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[政治・選挙・NHK284] 貧乏人を潰せば国家も潰れる これが定理です  赤かぶ
248. アラジン2[1579] g0GDiYNXg5My 2022年1月09日 21:10:22 : Sze0R1ibHQ : eDR2U29YRGRpdlE=[1]
>>246
>アメリカが悪いとして、中国はもっと悪いと言うなら、これはまだ理解できる。

あのね。
アメリカ以上に悪い国など、この世に存在しないです。

胸糞悪くなるからね。

■動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか
ニック・タース・著
・アマゾンレビューより

●「北爆」と「枯葉剤」、そして「ソンミ村大虐殺」の記憶だけが強く残り、数々の本にも紹介されたベトナム戦争。
しかし、著者ニック・タースによれば「ソンミ村大虐殺」は他にも多数存在した米軍の(北ではなく)南ベトナムでの残虐行為を、一部の異常者の仕業として、糊塗する役目にもなったのだという。

20歳にも満たない若者に、不眠で泥濘を這い廻らせるような訓練と上官への徹底服従を課し、一方ではベトナム人蔑視を教え込む。

「グーク」「細目(ディンク)」「米食い虫(ライスイーター)」…これだけ相手をなめてかかっていながら勝てると信じていた、その驕りはどこから来たのだろう?

朦朧とした頭で、一刻も早く楽になりたい心のままに差別を受け入れるしかない兵士の中には、オリンピック半島の森の中、ひとり隠遁生活を送る人もいる。本書を読めば、理由も胸に染みてくる。

第一章から第六章までは全編、殺戮、放火、哄笑、迷走(強姦もあまりに多いため、繊細な心の方、体の弱っている方が読まれるのはお勧めできない)。

勝手に定めた※自由射撃ゾーンで丸腰の農民を面白半分に殺し、冷房の効いた執務室で攻撃指示を出す上層部は責任逃れに躍起になる。

良心の呵責に苦しむ人、人心離反を心配する人も勿論居るが、戦争は終結させることこそが難しいのだ。ベトナム戦争は、米兵も疲れ果てて心を病み、同士討ちが発生するまで続いた戦争でもあった。

ベトナム戦争の全期間で消費した砲弾の全重量は680万トンにも及ぶという。
にも関わらず、見下していたベトナムに敗れたアメリカの介入動機は、本当に共産主義の阻止だけだったのか?

※自由射撃ゾーン(Free Fire Zone)…立ち退かなかった人は問答無用で殺しても良いという拡大解釈がなされたエリア。
実際には農作業や漁、家族の世話や先祖供養などのため離れられない人も多く、犠牲者を一層増やす原因となった。


●「実際、彼らが告発を恐れているのは、相手かまわず火器を使用したことではない。
人口密集地帯における方針として、相手を故意に選んだ罪に問われることだ。
つまり、あの師団は来る日も来る日も、非戦闘員を選んで銃や火砲で殺害していた。

走った者はすべて敵という認識、言いかえれば、事実上、その地域の住人はすべて殺してよしとする認識にもとづいて火器が使用されたのだ。」(p302)

ベトナムでアメリカ軍が実施した非戦闘員への殺害行為は、組織的に実施されていた。
この事実を追証した若手ジャーナリストのルポルタージュです。
本書の書名「動くものはすべて殺せ」は、まさにベトナム戦争の本質を要約しています。

根幹には、当事のマクナマラを中心とするアメリカの対ベトナム軍事戦略が誤っていたことがありました。

つまり、「敵戦力を徐々に奪っていけば、いずれアメリカが勝つ」といった統計的な戦略立案には、
「ベトナム人の祖国防衛いう決意の固さ」、
「ゲリラ戦という戦い方の諸相」、
「戦場での兵士のモラル」、
「戦場の霧という偶発的な事象」といった要素が全く考慮されていなかったのです。

そのため、現地での具体的作戦では、
「ボディカウント最優先」(敵兵の死体数を日々ノルマとして設定する)
「サーチ・アンド・デストロイ」(ゲリラ対応として小部隊を索敵に出しくらいついてきた敵を殲滅する。実際は索敵に出た兵士が死傷する)
「日々の爆撃・砲撃数のノルマの設定」(敵がいようがいまいが、規定数を消化する)
ということに血道をあげることになってしまいました。

結果として、大隊・中隊・小隊といった現場レベルでは、「ノルマ達成だけを求め、現場の戦闘の実情には耳を貸さない上級司令部」への憎しみやあきらめ、人間的な情や道徳心を持っていたら殺されてしまうゲリラ戦の実態を経て、士気がどんどん低下し、非戦闘員を組織的に殺害する行為が常態化していったのです。

敵は「北ベトナム」であるはずなのに、「南ベトナムにいるベトコンゲリラ」を掃討することにどんどん意識が集中していき、そのうち南ベトナムの住民の誰が敵で誰が味方で誰が非戦闘員なのかわからなくなっていきました。

とうとうノルマ達成の圧力と現地住民への疑心暗鬼から
「逃げる農民はベトコン」
「黒いパジャマを着ているのはベトコン」
「男は皆ベトコン」
「女子供はベトコンをかくまっている」
「何か怪しいと思った村は全部ベトコン村」
「南ベトナムのジャングルは全部ベトコンの巣窟」となり、

「村をすべて焼け」
「逃げない農民は逃げるように仕向けて殺せ」
「村の動物・食料はすべて殺し焼け」・・・・
「動くものはすべて殺せ」にいたるのです。

いまだ良心を持つ多くの士官・下士官・兵士が、個々の事例を訴えましたが、
ことごとく軍上層部に握りつぶされていきました。
(略)

●(略)
「賞金目当てに殺され、ごみ捨て場で撃たれ、米兵によって売春を強いられ、あるいは輪姦され、気晴らしのために路上で車に轢かれ、裁判を受けることもできずに投獄され、拷問にさらされる……」(本書、p227)

これらの具体的な事実が第6章まで延々と繰り返し提示される様は圧巻であり、
その悲惨さと非人道的な行為は読者の心を激しくかき乱す。

そして第7章以後では、これらの戦争犯罪がどのようにして隠蔽され、
闇に葬り去られてきたかが詳細に描かれる。

ここで読者はかなり絶望的な気持ちにさせられるのだが、同時に、事件を告発して明るみに出そうとする多くの人々の存在に希望の光を見出すことも出来る。

日本人読者にとって本書は、第二次世界大戦で日本が被害者として味わった悲劇、
加害者として忘れ去っている悲劇に思いを馳せる1つのきっかけになるだけでなく、
日本政府も様々なことを隠蔽しているのではないかという疑いの目を持つことにもつながる。

また、戦争という現象は具体的にどのような事態であるのか、
戦争において普通の人々がまるで娯楽のように殺人を繰り返すことになる心理はいかなるものか、

虫けらのように殺される人間存在の意味は何なのか、
といったことを考えるきっかけにもなる作品である。
(略)

************
↑↑
南スーダンの事を調べていたら、著者のニック・タース氏が『明日の戦場:アフリカにおける米国代理戦争と秘密作戦』を書いているということで、アマゾンで検索したら、該当本は日本語翻訳が無いらしい。

代わりに見つけたのが、上記の本。
イラクでもシリアでも米軍は民間人を虐殺したが、その起源はベトナム戦争か、と
納得した本。

もちろん、アジア人を虐殺した日本人もアメリカの事を批判する資格は無いです。
ほんとうにいたたまれないのが、人間を人間とも思わない蔑視。
チョンが〜〜チャンコロが〜〜も同類です。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/843.html#c248

[政治・選挙・NHK284] 貧乏人を潰せば国家も潰れる これが定理です  赤かぶ
251. アラジン2[1580] g0GDiYNXg5My 2022年1月09日 22:41:42 : Sze0R1ibHQ : eDR2U29YRGRpdlE=[2]
>>242
>南スーダンでのPKO作戦において

そもそもなんで南スーダンにPKOの派遣が必要になったのか。
当然、アメリカのせいです。こいつが悪事をしてないはずが無い。
石油欲しさに紛争を引き起こす。
現在も南スーダンは酷い状況下です。

■南スーダン、独立後:「紛争の後」の飢餓と絶望(2016/4/14)
アントニー・ローべンスタイン  グローバルリサーチ
http://blog-imgs-102.fc2.com/t/m/m/tmmethod/20170330000537543.htm

↑↑
上記記事は長文ですが、翻訳者の方が下部にまとめを書かれています。
その部分だけ引用
↓↓
スーダンでは内戦が1983年から2005年まで続き、11年に南部(南スーダン)が独立している。
この戦乱は石油が原因だった。
1974年にアメリカの巨大石油会社シェブロンがスーダンで油田を発見したのだ。

1990年代の終盤になるとスーダンでは自国の石油企業が成長してアメリカの石油企業は利権を失っていき、中国やインドなど新たな国々が影響力を強めていった。

南部ではSPLM(スーダン人民解放軍)が反政府活動を開始するが、SPLMを率いていたジョン・ガラングはアメリカのジョージア州にあるフォート・ベニング(←私注★米陸軍の駐屯地)で訓練を受けた人物。
結局、南部は独立に成功した。国境の周辺に油田があるのは必然だ。

スーダン西部にあるダルフールでも資源をめぐる戦闘が2003年から激化した。
当初、欧米の国々は南スーダンの石油利権に集中、ダルフールの殺戮を無視していたが、ネオコンはダルフールへ積極的に介入した。

その資源に目をつけた隣国チャドの政府が反スーダン政府のJEM(正義と平等運動)へ武器を供給したことも戦闘を激化させる一因。
チャドの背後にはイスラエルが存在していると生前、リビアのムアンマル・アル・カダフィは主張していた。
----
1974年にアメリカのシェブロンが油田を発見。
アメリカは油田のある南スーダン独立をめぐって、を支援していたようです。
しかもガラングはアメリカのフォートベニングで訓練を受けている。

1990年代後半には石油利権を失っていったと書かれているように中国やインドの影響が大きくなります。

それでも南スーダン独立は2011年ですから、ジョン・ガラング率いるスーダン人民解放軍を支援するアメリカが独立に大きくかかわっていたことが分かります。

そして2003年のダルフール紛争には他の西欧諸国が無関心であるなかネオコンが積極的に介入したと書かれているので、アメリカの介入は続いていたようです。
 
*********

安倍政権が南スーダンに自衛隊を「駆けつけ警護」させる理由がこちら。
米軍の代わりを自衛隊にさせたかった模様。
↓↓
■南スーダン・駆けつけ警護の(悲惨な)深層(2016/11/20)
https://plaza.rakuten.co.jp/historeview/diary/201611110000/
つづき→ https://plaza.rakuten.co.jp/historeview/diary/201611200000/



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/843.html#c251

[政治・選挙・NHK284] 貧乏人を潰せば国家も潰れる これが定理です  赤かぶ
255. アラジン2[1581] g0GDiYNXg5My 2022年1月09日 23:35:23 : Sze0R1ibHQ : eDR2U29YRGRpdlE=[3]
>>252
わけがわからないのか?
石油欲しさにアメリカが南スーダンをスーダンから独立させたんだよ。

そしてその後ずっと石油を争って紛争続き。
PKO派遣が必要なほどグチャグチャにした、そもそもの責任はアメリカにある。
リビアもイラクも石油欲しさにアメリカがグチャグチャにしたよな。

何が民主政権だ。
駆け付け警護を始めたのは安倍政権だろうが。
時々不安になるが、ネトウヨさんはひょっとして長文が読めない?


■南スーダン「衝突」は「戦闘」だった PKO派遣の元陸自隊員が著書出版(2021/5/2)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101820
●抜粋

政府が16年11月、11次隊に駆け付け警護などの新任務を付与する閣議決定した後、
衝突を記した部隊の日報が問題となった。

政府は日報の「戦闘」を「衝突」と言い換え、国際的紛争ではなくPKO参加五原則に触れないとした。

「法的な意味で『戦闘』でないとしても、戦車や迫撃砲が火を噴き、兵士が撃ちあう事象は現場からすれば『戦闘』」と小山さん。

駆け付け警護は国連職員などが襲われた際、助けに行く任務。警告射撃が認められた。
宿営地を他国軍と守る新任務も付与され、危険性は高まったが、政府は警護をジュバなどに限り、リスクは限定的とした。



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/843.html#c255

[政治・選挙・NHK284] 貧乏人を潰せば国家も潰れる これが定理です  赤かぶ
256. アラジン2[1582] g0GDiYNXg5My 2022年1月09日 23:42:44 : Sze0R1ibHQ : eDR2U29YRGRpdlE=[4]
>>254 ケールの8さん

日本共産党は嫌いではないのですね?
そこも同意です。

ケールの8さんは他国民が嫌いなだけなのか。
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/843.html#c256

[政治・選挙・NHK291] ビッグモーター追及に便乗した吉村知事「街路樹は公共物」発言にツッコミ殺到! 大阪の街路樹を伐採しまくる維新行政(リテラ) 赤かぶ
30. 2023年8月01日 16:18:57 : Sze0R1ibHQ : eDR2U29YRGRpdlE=[5]
こんなのが行政のトップにいる大阪って病んでるんだろうな。
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/326.html#c30

   

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