66. 2019年10月07日 08:46:06 : VuXrF5xp3I : eFN6TzZsNFcycW8=[1]
>>48
>欧州では頭の可笑しい女の子のCO2温暖化詐欺騒ぎで
貴殿が「頭の可笑しい」と思われた理由は何ですか。
CO2温暖化が詐欺だから「頭が可笑しい」?
それとも、貴殿が診て精神医学的にそういう兆候があると?
温暖化(あるいは長期的に観ての気候変動)は今後どうなるかは衆目を集める問題だが、
その原因も(その現実にすら)多様な考えがある。これについてのスーパーバイザーは
存在しない。一方が他方を「頭が可笑しい」というのは、可笑しい話ではないか。
ここで詳しく論ずるのは場違いなので遠慮するが、1つだけ──
原発板で紹介された数々の文献の中で、
「日本域における下向き赤外放射と温室効果ガスの相関」
http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/20.500.12000/28874/1/No97p009.pdf
は興味深く拝見させて頂いた。CO2の寄与の決定打になると思われたから。
だが、この調査でやっていることは、
<1>水蒸気や CO2 濃度の季節変化と、(温室効果に関係がある)下向き赤外線放射の
放射照度の季節変化について、札幌・筑波・福岡・石垣島・南烏島の5つの観測点
で実測を行った。その結果、
1) 大気中での赤外線の再放射は、夏に 極大 となる 山型 の照度分布を示す。
2) 大気中の水蒸気の存在割合は、夏に 極大 となる 山型 の強度分布を示す。
3) 大気中の CO2 の存在割合は、 夏に 極少 となる 谷型 の強度分布を示す。
という傾向があることが確かめられた。
<2>また、これらの観測データを説明するために、CO2 の放射過程に要する時間と、
大気中の各分子間の衝突緩和時間とを比較検討した。その結果、
CO2 の振動励起状態の再放射による緩和時間は空気分子との衝突の緩和時間より
遅く,分子間衝突により再放射過程の機会が失われ る。これから下向き赤外放射
の観測結果は、CO2分子の励起状態の再放射過程がほとんどないことを示唆する。
つまり、CO2 の温室効果への寄与はないという結論づけている。
以上について、私見ですが、<1>は、
太陽放射のエネルギーは、(北半球では)夏に極大となる山型の照度分布を示すことを
予想通りの結果で、新しい知見は特に出てこない。
<2>こそ実験調査が必要な仮説であるのだが、論文は理論的仮説に基づく計算の結果
を示すのみで、それをもって<1>を裏付けようとしている。これではアベコベです!
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/240.html#c66