32. 2019年7月06日 06:27:39 : 1WsLz8SyhY : ekNzTjM4WmhxTmc=[1]
太郎さんの演説には「弱い人」という言葉がたくさん出てきます。
その「弱い人」とは現に今困っている人たちだけではなくて、その「弱い人」に誰でもがなる可能性があるということ。それをどうか忘れないでほしいのです。
私は交通事故に遭って「弱い人」になりました。
一瞬の出来事でした。
加害者がいる立場であっても、「弱い人」は苛め抜かれます。
そして、被害者はその後に二次、三次、四次、五次・・・と延々に
被害に遭い続けていく構図が日本にはあります。
それは、被害者は加害者が加入していた大手損害保険会社を相手に
被害回復のたたかいを強いられるからです。
加害者は蚊帳の外。被害者の事実すら知らされないのが実情です。
日本は天下りだけではなく「天上がり」が起こっています。
大企業が行政に入り込む。
たとえば、私たちにとっても身近な労働災害（労災）の審査官には
東京海上日動の役員だった人が数年前から入っています。
この方、元東京海上日動というのは、労災の審査委員になる前日まで役員で、
天上がりするから退職しただけに過ぎないのです。
こういう人がなぜ、労働災害の審査委員になっているのか。
大手保険会社にとって不利は案件は切り捨てるために他ありません。
ちなみに自賠責保険も同様です。
こちらは大手保険会社の関係者で構成されていて
交通事故の被害に遭った人の後遺症障害を審査する機関にもかかわらず
「弱い人」は救わない仕組み。
なんのための保険なのかという話です。
そして、誰が、どのように、何を根拠に判断しているのか
「個人情報保護」ここでは審査している人たちの個人情報保護という理由で
交通事故被害当事者の知る権利は無視されています。
明日は我が身です。
私たちの誰しもが、事故によって障害者になる可能性があり
病気にもなる可能性もある。
そして、平等に歳をとり、高齢者になるということは安心や安全の有無が
命の問題に直結します。
もちろん、子どもたちを含め、この国に生きるすべての人たちの安心安全を。
長文、失礼しました。
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/728.html#c32
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。