)
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JBLスピーカーの買い方
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JBLスピーカー各世代の比較
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JBL スタジオモニターとK2の比較
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JBL Project EVEREST DD66000
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JBL Project K2 S9800SE
https://ameblo.jp/507576/entry-12443662717.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
https://ameblo.jp/507576/entry-12230495770.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 導入編
https://ameblo.jp/507576/entry-12229500323.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
https://ameblo.jp/507576/entry-12234884892.html?frm=theme

JBL K2 S5500
https://ameblo.jp/507576/entry-11758592135.html?frm=theme

JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme

JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html#c23

[リバイバル3] 買ってはいけない JBL Project EVEREST DD66000・DD67000 中川隆
2. 中川隆[-9776] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:26:16 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[8]

JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。


よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

ケンリックサウンド JBL のレプリカ
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

ユートピア機器 JBL エンクロージャーのレプリカ
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

山本音響工芸ホームページ スピーカーエンクロージャー
https://userweb.117.ne.jp/y-s/speaker%20and%20horn-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html



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JBLの記事(12件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864446.html

JBLスピーカーの買い方
https://ameblo.jp/507576/entry-12002432560.html?frm=theme

JBLスピーカー各世代の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-12165448678.html?frm=theme

JBL スタジオモニターとK2の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-11081116051.html?frm=theme

JBL Project EVEREST DD66000
https://ameblo.jp/507576/entry-12494423549.html?frm=theme

JBL Project K2 S9800SE
https://ameblo.jp/507576/entry-12443662717.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
https://ameblo.jp/507576/entry-12230495770.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 導入編
https://ameblo.jp/507576/entry-12229500323.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
https://ameblo.jp/507576/entry-12234884892.html?frm=theme

JBL K2 S5500
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JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme

JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1115.html#c2

[リバイバル3] JBL Project K2/S9500 中川隆
12. 中川隆[-9775] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:26:41 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[9]

JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。


よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


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JBL S3100
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JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1096.html#c12

[リバイバル3] JBL ハーツフィールド レプリカ 中川隆
30. 中川隆[-9774] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:27:10 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[10]

JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。


よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
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ケンリックサウンド JBL のレプリカ
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JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html#c30

[リバイバル3] JBL オリンパス レプリカ 中川隆
9. 中川隆[-9773] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:27:43 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[11]

JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。


よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

ケンリックサウンド JBL のレプリカ
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

ユートピア機器 JBL エンクロージャーのレプリカ
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山本音響工芸ホームページ スピーカーエンクロージャー
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JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
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JBL Project K2 S9500 導入編
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JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
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JBL K2 S5500
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JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme

JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1123.html#c9

[リバイバル3] JBL 375 ドライバーユニット 中川隆
2. 中川隆[-9772] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:28:32 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[12]

JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。


よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

ケンリックサウンド JBL のレプリカ
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

ユートピア機器 JBL エンクロージャーのレプリカ
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

山本音響工芸ホームページ スピーカーエンクロージャー
https://userweb.117.ne.jp/y-s/speaker%20and%20horn-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html



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JBLの記事(12件)
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JBLスピーカーの買い方
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JBLスピーカー各世代の比較
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JBL スタジオモニターとK2の比較
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JBL Project EVEREST DD66000
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JBL Project K2 S9800SE
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JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
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JBL Project K2 S9500 導入編
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JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
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JBL K2 S5500
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JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme

JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html#c2

[リバイバル3] JBL パラゴン レプリカ 中川隆
49. 中川隆[-9771] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:30:36 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[13]

ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー
(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。


そのことが分かっておられるから、評論家の朝沼先生も編集者時代に岡先生の自宅で
往年の名JBLスピーカーと接する貴重な経験を経て、あの方は地方出身者の方でしたから、
クォード・ダルキスト・ジョージアンを使いながら、納得できる環境を手に入れるまでの
三十年近い年月を待ちわびて、やっと自分のJBLスピーカーを導入される際には、


「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。


音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html#c49

[リバイバル3] LE14A _ JBL L101 Lancer 中川隆
9. 中川隆[-9770] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:34:06 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[14]
JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。

よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

ケンリックサウンド JBL のレプリカ
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

ユートピア機器 JBL エンクロージャーのレプリカ
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

山本音響工芸ホームページ スピーカーエンクロージャー
https://userweb.117.ne.jp/y-s/speaker%20and%20horn-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html

▲△▽▼


禁断のKRELL

JBLの記事(12件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864446.html

JBLスピーカーの買い方
https://ameblo.jp/507576/entry-12002432560.html?frm=theme

JBLスピーカー各世代の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-12165448678.html?frm=theme

JBL スタジオモニターとK2の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-11081116051.html?frm=theme

JBL Project EVEREST DD66000
https://ameblo.jp/507576/entry-12494423549.html?frm=theme

JBL Project K2 S9800SE
https://ameblo.jp/507576/entry-12443662717.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
https://ameblo.jp/507576/entry-12230495770.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 導入編
https://ameblo.jp/507576/entry-12229500323.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
https://ameblo.jp/507576/entry-12234884892.html?frm=theme

JBL K2 S5500
https://ameblo.jp/507576/entry-11758592135.html?frm=theme

JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme

JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1118.html#c9

[リバイバル3] JBL LE8T 中川隆
23. 中川隆[-9769] koaQ7Jey 2020年11月20日 09:35:11 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[15]
JBLの中古品はもう経年が随分たっているからリペア技術のある所での修復しないと本来の音とは程遠い音が出る可能性が高い。

よくセットアップスピーカー(バラのユニットとタテマツや山本音響工芸のエンクロージャーで構成されたシステム) に発展する人もおられますが、音場のスケール感などに置いては確かに見るべきものがありますけれど、だからこそ多くの方が見過ごしがちだと思うんですけど、全体的な音のまとまり、音の完成度といった点で吊るしのスピーカー(市販品)にはまず絶対に勝てないんですよ。メーカー製と比較するとはるかに稚拙なレベルのものでしかない

セットアップスピーカーで良い音を出すには、評論家の先生レベルでオーディオを熟知しないと。

一週間くらいの期間自作の巨大なホーンシステムを聴き込んで耳を慣らしてから、
メーカー製のフロアータイプのスピーカーシステムをその前に置いて音を比較してみると音のまとまりや、完成度の違いは明らかです。自作スピーカーでもちゃんと音は出るから、見過ごしがちなポイントです。メーカー製はフルレンジのようにピシっと整合の取れた音がします。


JBL エンクロージャのレプリカ製品

パラゴン レプリカ(BOX) - NORTHWEST TRADING
https://www.hobbies-n-things.com/product-list/72

ケンリックサウンド JBL のレプリカ
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

ユートピア機器 JBL エンクロージャーのレプリカ
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html

山本音響工芸ホームページ スピーカーエンクロージャー
https://userweb.117.ne.jp/y-s/speaker%20and%20horn-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html

▲△▽▼


禁断のKRELL

JBLの記事(12件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864446.html

JBLスピーカーの買い方
https://ameblo.jp/507576/entry-12002432560.html?frm=theme

JBLスピーカー各世代の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-12165448678.html?frm=theme

JBL スタジオモニターとK2の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-11081116051.html?frm=theme

JBL Project EVEREST DD66000
https://ameblo.jp/507576/entry-12494423549.html?frm=theme

JBL Project K2 S9800SE
https://ameblo.jp/507576/entry-12443662717.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
https://ameblo.jp/507576/entry-12230495770.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 導入編
https://ameblo.jp/507576/entry-12229500323.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
https://ameblo.jp/507576/entry-12234884892.html?frm=theme

JBL K2 S5500
https://ameblo.jp/507576/entry-11758592135.html?frm=theme

JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme

JBLスピーカーは新しいフラッグシップが近い将来リリースされるでしょう。
そうなると現行のDD66000が相場を大幅に下げながら市場にドッと出回りますから、
これはJBLの最高峰モデルが更新される度に繰り返されてきた歴史なので、

フルレストアされた260万のJBL4343という、そんなバカな値付けがされた4343を買う人は一体なにを考えているのでしょうか・・・・・・劣化のないDD66000の中古が余裕で買えるのに。


ホーンスピーカーは2インチドライバー (2インチスロート径) のものと1インチドライバー(1インチスロート径) のものでは根本的にクラスが違うんです。

評論家の朝沼先生も JBLスピーカーを導入される際には、
「2インチドライバーの搭載モデルにこだわった」 と明確に書かれています。
音の好みなどはあると思うけれども、"格が違う"という言葉がピッタリです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1097.html#c23

[リバイバル3] JBL 375 ドライバーユニット 中川隆
3. 中川隆[-9768] koaQ7Jey 2020年11月20日 10:54:35 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[16]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
原寸大のサウンドを実現するには2インチスロートユニットが要る 2017年01月01日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8f2b5e884b4ea12f7343a0c2117eb0dd


JBL#4343を20年以上使って来ると不満な処が多々出て来る。その中で一番気に食わなかったのが「中域」の音の線の太さ。1インチスロートドライバー(#2420)では造れない世界だ。家庭で使うには使い易いドライバーだが上には上が有るもので・・・。

#2420(LE85相当)の1インチスロートと2インチスロートドライバー(#2440・#375)では、エネルギー感や音数が全く違う。当然「音の線の太さ」も違って来る。「原寸大」の演奏を目指すなら2インチスロートのドライバーでなければ近似に出来ない。

JBL社には「コンシュマー(民生用)ドライバー#375」と「プロ用ドライバー#2440等」が有るが、名前とは裏腹に、比較して見れば直ぐ判る事だが、「コンシュマー用」の#375の方が圧倒的に良いサウンドがする。生産年代は#375の方が古い。プロ用ユニットは1972年ごろから販売されている。この音質の差は「コストダウン」によるものだと推測している。他にもガウス社のHF-4000と云うドライバーも有った。こちらは#375より図体が大きかった。しかし、エネルギー感では#375に及ばなかった。

いずれの2インチスロートドライバー共に「線の太い音」は共通である。1インチスロートドライバーのエネルギー感の比ではない。その為、使い手に鳴らし方のスキルが求められる。そのまま繋いで簡単にならせるユニットではない。能率も118dbと超圧倒的な高能率だ。2Wも有れば大きな部屋で十分なドライブが出来る。

組み合わせるホーンも、新しい時代になるほど「シンプルな作り」になって来ている。(コストダウン)出来ればHL88(ハチの巣)、HL89(ゴールドウィング)、HL90(#2395 お化けホーン)の凝った「ディフィーザー」を持ったホーンをお勧めする。誰でも簡単にならせるホーンは#2395(HL90)ホーンだと思う。低域と高域との音のバランスさえ取ってやれば直ぐにでも上質で実在感の有るサウンドが出て来る。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8f2b5e884b4ea12f7343a0c2117eb0dd
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html#c3

[リバイバル3] JBL 375 ドライバーユニット 中川隆
4. 中川隆[-9767] koaQ7Jey 2020年11月20日 10:58:48 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[17]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
HL88ホーン(蜂の巣)の魅力 2017年01月02日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/64ba9cd18b0512c0e1b33fd58846db82


私の、メインシステム(オリンパスシステム)には蜂の巣ホーンを組み合わせている。HL88、HL89、HL90の3大ホーンシステムを作る為に、ホーンのルックスに合わせて低域の箱を変えている。

蜂の巣ホーンの魅力は、設置面積が意外と小さくて済むという事。非常にコンパクトなサイズで使える点が非常に良い。S氏のシステムでかなり有名でもあった。蜂の巣ホーンの存在は45年ほど前に雑誌で知っていた。しかし当時は組み合わせるドライバーも合わせて購入するには財政的負担(高くて買えなかった)が大きすぎて手だ出せなかった。

若い頃からずっと「憧れのホーン」でもあった。それらを手に入れたのは50歳を過ぎてからだ。「欲しい」と思ってから実に足掛け30年も経っている。実際に手に入れる時も「ドキドキ」であった。子供の時に買えなかったおもちゃを大人になって手に入れる様なものでした。

このホーンに組み合わせる低域は???としばらく悩んでいましたが、HL89、HL90も揃える事を決めたら、アッサリと「オリンパス箱」に決まりました。オリンパスの箱の上に「収まり」が良く、初めからこのセットで使うぐらいの上品さが出て来ました。

しかし、このホーンを手なずけるには苦労しました。最初の鳴らし込みでは、ストレートに「飛んで来る音」に5分と聴いていられないエネルギー感を感じました。耳にキツイ音がビンビン飛んできます。アンプを色々変えて見たり、ケーブル類を変えて見たりと試行錯誤を繰り返して、「円形に拡散」させる術を獲得しました。今では何の苦労もなく鳴っているかの如く、柔らかい音で有りながらキレ(明瞭度)の有るサウンドで、奥行き感も出して鳴ってくれています。

現在の設置では横の壁面との距離が30pしか取れないので、音の広がりの面で厳しくなっています。出来れば壁面から50pは離して鳴らしたいと思っています。そうすれば「円形に拡散する音」を実感できると思います。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/64ba9cd18b0512c0e1b33fd58846db82
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html#c4

[リバイバル3] JBL 375 ドライバーユニット 中川隆
5. 中川隆[-9766] koaQ7Jey 2020年11月20日 11:05:52 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[18]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
JBL#375+HL88(蜂の巣ホーン)を鳴らすコツ 2017年01月03日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/873814c637e3f5802dfa2f88c288a777


HL88は直径約30pも有り、#375と合わせた重量は軽く20Kgを超える。HL88ホーン自体は「鋳物」で作られている。パンチングメタルのディフィーザーがついているが、JBLではその鳴きを留める為に色々工夫がしてある。

#375は118db/Wの音圧を誇る高能率ユニットです。一般家庭で使うには1Wのアンプで十分です。この辺に「鳴らすコツ」が有ります。またショートホーンですので「指向性」もちょっと高いです。ホーンの向きは聴取位置に向けてやや内ぶりにするのが良いでしょう。

このドライバー+ホーンを鳴らす最大のポイントは「アンプ」と「ケーブル類」だと思います。ネットワーク方式にしろマルチアンプ方式でも同じ事が言えます。どちらかと言えば「マルチアンプ方式」の方が扱いやすいと思います。何故なら「中域用アンプ」を選択できるからです。

1級品のアンプと云うのは大体100W以上。それも200W以上の出力を持った各社のフラッグシップクラスを組み合わせたくなる。音の厚みや明瞭度、SN比等そのクラスでなければ出ない性能が有る。しかし、#375に必要な出力は1Wで良いのである。この辺に「ギャップ」が有る。

低出力で音質の良いTr型アンプが有れば良いのだが、5W以下のフラッグシップアンプなど実際探すと殆ど無いのが現状だ。実際にA級20WクラスのTr型アンプを使っても出力が高すぎる。性能は音数や音の厚み等で不満も出て来る。そうやってたどり着いたのが、結局古典管を使った5W以下の管球シングルアンプになりました。

ネットワークシステムの場合、ネットワーク内のアッテネーターの性能の良い物が必須になります。低域や高域とのバランスがしっかり取れることが必要です。

SPケーブルやネットワークの内部配線等のケーブル類の選択も重要です。ピーキーな伝送であれば、それがそのまま蜂の巣ホーンからストレートに飛んできます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/873814c637e3f5802dfa2f88c288a777
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html#c5

[リバイバル3] JBL 375 ドライバーユニット 中川隆
6. 中川隆[-9765] koaQ7Jey 2020年11月20日 11:13:13 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[19]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
JBL#375のダイアフラム 2017年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d73c27eb8630da9921ebad36d55f5e79


上の写真はJBL#375のダイアフラムとその内部配線の様子。ネットで調べるとこのダイアフラムには、

@JBL純正のアルミ製 
AJBL純正のチタン製 
Bラディアン社製のダイヤフラム 

が使える事が判ります。

内部配線の配線の開発・交換作業でダイアフラムを6枚も傷つけてしまったので、@ABのダイアフラムを試して見ました。当時純正品で¥45000/枚もの価格がしていました。安いBのラディアン社に置き換えられないか?と考えたのは当然。

このBダイアフラムは外側部分が厚く、センター部分が薄くなると言うダイアフラムの厚みに工夫がしてあるものでした。実際に取り付けて聴いたが、何処か「ツルッと」した音(厚みと引っ掛かりがない)に聴こえ不採用。(今でもストックで保管中)

Aのチタン製は高域は伸びているように感じたが、中域の厚みに欠ける様に感じた。結局元の@アルミ製のダイアフラムが一番力強く、中域が厚く良い様に感じました。

内部配線の交換作業やネジの増し締め等の為に、HL88+#375(重量20Kg以上×左右セット)を30回以上上げ下ろししました。当時はまだ若かったから出来た事だと思います。その後、ダイアフラムカバーを冶具化して(作成して)傷つける事はなくなりました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d73c27eb8630da9921ebad36d55f5e79
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html#c6

[リバイバル3] JBL 375 ドライバーユニット 中川隆
7. 中川隆[-9764] koaQ7Jey 2020年11月20日 11:16:33 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[20]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
JBL 3大ホーンシステムについて 2019年12月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d87140880ff34cbc0181558602703345


100年以上前のRCA Wフロントロード箱(D130×2)にJBL#375+HL90の組み合わせ。ウーハーにLE15Aや2205×2等試しましたが、D130×2発のサウンドに決まり。音の波を肌で感じるサウンドが特徴。音を浴びる様な聴き方が出来ます。HL90ホーンはJBL純正の使い方でOK。音の深みとキレのあるサウンドが特徴。このホーンで聴くシンバル音は絶品です。現在は息子にお守りしてもらっています。

「蜂の巣ホーン」の名で有名なHL88。見た目ほど扱い易くはない。うまく鳴らすと蜂の巣ホーンを中心に「円形の放射パターン」を出してくる。現在の「音楽部屋」のメインスピーカーである。現在は狭い処に無理やり押し込んでいるのでホーンと壁の距離が取れない。早く左右に広い使い方をしたいと思っている。

自宅システムで使っているJBL:#375+HL89(ゴールドウィングホーン)。見た目ではJAZZを大音量で鳴らしている様に思われるかも知れないが、私はこのホーンから「弦楽器の質感」に拘って鳴らし込んでいる。下手に鳴らすとフィンのアルミの材質の音が出る。このホーンの設置はHL90と同じ原理でセットしています。#375ドライバーを空中に浮かして使用する事が大事です。

他にも#2350ホーンや木製ホーン、#2380ホーン等も使いましたが、#2350ホーンをうまく鳴らすと蜂の巣ホーンの様に円形の放射パターンの音の広がり方に出来る。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d87140880ff34cbc0181558602703345
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html#c7

[リバイバル3] JBL D130 中川隆
37. 中川隆[-9763] koaQ7Jey 2020年11月20日 11:19:56 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[21]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
JBL 3大ホーンシステムについて 2019年12月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d87140880ff34cbc0181558602703345

100年以上前のRCA Wフロントロード箱(D130×2)にJBL#375+HL90の組み合わせ。ウーハーにLE15Aや2205×2等試しましたが、D130×2発のサウンドに決まり。音の波を肌で感じるサウンドが特徴。音を浴びる様な聴き方が出来ます。HL90ホーンはJBL純正の使い方でOK。音の深みとキレのあるサウンドが特徴。このホーンで聴くシンバル音は絶品です。現在は息子にお守りしてもらっています。

「蜂の巣ホーン」の名で有名なHL88。見た目ほど扱い易くはない。うまく鳴らすと蜂の巣ホーンを中心に「円形の放射パターン」を出してくる。現在の「音楽部屋」のメインスピーカーである。現在は狭い処に無理やり押し込んでいるのでホーンと壁の距離が取れない。早く左右に広い使い方をしたいと思っている。

自宅システムで使っているJBL:#375+HL89(ゴールドウィングホーン)。見た目ではJAZZを大音量で鳴らしている様に思われるかも知れないが、私はこのホーンから「弦楽器の質感」に拘って鳴らし込んでいる。下手に鳴らすとフィンのアルミの材質の音が出る。このホーンの設置はHL90と同じ原理でセットしています。#375ドライバーを空中に浮かして使用する事が大事です。

他にも#2350ホーンや木製ホーン、#2380ホーン等も使いましたが、#2350ホーンをうまく鳴らすと蜂の巣ホーンの様に円形の放射パターンの音の広がり方に出来る。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d87140880ff34cbc0181558602703345
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1101.html#c37

[リバイバル3] JBL 375 ドライバーユニット 中川隆
8. 中川隆[-9762] koaQ7Jey 2020年11月20日 11:22:20 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[22]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
JBL #375+HL88(ハチの巣ホーン)は鳴らし難い 2019年11月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/175806e41508039439c8e38fe70bce7a


オーディオ評論家の重鎮故S氏の自宅システムや、故瀬川氏が使った事で有名なJBLのHL88(通称:蜂の巣ホーン)は非常に有名ですが、使いこなすにはそれなりのスキルがいる。

JBL:C50箱 オリンパス(S7/S8R)システムで、一般的なユニット配置は、低域にLE15+ドロンコーン・中域#375+HL88・高域#075or#2405の各1個ずつのユニットで3ウェイネットワークで組まれている。オリンパス箱オリジナルのH93ショートホーンは全く使い物にならないと捉えた方が良いでしょう。それで見た目のカッコよさや、設置スペースの面で有利なHL88(ハチの巣ホーン)を選択される方が殆どだと思う。

しかし、このHL88も「ショートホーン」のスタイルそのもの。真ん中の穴は中のダイアフラムから直接音が飛んでくる。初めてこのホーンを使った時は、そのエネルギー感の強さと「すっ飛んでくる音」に「殺人音」を感じたほどです。

現在はこのホーンから「柔らかく透明感あふれる円形に広がるサウンド」を手に入れています。それなりに「秘密」のテクニックを使っています。使う人に「スキル」を求めるホーンだと思います。決してそのままでは容易く鳴ってはくれません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/175806e41508039439c8e38fe70bce7a
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html#c8

[リバイバル3] チャンネル・デバイダ―は使ってはいけない 中川隆
15. 中川隆[-9761] koaQ7Jey 2020年11月20日 13:16:46 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[23]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
マルチアンプ化したのは良いけれど・・・ 2020年03月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/00285337b72f0329e08ba911a9a71377


現在マルチアンプシステムを3セット作成している。1セット目の「オリンパスシステム」は既に組んでから8年ほど経過しているので非常に安定している。安心して使えるのは精神的に非常に大きい。

自宅システムは先月末(2月25日)にマルチアンプ化した。ようやく1ヶ月が経過した状態だが、チャンネルデバイダーの「ふん詰まり」で苦しんでいる。まだまともに音量設定や音のバランスが取れる状況にない。毎日変化している状況で落ち着かない。現在の不具合は、「低域」を絞ると「ノイズ」が出てくる。これはチャンデバの「LOW」ボリュームを触るとMAXとMINではノイズは出ないが、他の部分(2〜9レベル)ではノイズが出てくる。もう一つ、Rchの音量が低い。(低域のみ)・・・連日変化している状況なので「鳴らし込んで」安定させるしかない。

そして昨日マルチアンプ化したサブシステム。新規の機器がチャンデバ、中域用パワーアンプ、スピーカーの3種。この3台はまだ来たばかりで正常なのか分からない。特にチャンデバとスピーカーには切り替え接点が沢山あり、何処かが接触不良を起こしたり起こさなかったり(ルーズコンタクトモード)をしている様だ。昨日は正常にサウンドが出ていたが、今日はRchからの音が非常に小さく、いくらチャンデバのボリューム類を触っても改善しない。そこで「大音量」になる様にプリアンプのボリュームを一気に上げたら正常化して来た。

機器はシンプルな方が良いと思う。マルチアンプにすると、トラブルが出た時に「何処が?」と探すヶ所・原因系の調査範囲が大きくなる。たった1か所の接点の接触不良でもまともなサウンドにならない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/00285337b72f0329e08ba911a9a71377
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1025.html#c15

[リバイバル3] チャンネル・デバイダ―は使ってはいけない 中川隆
16. 中川隆[-9760] koaQ7Jey 2020年11月20日 13:22:00 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[24]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
マルチアンプ方式か?ネットワーク方式か? 2020年03月09日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2d65e08dd1e855d1b874814ddf097f53


JBL 3大ホーン(HL88・89・90)システム3セット共にマルチアンプ方式になりました。自宅システムは出来る限り簡便に使いたいと思って「ネットワーク方式」に拘って来ましたが、「7SPユニット駆動」では1台のアンプでドライブするには負担が大きすぎる・・・と結論しました。

「音質」を考えれば「マルチアンプ方式」ですね。但し、3ウェイだと3台のパワーアンプが必要になります。電源ケーブル・SPケーブル・ラインケーブルも増設しなければなりません。アンプやチャンデバを置くスペースも要ります。(ケーブル類のグレードを揃えなければなりません・・・結構な出費です)

3台のパワーアンプで駆動するメリットは、各アンプ当たりの再生帯域が少なくて済むので「音の密度」アップ(音数アップ)しやすい点ですね。当然アンプ自体の負荷も小さくなります・・・故障しにくくなる?

ネットワーク方式の良さは「使い勝手」だと思います。最小の機器数で構成できます。当然置き場所(スペース)も少なくて済みます。でも低域・中域・高域のバランスをそれぞれを細かく調整は出来ません。難しい処が有ります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2d65e08dd1e855d1b874814ddf097f53
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1025.html#c16

[近代史4] 黒沢清 危ない話 第2話「奴らは今夜もやってきた」(CBS・ソニーグループ 1989年) 中川隆
1. 中川隆[-9759] koaQ7Jey 2020年11月20日 16:26:54 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[25]
【第224回】『奴らは今夜もやってきた』(黒沢清/1989)
netfilms.jp 2015/09/19

 今作はディレクターズ・カンパニー主導のオムニバスとして、ディレクターズ・カンパニー所属の監督を想起して作られた3話構成のオムニバスである。商業映画として、2本のロマンポルノを撮ったものの、この時代の黒沢清は明らかにくすぶっていた。この企画がディレクターズ・カンパニー内部で提案されると、黒沢は真っ先に手を挙げたという。この頃の黒沢がいかに恥も外聞もなく、長編劇映画に飢えていたのかがわかるエピソードである。

今では悪名高いディレクターズ・カンパニーの名も、内部は無視して、外部にいた者にとっては、この頃はまだ希望に満ちた名前だった。映画会社5社は映画斜陽化の影響を食らい、撮影所システムは崩壊。新たな受け皿として、監督の寄り合いであるディレクターズ・カンパニーの名前はいまだ威力を持っていた。このディレクターズ・カンパニー設立当時、キネマ旬報の特集において河原畑寧が「映画監督がいくら集まっても駄目だ」と書いていたのが今でも強く心に残っている。他の批評家が概ねディレクターズ・カンパニーの設立を好意的に評していたのに対し、河原畑寧の言葉は冷淡だった。だが今はその言葉が真実だったということを実感している。

ディレカンに対する証言は人によってまちまちでどこに真実があるのかは我々部外者にはわからない。しかしながらことあるごとに黒沢が語る「作品を撮れない自分たちも不幸だったし、撮れている相米さんも同じように不幸に見えた」という証言はあまりにも重い。『台風クラブ』まで、全てが順調に見えた相米慎二の勢いが『光る女』の歴史的不入りにより、止まる。80年代後半のフィルモグラフィを眺めると、そこには確かに何か暗いものが差し込んでいるように見える。その象徴こそが『雪の断章』であろう。

この頃のディレカンには、近い将来映画が撮れなくなるという諦めにも似た感情が蔓延していた。所沢に引っ込み、バブルの空気を感じることも出来ずもがいていた黒沢は、今作に東京ではなく、山奥にある田舎の別荘をロケーションとして選んでいる。公開のタイミングは『スウィートホーム』より後になったものの、『スウィートホーム』のクランクインよりも数ヶ月前に制作された。2本のロマンポルノで商業映画にデビューするも、2本目に撮った作品は「わけがわからない」とボツにされ、自分の信じるホラー映画に活路を見出すほかなかったのである。その頃の焦燥感と根拠の無い自信がないまぜになった作品が今作だと言えるのかもしれない。

冒頭、林の中に据え置かれたカメラが林を抜けようとする一人の男をロング・ショットで据える。林の中からは幾多のもやが立ち込めている。あの『カリスマ』の幻想的な林のショットの原型は、既にこの時点から黒沢の中にはっきりとイメージとしてあったのである。男は林道に出ると、瓶詰めのウイスキーを呷っている。既に足元は千鳥足で歩行もおぼつかない。そこに物凄いスピードでトンネルを走り抜けたおんぼろのトラックが、人の存在を無視するかのように猛スピードで通り過ぎる。間一髪、体にはぶつからなかったものの、ウイスキーの瓶はコンクリートに叩きつけられ、酩酊した男は激怒する。このトンネルのロケーションは明らかに神代辰巳『赫い髪の女』のファースト・シーンへのオマージュである。あのあまりにも印象的な徒歩でトンネルを抜ける宮下順子を左側に据えて、右側を勢い良く走り過ぎるトラックの描写が、今回はスピルバーグ『激突』のように凶器として男の前に現れるのである。そこからジャンプ・カットでトラックに詰め寄るが運転手は既にその場を離れていていない。怒りをぶつけるあてのなくなった男は旗をむしり取り、小便をかけるが、既に彼の背後には恐るべき生物が潜んでいるのである。

今作は黒沢清が正面切って、ジャンル映画としてのホラー映画に果敢にも挑戦した35分の中編である。グリーグのペール・ギュント第1組曲の「山の魔王の宮殿にて」を大胆に使いながら、謎の大男2人は殺戮を繰り返している。前作『ドレミファ娘の血は騒ぐ』でもクラシック音楽とテープレコーダーが重要な意味を持っていたが、今作でも小道具としてのカセット・テープの使い方が実に効いている。恐怖は足音ではなく、この「山の魔王の宮殿にて」の音楽が近付くことで明らかにされる。作家の園田(石橋蓮司)は突然来訪した虚無僧の2人を変な格好をしたセールスマンだと勘違いし、カセットテープ・レコーダーを切る。しかし上を見上げるとそこには既に抜かれた刀が、彼を今にも襲おうとしているのだった。

黒沢は大胆にも今作で、89年当時のハリウッド映画に肉薄するような作品を撮ろうとした。2人の虚無僧が理由なく作家の別荘に押し入り、彼の命を付け狙う物語を、ホラー映画の定石を踏まえながら、活劇として描こうとしている。無残にも惨殺されるファースト・シーンの後、ほんの数カットで石橋蓮司の職業や境遇を観客にわからせるハイ・アングルのカメラワークが素晴らしい。アメリカ映画でもタイトルバックの僅かなショットを利用して、部屋の壁に飾られた家族の写真や勲章や、主人公の職業にまつわる道具などを見せながら、物語の導入と説明が済んでいるというあのハリウッド映画の展開を実にあっさりと踏襲し、主人公の境遇を鮮やかに伝えるのである。

しかしながら出来上がった今作を観ると、アメリカ映画への模倣と言いつつも、ある意味日本映画にしか出来ない形式が随所に見られる。冒頭の神代辰巳の『赫い髪の女』へのオマージュなんて、2015年現在もアメリカ産のホラー映画のどこにもない。得体の知れない2人の大男が虚無僧だということも、彼らが石橋蓮司に殺意を持って近付く武器が刀であることも、明らかに日本映画にしか出来ないホラー映画の形を作っている。すりガラスの向こうに見える不気味なシルエット、そこに浮かぶ虚無僧の藁で作られた半円状の帽子、立て付けの悪い木製の平屋に危機が迫った時の、1cm程の隙間から飛び出す刀などが恐怖を演出する。

また途中立ち寄ったうどん屋さんの場面がすこぶる良い。『ドレミファ娘の血は騒ぐ』の同窓会と言わんばかりのウェイトレス役の洞口依子と石橋蓮司の会話。地方で暮らす女は、石橋蓮司が都会で暮らしている男だと一瞬で見抜く。飄々とした語り口を持ちながら、好意的に会話を進めるウェイトレスの女と、内心気が気ではない石橋蓮司の対照的な描写は、まるで『ドレミファ娘の血は騒ぐ』の洞口依子と伊丹十三の延長戦のように胸に迫る。そのじりじりとした会話のやり取りを邪魔するかのように、グリーグのペール・ギュント第1組曲の「山の魔王の宮殿にて」を口笛で吹く加藤賢崇が実に大胆で容赦がない。石橋蓮司の恐怖などまるで知らない加藤賢崇は、何度も何度もその曲を無限ループのように口笛で演奏する。この何てことない数分の場面が『ドレミファ娘の血は騒ぐ』を観ている観客には、実に魅力的に映るのである。

風呂場でズタズタに切り裂かれた衣服を前に、石橋蓮司はいよいよ恐怖の絶頂に達する。後に黒沢組の常連俳優となる警察官の諏訪太朗に訴えるも、「人生はなるようになる」とわけのわからない格言を突きつけられ、彼はただ一人孤立する。その夜は嵐の晩であり雷鳴が轟いている。ホラー映画の定石を至る所に配置しながら、来たるべきクライマックスの活劇に備える。

クライマックスの2人の虚無僧との攻防は、決して悪くはないものの、アメリカ映画とは明らかに隔たっている。それはバジェットの差であり、スタッフの力量の差であり、わが国に漂う精神的な風土の差でもある。アメリカ映画を本気で目指したわりには、明らかにしょぼい残念な攻防になってしまっている。建物のロケーションに隠れるような距離がないのが物理的敗因であるが、そういう空間的特徴のわりには黒沢清はとにかく頑張っている。ラストの雷の描写に関しては、明らかにロバート・ゼメキス『バック・トゥ・ザ・フューチャー』への無邪気なオマージュであろう。雷の威力を伝えるためには、石橋蓮司があんな顔であそこの上に座っていては駄目なのだが 笑、黒沢が今作で何をやりたかったのかがクライマックスの描写には十分詰まっている。初期2作の無邪気さは幾分後退したものの、実に味わい深い小品である。
https://note.com/compactdisco/n/nf6972080188c
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1178.html#c1

[近代史4] 売国政治家列伝 _ 菅義偉 中川隆
28. 中川隆[-9758] koaQ7Jey 2020年11月20日 17:22:12 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[26]
菅義偉氏の出世は「竹中平蔵氏のおかげ」 今も続く師弟関係
https://www.news-postseven.com/archives/20201118_1613078.html?DETAIL
2020.11.18 11:00 週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号 NEWSポストセブン


 菅政権の「新自由主義政策」のブレーンとされるのが、人材派遣大手パソナグループ会長の竹中平蔵氏である。だが、菅氏と竹中氏の関係は、通常の政治家とブレーンの関係とは趣が異なる。竹中氏が総務大臣時代、菅氏は副大臣として仕える身。つまり、主従関係が逆だったのだ。ノンフィクション作家の森功氏がレポートする。(文中敬称略)

 * * *
 庶民派の実務型政治家か、それとも格差社会を広げる新自由主義者か。

 首相の菅義偉について、好意的な者は前者のように持ちあげ、反感を抱く者は後者だと批判する。もっとも私は、どちらでもない気がしている。

「菅さんはブレーンが提案する政策にパクッと食らいつき、それをそのまま実行しているだけです。だから細かい話が多く、大枠として何がやりたいのか、ビジョンが明らかでない。政策に対するこだわりや深い考えを感じたこともありません」

 ある高級官僚はそう評した。たとえば庶民派に見えるのは携帯料金の引き下げなどが生活に直結し、利用者の損得感情を擽る政策だからだろう。半面、携帯事業に参入した楽天の三木谷浩史の訴えに乗っかっているのは、誰もが想像するところだ。

 本人は自民党総裁選のときから、目指す社会像を「自助、共助、公助」と言ってはばからない。とりわけ自助は、競争原理を唱える新自由主義に映る。政界で競争に勝ち残ってきた自負からそう発想しているとも指摘されるが、その実、当人には市場競争経済にこだわりがあるわけではないだろう。経済政策の理念を授けているのが竹中平蔵である。

「竹中さんとは、いつもここでお会いしているのですよ。今も変わらず、頻繁にお目にかかって相談しています」

 2015年6月、私が永田町のザ・キャピトルホテル東急のレストラン「ORIGAMI」の個室で初めて取材したとき官房長官の菅はそう笑った。奇しくもホテルで私の前に会談していたのが竹中だった。菅の新自由主義者の顔は、鏡に映った竹中のそれだといえる。

 菅は2005年11月、小泉純一郎政権で総務省の副大臣に抜擢された。このとき郵政民営化を担って総務大臣に就いたのが竹中である。ここで二人が上司と部下の関係になり、いわば師弟関係は今も続いている。

 竹中は菅との出会いについてノンフィクション作家の塩田潮のインタビューにこう答えている。

「小泉内閣時代、たたかれていた私を応援してくださる5〜6人の政治家の会があり、菅さんはそこにいた。副大臣の座は、総務相の私の指名ではなく、首相官邸から『菅さんでどうですか』と聞かれて、『大歓迎です』と申し上げた」(サンデー毎日2020年10月4日号)

「竹中さんのおかげで大臣に」

 だが、菅が総務副大臣に起用されたのは、そんな綺麗な話ではない。もっと泥臭い裏話がある。元総務省自治税務局長の平嶋彰英は次のように打ち明けてくれた。

「実は郵政民営化をめぐっては、総務省内に反発がありました。なかでも郵政行政局長と審議官が裏で民営化を止めようとしているのではないか、という噂まであり、2人が飛ばされる大事件があったんです」

 郵政民営化をめぐっては自民党内でも意見が二分された。総務大臣の麻生太郎は反対派の一人と目された。平嶋がこう続ける。

「小泉さんにしたら、麻生さんがそのまま総務大臣をやっていたのでは郵政官僚の巻き返しに負けちゃうかもしれないと心配したのでしょうね。(民営化に乗り気でない)麻生総務大臣を替えるよう、竹中さんが小泉さんに囁いたとされています。それで小泉さんは麻生さんを総務大臣から外務大臣にし、代わりに竹中さんを総務大臣につけた。僕らから見たら、麻生さんの人事も飛ばされたような感覚でした」


菅・竹中ラインと一線を画す麻生副総理(時事通信フォト)

 そうして総務大臣になった竹中が、副大臣に菅を選んだのだという。

「菅さんが副大臣になれたのは、郵政民営化に関する自民党部会がきっかけだと思います。菅さんが自分で言っていました。『部会は郵政シンパの議員が多いので、反対論ばっかり出る。それで、反対ばかりではおかしいだろ、と発言した。そうしたら、次の郵政部会から菅さん来てくれと、(竹中に)頼まれるようになったんだ』と」

 平嶋がこう言葉を足す。

「そして、竹中さんが小泉さんから誰を総務副大臣にすればいいか、と問われ、菅さんを推薦したはずです。それ以来、菅さんはずっと竹中さんに対する恩義を忘れてない感じがします」

 竹中・菅ラインはここから固く結ばれた。小泉政権時代の看板政策だった郵政民営化は、竹中総務大臣、菅副大臣のコンビで推進した。一方、麻生と竹中は犬猿の仲となり、必然的に麻生と菅の間にも距離ができた。

 総務大臣の竹中は菅に放送と通信の融合政策を授け、NHK改革などを任せた。今にいたるNHK改革の原点もまた、竹中から託された政策だ。と同時に、それまで大して実績のなかった菅が政権内で徐々に認められるようになる。

 そうして菅は第一次安倍晋三政権の発足した2006年9月、郵政民営化兼地方分権改革担当の総務大臣に就任する。竹中の進める新自由主義による格差批判が起こり、竹中に代わって菅が大臣に昇格した格好だ。先の平嶋が言葉を加える。

「あの頃、山本有二さんたちを中心に安倍さんを総理にしようとする再チャレンジ支援議員連盟が立ちあがり、そこに菅さんも有力メンバーとして加わっていました。安倍内閣が実現し、金融担当大臣になった山本さんは安倍さんに『菅も何とかしてやってほしい』と頼んだそうです。それで蓋を開けると菅さんが総務大臣。山本さんは『なんで俺が金融担当で、菅が総務大臣なんだ。俺がなりたかったよ』と愚痴っていたけど、菅大臣が実現したのは、やはり竹中さんのおかげでしょう」

 第一次安倍政権は小泉政権の“継承”を義務付けられた。郵政民営化を完成させるためには、竹中・菅ラインしかないという結論に至ったのだという。

 政治家としての菅のスタートは、運輸族議員の小此木彦三郎事務所時代であり、秘書として支援者の陳情を捌いてきた。市議から国政に転じた後、竹下派や加藤派を渡り歩いてきた菅は、それまで永田町でもさほど名の売れた議員ではなかった。だが、総務大臣として初入閣し、そこからメキメキと頭角を現わしていく。

【プロフィール】
森功(もり・いさお)/1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。新潮社勤務などを経て2003年よりフリーに。2016年に『総理の影 菅義偉の正体』を上梓。他の著書に『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』『ならずもの 井上雅博伝 ヤフーを作った男』など。

菅政権とパソナ 規制緩和という名の利益誘導が進むカラクリ
https://www.news-postseven.com/archives/20201119_1613092.html?DETAIL
020.11.19 07:00 週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号 NEWSポストセブン


産業競争力会議には竹中氏(右)、三木谷氏(左端)ら菅ブレーンが顔を揃えた(時事通信フォト)

 菅政権の「新自由主義政策」のブレーンとされるのが、人材派遣大手パソナグループ会長の竹中平蔵氏である。だが、菅氏と竹中氏の関係は、通常の政治家とブレーンの関係とは趣が異なる。竹中氏が小泉内閣で総務大臣を担当していたころ、菅氏は副大臣として仕える身だった。つまり、主従関係が逆だったのだ。ノンフィクション作家の森功氏がレポートする。(文中敬称略)

 * * *
(郵政民営化を通じて)菅を表舞台に引き上げた竹中平蔵は、もともと小泉純一郎政権時代、首相の諮問機関「経済財政諮問会議」に出席していたオリックス会長の宮内義彦とともに、郵政民営化やIT改革に取り組み、数々の規制緩和政策を推し進めてきた。これが格差社会を産む新自由主義だと非難され、旧民主党の鳩山由紀夫政権で見直された。鳩山内閣は新たに国家戦略室を設置し、経済財政諮問会議は、事実上活動を停止する。

 そこから2012年12月、第二次安倍政権誕生により、経済財政諮問会議が復活する。そこで官房長官に就いた菅は、メンバーに竹中の起用を提案した。だが、それに財務大臣兼副総理の麻生太郎が異を唱えた。

 結果、前首相の安倍晋三は新たに産業競争力会議という有識者会議を設置し、そこに竹中を委員として起用した。安倍が菅に配慮した形だ。ちなみに楽天の三木谷浩史が産業競争力会議の民間委員として医薬品のネット販売をぶち上げ、頓挫したのは前号(『週刊ポスト』2020年11月20日号)で書いた通りだ。

 産業競争力会議は経済財政諮問会議より格下だが、安倍前政権の経済政策では、むしろこっちの主張が目立つようになる。それは菅・竹中の連携によるところが大きい。「働き方改革」と名付けた労働の自由化をはじめ、空港や水道の民営化をぶち上げていった。それらは菅と竹中がタッグを組んで進めようとした政策にほかならない。

 現在、東洋大学国際地域学部教授、グローバル・イノベーション学研究センター長の肩書を持つ竹中は、人材派遣大手「パソナグループ」の取締役会長であり、金融コングロマリット「オリックス」や「SBIホールディングス」の社外取締役でもある。人材派遣会社の会長が、残業代タダ法案と酷評されたホワイトカラーエグゼンプションや派遣労働の枠を広げ、今なおデジタル庁構想を後押しする。デジタル庁構想の基幹政策であるマイナンバーカードの普及は、パソナのビジネスにもなっている。


菅義偉氏と竹中平蔵氏(写真は2006年、時事通信フォト)

 また竹中が社外取締役となったオリックスは2015年、空港民営化事業に進出。国や地方自治体が施設を所有したまま、利用料金を徴収する「コンセッション方式」なる新たな民営化事業で、その第一号空港が関空(関西国際空港)と伊丹(大阪国際空港)だ。

 空港のコンセッション事業を授けた経営コンサルタントの福田隆之は、竹中の知恵袋であり、2018年まで菅官房長官補佐官を務めた。空港を手掛けたあと、コンセッション方式による水道の民営化を進めようとしたが、仏業者との蜜月関係を指摘する怪文書騒動に発展し、官房長官補佐官を追われるように辞任する(*)。

【*改正水道法の審議中、福田氏が視察先のフランスで水メジャーから接待を受けていたのではないかという怪文書が出回り、野党が追及しようとする中で官房長官補佐官を辞任した】

 福田はその後、竹中がセンター長を務める東洋大のグローバル・イノベーション研究センターに客員研究員として招かれ、今も竹中のブレーンとして奔走していると聞く。

 産業競争力会議は安倍前政権の途中、未来投資会議と名称を改めるが、実態は変わらない。菅自身は自らの政権をスタートすると、その未来投資会議を「成長戦略会議」と改め、ここに竹中をはじめとした経済ブレーンを据えた。インバウンド政策を提唱したデービッド・アトキンソン(小西美術工藝社社長)も成長戦略会議に加わっている。

 菅政権ではここにブレーンたちが集結し、規制緩和という名の利益誘導政策を授けている。

【プロフィール】
森功(もり・いさお)/1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。新潮社勤務などを経て2003年よりフリーに。2016年に『総理の影 菅義偉の正体』を上梓。他の著書に『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』『ならずもの 井上雅博伝 ヤフーを作った男』など。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1084.html#c28

[昼休み54] 株式投資で常時監視すべき情報 中川隆
1. 中川隆[-9757] koaQ7Jey 2020年11月20日 21:18:52 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[27]
エリオット波動
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html

ポイント & フィギュア _ 最強チャート
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/561.html

MACD (Moving Average Convergence and Divergence)
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/573.html

RSI (Relative Strength Index)
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/574.html

中川隆 _ 相場関係投稿リンク
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/456.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/757.html#c1

[昼休み54] 森田童子 名曲集 中川隆
1. 中川隆[-9756] koaQ7Jey 2020年11月20日 21:32:17 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[28]

かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html


1970年代, 1980年代の日本歌謡曲名曲集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/255.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/758.html#c1

   

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