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[近代史7] 小柳ルミ子 名唱集 中川隆
1. 2022年1月28日 16:18:28 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[1]
先輩・中尾ミエが後輩・小柳ルミ子を「挨拶もできない」コテンパン…2人の本当の仲は?
2022/01/25 09:26日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/entertainment/nikkangendai-802818.html

 中尾ミエ(75)が後輩歌手の小柳ルミ子(69)をバッサリ切ったと話題だ。このほど生出演したTOKYO MX「5時に夢中!」で、ルミ子が松本伊代夫妻と新年会を開いたとブログで上げ、伊代の夫ヒロミが会計を済ませてくれて感激したとすると、こう喝破した。

「年下好みだから、今までも年下に貢いできたんでしょうね。(だから払ってもらうのが)初めての経験だったんじゃないの?」

 かねて不仲説もあるそうで、そのあたりを向けられると「好きとか嫌いとかじゃなくて、全然、時代も違うんですけど、挨拶もできない子だったのよ」などと続けた。

 中尾が同番組でルミ子に手厳しいコメントをするのは初めてではなく、サッカー好きで注目を浴びたルミ子が、サッカー関連の仕事を優先させていると聞いたときは、こうカメラを見て言った。

「来た仕事は全部受けなさい、あなた。そんなえり好みしてると仕事なくなるわよ。経験あるでしょ」

 同時に「歌の仕事が減ってきたらこうやって生き延びていけばいいのよ」と褒めてもいるのだが、中尾の歯に衣着せぬ毒舌が面白おかしく伝えられた。

「同じ福岡県出身というだけでなく、2人はナベプロの先輩後輩の間柄。美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの『三人娘』に続いて、園まり、伊東ゆかりとの『ナベプロ3人娘』だったのが中尾ミエ。小柳も70年代に南沙織、天地真理と『新三人娘』でしたし、何かと共通点が多く、身近な存在だったのでしょう」(芸能プロ関係者)

 対談した際も、ルミ子は初対面の印象を「怖い感じ」とし、かくし芸大会に出演したときは「つけまつげ3枚つけなさい」とのアドバイスを受け、こう思ったと明かしている。

「お化粧まで言うことを聞かなければならない芸能界って、大変だな」

 それでも中尾には「いつまでもお手本でいてください」としたが、その中尾からは「(ナベプロ)3人娘のようにはなりたくないって言ってたそうじゃない」と、またやられていた。「いつまでも年下男を手玉に取って」というのが、中尾からのメッセージであった。物言いにはトゲがあっても、犬猿の仲というところまでいかないようだが……。

 芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。

「ナベプロ全盛の、昭和のザ・芸能界であった当時、先輩は後輩に言いたい放題というのはごく普通のことでした。『瀬戸の花嫁』を歌い、感極まった小柳ルミ子さんについて、イベント後の囲み取材でやはりナベプロ先輩だった布施明さんが『彼女、嘘泣きすごいから』なんて、言ってしまうのを覚えています。それも親しみからなんですね。中尾さんが『挨拶もできない子』と言うのは、小柳さんが、あまり寄ってこなかったという意味で、実際にそうだったわけじゃないと思います。そんな関係が今も続いている。プロ野球とか、体育会系の先輩後輩の間柄が何十年経とうが、変わらないのと同じですよ」

 大所帯の芸能プロは少なくなり、同期デビューだろうがバラバラで、売れた方が勝ちという今の芸能界にはない感覚なのだそうだ。何でも遠慮なくモノが言える中尾先輩と後輩ルミ子の関係は貴重なのかもしれない。

https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/entertainment/nikkangendai-802818.html
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/782.html#c1

[近代史5] 本当はヤバイ MMT 中川隆
16. 2022年1月28日 18:44:42 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[2]
#384 MMTとリフレの違いは一言「パクリ」&私の名前が映画に?!
2022/01/28


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/511.html#c16
[近代史5] スタグフレーションに備えよ! 中川隆
21. 中川隆[-14025] koaQ7Jey 2022年1月28日 18:45:44 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[3]
#384 MMTとリフレの違いは一言「パクリ」&私の名前が映画に?!
2022/01/28


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1202.html#c21
[近代史5] 経済学の歴史、信用貨幣論、MMT 中川隆
45. 中川隆[-14024] koaQ7Jey 2022年1月28日 18:48:44 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[4]
#384 MMTとリフレの違いは一言「パクリ」&私の名前が映画に?!
2022/01/28


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/384.html#c45
[番外地10] ロックフェラーがレーニンやトロツキーを支持したのは独裁者と組んで金儲けする為だよ。 反国際金融資本のスターリンが支配者に… 中川隆
1. 中川隆[-13619] koaQ7Jey 2022年3月01日 12:25:43 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[5]
ロックフェラーがレーニンやトロツキーを支持したのは独裁者と組んで金儲けする為だよ。 反国際金融資本のスターリンが支配者になってから反共・親ヒトラーに変わった
第2次世界大戦においてヨーロッパでドイツと戦った国は事実上、ソ連だけである。ドイツ軍は1941年6月にソ連へ向かって軍事侵攻を始める。バルバロッサ作戦だが、この作戦に投入した戦力は約310万人。西側には約90万人を残すだけだった。これだけ西側を手薄にする行為は非常識といえるが、軍の意見を無視して命令したのはアドルフ・ヒトラーだった。

 ドイツ軍は7月にレニングラードを包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点に到達、10月の段階でドイツだけでなくイギリスもモスクワの陥落は近いと考えていた。

 ところが年明け直後にドイツ軍はモスクワで敗北、8月にスターリングラード市内へ突入するが、ここでもソ連軍に敗北し、1943年1月に降伏。この段階でドイツの敗北は決定的になった。

 慌てたイギリスやアメリカはすぐに善後策を協議、1943年7月に両国軍は犯罪組織の協力を得てシチリア島へ上陸、ナチスの幹部はアレン・ダレスたちと接触し始める。サンライズ作戦だ。その後、アメリカの軍や情報機関はナチスの幹部や協力者を逃走させ、保護、そして雇用する。ラットライン、ブラッドストーン作戦、ペーパークリップ作戦などだ。

 ダレスはアメリカの戦時情報機関OSSの幹部だったが、ウォール街の大物弁護士でもあった。ナチスを資金面から支えていたのはウォール街やシティ、つまりアメリカやイギリスの巨大金融資本である。例えばディロン・リード、ブラウン・ブラザース・ハリマン、ユニオン・バンキングなどがそうしたパイプだった。

 ウォール街とファシストとの関係を明らかにする出来事が1933年から34年にかけてアメリカで引き起こされている。ウォール街の傀儡だったハーバート・フーバーが1932年の大統領選挙でニューディール派のフランクリン・ルーズベルトに敗北、ウォール街は在郷軍人会を利用してクーデターを行おうと計画したのだ。

 計画の中心的な存在だったJPモルガンは司令官としてダグラス・マッカーサーを考えていたが、人望があり、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかける。このバトラーは憲法を遵守するタイプの人物だったため、計画内容を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言し、議会で詳細を明らかにしている。その証言は議会の公式記録として残っているので、誰でも確認できる。

 大戦中、西ヨーロッパで誰もドイツ軍と戦わなかったわけではない。レジスタンスだが、その主力はコミュニストだった。そのレジスタンス対策として大戦の終盤にアメリカやイギリスの情報機関はゲリラ戦部隊を編成した。それが「ジェドバラ」だ。

 戦争が終わった後、その部隊を基盤にしてアメリカでは特殊部隊や極秘の破壊工作部隊OPCが組織され、OPCが核になってCIAの秘密工作部門は編成された。

 その一方、ヨーロッパでもアメリカやイギリスの情報機関人脈が秘密部隊を組織している。1949年に北大西洋条約が締結されてNATOが登場すると、秘密部隊はNATOへ入り込みむ。1957年からはCPC(秘密計画委員会)の下部組織ACC(連合軍秘密委員会)を通じてアメリカやイギリスの情報機関がNATOの秘密部隊ネットワークを操っているともいう。

 全てのNATO加盟国に秘密部隊は設置されているが、イタリアのグラディオは特に有名だ。1960年代から80年代にかけて「極左」を装って爆弾攻撃を繰り返していた。左翼勢力に対する信頼をなくさせ、社会不安を高めて治安体制を強化することが狙いだ。その間、クーデターも計画している。こうしたNATOの秘密部隊ネットワークにドミトロ・ヤロシュは組み込まれている可能性がある。

________________

 アメリカやイギリスの金融資本はナチスを資金面から支えていたことが明らかになっている。例えばディロン・リード、ブラウン・ブラザース・ハリマン、ユニオン・バンキングなどの金融機関がそうした資金を流すパイプだった。

 その経営陣にはジョージ・ハーバート・ウォーカー、その義理の息子であるプレスコット・ブッシュ、ブッシュと同じエール大学のスカル・アンド・ボーンズに入っていたW・アベレル・ハリマンも含まれている。

 プレスコットが働いていたウォール街にはアレン・ダレスという弁護士もいて、ふたりは親しくなる。プレスコットの息子、ジョージ・H・W・ブッシュは1976年1月から77年1月にかけてCIA長官を務めることになるが、偶然ではないだろう。

 ブラウン・ブラザース・ハリマンやユニオン・バンキングでプレスコットはW・アベレル・ハリマンと重役仲間だったが、このふたりはエール大学で学生結社のスカル・アンド・ボーンズに入っていた。ハリマンの弟子にあたる人物がジョー・バイデンである。

 JPモルガンをはじめとするウォール街の住人たちとファシズムとの関係が明確になったのは1933年から34年にかけて計画されたクーデターだ。ニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが1932年の大統領選挙で勝利、それに危機感を抱いたウォール街がニューディール派の排除を目論んだのである。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 計画の中心的な存在だったJPモルガンは司令官としてダグラス・マッカーサーを考えていたが、人望があり、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけた。

 しかし、バトラーは憲法を遵守する考えの持ち主。そこで計画を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにしている。

 バトラーから話を聞いたジャーナリストのポール・コムリー・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。金融資本は親ファシズム。第2次世界大戦の終盤からアメリカの情報機関などはナチスの高官や協力者を保護、逃亡させ、雇い入れているが、これは必然だった。

 もし、ルーズベルトが大統領を続けていたなら、大戦後にウォール街とナチスとの関係にメスが入った可能性が高いが、ドイツが降伏する前の月、つまり1945年4月に急死してしまった。そして、戦後に始まるのは反ファシスト派の弾圧、いわゆる「赤狩り」だ。

 巨大金融資本とナチスとの関係は一貫している。ウクライナでネオ・ナチが影響力を持っている理由はそこにあると言えるだろう。ロシア人がウクライナのネオ・ナチに神経を使ってきたのはそのためだ。

 ナチス時代のドイツは1941年6月にソ連侵攻を開始している。「バルバロッサ作戦」だ。西側には約90万人だけを残し、310万人を投入するという非常識なものだったが、これはアドルフ・ヒトラーの命令。西側から攻めてこないことを知っていたかのようだ。

 ドイツ軍は7月にレニングラードを包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点に到達した。10月の段階でドイツだけでなくイギリスもモスクワの陥落は近いと考えていたのだが、12月にソ連軍が反撃を開始、年明け直後にドイツ軍はモスクワで敗北してしまう。ドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入するが、ここでもソ連軍に敗北、1943年1月に降伏。この段階でドイツの敗北は決定的になった。
http://www.asyura2.com/21/ban10/msg/356.html#c1

[近代史5] アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史 中川隆
40. 2022年3月01日 12:49:07 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[6]

2022.03.01XML
ロシアとウクライナが交渉を始めたが、米英を後ろ盾とするネオ・ナチは健在
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/


 ロシアとウクライナの代表による交渉が2月28日に始まったが、戦闘の終結に向かうかどうかは不明だ。ボロディミル・ゼレンスキー大統領が軍や親衛隊を掌握できていない可能性もあり、交渉の期間を利用してアメリカ/NATOを後ろ盾とするネオ・ナチが戦闘体制を整えることも考えられる。

 アメリカのジョー・バイデン大統領が昨年1月、大統領に就任した。それ以来、ロシアの「縄張り」とも言うべき黒海へ軍艦を入れ、軍用機を飛行させて恫喝、あるいは挑発してきた。国境近くに数万人規模の部隊を集結させたこともある。

 2009年1月から17年1月にかけてバイデンはバラク・オバマ政権の副大統領を務めたが、その時もロシアとの関係を悪化させる政策を推進していた。オバマ、バイデン、あるいはヒラリー・クリントンの背後にいる勢力の意向だろう。

 1980年代のアメリカは旧保守と新保守が対立していたが、1991年12月にソ連が消滅してから新保守の影響力が強まり、2001年9月11日の出来事で新保守が主導権を完全に握ったように見える。2001年1月から大統領はジョージ・W・ブッシュだ。

 ネオコンに担がれていたブッシュ大統領は国内をファシズム化する一方、正規軍を使って他国を侵略、殺害、破壊、略奪を繰り返すことになるが、これは新保守が1992年2月に立てた計画に沿っていた。

 アフガニスタンやイラクは正規軍で攻め込んだが、思惑通りに進まず、オバマ時代の2010年頃からズビグネフ・ブレジンスキーが考え出したジハード傭兵を使った侵略に切り替えた。今でもジハード傭兵はアメリカの手先として活動しているが、ウクライナではネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)が使われている。

 バンデラは1920年代からOUN(ウクライナ民族主義者機構)の幹部だった人物。リーダーのイェブヘーン・コノバーレツィが1938年に暗殺されると、OUN内で反ロシア感情の強いメンバーがバンデラの周辺に集まり、41年3月に分裂、バンデラ派はOUN-Bと呼ばれるようになる。そして1941年6月にバルバロッサ作戦が始まった。

 このOUN・Bをイギリスの情報機関MI6のフィンランド支局長だったハリー・カーが雇う一方、ドイツが資金を提供し、バンデラの側近だったミコラ・レベジはクラクフにあったゲシュタポ(国家秘密警察)の訓練学校へ入った。

 アメリカやイギリスの金融資本はナチスを資金面から支えていたことが明らかになっている。例えばディロン・リード、ブラウン・ブラザース・ハリマン、ユニオン・バンキングなどの金融機関がそうした資金を流すパイプだった。

 その経営陣にはジョージ・ハーバート・ウォーカー、その義理の息子であるプレスコット・ブッシュ、ブッシュと同じエール大学のスカル・アンド・ボーンズに入っていたW・アベレル・ハリマンも含まれている。

 プレスコットが働いていたウォール街にはアレン・ダレスという弁護士もいて、ふたりは親しくなる。プレスコットの息子、ジョージ・H・W・ブッシュは1976年1月から77年1月にかけてCIA長官を務めることになるが、偶然ではないだろう。

 ブラウン・ブラザース・ハリマンやユニオン・バンキングでプレスコットはW・アベレル・ハリマンと重役仲間だったが、このふたりはエール大学で学生結社のスカル・アンド・ボーンズに入っていた。ハリマンの弟子にあたる人物がジョー・バイデンである。

 JPモルガンをはじめとするウォール街の住人たちとファシズムとの関係が明確になったのは1933年から34年にかけて計画されたクーデターだ。ニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが1932年の大統領選挙で勝利、それに危機感を抱いたウォール街がニューディール派の排除を目論んだのである。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 計画の中心的な存在だったJPモルガンは司令官としてダグラス・マッカーサーを考えていたが、人望があり、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけた。

 しかし、バトラーは憲法を遵守する考えの持ち主。そこで計画を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにしている。

 バトラーから話を聞いたジャーナリストのポール・コムリー・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。金融資本は親ファシズム。第2次世界大戦の終盤からアメリカの情報機関などはナチスの高官や協力者を保護、逃亡させ、雇い入れているが、これは必然だった。

 もし、ルーズベルトが大統領を続けていたなら、大戦後にウォール街とナチスとの関係にメスが入った可能性が高いが、ドイツが降伏する前の月、つまり1945年4月に急死してしまった。そして、戦後に始まるのは反ファシスト派の弾圧、いわゆる「赤狩り」だ。

 巨大金融資本とナチスとの関係は一貫している。ウクライナでネオ・ナチが影響力を持っている理由はそこにあると言えるだろう。ロシア人がウクライナのネオ・ナチに神経を使ってきたのはそのためだ。

 ナチス時代のドイツは1941年6月にソ連侵攻を開始している。「バルバロッサ作戦」だ。西側には約90万人だけを残し、310万人を投入するという非常識なものだったが、これはアドルフ・ヒトラーの命令。西側から攻めてこないことを知っていたかのようだ。

 ドイツ軍は7月にレニングラードを包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点に到達した。10月の段階でドイツだけでなくイギリスもモスクワの陥落は近いと考えていたのだが、12月にソ連軍が反撃を開始、年明け直後にドイツ軍はモスクワで敗北してしまう。ドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入するが、ここでもソ連軍に敗北、1943年1月に降伏。この段階でドイツの敗北は決定的になった。

 1991年にソ連が消滅して以降、NATOは東へ支配地を拡大させてきたが、これは時間をかけたバルバロッサ作戦にも見える。その最終局面でネオ・ナチが出てきたわけである。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/539.html#c40

[近代史5] ウォール街・CIAが支援するネオナチ 中川隆
3. 中川隆[-13618] koaQ7Jey 2022年3月01日 12:49:38 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[7]

2022.03.01XML
ロシアとウクライナが交渉を始めたが、米英を後ろ盾とするネオ・ナチは健在
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/


 ロシアとウクライナの代表による交渉が2月28日に始まったが、戦闘の終結に向かうかどうかは不明だ。ボロディミル・ゼレンスキー大統領が軍や親衛隊を掌握できていない可能性もあり、交渉の期間を利用してアメリカ/NATOを後ろ盾とするネオ・ナチが戦闘体制を整えることも考えられる。

 アメリカのジョー・バイデン大統領が昨年1月、大統領に就任した。それ以来、ロシアの「縄張り」とも言うべき黒海へ軍艦を入れ、軍用機を飛行させて恫喝、あるいは挑発してきた。国境近くに数万人規模の部隊を集結させたこともある。

 2009年1月から17年1月にかけてバイデンはバラク・オバマ政権の副大統領を務めたが、その時もロシアとの関係を悪化させる政策を推進していた。オバマ、バイデン、あるいはヒラリー・クリントンの背後にいる勢力の意向だろう。

 1980年代のアメリカは旧保守と新保守が対立していたが、1991年12月にソ連が消滅してから新保守の影響力が強まり、2001年9月11日の出来事で新保守が主導権を完全に握ったように見える。2001年1月から大統領はジョージ・W・ブッシュだ。

 ネオコンに担がれていたブッシュ大統領は国内をファシズム化する一方、正規軍を使って他国を侵略、殺害、破壊、略奪を繰り返すことになるが、これは新保守が1992年2月に立てた計画に沿っていた。

 アフガニスタンやイラクは正規軍で攻め込んだが、思惑通りに進まず、オバマ時代の2010年頃からズビグネフ・ブレジンスキーが考え出したジハード傭兵を使った侵略に切り替えた。今でもジハード傭兵はアメリカの手先として活動しているが、ウクライナではネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)が使われている。

 バンデラは1920年代からOUN(ウクライナ民族主義者機構)の幹部だった人物。リーダーのイェブヘーン・コノバーレツィが1938年に暗殺されると、OUN内で反ロシア感情の強いメンバーがバンデラの周辺に集まり、41年3月に分裂、バンデラ派はOUN-Bと呼ばれるようになる。そして1941年6月にバルバロッサ作戦が始まった。

 このOUN・Bをイギリスの情報機関MI6のフィンランド支局長だったハリー・カーが雇う一方、ドイツが資金を提供し、バンデラの側近だったミコラ・レベジはクラクフにあったゲシュタポ(国家秘密警察)の訓練学校へ入った。

 アメリカやイギリスの金融資本はナチスを資金面から支えていたことが明らかになっている。例えばディロン・リード、ブラウン・ブラザース・ハリマン、ユニオン・バンキングなどの金融機関がそうした資金を流すパイプだった。

 その経営陣にはジョージ・ハーバート・ウォーカー、その義理の息子であるプレスコット・ブッシュ、ブッシュと同じエール大学のスカル・アンド・ボーンズに入っていたW・アベレル・ハリマンも含まれている。

 プレスコットが働いていたウォール街にはアレン・ダレスという弁護士もいて、ふたりは親しくなる。プレスコットの息子、ジョージ・H・W・ブッシュは1976年1月から77年1月にかけてCIA長官を務めることになるが、偶然ではないだろう。

 ブラウン・ブラザース・ハリマンやユニオン・バンキングでプレスコットはW・アベレル・ハリマンと重役仲間だったが、このふたりはエール大学で学生結社のスカル・アンド・ボーンズに入っていた。ハリマンの弟子にあたる人物がジョー・バイデンである。

 JPモルガンをはじめとするウォール街の住人たちとファシズムとの関係が明確になったのは1933年から34年にかけて計画されたクーデターだ。ニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが1932年の大統領選挙で勝利、それに危機感を抱いたウォール街がニューディール派の排除を目論んだのである。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 計画の中心的な存在だったJPモルガンは司令官としてダグラス・マッカーサーを考えていたが、人望があり、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけた。

 しかし、バトラーは憲法を遵守する考えの持ち主。そこで計画を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにしている。

 バトラーから話を聞いたジャーナリストのポール・コムリー・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。金融資本は親ファシズム。第2次世界大戦の終盤からアメリカの情報機関などはナチスの高官や協力者を保護、逃亡させ、雇い入れているが、これは必然だった。

 もし、ルーズベルトが大統領を続けていたなら、大戦後にウォール街とナチスとの関係にメスが入った可能性が高いが、ドイツが降伏する前の月、つまり1945年4月に急死してしまった。そして、戦後に始まるのは反ファシスト派の弾圧、いわゆる「赤狩り」だ。

 巨大金融資本とナチスとの関係は一貫している。ウクライナでネオ・ナチが影響力を持っている理由はそこにあると言えるだろう。ロシア人がウクライナのネオ・ナチに神経を使ってきたのはそのためだ。

 ナチス時代のドイツは1941年6月にソ連侵攻を開始している。「バルバロッサ作戦」だ。西側には約90万人だけを残し、310万人を投入するという非常識なものだったが、これはアドルフ・ヒトラーの命令。西側から攻めてこないことを知っていたかのようだ。

 ドイツ軍は7月にレニングラードを包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点に到達した。10月の段階でドイツだけでなくイギリスもモスクワの陥落は近いと考えていたのだが、12月にソ連軍が反撃を開始、年明け直後にドイツ軍はモスクワで敗北してしまう。ドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入するが、ここでもソ連軍に敗北、1943年1月に降伏。この段階でドイツの敗北は決定的になった。

 1991年にソ連が消滅して以降、NATOは東へ支配地を拡大させてきたが、これは時間をかけたバルバロッサ作戦にも見える。その最終局面でネオ・ナチが出てきたわけである。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1510.html#c3

[近代史5] 今も続く東西冷戦の背景 中川隆
3. 中川隆[-13617] koaQ7Jey 2022年3月01日 12:50:08 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[8]

2022.03.01XML
ロシアとウクライナが交渉を始めたが、米英を後ろ盾とするネオ・ナチは健在
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/


 ロシアとウクライナの代表による交渉が2月28日に始まったが、戦闘の終結に向かうかどうかは不明だ。ボロディミル・ゼレンスキー大統領が軍や親衛隊を掌握できていない可能性もあり、交渉の期間を利用してアメリカ/NATOを後ろ盾とするネオ・ナチが戦闘体制を整えることも考えられる。

 アメリカのジョー・バイデン大統領が昨年1月、大統領に就任した。それ以来、ロシアの「縄張り」とも言うべき黒海へ軍艦を入れ、軍用機を飛行させて恫喝、あるいは挑発してきた。国境近くに数万人規模の部隊を集結させたこともある。

 2009年1月から17年1月にかけてバイデンはバラク・オバマ政権の副大統領を務めたが、その時もロシアとの関係を悪化させる政策を推進していた。オバマ、バイデン、あるいはヒラリー・クリントンの背後にいる勢力の意向だろう。

 1980年代のアメリカは旧保守と新保守が対立していたが、1991年12月にソ連が消滅してから新保守の影響力が強まり、2001年9月11日の出来事で新保守が主導権を完全に握ったように見える。2001年1月から大統領はジョージ・W・ブッシュだ。

 ネオコンに担がれていたブッシュ大統領は国内をファシズム化する一方、正規軍を使って他国を侵略、殺害、破壊、略奪を繰り返すことになるが、これは新保守が1992年2月に立てた計画に沿っていた。

 アフガニスタンやイラクは正規軍で攻め込んだが、思惑通りに進まず、オバマ時代の2010年頃からズビグネフ・ブレジンスキーが考え出したジハード傭兵を使った侵略に切り替えた。今でもジハード傭兵はアメリカの手先として活動しているが、ウクライナではネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)が使われている。

 バンデラは1920年代からOUN(ウクライナ民族主義者機構)の幹部だった人物。リーダーのイェブヘーン・コノバーレツィが1938年に暗殺されると、OUN内で反ロシア感情の強いメンバーがバンデラの周辺に集まり、41年3月に分裂、バンデラ派はOUN-Bと呼ばれるようになる。そして1941年6月にバルバロッサ作戦が始まった。

 このOUN・Bをイギリスの情報機関MI6のフィンランド支局長だったハリー・カーが雇う一方、ドイツが資金を提供し、バンデラの側近だったミコラ・レベジはクラクフにあったゲシュタポ(国家秘密警察)の訓練学校へ入った。

 アメリカやイギリスの金融資本はナチスを資金面から支えていたことが明らかになっている。例えばディロン・リード、ブラウン・ブラザース・ハリマン、ユニオン・バンキングなどの金融機関がそうした資金を流すパイプだった。

 その経営陣にはジョージ・ハーバート・ウォーカー、その義理の息子であるプレスコット・ブッシュ、ブッシュと同じエール大学のスカル・アンド・ボーンズに入っていたW・アベレル・ハリマンも含まれている。

 プレスコットが働いていたウォール街にはアレン・ダレスという弁護士もいて、ふたりは親しくなる。プレスコットの息子、ジョージ・H・W・ブッシュは1976年1月から77年1月にかけてCIA長官を務めることになるが、偶然ではないだろう。

 ブラウン・ブラザース・ハリマンやユニオン・バンキングでプレスコットはW・アベレル・ハリマンと重役仲間だったが、このふたりはエール大学で学生結社のスカル・アンド・ボーンズに入っていた。ハリマンの弟子にあたる人物がジョー・バイデンである。

 JPモルガンをはじめとするウォール街の住人たちとファシズムとの関係が明確になったのは1933年から34年にかけて計画されたクーデターだ。ニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが1932年の大統領選挙で勝利、それに危機感を抱いたウォール街がニューディール派の排除を目論んだのである。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 計画の中心的な存在だったJPモルガンは司令官としてダグラス・マッカーサーを考えていたが、人望があり、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけた。

 しかし、バトラーは憲法を遵守する考えの持ち主。そこで計画を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにしている。

 バトラーから話を聞いたジャーナリストのポール・コムリー・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。金融資本は親ファシズム。第2次世界大戦の終盤からアメリカの情報機関などはナチスの高官や協力者を保護、逃亡させ、雇い入れているが、これは必然だった。

 もし、ルーズベルトが大統領を続けていたなら、大戦後にウォール街とナチスとの関係にメスが入った可能性が高いが、ドイツが降伏する前の月、つまり1945年4月に急死してしまった。そして、戦後に始まるのは反ファシスト派の弾圧、いわゆる「赤狩り」だ。

 巨大金融資本とナチスとの関係は一貫している。ウクライナでネオ・ナチが影響力を持っている理由はそこにあると言えるだろう。ロシア人がウクライナのネオ・ナチに神経を使ってきたのはそのためだ。

 ナチス時代のドイツは1941年6月にソ連侵攻を開始している。「バルバロッサ作戦」だ。西側には約90万人だけを残し、310万人を投入するという非常識なものだったが、これはアドルフ・ヒトラーの命令。西側から攻めてこないことを知っていたかのようだ。

 ドイツ軍は7月にレニングラードを包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点に到達した。10月の段階でドイツだけでなくイギリスもモスクワの陥落は近いと考えていたのだが、12月にソ連軍が反撃を開始、年明け直後にドイツ軍はモスクワで敗北してしまう。ドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入するが、ここでもソ連軍に敗北、1943年1月に降伏。この段階でドイツの敗北は決定的になった。

 1991年にソ連が消滅して以降、NATOは東へ支配地を拡大させてきたが、これは時間をかけたバルバロッサ作戦にも見える。その最終局面でネオ・ナチが出てきたわけである。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/717.html#c3

[近代史5] ドイツ軍がソ連侵攻に失敗する迄は西側の国々はドイツと戦おうとしなかった 中川隆
2. 中川隆[-13616] koaQ7Jey 2022年3月01日 12:50:59 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[9]

2022.03.01XML
ロシアとウクライナが交渉を始めたが、米英を後ろ盾とするネオ・ナチは健在
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/


 ロシアとウクライナの代表による交渉が2月28日に始まったが、戦闘の終結に向かうかどうかは不明だ。ボロディミル・ゼレンスキー大統領が軍や親衛隊を掌握できていない可能性もあり、交渉の期間を利用してアメリカ/NATOを後ろ盾とするネオ・ナチが戦闘体制を整えることも考えられる。

 アメリカのジョー・バイデン大統領が昨年1月、大統領に就任した。それ以来、ロシアの「縄張り」とも言うべき黒海へ軍艦を入れ、軍用機を飛行させて恫喝、あるいは挑発してきた。国境近くに数万人規模の部隊を集結させたこともある。

 2009年1月から17年1月にかけてバイデンはバラク・オバマ政権の副大統領を務めたが、その時もロシアとの関係を悪化させる政策を推進していた。オバマ、バイデン、あるいはヒラリー・クリントンの背後にいる勢力の意向だろう。

 1980年代のアメリカは旧保守と新保守が対立していたが、1991年12月にソ連が消滅してから新保守の影響力が強まり、2001年9月11日の出来事で新保守が主導権を完全に握ったように見える。2001年1月から大統領はジョージ・W・ブッシュだ。

 ネオコンに担がれていたブッシュ大統領は国内をファシズム化する一方、正規軍を使って他国を侵略、殺害、破壊、略奪を繰り返すことになるが、これは新保守が1992年2月に立てた計画に沿っていた。

 アフガニスタンやイラクは正規軍で攻め込んだが、思惑通りに進まず、オバマ時代の2010年頃からズビグネフ・ブレジンスキーが考え出したジハード傭兵を使った侵略に切り替えた。今でもジハード傭兵はアメリカの手先として活動しているが、ウクライナではネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)が使われている。

 バンデラは1920年代からOUN(ウクライナ民族主義者機構)の幹部だった人物。リーダーのイェブヘーン・コノバーレツィが1938年に暗殺されると、OUN内で反ロシア感情の強いメンバーがバンデラの周辺に集まり、41年3月に分裂、バンデラ派はOUN-Bと呼ばれるようになる。そして1941年6月にバルバロッサ作戦が始まった。

 このOUN・Bをイギリスの情報機関MI6のフィンランド支局長だったハリー・カーが雇う一方、ドイツが資金を提供し、バンデラの側近だったミコラ・レベジはクラクフにあったゲシュタポ(国家秘密警察)の訓練学校へ入った。

 アメリカやイギリスの金融資本はナチスを資金面から支えていたことが明らかになっている。例えばディロン・リード、ブラウン・ブラザース・ハリマン、ユニオン・バンキングなどの金融機関がそうした資金を流すパイプだった。

 その経営陣にはジョージ・ハーバート・ウォーカー、その義理の息子であるプレスコット・ブッシュ、ブッシュと同じエール大学のスカル・アンド・ボーンズに入っていたW・アベレル・ハリマンも含まれている。

 プレスコットが働いていたウォール街にはアレン・ダレスという弁護士もいて、ふたりは親しくなる。プレスコットの息子、ジョージ・H・W・ブッシュは1976年1月から77年1月にかけてCIA長官を務めることになるが、偶然ではないだろう。

 ブラウン・ブラザース・ハリマンやユニオン・バンキングでプレスコットはW・アベレル・ハリマンと重役仲間だったが、このふたりはエール大学で学生結社のスカル・アンド・ボーンズに入っていた。ハリマンの弟子にあたる人物がジョー・バイデンである。

 JPモルガンをはじめとするウォール街の住人たちとファシズムとの関係が明確になったのは1933年から34年にかけて計画されたクーデターだ。ニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが1932年の大統領選挙で勝利、それに危機感を抱いたウォール街がニューディール派の排除を目論んだのである。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 計画の中心的な存在だったJPモルガンは司令官としてダグラス・マッカーサーを考えていたが、人望があり、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけた。

 しかし、バトラーは憲法を遵守する考えの持ち主。そこで計画を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにしている。

 バトラーから話を聞いたジャーナリストのポール・コムリー・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。金融資本は親ファシズム。第2次世界大戦の終盤からアメリカの情報機関などはナチスの高官や協力者を保護、逃亡させ、雇い入れているが、これは必然だった。

 もし、ルーズベルトが大統領を続けていたなら、大戦後にウォール街とナチスとの関係にメスが入った可能性が高いが、ドイツが降伏する前の月、つまり1945年4月に急死してしまった。そして、戦後に始まるのは反ファシスト派の弾圧、いわゆる「赤狩り」だ。

 巨大金融資本とナチスとの関係は一貫している。ウクライナでネオ・ナチが影響力を持っている理由はそこにあると言えるだろう。ロシア人がウクライナのネオ・ナチに神経を使ってきたのはそのためだ。

 ナチス時代のドイツは1941年6月にソ連侵攻を開始している。「バルバロッサ作戦」だ。西側には約90万人だけを残し、310万人を投入するという非常識なものだったが、これはアドルフ・ヒトラーの命令。西側から攻めてこないことを知っていたかのようだ。

 ドイツ軍は7月にレニングラードを包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点に到達した。10月の段階でドイツだけでなくイギリスもモスクワの陥落は近いと考えていたのだが、12月にソ連軍が反撃を開始、年明け直後にドイツ軍はモスクワで敗北してしまう。ドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入するが、ここでもソ連軍に敗北、1943年1月に降伏。この段階でドイツの敗北は決定的になった。

 1991年にソ連が消滅して以降、NATOは東へ支配地を拡大させてきたが、これは時間をかけたバルバロッサ作戦にも見える。その最終局面でネオ・ナチが出てきたわけである。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202202280002/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1063.html#c2

[近代史5] ロシア・ウクライナの歴史と現代史 中川隆
40. 2022年3月01日 18:46:30 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[10]

2022年02月28日
ウクライナ危機を画策したのは誰なのか?
NATO拡大の結果は予想できた
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68889629.html


Putin 8829Ukraine forces 1


(左 : ウクライナ制圧を決断したプーチン大統領 / 右 : 派遣されるロシアの軍人)

  ついにロシア軍のウクライナ侵攻が起こってしまい、歐米諸国のみならず、我が国のマスコミも"てんやわんや"の大騒ぎとなってしまった。一部の保守派論客や自衛官の解説者までもが、「まさか、あれほど大胆に攻撃を仕掛けるなんて・・・」と驚いていた。しかし、先制攻撃や懲罰戦争、侵掠行為はロシアの伝統的なお家藝。今さら驚く方がおかしい。ロシア人は「力の原理」で動く。自慢じゃないけど、筆者は前々からマフィア同士の抗争と見なしていたから、ロシアン・マフィアが隣国を制圧しても驚かない。合衆国政府を利用する闇勢力とユダヤ人オリガルヒが、ウクライナを戦場にしたのは既定路線だろう。

  我々が考慮すべきは、ジョー・バイデンを前面に出す闇勢力が、どんなシナリオを描いていたかだ。たぶん、幾つかのシュミレーションを行った上での挑発行為だろう。残念ながら、歐米の分析家でも追求は難しく、真の狙いが何処にあったのかは数年後じゃないと判らない。

  ただし、今回のウクライナ紛争は単発の事件じゃなく、バイデンを大統領にした連中の仕業で、事前に仕組まれた長期計画の一環だろう。つまり、闇組織が目論んでいる利益の一部ということだ。これは陰謀論のように聞こえるけど、大統領選挙でバイデンを祭り上げた組織は、このボケ老人を勝たせるために莫大な資金を使ったはず。(各地の政治家や有力者を買収した時の金額は相当なものだろう。) となれば、投資額を何百倍も上回る利益が必要で、対露戦争でボロ儲けをしないと出資者の満足が得られない。歐米諸国が推進するNATOの東方拡大は、ウクライナ国民を助けるためじゃなく、彼らを利用することにあったはずだ。おそらく、ウクライナ国民がどれほど犠牲になってもいいから、ロシア軍のウクライナ制圧を実現させたい、というのが本音だろう。日本の評論家はバイデンの失政や愚策を咎めているが、彼のパトロン供は最初から今の悲劇を望んでいたはすだ。

Biden 921Zelensky 094

( 左 : 大統領に見えないバイデン / 右 : 困惑するゼレンスキー大統領 )

  日本のマスコミは刻々と悪化するウクライナ状況ばかりを報道するが、常識的に考えればロシア軍の進撃は予想できたはず。軍人ではないアメリカの知識人だって、あのままプーチンが引き下がるとは思っていなかった。しかし、バイデンは最初から米軍を派遣しない、軍事介入はしないと公言していたから、実際にロシア軍が侵攻すれば、応戦するのは劣勢のウクライナ軍だけである。だいたい、最高司令官の器じゃのに、不正選挙で痴呆症のバイデンが大統領になったのが、そもそもの間違いだ。彼は去年から及び腰で、「恐ろしいプーチンが攻めてくるかも知れないけど、その時はウクライナの皆さんが戦ってね ! アメリカは遠征軍を派遣できないから、金融制裁だけに専念します !」と述べていた。

  呆れてモノを言えないが、NATOの東歐拡大でロシアを威圧すれば、プーチンが軍事行動を選択するのも当然じゃないか。もし、プーチンが西側に屈服すれば、反プーチン勢力からの突き上げが来るし、軍や政界の武闘派が黙っちゃいないだろう。必ず「プーチン降ろし」が巻き起こる。となれば、プーチンがウクライナを征服し、邪魔な反露勢力を排除するか、バイデンの方がビビって引き下がるかのどちらかしかない。それゆえ、多少なりとも常識を備えた日本人なら、「アメリカは端っからウクライナを見殺しにするつもりなんだなぁ〜」と考えるべきだ。

西側勢力に加担するウクライナ人

  とにかく、今回のウクライナ侵攻が起こった原因を理解するには、少なくとも2014年のマイダン革命(Maidan revolution / Revoliutsia hidnosti)や2004年のオレンジ革命(Pomarancheva revoliutsiia)まで遡って考えなければならない。だが、ウクライナで起こった様々な騒乱や暴動、テロ事件、政争はあまりにも複雑怪奇。普通の日本人には掌握できまい。第一、外務省だって充分な情報を得ていないくらいだから、一般国民がこの先を予測するなんて無理。マジック・ショーの観客と同じだ。娯楽番組のディレクターじゃあるまいし、事前に手品師のタネを知っている観客はいないだろう。番組が終わった後に、マジックのトリックを聞いて「なぁ〜んだ、そうだったのかぁ〜」と頷くのが一般人である。

  日本のテレビ局や新聞社は、西側諸国のマスコミ、とりわけアメリカの主流メディアから"貴重な情報(政治プロパガンダ)"をもらい、それを"そのまま"和訳しているだけなので、ウクライナとロシアの紛争を分析するには不充分。というか、世論操作のバイアスが掛かり過ぎているので却って有害だ。我々は断片的な情報でも、それを丹念に繋ぎ合わせて、巨大なパズルを理解するしかない。小さなピースでも馬鹿にすると全体像が摑めない場合もある。正常な日本人なら百も承知だが、テレビ局が垂れ流す映像だけを見ていると、知らず知らずのうちに洗脳されてしまうぞ。そこで、小さいけど、興味深い情報を紹介したい。

Mustafa Nayyem 06(左 / ムスタファ・ナイエム )
  ウクライナでは西歐風の生活を求める国民が矢鱈と多い。やはり、野蛮なロシア人は嫌いということだ。それゆえ、歴史的にロシア帝國の軍事的圧力を受けてきたウクライナ人からすれば、NATOに加盟して自国の安全を図るのが一番。だから、直接・間接的に歐米と繋がる議員がいても不思議じゃない。しかし、「こいつはどんな紐が付いているんだ?」と疑いたくなるような議員がいるのも確かだ。その典型的な人物が、ペトロ・プロシェンコ(Petro Proshenko)大統領の政党(PPB)に属し、見事当選を果たしたムスタファ・ナイエム(Mustafa Masi Nayyem)である。

  このムスタファ・ナイエムは見たとおりスラブ系のウクライナ人ではい。彼は1981年にアフガニスタンのカブール(Kabul)で生まれた異邦人。パシュトゥーン族のムスリム家庭で育った帰化人である。ムスタファの両親はイスラム教徒であるが、彼自身は親譲りの信仰心は持ち合わせておらず、誡律に従う生活とは無縁の俗人だ。ムスタファの告白によれば、母方の祖母はユダヤ人で、妻となった写真家のアナスタシア・イワノヴァ(Anastasia Ivanova)もユダヤ人であるという。それゆえ、ムスタファが承認するように、彼の息子マーク・ミケイ(Mark-Mikhei)はパシュトゥーン系のユダヤ人となっている。

  ユーラシア大陸にある国家では、多種多様な民族が入り乱れて暮らしている。ウクライナも例外じゃない。だが、ムスタファの家庭はかなり特殊で、父親のムハマド・ハイム(Muhammad Haim)は、元々パキスタンで教育大臣を務めていたという。しかし、ソ連がアフガニスタンに侵攻すると、ロシア人のために働きたくはないと拒み、教育大臣の職を辞任したそうだ。ところが、ムハマドは奇妙な行動に出る。兇暴なソ連軍により祖国が荒廃すると、なぜかアフガニスタンを去ってしまい、1987年に敵国の首都に向かってしまうのだ。日本人なら「えっ !」と驚いてしまうが、彼はモスクワで勉強しようと志す。この留学中に知り合ったのが、将来の夫人となるヴァレンティナ・コレチュコ(Valentina Kolechko)で、二人は1989年に結婚する。

Nayem brothers(左 / ムスタファとマシの兄弟)
  ナイエム夫妻には二人の息子が生まれた。兄のムスタファと弟のマシ(Masi Nayyem)だ。ムスタファは1998年、キエフにある技術系の高校を卒業すると、キエフ工科大学に進んで航空学を専攻した。弟のマシは空挺部隊の軍人となるが、除隊すると法律家の道を歩んだ。様々な環境で育ったせいか、ムスタファは幾つかの言語を操ることができるようで、母国語のダリ語に加え、ウクライナ語、ロシア語、英語を話すらしい。

  非ウクライナ人のムスタファであったが、ジャーナリストの世界では成功したようだ。彼は出馬する前の2011年から2013年の間、ウクライナのテレビ局である「TVi」に出演し、政治討論にも参加していたそうだ。しかし、テレビ局の運営方針を巡って口論となってしまい、制作者や経営陣と訣別する。彼は一緒に局を辞めた同僚を誘ってインターネットの世界へ移ろうとした。このプロジェクトにはやがて賛同者が現れ、2013年に「Hromadske TV(フロマツケ・テレビ)」へと成長する。

  当選したムスタファは、親ヨーロッパを表明する若手の代議士となる。彼は「ヨーロッパ統合委員会」のメンバーにもなった。さらに、権力の階段を昇り続けたようで、彼は最高議会(ヴェルホーヴナ・ラーダ / Verkhovna Rada)の副議長にまで出世する。しかし、2016年になるとポロシェンコの政党を離れ、「民衆政同盟」という政党に属するようになった。2019年には異例の昇進を遂げ、ムスタファはウクライナの国営企業である「Ukroboronprom」の副経営者に就任する。この会社は2010年に創設された軍需企業で、戦車や装甲車、ミサイル、防空システムなど、様々な武器弾薬を製造している。いやはや、アフガン系ジャーナリストが政界に転職すると、軍需産業の重役に出世するんだから、「どんなコネを築いたのか?」と訊きたくなる。

Mustafa Nayyem Atlantic Council(写真 : 左から ザリシュチェック、中央レシェンコ、右 ナイエム)
  「民衆政同盟」という政党には、歐洲に繋がろうとする「ユーロマイダン(Euromaidan)」の指導者達が集まったそうで、その中には、当時まだ無名の新人議員であったスヴィトラーナ・ザリシュチェック(Svitlana Zalishchuk)やセルゲイ・レシェンコ(Sergii Leshchenko)がいた。(Melinda Haring, 'Ukraine's New Liberals Face Tough Climb from Streets to Seats in Parliament', Atlantic Council, October 17, 2016.) 記念写真を見れば判るとおり、スヴィトラーナとセルゲイはムスタファと親しく、彼らは徒党を組んで西歐風のデモクラシーを推進する同志であった。

  この三羽烏は西歐人に好まれるリベラル派で、ヨーロッパやアメリカに招かれると、政治腐敗にまみれたウクライナを嘆くことはなく、「デモクラシーのウクライナ」という明るい未来を語っていた。特に、ブロンド美女のスヴィトラーナは西側で人気を博し、お得意の英語を駆使して持論を展開していた。彼女はノルウェーやスイスといった西歐のシンポジウムにちょくちょく顔を出していた。この才女は聴衆を前にしてウクライナの議会運営やオレンジ革命の様子を説明し、アップル社かグーグルの重役みたいに語りかけていた。もう一端の政治家気取りである。しかも、リップサービスを付け加える女狐だった。スヴィトラーナは自分の容姿をフルに活用し、外国の事情に疎い観客を魅了する。彼女は人権思想や国民の自由など、ヨーロッパのピンク左翼が喜びそうな綺麗事を並べ立てていた。

Svitlana Zalishchuk 0555(左 / スヴィトラーナ・ザリシュチェック )
  抜け目のないスヴィトラーナは、一介のジャーナリストから政界へ転身し、首相の外交アドヴァイザーにまで昇りつめるが、政界はそう甘くはなかった。彼女は再選を目指して2019年の選挙に臨んだが、あえなく落選。しかし、美女には拾ってくれる神様がたくさんいるようで、議席を失ったスヴィトラーナは、「ナフトガス(Naftogaz)」の最高経営者(CEO)になれた。一般のウクライナ人が聞いたら羨ましくなるけど、やはり何らかの"やましさ"があるのか、美人社長の報酬は秘密となっていた。(Naftogaz refuses to disclose Svitlana Zalishchuk pay', Bykvu, 1 June 2021.) でも、「非公開」というのはおかしい。たぶん、相当な金額なんだろう。これは愚痴になってしまうが、「庶民の味方」を演じるリベラル派って、なぜか"お金持ち"が多いよねぇ〜。

  日本の地上波テレビや新聞は、米国メディアの卸問屋みたいな媒体で、歐米諸国の輿論がどのような枠組み(パラダイム)で形成され、如何なるバイアスが掛かっているのかを伝えることはない。確かに、プーチンの侵略行為を非難することは簡単だ。ウクライナに攻め込むロシア軍を見れば一目瞭然である。しかし、我々は水面下の策略というか、一般国民が認識できない真の目的を考えなければならない。そもそも、誰が今回の「絵(計画)」を描いたのか? さすがに、あの老いぼれ爺(ジジイ)のバイデンが主導権を取ったとは信じられない。ブリンケン国務長官やオースティン国防長官、その他の閣僚でも、アメリカの軍事・外政を取り仕切り、西歐諸国に命令を発することは無理だろう。となれば、裏で糸を引く闇組織が、痴呆症のバイデンを利用して対露政策を指図した、と考える方が自然だ。

Roman Skrypin 2(左 / ローマン・スカリピン)
  ウクライナの反露キャンペーンは、ウクライナ国民の総意でもあるが、グローバリストのプロパガンダでもある。ボンクラな評論家やテレビのワイドショーを信じると、間違った判断を下す虞(おそれ)がある。例えば、先ほど紹介した「Hromadske TV」は、ジャーナリストのローマン・スカリピン(Roman Skrypin)が2創設したインターネット放送である。ここに勤めるスタッフの大半は、「TVi」を辞めた職員とレポーター達であるというが、その資金源は外国から来ている。同局が発行した2013年度の財務報告書によれば、ネーデルラント大使館から79万3,089フリヴニャ(hryvnia)、アメリカ大使館から39万9,650、「国際ルネサンス財団(International Renaissance Foundation / IRF)」から24万7,860フリヴニャが振り込まれていた。(1フリヴニャ= 約3.87円)

  この他、資金提供者にはカナダ政府やノルウェーの「Fritt Ord Foundation」も名を連ねるが、「国際ルネサンス財団」が一枚噛んでいるというのは実に興味深い。というのも、この財団はジョージ・ソロスが創設した「オープン・ソサエティ財団(OSF)」の下部組織に当たるからだ。つまり、IRFは中歐や東歐におけるOSFの支店というわけ。東歐におけるソロスの"慈善活動"は相当なもので、2015年には500億ドルの投資がウクライナには必要だと彼は喧伝し、オープン・ソサエティー財団は10億ドル出してもいいぞ、と息巻いていた。('US financier Soros ready to invest in Ukraine', The Local, 30 March 2015.) もう目が眩みそうな金額だけど、毎年何十億ドルもの資金をバラ撒く財団だと、これくらいの出費は普通なんだろう。

  ジョージ・ソロスとの関係は不明確だが、ウクライナの元首相であるアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)も独自の組織を持っていた。彼は共同で「オープン・ウクライナ財団(Open Ukraine Foundation)」を創設したが、名称が似ているので「ソロスのOSFと姉妹組織なんじゃないか?」と思えてくる。この財団はオバマ大統領とバイデン副大統領にも正式に承認され、彼らからの支援も受けていたという。そして、ヤツェニュク元首相は、「ヴィクトール・ピンチュック財団(Victor Pinchuk Foundation)」が主催した「ダヴォス・ウクライナ・ランチ(Davos Ukraine Lunch)」という会合に出席し、この席で大富豪のソロスと親睦を深めていた。どちらの財団も"全世界"や"西歐"に開かれたウクライナを呼びかけていたから、何とも味わい深い。

George Soros 213Victor Pinchuk 02Arseniy Yatsenyuk 01


(左 : ジョージ・ソロス / 中央 : ヴィクトール・ピンチュック / 右 : アルセニー・ヤツェニュク )

  ちなみに、ヴィクトール・ピンチュック(Victor Mykhailovych Pinchuk)は、金属製造会社「Interpipe Group」の創業者で、投資会社の「EastOne Group」も率いていた。一般的には"ウクライナ人"のビジネスマンと言われているが、実際はキエフ出身のユダヤ人。彼はウクライナの天然資源を狙っていたオリガルヒで、殺人や賄賂も辞さない政商と囁かれている。しかし、表向きは"カタギの大御所"で、民主化のマイダン革命を擁護していた。白々しくて笑ってしまうが、彼は反ロシアの旗を掲げる愛国者らしい。しかも、曰く付きの「キエフ・セキュリティー・フォーラム(Kiev Security Forum)」を支援する重要人物者ときている。

  今は"慈善活動家"の仮面を被っているが、1998年から2006年までピンチュックは国会議員を務めていた。しかし、国益を考える議員というより、私益を優先するグローバリストと呼んだ方が相応しい。何しろ、鋼鉄のパイプを作っていたピンチュックは、アメリカ合衆国とのパイプも太く、以前は「ブルッキングス研究所(Brookings Institute)」のメンバーであったし、「ピーターソン国際経済研究所(Peterson Institute of International Economics / PIIE)」の理事も務めていた。

  PIIEの所長はかつて、エコノミストのフレッド・バーグステン(C.Fred Bergsten)が務めていた。この経済学者は、単なるシンクタンクの研究員じゃなく、政権内部で蠢くインサイダー。彼が国家安全保障会議(National Security Council)に属していた時、上司はあのヘンリー・キッシンジャーで、ユダヤ人国務長官のアドヴァザーを務めていた。バーグスティンも華麗なる経歴の持ち主で、この御仁はロックフェラー財閥のCFR(外交問題評議会)で上級研究者を務めていたし、カーネギー平和財団にも属していた。ちなみに、PIIEの名称は元商務長官のピーター・ピータソン(Peter Peterson)から由来する。2018年には、息子のマイケル・ピーターソン(Michael Peterson)が会長に就任したそうだ。

Fred Bergsten 02Henry Kissinger 088Peter Peterson 0021Michael Peterson 1


( 左 : フレッド・バーグステン / ヘンリー・キッシンジャー / ピーター・ピータソン / 右 : マイケル・ピーターソン )

  とにかく、日本のテレビでは報道されないウクライナの暗部は山ほどある。テレビや新聞の解説者は、単純にプーチン大統領を"悪の独裁者"と決めつけるが、悪党はロシアだけに限らない。なぜなら、ウクライナ紛争には八百長(ヤラセ)を仕組んだ連中がいるからだ。そもそも、NATOの加盟地域をウクライナにまで拡大すれば、ロシア軍が蹶起するのは目に見えていた。ジョー・バイデンを操る闇組織は、前々からロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)から締め出そうと考えていたし、実際、ロシアの侵掠を催促したのもアメリカである。闇組織の連中は非常に狡猾で、何年も前から金融制裁の発動を考えていたはずだ。(ついでに言うと、筆者は以前から支那とロシアの経済関係を述べていた。参照記事。) それゆえ、プーチンの決断は驚愕に値しない。むしろ、「アメリカの政財界には、一体どんな裏があるんだ?」と疑いたくなる。たぶん、バイデンのパトロンはロシアが進撃した際の対策や脚本を用意していたはず。もしかすると、今回の騒動も「グレイト・リセット」の一部なのかも知れないぞ。

  諜報組織や軍隊を持たない日本は、ロシアの内情やウクライナの現状を正確に知ることはできない。アメリカやヨーロッパ諸国はウクライナに軍事支援を行い、経済制裁をも発動すると決めたが、陸軍を派遣してウクライナを救うつもりはない。だいたい、アメリカはさっさと自国の大使館職員を撤退させていた訳だから、ロシア軍がキエフへ直進できるよう障碍を取り除いていたんじゃないか、と疑いたくなる。つまり、ウクライナは使い捨ての駒に過ぎず、アメリカには別の意図や策略があるのかも知れない、ということだ。しかし、悲しいかな、日本人の我々には表面的な現象しか見えない。闇組織が狙っている真の目的は隠されている。あと数年くらい経たないと、本当の狙いは明らかにされないだろう。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68889629.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/472.html#c40

[近代史5] ロシアのウクライナ侵攻 _ すべては事前合意ができていた 中川隆
3. 中川隆[-13615] koaQ7Jey 2022年3月01日 18:46:54 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[11]

2022年02月28日
ウクライナ危機を画策したのは誰なのか?
NATO拡大の結果は予想できた
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Putin 8829Ukraine forces 1


(左 : ウクライナ制圧を決断したプーチン大統領 / 右 : 派遣されるロシアの軍人)

  ついにロシア軍のウクライナ侵攻が起こってしまい、歐米諸国のみならず、我が国のマスコミも"てんやわんや"の大騒ぎとなってしまった。一部の保守派論客や自衛官の解説者までもが、「まさか、あれほど大胆に攻撃を仕掛けるなんて・・・」と驚いていた。しかし、先制攻撃や懲罰戦争、侵掠行為はロシアの伝統的なお家藝。今さら驚く方がおかしい。ロシア人は「力の原理」で動く。自慢じゃないけど、筆者は前々からマフィア同士の抗争と見なしていたから、ロシアン・マフィアが隣国を制圧しても驚かない。合衆国政府を利用する闇勢力とユダヤ人オリガルヒが、ウクライナを戦場にしたのは既定路線だろう。

  我々が考慮すべきは、ジョー・バイデンを前面に出す闇勢力が、どんなシナリオを描いていたかだ。たぶん、幾つかのシュミレーションを行った上での挑発行為だろう。残念ながら、歐米の分析家でも追求は難しく、真の狙いが何処にあったのかは数年後じゃないと判らない。

  ただし、今回のウクライナ紛争は単発の事件じゃなく、バイデンを大統領にした連中の仕業で、事前に仕組まれた長期計画の一環だろう。つまり、闇組織が目論んでいる利益の一部ということだ。これは陰謀論のように聞こえるけど、大統領選挙でバイデンを祭り上げた組織は、このボケ老人を勝たせるために莫大な資金を使ったはず。(各地の政治家や有力者を買収した時の金額は相当なものだろう。) となれば、投資額を何百倍も上回る利益が必要で、対露戦争でボロ儲けをしないと出資者の満足が得られない。歐米諸国が推進するNATOの東方拡大は、ウクライナ国民を助けるためじゃなく、彼らを利用することにあったはずだ。おそらく、ウクライナ国民がどれほど犠牲になってもいいから、ロシア軍のウクライナ制圧を実現させたい、というのが本音だろう。日本の評論家はバイデンの失政や愚策を咎めているが、彼のパトロン供は最初から今の悲劇を望んでいたはすだ。

Biden 921Zelensky 094

( 左 : 大統領に見えないバイデン / 右 : 困惑するゼレンスキー大統領 )

  日本のマスコミは刻々と悪化するウクライナ状況ばかりを報道するが、常識的に考えればロシア軍の進撃は予想できたはず。軍人ではないアメリカの知識人だって、あのままプーチンが引き下がるとは思っていなかった。しかし、バイデンは最初から米軍を派遣しない、軍事介入はしないと公言していたから、実際にロシア軍が侵攻すれば、応戦するのは劣勢のウクライナ軍だけである。だいたい、最高司令官の器じゃのに、不正選挙で痴呆症のバイデンが大統領になったのが、そもそもの間違いだ。彼は去年から及び腰で、「恐ろしいプーチンが攻めてくるかも知れないけど、その時はウクライナの皆さんが戦ってね ! アメリカは遠征軍を派遣できないから、金融制裁だけに専念します !」と述べていた。

  呆れてモノを言えないが、NATOの東歐拡大でロシアを威圧すれば、プーチンが軍事行動を選択するのも当然じゃないか。もし、プーチンが西側に屈服すれば、反プーチン勢力からの突き上げが来るし、軍や政界の武闘派が黙っちゃいないだろう。必ず「プーチン降ろし」が巻き起こる。となれば、プーチンがウクライナを征服し、邪魔な反露勢力を排除するか、バイデンの方がビビって引き下がるかのどちらかしかない。それゆえ、多少なりとも常識を備えた日本人なら、「アメリカは端っからウクライナを見殺しにするつもりなんだなぁ〜」と考えるべきだ。

西側勢力に加担するウクライナ人

  とにかく、今回のウクライナ侵攻が起こった原因を理解するには、少なくとも2014年のマイダン革命(Maidan revolution / Revoliutsia hidnosti)や2004年のオレンジ革命(Pomarancheva revoliutsiia)まで遡って考えなければならない。だが、ウクライナで起こった様々な騒乱や暴動、テロ事件、政争はあまりにも複雑怪奇。普通の日本人には掌握できまい。第一、外務省だって充分な情報を得ていないくらいだから、一般国民がこの先を予測するなんて無理。マジック・ショーの観客と同じだ。娯楽番組のディレクターじゃあるまいし、事前に手品師のタネを知っている観客はいないだろう。番組が終わった後に、マジックのトリックを聞いて「なぁ〜んだ、そうだったのかぁ〜」と頷くのが一般人である。

  日本のテレビ局や新聞社は、西側諸国のマスコミ、とりわけアメリカの主流メディアから"貴重な情報(政治プロパガンダ)"をもらい、それを"そのまま"和訳しているだけなので、ウクライナとロシアの紛争を分析するには不充分。というか、世論操作のバイアスが掛かり過ぎているので却って有害だ。我々は断片的な情報でも、それを丹念に繋ぎ合わせて、巨大なパズルを理解するしかない。小さなピースでも馬鹿にすると全体像が摑めない場合もある。正常な日本人なら百も承知だが、テレビ局が垂れ流す映像だけを見ていると、知らず知らずのうちに洗脳されてしまうぞ。そこで、小さいけど、興味深い情報を紹介したい。

Mustafa Nayyem 06(左 / ムスタファ・ナイエム )
  ウクライナでは西歐風の生活を求める国民が矢鱈と多い。やはり、野蛮なロシア人は嫌いということだ。それゆえ、歴史的にロシア帝國の軍事的圧力を受けてきたウクライナ人からすれば、NATOに加盟して自国の安全を図るのが一番。だから、直接・間接的に歐米と繋がる議員がいても不思議じゃない。しかし、「こいつはどんな紐が付いているんだ?」と疑いたくなるような議員がいるのも確かだ。その典型的な人物が、ペトロ・プロシェンコ(Petro Proshenko)大統領の政党(PPB)に属し、見事当選を果たしたムスタファ・ナイエム(Mustafa Masi Nayyem)である。

  このムスタファ・ナイエムは見たとおりスラブ系のウクライナ人ではい。彼は1981年にアフガニスタンのカブール(Kabul)で生まれた異邦人。パシュトゥーン族のムスリム家庭で育った帰化人である。ムスタファの両親はイスラム教徒であるが、彼自身は親譲りの信仰心は持ち合わせておらず、誡律に従う生活とは無縁の俗人だ。ムスタファの告白によれば、母方の祖母はユダヤ人で、妻となった写真家のアナスタシア・イワノヴァ(Anastasia Ivanova)もユダヤ人であるという。それゆえ、ムスタファが承認するように、彼の息子マーク・ミケイ(Mark-Mikhei)はパシュトゥーン系のユダヤ人となっている。

  ユーラシア大陸にある国家では、多種多様な民族が入り乱れて暮らしている。ウクライナも例外じゃない。だが、ムスタファの家庭はかなり特殊で、父親のムハマド・ハイム(Muhammad Haim)は、元々パキスタンで教育大臣を務めていたという。しかし、ソ連がアフガニスタンに侵攻すると、ロシア人のために働きたくはないと拒み、教育大臣の職を辞任したそうだ。ところが、ムハマドは奇妙な行動に出る。兇暴なソ連軍により祖国が荒廃すると、なぜかアフガニスタンを去ってしまい、1987年に敵国の首都に向かってしまうのだ。日本人なら「えっ !」と驚いてしまうが、彼はモスクワで勉強しようと志す。この留学中に知り合ったのが、将来の夫人となるヴァレンティナ・コレチュコ(Valentina Kolechko)で、二人は1989年に結婚する。

Nayem brothers(左 / ムスタファとマシの兄弟)
  ナイエム夫妻には二人の息子が生まれた。兄のムスタファと弟のマシ(Masi Nayyem)だ。ムスタファは1998年、キエフにある技術系の高校を卒業すると、キエフ工科大学に進んで航空学を専攻した。弟のマシは空挺部隊の軍人となるが、除隊すると法律家の道を歩んだ。様々な環境で育ったせいか、ムスタファは幾つかの言語を操ることができるようで、母国語のダリ語に加え、ウクライナ語、ロシア語、英語を話すらしい。

  非ウクライナ人のムスタファであったが、ジャーナリストの世界では成功したようだ。彼は出馬する前の2011年から2013年の間、ウクライナのテレビ局である「TVi」に出演し、政治討論にも参加していたそうだ。しかし、テレビ局の運営方針を巡って口論となってしまい、制作者や経営陣と訣別する。彼は一緒に局を辞めた同僚を誘ってインターネットの世界へ移ろうとした。このプロジェクトにはやがて賛同者が現れ、2013年に「Hromadske TV(フロマツケ・テレビ)」へと成長する。

  当選したムスタファは、親ヨーロッパを表明する若手の代議士となる。彼は「ヨーロッパ統合委員会」のメンバーにもなった。さらに、権力の階段を昇り続けたようで、彼は最高議会(ヴェルホーヴナ・ラーダ / Verkhovna Rada)の副議長にまで出世する。しかし、2016年になるとポロシェンコの政党を離れ、「民衆政同盟」という政党に属するようになった。2019年には異例の昇進を遂げ、ムスタファはウクライナの国営企業である「Ukroboronprom」の副経営者に就任する。この会社は2010年に創設された軍需企業で、戦車や装甲車、ミサイル、防空システムなど、様々な武器弾薬を製造している。いやはや、アフガン系ジャーナリストが政界に転職すると、軍需産業の重役に出世するんだから、「どんなコネを築いたのか?」と訊きたくなる。

Mustafa Nayyem Atlantic Council(写真 : 左から ザリシュチェック、中央レシェンコ、右 ナイエム)
  「民衆政同盟」という政党には、歐洲に繋がろうとする「ユーロマイダン(Euromaidan)」の指導者達が集まったそうで、その中には、当時まだ無名の新人議員であったスヴィトラーナ・ザリシュチェック(Svitlana Zalishchuk)やセルゲイ・レシェンコ(Sergii Leshchenko)がいた。(Melinda Haring, 'Ukraine's New Liberals Face Tough Climb from Streets to Seats in Parliament', Atlantic Council, October 17, 2016.) 記念写真を見れば判るとおり、スヴィトラーナとセルゲイはムスタファと親しく、彼らは徒党を組んで西歐風のデモクラシーを推進する同志であった。

  この三羽烏は西歐人に好まれるリベラル派で、ヨーロッパやアメリカに招かれると、政治腐敗にまみれたウクライナを嘆くことはなく、「デモクラシーのウクライナ」という明るい未来を語っていた。特に、ブロンド美女のスヴィトラーナは西側で人気を博し、お得意の英語を駆使して持論を展開していた。彼女はノルウェーやスイスといった西歐のシンポジウムにちょくちょく顔を出していた。この才女は聴衆を前にしてウクライナの議会運営やオレンジ革命の様子を説明し、アップル社かグーグルの重役みたいに語りかけていた。もう一端の政治家気取りである。しかも、リップサービスを付け加える女狐だった。スヴィトラーナは自分の容姿をフルに活用し、外国の事情に疎い観客を魅了する。彼女は人権思想や国民の自由など、ヨーロッパのピンク左翼が喜びそうな綺麗事を並べ立てていた。

Svitlana Zalishchuk 0555(左 / スヴィトラーナ・ザリシュチェック )
  抜け目のないスヴィトラーナは、一介のジャーナリストから政界へ転身し、首相の外交アドヴァイザーにまで昇りつめるが、政界はそう甘くはなかった。彼女は再選を目指して2019年の選挙に臨んだが、あえなく落選。しかし、美女には拾ってくれる神様がたくさんいるようで、議席を失ったスヴィトラーナは、「ナフトガス(Naftogaz)」の最高経営者(CEO)になれた。一般のウクライナ人が聞いたら羨ましくなるけど、やはり何らかの"やましさ"があるのか、美人社長の報酬は秘密となっていた。(Naftogaz refuses to disclose Svitlana Zalishchuk pay', Bykvu, 1 June 2021.) でも、「非公開」というのはおかしい。たぶん、相当な金額なんだろう。これは愚痴になってしまうが、「庶民の味方」を演じるリベラル派って、なぜか"お金持ち"が多いよねぇ〜。

  日本の地上波テレビや新聞は、米国メディアの卸問屋みたいな媒体で、歐米諸国の輿論がどのような枠組み(パラダイム)で形成され、如何なるバイアスが掛かっているのかを伝えることはない。確かに、プーチンの侵略行為を非難することは簡単だ。ウクライナに攻め込むロシア軍を見れば一目瞭然である。しかし、我々は水面下の策略というか、一般国民が認識できない真の目的を考えなければならない。そもそも、誰が今回の「絵(計画)」を描いたのか? さすがに、あの老いぼれ爺(ジジイ)のバイデンが主導権を取ったとは信じられない。ブリンケン国務長官やオースティン国防長官、その他の閣僚でも、アメリカの軍事・外政を取り仕切り、西歐諸国に命令を発することは無理だろう。となれば、裏で糸を引く闇組織が、痴呆症のバイデンを利用して対露政策を指図した、と考える方が自然だ。

Roman Skrypin 2(左 / ローマン・スカリピン)
  ウクライナの反露キャンペーンは、ウクライナ国民の総意でもあるが、グローバリストのプロパガンダでもある。ボンクラな評論家やテレビのワイドショーを信じると、間違った判断を下す虞(おそれ)がある。例えば、先ほど紹介した「Hromadske TV」は、ジャーナリストのローマン・スカリピン(Roman Skrypin)が2創設したインターネット放送である。ここに勤めるスタッフの大半は、「TVi」を辞めた職員とレポーター達であるというが、その資金源は外国から来ている。同局が発行した2013年度の財務報告書によれば、ネーデルラント大使館から79万3,089フリヴニャ(hryvnia)、アメリカ大使館から39万9,650、「国際ルネサンス財団(International Renaissance Foundation / IRF)」から24万7,860フリヴニャが振り込まれていた。(1フリヴニャ= 約3.87円)

  この他、資金提供者にはカナダ政府やノルウェーの「Fritt Ord Foundation」も名を連ねるが、「国際ルネサンス財団」が一枚噛んでいるというのは実に興味深い。というのも、この財団はジョージ・ソロスが創設した「オープン・ソサエティ財団(OSF)」の下部組織に当たるからだ。つまり、IRFは中歐や東歐におけるOSFの支店というわけ。東歐におけるソロスの"慈善活動"は相当なもので、2015年には500億ドルの投資がウクライナには必要だと彼は喧伝し、オープン・ソサエティー財団は10億ドル出してもいいぞ、と息巻いていた。('US financier Soros ready to invest in Ukraine', The Local, 30 March 2015.) もう目が眩みそうな金額だけど、毎年何十億ドルもの資金をバラ撒く財団だと、これくらいの出費は普通なんだろう。

  ジョージ・ソロスとの関係は不明確だが、ウクライナの元首相であるアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)も独自の組織を持っていた。彼は共同で「オープン・ウクライナ財団(Open Ukraine Foundation)」を創設したが、名称が似ているので「ソロスのOSFと姉妹組織なんじゃないか?」と思えてくる。この財団はオバマ大統領とバイデン副大統領にも正式に承認され、彼らからの支援も受けていたという。そして、ヤツェニュク元首相は、「ヴィクトール・ピンチュック財団(Victor Pinchuk Foundation)」が主催した「ダヴォス・ウクライナ・ランチ(Davos Ukraine Lunch)」という会合に出席し、この席で大富豪のソロスと親睦を深めていた。どちらの財団も"全世界"や"西歐"に開かれたウクライナを呼びかけていたから、何とも味わい深い。

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(左 : ジョージ・ソロス / 中央 : ヴィクトール・ピンチュック / 右 : アルセニー・ヤツェニュク )

  ちなみに、ヴィクトール・ピンチュック(Victor Mykhailovych Pinchuk)は、金属製造会社「Interpipe Group」の創業者で、投資会社の「EastOne Group」も率いていた。一般的には"ウクライナ人"のビジネスマンと言われているが、実際はキエフ出身のユダヤ人。彼はウクライナの天然資源を狙っていたオリガルヒで、殺人や賄賂も辞さない政商と囁かれている。しかし、表向きは"カタギの大御所"で、民主化のマイダン革命を擁護していた。白々しくて笑ってしまうが、彼は反ロシアの旗を掲げる愛国者らしい。しかも、曰く付きの「キエフ・セキュリティー・フォーラム(Kiev Security Forum)」を支援する重要人物者ときている。

  今は"慈善活動家"の仮面を被っているが、1998年から2006年までピンチュックは国会議員を務めていた。しかし、国益を考える議員というより、私益を優先するグローバリストと呼んだ方が相応しい。何しろ、鋼鉄のパイプを作っていたピンチュックは、アメリカ合衆国とのパイプも太く、以前は「ブルッキングス研究所(Brookings Institute)」のメンバーであったし、「ピーターソン国際経済研究所(Peterson Institute of International Economics / PIIE)」の理事も務めていた。

  PIIEの所長はかつて、エコノミストのフレッド・バーグステン(C.Fred Bergsten)が務めていた。この経済学者は、単なるシンクタンクの研究員じゃなく、政権内部で蠢くインサイダー。彼が国家安全保障会議(National Security Council)に属していた時、上司はあのヘンリー・キッシンジャーで、ユダヤ人国務長官のアドヴァザーを務めていた。バーグスティンも華麗なる経歴の持ち主で、この御仁はロックフェラー財閥のCFR(外交問題評議会)で上級研究者を務めていたし、カーネギー平和財団にも属していた。ちなみに、PIIEの名称は元商務長官のピーター・ピータソン(Peter Peterson)から由来する。2018年には、息子のマイケル・ピーターソン(Michael Peterson)が会長に就任したそうだ。

Fred Bergsten 02Henry Kissinger 088Peter Peterson 0021Michael Peterson 1


( 左 : フレッド・バーグステン / ヘンリー・キッシンジャー / ピーター・ピータソン / 右 : マイケル・ピーターソン )

  とにかく、日本のテレビでは報道されないウクライナの暗部は山ほどある。テレビや新聞の解説者は、単純にプーチン大統領を"悪の独裁者"と決めつけるが、悪党はロシアだけに限らない。なぜなら、ウクライナ紛争には八百長(ヤラセ)を仕組んだ連中がいるからだ。そもそも、NATOの加盟地域をウクライナにまで拡大すれば、ロシア軍が蹶起するのは目に見えていた。ジョー・バイデンを操る闇組織は、前々からロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)から締め出そうと考えていたし、実際、ロシアの侵掠を催促したのもアメリカである。闇組織の連中は非常に狡猾で、何年も前から金融制裁の発動を考えていたはずだ。(ついでに言うと、筆者は以前から支那とロシアの経済関係を述べていた。参照記事。) それゆえ、プーチンの決断は驚愕に値しない。むしろ、「アメリカの政財界には、一体どんな裏があるんだ?」と疑いたくなる。たぶん、バイデンのパトロンはロシアが進撃した際の対策や脚本を用意していたはず。もしかすると、今回の騒動も「グレイト・リセット」の一部なのかも知れないぞ。

  諜報組織や軍隊を持たない日本は、ロシアの内情やウクライナの現状を正確に知ることはできない。アメリカやヨーロッパ諸国はウクライナに軍事支援を行い、経済制裁をも発動すると決めたが、陸軍を派遣してウクライナを救うつもりはない。だいたい、アメリカはさっさと自国の大使館職員を撤退させていた訳だから、ロシア軍がキエフへ直進できるよう障碍を取り除いていたんじゃないか、と疑いたくなる。つまり、ウクライナは使い捨ての駒に過ぎず、アメリカには別の意図や策略があるのかも知れない、ということだ。しかし、悲しいかな、日本人の我々には表面的な現象しか見えない。闇組織が狙っている真の目的は隠されている。あと数年くらい経たないと、本当の狙いは明らかにされないだろう。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68889629.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1509.html#c3

[近代史5] 「バイデンはウクライナをプーチンに渡す」米露の“密約”をジェームズ斉藤が暴露! 危機は出来レースだった!? 中川隆
5. 2022年3月01日 18:55:25 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[12]
ウクライナ侵攻の陰で「プーチン暗殺」クーデターの気配!? 軍人とユダヤが牛耳るロシアの今をジェームズ斉藤が解説
2022.02.28
https://tocana.jp/2022/02/post_231255_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第6回


ジェームズ  やはり昨日(26日)の予想通り、プーチンがバチカンの調停を蹴り、ロシア軍がプーチン政権を掌握しようとしています。すでに欧米のメディアでも「プーチンのバックに軍が」とニュースが流れ始めています。今後は軍に乗っ取られた政府が支離滅裂な軍事作戦をやめられず、プーチン政権は終焉を迎える可能性が出てきています。

──具体的に軍の誰がプーチン政権を掌握したんですか?

ジェームズ  セルゲイ・ショイグ国防大臣とヴェレリー・ゲラシモフ参謀総長のコンビです。彼らは2012年以来、10年も現職の座に居座っています。普通は3年、長くて5〜6年です。こんな長く国防大臣と参謀総長をやり続ける政治家と将軍など前例がありません。このコンビがGRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)を完全に掌握しています。

 このGRUですが、彼らの報告義務は国防大臣と参謀総長のみです。つまり、プーチンには直接報告が行きません。これがFSBとSVR(ともに元KGB)との大きな違いです。国防大臣が完全に軍に都合の良い情報をプーチンに吹き込むことができます。その結果、既にプーチン政権は元KGBによる諜報機関の独裁体制から変わり、今は戦時中の大日本帝国や現ミャンマーのようなれっきとした軍事政権です。

──プーチンは失脚ですか?

ジェームズ  失脚の前に先のコンビがGRUを使ってプーチンを暗殺する可能性が出てきました。今後は戦局により宮廷クーデターが起こる可能性があります。実際、ソ連時代は軍が宮廷クーデターを起こし、戦車部隊をクレムリンに向けて包囲し、KGB長官のベリヤ(ユダヤ系)を引きずり下ろしました。

 なぜ、クーデターが起きるのかというと、ロシア軍はユダヤ系が主流ではないからです。正教徒のロシア人たちが主流で、元々は農民から駆り出された人々が軍に入っています。つまり、現政権の「プーチン派のユダヤ系のロシア」と、「ロシア人によるロシア軍系ロシア」の対立構造があり、現在は「ロシア人によるロシア軍系ロシア」が台頭しつつあります。

──ロシアをロシア人の手に。レコンキスタが起こっていると!

ジェームズ  まさにそうです。そもそもKGB系がなぜユダヤ系主導だったのかといえば、ロシア人主導の軍の監視も兼ねていたからです。

 ウクライナ国防省発表なので水増しされた数字ですが、ロシア軍はこの3日間で3500人ほど兵士が犠牲になっています。ロシアは一般兵士に被害が大きいと国内が揺れます。日露戦争でも旅順攻囲戦でロシア軍に1.6万人ほどの犠牲が出て、当時も国内で反戦デモがあり、後に革命になりました。もちろん、その反戦デモは帝国陸軍の明石元二郎大佐と英国諜報機関が黒幕でしたが。ソ連アフガン戦争も犠牲が多く、のちにソ連崩壊につながりました。プーチンも今やかなり危うい状況です。

──失脚どころか、体制そのものが変わってしまいそうだと!

ジェームズ  1950年代のソ連で、軍がKGB長官のベリヤを排除した後、フルッショフ、ブレジネフ等の非ユダヤ人のスラブ系ウクライナ人が指導者になりました。次にユダヤ系が登場したのはアンドロポフです。プーチンはアンドロポフの部下で同じユダヤ系です。おそらく、今後ショイグがトップになり、非ユダヤ系のサイクルが再度できると見ています。しかしここでも皮肉ですが、非ユダヤ人でもショイグも非ロシア系で、モンゴル系のトゥヴァ人に当たります。宗教も元々はチベット仏教です。やはり、正教徒でスラブ系のロシア人は政権を取れないです。

──今後のウクライナはどうなりそうですか?

ジェームズ  今回のウクライナ侵攻はロシアの国内問題に起源がありますので、全ての流れは国内問題に左右されるでしょう。ロシア軍がプーチンに無謀な作戦を継続させ、厭戦気分が頂点に達したところで宮廷クーデターという筋書きです。元緊急事態大臣のショイグがロシア国内に戒厳令を敷き、クレムリン内の反対勢力を一掃するというものです。軍事作戦の失敗をプーチンに押し付けて、ナルイシキンやオリガルヒも引きずり下ろすという流れです。ただ、クーデターが起きてもウクライナの戦場はどうなるかはわかりません。クラウゼヴィッツが言ったように、常に様々な変数が関わりしかも秒速で変化し続けるので、インテリジェンスがほとんど機能しないのです。アフガン化してしまう可能性も十分にあります。

──隣国ロシアにクーデターが起きた場合、日本はどうするべきですか?

ジェームズ  日本に対してもロシアは完全に脅威になったので、これを口実に安全保障の議論を一気に進めるべきでしょう。もちろん主敵は中国を視野に入れてのことです。戦争に賛成するわけではありませんが、隣国ロシアや中国の状況を見れば、自国の防衛を本気で考える時です。ゼレンスキーも開戦直前に平和を訴えました。しかし、完全にプーチンに無視されました。これが現実なのです。憲法9条など愚の極みです。ラテン語の格言にある、「平和を欲するならば、戦争の準備をせよ」の意義をよく考えてください。
〜つづく〜
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1508.html#c5

[近代史5] 「バイデンはウクライナをプーチンに渡す」米露の“密約”をジェームズ斉藤が暴露! 危機は出来レースだった!? 中川隆
6. 2022年3月01日 18:58:00 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[13]
プーチンはチェルノブイリに核を落とすつもりか!? ロシア軍に“弱点”も… ウクライナ侵攻の裏をジェームズ斉藤が暴露
2022.03.01
https://tocana.jp/2022/03/post_231338_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第7回

ジェームズ  事態が急遽動いて、ロシアとウクライナが停戦交渉に入りました。第一回目の交渉は予想通り結局決裂でしたが、そもそも交渉自体が始まったのはプーチンが核攻撃をちらつかせた結果です。しかもロシアにおいて交渉とは「戦争で優越性を確保するための時間稼ぎ」の意味しか持ちません。実際に、今回の交渉でロシア側は軍人もしくは軍事専門家が参加していません。つまり停戦する熱意はほぼありません。

 ここで重要なのは、ロシアという国は、武器は抑止のための防衛的な意味合いを持たず、攻撃のために使うものだと思っていることです。

──核も含めてということですか!?

ジェームズ  もちろんです。ロシアや中国以外の普通の国では、核兵器の意義は抑止力だと思われています。しかし、ロシアでは核兵器も武器なので使用のタイミングがあれば使用すると考えます。それどころか、ロシア軍とすれば核は使ってみたい戦略兵器なんです。

──本当ですか!?

ジェームズ  信じられないでしょうが、本当です。

──うーん。なんて国だ。ちなみに、そもそもなぜプーチンは核の使用を今の段階で考えたんですか?

ジェームズ  前回もお話ししたように、プーチンはいま軍の傀儡のような形になり始めていて核を使うぐらいしかイニシアチブを取り戻す手段がなかったからです。核をちらつかせることで停戦交渉に持っていけますし、これならば軍もOKします。

──軍も核は使いたいわけですしね。

ジェームズ  そうです。ただし、そこには別の理由もあります。というのも、今回の侵攻を見ているとロシア軍は我々が思っているよりも苦戦しているじゃないですか? 犠牲者もかなり出ています。ウクライナ発表で水増しされているかもしれないですが、開戦3日でロシア軍3500人が戦死し、Twitter上では投降したロシア兵士を市民が囲んでリンチして、ロシア兵が「やめてくれ」と泣き叫んでいる動画まで上がっています。

──なんか、意外に弱いな、ロシア軍って思いました。

ジェームズ  確かにメチャクチャ弱かったです。ここまで弱いと本当にウクライナに負ける可能性まで出てきているので、軍としても核兵器の使用はOKだということです。ただし、それはそもそも核のゴーサインを出すのはプーチンだからです。すべての責めはプーチンに及びます。実際、ロシア国営放送で、プーチンが昨日お話ししましたセルゲイ・ショイグ国防大臣とヴェレリー・ゲラシモフ参謀総長のコンビに核兵器に関する命令を下す映像が流れました。ショイグら2人はすごく嫌な顔をする演出をし、巧妙にプーチンに責任をなすりつけています。本当はこの2人にとっても核攻撃は歓迎のはずですが。また、ウクライナにはチェルノブイリという核を落としやすい場所があります。既に汚染されている地域に落とすのですから、ウクライナに関していうと落としやすいことも確かなんです。

──被害も最小限にとどめることができる上で本気だと示すこともできると。

ジェームズ  それに、そもそも、彼らにとって武器は使うものですから。ウクライナもそういったことをわかっているので、一旦は拒否した停戦合意の場に着くことにしたのです。

──だいたい状況はわかりましたが、これで停戦になるんですか?

ジェームズ  ここまで状況が二転三転すると確かなことは言えません。停戦の協議の場に着いていたとしても合意に至るかどうかはまだわからないわけですから。それに、仮に停戦になったとしても、あくまで停戦で終戦ではありません。いつロシアが再び侵攻するかわかりません。通常のロシアであれば、遠からず再び侵攻を繰り返すでしょう。ただし、それは国内情勢が落ち着いてからだとは思いますが。

──いまロシア国内は反プーチン運動が勢いづいているところに、ロシア軍の台頭もあるわけですもんね。

ジェームズ  ですから、プーチンは個人的にかなりヤバい状況です。昨日少しお話しましたが、つい一昨日ぐらいにプーチンはオリガルヒ(ロシアの新興財閥のオーナーたち)との密会で、彼らから「この状況はどうなっているんだ!」と吊し上げをくらっています。その時、プーチンは「俺は3日でこの戦争は終わると聞いていたんだ!」と絶叫したという情報が入っています。ですから、プーチンとしてはなんとしても一旦幕引きしたいという思いは強いでしょう。

──絶叫したんですか!? あのプーチンが。

ジェームズ  はい。プーチンの進退もかなり危ういです。読者の誤解を招かないためにも強調しますが、ここでいうプーチンとは「テレビの前に映るプーチン」です。諜報機関関係者の間ではプーチンは最低でも2015年以来、軍の傀儡です。しかし、指導者交代となると一応形式上は何らかの形で消えてもらわなくてはなりません。ですから、幕引きしたいのですが、幕引きしたところで、今回のウクライナ侵攻で得たものって何もないんですよ。首都キエフすら陥落させていないのに戦死者は多数出て、経済は止められて、国際金融からも締め出されて、世界から孤立しただけです。国内ではすっかり反プーチン運動に火がついてしまいました。彼にとってはどこを向いてもデメリットしかありません。つまり、「テレビ画面からプーチンを消す」という芝居にはもってこいの状況なのです。

──結局、なんのためにやったのかと思いますね。

ジェームズ  ここは私の分析になるのですが、さきほど言ったロシア軍が弱い理由と関連してきます。そもそもこのウクライナ侵攻はロシア軍及びGRUのオペレーションです。それはプーチンが「俺は3日で終わると聞いていた!」と絶叫したことでもわかります。それでロシアはウクライナに侵攻したわけですが、最初に投入した部隊というのは訓練された兵士ではなかった可能性が高いのです。その証拠に市民にリンチされて泣くなどという兵士はまともな兵隊ではありません。もともとの一般市民が今回、急遽徴兵された急造兵の可能性があります。それを前線に出したら負けるに決まっています。

 そして、もう1つ、兼ねてから私がロシア側のスパイの可能性濃厚だと言っていたウクライナの大統領ゼレンスキーです。彼はスパイと言ってもプーチンがいたロシアの諜報組織FSBのエージェントではなく、ロシア軍側の諜報組織GRUのエージェントです、もしもスパイであるならばですが。

──彼は本当にスパイなんですか? いまSNSとかでは英雄扱いですけど。

ジェームズ  現時点では各国の諜報機関関係者でも完全な裏が取れていません。有力な可能性が、ロシアスパイで西側にも通じている「GRUコントロール下の二重スパイ」です。というのも彼の行動は気になることが多いんです。例えば今回の侵攻は、ロシアが「ウクライナはミンスク合意を破っている」というのが口実になっているわけです。ミンスク合意とはウクライナ政府が東部2州ドネツクとルガンスクの自治を認めるというものです。ところが、ゼレンスキーが大統領になってからドネツク、ルガンスクへのドローン攻撃が頻繁に行われるようになったのです。それまではドネツク、ルガンスク側からミサイルを射ってきても結構無視していたんですが、ゼレンスキーが大統領になるとドローンで反撃するようになったんですね。もちろん反撃は悪くはないのですが、それをロシアが侵攻の口実にしてくるぐらいはわかるじゃないですか。実際、プーチンは「ウクライナが東部2州の人々をジェノサイドしようとしている」といって侵攻してきているわけですから。

──確かにその流れであれば、スパイの可能性はなくはないですね。

ジェームズ  不可解なことをしているんです。また、GRUのエージェントである可能性は、GRUのオペレーションがそもそも海外の要人をエージェントに仕立て上げるということにあるからです。実際、ウクライナの第4代大統領のヴィクトル・ヤヌーコヴィチはロシアのスパイで、現在はロシアに亡命しています。その彼はGRUのエージェントだったんです。ですから、このウクライナ侵攻はプーチンの息の根を止めるためのロシア軍とGRUが仕掛けたオペレーションである可能性は捨てきれません。

──確かに振り返ってみると、今回、もっとも損をしたのはプーチンだけですもんね。

ジェームズ  戦争を起こしたのも人々を虐殺したのも、国内を恐怖政治で締め上げたことも、核兵器を持ち出そうとしたこともすべてプーチンのせいにできます。

──筋は通ってますよね。

ジェームズ  ですから、停戦になれば、今度はロシアの国内が慌ただしくなるでしょう。また停戦にならなかった場合はロシア国内もウクライナも泥沼でしょう。戦時下ではなにが起こるかわからないですし、状況があまりにも頻繁に変わってくるので本当に確実なことは言えませんが、それでも最大限の情報を流していきます。

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1508.html#c6

[近代史5] プーチンの正体 _ プーチンはユダヤ人でユダヤ人の利害しか考えていなかった 中川隆
4. 中川隆[-13614] koaQ7Jey 2022年3月01日 18:59:05 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[14]
ウクライナ侵攻の陰で「プーチン暗殺」クーデターの気配!? 軍人とユダヤが牛耳るロシアの今をジェームズ斉藤が解説
2022.02.28
https://tocana.jp/2022/02/post_231255_entry.html
【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第6回


ジェームズ  やはり昨日(26日)の予想通り、プーチンがバチカンの調停を蹴り、ロシア軍がプーチン政権を掌握しようとしています。すでに欧米のメディアでも「プーチンのバックに軍が」とニュースが流れ始めています。今後は軍に乗っ取られた政府が支離滅裂な軍事作戦をやめられず、プーチン政権は終焉を迎える可能性が出てきています。

──具体的に軍の誰がプーチン政権を掌握したんですか?

ジェームズ  セルゲイ・ショイグ国防大臣とヴェレリー・ゲラシモフ参謀総長のコンビです。彼らは2012年以来、10年も現職の座に居座っています。普通は3年、長くて5〜6年です。こんな長く国防大臣と参謀総長をやり続ける政治家と将軍など前例がありません。このコンビがGRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)を完全に掌握しています。

 このGRUですが、彼らの報告義務は国防大臣と参謀総長のみです。つまり、プーチンには直接報告が行きません。これがFSBとSVR(ともに元KGB)との大きな違いです。国防大臣が完全に軍に都合の良い情報をプーチンに吹き込むことができます。その結果、既にプーチン政権は元KGBによる諜報機関の独裁体制から変わり、今は戦時中の大日本帝国や現ミャンマーのようなれっきとした軍事政権です。

──プーチンは失脚ですか?

ジェームズ  失脚の前に先のコンビがGRUを使ってプーチンを暗殺する可能性が出てきました。今後は戦局により宮廷クーデターが起こる可能性があります。実際、ソ連時代は軍が宮廷クーデターを起こし、戦車部隊をクレムリンに向けて包囲し、KGB長官のベリヤ(ユダヤ系)を引きずり下ろしました。

 なぜ、クーデターが起きるのかというと、ロシア軍はユダヤ系が主流ではないからです。正教徒のロシア人たちが主流で、元々は農民から駆り出された人々が軍に入っています。つまり、現政権の「プーチン派のユダヤ系のロシア」と、「ロシア人によるロシア軍系ロシア」の対立構造があり、現在は「ロシア人によるロシア軍系ロシア」が台頭しつつあります。

──ロシアをロシア人の手に。レコンキスタが起こっていると!

ジェームズ  まさにそうです。そもそもKGB系がなぜユダヤ系主導だったのかといえば、ロシア人主導の軍の監視も兼ねていたからです。

 ウクライナ国防省発表なので水増しされた数字ですが、ロシア軍はこの3日間で3500人ほど兵士が犠牲になっています。ロシアは一般兵士に被害が大きいと国内が揺れます。日露戦争でも旅順攻囲戦でロシア軍に1.6万人ほどの犠牲が出て、当時も国内で反戦デモがあり、後に革命になりました。もちろん、その反戦デモは帝国陸軍の明石元二郎大佐と英国諜報機関が黒幕でしたが。ソ連アフガン戦争も犠牲が多く、のちにソ連崩壊につながりました。プーチンも今やかなり危うい状況です。

──失脚どころか、体制そのものが変わってしまいそうだと!

ジェームズ  1950年代のソ連で、軍がKGB長官のベリヤを排除した後、フルッショフ、ブレジネフ等の非ユダヤ人のスラブ系ウクライナ人が指導者になりました。次にユダヤ系が登場したのはアンドロポフです。プーチンはアンドロポフの部下で同じユダヤ系です。おそらく、今後ショイグがトップになり、非ユダヤ系のサイクルが再度できると見ています。しかしここでも皮肉ですが、非ユダヤ人でもショイグも非ロシア系で、モンゴル系のトゥヴァ人に当たります。宗教も元々はチベット仏教です。やはり、正教徒でスラブ系のロシア人は政権を取れないです。

──今後のウクライナはどうなりそうですか?

ジェームズ  今回のウクライナ侵攻はロシアの国内問題に起源がありますので、全ての流れは国内問題に左右されるでしょう。ロシア軍がプーチンに無謀な作戦を継続させ、厭戦気分が頂点に達したところで宮廷クーデターという筋書きです。元緊急事態大臣のショイグがロシア国内に戒厳令を敷き、クレムリン内の反対勢力を一掃するというものです。軍事作戦の失敗をプーチンに押し付けて、ナルイシキンやオリガルヒも引きずり下ろすという流れです。ただ、クーデターが起きてもウクライナの戦場はどうなるかはわかりません。クラウゼヴィッツが言ったように、常に様々な変数が関わりしかも秒速で変化し続けるので、インテリジェンスがほとんど機能しないのです。アフガン化してしまう可能性も十分にあります。

──隣国ロシアにクーデターが起きた場合、日本はどうするべきですか?

ジェームズ  日本に対してもロシアは完全に脅威になったので、これを口実に安全保障の議論を一気に進めるべきでしょう。もちろん主敵は中国を視野に入れてのことです。戦争に賛成するわけではありませんが、隣国ロシアや中国の状況を見れば、自国の防衛を本気で考える時です。ゼレンスキーも開戦直前に平和を訴えました。しかし、完全にプーチンに無視されました。これが現実なのです。憲法9条など愚の極みです。ラテン語の格言にある、「平和を欲するならば、戦争の準備をせよ」の意義をよく考えてください。


▲△▽▼


プーチンはチェルノブイリに核を落とすつもりか!? ロシア軍に“弱点”も… ウクライナ侵攻の裏をジェームズ斉藤が暴露
2022.03.01
https://tocana.jp/2022/03/post_231338_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第7回

ジェームズ  事態が急遽動いて、ロシアとウクライナが停戦交渉に入りました。第一回目の交渉は予想通り結局決裂でしたが、そもそも交渉自体が始まったのはプーチンが核攻撃をちらつかせた結果です。しかもロシアにおいて交渉とは「戦争で優越性を確保するための時間稼ぎ」の意味しか持ちません。実際に、今回の交渉でロシア側は軍人もしくは軍事専門家が参加していません。つまり停戦する熱意はほぼありません。

 ここで重要なのは、ロシアという国は、武器は抑止のための防衛的な意味合いを持たず、攻撃のために使うものだと思っていることです。

──核も含めてということですか!?

ジェームズ  もちろんです。ロシアや中国以外の普通の国では、核兵器の意義は抑止力だと思われています。しかし、ロシアでは核兵器も武器なので使用のタイミングがあれば使用すると考えます。それどころか、ロシア軍とすれば核は使ってみたい戦略兵器なんです。

──本当ですか!?

ジェームズ  信じられないでしょうが、本当です。

──うーん。なんて国だ。ちなみに、そもそもなぜプーチンは核の使用を今の段階で考えたんですか?

ジェームズ  前回もお話ししたように、プーチンはいま軍の傀儡のような形になり始めていて核を使うぐらいしかイニシアチブを取り戻す手段がなかったからです。核をちらつかせることで停戦交渉に持っていけますし、これならば軍もOKします。

──軍も核は使いたいわけですしね。

ジェームズ  そうです。ただし、そこには別の理由もあります。というのも、今回の侵攻を見ているとロシア軍は我々が思っているよりも苦戦しているじゃないですか? 犠牲者もかなり出ています。ウクライナ発表で水増しされているかもしれないですが、開戦3日でロシア軍3500人が戦死し、Twitter上では投降したロシア兵士を市民が囲んでリンチして、ロシア兵が「やめてくれ」と泣き叫んでいる動画まで上がっています。

──なんか、意外に弱いな、ロシア軍って思いました。

ジェームズ  確かにメチャクチャ弱かったです。ここまで弱いと本当にウクライナに負ける可能性まで出てきているので、軍としても核兵器の使用はOKだということです。ただし、それはそもそも核のゴーサインを出すのはプーチンだからです。すべての責めはプーチンに及びます。実際、ロシア国営放送で、プーチンが昨日お話ししましたセルゲイ・ショイグ国防大臣とヴェレリー・ゲラシモフ参謀総長のコンビに核兵器に関する命令を下す映像が流れました。ショイグら2人はすごく嫌な顔をする演出をし、巧妙にプーチンに責任をなすりつけています。本当はこの2人にとっても核攻撃は歓迎のはずですが。また、ウクライナにはチェルノブイリという核を落としやすい場所があります。既に汚染されている地域に落とすのですから、ウクライナに関していうと落としやすいことも確かなんです。

──被害も最小限にとどめることができる上で本気だと示すこともできると。

ジェームズ  それに、そもそも、彼らにとって武器は使うものですから。ウクライナもそういったことをわかっているので、一旦は拒否した停戦合意の場に着くことにしたのです。

──だいたい状況はわかりましたが、これで停戦になるんですか?

ジェームズ  ここまで状況が二転三転すると確かなことは言えません。停戦の協議の場に着いていたとしても合意に至るかどうかはまだわからないわけですから。それに、仮に停戦になったとしても、あくまで停戦で終戦ではありません。いつロシアが再び侵攻するかわかりません。通常のロシアであれば、遠からず再び侵攻を繰り返すでしょう。ただし、それは国内情勢が落ち着いてからだとは思いますが。

──いまロシア国内は反プーチン運動が勢いづいているところに、ロシア軍の台頭もあるわけですもんね。

ジェームズ  ですから、プーチンは個人的にかなりヤバい状況です。昨日少しお話しましたが、つい一昨日ぐらいにプーチンはオリガルヒ(ロシアの新興財閥のオーナーたち)との密会で、彼らから「この状況はどうなっているんだ!」と吊し上げをくらっています。その時、プーチンは「俺は3日でこの戦争は終わると聞いていたんだ!」と絶叫したという情報が入っています。ですから、プーチンとしてはなんとしても一旦幕引きしたいという思いは強いでしょう。

──絶叫したんですか!? あのプーチンが。

ジェームズ  はい。プーチンの進退もかなり危ういです。読者の誤解を招かないためにも強調しますが、ここでいうプーチンとは「テレビの前に映るプーチン」です。諜報機関関係者の間ではプーチンは最低でも2015年以来、軍の傀儡です。しかし、指導者交代となると一応形式上は何らかの形で消えてもらわなくてはなりません。ですから、幕引きしたいのですが、幕引きしたところで、今回のウクライナ侵攻で得たものって何もないんですよ。首都キエフすら陥落させていないのに戦死者は多数出て、経済は止められて、国際金融からも締め出されて、世界から孤立しただけです。国内ではすっかり反プーチン運動に火がついてしまいました。彼にとってはどこを向いてもデメリットしかありません。つまり、「テレビ画面からプーチンを消す」という芝居にはもってこいの状況なのです。

──結局、なんのためにやったのかと思いますね。

ジェームズ  ここは私の分析になるのですが、さきほど言ったロシア軍が弱い理由と関連してきます。そもそもこのウクライナ侵攻はロシア軍及びGRUのオペレーションです。それはプーチンが「俺は3日で終わると聞いていた!」と絶叫したことでもわかります。それでロシアはウクライナに侵攻したわけですが、最初に投入した部隊というのは訓練された兵士ではなかった可能性が高いのです。その証拠に市民にリンチされて泣くなどという兵士はまともな兵隊ではありません。もともとの一般市民が今回、急遽徴兵された急造兵の可能性があります。それを前線に出したら負けるに決まっています。

 そして、もう1つ、兼ねてから私がロシア側のスパイの可能性濃厚だと言っていたウクライナの大統領ゼレンスキーです。彼はスパイと言ってもプーチンがいたロシアの諜報組織FSBのエージェントではなく、ロシア軍側の諜報組織GRUのエージェントです、もしもスパイであるならばですが。

──彼は本当にスパイなんですか? いまSNSとかでは英雄扱いですけど。

ジェームズ  現時点では各国の諜報機関関係者でも完全な裏が取れていません。有力な可能性が、ロシアスパイで西側にも通じている「GRUコントロール下の二重スパイ」です。というのも彼の行動は気になることが多いんです。例えば今回の侵攻は、ロシアが「ウクライナはミンスク合意を破っている」というのが口実になっているわけです。ミンスク合意とはウクライナ政府が東部2州ドネツクとルガンスクの自治を認めるというものです。ところが、ゼレンスキーが大統領になってからドネツク、ルガンスクへのドローン攻撃が頻繁に行われるようになったのです。それまではドネツク、ルガンスク側からミサイルを射ってきても結構無視していたんですが、ゼレンスキーが大統領になるとドローンで反撃するようになったんですね。もちろん反撃は悪くはないのですが、それをロシアが侵攻の口実にしてくるぐらいはわかるじゃないですか。実際、プーチンは「ウクライナが東部2州の人々をジェノサイドしようとしている」といって侵攻してきているわけですから。

──確かにその流れであれば、スパイの可能性はなくはないですね。

ジェームズ  不可解なことをしているんです。また、GRUのエージェントである可能性は、GRUのオペレーションがそもそも海外の要人をエージェントに仕立て上げるということにあるからです。実際、ウクライナの第4代大統領のヴィクトル・ヤヌーコヴィチはロシアのスパイで、現在はロシアに亡命しています。その彼はGRUのエージェントだったんです。ですから、このウクライナ侵攻はプーチンの息の根を止めるためのロシア軍とGRUが仕掛けたオペレーションである可能性は捨てきれません。

──確かに振り返ってみると、今回、もっとも損をしたのはプーチンだけですもんね。

ジェームズ  戦争を起こしたのも人々を虐殺したのも、国内を恐怖政治で締め上げたことも、核兵器を持ち出そうとしたこともすべてプーチンのせいにできます。

──筋は通ってますよね。

ジェームズ  ですから、停戦になれば、今度はロシアの国内が慌ただしくなるでしょう。また停戦にならなかった場合はロシア国内もウクライナも泥沼でしょう。戦時下ではなにが起こるかわからないですし、状況があまりにも頻繁に変わってくるので本当に確実なことは言えませんが、それでも最大限の情報を流していきます。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1184.html#c4

   

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