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[近代史7] 軍歌 露営の唄 古関裕而(1909年 8月11日 - 1989年 8月18日) 中川隆
5. 中川隆[-14489] koaQ7Jey 2021年12月23日 01:25:23 : UP1gtA9KFU : eEk3Lkk3M1FZRDI=[2]
【愛唱歌】愛国の花 Aikoku-no-Hana(Patriotic Women)



作曲:古関裕而 Koseki Yuji
作詩:福田正夫 Hukuda Masao  
歌:有山麻衣子 Ariyama Maiko
昭和13年(1938)

抜けている3番は
3 勇士のあとを 雄々しくも
  家をば子をば 守りゆく
  優しい母や また妻は
  まごころ燃える 紅椿
 うれしく匂う 国の花

http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/719.html#c5
[近代史7] 有山麻衣子 名唱集 中川隆
1. 中川隆[-14488] koaQ7Jey 2021年12月23日 01:36:21 : UP1gtA9KFU : eEk3Lkk3M1FZRDI=[3]
有山麻衣子(S) 幻のコンサート 佐藤和子(p) | HMV&BOOKS online - KDC6001
価格(税込) : ¥2,629
会員価格(税込): ¥2,288 OFF ¥341(13%)
https://www.hmv.co.jp/artist_Soprano-Collection_000000000293859/item_%E6%9C%89%E5%B1%B1%E9%BA%BB%E8%A1%A3%E5%AD%90%EF%BC%88S%EF%BC%89-%E5%B9%BB%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88-%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%92%8C%E5%AD%90%EF%BC%88p%EF%BC%89_1270807

「宇野功芳 企画・有山麻衣子 幻のコンサート」
Master Quality
https://optimal-audio.com/cdsoft/cd-soft2/ariyama/ariyama.html


1)CDRメディアは太陽誘電社マスター専用CDR-74MYを採用。

2)未編集オリジナルマスターからの作成。

3)普及型ミニコンポでもハイエンドオーディオコンポに迫る再生音に変化。


下記は2006年当時 AVヴィレッジに掲載されていた記事となります。

●チェックCDとしても注目
チェックCDとして録音側から最も注目すべき問題は、録音時とマスタリング時にインフラノイズの「アブソニック・クロック・ジェネレーターABS-7777」を使用した高精度録音盤になっていることでしょう。機材スタッフと、インフラノイズは全面的に協力しています。

●宇野功芳さんもインフラノイズを絶賛
 これについて宇野功芳さんは「本CDにおいて特筆すべきは録音のすばらしさである。さるファンにインフラノイズの社長、秋葉良彦さんを紹介していただいたのが数年前。オーディオには決して詳しくはないが、音楽家である以上、興味は人一倍ある。インフラノイズは採算を度外視して窮極のリアルな音を追究し、いろいろな製品を開発している会社で、ぼくは日常聴いているCDのいくつかを同社のクロック・ジェネレーター、ABS-7777で改善していただいたところ、おどろくほどピントの合ったクリアな音質に変化したので、最近はD/Aコンバーター、DAC-1をCDプレーヤーに取り付け、幕のとれたような音を楽しんでいる。
 その秋葉さんの録音による本CDの音の音楽的な生々しさは、お聴きになっている方々の耳を洗うに十分なものがあり、
有山麻衣子もそれによってどれほど助けられているか分らない。「この彼女の記念すべきCD第一弾がインフラノイズ・レーベルの第一号となり、キングイツターナショナルから世に出ることは、ぼくの何よりのよろこびとするところである」と記もています。宇野さん自身が、このABC-7777を中心とした機材とインフラノイズの録音時における全面的な協力に大いに感じ入るものがあったのでしょう。


●並でないことに村井裕弥さんぶっ飛ぶ

発売に先立って村井裕弥さんにA&Vvillage No80でリポートしていてただいたところ、最優秀録音とは「大好きなアーチストの音が、最もおいしく入っているソフトこそ優秀録音に至るのだが、この当たり前な考えが、なかなか世に広まらない」といいながら、このCDを聴き『‥・ピアノ伴奏付ソプラノ・ソロ。しかし、まずはそのピアノ(佐藤和子)が並でないことにぶっ飛!  な、何だ1? これは。クラシック・ファンがホールで聴きたいピアノ・サウンドそのものじゃないか。肝心のソプラノ独唱も、従来CDではあえないクオリティ。音像定位は、左右スピーカーのほぼ中央。わが家の装置では、リスニングポジションから1.7メートルくらいのところに、生々しく立ち上がる。ちまたにあふれる「不自然な日本語」「オペラチックなヴィプラートまみれ」でないところも嬉い。だいたい、こんな清楚な発声を聴くのは、何年ぶりだろう。プログラムは、「花かげ」「十五夜お月さん」「雨ふり」「花嫁人形」「七つの子」といった童謡から、「牧場の朝」「海」「鯉のぼり」といった小学唱歌へと移り、「庭の干草」「マリアの子守歌」「春への憧れ」といった外国愛唱歌を経て、《フィガロ》からバルバリーナのアリア、《ドン・ジョヴァンニ》からツェルリーナのアリア。締めは、フォーレ作曲「ピエ・イエーズ」、オーベルニュ民謡「バイレロ」。全24曲(3月18日歌われた曲のすべて!)が収録されている。曲順の入替えはあっても、ミスのカット等は、一切無し!』と驚嘆しています。


●これの再生実力で装置も分かる
 そしてまた村井裕弥さんは「宇野氏自身がインフラノイズABS-7777やDAC- 1を愛用。
それが縁で、インフラノイズのスタッフが、この録音を担当するに至ったのだという。マイクこそノイマンU87Aiだが、マイクアンプ、A/Dコンバーター、電源フィルター、マイクのステレオバーに至るまで、すぺてインフラノイズ製。さすがにレコーダーはタスカムとソニーだが、マスタークロックはABS-7777。 しかし、その結果完成したCD「有山麻衣子幻のコンサート」は、オーディオ・マニアにとって、少々厄介な試金石。あなたの装置で、有山の声が女子大卒業コンサート・レベルに聞えるようなら、各種セッティング、ルームチューン、ケーブルの引き回しなどの再検討をおすすめする。わが家の場合は、おおよそ1時間半で、「彼女のたぐい稀なる資質」が聞こえてくるようになった。このハードルは、意外と高いぞ」と、まさにこれはチェックCDとしての資質を十二分に供えていることを表現しています。


●有山麻衣子さんは秘蔵っ子
「幻のコンサート」というのは、音楽プロデューサーとして著名な中野雄氏が発案したレコーディング方法で、聴衆を50〜80名ぐらいに限定し、ホールの音響の良さを保った上で、舞台上は正装、録り直しなしのコンサート形式をいっています。 また有山麻衣子さんは、宇野功芳さんが1990年から2000年にかけてちょうど11年間、跡見学園女子大学合唱団の常任指揮者を務めていたのですが「有山麻衣子がコーラス部に入って来たのは96年のことであるが、一年生なのにその美声は他のメンバーとは次元が異り、今すぐ芸大を受けても合格するほどであった」という秘蔵っ子でもありました。いい音を聴きたい、いい音楽を聴きたいと恩ったら、迷わず手に入れたい1枚です。


宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート マスタークオリティー
品番 INF-5001
価格 5,500円(税抜き)
https://optimal-audio.com/cdsoft/cd-soft2/ariyama/ariyama.html



有山麻衣子 幻のコンサート
https://www.soratoumi.com/iyashi/ariyama.htm

 このCDは禁断の果実かもしれないと思った。録音が想像を絶する。ほかのCDを聴くと、どれを聴いても人工的に聞こえてしまう。具体的には、声が変声装置を通したかのような嫌な響きを、いままではハイファイ的と受け止めていたことに気付く。鮮明に息継ぎが感じられる録音では、「マイクの演出だった」と感じられ、ミキシングの過程で作り出された鮮度感を良い録音と勘違いしていたことを教えてくれる。大半の音楽CDは、人の声がCDに製品化されるまでどれだけの介在物があるかを暗に批判し、そのことに一石を投じたともいえる。

 大企業が優れた研究者を集めて巨額の研究開発を投じて製品化したものがあるとする。それに対し、ひとりの物好きな人が寝食を忘れて打ち込んだ(人生を賭けた)ものがあるとする。そうしたアマチュアの作品は、外観はあか抜けず、性能は大企業に及ばない。けれど、その品物が実際に使われたときに、ああ、なんていいんだろう、と思わせることが世の中にはときどきある。このCDは後者だ。

 人の声の生々しさが違う。こんな録音をプロの歌手は了承しないかもしれない。なぜなら自分の技術が再生装置を通じて白日の下にさらされそうだから。とはいえ、一聴してわかるような鮮明感とは違う。むしろ鮮明度は低いように感じられるかもしれない。声を聴いているのだが、それを意識させない。声とホールが一体となった響きを聴いている感じ。誇張感がなくすっと溶け込んでいる。マイクがあって、ミキサーがあって、サンプリングが行われて(中略)そして再生装置があるとすれば、そのプロセスが消え、まだ見ぬ有山麻衣子という歌手との距離がなくなった感じ。

 伴奏を付けるピアノがいい。一聴して離れて鳴っているようのでぼやけて聴こえるかもしれないが、ピアノにマイクを突っ込んだような音ではなく、ホールの残響はある程度伝えながら、楽器の残響には埋もれることなくタッチそのものは正確に伝えるといった録音で、ピアノソロの録音でもこんな感じで録ってもらえるとうれしい。もしかして大多数の人はその真価がわからないかもしれない。でも、これぐらい録音に気を遣ってくれたらどんなにか音楽が親密に感じられることだろう。

 一部の人たちからこのCDはオーディオ装置の質を問う試金石とまで言われているので、決して高価でないぼくのオーディオ装置を記す。
 主力は、プリメインアンプ オンキョーA-1VL+CDプレーヤーC-1VLをテーブルタップを介さずそれぞれACコンセントに直接接続。スピーカーケーブル江川三郎氏特性の捻り線1メートル×2本でスピーカーのビクターSX-V1に接続。部屋は鉄筋コンクリートの12畳の洋室で、スピーカー背面から壁までの距離は約1メートルと離し、スピーカーとの距離も約1メートル。スピーカーの後ろの空間を大切にし、スピーカーには伸び伸びと後方までもうたわせているけれど、スピーカーの後ろは通れるので、オーディオのために生活空間を犠牲にしているわけではない。

 もう一組は、プリメインアンプ ビクターAX-V1+CDプレーヤ ビクターCL-V1をケーブル長さ70センチでパイオニアピュアモルトスピーカーS-A4SPT-PMに接続。部屋は約15坪で防音仕様のややライブな音響。

 国産の巨大なプリメインアンプが肌に合わないので、小型の中級プリメインを使っている。国産のハイエンドオーティオ装置といえば高剛性、高精度、重量級だが、それらによって迫力めいたハイファイ感(威嚇感)は増しているかもしれないが、音楽のエネルギーは不自然に抑圧された感じがしてかえって音楽をつまらなくしているように感じられる。国産でもぼくが使っているビクター、オンキョーの小型プリメインアンプは音楽の抑揚や温度感がこうした大型機よりも優れているように思えるのだが。

 このCDを聴くためにシステムを構築するとしたら、フォステクスの新製品G1300または、クリプトンのKX-3で鳴らしてみたい。ともに国産品だが、B&Wなどの海外製品でなければと思っている人たちに聴いていただきたいスピーカーだ。
 前者は、NHKモニターの系譜につながる新技術を搭載した意欲的な製品で、スピーカーの存在を忘れる忠実な再生。後者はあのビクターの銘機SX-3の開発者による伝統的な素材のピュアシルクツィーターとクルトミュラーコーンを理想的に設計した音楽を楽しむ作品。
 アンプは、前述のオンキョーでもいいが、海外製ならトライゴンのプリメイン、あるいは白雪姫と小人の愛称を持つ同社の小型セパレート。CDは専用プレーヤー(SACDと兼用でないもの)で適当なもの。安くないけれど、音楽を楽しむために買えない価格でもない。

 1万円前後のアクティブスピーカーソニーSRS-Z1とソニーCDウォークマンでも試してみた。それでも魅力は伝わってくる。どうやらオーディオ装置ではなく、聴く人の感性+小さくても虚飾を排したシンプルな装置が試金石になっているのではないかと思える。
 ただ、このCDがいい音で聞こえないという人が少なくないらしいので、その原因を考えるとするなら、誇張感を取り去った純度が、ダイナミックレンジが狭く音質が良くない録音と紙一重に聞こえることがあるのか、あるいは、つくられた音場感に慣れてしまうと、介在物のない音質が物足りなく感じるのかもしれない。それでも隣の部屋で聴いてもわかる淀みないエネルギーの流れ(必要なときに有機的な音の流れがみずみずしくわき起こる感覚)はこのCDの世界感と思うけれど。

 以上が音質についての第一印象。続いて有山麻衣子の歌について。一部の意見では歌唱の技術的な問題や表現が平板などという指摘があるようだが、ぼくは気にならない。だれもが口ずさむ歌に人の温もりを吹き込むのだから不自然でない歌唱の揺れに神経を尖らせる必要はないように思う(「不自然でない」とは意図しない、表現のための表現ではなくての意味)。表情を付けることで唱歌の世界が箱庭リアルになってしまう(「箱庭リアル」とは、誰の心のなかにもある抽象的な思い出が歌手の表現を通して個人的な体験に置き換えられてしまうの意味)。

 それよりも、日本のあちこちで失われてしまった風土に思いをはせてみたい。
― メダカはいますか? それそも草の土手の小川がありますか? 
― コオロギの鳴き声は自宅で聞こえますか?
― カブトムシは、デパートに棲んでいるという答える子どもが少なくないとか

 唱歌の世界がこの日本からすでに失われてしまったことの喪失感。それを取り戻すことが次代の子どもたちへの責務ではないのだろうか。
 仕事で疲れたときに「七つの子」をかける。有山麻衣子の自然な歌が部屋に満ちて、心のもやに光が射してくる。

 童謡と唱歌はうたうのがむずかしい。有名な歌手がテレビなどで軽妙に個性を発揮してうたうと歌手の表現の道具になってしまう。歌のうまい人(声楽出身者)が朗々と歌い上げたらもう興ざめ。歌にかける愛情そのものまで疑ってしまう。
 結局、曲に理解と愛情のある節度ある編曲で聴かせてくれる少年少女主体の清楚な合唱でしか聴けなかった。

 有山麻衣子は、壊れ物に触れるかのようなていねいにうたう。個性、表現と楽曲の持ち味をどう折り合いつけるかでは、「虫のこゑ」がうまくいっている。虫の声音を虫が人の心を持ってささやくようにうたう。これはうまいと思う。「海」では控えめに歌っているけれど、さりげなさすぎて楽曲の持つ特性が伝わってこない。
 それに対し、後半に位置する「マリアの子守歌」、モーツァルトのアリア、フォーレのレクイエム、オーヴェルニュの歌などのクラシックは伸び伸びうたっている。「バイレロ」はダウラツのアナログレコードを持っているけれど、管弦ではなくピアノが素朴な歌声に響きあうのは心地よい。

 こんなCDが二千円程度で買えるなんて関係者の意気込みに拍手。でも初めての試みなので、不慣れなところや次はこうしたいという思いもあるだろう。有山麻衣子さんには唱歌の第二弾を期待したい。

有山麻衣子は、HMVオンラインで購入しているようだ(アマゾンでは取り扱いなし)

https://www.soratoumi.com/iyashi/ariyama.htm
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/792.html#c1

[近代史7] 有山麻衣子 名唱集 中川隆
2. 中川隆[-14487] koaQ7Jey 2021年12月23日 01:39:09 : UP1gtA9KFU : eEk3Lkk3M1FZRDI=[4]
有山麻衣子(S) 幻のコンサート 佐藤和子(p)
発売日 : 2006年07月05日


商品説明
高精度クロックによる超高音質録音
女神が導いたかのような《天使の歌声》
だれもが聞いたことのある、愛唱歌ばかり
「宇野功芳の秘蔵っ子ソプラノ」
有山麻衣子 リサイタル・ライヴ

宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート

「声の訓練を日常受けつづけるプロの歌手には、絶対こんな声は出ない。ぼくはクラシックの歌手にアレルギーを持っている人にこそ、このCD を聴かせたい。なまじ専門の声楽を習っている人は文句をつけるかも知れないが、芸術のいちばんの敵は常識なのだ。」―宇野功芳(ライナーノーツより)

宇野功芳の秘蔵っ子ソプラノ、有山麻衣子のソロ・コンサート・ライヴ・アルバム。ノン・ヴィブラート、手垢にまみれぬ清楚な歌声で聴くなじみ親しんだ名曲の数々は、多くの人の心を惹きつけることでしょう。録音にはインフラノイズ社製のオルソ・スペクトラム高精度クロック、A/Dコンバーターほか音にとことんこだわった機材を使用していてオーディオ的魅力もいっぱいです。日本語解説つき。

有山麻衣子(ソプラノ)…宇野功芳に師事。東京をはじめ金沢、富山、横浜、埼玉でリサイタルを開催。また、アンサンブル・フィオレッティーにも参加し、各地で演奏活動を続けている。

曲目(作詞 / 作曲)
1. 花かげ(大村主計 / 豊田義一)
2. 十五夜お月さん(野口雨情 / 本居長世)
3. 雨ふり(北原白秋 / 中山晋平)
4. 花嫁人形(蕗谷虹次 / 杉山長谷夫)
5. 七つの子(野口雨情 / 本居長世)
6. リンゴのひとりごと(武内俊子 / 河村光陽)
7. きいろいきいろい歌(サトウハチロー / 中田喜直)
8. 月の沙漠(加藤まさを / 佐々木すぐる)
9. 摘草(小学唱歌[3 年])
10. 虫のこゑ(小学唱歌[3 年])
11. 牧場の朝(小学唱歌[4 年])
12. 海(小学唱歌[5 年])
13. 鯉のぼり(小学唱歌[6 年])
14. 我は海の子(小学唱歌[6 年])
15. さくら(日本古謡・中田喜直編)
16. 愛国の花(福田正夫 / 古関裕而)
17. 子守歌(野上彰 / 團伊玖磨)
18. 庭の千草(里見義 訳詞 / アイルランド民謡)
19. マリアの子守歌(べーリッツ[宇野通芳 訳詞] / レーガー)
20. 春への憧れ(オーヴァべック[上山友昭 訳詞]/ モーツァル...+ 続きを見る


★★★★☆ このCD 最初の方は普通にきれいな声の演... 投稿日:2011/02/21 (月)
このCD 最初の方は普通にきれいな声の演奏かな?と思いながら聴いていました。しかし聴き進んでいるうちに 色んな感情がこみあげてきて 中盤の「海」のあたりになると 知らないうちに涙を流していました。なんと言う清らかな声! こういう類の演奏は聴き手の感受性で評価が分かれるのでしょう。しかしこのCDに感動出来なかった方々は本当に可哀想だと思いまず。 因みに私はBOSEのCDラジオにAKGのヘッドフォンで聴いています。
ヨシ さん | 大分県 | 不明

★★★★★ 素直な声が聞けて良かった。世の中のどんな... 投稿日:2008/06/14 (土)
素直な声が聞けて良かった。世の中のどんなCDもこれほほどの歌声は聞かせてはくれない。臨場感が素晴らしい。そこで歌ってくれているように聞こえます。
アスパラ さん | 東京都新宿区 | 不明


★★★★★ いつもこのCDをオーディオチェック用のリ... 投稿日:2007/07/21 (土)
いつもこのCDをオーディオチェック用のリファレンスCDとして使っています。昨日スピーカーケーブルを換えてやっと女子大卒のコーラスグループの一女性からすばらしいソプラノ歌手に変わってしまいました。まだ少し硬い音ですが、前のケーブルを使っているときからいきなりクリアーな天使の声に変わりました。ヴィブラートのかかった声だとごまかされますが、ノンヴィブラートだとごまかしがきかない。オーディオチェック用のリファレンスとしては最...+ 続きを見る
洋平 さん | 千葉県 | 不明

https://www.hmv.co.jp/artist_Soprano-Collection_000000000293859/item_%E6%9C%89%E5%B1%B1%E9%BA%BB%E8%A1%A3%E5%AD%90%EF%BC%88S%EF%BC%89-%E5%B9%BB%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88-%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%92%8C%E5%AD%90%EF%BC%88p%EF%BC%89_1270807
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/792.html#c2

[近代史7] 有山麻衣子 名唱集 中川隆
3. 2021年12月23日 01:44:03 : UP1gtA9KFU : eEk3Lkk3M1FZRDI=[5]
2006年10月24日 (火)
有山麻衣子 幻のコンサートを聴く
http://gatagoto.cocolog-nifty.com/ongaku/2006/10/post_7a1d.html

 前回触れたように、結局我が家は部屋を基準にしてセンターを取り、スピーカーの位置、傾きもそろうようにしていきました。当初左右の壁から30センチ以上離れていたスピーカーも、最終的には27センチの距離まで外側に広がり、スピーカーの傾きも当初はほぼ60度(正三角形の位置関係で、スピーカーの正面が視聴者に向かっている状態)だったのに対して、現在はかなり浅くなって正面からせいぜい15度程度しか傾いていません。こうなるともしスピーカーのバッフル面からレーザー光線が出ていると仮定すると、左右のレーザー光線が交差するのは試聴位置のかなり後ろ、およそ1メートルくらいは後ろになるのではないかという感じです。視聴者に対するスピーカーの角度も、左右の間隔を広げたわけですから、わずかにつぶれた二等辺三角形になりました。

 この間に新しく封を切ったこの1枚はちょっとおもしろかったので、皆さまのご意見もうかがいたいところです。

「有山麻衣子 幻のコンサート」
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1270807

807

カタログNo: KDC6001
レーベル: Ortho Spectrum

 個人的にはまったくクラシックは聴きませんので、声楽もオペラも縁がありません。童謡を聴くこともありません。このCDは雑誌やネットで評判になっていたので、純粋にオーディオ的な興味で買いました。解説を見ると歌っている有山麻衣子さんは、跡見女子大学入学時から指揮者で評論家でもある宇野功芳先生に注目され、コーラス部で活躍されていそうですが、プロには進まずOLになられたんだそうです。この「幻コンサート」CDは音楽プロデューサーの中野雄さんが企画しているもので、50〜80人程度の聴衆を小ホールに入れ、そのままコンサート形式で録音していくのだそうです。さらに特徴としては収録にインフラノイズのクロック・ジェネレーター ABS-777やDAC−1を使い、高音質の録音を意識した作りとなっているところです。

 一番最初に聞いたときは、ある程度セッティングが整ったのではないかと自分では思っていたときです。それで新しいCDの封を切りました。しかし、このCDを再生してみると有山麻衣子さんの声が微妙に揺れている感じがしたんです。センターにボーカルはあるんですが、何か安定しないというか、揺らぎがある。しかも、曲によってそれが気になるものと気にならないものがある。これはどうしてなんだろうと考えました。歌いながら少し動いているんじゃないかとか、向きが変わっているんじゃないかとか悩んだのです。ネットでの評判をチェックしてみようと検索をかけると、いくつかの記事では有山さんの歌唱力について、良くも悪くもプロとぢかうということでいろいろな意見があるようでした。中には音程が安定しない、きれいに伸びていないなどと書いたものもあって、もしかしたらそういうことなのかなぁと思ったりもしました。僕は声楽的な評価はまったくわからないので、さまざまな人の評価を「そうなのかぁ」と思って見るくらいなんですが、それにしても我が家の音の揺れる感じは声楽的な問題では納まらないので収まるものではありません。何度か聞いていると、なにか車酔いでもしてしまいそうなな微妙な気持ち悪さが出てくるくらいでした。これはさすがにおかしい。これでまたセッティングのチェックを初めることになったのです。それが部屋のセンターから取り直してやろうという決心につながったのです。

 部屋のセンターを取り直すと、やっぱり最初に聞いた音の揺れはだいぶ納まってきたではありませんか。少なくとも車酔いのような感覚は無くなりました。しかし、それでも思うような感じに鳴ってはくれません。ピアノの位置がセンターよりやや右側にあります。最初の曲「花かげ」はこのピアノから始まりますが、センターよりやや右から音が出始めるために意識がそちらに向かうのか、有山さんの声が出た瞬間はセンターやや左に感じます。しばらくするとセンター付近に定位が落ち着くのですが、声の抜けがやや右にあるピアノのせいか、右側は少し詰まった感じ、左側には抜ける感じに聞こえたりします。数曲目からは声がセンターにあることはもっと明確になりますが、ボーカルとピアノ、それぞれの強弱によって関係が微妙に変化するのは続く気がします。しかし、これはワンポイント録音の性質上無理のないことでもあります。ボーカル用にマイクを立てて、あとでバランス良くミキシングすればこうしたことはなくなるのでしょうが、それではこのCDの意味はありません。むしろ、おもしろいのはスピーカの位置がそろってないと有山さんの声がにじんで明瞭度落ちる、ピタッと合うとパッと声が明るくなって、声に張りや強さが出ててくるのが明確なことです。すぐににじむけど、合うとピシッと来る。ちょっとズレるとすぐに偏る。声楽を聞き慣れていないせいかもしれませんが、高域がちょっと尖るくらいに聞こえたりもします。曲は童謡ですが、けっして柔らかい録音とは言えないようです。気持ちよく聞くためにかなり神経質なディスクという気がします。ネットの解説で村井裕弥さんのCD評をみると、声の位置は「ほぼセンター」という表現になっているので、どれくらいが「ほぼ」なのかといまだに悩んでいたりします。部屋のセンターを取り直した現在でも、まだ追い込めそうな感じが残っているからです。

 その他の特徴をあげると先の村井さんの解説では試聴位置から1.7メーターぐらいのところに音像が浮かび上がると書いてありましたが、我が家ではもうちょっと遠い感じがします。夜にかけることが多くて、やや音量も絞っているせいもあるんですが、もう少し遠くて4〜5メートルは離れているかなという感じ。ホールの3〜5列目で彼女の独唱を聴いているように聞こえました。ただ、確かに音量を上げると口元の大きさはあまり変わらないのに、音量だけがきちんと大きくなっていく感じが強く、自分が彼女に近づいて行っているように感じるのも特徴です。普通、音量を上げると音像が大きくなってくると感じるCDが多いんですが、これはわりと口の大きさをキープするんです。音量を上げると、こちらが空間を滑って有山さんに近づいているかのように、近くなる感じがする。音量を上げていけば村井さんの言われるように1.7メーターぐらいのところにもなるんでしょうが、ちょっと高域のきついところもあるので、無理しないのが我が家ではバランスが良いように思います。ピアノの音も話題になっていますが、個人的には目立たず、出しゃばらず、伴奏としてとても良いのではないかと思いました。録音が、他のCDのようにマイクをピアノの中に突っ込んでいるわけではないので、ともすると少しこもったような感じにも聞こえますが、ホールにピアノ1台の演奏なわけで、これくらいが自然なのではないかと思います。ネット評では音が薄いとしているものをみますが、そうしたぺらぺらしているという感じは我が家では感じませんでした。むしろ、こもったように聞こえる、そのピアノの内側で少し響く感じ残るのですが、これが童謡に奥ゆかしさを与えている気がします。明るく前に出るピアノとは少し違う感じがしました。これが彼女の声ともマッチしているようです。音数を抑えて、溜るような演奏もきちんと計算されていると思います。

 あと、どうしても感じるのがライナーノートにもありますが、エアコンの低周波のノイズですね。曲間の暗騒音は、言うなれば生録ですから「そんなものか」で済むんですが、この低周波のノイズは下腹が揺れるような感じがして少し気持ち悪いんです。僕は車酔いにも弱いタイプのせいか、一番最初に感じた車酔いの感じも半分はこの低周波のノイズに原因があると思います。センターが取れ、音量も低くしてくるとだいぶ気にならなくなるんですが、気になり出すと切りがないという種類のものです。実際のコンサートホールでは気にならないんですが、実際にはそういうのイズもあるんでしょうね。人間の脳の働きというのは良くできているものだと思いますが、CDで聞くと脳は無視してくれないんですね。子どもの頃にカセットテープでテレビの歌を息を殺して録っていたを思い起こします。

 ということで、なかなか難しいソフトの封を開けちゃいました。上の話を読んでお気づきの方も多いでしょうが、センターを取り直すことに焦点が行っているようですが、実はこれと同時に音の空間は確実に広がったのです。以前の状態では有山さんの声だけが目立って、こうした立体感を感じる要素がかなり少なかった。口元の小ささ、安定があって、はじめてその周囲との関係、ホールの関係が浮かび上がってくる。我が家はジャズがほとんどですが、こうした関係を意識して録音されているものが非常に少ないんだということもわかりました。ジャズ録音そのものが音像重視、音像同志の関係重視で録音されているのでした。当たり前のことなのかもしれませんが、今まで以上にその意味合いが確認できました。

http://gatagoto.cocolog-nifty.com/ongaku/2006/10/post_7a1d.html
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/792.html#c3

[近代史7] 有山麻衣子 名唱集 中川隆
4. 2021年12月23日 01:50:27 : UP1gtA9KFU : eEk3Lkk3M1FZRDI=[6]
2006年 07月 20日
有山麻衣子 幻のコンサート
https://concerto2.exblog.jp/3846892/

今回は最近発売になったとっても素敵なCDの紹介です。

「有山麻衣子 幻のコンサート」 です!

昨日、今日と店内でもかけているのでご来店された方にはお聴き頂いています。
やっぱりこういったものはかけて聞いて頂いてでないと、なかなか「よし買おう!」という気にはなりませんからね。

有山麻衣子さんと言う若い(おそらく29才)ソプラノ歌手さんが録音用の小さなコンサートで歌ったもののCDです。
収録されている曲はほとんどが「庭の千草」とか「七つの子」とかの童謡、唱歌。
最後の方にモーツアルトやフォーレやバイレロなんかも入っています。
曲目からすると当店ではちょっと今までプッシュしていない分野です。

なので初回オーダーも1しか出さなかったんです。
ところがその1は入荷後すぐ売れたんです。
その数日後に当店御常連の新潟合唱界では有名なA様がご来店されて、このCDのことをものすごく誉めてゆかれたんです。
「テクニック的にはいまひとつではあるが、素晴らしい声質!カークビーの若い頃もさもありなん」とのこと。
普段とても辛口のお客様でしたので半信半疑でちょっと入れてみて、私も一枚買って聴いてみました。
素晴らしい!
声楽もので背筋がぞくっときたのは2年ほど前にキャロリンサンプソンの歌うヘンデルの「聖セシリアの祝日のためのオード」を聞いたとき以来。

たしかに低い音が弱いし、声がちょっとふらつくかな〜と思う所も有るのですが、それを補ってあまり有る素晴らしい声!
だからこのCDのキャッチコピーにもありますが「プロの声楽家ではできない歌い方」なんです。
とかく声楽家の歌う童謡とか唱歌だと聞いてるうちにしらけてくるような気になる時が有ります。表情付け過ぎだったりして。

ところがこの有山さんは違うんですね。
当店1号さんがうまいこと言いました。
「歌がすごく上手な保育園の若い先生」って。
まさにぴったり!!

これはクラシックの声楽にアレルギーをお持ちの方でも大丈夫だと思います。
ぜひだまされたと思って一度聴いてみて下さい。

ところでこの有山さん、学生時代に有名な合唱部とかでエースとしてならした人だそうですが、現在の本職はなんとOL。
プロの声楽家にはなりたくないとのことです。
それをずっと育てて来てくれた先生がもったいないということで引っ張って来て、このライヴCDができたということです。
もったいないような。。。でもたしかにプロの声楽家というのもきついですし。
ある意味すごくポリシーのはっきりした方なんだと思います。

あと録音も有山さんの声質を最大に活かすセッティングです。高精度クロックによる超高音質録音となっています。

こんな素敵なCD、最大のネックはいたるところでこのCDを大宣伝している師匠があの宇野功芳さんだということでしょうか。。
けっこう宇野さんにアレルギーお持ちの方いらっしゃると思います。
白状します、実は私もそうです。
でもそれを忘れて聴いてみて下さい。
最高にいい!でなく最高に素敵な作品になっています。

もしかすると有山さん、りゅーとぴあに来られるかも知れません。
11月23日にりゅーとぴあで宇野さんと宇野さんが指揮している合唱団、アンサンブル・フィオレッティが公演する事になっています。
その合唱団に所属していたということで、もしかすると同行して来られるかも。
そうしたらちょっと生で聴いてみたいですね!
「きれいな歌のとても上手な先生」を。
有山麻衣子 幻のコンサート_e0046190_1847465.jpg

うわぁぼけた写真ですいません。
Commented by trefoglinefan at 2007-07-19 15:44 x
 随分古い記事にコメントいたしますが、有山さんは生で2000年から聴いています。富山にも2回、日下田さんとの二重唱と、フィオレッティの若手で構成する三重唱で呼びました。2000年ではまだか細かったのがぐんぐん成長して、2006年にソロで歌えるまで成長しました。
 三重唱は今年呼んだのですが、昨年より一段と成長して、4つのステージのうちのひとつは彼女にソロを歌ってもらったのですが、「きいろいきいろい歌」や「さくらさくら」は一段と上手くなっていましたし、新たに歌った「めんこい仔馬」や「森の水車」などもとても良かったです。
 日下田さん(有山さんのCDのライナーノートに載っているもう一人の歌手)との二重唱はCD−Rで出ています。フォーレの「ピェ・イエス」は、このCD−Rでは日下田さんが歌っているのですが、断然日下田さんの方が美しいと思いました。興味がございましたら、是非お取り寄せ下さいませ。

https://concerto2.exblog.jp/3846892/
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/792.html#c4

[近代史7] 有山麻衣子 名唱集 中川隆
5. 2021年12月23日 02:10:41 : UP1gtA9KFU : eEk3Lkk3M1FZRDI=[7]
「音楽&オーディオ」の小部屋

女性ボーカル
2014年10月07日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/03dfd899d1bda3013b65ef1fc7e7c299


このところ最近導入した「ひかりテレビ」の新型チューナーにすっかり嵌ってしまった。なにしろ100万もの曲目が聴き放題だし”頭出し”が簡単ということもあっていろんな曲目を指定リストに入れているが、その中でもよく聴いているのが「なごり雪」。

ずいぶん古い曲だが、隣室に居る家内にも音が洩れ伝わっているとみえて、日頃は音楽にまったく興味を示さないのに「♪ 〜去年より ずっと きれいになった〜 ♪」と“くちずさみ”ながら、「この歌いいわね!」と言う。

「そうだな〜」と生返事をしながら「な〜に、お前の場合は“♪〜去年より ずっと シワ・シミ増えた〜♪”だろ」と、思ったが、実際に口に出すと非常に恐ろしいことになりそうなのでぐっと我慢した(笑)。

それにしても我が家には音楽好きのマニアがいろいろお見えになるが、総じて「女性ボーカル」は人気の的である。

先日のブログでも紹介したように「母親の胎内に居るときから女性の声を聴いているので大人になっても郷愁を覚えて安らかな気持ちになる」という説も十分頷けると思っている。

それに年齢を重ねていくと、オーケストラやオペラなど大掛かりな仕掛けを要する曲目と段々縁遠くなっていく傾向があるように思う。実をいうと自分の場合、近年こういう曲は聴く前から何だか気分が重たくなってくるのである。ベートーヴェンのシンフォニーなどは最たるもので、なかなかCDに手が伸ばないが、音楽鑑賞といっても重量級ともなると何かしらの心的エネルギーが要るのかもしれない。

さて、去る4日(土)に我が家に来てくれたオーディオ仲間たち(3名:福岡)にも女性ボーカルは総じて評判が良かった。

藤田恵美さんのCDもそうだが、とりわけ好評だったのが「有山麻衣子」さんの天使の歌声。

さすがに「宇野功芳」(音楽評論家)さんが見込んでCD化しただけあって、「まるで心が洗われるような声!変に技巧をこらしていないので清純、可憐そのもので実に曲目とマッチしている。」と、感嘆の声が上がった。

          

内容は「十五夜お月さん」「七つの子」「牧場の朝」などの唱歌集(全24曲)。ちなみに、この分野では「鮫島有美子」さんが有名だが「CDを持ってるけど何だか魅力に乏しくて、何度も聴こうという気にならない。」と、どなたかから発言があったが自分もまったく同感。

この有山麻衣子さんのCDについては「是非、欲しい」との声が上がったものの、「コピーは法律違反になるしねえ〜」と、ハタと当惑(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/03dfd899d1bda3013b65ef1fc7e7c299


持参していた「有山麻衣子」さんのCDをじっくりと聴かせていただいた。 
このCDにはKさんもゾッコンで大好評。この前の福岡の3人組も感心していたので、聴く人すべてが魅了されている。

企画・指揮した「宇野功芳」(音楽評論家)さんによると「声の訓練を日常受け続けるプロの歌手には絶対こんな声は出ない。ぼくはクラシックの歌手にアレルギーを持っている人にこそ、このCDを聴かせてあげたい。なまじ専門の声楽を習っている人は文句をつけるかもしれないが、芸術の一番の敵は常識なのだ。」

1時間半ほど聴かせていただいて、5時頃に辞去して夕闇迫る中をKさん宅へ急いだ。ベンツの高速安定性には脱帽しました(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9574a43deed89690fc4d8576b63935de


二枚の稀少なCD
2014年11月25日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2f207390f1e79a909778b3db07d385f1


前回のブログで「有山麻衣子」さんのCDについて「現在は廃盤中だ」と記載していたところさっそくメール仲間のKさん(広島)からお知らせがきた。

Kさんは以前のブログで「フォステクスのスピーカー(SLE−20W)を売りたい」と記載していたところ、さっそく申し込みがあり無事商談が成立した方である。

メールの中身は次のとおり。

「以前から気になっていた『有山麻衣子 幻のコンサート』ですがネットでいろいろ検索した結果今年の5月にCD−Rに編集しなおした物が発売 されていました。共同通信社の記事によりますと次のとおりです。

音響アクセサリーなどを展開するインフラノイズ(大阪)は、CDの原盤となるオリジナルマスターと同等の音質をうたう『宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート』を、5月初旬に発売する。

                  INFLANOISE CD

・ 品番:INF−5001 ・ 価格/5940円(税込) ・ 制作・販売株式会社インフラノイズ

通常の市販CDが原盤を元に、編集、プレスなどの工程とそれに伴うデジタルコピーや変換処理などを経て作られるのに対して、『有山麻衣子 幻のコンサート』ではこうした量産プレスを通さず、手作業で一枚ずつ収録時間の2倍もの時間をかけてCD-Rに記録していくという工程を採り、ほぼ原盤に近い音でCD化。音質変化、劣化のない形で製作しており、「マスターCDと比較しても、プロの耳でも区別がつかない」(発表資料より)ほどの高音質が得られるという。また音質劣化の要因になるとして、レーベル印刷はされていない。

作品は先に通常のCD化されているが、内容はメゾ・ソプラノの有山麻衣子のリサイタルを収録。企画・指揮には音楽評論家の宇野功芳氏があたり、CD発売当時はクラッシックでは驚異的な約5,000枚のヒットとなっている。

共同通信社の記事は以上のとおりです。Stereo Sound誌が美空ひばり・石川さゆり・テレサテンなどのマスターCDと銘打ったものを発売していますが有山麻衣子のCD−Rは 24曲入りだそうです。早速手配しました。ご参考まで。」

Kさんのメールは以上のとおりだが、購入されたとしても期待を裏切らない素晴らしい録音と歌唱力には間違いないが、なにぶんにも6000円近い高額商品である。万一、好みに添わないときはお気の毒なので次のような返信メールを送った。

「既に注文されたようですが、まだ間に合うようであれば一度試聴したうえでじっくり検討してみませんか。返却を前提の上でよろしかったら手元にある盤を送付してもいいですよ。」

するとKさんから次のような返信メールが届いた。

「通販先は連休のようで今現在正式受注の連絡メール(銀行口座などの振込先を含む)がまだ来ていませんので正式発注にはいたっていません。『ステサン』のCD−Rは2曲くらいしか入っていなくて8千円くらいでしたので24曲入りならマスターCD音質で妥当かと思った次第です。もし可能であるなら是非送付をお願いします。」

ああ、よかった!どうやら間に合ったようで、さっそく昨日(24日)定形外郵便で丁寧に梱包して送付した。

常に「人には親切に」をモットーにしているが、このブログの愛読者には“ことのほか”親切なのである(笑)。

次に二枚目のCDについて

一昨日(23日)の午後、我が家に試聴にお見えになった近所のYさんが持参されたのが今は亡き「テレサ・テン」のCDと「管球王国Vol・74」。

           

このテレサ・テンのCDはそんじょそこらのCDではない(笑)。

ステレオ・サウンド社の特別限定盤で何と名曲「時の流れに身をまかせ」と「つぐない」のたった2曲が収録されただけなのに価格は8640円(税込)!

なぜそんなに高いのかその理由を明かしてみよう。「管球王国Vol・74」の194頁から抜粋。ちょっとメカニックな内容になるが悪しからず。

「オリジナルスタジオマスターはAMPEXの1/4インチアナログテープである。いずれも保存状態に優れた唯一無二のマスターだ。再生にはスチューダーA820を使用。マスターはドルビーノイズリダクションを使用していたため、ドルビー361を経由させ、dCS904によってA/Dコンバートしたのち、デジタルオーディオワークステーションのSADIEに直接入力。コンソールを経由せずに限界までの可能性を追求したダイレクトな作業となっている。

ディスクは太陽誘電社製プロフェッショナル・オーディオのマスター専用CD−Rを採用。極めて低いエラーレートを実現した、フラット・トランスファー・シリーズの定番CD−Rである。CD−R化においては記録品質の高さを誇るプレクスライター・プレミアム2を使用。吉野謙志エンジニアの手によって一枚一枚が丁寧に書き込まれた。こだわり抜いた全工程がこのCD−Rを極めて忘れ難く美しいディスクにしている。以下〜略〜。」

以上のとおりだが、ちなみに上記に出てくる「プレクスライター・プレミアム2」は我が家でも「自分で楽しむために!」コピーCDを制作するときには必ず使用しているが、いつも試聴にお見えになるお客さんたちから「原盤と比べてあまり違和感がない」と激賞されるほどの名器である。現在はもう発売中止なので今や我が家の一番のお宝になっている(笑)。

最後に、この「管球王国」では141〜161頁にかけて「直熱三極管300B現行生産品14種の聴き比べ」が掲載してあった。

ザット読んでみたが、何とかかんとか言ってみても答えはもう分かりきっている。オリジナルのWE300Bに比べると、ほかのどんな球も所詮は50歩100歩なんだから・・・。

それなのに手をかえ、品をかえ、あれこれ当たり障りのない論評を繰り広げる評論家先生たちの筆致にはほんとうに頭が下がります。どうもご苦労さまです(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2f207390f1e79a909778b3db07d385f1
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/792.html#c5

   

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