1. 2019年12月06日 07:09:07 : nslaTb121c : eG8vQlRUZWZuQVU=[1]
問題の本質は、正義と力が結合していないこと、悪が力を持ち続けていることにある。
●正義。力。
正しいものに従うのは、正しいことであり、最も強いものに従うのは、必然のことである。
力のない正義は無力であり、正義のない力は圧制的である。
力のない正義は反対される。なぜなら、悪いやつがいつもいるからである。正義のない力は 非難される。したがって、正義と力とをいっしょにおかなければならない。そのためには、正しいものが 強いか、強いものが正しくなければならない。
正義は論議の種になる。力は非常にはっきりしていて、論議無用である。そのために、人は正義に 力を与えることができなかった。なぜなら、力が正義に反対して、それは正しくなく、正しいのは自分だ と言ったからである。
このようにして人は、正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしたのである。
___パスカル 「パンセ」___
官房長官の説明が矛盾に満ちていることは、誰の目にも明らかである。
だからこそ、権力側の不法・不正義を覆い隠すための詭弁を繰り返しているに過ぎない。
モリカケ・桜を見る会の脱法・不法・不正義は明らかである。
しかし、法と正義を実現すべき検察・司法は腐敗権力・利権集団の側にある。
したがって正義は実現されず、強制捜査もなく、逮捕・起訴もないだろう。
法と正義を重んじる官僚の内部告発を期待する。
例えば、小沢一郎冤罪事件の時にあった捏造捜査報告書と犯罪集団名簿の流出である。
しかし現状では、その貴重な告発が黙殺されるだけでなく、告発者が抹殺される可能性は高い。
そして不正義の集団が絶大な権力を握り続けている限り、このおぞましき構造は変わらない。
●権力を手に入れなければ何もできない。小沢一郎
野党病に感染している既成政党には、利権と腐敗の構造を解体する気概は見えない。
メディアからジャーナリズムが死滅し、選挙もスターリン方式になって久しい。
従って、不正と改竄が常態化していると知りながらも選挙で闘う以外にないのだろう。
国民・有権者は、3S政策と洗脳から脱し、覚醒しなければならない。情報拡散が重要だ。
そして合法的な政治参加(投票率の向上・大衆運動)によって少しずつ変えていくしかないだろう。
騙され、虐げられ、選挙で棄権してきた有権者が行動することによって、劇的な変化はあり得る。