185. 2020年3月06日 08:38:36 : sIxCAwd1n6 : emJVQXRPLkNHLlk=[1]
2020年3月06日 08:30現在の地震の起こり方について:
昨日3月5日は、震度1以上の地震は2件のみでした。
2020年03月05日 09時39分頃 千葉県東方沖 M3.7 最大震度1
2020年03月05日 16時03分頃 秋田県内陸北部 M2.4 最大震度1
どちらも東日本での地震です。昨日、次のように関東から東北の沿岸部でM5以上が発生する可能性が高いと書いたのですが、M3.7で予測よりも大幅に小さい地震でした。
*昨日の記載からの引用:
Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」で、本日は比較的大きな減少が出ています。地域別の最大変動幅が「東日本」減少45です。このため、明朝までに、関東から東北にかけてM5以上地震が起こる可能性が高いと思います。但し、「最新7日間」では東日本で15以上の変動がないため、内陸部ではなく海域の沿岸に近い地域での地震だと思います。千葉県から福島県の沿岸部の可能性が高いと思います。
*引用終わり。
そのため、本日、該当する地震が起こる可能性があると思います。明朝までに東北から関東での沿岸部でのM5程度が起こる可能性です。
Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」の変動は昨日とは逆の方向に動いているように見えます。昨日はから今朝の変化は、「日本全国広域」が減少52から増加14へ、変動幅の合計は66です。「東日本」で見ると、減少45から増加31へ、変動幅合計は76になります。「日本全国広域」よりも「東日本」の方が変動幅合計が大きいため、東日本、関東付近での地震が起こりやすいと考えるべきだと思います。
今朝、「最新7日間」の15以上の変動があった地域は「東日本」が増加で、「西日本」が減少でした。そのため、関東から中部の地域で地震が起こりやすいと思います。
今年の1月までは、例えば「茨城県」で15以上の変動があり、それに引きずられて「栃木県」でより変動幅が小さい変動があると言うように、沿岸部での変動が大きい傾向がありましたが、1月31日から内陸部での変動が大きくなる傾向が出てきています。具体的には「茨城県」の変動幅が15未満であるのに、「栃木県」や「群馬県」での変動幅が15以上になることです。更に、「山梨県」、「岐阜県」、「静岡県」、「愛知県」で変動が大きくなっています。値そのものが大きくなったりしているわけではなく、変動幅が15以上になることが多く、増加が数日続くと減少に転じるという形です。興味深い点は、これらの地域で震度1以上地震の発生があって変動が起こっているわけではないことです。よって、関東から中部地方へ、関東平野の東方沖にある大きな固着域から太平洋プレートの西向き圧力がかかっているのだと思われます。例えば、Hi-net自動処理震源マップの「最新7日間」の「千葉県」を見ると、犬吠埼周辺の微小地震を示すドットで浅い地震がほとんど無くなったり、大半を占めたりと変動を繰り返しています。
日本気象協会の震央分布図(過去7日間)を見ても、関東付近に地震を示すドットが集中していることが分かります。以上のことから、やはり、伊豆・小笠原付近での相当に大きな地震が近づきつつあり、内陸部でのM6以上地震が切迫しつつあると考えるべきだと思います。
昨日06:15と今朝の06:15での比較
「最新24時間」:
「日本全国広域」:258→272(増加14)
「日本全国拡大」:257→270(増加13)
「北海道」 :012→013(増加01)
「東日本」 :146→177(増加31)
「本州中部」 :115→110(減少05)
「西日本」 :106→090(減少16)
「最新7日間」:15以上変動があった地域:
「群馬県」:246→263(増加17)
「山梨県」:271→296(増加25)
「岐阜県」:344→365(増加21)
「静岡県」:304→328(増加24)
「愛知県」:310→330(増加20)
「鹿児島県」:312→297(減少15)
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/779.html#c185