4. 2019年3月30日 22:45:17 : JfNvBbWpe3 : eGs2ZWQuOWxwNTY=[1]
張り子の虎 の解釈であろうか。 かつて、核兵器を有してはいたが現今の中国軍の兵器水準とはかけ離れていた頃にあって、毛沢東はUSを張り子の虎と形容していた。長期間の地上戦となれば、US軍兵士の士気は維持できまい、そのような見通しであったであろう。
現在のUS軍は志願制を採ってはいるが、シリア、ラッカ攻略において、特殊部隊の面々はUS軍人であったであろうが、彼等はアレッポで行われたようなロシア軍人が主導した熾烈な市街戦をアレッポのようには戦っていなかった、ラッカと云う街を空爆によって瓦礫にして敗残兵狩りに徹した。
何が云いたいのかというと、他国への侵略場面でUS軍人を危険に曝す戦術を採れなくなっている、そのような意味であれば、US本土への侵略への反撃作戦ならばいざ知らず、他国に展開せんとするUS地上軍は 張り子の虎 かもしれない。
別の記事へのコメントでどなたかの指摘があったが、S−300がオンになっているので、空からの電撃作戦は採れない、しからば、地上戦であるが、それに備えてヘリコプターがロシアから配備されたのであろう。
地上戦、長期になればゲリラ戦もどきになるが、担い手となるのは、少数のUS軍人と、多数の傭兵並びに周辺中南米諸国の軍人を予定していると思われるが、シリアと違い潤沢なオイルマネーが入らない、周辺国も軍事行動に人員を本気で投入はしない。
かくして、軍事行動の機は熟していないし今後も熟す可能性は低い。
文民がなんと云おうと、軍人は勝ち戦の見通しがなければ行動しない。執拗な破壊工作が続くことになろうが、この時に人心がUSに傾くのか否かが問題となる。
普通に考えれば、自称大統領を名乗る人物に傾くはずはない。