42. 2020年8月01日 19:53:21 : JPvaTJH7VM : L3BmLlBmcTV4VEE=[1]
大東亜戦争とは、日本の対米・対英宣戦布告について、白人による黄色人種の差別・人権違反を強制的に排除することを目的とすると1941年12月に閣議決定した名称だ。
1936年に始まった支那事変について、この白人による黄色人種の差別・人権違反の排除に含むという見解となっていて、その理由は、蒋介石政権を中華人民共和国の正当な政府と認め、これを支援しているのがルーズヴェルト政権であった(これ自体は事実である)ので、ここからが大東亜戦争(相手国はABCDと白人国家の中に中華民国・蒋介石政権が含まれている)だと言うのがこの理由だ。
これは1941年の見解なので、戦後になって言い出したわけではなく、仮に、第二次世界大戦の戦争責任がアメリカにあるとした場合、また、現在でも東アジアにおけるコロニー経営を黄色人種への差別・人権違反との定義とするなら、原則、大日本帝国の戦争開始の理由自体、正当な理由があると言うことになる。
私個人は、
⑴ 当時の東アジアにおける西欧諸国のコロニー設置は、当時の国際法・当時の当事国間に交わされた条約に基づいているので、違法性は無く、1941年の大東亜戦争開始理由は大日本帝国のイギリス・アメリカに対する言い掛かりであり、東條内閣のこの宣言は無効だと考えている。
⑵ 西欧白人社会の、東アジアにおいての差別・人権違反とは、1点のみある。
第二次世界大戦以降(期限は、国連憲章の制定ののち、国連加盟国の行為として)、インドネシアにおけるオランダの行為のみ(具体的には、大日本帝国・小磯声明として宣言されていたインドネシアの独立について、これを認めず、1949年までアメリカ・イギリスの勧告も無視して支配権を主張し内戦状態を作り出した行為)、白人国家による違法な東アジアへの差別・人権違反と認識している。
はっきり言って、⑵のそれ以外は、白人国家の中にあっても、白人上位階級から白人下位階級への独占禁止法違反や労働法の未整備・不在による強制労働は行われているわけであり、制度・常識として社会正義というものが人類として確立されていない時代なのに、それを守れと要求すると言うのは不可能で、ただの言い掛かりの部類でしかないとの見解である。
重要なのは、イギリス政府は、1945年6月の時点で、インドからマウントバッテン総督府の撤去を決めて(シスラー会議)おり、その手順を巡って居住民との諍いはあったようだが、東アジア各国への独立権利の付与に正当性を認めて、インドの独立について自発的に動き始めている。
到底、イギリス・アメリカ(前項のインドネシア独立戦争はインドネシアに味方してオランダに退去勧告までしている)に不正があるとは考えられない。
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